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片桐早苗「ライク・ア・バージン」

1 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:49:40.00 ID:OCRGaqDj0
R-15くらい?




2 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:50:25.98 ID:OCRGaqDj0
瑞樹「早苗ちゃーん、明日オフよね?いつものところ、行かない?」

レナ「こないだ奢ってもらっちゃったから今日は奢りますよ~」

早苗「え?……あーゴメン。今日はパス」

瑞樹「あら?珍しい事もあるのね。具合でも悪いの?」

早苗「そういうのじゃ…」

レナ「明日予定があるなら途中で帰ればいいじゃないですかぁ。たまには奢らせてよ~☆」

早苗「いや、別に予定は無いんだけどさ…」

レナ「???」

瑞樹「何よ~他に何か………はっ!まさか、いつ!?いつから来てないの!?産婦人科行った!?」グググッ

早苗「なっ!?」

レナ「えっ!?マジでおめでたなの!?」グググッ

早苗「近い近い近い!違うってば!」

瑞樹「じゃあ何よ、お姉さんに言ってみなさい」

早苗「アンタ同い年でしょうが…」

レナ「そーよそーよ。私たちの事嫌いなの?」

早苗「今、もの凄く嫌いになりそう」

レナ「間違いなく男ね、オンナの勘がそう言ってる!」

瑞樹「わかるわ…私も経験あるもの……昔」

早苗「そう言うんじゃ無くて、その………」

瑞樹「?」
レナ「?」






早苗「………最近ビールが美味しくなくて…ね」


3 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:50:53.25 ID:OCRGaqDj0
瑞樹・レナ「「!!?」」



早苗「だから悪いけど今回は…」

瑞樹「………これは取り調べが必要ね。レナちゃん、取調室に連行よ」

レナ「アイアイサー!」

早苗「ちょっ…ちょっと…!」


4 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:51:23.41 ID:OCRGaqDj0
~居酒屋~



店員「お飲み物、先にお伺いします」

瑞樹「はーい、私生中」

レナ「じゃあ私も生」

早苗「………ジンジャエール」

店員「生中2つに、ジンジャエール1つですね~」

瑞樹「あ、ごめんなさい。そのジンジャエール、シャンディガフにしてください」

早苗「ちょっと!?」

レナ「それでお願いしまーす」

店員「はい、少々お待ちください」

早苗「二人とも覚えてなさいよ……」

瑞樹「いや~ん怒った~ミズキこわい~☆」

レナ「レナもこわい~☆」

早苗「…はぁ……もういいわ」


5 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:51:53.80 ID:OCRGaqDj0
店員「お待たせしましたー」


瑞樹「じゃ、早苗ちゃんのご懐妊を祝してカンパーイ☆」

レナ「いえーい☆」

早苗「だから違うって…」

瑞樹「で、結局どうしたの?あの水分はアルコールしか摂取しないような早苗ちゃんが『ビールが美味しくない』だなんて」

レナ「そうそう、健康診断の度にプロデューサーさんが肝臓心配してたくらいなのに」

早苗「アンタらね…」

瑞樹「言わないと、こないだ酒気帯びでステージ上がったのプロデューサー君にバラすわよ?」

早苗「うぐっ…」

レナ「ほらほら教えて下さいよ~」

早苗「大した話じゃないっていうか…しょうもない話なんだけど…」


6 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:52:23.21 ID:OCRGaqDj0
~一週間前~


P「お待たせしました」

早苗「あっ、おっそーい!もう、女の子を待たせるなんて罰金よ罰金」

P「女の…子?」

早苗「シメる」ドスッ

P「グーでっ!?」

早苗「まったく…で今日はプロデューサー君がお姉さんをエスコートしてくれるんでしょ?」

P「もちろん、日ごろの感謝を込めて。今日は僕の奢りです」

早苗「ひゅー、プロデューサー君ってば殊勝な心がけじゃない。お姉さん嬉しいわ~」

P「今日だけですよ?」

早苗「え~」

P「頑張ったらまたご褒美あげますから」

早苗「むっ、年下のクセに生意気ね。お仕置きするわよ」

P「お嬢様、こちらでございます」

早苗「うん、よろしい☆じゃあしゅっぱーつ!」


7 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:53:37.54 ID:OCRGaqDj0
~ボーリング場~



ゴロロー、バッコーン!


早苗「よっしゃあ!スペアいただきぃ!」

P「おー、早苗さんボーリング上手いんですね」

早苗「ふっふーん、昔同僚とよくやったからね~。これでも鈍った方よ」

P「じゃ、次は僕ですね」

早苗「プロデューサー君もよく来るの?」

P「大学時代にちょろっとやって以来で久しぶりですね…正直自身無いです」

早苗「それでよく誘う気になったわね」

P「早苗さんこういうの好きかなーって…」

早苗「それを当てたのは褒めてあげるわ。ほら、笑わないからプロデューサー君の男らしいとこ見せて頂戴」

P「プレッシャーかけるのやめてくださいよ……よぉし………ふんっ」



ゴロゴロゴロ、ガターン



P「…」

早苗「ぷふっ!」


8 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:54:12.66 ID:OCRGaqDj0
P「あっ!笑わないって言ったのに!」

早苗「わ…笑ってないわよ…?」

P「くっそー…見ててくださいね!きっちりスペアとりますから!」


ゴロリ、ガターン



早苗「アッハッハッハ!」

P「ちょっ、大爆笑じゃないですか!」

早苗「だ…だって……くふっ…アハハハ!」

P「…」

早苗「怒らない怒らない☆お姉さんがお手本を見せてあげるから…よっと」


バッコーン


P「おおー」

早苗「どんなもんよ」

P「いいお尻してると思いました」

早苗「でしょ?この引き締まったウェストからのハリのある曲線が…ってどこ見てんのよ!」

P「別にウェストは褒めてないんですが…」

早苗「投げるよ?」

P「死んじゃう!?」


9 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:55:03.57 ID:OCRGaqDj0
早苗「まったく…ほらプロデューサー君の番よ」

P「よぉーし今度こそ…」

早苗「あーもうダメダメ、そんな構えじゃいい球放れないわよ。もっとこう…」

P「こ…こうですか?」

早苗「一旦球置いて…いい?まずはこうやって」

P「こ…こうですか?」

早苗「そう、そして…こう!」

P「こう…」

早苗「違う違う!左手はこっちで足は…」

P「???」

早苗「もう…どんくさいんだから…こう…」ムニュリ

P「あの…」

早苗「なに?」

P「当たってますけど…」

早苗「人が親切に教えてあげてるのにエッチな事考えてるんなら、特大の玉増やしてあげてもいいのよぉ?…」ゴゴゴ

P「さっ、早苗さんボール!?ボール置いて!!」


10 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:55:34.51 ID:OCRGaqDj0
~公園~


P「さて…次は僕オススメのカフェに…」

早苗「あっプロデューサー君見て見てっ!ホットドッグの屋台があるわよ、買ってきましょ」

P「えっ…はあ…」



P「えー…ジャンボホットドッグ2つ」

早苗「オジサン、片方マスタード多めで!」

オジサン「はいよっ、まいどあり!」

早苗「えへへー、ありがと☆」

P「お腹空いてたんですか?」

早苗「久しぶりにボーリングなんてやったからね。大丈夫、動いた分を補給するだけよ」

おじさん「ほいっ、ジャンボホットドッグ2つね」

P「ああ、どうも…はい、早苗さん」

早苗「あ、サンキュー。んー美味しそうな匂い」

P「あ、向こうのベンチ空いてますよ」

早苗「あ、ホント。行きましょ」テッテッテ

P「ちょっと、早苗さん!」


11 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:56:07.19 ID:OCRGaqDj0
早苗「ふいー、いただきまーす」パクッ

P「早苗さん、子供みたいですね」

早苗「何よー、悪いの?」プク-

P「かわいいと思います」

早苗「…あのね、ある程度の歳いった女性にカワイイはマイナスよ?」

P「早苗さんもですか?」

早苗「アタシ?えへへ、うれしっ☆」

P「アラサーなのに」

早苗「あ?」

P「早苗さんはかわいいなぁ!」

早苗「………えいっ」パクッ

P「あー!?何、人の食べてるんですか!?」

早苗「おはえひお」モグモグ

P「ズルイですよ、僕にも一口下さい!」

早苗「はによ、へふはらおー」


12 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:56:35.99 ID:OCRGaqDj0








瑞樹・レナ「」


早苗「…なによ」

瑞樹「だって…ねぇ?」

レナ「せっかく相談に乗ろうかと思ったのに惚気話とか…ねぇ?」

早苗「違うわよ!!」

レナ「川島さん…私達、独り身でも頑張りましょ…!」

瑞樹「そうね!アイドルはファンが恋人だもの!川島瑞樹、がんばります!」

早苗「ゴメンゴメン、私が悪かったわよ…問題はその後なんだってば…」


13 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:57:05.08 ID:OCRGaqDj0





~都内・高級そうなバー~


店員「いらっしゃいませ、ご予約のP様ですね。こちらです」

P「はいー」

早苗「ちょ…ちょっとプロデューサー君」

P「なんですか?」

早苗「アタシ、こういうとこ堅苦しくて苦手なんだけど…」

P「いいじゃないですか、たまには」

早苗「…ビールあるわよね?」

P「もちろん」

早苗「じゃあよしとしますか」

P「結構ちょろいっすね」


14 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:57:51.47 ID:OCRGaqDj0
早苗「そんな安い女みたいに言わないでよ。ビールの有無は重要よ?」

P「大丈夫ですよ、早苗さんと飲みに行くのにビールとか日本酒が無いようなところ選びませんから…それにここ、夜景も綺麗ですよ」

店員「こちら席でございます」

早苗「うわぁ~…すっごいわねぇ…」

P「窓際の席からしか見えないんですけどね。どうです?気に入りました?」

早苗「すごくロマンチック……で、誰に教えてもらったの?」

P「」

早苗「元警察官の私に嘘は通じないわよ~プロデューサー君がこんな洒落たところ知ってるはず無いもの。で、誰?礼子さん?志乃さん?」

P「……レナさんです」









レナ「あっ、そこ教えたの私だ」

瑞樹「プロデューサー君ってば…お店くらい自分で見つけるなり、隠しておくくらいしなさいよ…」

早苗「…まぁそれで……」


15 : 墓堀人 2016/07/15(金) 11:58:30.87 ID:OCRGaqDj0





早苗「ふーん、レナちゃんとは来たの?」

P「来てませんよ!」

店員「…お話中、申し訳ございません。お先にお飲み物をお伺いしてもよろしいですか?」

P「ああ、ごめんなさい。それじゃあ」

早苗「あたしビールで」

店員「何種類かございますが…」

早苗「え?んー…一番高いヤツでいいわ。黒じゃなければ」

店員「かしこまりました。お客様は?」

P「キャロルを」

店員「かしこまりました」

早苗「事前に調べてきたわね」

P「…」

早苗「もう~プロデューサー君ってばバレバレ~」

P「いいじゃないですか別に」

早苗「はいはい…まっ年上のお姉さんをお誘いするには及第点かしら」


16 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:01:05.69 ID:OCRGaqDj0
P「…ここ、やっぱりイマイチでしたか?」

早苗「え?…もうっ、男の子がしょぼくれてんじゃないわよっ」コツン

P「………すいません」

早苗「今日はせっかくプロデューサー君が誘ってくれたんだもの、嫌な訳ないわ」

P「…すいません」

早苗「コラ、そこはすいませんじゃなくて『ありがとうございます』でしょ」

P「…ありがとうございます」

早苗「よろしい☆よしよ~し、お姉さんに甘えてもいいのよ~」

P「やめてくださいよ…もう…」

店員「お待たせしました」スッ

早苗「じゃ、乾杯しましょ!…オホン、淑女らしくね」

P「早苗さん」

早苗「何?もう…ビールは鮮度が命なんだから早くしてよ」

P「ひとつだけ言わせてください」

早苗「え…?」




P「好きです」




早苗「はい?」


17 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:01:52.62 ID:OCRGaqDj0





瑞樹「キャーッ!プロデューサー君ったらだいたーん」

レナ「それでそれで!?」

早苗「そんで…」





P「好きです。人として、女性として」

早苗「えっ、ちょ、いきなり何言って…」

P「愛してます」

早苗「!?」

P「…」

早苗「えっ…あの…ごめん…………本気?」

P「もちろん」

早苗「…」

P「…」

早苗「………」グッ


ガシッ


P「待って、ビールはダメです。僕は早苗さんの返事を聞きたい。シラフの、素の早苗さんの言葉で」

早苗「…だ……だって…」

P「先に返事を言ってから…それまでダメです」

早苗「で…でも……」

P「お願いします」


18 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:02:29.41 ID:OCRGaqDj0






瑞樹「それで!?それで何て言ったの!?」

レナ「もちろんオッケーしたんですよね!?」

早苗「それが…」

瑞樹「それが!?」




早苗「……ビール一気して店から逃げちゃった」




瑞樹「えーっ!?」

レナ「ちょっと何してるんですか!?」

早苗「そんで慌ててタクシー掴まえてお家帰って…気がついたら家にあったお酒全部空けて、トイレで寝てたわ…」

レナ「もしかして先週酷い顔色で出勤してきたのって…」

早苗「酷い二日酔いだった…」

瑞樹「早苗ちゃんってば肝心なときに弱虫なんだから…」

早苗「仕方ないじゃない!!年下のカワイイ同僚って感じ思ってた奴から、前フリ無しでいきなり告白されたら誰だってそうなるわよ!!」

レナ「あーあ、もったいなーい。早苗さんもうすぐ30ですよ?男の一人や二人…」

早苗「うっさい!アンタもほとんど変わらないでしょ!」


19 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:03:14.12 ID:OCRGaqDj0
瑞樹「で、それが原因でビールが飲めないと?」

早苗「……だって、ビール飲もうとすると思い出すのよ…あの日のプロデューサー君のマジな目とか、握られた手の温度とか…」

瑞樹「初恋の中学生やないか」

レナ「案外初心ですねぇ」

早苗「…はい、これでいいでしょ。もう…」

瑞樹「ダメよ」

早苗「え」

レナ「ダメですね」

早苗「何でよ!」

瑞樹「返事せずに逃亡なんて恥ずかしくないの?」

早苗「うっ」

レナ「しかも年下の奢りで」

早苗「それはっ!……その…」


20 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:03:55.11 ID:OCRGaqDj0
瑞樹「さっ、それじゃあ作戦会議よ。私とレナちゃんが恋のキューピッドになっちゃうんだから☆」

早苗「はぁ!?」

レナ「サイコロを振らない人に上がりはありませんよ。早苗さん」

早苗「いやいやいや、訳わかんないわよ!」

瑞樹「も~あんまり往生際が悪いと行き遅れるわよ。裏切り早苗ちゃん」

早苗「何よそのアダ名!」

レナ「まぁまぁ裏切りさん」

早苗「アンタも言ってんじゃないわよ!」

瑞樹「はいはい、それじゃあどうしようかしら?まずはこう上目遣いで…『私も好きでしたぁ☆』」

レナ「もう~違いますよ~、こう胸元開けて前かがみで…」

早苗「アンタ達面白がってるだけでしょ!!」

瑞樹・レナ「「もちろん!」」

早苗「ああああああ!!!」


21 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:07:39.82 ID:OCRGaqDj0









P「(あれから一週間…)」


P「(やっぱり急すぎたのかなぁ…いやでも、酒入った状態で告白なんてしたら…)」


P「(いやしかし………だがしかし…)」




ピンポーン




P「あれ?誰だろこんな時間に」



ピンポーンピポピポピポピポピポ!!!!




P「あー!はいはい今出ます今出ます!!」



ガチャッ



瑞樹「ウィーッス!!!」

レナ「ウィーッスゥ!!!」


22 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:08:14.75 ID:OCRGaqDj0
P「何ですか二人とも急に!…ってか酒くさっ!?」

瑞樹「はあ~?なんやねん自分、女の子に向かって臭いとか…ねぇ~レナちゃ~ん♪」

レナ「ねぇ~♪」

P「何しに来たんですか…」

瑞樹「え?みんなで楽しく飲んでて~二次会どうしよっかってなったから~…来ちゃった☆」

P「はあ!?」

レナ「あ、ごっめーん。セフレでも呼んでたぁ?」

P「いません!!」

瑞樹「もう水臭いこと言わないでよ~お姉さん達と一夜を共にしましょ?ねえ早苗ちゃん」

P「え」

早苗「お…オッス……」

P「あ…どうも…」



早苗「…」

P「…」


23 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:08:50.89 ID:OCRGaqDj0
レナ「なーにーよー、二人の空間作ってんじゃないわよ~。突撃ーッ!」

P「あっ!?ちょっ!」

瑞樹「もうダメよレナちゃん~、勝手に上がったら本妻が怖いわ」チラッ

早苗「なっ…なんでこっち見んのよ!」

瑞樹「いや~ん、こわ~い☆」

配達員「すいませ~ん…ピザファットですけど…Pさんのお宅で良かったですか?」

レナ「お、お兄さんグッドタイミング~♪」

P「何勝手にピザ頼んでるんですか!?」

レナ「支払いよろしく~♪お返しはするわ~、カ・ラ・ダ・で☆」

P「いりません!」

早苗「はぁ…もう…」

P「……とりあえず…早苗さんも上がります?」

早苗「う…うん」


24 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:09:46.39 ID:OCRGaqDj0





~数時間後~



P「……………んっ……あれ……?」

P「…俺寝ちゃってたのか……あれ?みんなは…」

早苗「……おはよ、瑞樹とレナちゃんなら帰ったわよ」

P「あ……そうっすか」

早苗「それより顔洗って来たら?顔、口紅付いてるわよ」

P「え?あ、ホントだ…いつの間に」

早苗「寝てる隙に、あの二人が」

P「ひっどいなぁ…もう……」




P「ふぃー…」

早苗「おかえり。酔いは醒めた?」

P「えぇ、まぁ…」


25 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:10:15.37 ID:OCRGaqDj0
早苗「プロデューサー君ってば相変わらずね、酔うとすぐ寝ちゃうんだから」

P「あはは…」

早苗「酔ってるうちに婚姻届とか書かされても知らないわよ」

P「はい…気をつけます…」

早苗「はは…」

P「…」

早苗「…」

P「…早苗さん、飲まないんですか?」

早苗「え?…うん、そういう気分じゃなくて…」

P「そうですか…」

早苗「…」

P「………隣、座ってもいいですか」

早苗「…いいわよ、別に」


26 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:11:15.65 ID:OCRGaqDj0
P「…」

早苗「…」

P「その…すいません」

早苗「…何がよ」

P「こないだは突然変な事言って」

早苗「……そうね」

P「二人にさっき聞きましたけど、最近飲んでないんですか?」

早苗「まぁそうね…別にアレがあったからとかじゃなくて、ただ………何となくよ」

P「………そうですか」

早苗「…」

P「……」

早苗「………返事…聞かないの?」

P「聞いたら答えてくれます?」

早苗「………たぶん」


27 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:12:04.21 ID:OCRGaqDj0
P「………早苗さん、変な事お願いしますね。手、握ってもいいですか?」

早苗「ふぇ!?なっ…何言ってんの!?セクハラよセクハラ!しょっ引くわよ!」

P「構いません、でも最後まで聞いてください。僕の……告白」ギュッ

早苗「……………………ぅ…うん」







P「僕、早苗さんが好きなんですよ。本当に」

P「いつからそうなったのかなんて分からないですけど、それは確かに本当です。」


P「いつも元気で、明るくて、時々手が付けられないくらい勝手で…いつも貴女の事で頭を抱えてました」

P「でも全然嫌じゃない、むしろ嬉しくて、ただ貴女の背中を見てました」


P「だけどそれじゃあ足りなくて、切なくて。もっと早苗さんと居たい、色んな表情を見てみたいなんて思うようになりました」

P「だから今度は背中無くて正面から、貴女の手を引きたい、引き寄せたいって思うんです。だから…」



P「好きです早苗さん。僕の恋人になってください」





早苗「………」


28 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:12:46.39 ID:OCRGaqDj0
P「………………早苗さん?」

早苗「~~~~~~~~~~~っ!!///////////バッカじゃないの!?いい年こいて中学生みたいな告白してっ!何!?何なのそのポエム!?そんな…そんな…」

P「………ごめんなさい」

早苗「情けない声出すんじゃないわよ!告白なんだからもっと男らしく堂々としなさい!」

P「……じゃあ抱きしめていいですか?」

早苗「はひぃ!?」


ギュゥ


早苗「ちょっ!?キミッ…ねぇっ、まだ返事してなっ…」

P「好きです早苗さん、好きです」

早苗「ぅ…ちょっ……そんな…………………ズルいわよ…こんな…」

P「好きです」

早苗「うるさいっ!」

P「………」

早苗「………」

P「……返事…もらえますか?」

早苗「……………………」





キュッ






29 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:13:15.84 ID:OCRGaqDj0
P「……早苗さん、柔らかいですね」

早苗「握りつぶすわよ…」

P「じゃあ抱きつぶします」ギュッ

早苗「っ…」

P「…どうですか?」

早苗「…………くるしい…」

P「緩めます?」

早苗「……………このままでいい」

P「…はい」


30 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:13:51.14 ID:OCRGaqDj0
早苗「……ねぇ…本当にいいの?」

P「もちろん」

早苗「アラサーよ?」

P「そうですね」

早苗「酒好きだし」

P「僕も好きです」

早苗「ガサツだし」

P「そうですね」

早苗「…否定しなさいよ」

P「そういうところも好きですよ?」

早苗「……うるさいわね」


31 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:14:26.45 ID:OCRGaqDj0
P「ところでキチンと言葉で聞きたいんですけど、お返事」

早苗「…やだ」

P「そうですか…じゃあっ」ガバァッ

早苗「!?!!!?ちょっと…!?」

P「ごめんなさい、やっぱり我慢できなくて…好きだって………言わせてみせます」ヌギヌギ

早苗「ちょっ…やっ……待ちなさいって…///////」

P「もしかして早苗さん………初めてでした?」

早苗「なっ!?馬鹿にしないでよ!あるわよ経験くらい!!…………ただ…」

P「ただ?」

早苗「…………ご無沙汰なだけよ…」

P「……そうですか…じゃあ…」

早苗「…じゃあ?」

P「いっぱいしましょう。いっぱいして慣らせばきっと平気です」

早苗「えっ!?やっ!?ちょっと…」

P「早苗さん」

早苗「何よ!?」



チュッ



P「好きです」

早苗「……………………………優しくしなさい…」


32 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:15:02.70 ID:OCRGaqDj0














瑞樹「」

レナ「」

瑞樹「(どどどどどどうしましょう…帰った振りして隠れたりなんかしたから…)」ヒソヒソ

レナ「(どうするも何も…二人が寝静まるのを待つしか…)」コソコソ



早苗「んっ……ぁん…んふ……」



瑞樹「(おっぱじめたあああああああ!?)」

レナ「(ひいいいいいいいいいい!?)」

瑞樹「(あわわわわわ、ど、どうしま………あら、Pくん見た目より立派ね)」ゴクリ

レナ「(ちょっ、川島さん何見て…!?………あらまぁ)」ゴクリ


33 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:15:49.74 ID:OCRGaqDj0



早苗「んくっ………はぁ…はぁ………やだっ、そんなっ…」



瑞樹「(ふーっ…ふーっ…)」

レナ「(川島さん息荒すぎ!!バレちゃいますからっ!)」

瑞樹「(ぐるるるる…)」



早苗「ちゅぅ……ちゅ…ちゅるっ……ぢゅるるるる~……ぷはっ…はむぅ…」



瑞樹「(早苗えええええええええ!アナタそんなのどこで覚えたのよおおおお!!!??)」

レナ「(ふむふむ、なるほど…そこをそうやって…)」

瑞樹「(何勉強してるの!)」

レナ「(いいじゃないですか!私だってオトナなんですから!)」



早苗「んっ…んっ…あっ…くぅっ…」パンッパンッ



瑞樹「」
レナ「」

瑞樹「(ねぇこれ…拷問?)」

レナ「(自業自得…かな?ははっ)」


34 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:16:48.67 ID:OCRGaqDj0






P「早苗さん…早苗さんっ…」ビクンッ

早苗「すき…すきぃ…プロデューサー君……すっ……きゅぅぅっ!」ビクッビクン!




瑞樹「(や…やっと終わったわ…)」

レナ「(はぁ…長かった…)」




早苗「はぁ…はぁ……ぁん!やっ…ま、またするの!?んくっ…!」

P「はぁ…ははっ…今夜は寝かせませんよっ!」パンパンパンパンパンパン

早苗「~~~~~~~~~~っ!!///////////////」


瑞樹・レナ「「ーーーーーっ!!!???!??!?」」








P「早苗さん…早苗さんっ…」ビクンッ

早苗「すき…すきぃ…プロデューサー君……すっ……きゅぅぅっ!」ビクッビクン!




瑞樹「(や…やっと終わったわ…)」

レナ「(はぁ…長かった…)」




早苗「はぁ…はぁ……ぁん!やっ…ま、またするの!?んくっ…!」

P「はぁ…ははっ…今夜は寝かせませんよっ!」パンパンパンパンパンパン

早苗「~~~~~~~~~~っ!!///////////////」


瑞樹・レナ「「ーーーーーっ!!!???!??!?」」












35 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:17:29.24 ID:OCRGaqDj0







早苗「おっはよーございまーす!」

ちひろ「あら、早苗さん。今日は一段と元気ですね」

早苗「当たり前じゃない!ビールを美味しく飲むためには元気が一番!!さぁ~働くわよー!!」

奏「早苗さん、おはようございます」

早苗「お、奏ちゃん!おはよー!今日もエロいねぇ~」

奏「もう、早苗さんってばおじさんみたい」

早苗「なんですってー!?こんなピチピチの美女を捕まえて。そんな事を言ってると…唇奪っちゃうぞー!」

奏「うふふ、遠慮しますね。口移してビール飲まされたら大変ですから♪」

早苗「あー、それはしない。美味しくないんだよね、口移しだと」

奏「………え?///」

ちひろ「…ん?」


36 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:18:11.49 ID:OCRGaqDj0



P「おはようございます。どうしたんですかみんなして固まって」

早苗「お、おはよ」

ちひろ「プロデューサーさん…ちょ~っとお話が…」

P「え?何ですか?……って、いてててっ!引っ張らないで下さいよ!」

早苗「ちょっと、ちひろちゃん!人のものどこに持ってく気よ!」

P「僕ものですか!?」

奏「…」コソコソ

早苗「アンタは何でしれっとついて来ようとしてんのよ」

奏「べっ…別に…理由はないんだけれど…」

P「ちひろさん!破れる破れる!」

ちひろ「うふふふふ…」


37 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:18:55.08 ID:OCRGaqDj0








瑞樹「……今日も太陽が眩しいわ」

レナ「…そうですね」




美優「はぁ…困ったわ……突然合コンに誘われるなんて…断らなきゃ…」トボトボ


瑞樹・レナ「「ちょっと待ったああああああ!!!!」」


38 : 墓堀人 2016/07/15(金) 12:21:46.26 ID:OCRGaqDj0
おしまい。


ずいぶん前に友達からのリクエストで書いてたSSを発掘したので載せてみました。
ソロCDでクローズアップされた「意外とプレッシャーに弱い」早苗さんが伝われば幸いです。

ショタみのあるPで脳内再生すると幸せになるかも知れない。


元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468550979/


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