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鞠莉「ワオ、このマリーちゃんに相談?」梨子「ええ。実は……」

1 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 19:35:52.76 ID:Oswauixy.net
梨子「女の子のおっぱいを日常的に揉む方法を教えてもらいたくて」

鞠莉「ふーん。なるほどね」

鞠莉「……パードゥン?」

梨子「女の子のおっぱいを、」

鞠莉「オーケー。もういいわ、わかった。梨子ちゃんは疲れてるのよ、きっと」

梨子「まじめに聞いてよ。私は真剣なの」

鞠莉「最高だと言われたいよ、真剣だよ?」

梨子「We gotta go! って、いいからそういうの」




2 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 19:36:30.28 ID:Oswauixy.net
鞠莉「……で。何なのその、おっぱい揉む方法って」

梨子「マリーさんって女の子のおっぱい揉むの好きでしょ」

鞠莉「だいぶ語弊があるけど、いいわ。続けて?」

梨子「みんなもマリーさんのセクハラには困ってるようだけど、でも本気で拒絶してるわけじゃない」

梨子「マリーさんだし仕方ない、みたいな風潮が確かにあって、なぜかセクハラが許されてるの」

鞠莉「ふむ。ありがたいことね」


3 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 19:37:35.16 ID:Oswauixy.net
梨子「なら私は?」

梨子「私がマリーさんと同じことをして、受け入れてもらえる?」

鞠莉「……さあ。やってみれば?」

梨子「私は真剣だって言ってるよね」

鞠莉「今日の梨子ちゃん面倒くさいなあ……」

梨子「実感が湧かないみたいだからシミュレートしてみようか。きっとこうなると思うの」

梨子「まずはマリーさんの場合ね」


4 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 19:38:57.33 ID:Oswauixy.net
――――
――

鞠莉「ヘーイ、ちかっち! グッモーニン!」モミモミッ

千歌「ひゃあ!? ちょ、鞠莉さんなにするのー!」

鞠莉「うっひゃっひゃっひゃ。良いではないか良いではないかー」

鞠莉「んー、今日もちかっちは健康的ねえ。この手触りはクセに――、あいったぁ!?」

ダイヤ「な・に・を! やっているんですの、朝っぱらから!?」

鞠莉「もう。ダイヤってば酷いわ。いきなりぶつコトないじゃない。マリーちゃん痛い」

ダイヤ「いきなり人の胸をまさぐる輩が何を言いますか!」

ダイヤ「ほら。千歌さんも、この悪漢にもっと言ってやった方がいいですわ」

千歌「あ、あはは……。まあ鞠莉さんならいつものことだし」

鞠莉「そーそー。だから明日もよろしくね、ちかっち?」

ダイヤ「調子に乗らない!」


5 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 19:41:54.94 ID:Oswauixy.net
梨子「――と、こうなる」

鞠莉「んー。まあ想像に難くはないわね」

梨子「さて。これにマリーさんと私とを置き換えたらどうなると思う?」

鞠莉「さあ? 似たようなものじゃないの?」

梨子「絶対に無理。次は私の場合ね」


6 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 19:42:57.88 ID:Oswauixy.net
――――
――

梨子「おはよー、千歌ちゃん」モミモミッ

千歌「ひゃあ!? ちょ、鞠莉さん何す、――え。梨子、ちゃん……?」

千歌「ひっ、きゃああ! な、なにするの、やめて!?」

梨子「え。いやあの。ちょっとしたスキンシップで」

千歌「酷いよ! どうしてこんなことするの!?」

梨子「え、え……?」

曜「千歌ちゃん、大丈夫?」

千歌「曜ちゃぁん。梨子ちゃんが、梨子ちゃんがあ……!」

ダイヤ「……梨子さん。生徒会室へ来なさい」

梨子「あ。ダ、ダイヤさん。あの、これは」

ダイヤ「これは友人としての温情です。別に職員室に突き出しても構わないんですのよ」

ダイヤ「桜内梨子2年生。生徒会室へ来なさい.。……3度目はありませんわ」

梨子「は、はい……」


8 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 19:46:55.39 ID:Oswauixy.net
梨子「――と、こうなる」

鞠莉「あまりにもネガティブ過ぎない? あなた、ちかっちに嫌われてる?」

梨子「ううん。仲は良い方だと思うよ。でも、おっぱい揉むとなると別だよ」

梨子「あと今回は千歌ちゃんを例にしたけど、これはまだマシ」

梨子「ルビィちゃんを相手にしようものなら、ルビィちゃんは癒えない心の傷を抱え、ダイヤさんは私を憎悪するだろうね」

鞠莉「えぇ……。そこまで行く?」

梨子「マリーさんは自分がいかに凄いことをしてるか自覚するべきだよ」

鞠莉「Ummm……そうかなあ」

鞠莉「じゃあ、例えばよ? さらに関係を置き換えてみたらどうなるか考えましょうよ」

梨子「と、言うと?」

鞠莉「つまり、こうなるワケよ」


9 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 19:49:25.33 ID:Oswauixy.net
――――
――

千歌「鞠莉さん、おっはよー!」モミモミッ

鞠莉「ひゃあ!? ちょ、ちょっとちかっち、どうしたの!?」

千歌「いつもの仕返しなのだ―!」

千歌「って、おぉぅ……。このボリューム、わたしと全然違う……!」

鞠莉「く、くすぐったいからやめてー!?」

ダイヤ「まったく。朝から破廉恥ですわよ、お二人とも」

鞠莉「今回は私は悪くないでしょ!? というか見てないで助けてよダイヤぁ!」

ダイヤ「普段から悪ふざけばかりするからこうなるのです。良い薬ですわ」

鞠莉「ダイヤの鬼、悪魔、硬度10!!」

ダイヤ「千歌さん。もっとやってしまって構いませんよ」

千歌「ふっふっふ。生徒会長様のお許しだ、観念しろー!」

果南「……何やってんの、あの子ら」

曜「さあ?」


11 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 19:53:04.27 ID:Oswauixy.net
鞠莉「――こんな感じかしら。ほら、何の問題もないでしょ?」

梨子「うーん。確かに」

梨子「でも、相手がマリーさんだし」

鞠莉「私だしって何よ。きっと梨子ちゃんも似たような感じになるわ」

梨子「ホントかなあ」

鞠莉「ものは試し。自分でシミュレートしてみて」

梨子「うむむ……」


12 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 19:55:07.54 ID:Oswauixy.net
――――
――

千歌「梨子ちゃん、おっはよー!」モミモミッ

梨子「あん♡」

千歌「え……」ヒキッ

梨子「あ、千歌ちゃん。今日は朝から大胆だね……♡」

千歌「いや。あの」

梨子「ふふ。でも私、千歌ちゃんなら、いいよ♡」

千歌「いえ。その」

梨子「ほら。もっと触って……?」

ダイヤ「な、何をやっているのですか、貴女たちは!? ははは破廉恥、破廉恥ですわ!!」

千歌「え、ええー……」


13 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 19:58:37.96 ID:Oswauixy.net
鞠莉「――うん。ちょっと待って」

梨子「あれ。何かおかしかった?」

鞠莉「容易に想像はできたけどね? でもちょっと違うってマリーちゃんは思うな」

梨子「うーん。何が違うんだろう」

鞠莉「何が違うかはわかったわ。あと、あなたのセクハラが許されない理由も」

梨子「本当? さすがマリーさん」

鞠莉「ちかっちにしても私にしても、あくまでスキンシップで冗談なわけでしょ」

鞠莉「この人はエッチなことをしてくるけどエッチなことは考えてない。そう理解されているの」

梨子「うんうん。それでそれで?」

鞠莉「いや。それが全部だけど」

鞠莉「自分で考えてみて。梨子ちゃんはどうして女の子のおっぱいを揉みたいの?」

梨子「……」

梨子「それは、人類は何故におっぱいに魅了されるのか、という話かな」

鞠莉「Oh…….So big scale……」


16 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 20:01:58.06 ID:Oswauixy.net
鞠莉「そうじゃなくて、もっと落とし込んで。自分個人のことで考えて」

梨子「私個人の……」

梨子「何かこう、カルマを感じて」

鞠莉「どうしよう。善子みたいなこと言い始めちゃった」

鞠莉「あー。もう面倒だからいいわ。あなたはね梨子ちゃん。ガチだから触られる側は嫌なのよ」

梨子「……ガチ?」

鞠莉「自覚がなかったの? あなたが女の子を見る目ってだって、獲物を狙う猛禽類の目よ?」

鞠莉「あなたは女の子のおっぱいを揉むのが好きなんじゃなくて、そもそも女の子が好きなのよ」

梨子「私が、女の子が好き……」

梨子「……」

鞠莉「梨子ちゃん?」


17 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 20:04:29.73 ID:Oswauixy.net
梨子「そっか。そうだったんだ。私は、女の子がすきだったんだ……」

梨子「ふふ。うふふふ。くふふふふふ」

鞠莉「え。あの。え……?」

梨子「ああ、ありがとうマリーさん。なんだかとっても、すっきりしたよ」

梨子「フリスクをひと箱一気した時と勝るとも劣らない、刺激的で、脳がしびれるような爽快感」

梨子「本当の自分を知ることができるって、こんなにも気持ちいいことだったんだね」

鞠莉「そ、そう。良かったわ。力になれたみたいで」

鞠莉「じゃ、じゃあマリーちゃんは理事長の仕事があるから、そろそろこれで――」

梨子「」ガシッ

鞠莉「ひぃ!?」


18 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 20:07:20.68 ID:Oswauixy.net
梨子「前から思ってたけど、マリーさんって綺麗だよね」

梨子「煌めくほど美しい金の髪。透き通る琥珀色の瞳。日本人離れしたスタイルの良さ」グ、グググ

鞠莉「う、え、あ。ありがとう……。ほ、褒めてもらえてマリーちゃん、嬉しいわ」

鞠莉「だからその。ちょっと離してほしいな? 力が強くって、痛い……」

梨子「相談に乗ってくれたのも嬉しかった。私、こんな性格だから友達も多くないしね」

梨子「そのおかげで、私の中でようやく、答えが出たよ」

鞠莉「そ、そう。なら良かった。じゃあ、私はもうお役御免よね……?」

梨子「お役御免? そんなことないよ。むしろこれから、お礼をしなくちゃ」

梨子「ねえ。私が出した答え、聞きたくない……?」

鞠莉「聞きたくないなぁって、マリーちゃんの本能が訴えるんだけど」

梨子「ふふふ。マリーさんって意外に謙虚なんだから。そう言わないで聞いてよ」


22 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 20:11:28.34 ID:Oswauixy.net
梨子「シミュレートの続き。きっと今ここでマリーさんのおっぱいを揉んだら、マリーさんは嫌がるよね?」

鞠莉「そ、そうね。もしかしたら、痴漢ーって思いっきり叫んじゃうかも」

梨子「うん。きっとそう。……ただおっぱいを揉むだけなら、ね」

梨子「でも。叫ぶ前にキスをしたらどうなるかな」

梨子「強く抱き寄せて、舌をからめて、その綺麗な髪を撫でながら……」

梨子「唇を離して、耳元で愛をささやいたらどうなるかな。ピアニッシモでゆっくり、しっとりと。でも少しずつ、確かにフォルテに」

梨子「ささやきながら私はマリーさんの首筋を指先で撫でるの。マリーさんの震えが指先に伝わる。指先はゆっくり、下へ降りていく」

梨子「鎖骨。乳房。脇腹。腰。内股。音階は少しずつ高く。小節を経るごとにアレグロで。……そうしたら、次は?」

鞠莉「ひ、ぅ……!?」


25 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 20:15:14.00 ID:Oswauixy.net
梨子「ふふ。マリーさん可愛い。いつも余裕しゃくしゃくなマリーさんのこの表情は、滅多なことじゃ見えないよね」

梨子「もしかしてこの表情を知っているのは、世界で私一人なのかも」

梨子「快楽に溺れるマリーさんの表情も、きっと私一人だけが知るんだよね」

鞠莉「い、いや。やめて……!」

梨子「やめて……? 違うよ、マリーさん。あなたはこれから、もっと、って私に言うの」

梨子「ああ。海の音が聞こえる。私がこの街へ来たのは、きっとこのためだったんだね」

梨子「さあマリーさん。私と、音楽を奏でよう……?」スッ

鞠莉「ひ!? いや、いやぁ――むぐっ!?」チュッ

鞠莉「ん、んんん――っ!!??」

梨子「ふ、ふふふ。うふふふふふ……!」


31 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 20:18:13.75 ID:Oswauixy.net
――――
――

鞠莉「あ、へぁ……♡」

梨子「は、は――ぁ。すっごかった……。マリーさんの身体、溺れちゃいそうなくらいに……」

梨子「でも、まだ足りない。私はまだ、満足してない。次は……千歌ちゃんと曜ちゃんは、最後に二人同時が、いいな」

梨子「じゃあ次は――ダイヤさん、かな」ペロッ

梨子「待っててダイヤさん。みんな。千歌ちゃん、曜ちゃん」

梨子「みんなを、私のものにしてあげるから――ね」

鞠莉「は、ぁ……。梨子、ちゃぁ……♡」


おしまい


33 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2017/03/05(日) 20:18:54.03 ID:Oswauixy.net
短いですが、これにておしまいです
レス頂いた方、ご覧いただいた方、ありがとうございました
お目汚し失礼いたしました


元スレ:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1488710152/


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