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京太郎「うわぁ。また負けたー!」【咲】

1 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:09:52.21 ID:82+zI1M50
~清澄高校麻雀部~



京太郎「うぉー。また負けたー!」

久「あら~。それじゃあ京太郎君は買い出しね。」

京太郎「今日こそは行けると思ったのになぁ」

和「いえいえ。たしかに強くなっていますよ。春先に比べれば十分実力はあがっています」

咲「う、うん。京ちゃん、読みも鋭くなってるし凄いよ!」

京太郎「そ、そうか? 二人が言ってくれるなら自信になるな!」

久「でも、負けは負けよ。私、コーヒー!」

和「すみません。須賀君、私は紅茶でお願いします」

咲「私はついていくよ。京ちゃんに悪いしね」




2 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:10:59.48 ID:82+zI1M50
久「駄目よ、咲。それじゃあゲームにならないから」


咲「で、でも……」


京太郎「大丈夫だよ、咲。これでも元ハンド部だからさ。次こそは勝つから待っててくださいよ!」


久「はーい。いってらっしゃい」


和「頼みますね、須賀君」


咲「ごめんね、京ちゃん。私はレモンティーがいいや」


京太郎「オッケー! じゃあ、行ってきます!」


3 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:11:49.39 ID:82+zI1M50
ギィィィ



ガチャ



バタンッ!


4 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:12:54.07 ID:82+zI1M50
咲「………………」


和「………………」


久「………………」


咲「部長。京ちゃんをこき使うのやめてくださいってあれほど私言いましたよね?」


久「須賀君は喜んで行ってくれたけど?」


咲「部長にはわからなかったようなのではっきり言っておきますね。わたしの京ちゃんを雑用に使わないでください」


久「あらあら。付き合ってもいないのに彼女のフリなんかしちゃって……幼馴染ってこわ~い」


和「そういう部長も彼氏いたことないのに経験豊富な年上のキャラ作りして相当イタイと思いますけど」


久「……………」


咲「そうなんだ……。ダサい……ぷぷっ」


5 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:13:53.88 ID:82+zI1M50
久「……そういうあなたもいい加減にその可愛くない人形抱くのやめたら? 恥ずかしくないの? 高校生にもなって」


和「私はいいんですよ。部長と違ってキャラもあっていて、なにより可愛いので。須賀君にでも聞けばわかるんじゃないですか? 私が間違いなく好みですから」


咲「京ちゃん。そう言うあざとく狙っているのは嫌いだって言ってたよ? 残念だったね」


和「………………」


久「残念お子ちゃまピwンwクw」


和「……ふん」ブンッ


咲「危ないよ、和ちゃん。どうしたの? もうそのキャラやめるの?」


6 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:14:52.59 ID:82+zI1M50
和「……そちらこそいい加減にやめたらどうですか? 『私がいちばん須賀君を知っているの!』みたいなキャラ」


咲「事実だから仕方ないよね? 私が京ちゃんと付き合いも思い出も一緒に過ごした時間も長いし」


久「でも、いちばん彼の理想から離れた体型」


和「ぷっ……くくっ……」


咲「……メス豚」


和「っ!?!?」


7 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:25:16.78 ID:82+zI1M50
久「………………」


和「………………」


咲「………………」


久「……やめましょう。こんな不毛な争い」


和「そうですね。時間の無駄ですし」


久「それじゃあ女子だけだしガールズトークでもする?」


咲「言い出しっぺの部長からで、どうぞ」


久「遠慮なく。実はね、私も須賀君を雑用ばかりしてもらうのは心苦しく思ったことがあるの」


咲「だったら、さっさと行動に移せばいいのに」


8 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:26:04.90 ID:82+zI1M50
久「まぁ、待って。咲の言う通り、須賀君に話をしたことがあるの。無理しなくて部活をやめてもいいのよって。そしたら、彼はなんて言ったと思う?」


和「……さぁ?」


久「笑いながら『部長の夢は部員である俺の夢でもあります。だから、俺はあなたについていきますよ。絶対に』って言ったのよ」


和「………………」


久「私はその気持ちをありがたく汲み取ることにしたわ。でも、困っちゃうわよね」


咲「……何がですか?」


久「だって、絶対についてくるのよ。わ・た・しに。何か悪いじゃない? 別に全国に行くのはみんなの夢なのに。その中からわ・た・しが選ばれたみたいで」


咲「……部長と話していたからそう言っただけじゃないですか?」


和「はいはい。都合のいい解釈ありがとうございました」


9 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:31:37.98 ID:82+zI1M50
久「………………」


和「……でも、須賀君に困るっていうのは私もわかりますよ。いつも彼の視線には困っていますから」 


久「ああ、その無駄な脂肪」


和「負け犬の遠吠えは聞こえません。だから、彼に言ったことがあるんです。胸を見るのは控えてくれって。そしたら、彼はなんと言ったと思いますか?」


咲「……さぁ?」


和「『ごめん! つい和がいちばん魅力的だから、目が……!』って言ったんです。そのせいで余計に困っちゃいました」


久「何が?」


和「だって、わ・た・しがいちばん魅力的だなんて、まるで告白みたいじゃないですか。私だから勘違いしませんでしたけど」


咲「胸限定の話じゃない?」


久「頭はお花畑だものね」


10 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:34:33.05 ID:82+zI1M50
和「……咲さんは何かないんですか?」


咲「私? 私は特になによ?」


久「少しくらいあるんじゃない? 須賀君に困っていること」


咲「うーん、でももう慣れちゃってるしなぁ。……あ、でも最近一個ありました」


久「なになに?」


咲「この前、豪雨の日に彼の家にお泊りしたんですけど京ちゃんったら私と同じ布団で寝ようとしたんですよ」


和「っ!?!?」


久「……へぇ、それで?」


11 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:35:20.89 ID:82+zI1M50
咲「『中学の頃、怖がってたからそばにいてやろうと思ったんだけど……ダメだった?』って言ったんです。困りますよね」


和「…………泊まり」


久「…………添い寝」


咲「わ・た・しのことならなんでも知っているみたいな素振りって困りますよね。本当に」


久「その割には笑顔だけど」


咲「えぇ~、そんな顔になってますか?」


和「なってますよ。魔王がするような下品な笑い顔に」


咲「………………」


和「………………」


久「………………」


12 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:36:05.65 ID:82+zI1M50
京太郎「たっだいま戻りました――って、あれ? どうしたんだ、みんな黙って」


咲「ううん! みんなでにらめっこしてたの!」


和「そうなんです。もう咲さんの変顔が面白くて笑いが堪えられませんでした」


久「そうそう。和の言う通り」


京太郎「そうだったんですか。相変わらず仲良しだなぁ」


久「当然よ。私たちは全国を目指す仲間なんだから」


和「部長の言う通りです。さぁ、もう一半荘頑張りましょう」


咲「もちろん。京ちゃんも仲間だからね!」


京太郎「咲ぃ……! よし、みんなで頑張るぞー!」



『おぉー!!』


13 : ◆XjQJWeKg6g 2016/11/26(土) 01:39:12.12 ID:82+zI1M50
優希「……恐ろしいじぇ。この部活おかしいじょ」ガクガクブルブル


カンッ


というわけで終わり。前から書いてみたかった感じの短編の修羅場でした。
お目汚し失礼しました。


元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480090191/


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