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モバP「聖が手を離さない」
- 1 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:06:12.57 ID:9hrayF2Y0
- 聖「……♪」
モバP(聖が俺の手をぐっと握ったまま離さない)
モバP(嬉しそうな顔をしたまま離さない)
- 2 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:06:57.95 ID:9hrayF2Y0
- モバP「……なぁ、聖」
聖「なんですか……?」
モバP「離してくれないか?」
聖「嫌です……」フルフル
モバP「嫌か」
聖「だって……」
聖「プロデューサーさんの手……心地いいので……」
モバP「……そうでもないと思うんだけどな」
聖「ううん……」
聖「暖かくて……頼もしくて……」
聖「……♪」
モバP「……」 - 3 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:07:40.53 ID:9hrayF2Y0
- 聖「それに、私……言いましたから……」
聖「手をつないだら……離したくなくなっちゃうって……」
モバP「……確かに言ってたな」
聖「……だから、もう離しません……♪」
モバP「……でもさ、聖」
聖「……?」
モバP「『握手してくれませんか……?』って言ってからのそれはずるいと思う」
聖「……」
聖「なんのことでしょうか……?」
モバP「とぼけない」
聖「……えへへ」 - 4 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:08:17.05 ID:9hrayF2Y0
- モバP「なぁ、聖」
モバP「仕事しなくちゃいけないから、離してくれると嬉しいな」
聖「……」
聖「……にゃん♪」
モバP「誤魔化されないからな」
聖「ダメ……?」
モバP「ダメ」
聖「じゃあ右手じゃなくて左手を握るのでも……?」
モバP「ダメ」
聖「……」シュン
モバP「……」
聖「……」
モバP「……」
聖「……」チラッ
モバP「ダメ」
聖「むー……」 - 5 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:08:47.99 ID:9hrayF2Y0
- 聖「……あ」
聖「じゃあ、裾は……?」
モバP「裾……?」
聖「うん……シャツの……」
モバP「……」
聖「これなら、プロデューサーさんはお仕事できて……私も離さなくて……」
聖「二人とも幸せ……」
モバP「……」
聖「……ダメ?」
モバP「……」
モバP「……まあそれなら大丈夫だ」
聖「あ……やった……!」
モバP「というわけで、離してくれ」
聖「うん……残念だけど……」スッ
聖「……」
聖「……」ギュッ
モバP(本当に裾をつまむとは……) - 6 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:13:38.67 ID:9hrayF2Y0
- モバP「じゃ、俺は仕事するから」
聖「うん……」
モバP「飽きたら離れてもいいからな」
聖「飽きないと思います……」
モバP「……そうか」
聖「……えっと」
聖「お仕事がんばってください……プロデューサーさん……」
モバP「ん、ありがとう」
モバP「……」カタカタ
聖「……」
モバP「……」カタカタ
聖「……」
モバP「……」カタカタ
聖「……」
聖「……~♪」
モバP「……どうした?」
聖「あっ……」
聖「ごめんなさい……つい……」
聖「その……応援しようと思って……」
モバP「歌で?」
聖「……」コクリ
モバP「そうか……」
聖「……」
モバP「ん、ありがとう」
聖「……歌っていいの?」
モバP「もちろん」
モバP「応援してくれてるんだし、その気持ちを無碍にはできない」
聖「……!」パァ
モバP「それに、聖の歌声は心地いいからな、邪魔になんかならないよ」
モバP「……シャウトとかされたら困るけどな」
聖「できないから……大丈夫……」
聖「それじゃあ……応援しますね……!」
モバP「ん」
聖「……~♪」
モバP「……」カタカタ
聖「~♪」 - 7 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:14:13.68 ID:9hrayF2Y0
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
モバP「……ふぅ」
聖「~♪……あっ」
聖「終わったんですか……?」
モバP「……まあ、ひと段落ついたな」
聖「お疲れ様です……」
モバP「ああ、ありがとう」
聖「……」スッ
聖「……」ソソクサ
聖「……」ギュッ
モバP「そして手を握りなおすのな」
聖「もう離しません……!」グッ
聖「……えへへ」 - 8 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:14:49.15 ID:9hrayF2Y0
- 聖「……~♪」
モバP「……なあ、握ってて楽しいか?」
聖「うん……楽しい……」
モバP「そうか……」
聖「ふふ……暖かい……♪」
モバP「……」
聖「にぎにぎ……♪」
モバP「……」
モバP「……」ギュッ
聖「ひゃっ……!」
聖「ど、どうしたんですか……?」
モバP「いや……なんとなく握り返しただけだ」
モバP「握られっぱなしってのも……って思ってな」
モバP「まさかここまで驚かれるとは思わなかったけど」
聖「だって……さっきまでぜんぜん動いてなかったから……」
モバP「そう思って握り返したんだけどな」
聖「……意地悪です」
- 9 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:15:25.05 ID:9hrayF2Y0
- 聖「ぐにぐに……」
モバP「……さっきより力が強いな」
聖「お返しです……」
モバP「……」
モバP「……」ギュッ
聖「……もう驚きません……!」
モバP「む……」
聖「ふふっ……ぐにぐに……♪」
モバP「……」
聖「本当に暖かい……溶けちゃうかも……」
モバP「なら離してもいいぞ」
聖「それは嫌です……」
モバP「……」
聖「……~♪」 - 10 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:16:26.27 ID:9hrayF2Y0
- モバP「……今日の聖はやけに積極的だな」
聖「私……」
聖「……色々な人にもっと積極的になったらって……教わって……」
聖「だから、ちょっと積極的になってみました……」
聖「プロデューサーさんと……つながっていたかったので……」
モバP「そうか」
聖「ダメ……でしたか……?」
モバP「いいや」
モバP「聖の可愛い一面が見れていいよ」
聖「可愛い……ふふっ」
モバP「それに、自分を出すのがダメ……なんて言えないさ」
聖「でも……さっきからダメってばっかり……」
モバP「それとこれとは別」
聖「……むー」
モバP「……いや、ずっと手を繋ぎ続けるのは色々と無理だし」
聖「でも……離したくないんだもん……」
モバP「そう言われてもな……」
聖「……我慢しないほうがいいって……いろんな人が……」
モバP「まあ、それはそうなんだが」
モバP「……そんなに色々我慢してたのか?」
聖「ううん……ちょっとだけ……」
モバP「……そうか」
聖「……あの、プロデューサーさん」
聖「このまま、お話してもいいですか……?」
モバP「ああ、仕事もひと段落ついたしな」
聖「よかった……ふふっ……」
聖「じゃあ……えっと、この前――」
………………
…………
…… - 11 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:16:59.74 ID:9hrayF2Y0
- 聖「――それで……」
モバP「……そろそろ帰らなきゃじゃないか、聖?」
聖「あっ、本当……!」
聖「時間が経つの、早いです……」
モバP「……」
モバP「……とりあえず、寮までは送るよ」
聖「……いいんですか?」
モバP「もちろん」
モバP「一人で帰らせるのも心配だしな」
聖「……子供じゃありません」
モバP「じゃあ、一人で帰るか?」
聖「それは嫌です……」
モバP「……だろ」
モバP「じゃ、帰る準備をしてくれ」
聖「うん……」
聖「……プロデューサーさん」
モバP「ん?」
聖「帰り道も……手を繋いで、たくさんお話していいですか……?」
モバP「……いいぞ」
聖「よかった……ふふ」
モバP「ただ、帰る準備をするときは手を離してくれ」
聖「……ダメ?」
モバP「ダメ」
聖「……むー」 - 12 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:17:38.14 ID:9hrayF2Y0
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
モバP「さて、女子寮の前だ」
聖「前です……」
モバP「……」
聖「……」
モバP「……t手、離さないのか?」
聖「離したくありませんから……」
聖「……だからプロデューサーさん……一緒に行きましょう……?」
モバP「いや、無理だから」
モバP「さすがに俺はこれ以上は入れないし」
聖「私は大丈夫ですけど……」
モバP「聖が良くてもダメだ」
聖「どうしても……ダメ……?」
モバP「ダメ」
聖「……ダメ?」チラッ
モバP「ダメ」
聖「むー……」
聖「……上目遣いなら……絶対に許してくれるって言ってたのに……」
モバP「誰に教わったんだそんな変なこと」 - 13 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:18:09.25 ID:9hrayF2Y0
- モバP「ほら、離しな」
聖「……」
聖「……」スッ
聖「……寂しいです……」
モバP「……まあ、ずっと人肌に触れてたからなぁ」
聖「それだけじゃなくて……」
聖「プロデューサーさんとつながれてたから……」
モバP「……」
聖「……」
聖「……」スッ
モバP「ダメ」
聖「むー……」 - 14 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:18:44.00 ID:9hrayF2Y0
- 聖「……あっ」
聖「じゃあ、プロデューサーさん……頭撫でてくれませんか……?」
モバP「頭?」
聖「はい……それで、我慢します……」
モバP「……ずっとはできないぞ?」
聖「わかってます……」
モバP「……じゃあ」ポン
聖「わふっ……」
モバP「……」ナデナデ
聖「ふふ……とっても優しい手のひら……」
聖「……♪」
モバP「……」
聖「……~♪」
モバP「……もういいか?」
聖「まだ……」
モバP「ん」ナデナデ
聖「……♪」
モバP「……」
聖「……~♪」
モバP「……まだか?」
聖「もうちょっと……」
モバP「そうか」ナデナデ
聖「……♪」
モバP「……」
聖「……~♪」
モバP「じゃ、おしまいな」
聖「あっ……」 - 15 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:19:11.55 ID:9hrayF2Y0
- 聖「まだ……満足してなかったのに……」
モバP「いつまでも終わりそうになかったからな」
聖「そんなことないです……」
モバP「本当に?」
聖「……」コクッ
モバP「……じゃあ、後どのくらいやっておけばよかった?」
聖「もうちょっと……」
モバP「具体的に」
聖「……もうちょっと」
モバP「ほらな」
聖「むー……」
モバP「……明日また、手を繋いでもいいから」
聖「……本当?」
モバP「ああ」
聖「そっか……」
聖「……じゃあ、我慢します」
聖「……」
聖「また明日に……ふふっ……」 - 16 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:19:58.57 ID:9hrayF2Y0
- モバP「……さて、それじゃあ俺はそろそろ戻るな」
聖「ん……」
聖「また明日……」フリフリ
モバP「ああ、また明日」フリフリ
聖「……」
モバP「……」
聖「……戻らないの……?」
モバP「聖がちゃんと中に入るまでは見てるよ」
聖「そっか……」
聖「……」スタスタ
聖「……」クルッ
モバP「……ん、なんだ?」
聖「また、明日……ね……?」
モバP「おう」
聖「……」クルッ
聖「……」スタスタ
聖「……」クルッ
モバP「……今度はどうした?」
聖「本当に……明日、手をつないでもいい……?」
モバP「……暇なときなら」
聖「よかった……」
聖「それじゃあ、ばいばい……」クルッ
モバP「ん」
聖「……」スタスタ
聖「……」クルッ
モバP「今度はなんだ?」
聖「えっと……」
聖「……特に理由はないです……えへ」
モバP「早く入りなさい」
おしまい - 17 : ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/21(水) 00:21:56.43 ID:9hrayF2Y0
- デレステ放置してると唐突に歌いだしたり、ルームでは「手をつないだら……離したくなくなっちゃいますから……」とか言ったりアイチャレでは唐突に「……にゃん」って言ったり可愛さが天元突破して昇天したので
ひじりんかわいい
誤字脱字、コレジャナイ感などはすいません。読んでくださった方ありがとうございました。

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