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花丸「もしも魔法が使えたのなら」
- 1 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 16:42:22.24 ID:qVB4LrW3.net
- どんなお願いをしよう
お腹いっぱい好きな物を食べたり
好きな音楽を一日中聴いて過ごしたり
大好きな作家さんの本を飽きるまで読みふけたり────
そんな妄想をしながら熱い湯船に浸かっていたとき、ふと聞こえました
「あなたの願いを叶えるわ」
安価やります
だらだら進行予定
- 3 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 16:44:26.67 ID:qVB4LrW3.net
- まるのへや
花丸「え、えーと……どなた様?」
ぬいぐるみ「私があなたの願い事を叶えてあげるわ。さぁ願い事を言いなさい」
花丸「………これは夢ずら」
ぬいぐるみ「夢と否定するならこの話はなかったことにしても構わないわ。また機会があれば会いましょう」
花丸「ま、まって!……本当に、本当にオラが魔法使いに…?」
ぬいぐるみ「そうね。正確には違うけど」
花丸「え、ええと……あぁ……頭がパンクしそう……」
花丸「……どうしてマルが?」
ぬいぐるみ「あなたが願ったから。それだけよ」 - 4 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 16:49:23.43 ID:qVB4LrW3.net
- すうふうんご
花丸「………よくよく考えると胡散臭いずら」ジトー
花丸「そもそもこのぬいぐるみ、どうやって動いてるずら?熊でも犬でもなくて……とっても大きいずら。なんのぬいぐるみ?」ヒョイ
ぬいぐるみ「状況を冷静に判断できるようになってきたわね」
ぬいぐるみ「私はかつて魔法少女に憧れた人の所有物。色々あって今では使い魔よ」
ぬいぐるみ「私の事は……そうね、その子の名前で呼ぶといいわ」
花丸「えと、その子はなんて名前ずら?」
ぬいぐるみ「マキよ。よろしく花丸」 - 6 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 16:52:27.17 ID:qVB4LrW3.net
- よくじつ
とうこうなう
マキ「それで花丸。いい加減あなたの願いを聞かせてくれるかしら?」テクテク
花丸「うーん……それがね、考えれば考えるほど何にしようか迷っちゃって…」テクテク
マキ「別になんでもいいのよ?それに願い事は一回限りじゃないわ」
花丸「え、本当?」
マキ「ええ。だからほら、言って」
花丸「………」ジトー
マキ「なによ?」
花丸「いや……なんていうか、あとあととんでもない請求がきそうで…」
マキ「現代っ子ね。心配しないで。そんなこと絶対にないから」
花丸「でも……」
>>8「おはよう」
Aqoursメンバーでお願いします - 8 : 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 16:55:55.82 ID:0Y6QWXVg.net
- 鞠莉
- 10 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 17:09:43.20 ID:qVB4LrW3.net
- 鞠莉「おはようマル。goodmorning♪」
花丸「おはようございます鞠莉さん」
鞠莉「ふふふ、今日もマルは元気ねー」ハグッ
花丸「わわっ…!?」
鞠莉「ふふふーん♪ふにふにで触り心地も最高ねぇ」スリスリ
花丸「ちょ、ちょっと鞠莉さんっ」
鞠莉「…さぁて、朝のマル分も補給できたし」パッ
花丸「マル分ってなにずら…?ていうかここで会うなんて珍しいずらね」
花丸「鞠莉さんちからだとこの道は遠回りだけど……」
鞠莉「そうなの。実はちょこーっと困ったことになってね」
花丸「困ったこと?」
鞠莉ちゃんが遠回りしてる理由
ひとつしたでお願いします - 11 : 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 17:11:05.76 ID:CSTv86mU.net
- 野生のチンスコウが出た
- 14 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 17:23:50.91 ID:qVB4LrW3.net
- 鞠莉「野生のチンスコウが出たのよ」
花丸「ちんすこう……?沖縄のお菓子…だっけ?」
鞠莉「違うわ。野生のチンスコウよ」
花丸「ムムム…?」
鞠莉「私は何とかここまでこれたのだけど、果南は学校に来れないみたいなの」
花丸「よくわからないけど困ったずらね」
マキ「ちょうどいいじゃない」
花丸「マキちゃん?」
マキ「あなたが願えばその野生のチンスコウをなんとかできるわ」
花丸「はっ……!?そ、そんなことが本当に……?でも野生のチンスコウってなにずら?」
マキ「知らない。直接みてきたら?」
鞠莉「……マル?誰とお話ししてるの?」
花丸「え?鞠莉さんこれが見えないの?」ヒョイ - 15 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 17:35:04.41 ID:qVB4LrW3.net
- 鞠莉「ん………どれ?」
花丸「これずら。このへんてこなぬいぐるみずら~」
マキ「言い忘れていたけど、私の姿も声もあなたにしか聞こえないわ」
マキ「適当に言い訳しておいたほうがいいわよ。でなきゃ変人に思われるわ」
花丸「え、そうなの…?」
鞠莉「……マル?大丈夫?」
花丸「………ていうのは冗談ずら。オラ用事思い出したから先いくね?」タッ
鞠莉「え、あ、ちょっとマル。そっち学校じゃないわよー?」
ちなみにマキはハロウィン回で真姫ちゃんが持っていたゴーレムのぬいぐるみです - 16 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 18:03:53.49 ID:qVB4LrW3.net
- 花丸「それにしても野生のチンスコウっていったいなにずら…?」
花丸「携帯電話で調べるずら。えと……あいもーどっと……」ポチポチ
マキ「現代っ子ね。……現代っ子っていうのかしら?」
花丸「むむむ……沖縄のお菓子ってことしかわからないずら」
花丸「きになるずら。こうなったら直接見てみよう。えと…淡島のほう、だよね?」
マキ「そうなんじゃない?でも学校はいいの?」
花丸「……………」
花丸「えと、こっちを曲がれば淡島が見えるずら」
マキ「サボる気ね」
花丸「あれ……?あれって…もしかしてあれが……野生のチンスコウ…?」
>>18
野生のチンスコウの正体 - 18 : 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 18:11:30.89 ID:lB4+ScmS.net
- 文字通り野生のチンスコウ
果南の大好物 - 20 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 18:21:52.86 ID:qVB4LrW3.net
- ウユウユ
ウヨウヨ
花丸「海面や砂浜にたくさんのちんすこうが……!?」
マキ「しかも動いてるわね。気持ち悪い」
果南「あ、マル」
花丸「果南さん………って果南さん!?」
果南「ん?どしたの?」モグモグ
花丸「いや、果南さんこそどうしたずら…!?」
果南「え?野生のチンスコウを食べてるんだけど」
花丸「食べれるずら!?」
果南「内浦の隠れた名産だよ?」モグモグ
花丸「そ、そうなの…?マル、全然知らなかったずら……」
果南「マルもどう?これなんか活きが良くて美味しそうだよ」
ウニウニ
花丸「うっ………」 - 21 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 18:36:40.94 ID:qVB4LrW3.net
- 花丸「マルは遠慮するずら……」
果南「そう?おいしいのに……ぱくっ」
果南「じゃあ私はもう少し野生のチンスコウを味わおうかな」
果南「ぱく……もぐもぐ」
花丸「果南さんが砂浜のちんすこうを無心で食べてるずら…」
果南「」モグモグ
マキ「絵面がやばいわね」
花丸「え、えと…マルが願えばあれはいなくなるの?」
マキ「そうね、あれくらいなら一瞬よ」
花丸「じゃ、じゃあ……あの気持ち悪いのいなくなれ」
パッ
果南「はむっ……………あれ?」
果南「野生のチンスコウが……」キョロキョロ
花丸「ほ、本当にいなくなったずら……!」
マキ「いったでしょ?それとも信じてなかったの?」
果南「私のチンスコウが……私の……」ブツブツ - 23 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 18:51:05.01 ID:qVB4LrW3.net
- 果南「ねぇマル?私のチンスコウしらなかな?」
花丸「はい?」
果南「さっきまであったんだ。あそこにたくさん。海にも漂ってたのに」
果南「私、あれが大好物だったんだ」
花丸「え、えと……?」
果南「マルは何か知ってる?もっともっと食べたいのに」
花丸「か、果南さんなんだかこわいずら……」
マキ「目のハイライトが消えてるわね」
花丸「ま、マキちゃんどうすれば…」
マキ「願えば元通り……にはならないわ。言い忘れてたけど、魔法は一日一回しか使えないの」
マキ「この場面は自力でなんとかしてちょうだい。なんでもラクしちゃだめよ」
花丸「ずらっ!?」
果南「マル?ねぇ聞いてるの?」ユサユサ
花丸(そ、そうだ…!あれを、あれをするずら…!)
花丸(あれで果南さんを……正気に!)
>>24 果南ちゃんを正気に戻す方法 - 24 : 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 18:54:46.10 ID:79KzzOPo.net
- やめるずら♪ビシッ
- 25 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 19:00:39.35 ID:qVB4LrW3.net
- 花丸(善子ちゃんに効いたあのマルの宝刀を…!)
花丸「やめるずら♪」ビシッ
果南「…………」
花丸「尊敬してる先輩が拾い食いしてる所なんてみたくないずら」
果南「………ぅぇ」
花丸「?」
果南「うぇえぇぇ……っ」ポロポロ
花丸(泣き出したずらー!?)
花丸「え、えと…」オロオロ
花丸「と、とりあえず抱きしめるずら」ギュ
果南「ぅぅ……ぐすっ……」 - 26 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 19:08:26.57 ID:qVB4LrW3.net
- 30分後
果南「すぅ……」スヤスヤ
花丸「眠っちゃったずら……」
マキ「まるで子どもね」
花丸「ずら。でも……」ナデナデ
果南「うぅん……」
花丸「くすっ、こんな先輩も嫌いじゃないずら」
鞠莉「amazing!」 - 27 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 19:15:30.93 ID:qVB4LrW3.net
- 花丸「鞠莉さん?」
鞠莉「まさか野生のチンスコウに魅了された果南をこうも簡単に……」
鞠莉「いったいなにをしたの?魔法でも使った?」
花丸「え、えと…魔法を使ったような使ってないような……あはは…」
鞠莉「まぁいいわ。学校をescapeして来たかいがあったわ」
鞠莉「マル。お願いがあるの。聞いてくれる?」
花丸「オラに…?オラにできる事ならなんでもするけど…」
鞠莉「うふっ♪よかった。じゃあさっそくなんだけど──── 」
鞠莉「>>29してくれるかしら?」 - 29 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 19:34:02.03 ID:9sOiZWvh.net
- 人助け
- 30 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 19:55:33.38 ID:qVB4LrW3.net
- 鞠莉「人助けをしてほしいの」
花丸「人助け…?どうしてまた……」
鞠莉「考えてみてほしいの。例えば──── 」
────
善子「うぅ……」ドサッ
花丸「こんなもんずら」
モブA「あ、あの子、UFOに連れ去られそうになっていた女の子を助けたぞ…!?」
モブB「あの制服……どこの学校かしら?」
モブC「私知ってるわ。内浦の浦の星女学院よ!」
モブA「浦の星女学院…!」
────
鞠莉「て感じで広報活動を」
花丸「できないずら!」 - 31 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 20:20:16.97 ID:qVB4LrW3.net
- 鞠莉「いえ、できるはずだわ!魔法みたいに野生のチンスコウを消したもの!」
花丸「あれは……そうだけど…」
鞠莉「お願いマル!ボランティアだと思って!」
花丸「え…えと……そう、ずら…ね。人助けは嫌いじゃないけど……」
花丸「さすがにUFOは……」
鞠莉「じゃあUFO以外をおねがいね!」
花丸「ず、ずら……?」
そんなわけで、マルの魔法による人助けが始まりました
マルに中途半端な力を与えてくれたマキちゃんは、いつの間にかいなくなっていました
マキちゃんの事、少しだけ恨めしいけどちょっぴり感謝もしています
だって、こんなマルでも人の役に立てるんだなって。でも────
鞠莉「誘拐されそうになったルビィを助けたところ悪いんだけど、リリーが部室で盛ってるの!なんとかして!」
花丸「もう魔法使えないずらー!」 - 32 : 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/11/18(金) 20:20:46.63 ID:qVB4LrW3.net
- 見てる人いなさそうなので終わります。
付き合ってくれてありがとうございました。

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