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真帆「ええっ!?アイリーン妊娠したの!!?』

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:19:49.22 ID:zSb/Ayjd0
紗季「ちょっと真帆!声が大きい!」

愛莉「ふぇぇぇ…」

真帆「あっ!ごーめんごめん!ついビックリしちゃってさーあはは」

ひなた「おー、あいり、お母さん」

紗季「…間違いないの?」

愛莉「う、うん…お家にあったお薬で調べてみたから」




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:20:50.23 ID:oH2/fiL70
これは…


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:25:26.61 ID:zSb/Ayjd0
紗季「これは由々しき事態ね。早急に対処する必要があるわ」

真帆「くっそーあたしが一番始めにすばるんの子供生む予定だったのにー!」

紗季「いや、アンタまだ生理来てないでしょ」

紗季「というか、妊娠の心配する必要があったのは私と愛莉だけよ」

愛莉「どうしよう…こんなこと相談できるのみんなしかいなくて…」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:27:11.06 ID:zSb/Ayjd0
紗季「う~ん、まぁこの中じゃ一番発達のいい愛莉が最初に妊娠するのは予測できてたけど」

紗季「ついに来るべき時が来たって感じだわ。」

真帆「そうだな~、アイリーンは高校生と比べても身長変わんないしな~」

ひなた「おー、おっぱいもおおきい、おおきいほうが、おにーちゃんよろこぶ」

真帆「すばるんもアイリーンとする回数が一番多かった気もするし、まぁこうなっちゃうよね~」

愛莉「お、大き…い…?」

愛莉「グスッ…」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:32:12.42 ID:zSb/Ayjd0
紗季「ああっ!泣かないで愛莉!…コラ二人とも!」

真帆「あはは、ごめんごめん。アイリーンが羨ましくてちょっといじわるしちゃったんだ」

ひなた「ひなも、おにーちゃんの赤ちゃんほしかった、ごめんなさい」

愛莉「……うん」

紗季「全く…」

紗季「…でもまぁ正直、私も悔しいっていう気持ちはなくもないわ」

紗季「長谷川さんと初めて関係を持ったのは私だしね」

愛莉「紗季ちゃん…」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:35:49.73 ID:zSb/Ayjd0
紗季「でも、それとこれとは話が別。これからどうするか、みんなで話し合うべきだと私は思うわ」

真帆「そだな~。紗季もたまにはいいこというよな!」

紗季「アンタにだけは言われたくないわ」

ガラッ

智花「みんな!遅くなってごめ~ん!」

全員「!」

紗季(いい!?みんなわかってるわね!?)

真帆(合点承知!)

ひなた(おー!)


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:38:04.61 ID:zSb/Ayjd0
智花「さぁ練習はじめましょ!…って愛莉?どうして着替えてないの?」

愛莉「え!えーとそのこれは…えとえと…あわわわわ」

真帆「風邪!アイリーンは今ちょっと風邪気味なんだよ!なー紗季!?」

紗季「え、ええぇ!そうね!最近流行ってるらしいわ!」

智花「そうなの?授業受けてるときは特に何もなさそうだったけど」

ひなた「おー、あいり、じゅぎょうがんばってつかれた、だから、今日はけんがく」

紗季「風邪は引き始めが肝心っていうし、大事を取って愛莉は今日の練習はお休み、ってことで!」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:43:03.19 ID:zSb/Ayjd0
智花「そうなんだ…愛莉、早くよくなってね?」

愛莉「う、うん…」

真帆(なー紗季、もっかんにも妊娠のこと言ったほうがいいんじゃないか?)

紗季(言えるわけないでしょう!長谷川さんと関係を持ってないのはトモだけなんだから!)

紗季(もしトモがそれを知ったらきっと私たちや長谷川さんとの関係がめちゃくちゃになってしまうわ!)

真帆(う~んそうかな~…)

智花「二人ともなに話してるの?」

真帆「な、ななななんでもないぞ!」

紗季「えぇなんでもないわ!全くバカ真帆ったらホンットバカなんだから!うふふふふ!」

真帆「よっしゃ!今日はアイリーンの分まで練習がんばろー!!マホマホ~ファイト~!!」

智花「?」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:45:12.53 ID:zSb/Ayjd0
智花(なんだか今日はみんなの様子がおかしいなぁ…)

ボールが愛莉の方へ転がっていく

愛莉「あっ」

紗季「!」

紗季「愛莉動かないで!私がとりにいくわ」

愛莉「え、う、うん」

愛莉(紗季ちゃん、これくらいなら私が取っても…)

紗季(ダメよ!もしボールがお腹に当たって長谷川さんの赤ちゃんが死んじゃったらどうするの!?)

愛莉(そ、そうだよね。ごめんね)


智花(やっぱりおかしい…)


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:47:09.33 ID:zSb/Ayjd0
練習終了後

真帆「ふぅ~、今日もいい練習だったな~」

紗季「そうね、明日は長谷川さんに来ていただける日だし、修正点とか色々と教えてもらいましょう!」

智花「……」

ひなた「ねぇあいり?おなか、なでなでしていい?」

愛莉「えっ、うんいいよ」

ひなた「わーい。なでなで」サスサス

愛莉「えへへ、ひなたちゃんくすぐったいよ」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:49:15.20 ID:zSb/Ayjd0
智花「愛莉、お腹の調子よくないの?」

愛莉「…ちょ、ちょっとだけ痛いかなって」

真帆「ひなばっかりズルいぞ!私にも撫でさせろー!」

愛莉「ま、真帆ちゃん、く、くすぐったいって、あはははははは」

ひなた「おー、きょうそうきょうそう」サスサスサスサス

真帆「おりゃおりゃー!」ナデナデナデナデ

智花「……」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:50:00.56 ID:oH2/fiL70
もっかん…


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:52:08.86 ID:zSb/Ayjd0
紗季「ちょっとあんたたち、やりすぎよ!愛莉が困ってるじゃないの」

ひなた「おー?やりすぎた?」

真帆「そんなこと言って、ホントは紗希も撫でたいんじゃないのか?」ニヤニヤ

紗季「そ、そりゃ大事な友達の調子が悪いんだから、私もなにかしてあげたいわよ」

紗季「でも、ね、分かるでしょ」チラッ

真帆「あ」

智花「?」


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:55:11.21 ID:zSb/Ayjd0
真帆「あ、あははー!アイリーンの病気が早く治るように、今日はもう解放してあげよっかなー!」

ひなた「おー、おうちにかえって、ごはんいっぱいたべて、いっぱいねる」

ひなた「あいり、はやくげんきになってもらいたい」

紗季「じゃ、今日はこの辺で解散ね。愛莉は早く帰って風邪を治すこと」

愛莉「う、うん」

智花「愛莉、送っていこうか?」

愛莉「え、別に…」

紗季「お願いしていい?病人を一人で帰すのは心配だし!」

智花「うん、わかった。みんなはどうするの?」

紗季「私たちはもう少し掃除をしてから帰るわ。よろしく頼むわね、トモ」


紗季「……トモと愛莉は帰ったわね」

ひなた「おー、いっしょにかえった」

真帆「なぁ、どうするんだ?明日すばるんに言うのか?」

紗季「そうするしかないでしょうね」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:57:14.94 ID:zSb/Ayjd0
紗季「長谷川さんの学校のバスケ部は、部員が小学生とそういう関係になったから活動停止になったって聞いたわ」

ひなた「おー?ひなたちとおんなじ」

紗季「えぇ、おそらく長谷川さんにものすごい迷惑をかけてしまうことになるでしょうけど…」

真帆「ま、すばるんもこの私とエッチできたんだから、本望だろうけどな~」

紗季「…」ギロ

ひなた「ぶー、おにいちゃん、かわいそう」

真帆「じょ、冗談だって!冗談に決まってるじゃん!」

紗季「真帆、あんまりそういう冗談は言わないで」

真帆「あはははは…」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 19:59:04.86 ID:zSb/Ayjd0
紗季「それからもう一つ、トモのことなんだけど」

真帆「う~ん、さすがに隠すのは難しいんじゃないか?」

ひなた「おー、ともか、きづきかけてた」

真帆「紗季は反対みたいだけど、私はもっかんなら笑って許してくれると思うけどな~」

真帆「それに一人だけ仲間はずれにしてるのは気分悪いし」

紗季「う~ん、そうかしら」

紗季「…これを機にトモにも話したほうがいいのかもしれないわね」

ひなた「ひなは、さんせ~い」

真帆「にゅふふ、もっかんのビックリした顔が目に浮かぶぞ~!」

紗季「…じゃ、明日長谷川さんとトモに包み隠さず相談するってことで、いい?」

ひなた「おー」

真帆「オッケー!」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:02:16.01 ID:zSb/Ayjd0
ガラッ

美星「おーい、お前らまだ残ってるのかー?」

真帆「! みーたん!」

紗季「ご、ごめんなさい!今から帰ろうと思ってたところなので!」

美星「ん、別にいいんだけどさ。ってあれ?智花と愛莉は?」

紗季「愛莉が風邪気味なので、先にトモが送っていきました」

ひなた「ひなたちは、おそうじしてた」

美星「ふーん、まぁいいや、お前らも適当に切り上げろよー。じゃな」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:03:55.98 ID:zSb/Ayjd0
紗季「……」

紗季「…聞かれてないわよね」

真帆「あの感じだと大丈夫じゃないか?」

ひなた「おー、だいじょうぶだいじょうぶ」

真帆「じゃ、さっさと私らも帰ろうぜい」

紗季「そうね、そうしましょうか」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:07:57.82 ID:zSb/Ayjd0
次の日

真帆「おーっす!おはようみんな!」

紗季「おはよ、真帆」

ひなた「おー、おはよー」

智花「おはよう」

智花「愛莉、風邪は大丈夫?」

愛莉「う、うん、おかげさまで大分よくなったよ」

真帆「…」

真帆(おい紗季、もっかんにはまだ話してないのか?)

紗季(えぇ、長谷川さんがいる席で一緒に話そうと思って)

真帆(ふーん…)


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:09:09.80 ID:zSb/Ayjd0
美星「……」

智花「あれ、美星先生?」

紗季「まだ予鈴鳴ってないわよね?何か用事かしら?」

ひなた「おー?なんか、げんきない?」

真帆「元気が無いみーたんなんて珍しいなー」

美星「あー、ちょっと5人とも来てくれるか?」

智花「え?」

紗季「私たち全員に用事?一体何かしら」


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:10:09.89 ID:zSb/Ayjd0
美星「実は非常に言いにくいことなんだが」

美星「…昴がここに来れなくなった」

紗季「えっ」

愛莉「え…」

真帆「えええええええええええええ!!!!なんでなんで!!!?」

ひなた「おにいちゃん、なにかあったの?」

美星「…」

美星「それは、言えない」

紗季「そんな…」


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:11:15.84 ID:zSb/Ayjd0
智花「そんなの納得できません!!!!」

紗季「トモ…」

智花「ちゃんと理由を教えてください!!!」

真帆「そ、そうだそうだ!私たちには聞く権利があるはずだぞ!」

ひなた「おー、おにいちゃん、しんぱい」

愛莉「わ、私も知りたいです!」

美星「……」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:13:08.25 ID:zSb/Ayjd0
美星「わかった、5人を信用して話すことにしよう」

美星「ただ、これを聞いた後、みんなはアイツを軽蔑するかもしれない」

美星「それでもいいか?」

全員「…」

智花「はい、お願いします!」

美星「…わかった」

美星「実はさ、葵ちゃんいるだろ?みんなも知ってるはずだ」

智花「…葵さん?」

紗季(まさか…)

美星「ああ、アイツ、葵ちゃんをその、妊娠させたみたいでさ」

全員「…え」


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:14:04.13 ID:V5F0d3h/0
すばるん・・・


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:14:21.74 ID:zSb/Ayjd0
愛莉「そ、そんな…」

美星「どうやら本人は学校もやめて葵ちゃんと子供を養うために働くって言ってるらしい」

美星「当然バスケもできなくなるし、ここにも来れなくなってしまうな」

美星「本人なりに責任をとるつもりらしい」

智花「昴さんと葵さんはお付き合い、してたんですか…?」

美星「詳しい話は今日の学校が終わってから聞くんだが」

美星「まぁ普通に考えるとそういうことになる」

紗季真帆愛莉ひなた「…………」


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:16:06.71 ID:zSb/Ayjd0
智花「わ、私は!」

全員「!」

智花「私は、昴さんと葵さんを、応援します!」

智花「お互いを好き合ってて、それでこうなってしまったのなら仕方のないことだと思います!」

智花「わ…私は…私は…」ポロポロ

美星「……」

美星「智花、放課後、一緒に来るか?」

智花「い、いいんでずか…?」ポロポロ

美星「いまや智花もうちの家族みたいなものだし、よければ一緒に行こう」

智花「…は、はい、よろじぐおねがいじまず…うぅぅぅ」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:17:20.86 ID:zSb/Ayjd0
放課後

真帆「なあ、これからどうする?」

ひなた「おにいちゃんにあいりのこと、はなすの?」

愛莉「……」

紗季「正直、どうすればいいのか分からないわ…」

紗季「今、長谷川さんは葵さんのことで手一杯でしょうし」

紗季「そこに愛莉までとなったら…」

愛莉「迷惑、かかっちゃうよね…」

全員「……」

紗季「最悪、中絶とか」ボソッ

愛莉「!!!!!!!!!!!」


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:19:08.99 ID:zSb/Ayjd0
愛莉「絶対ダメ!!」

ひなた「おー!そんなの、ひな、ゆるさない!」

真帆「…紗季、それ本気で言ってるのか?」

紗季「長谷川さんはまだ高校生よ?もし二人を養っていくとなると、相当お金も必要なはず」

紗季「私だって、そんなの嫌だけど、でも…それしか…」

真帆「…クッ」

愛莉「堕ろしちゃうの?わ、私と長谷川さんの子供…」ポロポロ

愛莉「せっかく、せっかくできたのに…うわぁぁぁぁぁん」


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:20:11.97 ID:zSb/Ayjd0
ひなた「あいり、なかないで?よしよし」

愛莉「グスッ…ヒック…」

紗季「……」

真帆「…なぁ、もうみーたんとか、大人に言うしかないんじゃないか?」

真帆「私らじゃどうしようもないって」

紗季「…そうね、そうするしかないかも」

愛莉「あ、赤ちゃんは…」

紗季「大丈夫よ、私たちは愛莉の味方だから」

ひなた「おー、おにいちゃんとあいりのあかちゃん、きっとかわいい」

真帆「なんとしても守って見せるぞ!だから安心するんだアイリーン!」

愛莉「…うん!」パァァァ


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:22:29.73 ID:zSb/Ayjd0
長谷川宅

ピンポーン

七夕「はいはい今でますよ」ガチャ

紗季「こ、こんにちは」

真帆「なゆっち、おっす!」

ひなた「こんにちは」

愛莉「……」

七夕「女バスのみんな?智花ちゃんならもう帰ったわよ?」

紗季「みーた…美星先生は…?」

七夕「智花ちゃんを送って行ったけど…」

七夕「みんな、昴くんを心配して来てくれたの?」

紗季「いえ、あの、少しお話が」

七夕「こんな所で立ち話もなんだし、とりあえず中に入ってちょうだい」


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:24:13.44 ID:zSb/Ayjd0
七夕「今回の件、葵ちゃんには本当に申し訳ないことをしたと思っているわ」

七夕「昴くんの身勝手な行動が生んだ結果だものね」

紗季「長谷川さん…昴さんは今どこに…?」

七夕「自室に閉じ込もってるわ。でもそれでちょうどいいのよ。自分のした軽率な行動は反省しなくちゃね」

紗季「……」

真帆(完全に言い出せる空気じゃないぞ!)

愛莉「あ、あの!」

ひなた(あいり、がんばれ!)


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:26:10.19 ID:zSb/Ayjd0
愛莉「じ、実は相談したいことがありまして!」

七夕「あら、なにかしら」

愛莉「あ、あの、私、私も!妊娠しちゃったんです!!!」

七夕「……」

紗季「あ、愛莉…」

真帆「よくぞ言った!さすが、バスケ部のセンターだ!!」

ひなた「おー!あいり、かっこいい!」

愛莉「え、えへへ」

七夕「…どういうことかな?」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:28:04.34 ID:zSb/Ayjd0
紗季「そのままの意味です。私たちではどうしようもなくて…」

七夕「愛莉ちゃんが…妊娠しちゃったの?心当たりあるの?」

愛莉「は、はい…」

ひなた「おー、あいりと、おにいちゃんのこどもだよ」

七夕(お兄ちゃん?)

七夕(確か愛莉ちゃんには確か昴くんと同学年のお兄さんがいたはず…)

七夕「…なるほど、禁断の関係ね」

愛莉「わ、私、どうしても生みたいんです!絶対に迷惑かけちゃうかもしれないけど」

愛莉「あ、愛してますから!!」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:32:12.13 ID:zSb/Ayjd0
七夕「でも、辛い思いいっぱいするかもしれないけど、いいの?」

愛莉「はいっ、いっぱい我慢できます!だから……」

七夕「そう、そういうことならわたしも応援するわ。愛莉ちゃん、頑張ってね!」

愛莉「七夕さん……、ありがと……う、ございます……グスッ」

七夕「あらあら、辛かったわね。愛莉ちゃん。一緒に頑張ろうね。」

真帆「やった、アイリーンが認められたぞっ!」

ひなた「おー。あいり、えらーい。」

紗季「愛莉、よく頑張ったわ。これで、あなたも安心して長谷川さんの子供が産めるわね。」

七夕「……えっ?」


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:35:10.75 ID:zSb/Ayjd0
七夕「紗季ちゃん。愛莉ちゃんのお腹の子って、"愛莉ちゃん"のお兄さんの子供じゃないの?」

紗季「違います違います!愛莉は長谷川さんとその……、Hなことをたくさんして出来てしまったんです。」

七夕「……」

紗季「私達も長谷川さんとは何度も体を重ねました。だから、愛莉のこと人事とは思えなくて心配だったんです。」

七夕「……そう。そういうことなら、このお話は昴くんも一緒に聴くべきよね……。」

真帆(なゆっち、顔が怖いよ……)

七夕「……昴くん、どうして……うっ。グスッ」

紗季(七夕さん……、心中お察しします……。)


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:37:25.23 ID:zSb/Ayjd0
コンコン

七夕「昴くん、女子バスケ部の子たちが来たわよ。顔を見せてあげたら?」

昴「い、いいよ……とてもじゃないけど、皆に会わせる顔がないよ……。」

七夕「昴くんにはなくても、あの子たちにはあるのよ。」

昴「!!それって、もしかして……」

七夕「愛莉ちゃんが妊娠の報告に来てくれたのよ。」

昴「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

昴「俺じゃない俺じゃない俺じゃない俺じゃない俺じゃない……」

昴「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

昴「なんでどうしてなんでどうしてなんでどうしてなんでどうして……」


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:41:58.61 ID:zSb/Ayjd0
七夕「いい加減にして、昴くん!!」

昴「!!」

七夕「あなたにはすべきことがあるはずよ。まずは、皆と会ってこれからのことを話し合うのよ。」

七夕「それに、愛莉ちゃんの方がもっと辛いはずよ……」

昴「!!そうだ、俺は自分のことばっかり考えて……コーチどころか人間として失格だ!」

昴「よしっ!」

ガチャッ

真帆「あっ、すばるん!」

紗季・愛莉「長谷川さんっ!」

ひなた「おにいちゃん。」


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:44:19.13 ID:zSb/Ayjd0
昴「みんなごめん!愛莉、一人で抱え込んで辛かっただろ……。俺が、愛莉とお腹の子をずっと守ってみせるから!」

愛莉「っ!長谷川さん……その、私……、とっても嬉しいです!!」

紗季「良かったわね、愛莉。」

真帆「あーあ、すばるん取られちゃったなぁ……」

ひなた「おー、ふたりともおしあわせに。」

七夕「昴くん、一度言ったことは曲げちゃダメよ。葵ちゃんと愛莉ちゃんのこと悲しませないでね。」

昴「ああ、もちろん!二人を絶対幸せにしてみせるよ!」

その後、長谷川昴は葵と結婚し、愛莉の子供を認知した。
愛莉は高校を卒業すると共に長谷川昴と一緒に暮らす予定だ。

彼は高校を辞めてすぐに、実業団バスケチームのトライアウトに挑戦し、5度目にしてようやく入団が決まった。
家族の手を借りながら2人の子供を養う中、彼はポイントガードに抜擢され、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。
愛する人と共に、彼はこれからもバスケを続けていくだろう。


72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 20:45:11.83 ID:V5F0d3h/0
ん?


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:11:57.09 ID:zSb/Ayjd0
昴「さて、この話はこれで終わりだ」

昴「でもさ、なんか足んねーんだよね」

昴「だから、これからは欲望の赴くままに生きていこうと思う」

昴「まずは、>>80をレイプでもするか……。」


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:12:33.87 ID:Gm+dJiFn0
まほまほ


79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:14:23.49 ID:kgQzi2XY0
お母さん


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:14:31.69 ID:KhFopc1T0
七夕


81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:16:33.12 ID:oH2/fiL70
ワロタww


82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:19:05.82 ID:zSb/Ayjd0
昴「おいおい、ふざけてんじゃねーぞ!」

昴「実母に手ェ出せっていうのか!!最悪な糞野郎だぜ!」

昴「……ってのは建前で、こういうの一回してみたかったんだよな、実は。」

昴「イクか……。」

昴「かあさーん!ちょっといい?」

七夕「どうしたの、昴くん?」

昴「おらぁぁぁ!!」ビリッビリッ

七夕「キャァァァァァ!!」


84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:23:25.90 ID:zSb/Ayjd0
昴「おっぱおっぱ」モミモミ

七夕「す、昴くん!ぃや、やめっ。」

昴「フンッ!」ズブゥ

七夕「!!あぁぁーっ」

昴「フンフンフン!!」パンッパンッパンッ

七夕「だめっ!ひぐっ、おねがいぃ!」

昴「うっ!」ドピュゥゥゥ

七夕「いやぁぁぁぁ!!」


86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:26:17.31 ID:zSb/Ayjd0
昴「まっ、こんなもんか。安価って難しいな。」

昴「ちゃっちゃとやって、HAPPYENDフラグたてるか。」

昴「次は>>88レイプでよろ」


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:28:26.49 ID:axN7mrtK0
万里


88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:28:28.19 ID:KhFopc1T0
kskst


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:29:52.86 ID:lm6N3m7p0
かげつ


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:34:38.67 ID:zSb/Ayjd0
昴「かげつちゃんか……。」

昴「確か、五年生は今日体育館を使用してたはず。イクか……。」

昴「こんにちわー」

葵「あれ、昴どうしたの?」

竹中「おい、ロリコン今日は練習日じゃないだろ。何しn」

昴「あっ、いたいた。かげつちゃーん」

かげつ「?どうしたんですか長谷川さん。」


92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:36:58.66 ID:zSb/Ayjd0
昴「おらぁぁぁ!!」ビリビリー

かげつ「きゃああぁ!!」

葵「!!」

竹中「!!」

昴「いっくぜー……、フンッ!」ズチュゥ

かげつ「いやぁぁぁぁ、いっ、痛いー!」


93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:37:56.56 ID:RbWKPhraO
クズすぎワロタ


94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:40:10.50 ID:zSb/Ayjd0
昴「くぉぉぉぉ!締め付けがぁぁ、さすが5年生!」

かげつ「ダメです!やめて下さい、長谷川コーチ!!

昴「ムリ」ドピュゥゥゥ

かげつ「はぐぅぅぅ!!」

葵「……。」

竹中「……。」

昴「さて、と。」

かげつ「いやぁぁぁぁ、いっ、痛いー!」


97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:43:53.82 ID:zSb/Ayjd0
葵「ピッ、ポ、パ、ポ」プルルル

葵「警察ですか?慧心学園初等部の体育館でレイプ魔が暴れています。早く来てください。」

昴「おっと、さっさと逃げるかな。」

葵「させない……。」

昴「すごい殺気だ。逃げられそうにないな。」

昴「それなら……。」


99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:49:31.94 ID:zSb/Ayjd0
昴「捕まる前にもう一発!」

昴「かげつちゃん、次はお尻でさせてもらうよ」ズブゥ

かげつ「ヒィッ!!いっ、嫌だァァ!助けておねーちゃーーん!!」

昴「フンフンフンッ!!イグゥ!!」ドピュゥゥゥ

かげつ「あっ、あぁ……酷いです。コーチ……。」

昴「ふぅ、いい汗かいた」

警察「……。」

昴「あ、お勤めご苦労様です。」カチャン

長谷川昴は逮捕されました。やっぱ、レイプはよくないね。
BAD END


102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:53:13.58 ID:r7+QIzuaO

安価からの展開でクソワロタwww


103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:53:55.91 ID:Bir2egGU0
乙リーン


104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:54:54.69 ID:oH2/fiL70
乙ぱい


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14(水) 21:55:42.59 ID:ZLDgSsDC0

後半の展開は嫌いじゃない


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  1.   2012/03/19(月) 00:18:54

    同タイトルで2回くらい落ちてからのこれだけど
    本当に最初に立てた奴なんだろうかね


  2. ほいほいひー 2013/09/19(木) 20:56:50

    後半クソワロタww


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