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穂乃果「答えは簡単だったよ」
- 1 : ほの誕 キャラ崩壊あるかも(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:10:31.96 ID:lm0hbcKJ.net
- μ'sとしてのラストライブが終わって数日後、私たちは3年生、凛ちゃんたちは2年生になった
絵里ちゃん、希ちゃんは大学に進学したよ
一番心配だったにこちゃんは……
なんと進学せずにアイドル事務所に所属になったんだ!
みんなにこちゃん本人から聞かされたときはビックリしてたよ!
- 2 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:11:23.87 ID:lm0hbcKJ.net
- そうそう、アイドル研究部はね……
雪穂と亜里沙ちゃん以外にも沢山の入部希望者が来たよ!
しかもそのほとんどがアイドルに対しての熱意が強い人ばっかりだったんだ
花陽ちゃんも「育て甲斐がありますっ!」なんて張り切っちゃってたし
μ'sをおしまいにしてからアイドル研究部が気がかりだったんだけどこれなら当分は安泰だねっ
そんなこんなで1ヶ月が過ぎたんだ - 3 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:12:06.53 ID:lm0hbcKJ.net
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海未「穂乃果はもう書いたんですか?」
穂乃果「えっ? 何のこと」
ことり「穂乃果ちゃん…… 忘れちゃったの?」
海未「進路希望用紙のことですよ……」
海未「期限はまだあるのでいいのですが、忘れてもらったら困りますよ……」
海未「そもそも貴方は生徒会長なんですからその自覚を持ってくださいよ……」ハァ
穂乃果「ごめーん 最近生徒会と練習でいろいろ忙しかったもので……」テヘヘ
海未「全く、貴方という人は……」
ことり「まあまあ、海未ちゃん」 - 4 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:13:08.16 ID:lm0hbcKJ.net
- 穂乃果「ところで二人は何を書いたの?」
海未「私は進学しようかと」
穂乃果「……えっと、文学部?」
海未「はい 作詞をしているうちにそっち方面のことに興味を持ったんです」
海未「私はいずれ家を継ぐことにはなるのでしょう」
海未「……だからと言って自分の興味のあることを学んではいけないという理由はないですからね」 - 5 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:13:55.72 ID:lm0hbcKJ.net
- 穂乃果「ことりちゃんは?」
ことり「……私ね、留学しようかなって思ってるの」
ことり「……実はね、あの時断った話が卒業後ならどうかって言われてるの」
ことり「今度は向こうで自分の力を試してみたいって思ってるんだ」
ことり「今こんな話しちゃってゴメンね……」
海未「ことり……」 - 6 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:14:30.03 ID:lm0hbcKJ.net
- 穂乃果「……よかったぁ」
穂乃果「あの時引き留めたことがことりちゃんの未来を奪っちゃったんじゃないかって不安だったんだ……」
穂乃果「うん、穂乃果はことりちゃんの夢を応援するよ!」
穂乃果「それに、離れていたって私たちの心はずっと側にいるしねっ!」
海未「そうですよ、だからことりは謝る必要なんてないのですよ?」
ことり「穂乃果ちゃん、海未ちゃん、ありがとう」ウルウル - 7 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:15:08.69 ID:lm0hbcKJ.net
- 海未「そういう穂乃果はちゃんと考えているのですか?」
穂乃果「穂乃果は実家を継ぐことになるんじゃないかなぁ?」
穂乃果「多分私にはそれぐらいしかできないしねぇ」テヘヘ
ことり「……穂乃果ちゃん」
海未「……穂乃果、本当にそれがやりたいことなのですか?」
穂乃果「海未ちゃん……?」
海未「いえ、進路希望の提出はまだ先ですからよく考えてくださいね?」
海未「貴方の未来のことなんですから」
ことり「そうだね…… 穂乃果ちゃんは前をいつも見てるからなんだろうけど……」
ことり「たまには自分を見つめてみるのもいいかもしれないね」
穂乃果「う、うん?」 - 8 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:15:45.03 ID:lm0hbcKJ.net
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海未ちゃんとことりちゃん、一体どうしたんだろう?
……それにしても自分を見つめ直すかぁ
そもそも私は本当に穂むらを継ぎたいのかな……
……私の足りない頭で考えてもしょうがないしみんなに話を聞いてみようかなぁ - 9 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:20:15.35 ID:lm0hbcKJ.net
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穂乃果「ってなわけで花陽ちゃん、凛ちゃん、 真姫ちゃん!」
穂乃果「3人は将来なりたいものってあるの?」
真姫「……何よ、いきなり」
凛「穂乃果ちゃんがいきなりなのはいつものことにゃ」 - 18 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:47:26.46 ID:lm0hbcKJ.net
- 穂乃果「ちょっと、凛ちゃん⁉︎」
花陽「あはは……」
花陽「……私はまだ決めてないけど、でもアイドルに関係する仕事をしていたいかなぁ」
凛「かよちんのアイドルへの情熱はにこちゃんと同じぐらいだもん!」
凛「にこちゃんだってアイドルになったんだからかよちんの夢だってきっと叶うよ!」
凛「それに、かよちんは部長になってから今までよりも頼もしいなって思うんだよ!」
花陽「凛ちゃん、ありがとう///」
穂乃果「そういう凛ちゃんは?」 - 19 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:49:57.40 ID:lm0hbcKJ.net
- 凛「凛はねぇ…… 体を動かすことが得意だし好きだからそういう系の仕事に就きたいにゃ」
凛「最近は体育教師とか面白そうって思えるんだ」
真姫「凛に体育教師は合うかもね まあ子供と一緒に遊んでる姿も目には浮かぶけれど……」
凛「なんで凛をディスったの⁉︎」
穂乃果「まあまあ、凛ちゃん ……真姫ちゃんはどうなの?」
真姫「今のところは医者ね」
真姫「……でもね、ピアノも続けていきたいって思っているのよ」
真姫「医者だけどピアニストっていうのもありかもしれないわね」
花陽「真姫ちゃんがピアノを続けてくれるのは嬉しいな」
花陽「だって私は真姫ちゃんの引くピアノ好きなんだもん」
凛「あーっ! かよちんだけずるいよ! 凛だって真姫ちゃんの引くピアノは大好きなんだよ?」
真姫「……二人ともありがとね」 - 20 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:50:42.64 ID:lm0hbcKJ.net
- 穂乃果「……」
花陽「……穂乃果ちゃん?」
穂乃果「3人ともすごいね 私なんて将来のことなんてあんまり考えたことなかったよ」エヘヘ
真姫「穂乃果はもう3年生なんだからそろそろ考えないと危ないんじゃないの?」
凛「でも穂乃果ちゃんらしいにゃ」
花陽「……もしかして今日のことを聞きにきたのって」
穂乃果「うん、みんなの話を参考にしようかなって」 - 21 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:51:50.84 ID:lm0hbcKJ.net
- 真姫「……まったく、話を聞く分はいいんだけどね 人には向き不向きがあるのよ?」
凛「確かに医者になってる穂乃果ちゃんなんて想像つかないにゃ」
花陽「り、凛ちゃん??」
真姫「だから穂乃果は穂乃果に合った進路を考えないと」
花陽「……私もそう思うな」
花陽「それに私たちのやりたいことは穂乃果ちゃんのやりたいことってわけではないよね……?」
花陽「そのことは考えたほうがいいと思うよ……?」 - 22 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:52:32.03 ID:lm0hbcKJ.net
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みんなはみんなに合った進路を考えてるんだなぁ
なんとなく実家が和菓子屋だから家を継ぐんだろうなって思ってたけど……
……それって物凄く失礼なことじゃないのかな
私は和菓子に対しての熱意が花陽ちゃんのアイドルに対する気持ちみたいにあるわけじゃないし…… - 23 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:54:39.43 ID:lm0hbcKJ.net
- ……そもそも私に合った進路ってなんなんだろう?
よくよく考えたら私って何かを持ってるのかな……?
μ'sのみんなみたいにできることがあるわけでもないし……
……私のやりたいことってなんなんだろう
何もない私にできることってあるのかな……? - 24 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:57:12.83 ID:lm0hbcKJ.net
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絵里「将来のこと?」
穂乃果「うんっ 絵里ちゃん達にも聞いておきたくてね」
穂乃果「本当はにこちゃんにも聞きたかったんだけど忙しいみたいだったし……」
希「別にええけど…… 穂乃果ちゃんなんか焦ってない?」
穂乃果「そ、そんなことないよっ??」
希「……まあええか」 - 25 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 21:59:54.92 ID:lm0hbcKJ.net
- 希「ウチは本格的に巫女さんや神主について学んでみたいって思ってるんよ」
絵里「神田明神でのアルバイトの影響かしら?」
希「それもあるかな」
希「でも一番は昔からそっち系のことに興味があったっていうのが大きいのかもしれんね」
穂乃果「……なるほど、絵里ちゃんは?」
絵里「私はね、バレエをもう一度始めてみることにしたの」
絵里「μ'sをやってるうちにね、もう一度自分の夢に挑戦してみたいって思うようになったの」
絵里「だから穂乃果、ありがとう」
絵里「あなたがμ'sに誘ってくれたおかげで私の今があるのよ」
穂乃果「絵里ちゃんに言われると照れちゃうなぁ」エヘヘ - 26 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:02:53.86 ID:lm0hbcKJ.net
- 穂乃果「今日は二人ともありがとうねっ!」
絵里「私も穂乃果と話せて楽しかったわ」
希「次はμ'sみんなで会えたらええなぁ」
穂乃果「そうだねっ!」
穂乃果「それじゃあ二人ともまたねっ!」
希「……えりち」
絵里「ええ、穂乃果の様子のことでしょ?」
希「うん ……ウチから連絡しとくよ」
絵里「悔しいけどこういうことは彼女が一番適任だものね」 - 27 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:03:50.29 ID:lm0hbcKJ.net
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みんなはいつ頃から将来について考えてたんだろうなぁ
私なんてそんなに考えたことなかったのにな……
……なんだか私だけ取り残されちゃった感じだよ
今の私にμ'sの時以上にやりたいことってあるのかなぁ…… - 28 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:04:54.78 ID:lm0hbcKJ.net
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海未「穂乃果、最近大丈夫ですか?」
海未「体調があまり優れないように見えますが……?」
ことり「そうだよ 目の下に隈ができちゃってるよ?」
穂乃果「だ、大丈夫だよっ!」
穂乃果「最近遅くまで漫画読んじゃってただけだから」
海未「……まったく、貴方という人は」ハァ
海未「暫くは練習を休んで体調を戻すことに専念してください」
ことり「……あんまり無茶したらダメだよ?」
穂乃果「はーい……」 - 29 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:07:14.25 ID:lm0hbcKJ.net
- 海未「ことり……」
ことり「うん、穂乃果ちゃん嘘ついてるよね……?」
海未「やっぱり先日のことでしょうか……?」
ことり「多分そうだろうね……」
海未「……私達から彼女に頼んでみましょうか」
ことり「そうだね」
海未「上手くいってくれるといいですが……」
ことり「上手くいくってことりは信じてるよ」 - 30 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:07:59.89 ID:lm0hbcKJ.net
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ああそうか、私は焦ってるんだ
みんながそれぞれの未来に向かっている中私一人だけ立ち止まってるのが怖いんだ
……どうして私には何もないんだろう
私はいつもみんなに頼ってばっかりだし……
みんなみたいに1つでも誇れるところがあったらよかったのにな……
そうしたらやりたいことも簡単に見つかるのかな…… - 31 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:09:01.48 ID:lm0hbcKJ.net
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穂乃果「もうどうすればいいかわかんないよ……」
オネエチャ-ン! オキャクサン?ダヨ-
穂乃果「……誰だろう?」
穂乃果「はーい」
???「来たわね」
???「あんた、今暇なんでしょ? ちょっと付き合いなさいよ」
穂乃果「……あの、どちら様ですか?」
にこ「私よ、矢澤にこよ!」
穂乃果「えぇっ?? にこちゃんなの??」 - 32 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:11:12.15 ID:lm0hbcKJ.net
- 穂乃果「変なサングラスと帽子被ってたから誰かと思っちゃったよ」
にこ「にこは今アイドルの卵なんだから変装ぐらいしなくちゃいけないのよ!」
穂乃果「その格好の方が余計目立つと思うけどなぁ……」
にこ「嘘っ??」
穂乃果「ところで今日はどうしたの?」
にこ「あんたが最近悩んでるって聞いてね」
にこ「このにこにーが相談に乗るためにきたのよ」 - 33 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:12:35.93 ID:lm0hbcKJ.net
- 穂乃果「……それって誰から聞いたの?」
にこ「……希と海未からよ 」
にこ「あいつらあんたのことを心配してたわよ?」
にこ「それにしてもあんたも幸せ者ね」
穂乃果「……そっか、また穂乃果はみんなに迷惑かけちゃってたんだね」
にこ「……どうしたのよ?」 - 35 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:14:08.58 ID:lm0hbcKJ.net
- 穂乃果「いやぁ、穂乃果は一人じゃ何もできないんだなって思っちゃって……」
穂乃果「それに穂乃果はみんなとは違って何もないし……」
穂乃果「みんながそれぞれ歩き出してるのに一人だけ立ち止まっちゃってるし……」
穂乃果「ねえにこちゃん…… 私はこれからどうすればいいのかなぁ……」
穂乃果「私はどうすれば進み出すことができるのかなぁ……」
にこ「……それであんたは悩んでたの?」
穂乃果「……うん」 - 37 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:14:44.58 ID:lm0hbcKJ.net
- にこ「……まずね、あんたは考え方を変えたほうがいいわよ?」
にこ「まず、あんたは自分には何もないって言ってるけどね……」
にこ「あんたはみんなにないところをたくさん持ってるじゃない」
にこ「それがあったからこそμ'sだって最後までやり遂げることができたんじゃないの?」
穂乃果「……でもそれはみんなのおかげでしょ?」
にこ「みんなの中にはあんたも入ってるのよ?」
にこ「確かにあんたの持っているのものは自分では気付き難いかもしれないけどね」
にこ「でもあんたにだって確かにあるのよ」
にこ「……正直私が嫉妬するくらいのものがね」 - 38 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:15:42.79 ID:lm0hbcKJ.net
- にこ「それとね、私は何かを持っているとかそんなことはどうだっていいって思ってるのよ」
にこ「……ねえ穂乃果、あんたが本当にしたいことって何?」
にこ「できるできないとかをごちゃごちゃ考えるのなんて私やあんたらしくないのよ」
にこ「あんたはただあんたのやりたいようにやればいいのよ」
にこ「周りのことなんて結局はどうだっていいのよ」
にこ「大切なのはあんたがどうしたいかなのよ」 - 40 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:17:12.83 ID:lm0hbcKJ.net
- 穂乃果「何がしたいなんて…… そんなの分からないよ……」
にこ「ちょっと難しく言いすぎたかしら……?」
にこ「それならあんたは何をしてる時が一番楽しいのよ?」
穂乃果「……私が一番楽しいこと?」
にこ「そうよ あんたが一番楽しいこと」
にこ「それを考えると答えは自然と見つかると思うわ」 - 41 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:18:08.44 ID:lm0hbcKJ.net
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私が一番楽しいことかぁ
……μ'sをやってる時は本当に楽しかったなぁ
……なんでμ'sをやってる時が楽しかったんだろう?
…… - 42 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:20:17.53 ID:lm0hbcKJ.net
- ……ああ、そっか
なんでこんな単純なことに気づかなかったんだろう
……私は歌を歌うことが好きだったんだ
歌で自分の思いを伝えることが好きなんだ - 43 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:21:57.64 ID:lm0hbcKJ.net
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穂乃果『もしもし、にこちゃん?』
にこ『……どうしたのよこんな時間に?」
穂乃果『にこちゃんに言われて穂乃果考えたんだっ!』
穂乃果『そしたらね、穂乃果のやりたいこと見つかったよっ!』
にこ『……そう、それはよかったわ』
穂乃果『あれ、にこちゃんなんだか嬉しそう……?』
にこ『うっさいわね! それでやりたいことって何よ?』
穂乃果『それはね…… 』 - 45 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:23:06.00 ID:lm0hbcKJ.net
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海未「にこはちゃんとやってくれたみたいですね」
ことり「うん! にこちゃんもμ'sが終わった後の穂乃果ちゃんのこと気にかけてたからねぇ」
海未「やっぱりにこに任せて正解でした」
ことり「流石はアイドル研究部の元部長さんだね」 - 46 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:23:53.75 ID:lm0hbcKJ.net
- 海未「それにしても穂乃果には毎度驚かされます……」
海未「急に歌を歌う仕事をしたいだなんて」
ことり「……でも穂乃果ちゃんはμ'sの時から歌うのが好きだったからねぇ」
海未「……確かにそれを考えると穂乃果らしいとは言えますね」
ことり「それに穂乃果ちゃんだったら最後には必ず成し遂げちゃうしね」
海未「ええ、そうですね」クスッ - 48 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:24:56.22 ID:lm0hbcKJ.net
- 海未「……でもそのためには穂乃果にも勉強してもらわなければなりませんね」
ことり「音大に入るには今の成績ではちょっと危ないかもね……」
海未「ちょっとどころではありませんっ!」
海未「今のままでは到底受かりませんよっ!」
ことり「まあまあ海未ちゃん やる気になった穂乃果ちゃんなら大丈夫だよ」
ことり「それにね、海未ちゃんと私もいるでしょ?」
海未「そうですね 」
海未「……まずは勉強会から始めますか」
ことり「うん、三人で頑張ろうねっ」 - 50 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:25:47.90 ID:lm0hbcKJ.net
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私の決めたことを見て無謀だと言う人もいるかもしれない
……歌を職業にして食べていける人なんて一握りってことぐらいわかってる
それこそ実家を継げばよかったのにと私に失望する人もいるんだろうな
でもね、そんな他人の言葉に私は迷うことなどないと思うんだ!
だってこれは私がやりたいって決めたことなんだから! - 51 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:26:26.27 ID:lm0hbcKJ.net
- 自分自身が諦めなかったらきっと上手くいく
μ'sの時に私が教えてもらったこと
それにね、μ'sのみんなからも背中を押してもらったんだ
だからね……
この私の新しい夢も…… - 52 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:27:05.85 ID:lm0hbcKJ.net
- 「やり遂げるよ、最後までっ!」
- 53 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:28:09.85 ID:lm0hbcKJ.net
- おしまい
- 55 : 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/08/03(水) 22:30:38.59 ID:lm0hbcKJ.net
- 穂乃果ちゃん誕生日おめでとう
あと読んでて不快になった方がいたらごめんなさい

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