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ベジータ「くそ……カサブタが気になって集中できん」悟空「剥がしちまえよ」
- 1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:02:15.675 ID:550Yk/oD0.net
- ベジータ「ナニィ!? カカロット貴様……! 今、なんて言いやがった!」
悟空「い? カサブタが気になんだろ? だったらよ、剥がしちまえばいいじゃねえか」
ベジータ「か、カサブタを剥がすだと……!? な、なんて奴だ……! そこまで馬鹿だったとはな……!」
悟空「なんだよ。剥がしたらヤベぇんか?」
ベジータ「痛いだろう!」
悟空「そりゃいてえけどよぉ……カサブタが気になって修行に身が入らねぇんじゃ、しょうがねぇじゃねえか」
ベジータ「ぐぅ……!」
悟空「おしっ! そんじゃ、オラが剥がしてやっからよ。膝、出してくれ」
ベジータ「や、やめろ!!! 貴様のような不器用な奴に任せでもしたら……想像しただけでゾッとするぜ……!」
悟空「なんだよ、こえぇんか?」
ベジータ「怖いに決まっているだろう! カサブタを剥がす行為に恐れを感じないとすれば、それは感情が無い機械ぐらいだ……!」
ベジータ「あいにく、オレは人間だからな……! 見ろ! カサブタを剥がすと聞いただけで、鳥肌が立ちやがる……!」
悟空「そこまで言うなら剥がすのはやめっけどよ……修業はどうすんだ?」
ベジータ「……ええい! 剥がせないのなら、削り取るまでだ!」
ベジータ「盛り上がっている表面部分だけ削ってしまえば、オレがカサブタに気を取られることもなくなる!」
ベジータ「カカロット! 瞬間移動でヤスリを持って来い!!! 今すぐにだ!」
悟空「お、おう」
- 3 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:04:33.054 ID:550Yk/oD0.net
- 悟空「ほれ、ヤスリ持ってきたぞ」
ベジータ「フンッ、こいつさえあれば、カサブタごとき……!」
スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ
悟空「おいベジータぁ。ちっとも削れてねえぞぉ」
ベジータ「チィ! どれだけ固いんだ、オレのカサブタは……!」
悟空「オラたち強くなりすぎちまったからなぁ。地球のヤスリ程度じゃ、傷なんてつかねぇのかもな」
ベジータ「まさか誇り高きサイヤ人の肉体が、オレ自身に牙をむくことになるとはな……!」
ベジータ「まったく、笑えないぜ……!」
クリリン「おーい、悟空ー」
悟空「おっ? クリリン! どうしたんだよ、なんか用か?」
クリリン「近くをパトロールしてたら、ふたりの気を感じたからな。ちょっと寄ってみたんだ」
クリリン「……? どうしたんだ? ベジータのやつ……深刻な顔して」
悟空「それがよぉ、ベジータが――」
ベジータ「ええい! ダメだ! 役に立たん! おいカカロット! もっと頑丈なヤスリな無いのか!?」
悟空「んなこと言ってもよぉ」
クリリン「ヤスリ?」
ベジータ「……! おいクリリン! お前に頼みがある……!」
クリリン「え? な、なんだよ」 - 10 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:07:02.339 ID:550Yk/oD0.net
- クリリン「き、気円斬で……!?」
悟空「カサブタを削るぅ!?」
ベジータ「そうだ……! おい! 早くしろ!」
クリリン「む、無理だよ! 無茶言わないでくれ! 気円斬でカサブタの表面だけ削り取るなんて……!」
クリリン「ま、万が一、コントロールを誤ったら……! や、やっぱり無理だ! できっこない!!!」
ベジータ「オレから気円斬へカサブタを合わせにいく。お前は膝を目がけて気円斬を投げればそれでいい」
クリリン「だ、だけど……! 俺の技がベジータの身体に通用するかどうか……力量がありすぎる……!」
ベジータ「足のエネルギーは他の部位へ移す……。無防備な状態だ、それなら削り取れるはずだろう」
クリリン「で、でも……」
ベジータ「ええい! ごちゃごちゃ言うな! とっとと投げやがれぇ!!!」
クリリン「わ、わかったよ……そこまで言うなら……!」
ベジータ「こい!!!」 - 14 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:09:31.352 ID:550Yk/oD0.net
- ブゥゥゥゥン
クリリン「な、投げるぞ……!? ほ、ホントにいいんだよな……?」
ベジータ「はやくしろ!」
クリリン「わ、わかった……いくぞっ! でやぁっ!!!」
ギャンッ
ベジータ「ここかぁ!」
ザンッ ブシャアアアアアアアアアアアアア
ベジータ「ぐああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!」
ベジータ「あ、足がぁぁぁぁぁあああぁぁあ!!!!!!!!!」
悟空「ベジータぁ!!!!!!!!!!」
クリリン「あ、あっ……ああぁ! み、見ろ! 言わんこっちゃない……!」
ベジータ「ぐあああぁぁ……! く、クリリンの野郎……や、やりやがった……!」
ベジータ「か、カサブタどころか……足をまるごと持っていきやがった……! な、なんてやつだ……!!!」
悟空「べ、ベジータ! しっかりしろ! おい! おめえ、足が取れちまったぞ!?」
ベジータ「分かっている! いちいち言うな!!!」
クリリン「わ、悪い……! だけど、お前が合わせるって言ったから……!」
ベジータ「くそったれぇ……こ、こいつはカサブタが剥がれた以上に痛いぜ……! ぐああぁぁ……!」 - 20 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:12:04.207 ID:550Yk/oD0.net
- 悟空「あちゃー……ど、どうすんだ? どうすりゃいいんだ? これ」
クリリン「どうするったって……! そ、そうだ! 仙豆!」
悟空「そっかそっか! 待ってろベジータ! カリン様から貰ってくっからよ!」
ビシュン
ベジータ「ぐぅぅ……!」
クリリン「お、おいベジータ! 止血しないと……! だ、大丈夫か……!」
ベジータ「大丈夫なわけないだろう……! あ、足が取れたんだぞ……! 誰のせいだと思っている!」
クリリン「わ、悪かったって! でも、今考えると、なにも投げることはなかったよな……」
ベジータ「ど、どういうことだ……?」
クリリン「俺が気円斬を掌に乗っけたまま、お前のカサブタに近づければ……もっとうまくいったかな、と思ってさ……」
ベジータ「き、貴様ぁ! 今更そんなことを……! もっと早く言いやがれぇ!!!」
クリリン「だ、だってお前が投げろってうるさいから……!」
ビシュン
悟空「わりい、ベジータ。仙豆、もうねえってよ」
ベジータ「あ、ああ……な、なんてこった……! お、おしまいだ……!」
クリリン「だ、だったらもう病院しかないだろ! ほら! 手術で足をくっつけてもらおう!」 - 27 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:14:52.220 ID:550Yk/oD0.net
- ベジータ「だ、だが……地球の医療技術では難しいはずだ……!」
悟空「難しいんか……。ベジータぁ、気ぃ落とすなよ。足が一本だって……舞空術ができんだし、なんとかなるって」
ベジータ「か、勝手にオレの足を殺すな……! まだオレの足は元気で――」
クリリン「お、おい! ベジータの足が……!」
ベジータの足「……」シオシオ
ベジータ「なっ! なんだと……! し、しおれてやがる……! ど、どういうことだ……!?」
悟空「あっ! そっか! ベジータ、おめえ足のエネルギーを抜いちまったから……!」
ベジータ「短時間でシオシオになったってのか……! く、クソッタレー……!!!」
悟空「こうなったら、ベジータの足にまた力を分けてやるしかねえな……!」
クリリン「そ、そんなことできるのか?」
悟空「ああ。前にフリーザに分けてやったことがある」
ベジータ「は、はやくしろカカロット! オレの足が死ぬ前に……間に合わなくなっても知らんぞぉ!」
悟空「おーし! いっちょやってみっかぁ!」
ベジータ「いけぇ!!!! フルパワーだぁ!!!!!」
悟空「はあああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!」
ブアァッ!!!!!!!!
焼かれたベジータの足「」コンガリ
悟空「いけねっ! やりすぎた!!!」 - 30 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:17:12.933 ID:550Yk/oD0.net
- ベジータ「あ、ああ……! お、オレの……あ、足が……! や、焼かれた……!」
クリリン「ご、悟空! なんてことを……! これじゃ手術どころじゃないぞ……!」
悟空「いやー、わりぃわりぃ。加減がよくわかんなくってよぉ……ま、まるコゲになっちった」
ベジータ「こ、今度こそお終いだぁ……! なんてこった……カサブタが原因でこんなことになるなんて……!」
ベジータ「このベジータの……誇り高き足が……こ、コンガリ焼き上がったのか……!? うぅぅ」
悟空「いっ!? ベ、ベジータ! おめ、泣いてんのか!?」
クリリン「む、無理ないよ……戦いでもなんでもない、こんなアホみたいな状況で……あ、足を無くしたんだからさ」
悟空「おいベジータぁ、泣くなよ~。でぇじょうぶだって」
ベジータ「何が大丈夫なんだ! 足がステーキになったんだぞ……!?」
悟空「でもよ、ドラゴンボールがあんだろ?」
ベジータ「っ!!!」
クリリン「そ、そうか……ハハハ! そうだよ! ドラゴンボールがあるじゃないか!」
ベジータ「ククク……クックック……ハーッハッハッハッハ!!! どうやら、まだ運に見放されたわけじゃないらしい……!」
ベジータ「カカロット! いますぐドラゴンボールを集めてこい!!!」
悟空「おう! クリリン、手伝ってくれっか?」
クリリン「ああ、一応俺にも責任があるからな」
悟空「待ってろよ、ベジータ!」 - 33 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:19:51.584 ID:550Yk/oD0.net
- ~数時間後~
悟空「おーい! ベジータァ! ドラゴンボール集めてきたぞぉ!」
ベジータ「……」
悟空「べ、ベジータ……? おい! まさか……し、死んじまったんか!?」
クリリン「いや……浅いけど息はある……はやいとこ、神龍に頼もう!」
オオオォォォォォォン
神龍「さあ、願いを言え。どんな願いも三つ叶えてやろう」
クリリン「ベジータの足を元に戻してくれ!」
神龍「焼かれているようだが……焼かれる前に戻すということか。了解した」
ベジータの足「……」
神龍「よし。ひとつめの願いは叶えた」
悟空「い? で、でもよ。まだ取れたままじゃねえか。これじゃ意味ねえぞ」
クリリン「ち、違うんだ神龍。今の願いはそういう意味じゃなくて……元通りにしてほしいんだよ」
神龍「わかった。元に戻そう」
焼かれたベジータの足「……」コンガリ
神龍「ふたつめの願いは叶えた。最後の願いを聞こう」
悟空「いぃ!? ちょ、ちょっとタンマ!!!」 - 40 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:22:18.008 ID:550Yk/oD0.net
- クリリン「ま、まずいな。俺たちの頼み方が悪かったのか」
悟空「んー、どうすっか」
神龍「どうした? 願いが無いのであれば帰らせてもらうが」
クリリン「と、とにかく、慎重に頼もう」
悟空「神龍! えーっと……つまりさぁ、ベジータの足を元に戻して、身体にくっつけてほしいんだけんど」
神龍「それでは願いはふたつになるが……」
悟空「いっ? えーっと、そっか。たしかに、ふたつかぁ……」
クリリン「じゃ、じゃあ、ベジータの身体を元に戻してくれ! で、どうだ?」
神龍「元に戻す……具体的に、どの程度まで若返らせればいい?」
クリリン「ああ、そうじゃなくて……今日の朝くらいの状態に戻してくれればいいんだ」
神龍「了解した」
ベジータ「……う、うう」
悟空「お! ベジータの足が生えたぞぉ! ハッハー! やったな! クリリン!」
神龍「ではさらばだ」
オオォォォォォォン - 49 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:24:54.091 ID:550Yk/oD0.net
- 悟空「おいベジータ! 起きろって!」
ベジータ「ん? か、カカロット……? 貴様! どうしてオレの部屋に……! な、なんだ? 何故オレは外にいる!?」
悟空「いっ? ベジータぁ、おめぇ何言ってんだぁ?」
クリリン「ひょっとして、記憶が今日の朝まで戻ったのか?」
悟空「記憶が?」
クリリン「ああ。神龍がベジータの身体を朝の状態に戻したわけだし、一緒に記憶も……」
悟空「んー、よく分かんねえけど。ま、足が生えたんだし、良かったな! そんじゃ、修行を再開しようぜ! ベジータ!」
ベジータ「わ、わけがわからん……だいたい、オレは今、修行をする気にはなれん……」
悟空「えぇ~? なんでだよぉ」
ベジータ「カサブタが気になってな……。見ろ、この膝のカサブタ」
悟空「おっ! 神龍のやつ、カサブタまで元通りにしちまったんかぁ!」
ベジータ「神龍? おいカカロット、さっきから何を言ってやがる」
悟空「ん~、だったらよ。もう一回、クリリンの気円斬で試してみっか!」
クリリン「えっ!」
ベジータ「気円斬だと……? どういうことだ、詳しく聞かせろ」 - 51 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:27:56.458 ID:550Yk/oD0.net
- ―――
ベジータ「こい! クリリン!」
クリリン「い、いくぞ。そーっと……」
ブゥゥゥゥゥゥン
チッ チチチチッ チリリッ
ベジータ「ククク……ハーッハッハ! いいぞ……! いい具合だ……! カサブタの野郎、削り取られていきやがる!」
悟空「おお、いい調子じゃねえかぁ」
ベジータ「考えたな、クリリン。気円斬を利用してカサブタを処理するとは」
クリリン「ま、まあな」 - 56 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/02/20(月) 00:29:33.710 ID:550Yk/oD0.net
- ベジータ「……? おいカカロット。貴様の足元に転がっている、その汚い物はなんだ」
悟空「いっ? これか?」
ベジータ「コゲているな……チッ、目障りだ。どこかへ捨ててこい」
悟空「いいけどよ……これ、おめえの足だぞ」
ベジータ「ほう、オレの足か。まったく、そんな無様な姿に…………ナニィ!? オレの足だとぉ!?!!?!?!?」
ガタンッ
クリリン「あっ! おい動くなって!!!」
ザンッ
ブシャアアアアアアアアアアアア
ベジータ「ぐあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
ベジータ「あ、足がぁぁあっぁぁぁぁあああぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
悟空「ベジータぁ!!!!!!!!!!!!!!1」
クリリン「あ、ああっ……あ、あ、ああ……あ、ああ、ああ……!!!」
ナレーション「この始末。再び神龍を呼べるのは1年後だが……果たして、どうするつもりなのか……!?」
END

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