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勅使河原「好きだ赤沢!!」赤沢「えっ」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 22:09:30.71 ID:EGLYLP2i0
たまにはてっしーが幸せになってもいいと思うんだだから誰か書いてよ


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 22:15:07.49 ID:EGLYLP2i0
需要ないのか知らんが誰かお願いします


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 22:26:08.41 ID:v/NST+Op0
赤沢「……といわれても」

勅使河原「だから俺の彼女になってくれ」

赤沢「別に私あんたのこと別に好きじゃないし」

勅使河原「じゃ、じゃあ嫌いじゃないってこと?」

赤沢「嫌い」

勅使河原「」

みたいな




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 22:30:17.32 ID:EGLYLP2i0
そうやって少しずつ赤沢さんを攻略していくんですねお願いします


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 22:43:25.23 ID:v/NST+Op0
イノヤ

望月「ま、まあ……そんなに落ち込まなくても」

勅使河原「あまり見込みがあるとは思ってなかったが、こうハッキリ言われるとな…」

榊原「赤沢さんは勅使河原の何が嫌なんだろう?」

望月「そういう問題ではないと思うよ」

望月(だって赤沢さんは榊原君のことが……)

望月(勅使河原君の方はそれをハッキリと認知してるわけではなさそうだし)

勅使河原「……まだこんな事で諦める訳にはいかねえ。なあサカキ、望月」

榊原&望月「何?」

勅使河原「どうしたら俺は赤沢の彼氏になれると思う?」



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 22:53:56.97 ID:v/NST+Op0
榊原「……といわれてもなあ。赤沢さん美人だし、なかなかハードル高いんじゃないの?」

望月「そうだね。たぶん勅使河原君以外にも赤沢さんのこと好きな男子はいるだろうし」

榊原(中尾君とかね)

勅使河原「なぁ~なんか良いアイディアないか~?」

榊原「……そもそも赤沢さんは他に好きな人がいるって可能性はないの?」

望月(……この展開はマズい気が)

勅使河原「なるほど…そういうこともあるか」

勅使河原「よしっ!今度直接赤沢に訊いてみるか」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 23:02:19.48 ID:v/NST+Op0
望月「ちょっ……それは」

勅使河原「なんだ?望月。言いたい事があるのならハッキリ言えよ~」

榊原「う~ん、そういうことってそんな気軽に訊けるものかな?」

勅使河原「俺はもう一度振られた身だから怖いものなどないっ!」

望月「だから、なんというかそういう直情的というか考えなしというのは」

勅使河原「俺はバカだからな」キリッ

榊原「望月は……そういう所が赤沢さんに嫌われる一因になっているんじゃないか、と言いたいんじゃない?」

勅使河原「えっ?…そうなのか、望月」

望月「……否定できないね」

勅使河原「確かに、赤沢は俺よりずっと頭もいいしなあ」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 23:08:37.36 ID:v/NST+Op0
一方その頃……

赤沢「勅使河原に告られた」

杉浦「モテる女は辛いわね」

赤沢「……ま、まあ人並み以上には告られてるのかな、私って」

杉浦(否定しないんだ)

杉浦「で、返事は?」

赤沢「聞くまでもないでしょ?NOよ、NO」

杉浦「ふ~ん……」

赤沢「……何、その含みのある笑みは」

杉浦「何で断ったの?勅使河原君、良い人そうじゃない。バカだけど」

赤沢「私はバカは嫌いよ」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 23:16:56.57 ID:v/NST+Op0
杉浦「そうだったわね。でも、そういうあんたも考えなしに断ったの?」

赤沢「あいつを振るのに何か考えがいる?」

杉浦「ま、確かに直接的にはそうね」

赤沢「……多佳子、その顔は何か企んでるわね」

杉浦「ま、私の考えは泉美があることを認めてからじゃないと、ね」

赤沢「どういうこと?」

杉浦「あなた、恒一君のこと好きでしょ」

赤沢「え」カァァ

杉浦(赤くなった……分かりやすい……可愛い…)


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 23:28:06.82 ID:v/NST+Op0
赤沢「その……ええと、好きか嫌いか、と訊かれれば好き、だけど……」

杉浦「別にわざわざ口で答えなくてもいい。顔を見ればすぐわかるし」

赤沢「そ……そう」

杉浦「…まあそれはいいとして、本題はここからよ」

赤沢「…」

杉浦「泉美は恒一君のことが好き。勅使河原は泉美のことが好き。そうよね?」

赤沢「そうね」

杉浦「このふたつは直接には何の関係もない。しかし……」

杉浦「正直言って、泉美は恒一君と一緒にいられることは少ない」

赤沢「否定できないわね……」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 23:33:18.06 ID:v/NST+Op0
杉浦「それは何故?」

赤沢「……見崎さんとべったりだから……」

杉浦「その通り。普段恒一君と一緒に行動してるのは見崎さん、あなたじゃない」

赤沢「なんとなく話は見えてきたわ」

杉浦「じゃあ、その次に一緒に行動してるのは……」

赤沢「望月君と勅使河原。そう……言いたいのね?」

杉浦「そう」

赤沢「つまり……恒一君に接近するために勅使河原を利用しろと?」

杉浦「そういうこと」


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 23:35:07.59 ID:/9pfaKCd0
策士ダナ


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 23:35:37.10 ID:v/NST+Op0
赤沢「そんな……いくら勅使河原がバカだと言ってもそれは可哀そうよ」

杉浦「別につきあえと言っている訳じゃないわ」

赤沢「でも……」

杉浦「勅使河原と仲良くなれば、恒一君とも仲良くなれる可能性が高くなるのは確かだと思わない?」

赤沢「それはそうだけど」

杉浦「まあ、嫌だと思うのも分からなくはないけどね。他人の恋路を利用するって理由以外もあることだし」

赤沢「!」


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 00:50:28.40 ID:ckbA+L6e0
杉浦「泉美は、見崎さんのこと……苦手でしょ」

赤沢「…否定はしないわ」

杉浦「まあ、私も得意じゃないけどね」

杉浦「これを機会に親睦を深めるっていうのもいいんじゃない?」

赤沢「……そうね。いきなりあの二人を引き離して私と……というわけにはいかなそうだし」

杉浦「そうそう」

赤沢「恒一君にしても……今の私は友達とすらいえないし」

杉浦「泉美……」

赤沢「わかった。多佳子の作戦に乗ってみるわ」


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 00:56:43.94 ID:ckbA+L6e0
一方……

望月「あとやっぱりなんというか……物事には順序ってものがあるよ」

勅使河原「…と言いますと?」

榊原「いきなり彼氏彼女っていうのはハードルが高いって事?」

望月「うん……勅使河原君がどう思っているのかはわからないけど……」

勅使河原「けど……?」

望月「はたから見る限り、今のところ赤沢さんと勅使河原君はただの同級生だよ」

榊原「……友達ですらない、と」

勅使河原「おいおいサカキ、冗談は…………うわぁ、やめろ!二人して憐みの視線を俺に向けるな!」

榊原「どうやら本人と周囲でかなり認識に誤差があるようだね」

望月「とりあえず友達を目指す所から、じゃない?」

勅使河原「……そ、そうみたいだな……」ションボリ


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 01:02:10.94 ID:ckbA+L6e0
翌日

勅使河原「おはよっす、サカキ!」ダキッ

榊原「なんだよ勅使河原、急に抱きつくな」

勅使河原「いやぁ、あの後慰めてくれてありがとな」

榊原「そ、それはどういたしまして」

勅使河原「よっ、望月。昨日はありがとよ」

望月「おはよう勅使河原君。…僕には抱きつかないんだ」

勅使河原「…なんか、抵抗あるんだよお前とそういうことするのは」

望月「何それ……」


杉浦「……来たわよ、ターゲットが」

赤沢「う、うん」


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 01:06:17.65 ID:ckbA+L6e0
スタスタ

赤沢「勅使河原」

勅使河原「!おう……なんだ?もしかして昨日の返事を撤回しに……」

赤沢「それはないわ」キッパリ

勅使河原「ですよねー」

赤沢「……まあ、昨日はちょっと言い過ぎた所もあるし、謝っておくわ。ごめんなさい」

勅使河原「え?あ、いやいいってそんなこと」

赤沢「それと……」

「?」

赤沢「その……友達くらいならなってやってもいいわよ」

勅使河原「!」


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 01:11:46.26 ID:ckbA+L6e0
榊原(おやおやこれは……)

望月(向こうからアプローチがあるとは想定外)

杉浦(……問題はここからね)

赤沢「まあ、あんただけって訳じゃないわ」

勅使河原「え?」

赤沢「望月君、榊原君も……私の友達になってくれるかしら」

勅使河原「おいおい、その二人にはお願いなのかよ……」

赤沢「あんたは自分の立場をわきまえなさい」

勅使河原「へ~い…」

望月&榊原「いいよ(…改まって言われると変な感じだけど)」

赤沢「それと……」スタスタ

赤沢「見崎さん?あなたも」

望月&榊原&勅使河原「!」


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 01:18:21.27 ID:ckbA+L6e0
見崎「……どうして?あなたは私のこと、嫌いだと思ってた」

赤沢「…苦手意識があったのは確かよ。あなた自身、あまり人と積極的に関わる方ではないと思っていたし」

見崎「……そうね」

赤沢「でも、『いない者』を解かれて恒一君達と一緒にいるのを見て考えを改めたの」

見崎(……なるほどそういうことか)

赤沢「その…対策係としても、クラス内部での不信が増幅するのは好ましくない」

見崎「それで……私と友達にってこと?」

赤沢「そうよ」

見崎「……わかった」

望月&榊原&杉浦(これで第一関門はクリア……か)


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 01:23:20.04 ID:ckbA+L6e0
昼休み

見崎「榊原君、屋上……行こう?」

榊原「うん」

杉浦(ほら、泉美!)

赤沢(う、うん)

赤沢「恒一君、見崎さん」

見崎&榊原「はい?」

赤沢「その……良かったら……私も一緒に食べてもいい?」

榊原「え?僕はいいけど……見崎は?」

見崎「いいよ」


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 01:28:57.03 ID:ckbA+L6e0
望月(やっぱりこういう展開になるよね)

望月「いいの?赤沢さんあのままにして」

勅使河原「良いわけない!だから望月、お前も来るんだ」

望月「え~僕もなの」

勅使河原「いいからいいから」

スタスタ

勅使河原「ようサカキ!今日は両手に花で羨ましいことで」

榊原「そんなんじゃないよ。……勅使河原や望月も来る?二人が良ければの話だけど」

見崎「私は構わないわ」

赤沢(ここで断るっていうのも……勅使河原ひとりならまだしも……仕方ない)

赤沢「…いいわよ」

勅使河原「よっしゃ!」


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 01:35:09.89 ID:ckbA+L6e0
屋上

杉浦(なんで私までここにいるのかしら)

赤沢(仕方ないじゃない、あっちがそう来られると露骨に恒一君目当てみたいで嫌だったの)

杉浦(…まあいいけど?)

勅使河原「おい望月、その唐揚げうまそうだな。ひとつくれよ」

望月「え~しょうがないな~ほんとはあげたくないんだけど」

勅使河原ヒョイッ パクッ「うめえ!やっぱお前の姉貴の作る弁当は最高だぜ!」

榊原(それよりいいの?勅使河原は赤沢さん目当てで来たんだろ?)

勅使河原(そうは言ってもなあ、今は杉浦と喋ってるし)


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 01:40:26.10 ID:ckbA+L6e0
見崎(結局いつも話すメンバー同士でお喋りか。まあいきなりはね……)

赤沢「あら、見崎さんはお弁当じゃないの?」

見崎「お母さん、あまり料理しない人だから」パクパク

榊原「そう。だから僕のを時々あげてるんだよ。見崎、これ食べる?」

見崎「うん」パクパク

赤沢(思わぬ地雷を踏んでしまった……)

勅使河原「いやあ、お熱いねえお二人さんは」

赤沢「あんたは黙ってなさい!」

勅使河原「すいません…」


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 01:44:13.22 ID:ckbA+L6e0
……

勅使河原(今日は結構赤沢と喋れた気がするぞ…)

杉浦(泉美……これはなかなか道は険しそうね……)

榊原(赤沢さんと勅使河原……結構相性いいと思うけどなあ)

赤沢(ああ……結局恒一君とはあまり喋れなかった)

望月(はたから見てる分には面白い)

見崎(榊原君のお弁当はいつも美味しい…)



66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 01:51:25.16 ID:ckbA+L6e0
数日後……
昼休みの屋上

赤沢「私はそういうデリカシーのない所が嫌いなのよ、勅使河原!」

勅使河原「なんだよ赤沢、思ったこと訊いたら悪いのかよ」

赤沢「悪いわ、あんたはまず喋る前に考える必要があるわ!」

赤沢(よりにもよって、恒一君と見崎さんのいる前で「好きな奴いるのか?」なんて訊くなんて……)

勅使河原「わ、悪かったよ。ごめんなさい。これでいいか?」

赤沢「いいわ。特別に許してあげる」

榊原(赤沢さんはなんであんなに怒ってるんだろう……?)

望月(勅使河原君、今のはまずかったよ……)

杉浦(今の状況じゃ、泉美に勝ち目がないからねえ……)

見崎(……)


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 01:57:21.46 ID:ckbA+L6e0
……
教室

赤沢「あ~あ、なんだか全然恒一君と進展してない気がする」

杉浦「仕方ないよ。一緒にいるとはいっても、私も含めて他の友達もいるし」

赤沢「……思い出しても勅使河原と口喧嘩してるだけみたい」

赤沢「嫌だなあ……印象ますます悪くなりそうで」

杉浦「恒一君の様子を見てるとそうは思えないけどな」

赤沢「本当!?」

杉浦「うん……二人の様子を微笑ましく見守ってるよ」

赤沢「ますますダメじゃないの……」



中尾「……」


68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 02:04:47.50 ID:ckbA+L6e0
一方……

勅使河原「あ~…また赤沢の奴を怒らせちまった……」

望月「赤沢さんも言ってたけど、勅使河原は思ったことすぐ口に出るからね」

榊原「なかなか性格を直すっていっても難しそうだしなあ」

榊原「まあ、赤沢さんがカラッとした性格なのが幸いだね」

勅使河原「そう!その時はすごく怒るんだけど、後からグチグチ言ったりしないのよ」

勅使河原「そういう所も好きなんだよな~」

榊原「傍目には『ケンカするほど仲が良い』とも見えなくもない」

勅使河原「そうなのか!?サカキ。望月、お前はどう思う?」

望月「そう見えなくもないかな。お互い遠慮しないから」

勅使河原「そっかそっか~」



中尾「……」


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 02:17:05.72 ID:ckbA+L6e0
赤沢(ダメだ……これじゃあただの友達どまり……)

赤沢(もっと二人の関係を深めるような出来事がないと)

赤沢(『いない者』同士だったことのハンデは大きい……)

赤沢(……自分で認めるのも悲しいけど、今の恒一君は私にあまり興味がない……)

スタスタスタ

中尾「赤沢さん」

赤沢「……」

中尾「赤沢さん」

杉浦「中尾君が呼んでるよ」

赤沢「え!?あ、ごめんなさい。何かしら」

中尾「赤沢さんと二人だけでお話ししたいことがあります。今日の放課後、あいてますか」

赤沢「あ、あいてるわよ。対策についての話かしら」

中尾「内容は後で話します」

赤沢「分かったわ」

杉浦(これはもしかして……)


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 02:23:26.12 ID:ckbA+L6e0
放課後

教室

赤沢「何かしら、改まって話なんて」

杉浦(……気になるから覗きに来ちゃった……)

中尾「最近、よくみんなで屋上にお昼に食べに行ってますよね?」

赤沢「ええ、そうよ」

中尾「…今日気になって見に行ってみたんです」

赤沢「そ、そう……(あのケンカを見られてたのかしら)」

中尾「勅使河原にある事を質問されてましたよね?」

赤沢(やっぱりその話題か……)


73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 02:31:51.44 ID:ckbA+L6e0
赤沢「……質問の内容も……聞いたの?」

中尾「ごめんなさい。聴いてました」

赤沢「でも、何故あなたがそんな事を気にするの?」

中尾「それは………………赤沢さん、あなたの事が好きだからです」

赤沢「え!?」

中尾「だから、赤沢さんが誰を好きなのかが気になって……」

赤沢「……ごめんなさい。私、全然気づいてなくて」

中尾「いや、それはいいんです。俺は勅使河原とは違いますから」

赤沢「口が先に出る訳じゃないから、か……」

赤沢「どっちにしてもあなたの気持ちには答えられないわ。……ごめんなさい」


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 02:38:21.82 ID:ckbA+L6e0
中尾「わかりました。まあ……自分でも半分予想はついてますが、赤沢さんの……」

赤沢「私が好きなのは、恒一君よ」

中尾「……いいんですか?今のままで」

赤沢「…どういう意味?」

中尾「赤沢さんと榊原の仲が進展しないって意味でもそうですが……」

中尾「……このままだと勅使河原の気持ちも弄ぶ事にもなりますよ」

赤沢「!……そうね。ご忠告ありがとう」

中尾「いえ……では対策係としてはこれからもよろしく」

赤沢「ええ……よろしく……」

杉浦(……)


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 02:46:45.18 ID:ckbA+L6e0
翌日

勅使河原「なんということだ……油断していた……」

望月「どうしたの?」

榊原「中尾君が赤沢さんに告ったらしいよ。誰が広めたのか知らないけど噂になってる」

望月「へぇ~赤沢さんは何て?」

榊原「ごめんなさい、だったみたいだね」

望月「そうか、良かったね。勅使河原君」

勅使河原「いや、良くねえよ。赤沢はモテる。今回はお断りだったみたいだが、これからもこういうことがあれば……」

望月「大丈夫だよ」

勅使河原「何を根拠にそんなことを……」

望月(だって赤沢さんの本命は榊原君だし……)

榊原「?」


79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 02:54:14.24 ID:ckbA+L6e0

望月「ええと、いや……最近は赤沢さんとよく話しているし、以前よりは仲良くなってるっぽいから」

勅使河原「そうなのか?う~ん、自分じゃよく分からないんだよなあ」

榊原「今の二人は悪友って感じかな」

勅使河原「おいおい、それじゃあ俺が赤沢を悪の道に引きずりこんでるみたいじゃないか」

榊原「文字通りの意味じゃなくて、友達ってこと」

勅使河原「むむむ……まああまり考えても仕方ないか」

勅使河原「それよりこれからは夏休みだよ、夏休み!」

勅使河原「あ~、赤沢と海とか行きたいなあ……」

榊原「どのみち合宿はあるけどね」


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 03:00:00.51 ID:ckbA+L6e0
数日後……

プルルルルル…
榊原「はい」

勅使河原「朗報だよ!朗報!」

榊原「どうした?まさか赤沢さんと海に行く予定でもできた?」

勅使河原「そのまさかだよ!」

榊原「マジ?」

勅使河原「……まあ、まだ決まった訳じゃないけどな」

榊原「なんだ、驚かさないでよ」

勅使河原「この前言ってた、望月の姉貴の話、覚えてるだろ?」

榊原「ああ、災厄を止めたっていう」

勅使河原「そう、それ!」


82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 03:05:59.42 ID:ckbA+L6e0
勅使河原「それで、直接会うってことになって…」

榊原「確か松永さんの働いてるのがリゾートホテルで…」

勅使河原「それで、怜子さんが連れてってくれると……」

榊原「それに対策係の赤沢さんもついて来るってことね」

勅使河原「そう!」

榊原「なんだ、そういうことか。ん?でもそうなると」

勅使河原「杉浦と中尾も来るぜ!」

榊原「気にしないのか?振られたとはいえ恋敵だろ?中尾って」

勅使河原「いいんだって!そんなこと。むしろ振られたもの同士仲良くできるかもしれないぞ」

榊原「ハハハ……その根拠のないポジティブ志向は僕も見習いたいかもね」


84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 03:11:58.13 ID:ckbA+L6e0
……

赤沢(…このままだと勅使河原の気持ちも弄ぶ事になる、か……)

赤沢(……まあ、嫌いってわけじゃないんだけどね…)

赤沢(言いたいこと言えるっていうのも悪くはないけど……)

赤沢(でも、私は……恒一君のことが……)

赤沢(以前に会ったような気がするけど……)

赤沢(どうして私は……恒一君の事が好きになったのかしら……)

赤沢(……しかし、ややこしいメンバーで松永さんに会いに行くのね)

赤沢(何も考えてない勅使河原らしいといえばらしいけど……)

……


85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 03:18:09.82 ID:ckbA+L6e0
当日

勅使河原「よっす!」

望月「おはよう、榊原君」

榊原「おはよう、勅使河原、望月」

ブルルルル…

バタン

赤沢「おはよう、恒一君」

榊原「おはよう、赤沢さん」

中尾「う、う~ん」フラフラ

杉浦「大丈夫?」

中尾「大丈、夫……ウッ」ダダッ

中尾「オエエエエ……」


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 03:22:35.31 ID:ckbA+L6e0
赤沢「榊原君、そのクルマで4人はキツくない?」

榊原「そんなことないよ。意外とよく走るし」

怜子「意外は、余計~」

赤沢「ふ~ん……」

赤沢「勅使河原、あんたは私のクルマね」

勅使河原「はい!」

赤沢「中尾君はクルマに酔うから前ね」

中尾「はい……」

勅使河原(そして赤沢が隣に……)ポンポン
バタン

勅使河原(ありゃ)

スタスタ

バタン

榊原「ハハハ……」


88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 03:31:11.33 ID:ckbA+L6e0
……

ガチャッ ブオーン
怜子「ったく、チンタラ右走んないでよね」

望月「ヒッ」

赤沢「…人はみかけによらずってね……」

榊原「赤沢さんは見かけどおりって感じだね」

赤沢「ふぅ~ん、どんな感じ?」

榊原「強く、たくましい」

赤沢「え~私ってそんなにマッチョ?」

榊原「責任感の強い所とか、ね」


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 03:33:34.34 ID:ckbA+L6e0
赤沢「そんなことないよ、くらい言いなさいよ」

榊原「そ・ん・な・こ・と・な・い・よ」

赤沢「何よそれ。ムカツク」

榊原「時には仕返ししないとね」

赤沢(…なんというか半分は私の行いのせいだけど……恒一君て冷淡な所あるよね)

赤沢(私は見崎さんを目の敵にしていて……恒一君はその見崎さんが好き、か……)

赤沢(……)

……


91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 03:39:07.55 ID:ckbA+L6e0
中尾「う~ん……」

勅使河原「おい、中尾。大丈夫か?」

中尾「まあ、今は何とか…」

勅使河原「具合悪くなったらすぐ言えよ?」

中尾「ああ……」

勅使河原「しかし、杉浦も大変だったな。朝から」

杉浦「私は別に」

勅使河原「そうか?今まで知らなかったけど、杉浦って意外と面倒見いいんだな」

杉浦「!……そ、そう?」

勅使河原「いや、俺がよく知らなかったっていうのもあるけどさ」

勅使河原「まあ……よく考えたら、そうじゃなきゃ対策係なんてやってないか」

中尾「……」

勅使河原「その、なんというか……風当たりの強い時もあるかもしれないけど」

勅使河原「これからもよろしく頼むよ、お二人さん!」

杉浦「うん……」


93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 03:47:31.40 ID:ckbA+L6e0
……………………

松永「ここにいたか」

怜子「!……なんでわかったの?」

松永「ここはホテルから一番近い浜だしな」

松永「携帯の電池、切れてたろ?電話したんだけど」

怜子「ありゃ…ほんとだ」

松永「……あの子たちは?」

怜子「……今年の3年3組の生徒よ」

松永「……あれからもう15年か……」


ビュゥゥゥゥ

「!」

中尾「まかせろー」

バシャバシャ


94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 03:49:06.54 ID:PLuAFe6P0
きた!


95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 03:56:39.69 ID:ckbA+L6e0
勅使河原「おい!あれ」

榊原「マズくない?」

中尾 手を振る

勅使河原「おい、脅かすなよ~。くだらないことするな~」

「ん?」

榊原「やっぱりなんか様子がおかしくない?」

勅使河原「俺がいく」バシャバシャ

榊原「僕も……」バシャバシャ



中尾「……」


96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 04:03:50.86 ID:ckbA+L6e0
勅使河原「おい!中尾!返事しろ!」ガシッ

中尾「…」グッタリ

勅使河原「サカキ!お前も来てくれ!一人じゃ…」

榊原「うん!」バシャバシャ

勅使河原「…意識がないみたいなんだ」

榊原「早く浜に連れて行こう」

バシャバシャ

松永「……遅れて済まない。この子の容体は」

榊原「意識がないみたいなんです」

勅使河原「…とりあえず、浜の地面に」

松永「そうだな、いち、に、さん」

勅使河原「よいしょっと」

榊原「……携帯で119番してくる!」

勅使河原「おう、頼む」

……


97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 04:08:27.74 ID:MlsN+THW0
スライスされなかったか良かったな


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 04:12:44.83 ID:ckbA+L6e0
ピーポーピーポー……


杉浦(中尾君…………)

勅使河原(……頼む、助かってくれ)

榊原(……もし勅使河原が中尾君の所に行くのが遅れていたら)

見崎(離岸流に流されて……)

赤沢(……助けることは不可能だったかもしれない)

望月(……まだ安心できる状況ではないけど)

松永(とっさの判断が功を奏したか)

怜子「中尾君のことは心配だけど……とりあえず……私たちはホテルに戻りましょう」

「はい……」


100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 04:23:47.63 ID:ckbA+L6e0
帰り道 

ブルルル……

赤沢「うぅ……私が……私が誘わなければ……こんなことには……」ポロポロ

勅使河原「それは違うぞ。そう自分を責めるな」

赤沢「でも……」

杉浦「……勅使河原君の言うとおりだわ。今回の事故は夜見山の外。まったくの偶然」

赤沢「対策係だからって言って……多佳子や中尾君も誘ったけど……」

赤沢「こんなことになるくらいなら……」

勅使河原「……誘った事自体を悪く思うなよ。中尾もたぶん……赤沢と海に行けて嬉しかっただろうしよ」

赤沢「それがダメなの!つい最近自分が振った相手なのにこんな無神経な……」

杉浦「…私たちは対策係なんだから、一緒に行って当然よ」


103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 04:31:06.71 ID:ckbA+L6e0
赤沢「……この体たらくじゃ、あんたの事どうこう言えないわ」

赤沢「私……中尾君に謝らないといけない……勅使河原にも……」ポロポロ

勅使河原「お、俺!?」

赤沢「私……あんたなら気にしないだろうと思って結構酷いこと言ってたし」

勅使河原「いや気にしてないから、大丈夫だから」

杉浦(完全に思考がネガティブスパイラルに陥っているわ……)

赤沢「多佳子にも……ごめんね、私が誘わなければ中尾君はあんな…」

杉浦「何故……私に謝るの?」

赤沢「多佳子、中尾君のこと気に入ってるみたいだったから……」

杉浦「!?」


104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 04:37:48.54 ID:ckbA+L6e0
杉浦「気付いてたの……?」

赤沢「……薄々は……私が中尾君のこと振ったのもかなり早く知ってたみたいだし……」

勅使河原(なんか話が変な方向にいってないか?)

赤沢「ごめんなさい……私……あなたの好きな人を振ってしまって……」

杉浦「いえ、それは別にいいんだけど……」

杉浦「それに……泉美は恒一君の事が好きなんだし」

勅使河原「え?」

赤沢「!」

杉浦(ヤバ……これ勅使河原は知らなかったのか)


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 04:39:51.15 ID:NsVs9MbC0
杉浦さんSSでまでやらかさなくても…


107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 04:46:38.24 ID:ckbA+L6e0
……

杉浦(あれから結局誰も喋らなくなってしまった……気まずい……)

赤沢(……私……余計な事を……)

勅使河原(……そうか、それでこの間赤沢は怒ってたのか……そうか…)

勅使河原(サカキが相手じゃな……諦めもつくさ)

勅使河原(まあ、仕方ないよな)

……

運転手「……着きましたよ」

勅使河原「あ……どうもありがとうございます。わざわざ家の前まで送ってもらって」

運転手「いえ…」

赤沢「勅使河原……」

勅使河原「え?」

赤沢「帰る時……慰めてくれて…ありがと」

勅使河原「あ、ああ……うん」


109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 04:50:30.63 ID:ckbA+L6e0
勅使河原「赤沢!」

赤沢「え?」

勅使河原「お前も……その……気をつけて帰れよ」

赤沢「…わかってる」

勅使河原「杉浦も」

杉浦「うん……」

バタン

ブロロロロ……



勅使河原(さて……どうしたものかな……)


112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 04:57:44.29 ID:ckbA+L6e0
自宅

赤沢(大丈夫かな……中尾君……)

赤沢(帰りのクルマで泣いて……少しは落ち着いたのかな……)

赤沢(単純な女よね……私も……)

赤沢(多佳子と勅使河原に言いたい放題言っちゃったし……)

赤沢(言いたい放題、か……)

赤沢(そう言える相手の存在っていうのもありがたいのかもしれない……)

赤沢(私は……どうすべきなのかしら)


125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 08:00:17.46 ID:ckbA+L6e0
一週間後

コンコンコン

勅使河原「お~い、中尾~見舞いに来てやったぞ~」

望月「あ、あんまり大きい声出すと」

榊原「このくらいなら大丈夫だよたぶん」

中尾『…どうぞ』

ガラッ

杉浦「……具合は大丈夫?」

中尾「…おかげさまで起き上がれるくらいには」

見崎「…良かったわね」

赤沢「みんなのお見舞い品、とりあえずここに置いておくわね」

中尾「……ああ、ありがとう」


127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 08:08:55.11 ID:ckbA+L6e0
勅使河原「いや~、それにしても無事で良かった。あん時は肝を冷やしたぜ」

榊原「そうだね」

中尾「勅使河原が最初に助けに来てくれたんだっけな?改めてお礼を言うよ。ありがとう」

勅使河原「いや、俺はたまたま一番近くにいただけって言うか……サカキもすぐ来てくれたしよ」

望月「とりあえずこれに限っては勅使河原君のとっさの判断が効いたと思う」

榊原「そうそう」

勅使河原「そうなのか?」

赤沢&見崎&杉浦 頷く

中尾「……なんか癪だけどひとつ借りが出来ちまったな、勅使河原」

勅使河原「いいって、いいって。そのくらい」


130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 08:20:50.14 ID:ckbA+L6e0
中尾(いや、この借りはすぐに返させてもらうぞ)

杉浦「……病状はどうなの?退院はいつくらいになりそう?」

中尾「術後の経過にもよるって言ってたが……早くて1週間後くらいらしい」

赤沢「……思っていたより悪くなくて良かった…」

榊原「自分も春入院してたけど……過ぎてしまえば意外と早く感じるから、あまり気に病まなくていいよ」

中尾「入院患者先輩ならではの励まし、どうも」

榊原「入院患者先輩って……」

見崎「……あまり長居しても悪いし、先に何か伝えておいた方がいい事とかある?」

中尾「…いや、今は大丈夫だ」

中尾「ただ……赤沢さん、ちょっと後で話があるんだけどいいかな?」

赤沢「え?私?……構わないけど」

「?」


131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 08:29:41.12 ID:ckbA+L6e0
……

榊原「……じゃあ僕たちはこれで失礼するよ。また何かあったらすぐ電話してね」

中尾「はいはい」

見崎「…お大事に」

望月「早く元気になってね」

杉浦「……何かあったらすぐ行くから」

勅使河原「…あとは…赤沢とうまくやれよ……」ヒソヒソ

中尾「何か誤解しているぞ、勅使河原。そういう話じゃない」ヒソヒソ

勅使河原「え?違うのか?」ヒソヒソ

中尾「…だから気にするな」

勅使河原「…まあ、いいや。じゃあ、またな」

中尾「うん、またな」

ガラッ

中尾(ある意味誤解ではないがな……うまくやるのはお前だ、勅使河原)


132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 08:36:59.71 ID:ckbA+L6e0
……

赤沢「中尾君……話がどういうものなのか、わからないけど先に謝っておく。ごめんなさい」

中尾「えっ?」

赤沢「……私があなたを誘わなければ……こんなことにはなってなかったと思うから」

中尾「…赤沢さんは何も悪くないですよ」

赤沢「…これは私の気持ちの問題でもある……のかもしれない」

中尾「というと……?」

赤沢「一応対策係って名目はあるけれど……自ら振った男を海に誘う自分の無神経さに腹が立ってね」

中尾「赤沢さんは厳しいな、自分に対して」

中尾「どっちにしてもさ、もう謝ることはないよ。こっちが惨めになるだけだし」

赤沢「!……ごめんなさい」

中尾「だからそれ禁止」

赤沢「あ……はい…」


133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 08:44:47.18 ID:ckbA+L6e0
中尾「とりあえず過去の事は水に流そう。それで話というのは、これからについてだ」

赤沢(何か要求をされるのかしら……)

中尾「まあ、その前に一応言っておいた方がいいか」

赤沢「?」

中尾「あの日、俺は朝階段から落ちて頭を打ったわけだ」

中尾「手術をしたとはいえ、打った事実が変わる事はない」

中尾「……いわば、今の俺は頭を打っておかしな状態にある」

中尾「もしこれから俺の言う事が妄言だと思うなら、適当に聞き流してくれ」

中尾「ただ、今の俺の思っている事そのままを言う。そこにウソ偽りは100%ない」

赤沢「……」





中尾「なあ赤沢、勅使河原とつきあう気はないか?」


135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 08:53:18.73 ID:ckbA+L6e0
赤沢「え?……え!?」

中尾「俺はいいと思うんだけどな」

赤沢「え……いや、おかしいでしょ。話がおかしい。やっぱり中尾君頭を打っておかしく…」

中尾「確かに俺はこの前赤沢に告白した。見事玉砕したが」

赤沢「…ごめんなさい……」

中尾「これじゃあ恋敵を応援する行為だから、おかしいよなあ」

赤沢「そうよ。それに私は……」

中尾「別に本命がいるって?」

赤沢「……そう」

中尾「……榊原恒一君か」

赤沢「うん……」


136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 09:02:11.02 ID:ckbA+L6e0
中尾「…まあ話はわからないでもないさ。東京から来たイケメンの転校生」

中尾「成績優秀、性格も良さそうだし、料理もできる。おまけに親は大学教授ときたもんだ」

中尾「これでモテないほうがおかしい」

赤沢「……」

中尾「一方の赤沢も間違いなくモテてる。……俺も他の男子がお前に告ってるの見た事あるしな」

中尾「いわば、どっちも相手を選べる立場にあるわけだ」

中尾「でもさ……そういう立場にいると、どうしてもある事をやってしまいがちになる」

赤沢「…ある事って?」


138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 09:10:52.49 ID:ckbA+L6e0
中尾「"値踏み"だよ。知らず知らずのうちに、自分で条件をつけてそれ以外の人間を対象外にしてしまう」

中尾「こいつは顔が良くないからダメ、あいつは成績が悪いからダメ、そいつは背が低いからダメ、とかさ」

赤沢「……」

中尾「それで、条件に合ったごく少数の人間から恋人を選ぶ訳だ。とは言ってもモテる人間であればその中でも選択肢は多い」

中尾「それが悪いとは言えないさ。結局は条件をつけてるのは自分なんだから」

中尾「でも、そうやって除いていった結果残る人間が……本当に自分の好きなひとって言えるのか?」

中尾「赤沢にとって榊原恒一は……たまたま除いていって残った人間じゃないのか?」

赤沢「ち…違う……私は……」



139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 09:20:30.45 ID:ckbA+L6e0
中尾「じゃあ訊くが……赤沢は榊原恒一のどこが好きなんだ?何故好きなんだ?」

赤沢「…好きになるのにいちいち理由なんていらないわ」

中尾「……そうかもな。……じゃあ赤沢と榊原、どこが、どの辺りが相性が合う?」

赤沢「!……それは……」

中尾「…恋人になるっていうのは、自分だけの問題じゃないからな」

中尾「いくら自分自身が好きでも、合うと思っていても……相手もそう思っていない限りは話にならない」

赤沢「……それはまた、別の問題じゃない?私が恒一君を好きでいるのは問題なの?」

中尾「いいや。ただ、お前自身も相手とどこに波長が合うのかも分かってないんなら、なかなか難しいんじゃないか?」

赤沢「……余計なお世話よ」

中尾「少し口が滑り過ぎてしまったかな。失礼…」


140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 09:27:44.89 ID:ckbA+L6e0
中尾「少し話を変えよう。赤沢は勅使河原じゃ不満か?」

赤沢「私は……バカは嫌いよ……」

中尾「そうだったな、俺もバカは嫌いだ。嫌いだった。あるいは勅使河原をただのバカだと思っていた……」

赤沢「……」

中尾「でも、少なくともこの間はそのバカさによって俺は命を救われた」

中尾「…何も考えず、すぐ海に飛び込んでくれたから俺は今、ここで生きていられる」

中尾「俺は……お前も勅使河原によって救われてる部分があると思うんだ」

赤沢「私が……あいつに……?」


141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 09:35:47.24 ID:ckbA+L6e0
中尾「そうさ。あいつがいる事で緊張しすぎないで済んでるんだよ、お前は」

赤沢「緊張しすぎない……」

中尾「勅使河原は何も考えずに、良く言えば裏表なく誰にも話しかけるからな」

中尾「言葉の裏を読まないっていうのは、ある意味楽だろ?」

赤沢「まあ、確かにそうだけど……」

中尾「あと、ただのバカじゃないっていうのはだな……」

中尾「あいつ自身も自覚はしてないが、人間関係のバランス感覚っていうのかな……それが抜群に優れてる」

赤沢「随分持ち上げるのね」


142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 09:46:31.51 ID:ckbA+L6e0
中尾「そうさ。よく考えてもみろ。勅使河原がいなかったら『対策係』と『いない者』の関係はどうなっていたと思う?」

赤沢「…確実に今より悪いわね…」

中尾「そういう意味では杉浦も含めた『対策係』も救われてるってことになるか…」

赤沢(勅使河原がいなければ、恒一君と一緒にいることすらおそらくできなかった……)

中尾「あとさ、あいつバカだから人を区別しないんだよ、良くも悪くも」

赤沢「そうね……(恒一君以外では見崎さんによく話しかけてもいるし…)」

中尾「その区別をしない勅使河原が……お前のこと好きだって言ってくれてるんだ」

赤沢「!……」


144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 09:57:27.03 ID:ckbA+L6e0
中尾「まあ……俺が言いたかったのはそんな所だ。これ以上俺がお前にどうこうしろとは言えないか……」

赤沢「……ありがとう」

中尾「え?」

赤沢「私、バカね……私は自分の事、自分でもよくわかっていなかったみたい」

中尾「…誰でもそんなものだよ」

赤沢「でも、中尾君もなんでこんな事を?これじゃあ……」

中尾「恋敵を応援してるみたいってか?まあ、あいつの真似をしてみただけだ」

中尾「そういえば、赤沢は知らなかったんだっけか。海に行くのは勅使河原にも誘われてたんだよ」

中尾「赤沢来るから一緒に来ないか?ってな。わざわざそんな事言わなくてもいいのに」


147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 10:05:50.48 ID:+S8UXyK/0
あれ?中尾ってなかなかイケメンじゃね?


148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 10:09:18.04 ID:ckbA+L6e0
中尾「それと……見てたんだよ。俺が告白する前から少し」

赤沢「何を?」

中尾「赤沢と勅使河原の様子をさ。たぶん勅使河原と一緒にいる時が一番可愛いぞ、お前」

赤沢「な!?か、可愛いって……」

中尾「本当のことだから仕方ないだろ?」

中尾「ま、そういう事だから、一度話をしてみたらどうだ?勅使河原と」

赤沢「うん。私……今から行ってくる!」

中尾「……行ってらっしゃい」

ガラッ

タタタッ

中尾(これで借りは返したつもりだ……あとはお前次第だよ、勅使河原……)


149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 10:18:36.10 ID:ckbA+L6e0
タッタッタッタッ

赤沢「勅使河原!」

勅使河原「どうした赤沢?そんなに急いで。中尾の用事は済んだのか?」

赤沢「ま、まあね」ハァハァ

杉浦(中尾君に何を言われたのか……この様子はもしや)

赤沢「勅使河原……」ゼーゼー

勅使河原「?」

赤沢「今から……時間ある?」ハァハァ

勅使河原「おう!赤沢のためなら無くても空けちゃうぜ!」

赤沢「そう……良かった……」

榊原(…さっき病室で何があったんだろう…?)

見崎(なるほど……これは……)


150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 10:27:43.12 ID:ckbA+L6e0
杉浦「まあ、私たちお邪魔虫はさっさと退散する事にしましょう」

見崎「……そのようね」

榊原「?」

見崎「榊原君、行こう?」

榊原「え?あ、うん……」

……

公園

勅使河原「……少しは落ち着いたか?はい、これジュース」

赤沢「ありがと…」プシュ

ゴクゴクゴク…

勅使河原&赤沢「ハァー……」


151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 10:33:59.01 ID:ckbA+L6e0
勅使河原「……で、話って何だ?中尾と付き合う事にでもなったのか?」

赤沢「ハァ!?違うわよ」ジロリ

勅使河原「わ、悪い……でも二人きりで話したいとなるとそういう関係の話かと」

赤沢「まあ、間違ってはいないけど」

勅使河原「……じゃあ、何なんだ?」

赤沢「……なおしてもいいわよ……」

勅使河原「え?」

赤沢「考え直してもいいわよ……あんたの……その……告白の返事」

勅使河原「!?」


152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 10:42:04.22 ID:ckbA+L6e0
勅使河原「え……それは……つまり?」

赤沢「あんたの彼女になってやっても……いいってこと…」

勅使河原「…これは夢か何かか」

赤沢「夢じゃないわ」ムギュッ

勅使河原「痛い!痛いですよ、ほっぺたつねらないでください赤沢さん…」

赤沢「だってあんたが夢とか言うから」

勅使河原「いや、夢じゃないのは分かったけど、どっちみち話が分からん……」

勅使河原「赤沢はサカキの事が好きなんじゃなかったのか?」


153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 10:51:48.91 ID:ckbA+L6e0
赤沢「そうよ。私もそう思ってた……でもね……」

赤沢「私……ある人から『お前は値踏みしてる。榊原がその条件にあっただけなんじゃないか?』って言われた…」

赤沢「私……それを否定できなかった……くやしいけどね」

赤沢「それどころか……自分の好きな人なのに、どこが好きなのかも言えなかった……」

勅使河原「全部好きっていうのじゃダメなのか?」

赤沢「そういう答えもアリかもしれないわ……でも私にはその答えすら思いつかなかった」

赤沢「結局私の言う本命ってそんなものだったって事」


154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 10:58:28.46 ID:ckbA+L6e0
赤沢「ねえ……勅使河原……あんたは私の……どこが好きなの?全部っていうのはナシね」

勅使河原「そうだな……強いところ?」

赤沢「…」

勅使河原「いや、違うな……強くあろうとしてるところ?」

赤沢「!」

赤沢(…やっぱり中尾君の言ってた事は正しかったのかな)

赤沢「ありがとう、勅使河原」

勅使河原「え?」

赤沢「……私の事、そこまでちゃんと見てくれる人……今までにはいなかったから…」


159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 11:06:21.54 ID:ckbA+L6e0
勅使河原「いや、俺は大したこと言ったつもりはないんだが…」

赤沢「ううん、違う」

赤沢「今まで私に告白してきた人は、みんな私の強いところが好きと言っていた」

赤沢「恒一君に私の印象を訊いた時も『強く、たくましい』と答えてた」

赤沢「……本当は、私……別に強くなんかないのに……」

赤沢「自分の弱さを認めたくないから……強がってるだけ」

勅使河原「……」

赤沢「勅使河原……本当は…私、弱い子だけど……それでもイイの?」


161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 11:12:39.19 ID:ckbA+L6e0
勅使河原「いいよ。っていうか赤沢は弱くなんかない」

赤沢「え?」

勅使河原「もう認めてるじゃん、自分の弱さを」

勅使河原「それに……強くあろうとしてるだけじゃなくて、実際に強くなってるんだと思う」

勅使河原「…それって努力してるってことだろ?」

勅使河原「だから……赤沢は弱くなんかないよ」

赤沢「勅使河原……」

勅使河原「そういうところが……俺が赤沢を好きな理由、かな」


164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 11:18:32.90 ID:ckbA+L6e0
赤沢「あ~あ、なんかもう私のプライドズタズタだわ」

勅使河原「な、なぜ?」

赤沢「…こんなバカに慰められるなんてさ。こんなバカが一番私の事理解してるってどういう事?」

勅使河原「…あまりバカバカ言わないでくれ……さすがの俺も少しは傷つくっていうか」

赤沢「いいえ、あなたはバカよ。他人の事あまり言えないけど。でもね……」




赤沢「そういうバカなところが私は……好きよ」

勅使河原「!」


166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 11:27:18.91 ID:ckbA+L6e0
勅使河原「赤沢、なんというかお前……大丈夫か?」

勅使河原「好き勝手喋り過ぎ……とでも言うのか口が暴走してるとでも言うのか…」

赤沢「もう全部壁がぶっ壊れちゃったのよ。あなたに対しては」

赤沢「ま、もともとその片鱗がなかったとは言えないか」

赤沢「勅使河原にはあまり遠慮しないで喋っていたし……」

赤沢「その時は今のような状態になるとは想像してなかったけど」

赤沢「もうあなたに対しては何を言っても怖くない」

赤沢「だって、そういうところも含めて私の事好きって言ってくれたんだから」

勅使河原「お、おう…」


173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 11:38:02.18 ID:ckbA+L6e0
赤沢「そうそう、そういえば何であの時帰る時は勅使河原と同じクルマに乗ったんだと思う?」

勅使河原「え?あの時はバタバタしてたし特に理由もないんじゃ」

赤沢「私ね、恒一君とは同じクルマには乗りたくなかったの、あの時は」

勅使河原「なんで?」

赤沢「……弱い私を見られたくなかったから……」

勅使河原「…サカキだったら別に見られてもお前の事嫌いになったりしないと思うけど」

赤沢「これは私の気持ちの問題なの」

勅使河原「そ、そうですか……」

赤沢「自覚はなかったけど……でもたぶん勅使河原の事を信じてたから…」

勅使河原「俺の隣に座ったと?」

赤沢「…今から思えばね」


175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 11:43:16.56 ID:ckbA+L6e0
……

杉浦(その恒一君にもバッチリ見られちゃってますが……)

榊原(……とりあえず雰囲気は良さそうでなにより)

見崎(…これいつまで見てないといけないのかな)

榊原「ま、まあ僕たちはこの辺で退散しようか」ヒソヒソ

杉浦「そうね」ヒソヒソ

ガサゴソ…

……


177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 11:48:53.51 ID:ckbA+L6e0
赤沢「…というわけで今日から勅使河原は私の予行彼氏よ」

勅使河原「予行彼氏?」

赤沢「あまり最初から甘やかすと堕落しそうだから、あなたは」

勅使河原「俺、信用されてるんじゃなかったの?」

赤沢「アメとムチよ、アメとムチ。それとも……私のムチは嫌だったかしら?」

勅使河原「いえ、とんでもないです!是非お願いします!」

赤沢「あんた……比喩だって分かってる?」

勅使河原「え?」


180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 12:00:58.14 ID:ckbA+L6e0
翌日

イノヤ

榊原&見崎&杉浦&望月&望月姉「おめでとう!」

勅使河原「みんな、ありがとよ!」

赤沢「なんだか恥ずかしいわ……」カァァ

勅使河原「紅くなってる顔も可愛いよ、泉美」

杉浦「泉美!?」

赤沢「なっ馴れ馴れしいわ、このバカ!」

勅使河原「ハハハ。どうせ俺はバカですよ~バカな所が好きなくせに」

見崎(なんだか熱い……)

榊原(最初見た時はどうなることかと思ったけど……良かった良かった)


181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 12:08:47.52 ID:ckbA+L6e0
赤沢「だいたいあんたは昨日から調子乗り過ぎなのよ。抱きつこうとしたり」

勅使河原「今は予行彼氏なんだろ~?抱擁の練習もしないとなあ」

赤沢「ほら今もベタベタ触り過ぎなのよ。ちょっと離れなさい」ガンッ

勅使河原「泉美の肘鉄……これもまたご褒美」

杉浦(完全にバカップルね)

榊原(完全にバカップルだ)

望月(完全にバカップルだね)

見崎(はいはいバカップルバカップル)


望月姉「……二人の馴れ初めをちょっときいてもいいかしら?」



183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 12:16:37.37 ID:ckbA+L6e0
勅使河原「はいはい!俺でよければ喜んで話しますよ!」

勅使河原「!……そうだ、いいこと思いついたぞ、泉美!」

赤沢「あんたがそういう時って大抵ロクでもない……」

勅使河原「ここで実演すればいい!」

赤沢「やっぱりロクでもなかった」

勅使河原「それでですね、まずここは朝の教室で、赤沢さんがやって来る訳ですよ」

勅使河原「それで……」


勅使河原「好きだ赤沢!!……っとこう俺がまず告白を」


赤沢「……私も好きよ…………直哉」




おわり


187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 12:19:43.95 ID:ckbA+L6e0
即興でSSなんて慣れない事やるもんじゃないね、とりあえず見てた人お疲れ


194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 12:41:19.46 ID:4+JlcwYlO
てっしーが報われて良かった。乙


199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 13:15:08.99 ID:aFKPeAWY0
面白かった!乙!


200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/27(火) 13:24:34.49 ID:dezksFOV0
こういうSSを待ってた
本当に乙でした


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