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男「邪魔なんだけど」幼馴染「え?」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 19:18:19.70 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「酷いよ、男」
男「酷くありません、ここは座るところじゃありません」
幼馴染「私が男の膝の上に座ることは今に始まったことじゃありません」
男「それがどうした俺は今勉強中だ」
幼馴染「それがどうしたここにはコタツがあるのだ」
男「べつに俺の膝の上じゃなくてもいいじゃん」
幼馴染「それがあかんのですよ」
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 19:20:19.39 ID:iDewawUm0
- 男「何があかんのじゃ」
幼馴染「男の膝の上は座り心地最高なんだよ?」
男「褒めてくれてありがとうね~でも俺今忙しんだよね~」
幼馴染「でもコタツがあるから」
男「座るところは少なく見積もってもあと3ヶ所あるんだけどな」
幼馴染「でもここ座り心地がいいんだもん」
男「俺は迷惑なんだよ」 - 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 19:22:49.28 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「いいじゃん固いこと言わずに。ね?」
男「ね?じゃないよ俺は勉強中だぞ」
幼馴染「そんな勉強勉強って…勉強ばかりしてると馬鹿になるよ?」
男「なんだその馬鹿理論は?お前勉強しすぎて馬鹿になったか?」
幼馴染「そのとーり。私みたいになりたくないなら今すぐ私と遊んで頭よくなりましょう」
男「fuck off」
幼馴染「うぐっ」 - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 19:25:02.37 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「ふぁっくおふなんて言葉どこで覚えてくるんですか?ママは悲しいですよ」
男「…」
幼馴染「無視されると悲しいですよ…」
男「…」
幼馴染「ね~男~」
カリカリ
幼馴染「なに勉強再開しちゃってるの」
カリカリ
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 19:28:44.57 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「ぐぬぬ…」
カリカリ
幼馴染「そっちがそのつもりなら…」
カリカリ
幼馴染「…おりゃ!」
男「あ!シャーペン返せこの野郎!」
幼馴染「嫌だ!返して欲しけりゃ私と遊べ!」
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 19:31:19.07 ID:iDewawUm0
- 男「俺は勉強中だと言っとるだろうが!」
幼馴染「私は遊びたいと言っとるだろうが!」
男「お前いい加減にしないとと本気で怒るぞ!」
幼馴染「遊んでくれないと本気でゴネるぞ!」
男「めんどくせー!頼むから退いてくれよー!」
幼馴染「あ~わかった!じゃあ一緒に勉強しよう!ね?」
男「は~?」 - 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 19:34:30.09 ID:iDewawUm0
-
幼馴染「ね?いいでしょ?勉強、しよう!」
男「お前がいて勉強が捗ったことなんて記憶に無いぞ」
幼馴染「むしろ勉強教えて!」
男「ふざけんなよこの野郎」
幼馴染「そうだよ!最初からそうすれば良かったんだ!なんで気づかなかったんだろ!」
男「おいおいおい」
幼馴染「私は構ってもらえる、男は勉強できるイイこと尽くめじゃん!」
- 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 19:39:40.88 ID:iDewawUm0
- 男「あ~もう分かったよ、その代わり真面目にやれよ」
幼馴染「わかってるわかってる~」
男「は~…よし、じゃ何から手をつける?」
幼馴染「何にしようかな~、てか男はさっきから何の勉強してたの?」
男「今日の数学の復習」
幼馴染「うわっ、今日やったこと復習してる奴とか初めて見た。てか本当にいるんだ。道理で無駄に頭いい訳だよ男は」
男「勉強できるに越したことは無いだろ」 - 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 19:45:34.36 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「私数学の時間今日は寝ちゃってたんだ!だから教えて!」
男「今日はじゃなくていつもだろ」
幼馴染「テヘペロ」
男「今の凄くうざかったから謝れ」
幼馴染「…すんません」
男「よし。てか膝の上から動く気はないんだな」
幼馴染「うん。動く必要無し、このままやる」
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 19:53:21.47 ID:iDewawUm0
- 男「いいか、ここはな…」
幼馴染「ふむふむ」
カリカリ
男「やりづらい…頭が邪魔だ」
幼馴染「文句言わないのー」
男「俺がワガママみたいな扱いしやがって…」
幼馴染「解けた。当たってる?」
男「あ~正解。やれば出来るんだよなお前は、理解力あるし」
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 20:00:16.18 ID:iDewawUm0
-
幼馴染「そうです、やれば出来る子なんですえっへん」
男「調子に乗るな」
幼馴染「へへへ~褒めろ~撫でろ~崇めろ~」
男「はいはいよく出来ましたねー」
ナデナデ
幼馴染「崇めろ~」
男「それは無いな。さぁ集中しろ」 - 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 20:06:34.47 ID:iDewawUm0
- 男「そこはこの公式をだな…ええい少し頭退けろ」
幼馴染「へっへ~良い匂いだろ~」
男「誰もんなこと言ってない。……クンクン」
幼馴染「あっ!今匂い嗅いだ!」
男「な、なんの事かな…?」
幼馴染「変態め」
男「変態じゃありません、鼻で呼吸しただけです。生き物に必要不可欠なことです」 - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 20:09:32.61 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「…どんな匂いだった?」
男「はい?」
幼馴染「だから…私の頭どんな匂いだった?」
男「どんなって言われても…その、なんて言うか、…お前の匂いとシャンプーの匂いが入り混じったっていうか…」
幼馴染「臭くなかった?」
男「く、臭い?いや全然!」
幼馴染「本当?」
- 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 20:14:16.97 ID:iDewawUm0
-
男「本当だとも!うん!…とても、い、良い匂いでした!」
幼馴染「…変態」
男「ぐぬぬ…」
幼馴染「へへへ、ありがと~」
男「お、おう…」
幼馴染「シャンプー最近変えんたんだ~」
男「そ、そうか…いいんじゃないか」 - 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 20:20:52.37 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「フヘヘ~」
男「…さぁ、集中集中」
幼馴染「男~こっこはど~うや~るの~」
男「ああ、ここはだな…」
幼馴染「ほうほうなるほど。男は教えるの上手いね~、どれ撫でて進ぜよう」
ナデナデ
男「な、何をする…」
幼馴染「勉強教えてくれてありがと」
男「お、おう…」 - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 20:24:37.52 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「…」
男(大人しくなったな…)
幼馴染「……」
男(筆が止まっている…)
幼馴染「………」
男「…おい、解らなくなったら俺に聞いていいんだぞ」
幼馴染「…………グー」
男「寝てる…」 - 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 20:30:30.29 ID:iDewawUm0
- 男「おーい、幼馴染ー起きろー」
幼馴染「んあー…」
男「ああ…俺に寄りかかるなよ」
幼馴染「スピー」
男「こいつ寝たら中々起きたがらないんだよな…」
男「てか今何時だ…?時計は…あったあった…」
男「うお!もう10時じゃねーか!」 - 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 20:43:57.07 ID:iDewawUm0
- 男「起きろ幼馴染ーお前の親に怒られるぞー!」
幼馴染「…え~もう食べられないよ~」
男「なんてつまんない寝言言いやがるこいつ!」
幼馴染「う~今日は男の家泊まる~」
男「何いってんだよ!ほら起きろ、家まで送ってやるから!」
幼馴染「う~ん私の携帯…」
男「携帯!?ああここだ!」 - 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 20:53:43.22 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「う~…」
ピポパ
男「おい、どこに電話を…」
幼馴染「…もしもしお母さん?…うん、ゴメンゴメン。それでね…」
男「…!まさかコイツ…!」
幼馴染「今日男の家に泊まる…」
男「おいコラ待てー!」 - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 21:04:07.35 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「うん…うん…。ゴム?大丈夫だよ男が持ってると思うよ…」
男「それ、意味わかって言ってんのか…?」
幼馴染「うん、明日は帰るよ。…うん、じゃあおやすみなさい…」
男「…」
幼馴染「…」
コテン
男「だからここで寝るな」
- 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 21:13:35.40 ID:iDewawUm0
- 男「ったくしょうがねぇな…」
男「ちょっと持ち上げますよー」
幼馴染「うー」
男「よっこらセッk…軽いな…」
幼馴染「うーうー」
男「はーい今お布団に連れていきますからねー」
幼馴染「うーん…ん?うおぉっ!」 - 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 21:20:55.10 ID:iDewawUm0
- 男「な、どうした!?」
幼馴染「さ、寒い!」
男「うわっ、暴れんな!落としちまう!」
幼馴染「離脱!とーう!」
ピョーン シュタッ
幼馴染「コタツにイン!」
スポッ
男「猫かお前は!」 - 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 21:41:12.25 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「私をどこへ連れて行く気だ変態め!」
男「変態とは失礼な!お前が風邪ひかないように布団に連れてってやろうと思ったんだよ!」
幼馴染「布団に連れてって私をふぁっくするつもりだったんだな!」
男「しねーよ!」
幼馴染「てか今何時だ!うひょーもうこんな時間じゃん!お母さんに怒られる!」
男「さっき電話してたろうが!」
幼馴染「へ…?」
- 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 21:51:22.34 ID:iDewawUm0
-
男「覚えとらんのか…?」
幼馴染「…あーそんな夢を見たような」
男「現実だよ」
幼馴染「おぉ本当だ通話履歴が」
男「まったく…」
幼馴染「そうだ泊まるって言ったんだ。うん、言った」
男「どうすんだよ?勉強再開するか?」 - 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 21:58:15.57 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「んやもう寝る。お風呂はいる。お湯沸かして。歯ブラシ貸して。あと着替えも貸して」
男「この野郎…」
幼馴染「化粧水とかある?」
男「…ん?お、おう…まぁ母さんの部屋になら…」
幼馴染「どうしたの?」
男「いや…お前もそういうの使うんだなーって」
幼馴染「失礼な!私は年頃の女の子だぞ。今をときめく16歳だぞ。お肌に気を使っておかしいのか?」 - 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 22:07:28.97 ID:iDewawUm0
- 男「…いや、すまん」
幼馴染「…ふん」
男「あー風呂、もう入れるぞ」
幼馴染「…先に入っていいよ。多分私のが長い」
男「…お、そうか分かった。じゃあ入ってくる」
幼馴染「…ん」
男(何だこの感じ…) - 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 22:15:23.95 ID:iDewawUm0
- シャー
男「ふー」
男(…年頃の女の子。と男の子)
男(今をときめく16歳。が二人)
男(ひとつ屋根の下でお泊りときたもんだコレ)
男(親は仕事でナイスなんだかバットなんだか分からんタイミングで帰ってこない)
男「…」
男「は!?何を考えてるんだ俺は…!」
男「あの幼馴染相手に…!」
男「………幼馴染、か」
- 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 22:24:00.67 ID:iDewawUm0
- 男「上がったぞ。入れよ」
幼馴染「うん。じゃあお借りします」
男「おう」
幼馴染「…覗くなよ?」
男「なっ…誰が覗くか!んなこと言って無いでさっさと入ってこいよ」
幼馴染「ほんとーかなー?怪しいな~」
男「覗かねーよ。いいから行って来なさい」
幼馴染「は~い、へへっ」 - 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 22:32:23.42 ID:iDewawUm0
- チャポン
幼馴染「フイー」
幼馴染(泊まってしまった…)
幼馴染(昔はよく泊まってたのになー)
幼馴染(いつの間にお風呂の蛇口の形変わってるし)
幼馴染「………」
幼馴染「…フッ、ヘヘ」
幼馴染(困ったなぁどうしよう。嬉しくて笑いが止まらないよ…) - 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 22:41:05.16 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「上がったよ」
男「おう。ほらドライヤー」
幼馴染「ありがと」
男「風呂の時間、…いつの間にか長くなったな」
幼馴染「ま、まぁ女の子だからな…」
男「そうだよな…。あと客間に布団敷いといたから」
幼馴染「え?私客間で寝るの?」
男「…それ以外に無いだろう」
幼馴染「そっか…、そだよね…」
- 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 22:52:25.47 ID:iDewawUm0
- 男「うん…、じゃあ俺は俺の部屋に行くから、なんかあったら呼んでくれよ」
幼馴染「…」
男「…幼馴染?」
幼馴染「…髪」
男「ん?」
幼馴染「髪、乾かしてほしいな。昔みたいに」
男「え…?」
幼馴染「駄目…?」 - 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 22:56:23.27 ID:iDewawUm0
- 男「い、いいのか?」
幼馴染「よく昔はそうしてたじゃん。二人でお風呂入って、髪の乾かし合いして」
男「そうだな。…いや、まぁ、いいよ。やってやるよ。そこに座りな」
幼馴染「へへへ、ありがと。じゃあお願い」
男「んじゃちょっと失礼」
ブイーン
男「…」
幼馴染「…」
- 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 22:58:52.83 ID:iDewawUm0
-
昔の記憶の中では腰まで伸びていて、枝毛が多く乱れていると感じていた髪がいつの間にか綺麗になっていて驚いた。
しかっり手入れされていて、今は肩に掛かるか掛からないか程に切られている。
襟足から始め、順に上へ乾かしていく。
指で髪の毛の間にすきまを作り温風を当て、満遍なく乾かす。
風に巻き上げられるその香りは、まるで麻薬のようで俺の理性を少しずつ少しずつ削っていく。
幼馴染が寝間着代わりに来ている俺のTシャツは、この娘の身体には大きすぎる。
肩が少し露出されていて、その肌は綺麗で扇情的だった。
幼馴染よ。そんな色気いつの間に身につけたんだ?
てかなんでブラジャーを着けてないんだ?
このTシャツ、白なんだぞ?
それがどういうことか分かるか?
もう向い合ことができなくなるぞ?
誘惑してんのか?
お前、いつからそんな女の子らしくなったんだ?
お前、いつの間にこんなに綺麗になったんだ? - 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:01:39.30 ID:iDewawUm0
- 昔は髪の事なんて、気にしたことはなかった。
床屋さんが嫌いで、髪なんて適当に洗って、禄に乾かしもしないで。
でも今はちゃんと美容院行って、髪のお手入れもしっかりして。
これは全て男、あなたに私を見て欲しくてやっていることなの。
時々項や耳に男の手が掠る度に、心臓の鼓動が大きく、早くなっていく。
やっぱり男に髪を乾かしてもらうのは気持ちがいい。
昔からこれが大好きで、わざわざ男の家の風呂に入りに来たくらい。
男。まだ私の気持ちに気が付いてくれない?
これだけ心を許してるのは、幼馴染だからだとまだ思っているのか?
ブラジャー着けて来なかった意味わかるか?
白のTシャツを男から渡された時、心の中でガッツポーズしたのわかるか?
意味がわからないなんて言わせないんだからな?
向い合って見てくれてもいいんだぞ?
誘惑してるんだよ?
私、少しは女の子らしくなったよね?
私、少しは綺麗になったよね? - 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:03:27.11 ID:gb4g/ntM0
- いきなりびびった
- 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:04:06.70 ID:iDewawUm0
- 男「終わったぞ」
幼馴染「うん、ありがと」
男「…俺、もう寝るよ」
幼馴染「そっか…」
男「うん…」
幼馴染「…じゃあ、私も寝るよ。もう眠くって眠くって。ふあ~」
男「ああ、おやすみ」
幼馴染「おやすみ…」 - 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:05:47.70 ID:iDewawUm0
-
男(何とか押さえ込んだ…。この滾る欲望を)
男(幼馴染を押し倒すなんて、俺には出きっこない。出来るわけがない。)
男(そんなことしてあいつに泣かれたら、俺は自分を許さない)
男(そしてあいつに嫌われるなんて、そんなこと想像したくもない)
男「…ヘタレめ」
男(寝よう…。明日も学校だ。幼馴染のことも起こさないといけないしな) - 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:14:33.63 ID:iDewawUm0
-
男「…」
男(眠れん…)
ガチャ
男「?」
幼馴染「…起きてる?男」
男「幼馴染…。どうした?」
幼馴染「その…、寒くって眠れないんだ…」
- 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:22:59.22 ID:iDewawUm0
- 男「…」
幼馴染「…」
男「あ~、おいで。ほら」
幼馴染「…!男~」
スポッ
男「まったく昔から寒がりだよなお前は。て、足冷たいな。冷え性か?」
幼馴染「へへ~女の子ですから~」
男「そうだよな、女の子なんだよな。お前は」 - 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:28:24.86 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「今更気がついたか?愚か者め」
男「ああ、よく分かったよ。お前は女の子だよ、とびっきり可愛い女の子だ」
幼馴染「な、何だよそれ…」
男「今日ではっきり分かったよ。何もかも。お前のこと。俺の気持ち」
幼馴染「私のことと…、男の気持ち?」
男「なんで今まで分からなかったか不思議なくらいだよ。いや考えたこともあんま無かっただろうな」
幼馴染「…へ?」 - 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:32:23.89 ID:iDewawUm0
- 男「幼馴染。お前は俺の知らないうちにこんなに女の子らしくなって綺麗になって、凄く驚いたよ」
幼馴染「なっ、なんだ。いきなり…」
男「近すぎて気が付かなかって奴かな?はは、愚かだな」
幼馴染「男…」
男「ただの幼馴染だと思っていたらここまでしてこないよな。俺もしない」
幼馴染「…」
男「お前を膝に乗っけてやってったり、髪を乾かしてやったりしないよな」
幼馴染「…」
男「お前は俺の特別だったんだ」 - 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:41:43.84 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「…」
男「幼馴染…」
幼馴染「…はい」
男「………好きだ」
幼馴染「…」
男「…」
幼馴染「……」
男「………」
幼馴染「………フヘヘ」 - 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:43:44.68 ID:iDewawUm0
- 男「…幼馴染?」
幼馴染「ああ、ごめんなさい。嬉しくて…笑いが」
男「そうだったな…。お前昔から凄く嬉しい時にはまず、『フへへ』って笑うもんな」
幼馴染「うん…。嬉しい、すっごく。堪らない…」
男「しょうがない奴だな」
幼馴染「うん…。嬉しくてしょうがない」
男「じゃあ…、返事は…」
幼馴染「私も男が好き。大好き。…へへ」 - 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:49:04.66 ID:iDewawUm0
-
男「言われると…、照れるな」
幼馴染「そうだぞ。すごくドキドキするんだからな?」
男「俺もドキドキしたよ。まだしてる」
幼馴染「どれどれ」
ピトッ
男「なっ…!?」
幼馴染「ん…、良い匂い…」
男「へ、変態め…」
幼馴染「ほんとだ…。すごいドキドキいってる」
男「幼馴染…、頭を…」
幼馴染「男。手、貸して?」
男「え?な、何を…」 - 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:51:17.99 ID:iDewawUm0
- ピトッ
男「!?」
幼馴染「…わかるか?私もすごいドキドキしてるんだ」
男「幼馴染…」
幼馴染「男…」
男「あの…!」
幼馴染「キス」
男「え…!?」
幼馴染「キス…、しよ」 - 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:55:01.24 ID:iDewawUm0
- 男「あ、ああ…、じゃあ…目を…」
幼馴染「うん…」
男「するぞ…!」
幼馴染「うん…、来て…」
チュ
幼馴染「んっ…!」
男「…」
幼馴染「んんっ…!」
男「…」 - 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:56:42.92 ID:iDewawUm0
- 幼馴染「ぷはっ!す、すごい…これ…!」
男「そ、そうか」
幼馴染「うん…、すごく良かった…」
男「そうか…、喜んでもらえたなら、男冥利に尽きるというか…」
幼馴染「もっと…」
男「は?」
幼馴染「もっと…、して、欲しい、かな…?かも?」 - 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:02:12.86 ID:L9IxoYvM0
- 男「も、もっと?あ、もう一回な。わ、わかった目を瞑れ」
幼馴染「う、うん!」
チュ
幼馴染(た、堪らん…!幸せ…!)
男(た、堪らん…!可愛い…!)
幼馴染「ん…、レロ」
男「!?」
幼馴染(ど、どうだ。舌を入れてやったぞ)
男(ほ、ほう、そう来るか。ならばこっちもそれに応えてやろう)
幼馴染「んっ…!?チュ…、ん、あ…、あむ…チュ…」 - 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:05:05.22 ID:L9IxoYvM0
- 男(やばい!ヤバい!ヤバイ!ヤヴァイ!)
幼馴染「レロ…、ん…チュバ…チュ…、お…、チュ、男…」
男(やめられない…!とまらない…!)
幼馴染「はむ…、チュ…チュ…んぅ…、も、もっとぉ…」
男(とめられない…!!)
幼馴染「…はっ!ん~…ふっ…チュ、ん、あ…チュパ、んんっ…!」
男(やめられるわけが、ない!)
- 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:09:37.15 ID:L9IxoYvM0
- 男(だが、そろそろ…!)
男「…っ、ぷはっ!はっ、はっ、はっ」
幼馴染「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。…はぁ~」
男「幼馴染…!俺、もう…!」
幼馴染「…うん。いいよ」
男「あ、ああ…!…脱がすぞ、服」
幼馴染「はっ、ひゃい!」
- 104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:11:50.49 ID:L9IxoYvM0
- 男「綺麗だ…、幼馴染…」
幼馴染「別に、大したこと無い…。小さいし…」
男「いやそんなこと無い…。すごく…、イイ…!」
幼馴染「は、恥ずかしからあんまり…」
男「触る、からな…」
幼馴染「う、うん…。…んっ!うっ…!」
男(………スゲェ、エロいっ!) - 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:17:51.30 ID:L9IxoYvM0
- 幼馴染「はうっ…、んっ、んんっ…!…うぁっ!」
男(幼馴染の、おっぱい…!)
幼馴染「うっ…、ひうっ!…はっ、あ…んん…」
男(乳房…!)
幼馴染「あうう…、ん、う、…あっ!はぁっ…」
男(乳輪…!)
幼馴染「…んっ、はぁっ…ぁ…ん、うっ…ん」
男(乳首…!)
幼馴染「ひゃうっ!…んっうう…あぅ…!」
- 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:19:16.97 ID:L9IxoYvM0
- 男(舐める!)
幼馴染「あっ…!ちょ…、ばっ…!ああぁっ!」
男(下着の中に、手を、入れる!)
幼馴染「だめっ…!そこは…!んんぅ、んっ…!」
男(弄る!)
幼馴染「だ、だめっ!ほっ…、んとうに…、そこだけはっ…!」
男(弄る!!)
幼馴染「あぁ…!あっ…んっ!…んんっ!うっ…!」
男(弄る!!!)
幼馴染「も、もう…!むっ…り…!イっ…あっ…!うっ…!」 - 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:22:51.98 ID:L9IxoYvM0
- 男「…どうだった?」
幼馴染「…知らん」
男「…入れて、いいか?」
幼馴染「…うん」
男「下、脱がすぞ?」
幼馴染「…男も、脱げ。…全部っ」
男「あ、ああ。そうだな…」 - 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:27:48.30 ID:L9IxoYvM0
- 幼馴染「やっぱり、恥ずかしいな…。昔は一緒にお風呂入ってた仲なのに…」
男「まぁ、な。足、…開いて」
幼馴染「うん…」
男「じゃあ…、行くぞ?」
幼馴染「待って。その前に、もう一回、…キス」
男「ああ、そうだな…」
幼馴染「ん…、チュ…。…へへへ」
男「ははは…。入れるぞ…?」
幼馴染「うん。いいよ…」
- 112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:29:23.58 ID:L9IxoYvM0
- 男(先っぽから…、少しずつ…!)
幼馴染「あっ…、うっ…!?」
男(ゆっくり…!)
幼馴染「ちょ…、まっ、…んっ!」
男(少しずつ…!)
幼馴染「やっ…!ああ…!いっ…!」
男(根元まで…!)
- 114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:32:04.40 ID:L9IxoYvM0
- 幼馴染「いっ、痛い…!」
男「全部入ったぞ…」
幼馴染「ま、まじか…。へっ、へへ。これで私は完全に、男のモノだ…!」
男「ああ…、誰にも渡さない…!」
幼馴染「あっ!いっ、きなり…、動くと…!」
男「すまんっ…!我慢できない…!」
幼馴染「うぁ…!だい、じょう、…ぶ。好きなだけ…、ヤれっ…!」
- 116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:33:37.49 ID:L9IxoYvM0
- 男「ヤバい…!幼馴染、気持よすぎる…!」
幼馴染「そ、そうか…!それは…、あんっ!…女、冥利に、んっ、尽きるっ。あぁ!」
男(これは、本当に、ヤバい!溶ける…!)
幼馴染「はっ、あぅっ、…んぁ。な、なんか…、変なっ、んっ、あんっ!感じが…!」
男「どうっ、した…?」
幼馴染「わっ、あっ、わかんないけど。んっ!なんか、やっ、やばい…!」
男「俺は、さっきか、らっ、やばいよ…!」
幼馴染「あっ…、あうっ…!な、んか、クッ…る!んぁっ…イッ…!」
- 117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:36:17.49 ID:L9IxoYvM0
- 男「うっ…!幼馴染!もう…!」
幼馴染「う、うんっ…!き、きて…!あっ!んぅ…。な、かっ」
男「イッ…く…!」
幼馴染「…んっ!んぁっ!あっ、つ…ぅ…!イ、っや…。イ、くっ…!」
男「…っ!…とまらん…!」
幼馴染「…わっ、すごい…!これっ…、あうっ!あ、頭が…へぁ、変っ…!」
男「…はぁ、はぁ。ヤバかった…!」 - 120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:39:59.99 ID:L9IxoYvM0
- 幼馴染「はぁ、はぁ。うわっ、結構血ィ出てた。あと精子も。グロい」
男「あ~あ、シーツが…」
幼馴染「男。一緒にお風呂入ろう」
男「そうだな。まずは血と汗と欲望を洗い流そう…」
幼馴染「フヘヘ、男とおっふろ~」
男「えっと、タオルタオル…」
幼馴染「男!」
男「ん?…ん!」
チュ
幼馴染「大好き!…フヘヘ」
- 123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:42:29.84 ID:L9IxoYvM0
- チャポン
男「風呂の時もお前はここにくるんだな」
幼馴染「この膝の上は私の特等席だからな」
男「そうだな…。あ~しっかしナチュラルに中出ししてしまった…」
幼馴染「ナチュラルに受け入れてしまった~。…フヘヘ」
男「非常にマズイってこと分かってるのか?お前は」
幼馴染「問題なし。出来ちまったら産んで育てる。簡単な話だ」
男「ものすごい難しい話だよ。まぁ俺が悪いんだけどな…」 - 125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:44:51.42 ID:L9IxoYvM0
- 幼馴染「あの時、蹴り飛ばして欲しかった?」
男「いや、それは勘弁だな。あ~なんとでもなりそうな気がしてた…」
幼馴染「そうそう。私と男なら何とかなるんだ。世界はそう出来ている」
男「そっか、…そうかもな。…そうなのか?ふぁ~あ、もう2時だ、明日起きれるかな…?」
幼馴染「学校なんて休んじゃえ!」
男「俺の無遅刻無欠席が」
幼馴染「あ!私の無遅刻無欠席!」
男「それは俺のおかげだ」 - 126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:48:19.33 ID:L9IxoYvM0
- 幼馴染「ま~寝坊したらしたでどっか遊びにこう。デートだデート」
男「それもいいかもな~。まぁ死ぬ気で起きるがな。お前もたたき起こしてやる」
幼馴染「無粋なこと」
男「うるせっ。デートは学校が終わってからー」
幼馴染「制服デートというやつか。うん、素晴らしいな」
男「だろ?」
幼馴染「フヘヘ…。男っ」
男「ん?」
幼馴染「らぶらぁぶ!」
- 128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:54:39.29 ID:L9IxoYvM0
- 終わりだ
何が言いたいかって言うと幼馴染が最強なんだよ
もう幼馴染ってだけで生きる希望が湧いてくる
寝る - 129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:55:28.80 ID:LyKFJy990
- 乙
あんたの言いたい事は大体分かった - 130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:55:35.55 ID:pl+kjBDc0
- せやな
乙 - 131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:59:21.38 ID:w5ZQYC4K0
- おやすみ乙
- 134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 01:04:31.78 ID:gQjTpdAp0
- 乙
楽しかったわ

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