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モバP「森久保乃々がヤンデレになった」
- 1 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/25(土) 23:51:07.55 ID:xNqNfAZfO
- ――事務所内
P「ただいまー」
ちひろ「お帰りなさい。会議お疲れ様です。スタドリどうぞ」
P「お、ありがとうござ……これ無料ですよね」
ちひろ「……有料です」チッ
P「もう騙されねえぞちひろ!」
ちひろ「騙すなんて人聞きの悪い!」
- 2 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/25(土) 23:52:57.90 ID:xNqNfAZfO
- P「この前は俺のモバコイン搾取したじゃないですか!」
ちひろ「べ、別に、騙すつもりなんて、なかったんだからな!」
P「そんな奈緒風に言わなくても!」
ちひろ「うふ、冗談ですよぉ?」
P「まゆ風に言わなくても!」
???「あ、あの、もりくぼ以外の人と、話すの、楽しいですか……?」
P「まゆと森久保を混ぜなくても!というかちひろさん森久保の声真似上手いな!」
ちひろ「え?今の私じゃ……」
P「……え?」
森久保「プロデューサーさんは、もりくぼのことだけ、見ていればいいんですけど……」
P・ちひろ「……はい?」 - 3 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/25(土) 23:54:09.89 ID:xNqNfAZfO
- ちひろ「あぁ、机の下にいたんですね、乃々ちゃん。びっくりしましたよ」
森久保「……」ジー
P「そんなに俺のことを見つめてどうした?いつもは目を逸らすだろ?照れるぞ?何があった森久保ォ!」
森久保「い、いきなり叫ばれるの、苦手なんですけど……」プイッ
P「あ、ああ、すまん……んで、何があった?輝子から変なキノコでも食わされたか?」
森久保「そんなの、食べてないんですけど……」
P「じゃあ、まゆの、なんか怖い感じ……あれ、なんて言うんでしたっけ」
ちひろ「ヤンデレ」
P「ああ、その"ヤンデレ"とやらでも、うつったのか?」
森久保「別に、"ヤンデレ"は"怖い感じ"でも、伝染病でもないんですけど……」
森久保「昨日、まゆさんから、プロデューサーさんの良い所、1時間くらい教えてもらっただけです」
P・ちひろ「それだ!」 - 4 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/25(土) 23:55:04.32 ID:xNqNfAZfO
- ――回想。昨日の机の下
森久保「もうむーりぃー……プロデューサーさんの、お、おたんこなすぅー……」
まゆ「今、プロデューサーさんが……何て?」ニュッ
森久保「んぴゃぁ!」
まゆ「まゆですよぉ。それで、さっき、プロデューサーさんの悪口が、聞こえたような……」
森久保「ま、まゆさん……いえ、それは、そ、その……ち、違うんです」
森久保「えっと、最近、プロデューサーさんが、もりくぼのことを、いぢめてきて、それで……」
まゆ「そうねぇ……最近、とても仲が良いものねぇ……」
まゆ「プロデューサーさんと、あんなにお話できて、羨ましいですねぇ……」ハイライトオフ
森久保「ま、まゆさん……?」 - 5 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/25(土) 23:57:17.37 ID:xNqNfAZfO
- 森久保「プロデューサーさんは、もりくぼなんかよりも、まゆさんとお話していればいいのにって、思うんですけど……」
まゆ「……乃々ちゃんは、プロデューサーさんのこと、嫌い?」
森久保「嫌い……では、ないです。でも、あんなにグイグイ来られるのは、むりです。むりくぼです」
まゆ「ということは、乃々ちゃんも、プロデューサーさんのことが好きなの?」
森久保「えっと、好きとまでは……プロデューサーさん、強引すぎますし……」
まゆ「あの強引なところがいいんじゃないですかぁ♡」
森久保「……え?」 - 6 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/25(土) 23:58:53.72 ID:xNqNfAZfO
- まゆ「むしろ、もっと強引なくらいでも良いんですけどねぇ」
まゆ「ちょっと強引に来ても、まゆのこと、ちゃんと考えてくれるんですよねぇ」
森久保「た、確かに……本当にむりな事は、プロデューサーさん、断ってくれていたような……」
まゆ「それに、乃々ちゃんは気付いていないかもしれないけど、プロデューサーさん、とっても優しいんですよぉ?」
森久保「え、優しい……?」
まゆ「例えば、この前、乃々ちゃんのお仕事のときに……」 - 7 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/26(日) 00:00:46.03 ID:erzQLXfdO
- ――1時間後
まゆ「……というところも、かっこいいんですよねぇ」
森久保「なんだか、もりくぼまで、プロデューサーさんのこと、好きになりそうなんですけど……」
まゆ「……うふふ♡」
まゆ「――乃々ちゃんも、プロデューサーさんのこと、好きになっちゃっても、いいんですよぉ?」
――回想終わり
森久保「こんなかんじです」
P「えぇ……」 - 8 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/26(日) 00:01:33.02 ID:erzQLXfdO
- 森久保「も、元はと言えば、もりくぼをその気にさせたのは、プロデューサーさんですよぉ……」
P「森久保、口調がうつってるぞ?」
森久保「責任、取ってくれますよね……ねぇ……?」ジー
P「あの、森久保、いつもより、なんだか距離が近くないか?そんなに近いと、話しにくいぞ?」
森久保「はぐらかさないで欲しいんですけど……」ズイッ
P「え、えーっと……」目を逸らす
森久保「こ、応えてくれないなんて、そんなの、むーりぃー……」プイッ
P(森久保のネガティブさに、まゆの迫ってくる感じが合わさって、なんかこう……卑怯だ) - 9 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/26(日) 00:03:41.76 ID:erzQLXfdO
- 森久保「プロデューサーさん……今は、もりくぼと、ふたりきりなので……」
P(あれ、ふたりきり……?あ!ちひろアイツ逃げやがったな!)
森久保「その、いまなら、な、なんでも、して、いいんですよ……?」ジー
P(アカンこれ)
森久保「な、なんて……冗談、です。恥ずかしいですね……」プイッ
P(ダメだ森久保がメチャクチャ可愛くてヤバい」
森久保「か、可愛いだなんて……照れますね……声に出てましたよ……もうむーりぃー♡♡♡」
P(可愛すぎる……もう我慢できn)
プルルルルルルルルル
P「うおっ!?」
森久保「んぴゃっ!?」 - 10 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/26(日) 00:04:23.66 ID:erzQLXfdO
- P「な、内線か……びっくりした」
森久保「でんわでしたか……おじゃまむしですね……」ボソ
P(聞こえなかったことにしよう……)
ガチャ
P「はい、Pです……ああ、その資料なら……」
森久保(プロデューサーさん、無防備ですね……いま何かしても、抵抗、できないですよね……)
森久保(これは、チャンスなのでは……もりくぼ、やるくぼになります)
P「……ああ、後でそっちに持ってくぁっ!?」
P(森久保が、抱きついてきた、だと……!?) - 11 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/26(日) 00:06:48.61 ID:erzQLXfdO
- P「ああ、すまん、ちょっと、驚くことがあって、だな。いや、大丈夫大丈夫」
森久保「プロデューサーさん……いいにおい……かぐくぼになります……くんくん……」
P(抵抗できないのをいいことに、めっちゃ匂い嗅いでる……俺の理性がそろそろヤバイ)
P「あ、ああ、分かった!後でじゃなく、今すぐ行くわ!」
ガチャ
P「すまん森久保、ちょっと同僚んとこ行ってくるから、離してくれ、な?」
森久保「いま、プロデューサーさん成分を、補充しているところなんですけど……」クンカクンカ - 12 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/26(日) 00:09:14.48 ID:erzQLXfdO
- 森久保「同僚さんですか……同僚さんって、男の人、ですよね……」
P「男だよ!アイツだアイツ、藍子ちゃんの担当の……」
森久保「今、他の子の話するの、ダメなんですけど……」
P「違うって!藍子担当プロデューサー!あいつ男だったろ!」
森久保「そ、そうでしたね……うぅ……」
森久保「お仕事なら、しかたないです……がまんします……」
P(何この謎の罪悪感) - 13 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/26(日) 00:09:53.99 ID:erzQLXfdO
- ――その後も
森久保「プロデューサーさん……また、他の人を、スカウトしてきたんですか……」
P「お、おう。それが仕事だからな……?」
森久保「プ、プロデューサーさんは、もりくぼのことだけ見ていれば、いいんですよ……?」ジー
P「」
森久保「もりくぼのこと、ちゃんと見てくれなきゃ、お仕事、むーりぃー♡♡♡」
――森久保からのアプローチは続いた - 14 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/26(日) 00:10:55.15 ID:erzQLXfdO
- ――後日、事務所内
P「ちひろさん、最近悩み事ができたんですよ」
ちひろ「どうしたんですか?ついに乃々ちゃんに手を出したんですか?」
P「そんな訳ないじゃないですか。まあ森久保絡みなのは合ってるんですが」
P「最近ものすごく積極的なので、その、本当に手を出しそうで、我慢するの、むーりぃー」
ちひろ「乃々ちゃんの口調うつってますよ。あとその悩み、もう5回くらい聞きました」
P「……あと、もう一つ悩みができまして」
ちひろ「なんでしょうか?」
まゆ「プロデューサーさん、まゆと籍入れてくれないなんて、むーりぃー……」チラッ
P「まゆが森久保の真似をし始めて、収拾がつかなくなりました」 - 15 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/26(日) 00:12:06.70 ID:erzQLXfdO
- 森久保「まゆさん、その……それは、ダメです……」
P「そうだぞまゆ、ダメだぞ。森久保からも言ってやってくれ」
森久保「あと2年、待って欲しいんですけど……」
まゆ「あら……乃々ちゃん。2年待っても、プロデューサーの運命の相手は、まゆに変わりありませんよぉ?」
P「そうじゃないぞまゆ。いや、その言葉は男からしたら嬉しいけどな?」
森久保「いえ……もりくぼが先にトップアイドルになって、プロデューサーさんに相応しい相手に、なります」
P「アイドルにやる気を持ってくれて嬉しいぞ森久保。でもちょっとなんだか怖いぞ?」
森久保「……あ、あの、プロデューサーさん、その、お願いがあるんですが……いいですか……?」ジー
P「?……お、おう……」 - 16 : ◆qTT9TbrQGQ 2017/03/26(日) 00:13:24.87 ID:erzQLXfdO
- 森久保「もりくぼのことも、ちゃんと、『のの』って、呼んで欲しいんですけど……」ジー
P「」
森久保「呼んでくれませんか……そうですか……もりくぼ、いぢけます。いぢけくぼになります……」プイッ
P「えーっと、もりk……じゃない。の、乃々……?」
森久保「……うふ、ふふふふ……もうむーりぃー♡♡♡」
まゆ「ずるいですよぉ。まゆのことも名前で呼んでくださぁい♡」
P「まゆは前々から名前で呼んでるだろ!」
森久保「もっと、もっと名前を呼んでほしいんですけど……」
P「もう手に負えないんですけど……こんなの、むーりぃー……」
おしまい

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