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希「こころちゃん達へのクリスマスプレゼント?」
- 1 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 13:23:23.15 ID:dgtAr3tW.net
- にこ「ええ。どうしようかなーと思って…」
希「今まではどうしてたん?」
にこ「日曜の朝のアニメのグッズとか…でも何かそういうの飽きてきちゃってる感じするのよねぇ」
希「まぁそやろなぁー…」
にこ「せっかくのクリスマスなのにシケた空気になったら最悪でしょ」
希「そやなぁ…あ、だったら一番冷めるようなプレゼント考えてそれの逆をいくものにするってのは?」
にこ「あー、なるほど。で…一番冷めるようなプレゼントって?」
希「うーん、なんか…にこっちが作ったきったねぇ煮物とか?」
にこ「きったねぇ煮物!?」
- 2 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 13:30:42.18 ID:dgtAr3tW.net
- 希「うん。なんかもうジャガイモとかドロッドロで…髪の毛とかも入っててきったねぇの」
にこ「それがなんなの!?」
希「どうする?もしにこっちが子供で…クリスマスの朝楽しみにして起きたら、枕元に鍋のままのきったねぇ煮物があったら」
にこ「いや、お母さんにこれなにー?って言うわよ!!」
希「そしたらにこっちのお母さん入ってきて…このきったねぇ煮物がプレゼントよーっ!!って言って鍋に頭押し付けてくるんよ」
にこ「いやっ…」
希「そんでメリークリスマースってなって…後はなにもなかったみたいな感じになって…どう?冷めるやろ」
にこ「いや冷めるっていうか家出考えるわっ!!」 - 4 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 13:37:32.66 ID:dgtAr3tW.net
- にこ「っていうかそれの逆のものって何なのよ…」
希「えーと…ウチが作った綺麗なコンソメスープとか?」
にこ「それただの朝食のメニューでしょうよ…何か全然違う気がするわ」
希「そっかぁ…うーん、冷めるもの冷めるもの…」
にこ「あ!なんか昆虫図鑑とかは?」
希「えー?嬉しいやろ」
にこ「冷めない?何か大人の意図が透けて見える感じとか」
希「あー、そういう感じ?勉強しなさい的な?」
にこ「そうそう」
希「なるほど…あっ!じゃあにこっちがTwitterにわけわかんねぇ自慢話投稿して炎上したやつを見せるってのは?」
にこ「ぬわぁんでよっ!!」 - 6 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 13:45:29.45 ID:dgtAr3tW.net
- 希「社会的な勉強みたいな…めっちゃ冷めない?」
にこ「何で私そのためにTwitter炎上させなきゃなんないのよ!!」
希「妹のためならそれくらいやれやっ!!」
にこ「っていうクリスマスプレゼント…!?それの逆のものって何なのよ!?」
希「えーと…ウチがケータイ小説描いてベストセラー飛ばすとか?」
にこ「もう意味わかんないわ…」
希「ケータイ小説って古いか?なろう小説とかのがいいか」
にこ「いや…」
希「バスト50以下の人しかいない異世界にいってにこっちがナイスバディ扱いされる小説とか」
にこ「なーんでよ!もういいわ!」 - 7 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 13:54:11.50 ID:dgtAr3tW.net
- にこ「あっ!めっちゃ冷めるプレゼント思いついたかも」
希「なになに?」
にこ「例えば来年使う妹達用の文房具とか着るものとか全部先に買っちゃうの」
希「うんうん」
にこ「それを全部袋にパンパンに詰めてクリスマスプレゼントにしちゃうってのは?」
希「あー…」
にこ「最高に冷めない?だって最初っから買う予定のものをわざとプレゼントにしてるんだから」
希「たしかにな…やっぱ意味のあるもの、実際に使えそうなものってのが一番興ざめするのかもしれんね」
にこ「でしょ。だからそれの逆のものを考えればいいのよ」
希「ふーん…じゃあうーん…なんか変な…全然意味不明なおもしろボックスとか?」
にこ「いやそれなにっ!?」 - 8 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 14:02:31.25 ID:dgtAr3tW.net
- 希「いやボックスボックス。おもしろボックス」
にこ「おもしろボックス…!?」
希「うん…なんかこういう…30cm四方くらいの箱」
にこ「はぁ…」
希「そんで何かちっちゃいボタンみたいなのついてて…それ押すと…うーん、どうしようかな」
にこ「…」
希「なんかこう…小指にしよっか?血まみれのにこっちの小指出て来るの」
にこ「私の小指っ!!?」
希「うん。あ、作りモンよ?作りモンのにこっちの小指…でもなんかもうリアルで骨とかも見えるくらいの」
にこ「妹泣くわっ!!!」 - 9 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 14:10:25.49 ID:dgtAr3tW.net
- 希「でも何かドキドキワクワクせぇへん?そういう仕掛けがいっぱいあるんよ」
にこ「うーん…」
希「でもすぐ全部の仕掛けが分かっちゃったらつまらんから…えーと、そやな…」
にこ「…」
希「あー、じゃあめっちゃむずい数学の問題とか書いてあることにしよか?微分積分とか…それ解かんと仕掛け開放できないみたいな」
にこ「微分積分…」
希「それなら長い間楽しみにできるやろ」
にこ「いや…冷める冷める。勉強系は冷めるわよ」
希「あっ!!そっか!!」
にこ「それ本末転倒」 - 10 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 14:18:53.81 ID:dgtAr3tW.net
- 希「なーんかめんどくさくなってきたな…」
にこ「あんたがネタっぽく考えてるからでしょうよ…」
希「てか…結局妹さんたちがもらって喜ぶプレゼントとウチらがもらって喜ぶプレゼントって大して変わらないと思うんよ」
にこ「まぁ…そうかもね」
希「ウチらがもらって喜ぶプレゼント…うーんなんやろ…にこっちやったらなに?」
にこ「えっ?えーと…」
希「面白いこと言わんでいいよ。リアルに考えて一番うれしいプレゼントってなに?」
にこ「えー…なんだろ…うーん、なんか…スキューバダイビングのセットとか?」
希「ぶふっww」 - 11 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 14:25:29.71 ID:dgtAr3tW.net
- にこ「ぬわぁんで笑うのよっ!!」
希「いやっwwスキューバダイビングのセットてwっ…なんで?しかもこんな季節にw」
にこ「なんか頭に浮かんだのよっ!!」
希「でもそれいいやんwwあっじゃあこういうのは?朝起きたらいつの間にか自分の体が完全にスキューバダイビングできる格好に着替えさせられてるとか」
にこ「いや怖いわっ!!」
希「くひひひひひっww」
にこ「いや別にそんな面白くもないし…」
希「ふぅー…でも…スキューバダイビングじゃないにせよ寝る前と自分の格好が変わってるっていうのは何かドキドキするかもしれんね」
にこ「まぁ…」
希「あっじゃあ朝起きるとこころちゃんの体がエマ・ワトソンと入れ替わってるってのは?」
にこ「どうやんのよそれっ!!」 - 12 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 14:32:21.05 ID:dgtAr3tW.net
- 希「でもめっちゃ嬉しくない?」
にこ「いや嬉しいけど…いや嬉しいか!?すっごい困ると思うんだけど!?」
希「まぁそやね…街でエマ・ワトソンに間違えられて…あれやってくださーいハーマイオニーのあれーとか言われちゃうかもしれんしね」
にこ「エマ・ワトソンにそんなこと言えるやついないわよっ!!」
希「そやなぁ…てか現実的に不可能やしな」
にこ「そうよ…」
希「あっ!めっちゃいいの思いついた!しかも現実的に可能!!」
にこ「なによ…」
希「朝起きたらウチとにこっちの体が入れ替わっちゃってるの!」
にこ「はぁ?」
希「いやだからぁ!朝起きたらにこっちがいたはずの部屋にウチがいるんよ!そしてにこっちと入れ替わっちゃってる振りするんよ!」
にこ「えー…それ嬉しい?」 - 13 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 14:39:22.98 ID:dgtAr3tW.net
- 希「いや嬉しいやろどこをどう考えても…」
にこ「大体…あんたにそんな演技できるの?」
希「にこっちの真似すりゃいいんやろ?簡単やん」
にこ「…じゃあ…お姉さまーお姉さまー」
希「えっ!?」
にこ「お姉さまー私こころです。ねぇお姉さまー」
希「えーと…こころ、どうしたんや、どうしたにこ?」
にこ「お姉さまー今日の朝ごはんはなんですか?」
希「えっ…えーと…」
にこ「お姉さまー早く作ってくださいよー…」
希「えー…じゃあ…コトコトコトコト、はい♪きったねぇ煮物!」 - 14 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 14:40:40.88 ID:dgtAr3tW.net
- にこ「結局それかーいっ!!もういいわー!」
にこ・希「どうも、ありがとうございましたー!」
お笑いステージの観客の反応
>>16-18 - 16 : 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 15:08:06.21 ID:lB4u+IGA.net
- 小笑
- 17 : 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 15:09:47.43 ID:nxlV90Va.net
- あっ、胸見てて聞いてなかった
- 18 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 15:31:47.62 ID:oe5k9pYg.net
- うおおあおお!はーいはーいはいはいはいはいは!
- 19 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 15:48:42.26 ID:dgtAr3tW.net
- 楽屋
希「あかんかったなぁー…」
にこ「ダメだったわね…」
希「まぁでも今日の客だいぶアホやであれ…客が悪いわ」
にこ「客アホだけどさ…あんたちゃんと練習通りやりなさいよ!!」
希「え…?ウチ練習通りやってたやん」
にこ「違うわよ!あんた練習ではもっとちゃんと関西弁喋ってたわよ!」
希「本番でも喋ってたやん」
にこ「違うもん!あんた練習では3回に1回くらい関西弁だったけど…本番では4回に1回くらいしか関西弁じゃなかったもん!」
希「いやいや…」
にこ「4回に1回じゃダメでしょうよ…客離れるって。理解できないわよ。3回に1回じゃないと…」
希「いやいや本番でも3回に1回言うてたって…」 - 22 : 名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/ 2016/11/08(火) 15:57:52.82 ID:dgtAr3tW.net
- にこ「言ってないわよ!隣で見てたらわかったわよ!あんた緊張して4回に1回しか言ってなかったわよ!」
希「いや言ってたって…3回に1回しか言わんわけないでしょ」
にこ「ただでさえむずいネタなんだからちゃんと練習通りやんなさいよ…」
希「練習通りやったわ!3回に1回じゃないとダメだってことくらいウチにだってわかってるわっ!!」
にこ「…」
希「…」
にこ「…」
希「4回に1回しか言わんわけないやろ…このっ!」バシッ
にこ「痛いわね!!やめなさいよっ!!」ガシッ
希「このっ…」にこ「なによっ…」
ツルッ 三希にこ三 ゴチン
こうして頭をぶつけたにこと希は本当に体が入れ替わってしまったという…
おわり

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