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千歌「曜ちゃんにチョコをプレゼントしたい!」
- 1 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 22:16:21.36 ID:oq9bmArx.net
- ~一年前~
千歌「ただいま~!」ガラガラ
シーン
千歌「ってあれ?誰もいない……?」
千歌(あ、そっか。志満姉も美渡姉も買い物に行ってるんだっけ……)
千歌(なんでいつも家にいる二人が一緒にお買い物なんだろ?今日なんかの日だったっけ……)カレンダーペラリ
千歌「2月13日……」
千歌(2月13日?何の日だっけ……)
千歌「ま、いーや!テレビみよっと」ポチ
『東京の街はすっかりバレンタイン気分で……』
千歌「……」
千歌「ばれんたいん……」
千歌「……あー!そういえば明日!2月14日ってバレンタインだった!」
千歌「……ってまぁ、そんなこと言っても渡す相手も貰う相手もいないし~」グダー
- 2 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 22:23:03.06 ID:oq9bmArx.net
- 『早速女子高生にインタビューしてみましょう!少しよろしいでしょうか?』
『ひゃ、ひゃいっ!?な、なんでしょう!?』
『明日はバレンタインデーですが、誰かに渡す予定とかはありますか?』
『え、えっと、その、部活の先輩に……』テレリ
『ほうほう?その部活の先輩というのは?』
『そ、その、いつも私に優しくしてくれるかっこいい先輩で、その。感謝の気持ちも込めて、と……』
『おぉ~。感謝の気持ちと一緒に愛も込めたりしますか?』
『……あ、あはは』テレテレテレ
千歌「愛を込める……」
千歌(ふーん、好きな人とかお世話になっている人とかにチョコを渡すのかぁ)
千歌「っていっても志満姉と美渡姉くらいしか渡す相手が……」
千歌「相手が……。……」ポワンポワン - 4 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 22:28:02.14 ID:oq9bmArx.net
- 千歌「そういえば結構昔に……」
~~~
千歌「ふぎゃ!」ベチャ
曜「あっ、千歌ちゃん!大丈夫!?」
千歌「だ、大丈夫だよ。ちょっと転んじゃっただけだし……いたっ!」
曜「ひ、膝をすりむいちゃってるよ!」
千歌「大丈夫だって、これくらい!曜ちゃんは心配性だなぁ」フラフラ
曜「足がガクガクだよ、千歌ちゃん!やっぱり痛いんでしょ!?」
曜「ほら、千歌ちゃんっ」スッ
千歌「ふぇ……?」
曜「おんぶするから、ほら、私の背中に乗って?」
千歌「だ、大丈夫だって言ってるのにっ」
曜「いいからっ!」
千歌「う、うん……」ギュッ
曜「しっかり掴まっててね!」
千歌「……うん」コクリ
~~~
千歌「……」 - 5 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 22:32:53.54 ID:oq9bmArx.net
- 千歌「他にも……」
~~~
千歌「うわぁん!!英語の文法が全然わかんないよーー!!」ゴローン
曜「あはは……」
千歌「赤点取っちゃったらどうしよう……まだ高校一年生なのにぃ」
曜「ふふん、大丈夫だよ千歌ちゃん!」
千歌「へ?」
曜「私が家庭教師になって、マンツーマンで教えてあげるよ!」
千歌「ほんと!?」
曜「もっちろん!私にお任せくださいっ!赤点の深海から千歌ちゃんを救い出すであります!」ビシッ
千歌「わーい!!」
~~~
千歌(あの後夜遅くまでずっと曜ちゃんを付き合わせちゃったけど)
千歌(とってもわかりやすく教えてくれたおかげで、英語の点数が一気に伸びたし……) - 7 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 22:39:46.51 ID:oq9bmArx.net
- 千歌(それに……)
~~~
曜「千歌ちゃん!一緒にあそぼー!」
曜「ちーかちゃんっ♪はいっ、お菓子持ってきたよ!」ドサッ
曜「あっ、千歌ちゃん!大丈夫?私に手伝えることがあるなら、いつでも言ってね!」
曜「千歌ちゃんと一緒にいると、幸せだなぁ」
曜「千歌ちゃん、一緒に水泳部いこーよ!」フンスフンス
曜「ちか、ちゃぁん……♪」スヤスヤギュー
~~~
千歌「……」
千歌「そういえば、曜ちゃんにはたくさんお世話になってるのに、何も返せてない気がする……」
ガラガラッ
美渡「ただいまー」
千歌「!美渡姉、ちょっと話があるんだけど!!」ドタドタドタ - 9 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 22:45:49.02 ID:oq9bmArx.net
- ~~~
千歌「ふぅ、無事に交渉終了……なんとか三か月分のお小遣いを前借りできた……」
千歌「バレンタインデーは感謝の気持ちを伝える日……!」
千歌「私も手作りチョコを作って、曜ちゃんにお礼をしなきゃっ!」
千歌「さっそくスーパーに行って材料調達だー!」
~~~
千歌「チョコ、チョコ……」
??「ん?あそこにいるのは……」
千歌「曜ちゃんはミルクチョコレートのほうがいいのかな……?それとも……」ブツブツ
ソロソロ
??「わっ!!」ドンッ
千歌「ふぎゃーーーーー!!?」ビクーン
千歌「だ、だれっ!?……って、果南ちゃん!?」
果南「やっほ、千歌。こんなところでどしたの?」
千歌「え、えっと、それがね?」
カクカクシカジカ - 10 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 22:55:54.87 ID:oq9bmArx.net
- 果南「ふんふん、曜ちゃんにチョコを……ねぇ」ニヤニヤ
千歌「な、なに笑ってるのっ!変なこと言ってないでしょ!?」
果南「いやー、うん。千歌も可愛くなったなー、って」
千歌「……?どういうこと?」
果南「いやぁ、深い意味はないよ」
果南「で、どうしてここにいるの?」
千歌「え?だからチョコを……」
果南「手作りで作るなら、湯せん用のチョコがあるところに行かなきゃだめだよ?」
千歌「……へ?」 - 11 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 23:04:19.44 ID:oq9bmArx.net
- 千歌「ゆ、ゆせんよう?」
果南「うん。それに作るチョコの種類によっては砂糖の有無とかも調べないと」
果南「それにそこらへんにあるチョコはお菓子作りに向いてないしね」
千歌「」プシュー
果南「溶かした後にいろいろ造形しやすいのもあるしね」
果南「って、ち、千歌?大丈夫?」
千歌「ちょ、チョコって、そんな小難しいものなの?」
果南「あぁ、うん、まぁ、そうだねぇ」
果南「ていうか千歌の家にチョコ作りの型とかってあるの?」
千歌「あると思うけど、たぶん使われてると思う……」
果南「あぁ、お姉さん方か……」
果南「じゃあちょうどいいや。久しぶりにウチに来なよ、千歌」
果南「作り方教えるし、一緒にチョコ作ろう?」
千歌「いいの!?」 - 13 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 23:13:25.54 ID:oq9bmArx.net
- 果南「作り方も知らないのにチョコ作りなんて無茶だしね」
果南「それに、私も作りたい相手がいるからねぇ」
千歌「ふーん、果南ちゃんにも好きな人がいるの?」
果南「ん、まぁね」
千歌「もしかして私だったり?」
果南「あはは、まっさか。確かに好きだけど、ラブじゃなくて可愛い妹分的な意味で、だよ」
千歌「ラブ……」
果南「ほら、そんなことはいいから湯せん用のチョコを買ってきなよ」
千歌「!そうだった、急がないと!もう時間がないよっ!」バタバタ
果南「できれば加工しやすいのを選ぶんだよー!」
千歌「はーい!」 - 14 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 23:21:22.43 ID:oq9bmArx.net
- 果南「イチゴのチョコにしたんだね」
千歌「うん!なんかおいしそうだったし!」
果南「あはは、千歌らしいチョイスの仕方だね」
千歌「……」
千歌「ねぇ、果南ちゃん」
果南「ん?」
千歌「好き、ってどういうことなのかな」
果南「さぁ、ねぇ。……んー」
果南「千歌が求めてる答えかどうかは知らないけど……」
果南「ちょっと話が長くなるけど、いい?」
千歌「うん」コクリ
果南「私の好きな人の名前は……まぁ、言ってもわかんないかな」 - 18 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 23:31:03.24 ID:oq9bmArx.net
- 果南「その子は昔っから臆病でね。私の背中をいっつもついて回ってたんだよ」
果南「私が言うのもなんだけど、その頃は私にべったりだったんだよ」
果南「今はそうでもないんだけどね」クスッ
果南「でも、なんでかわからないけどさ」
果南「その子が私のそばにいると、とっても心が安らいでたんだよね」
果南「で、その人が今の私の好きな人なんだ」
果南「性格は変わっちゃったけど、今でもその子のそばにいると、どんな辛いことも忘れられるんだ」
果南「だから、うん」
果南「好きっていうのは、そばにいたい、って事なんだと思う」
果南「……まぁ、あくまでも私の考えだからさ」
果南「いつか千歌も自分で答えを見つけるといいよ」
千歌「……うん」 - 20 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 23:42:26.60 ID:oq9bmArx.net
- ~果南家~
果南「というわけで、さっそく作ろっか!」
千歌「はーい!」
果南「まずはチョコを入れる型をあらかじめ用意しておいて……」
千歌「あ、それはさっき買ってきたから大丈夫!」
果南「ん、そう?じゃあ早速チョコを刻んで、湯せんから始めるよっ」
千歌「はーい!!」
~~~
千歌「お湯をゆっくり温めながら、ぐるぐる……!」グールグル
果南「そうそう、優しくかきまぜるんだよ?」
千歌「よし、50℃ぴったり!ここからかき混ぜる!」グルグルグル
果南「ん、よし。湯せんは大丈夫そうだね」
~~~
千歌「ぎゃーー!?」
果南「どうしたの!?」
千歌「なんか真っ白いのが出てきた……チョコが変になっちゃった……」グスグス
果南「あー、火をつけっぱなしでお湯の温度管理ちゃんとしないから……」
果南「沸騰させたりしちゃだめだよ?50℃ぐらいをキープしながらゆっくりかき混ぜてね?」
千歌「はーい……」
~~~ - 21 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/13(月) 23:50:58.94 ID:oq9bmArx.net
- 千歌「ふぅ、ふぅ、やっとできた……」
果南「お、おつかれ……でも、そこからがもっと忙しいよ?」
千歌「ふぇぇ!!??」
果南「一度溶かしたチョコレートをまた冷やして、もう一度湯せんにかけて~……」
千歌「う、うぅ、大変だなぁ……で、でも、曜ちゃんのためにっ……!!」
果南「案外お菓子作りって大変なんだよね~」
果南「手作り、って簡単に言うけどさ。チョコレートって意外と扱いが難しくてね~」
千歌「うん……東京の女の子達はすごいなーって思うよ……」
果南「ほらほら、喋ってないで手を動かすっ。夜遅くなっちゃうよ!!」
千歌「は、はぁ~い!」 - 23 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/14(火) 00:03:08.24 ID:Bewqw3d4.net
- ~~~
千歌「で、できたぁ。できたよぉ……」
果南「はぁ、はぁ……つ、疲れた……」
果南「それにしても……そんなにおおきなハートの型を買ってたんだね」
千歌「うん。……私の思いの大きさって、これくらいかなー、って思ってたから」
果南「……」
千歌「私、きっと。曜ちゃんのことがいっぱい好きだからさ」クスッ
千歌「だけど、それを言葉にすることができないんだよ」
千歌「ただ、曜ちゃんが大好き。とっても、とっても、大好きなの」
千歌「でも、どれくらい好きか、っていうのを言葉で表せないから……形で、表してみようかなって」
果南「……ふふ」
果南「……でも、そんなに大きいの、たぶん食べづらいと思うよ……一応チョコなんだからね?」
千歌「……だろうなぁ……型が大きすぎた……」ガクッ - 25 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/14(火) 00:15:02.04 ID:Bewqw3d4.net
- 果南「とりあえず、今から冷やしておけばたぶん固まるだろうし……」
果南「明日の朝にラッピングして、曜ちゃんにちゃんと渡してきなよ?」
千歌「うんっ!」
果南「それじゃあ今日は泊まってっていいから……」
果南「それを冷蔵庫に入れたら、二階に来てねー」
千歌「はーい!」
ガチャ バタン
千歌「……」
千歌「実は、こっそり買ってきてたんだよねー、ホワイトチョコペン!」
千歌「これで……ここをこうやって……」
『I LOVE YOU』
千歌「できたっ!……えへへ~」
千歌「よーし、さっそく冷やして、今日はもう寝なきゃ!明日、寝坊なんてできないよっ!」
ドタドタドタ…… - 26 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/14(火) 00:24:44.89 ID:Bewqw3d4.net
- ~~~
千歌「よーし、ラッピングも無事に成功したし、早速学校へごーごー!」
果南「私もお手伝いに行かないと……来年くらいには学校に戻れるかなぁ」
果南(学校の終わる時間あたりに……届けに行こうかな)
千歌「それじゃあいってきまーす!」
果南「はいはーい。学校の荷物を届けてくれたお姉さんに感謝しておくんだよ?」
千歌「もっちろん!」
~~~
千歌「おっはよー!」ガラガラ
千歌「……ってあれ?曜ちゃんは?」キョロキョロ
千歌「というか、なんだろう。あの人だかり……」セノビー
ワイワイガヤガヤ
クラスメイト『曜ちゃん、そ、その、チョコです!受け取ってくださいっ!』スッ
曜「ありがとうっ!」
二年生『水泳部のトップランカーちゃん、県大会優勝頑張ってね!』スッ
曜「ありがとうございます!」
三年生『私たちの分も頑張ってくれよなー?……ほ、ほら、これやるよ』スッ
曜「せ、先輩……ありがとうございますっ!」
千歌「」 - 27 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/14(火) 00:32:04.50 ID:Bewqw3d4.net
- 千歌(すっかり……すっかり忘れていた!)
千歌(曜ちゃんは一年生でありながら、三年生を抑えて水泳部の高飛込みのレギュラー……)
千歌(それどころか普通に泳いでも4×100mリレーで三年生と肩を並べられるレベル……)
千歌(おまけに性格も良いし、人付き合いもいい……さらに美人!)
千歌(そんな完璧超人が、モテないわけがない……!ここ、女の子ばっかりだけど!)
千歌「……」
千歌「お、お昼休みの時間に渡そう。そうしよう……」
~~~
千歌「ふぅー……四時間目終わりっ!曜ちゃ……」ガタッ
二年生「曜ちゃーん。朝渡せなかったから今渡しに来たよ~」ガラッ
三年生「あ、私もー!」
曜「あ、はい!ありがとうございますっ」
千歌「ん……」
千歌「……」
千歌(放課後で……いいかな) - 29 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/14(火) 00:44:34.73 ID:Bewqw3d4.net
- ~放課後~
曜「ありがとうございます、おいしくいただきますっ」
千歌「……」ボーッ
千歌(曜ちゃん、モテモテだなぁ)
千歌(嬉しいけど、なんか……嫌な気持ちになる)
千歌(心の中が、もやもやして、むかむかする……)
千歌(……嫉妬?)
千歌(嫉妬してるのかな。私……)
千歌(曜ちゃん……)
千歌(……今日は、いいや。帰ろうっと……)ガタッ
曜「……」ピクッ
曜「……千歌、ちゃん?」 - 31 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/14(火) 00:55:38.36 ID:Bewqw3d4.net
- ~~~
ザザーン……
ザザーン……
千歌「……」ゴロンッ
千歌「頑張って作ったチョコも……無駄になっちゃったなぁ」
千歌「今日は一回も曜ちゃんと話せなかったし……」
千歌「しょせん普通怪獣ちかちーだもんなぁ……」
千歌「……」
千歌「……っ!」ガシッ
千歌「バカ曜~~~!!」ブンッ
ォォォォォォォ……
千歌「……へ?なに、この声……?」
ザッ
「やぁあああああああああああああああーーっ!!」ドンッ
パシッ バシャーーン
千歌「な、なになになにっ!?」 - 33 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/14(火) 01:06:31.33 ID:Bewqw3d4.net
- 曜「あいててて……さすがに幅跳びはきついなぁ……」バシャバシャ
千歌「よ、曜ちゃん!?な、なんでここに!?」
曜「千歌ちゃんが、哀しそうな、顔で、教室を、出て行った、から」ゼェゼェ
曜「走って、追いかけて、きたんだよ……はぁ、はぁ」
千歌「ぶ、部活とかは!?」
曜「休んで、きたよ……」
千歌「曜ちゃん……」
曜「バカ曜で、ごめんね。……千歌ちゃん」
千歌「……」 - 35 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/14(火) 01:15:08.95 ID:Bewqw3d4.net
- 千歌「バカ曜ちゃんなんて、しらないっ」ツーン
曜「え、えぇぇっ!?」
千歌「私の気持ちも知らずにほかの人にデレデレしちゃってっ」
千歌「いっぱい嫉妬しちゃったよ!!」
曜「し、嫉妬……?」
曜(そういえば、さっき千歌ちゃんが投げたこれ……)
ガサガサ
曜(チョコ……文字が……「I LOVE YOU」……?)
曜(……!?///)ドキーン
千歌「……///」カァァァ
千歌「わ、わたし、帰るっ!!」バタバタ
曜「ちょっと待って!こ、これ、どういう意味!?ねぇってばーー!!」バシャバシャ - 36 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/14(火) 01:28:06.06 ID:Bewqw3d4.net
- ~~~
果南「あ、やっほー。久しぶりだね、ダイヤ」
ダイヤ「果南さん……何しに来ましたの?」
果南「ほい、チョコ。バレンタインデーだからね~」
ダイヤ「……」ジーッ
果南「何さ」
ダイヤ「……まぁ、いただいておきましょう」
果南「お、やったー」
ダイヤ「前の年に貰ったものは随分と出来がお粗末でしたからね。期待はしていませんが」
果南「でも食べてくれたんでしょ?嬉しいなぁ」
ダイヤ「うるさいですわね」
ダイヤ「……ん?あれは……一年生?片方がどうやらびしょ濡れのようですが……」
果南「……あぁ、あれは……色々あったんだと思うよ」
果南「色々……ね」 - 37 : 1(もも)@\(^o^)/ 2017/02/14(火) 01:38:38.37 ID:Bewqw3d4.net
- 千歌「曜ちゃん、寒い?」
曜「うん……冬だし、びしょぬれだし……ひくしゅっ!」
千歌「もー。じゃあ、ちょっとウチによってってよ。お風呂貸すから!」
曜「ありがとー……」ギュッ
千歌「……ぁ」
千歌(私の手、繋いでくれた……)
千歌(とっても心があったかい……)
千歌(もしかして、好きって……「こういうこと」なのかな……)
曜「千歌ちゃーん……」プルプル
千歌「……」クスッ
千歌「ああもう、曜ちゃんは可愛いなぁ!」
~眠いのでEND~

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