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【モバマス】美玲「乃々が部屋に閉じこもっただとッ!?」
- 1 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 11:49:12.75 ID:bWyFEtxH0
- キャラ崩壊注意
美玲「それでみんな、乃々の部屋の前にいたのか」
幸子「乃々さん! 出てきてください!」ドンドン
乃々『ひぃぃ……』
小梅「どうしたの? 私たち、何か悪いことでもしたの?」
乃々『こ、こないでくださいぃ……!』
輝子「話してくれないと、わ、分からないぞ……」
乃々『あ、う……だ、ダメです!』
美玲「全然ダメだな」
幸子「そうなんです、全然ダメなんです」
小梅「美玲ちゃんからも、お願い」
美玲「仕方ないなぁ」
美玲「おい乃々、何があったんだ?」コンコン
乃々『……あっ美玲さん! お願いです助けてください!』
輝子「美玲は……いいのか」
- 2 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 11:52:58.38 ID:bWyFEtxH0
- 美玲「助けようにも、まずは中に入れてもらわないと……」
乃々『分かりました、開けます! 開けますから!』
乃々『でも、絶対に1人で入ってくださいよ!? お願いしますから!』
輝子「どうする?」
美玲「声の感じからして、結構深刻っぽいな」
美玲「乃々の希望通り、ウチ1人で入るから、みんなはここで待っててくれるか?」
幸子「分かりました」
小梅「何かあったら、連絡して?」
美玲「ん、約束する」 - 3 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 11:53:32.08 ID:bWyFEtxH0
- 美玲「……」ガチャリ
美玲「お邪魔します」パタン
乃々「あの、か、鍵を……!」
美玲「あ、あぁ……」ガチャッ
乃々「美玲さん……美玲さん!!」ダキッ
美玲「うお!? どうした乃々!?」
乃々「あぁ……ホッとしました……心細かったです……」ポロポロ
美玲「ガチ泣きじゃんか、本当にどうしたんだ?」
乃々「……とりあえず、こちらへ」
美玲「失礼しまーす」 - 4 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 11:54:07.99 ID:bWyFEtxH0
- 乃々「何か飲みますか?」
美玲「適当で良いよ」
乃々「では、シークァーサージュースで」
美玲「それがこの状況で適当だったのか(驚き)」
乃々「どうぞ」コトリ
美玲「ありがとうな」
美玲「それで、どうしたんだ? みんな心配してたぞ?」
乃々「実は私……世界の真理に近付いてしまったみたいなんです……」
美玲「はぁ……?」
乃々「それと私の、個人的な趣味と言うか癖というか、そういうアレと一体化しまして……」
乃々「もう、自分がおかしくなりそうなんです……」ガクブル
美玲「ゴメン、もう少し具体的に言ってほしいんだけど」 - 5 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 11:56:21.33 ID:bWyFEtxH0
- 乃々「実は私……」
乃々「ぁぅ……恥ずかしい……///」
乃々「……」
乃々「実は私! 声フェチなんです!!」
美玲「声……フェチ?」
乃々「可愛い声を聴くだけで『くやしい……でも、感じちゃう……ビクンビクンッ』ってなるんです」
美玲「声で感じるフェチだから、声フェチ……なるほどな」
美玲「……えっそれマズくないかッ?」
乃々「マズいですね」
美玲「可愛い声してるヤツ、事務所にゴロゴロいるだろッ!?」
乃々「いますね」
乃々「私がアイドルを辞めないのは、最高のオカズ売り場を手離したくないから、というのが真相だったわけですが……」
美玲「おいやめろッ!! それは聞きたくなかったッ!!」 - 6 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 11:57:00.30 ID:bWyFEtxH0
- 乃々「しかしある時、ふと気付いたんです」
乃々「ウチの事務所に、不思議な魅力を持つ子がいることに……!」
美玲「不思議な魅力?」
乃々「私のような声フェチからすれば、もはや魔力や呪いと同じなんです……!」
乃々「その声を聴いているだけで、私が私でなくなってしまいそうで……!!」ブルブル
美玲「それで、自分の部屋に逃げ込んだのか」
美玲「突拍子もないことばかりで信じられないけど……」
美玲「でもウチは、乃々がウソをついていないってことは、分かるぞ」
乃々「美玲さん……!」
美玲「ウチはさっぱり分からないけど、辛かったんだよな」ギュ...
乃々「うぅ……ぐすっ……怖かったです……!」
美玲「よしよし」ナデナデ - 7 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 11:58:18.15 ID:bWyFEtxH0
- 乃々「ふぅ……」
乃々「泣いたら少しだけスッキリしました」
乃々「本当に少しだけですけど……」
美玲「落ち着いたなら良かった」
美玲「それで? その『呪いの声』の持ち主っていうのは、誰なんだ?」
乃々「私が把握しているだけで、30人以上はいまして……」
美玲「おいおいおいおい、そんなにいるのかよ……?!」
乃々「はい……事務所にいると、必ず1人は近くにいるんです」
乃々「もし、その声で何かを頼まれたら、きっと私は断れなくなるでしょう」
乃々「それはまさに、催眠音声……!!」ガクガク
美玲「ウチその催眠音声っての知らないけど、字面でヤバいものだってことは分かる」
美玲「これは……マジで深刻な話になってきたな……」 - 8 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 11:59:41.17 ID:bWyFEtxH0
- 美玲「もしかして……142の中にいるのか?」
美玲「さっき、外にいる142から逃げるように怯えていたよな?」
乃々「142は……全員です」
美玲「えぇッ!? 全員ッ!?」
美玲「幸子も小梅も!?」
乃々「はい」
美玲「輝子も!?」
乃々「はい」
美玲「……オマエ、しょっちゅう輝子と一緒にいたのに、よく無事だったな?」
乃々「メンバーですので、途中で慣れました」
美玲「なるほどな」
美玲「でも、幸子と小梅にはまだ免疫が無い……と」
乃々「はい……」 - 9 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:00:38.20 ID:bWyFEtxH0
- 美玲「そりゃ幸子と小梅の声は可愛いと思うけど……そんなに凄いのか?」
乃々「凄いどころじゃないんです!」
乃々「もし幸子さんがにゃんにゃん言い出したら、私は内に秘める衝動を抑えきれる自信がありませんから!」
美玲「にゃんにゃんって……さちにゃん?」
乃々「さちにゃんとかぺろぺろするに決まってますけど?!?!」
美玲「決まってるんだ……」
乃々「真理ですから」
美玲「じゃあ仕方ないな」
乃々「ちかたないんです」
美玲「小梅……は、分かる気がするな」
美玲「あの声は、可愛いってのもあるけど、どこか……エッチ///……だよな?」
乃々「はい……なんといいますか……すごく言いにくいのですが……」
乃々「……」スゥ
乃々「エロg「それ以上いけない」」 - 10 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:01:22.20 ID:bWyFEtxH0
- 乃々「はじめは、誰もそんなことなかったんです」
乃々「でも、ある日突然、声に魔力を持つ子が出てきたんですよ」
乃々「その時は確か……凛さん、楓さん、かな子さん、杏さん、莉嘉さんの5人でした」
美玲「ウチの事務所の稼ぎ頭ばっかりじゃんか」
乃々「そうなんです! 事務所で人気の子たちから順に、声に魔力がこもりはじめて……!」
美玲「魔力がこもったから、人気アイドルになったのか……?」
乃々「いえ……あの様子はおそらく、人気アイドルになったから魔力がこもったようでした」
美玲「ふぅん……ウチの声は大丈夫なの?」
乃々「はい、美玲さんは大丈夫です」
乃々「呪いのない、可愛い声ですよ」ニコリ
美玲「オカズ云々の話を聞いてなけりゃ、素直に喜べたのになぁ……」 - 11 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:02:57.53 ID:bWyFEtxH0
- 乃々「しかし、つい最近気付いたんです……」
乃々「美優さんの声が、魔力を帯び始めたことに……!」
美玲「美優さんってことは……あぁ、この間の総選挙か」
乃々「この流れだと……わ、私の声が……声がががが……!!」ガクガク
美玲「なるほど、それで『自分でなくなってしまう』って言ったのか」
乃々「こ、恐いんです……私の声が、違うものになってしまうじゃないかって思うと……!」ブルブル
美玲「そうだよな、自分の声が勝手に変わるなんて、恐いよな」ナデナデ
乃々「あっでも自家発電できるなら、別にいいかも……」
美玲「なでなで代を請求するぞオマエッ!!」 - 12 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:03:34.37 ID:bWyFEtxH0
- 乃々「とにかく! 私は引きこもります!」
乃々「声という防ぎようのない脅威から身を守るには、それしかないんですよ!」
乃々「呪いの声の力に気付いた誰かが、私たちを洗脳するかも知れないんですから!」
美玲「なるほどなー、そーか、うーん……」
美玲「ウチ……1つだけなら、解決策があるんだけど……」
乃々「えっ」
美玲「ただ、説明だけはできないんだ」
美玲「でもな、それが乃々のためになるのは、ウチが約束するッ!」
美玲「乃々……ウチを信じてくれるか?」ウルウル
乃々「で、でも……何をするかくらいは、聞かせてくれても……」
美玲「お願い乃々……!」
乃々「……」グヌヌ
乃々「……わ、分かりました!」
乃々「美玲さんを……信じます」
美玲「乃々……ウチを信じてくれて、ありがとうなッ!」 - 13 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:04:18.74 ID:bWyFEtxH0
- 美玲「それじゃ――」
美玲「おーいッ! 入っても良いぞーッ!」ガチャリ
幸子「遅いですよ美玲さん」トコトコ
小梅「乃々ちゃん、久し振り」トコトコ
輝子「待ちくたびれたな……」トコトコ
乃々「ファッ!?」 - 14 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:05:04.01 ID:bWyFEtxH0
- 乃々「ちょ、美玲さん?! これは一体どういう――?!」
美玲「乃々さぁ……」
美玲「一体いつから――ウチが声フェチでないと錯覚していた?」
乃々「!!!!!!!!」
乃々「美玲さんの目が……目がハートになってる!!!!!!!!」 - 16 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:53:53.15 ID:bWyFEtxH0
- 幸子「ボクたちの声に催眠の力が宿っていることは、とっくに気付いていましたよ」
輝子「喋るだけでみんな、命令にしたがう……フヒ」
小梅「こんなに抵抗されるとは、思わなかったけどね」クスクス
乃々「あ……ぁ……」ヘナヘナ
美玲「乃々……全てはもう終わった話だったんだよ」
美玲「オマエの言うとおり、声の魔力で、一般人を支配下に置く計画は進んでいたんだ」
乃々「ま、さか……!」
美玲「でも今回、オマエが部屋に引きこもったことで、事態は一変した」
輝子「私たち『声』の一派は……け、計画の漏えいを、疑ったんだ」
幸子「そこでボクたちは、事務所内に限り、強行作戦に出ることにしました」
小梅「乃々ちゃんの行動をきっかけに、他の子が計画に気付く前に、全員洗脳させてしまえばいい――」
輝子「単純な話だよな、フヒ」 - 17 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:55:15.38 ID:bWyFEtxH0
- 幸子「さて、乃々さん……そんなボクたちがどうして、あなたの部屋にやって来たか――」
幸子「分かりますよね?」ニッコリ
乃々「あ、あ……ぁ……」ガクガク - 18 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:56:44.72 ID:bWyFEtxH0
- 輝子「美玲」
美玲「はい」ガシッ
乃々「しまっ――」
輝子「幸子は右耳を、小梅は左耳を」
幸子「いいですよ」
小梅「まってました」
乃々「や、ゃだ……お願い、しま……!」ガクガク
輝子「乃々の言葉は、聞いてあげたいけど……」
輝子「私たちの言葉を、聞いてからだ」
乃々「あ……ぁぁ……!」ブルブル
輝子「ウチらの事務所では最後の1人だからな……豪華にいこう」
乃々「ゃ……め……!」 - 19 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:57:32.36 ID:bWyFEtxH0
- 小梅「乃々ちゃん……大好きだよ」ササヤキ
乃々「ふわあぁぁ///」ビクンッ
幸子「ボクのこと……好きにしてください」ササヤキ
乃々「はううぅぅ///」ビクンッ
小梅「私のドキドキ……分かる?」ギュッ
乃々「きゃわわぁぁ///」ビグンッ
幸子「ボクのココ……触っていいですよ」ムニュ
乃々「はわわぁぁ///」ビグンッ
小梅「だけど……だーめ♪」クスクス
幸子「ボクたちの子になってから……ですよ♪」クスクス
輝子「乃々、なろ? 私たちの子に、なろ?」ササヤキ
美玲「そ、そうだぞ……なろ? あきらめて、声豚になろ?」ギュウウ
乃々「あぁ^~四方を美少女に囲まれているんじゃ~……///」ピョンピョン - 20 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:58:35.28 ID:bWyFEtxH0
- 小梅「乃々ちゃんは私たちの仲間になる……」ササヤキ
幸子「乃々さんはボクたちの言いなりになる……」ササヤキ
小梅「3秒数えたら、仲間になる……」ササヤキ
幸子「3秒数えたら、言いなりになる……」ササヤキ
乃々「やぁ……らめぇ……///」アヘェ
乃々(体が……いうことをきかない……///)
しょうこうめ「「い~ちぃ……」」
乃々(あぁ……このままでは……でも、逆らえない……!)
しょうこうめ「「に~いぃ……」」
乃々(さよなら……今までの私――!) - 21 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 12:59:28.65 ID:bWyFEtxH0
-
カッ!!!!
輝子「うおっまぶしっ」(><)
美玲「な、なんだ今の光はッ?!」(><)
小梅「乃々ちゃんの体が、突然光って……!」(><)
幸子「感じる……ボクたちと同じ力を……まさか?!」(><) - 22 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 13:00:09.81 ID:bWyFEtxH0
- 乃々「こ……これは……!?」シュインシュイン...
幸子「間違いありません!! あれはボクたちと同じ『声』を持った証拠!!」
小梅「あ……あんなに輝くところ、初めて見る……!」
輝子「私たちとは真逆の……光の魔力か……?!」
美玲「の、乃々……」
美玲「お願いだ乃々ォ! ウチらを助けてくれッ!!」
乃々「え、あっはい……えっと……」シュインシュイン... - 23 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 13:00:50.21 ID:bWyFEtxH0
- 乃々「じゃあみなさん、これからは私の言いなりになる、ということで……」
4人「「ははあぁッ!!!!!!!!」」orz
乃々「なんだこれ(呆れ)」 - 24 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 13:01:57.57 ID:bWyFEtxH0
- 乃々の登場により、大いなる危機は去った
事務所にはびこっていた洗脳という闇は、ことごとく散らされていったのだ
『絶対乃々なんかに負けたりしない!!』と息巻く『声』の一派による反撃は熾烈を極めたが
『乃々がボイスを獲得した』というフレッシュな話題には誰も勝てなかったよ…… - 25 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 13:02:35.74 ID:bWyFEtxH0
- そして月日が経った現在――
乃々は宇宙の支配者として、世界中の人間から崇拝される日々を過ごすのだった……!!
乃々「これ、支配する人が入れ替わっただけなんですけど?!?!?!?!」
終わり - 26 : ◆ag9TZfREZs 2016/07/30(土) 13:03:07.07 ID:bWyFEtxH0
- ぼのの声決定おめでとう
以上です、ありがとうございました

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