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果南「千歌とデュオで歌うことになった」

1 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:18:23.50 ID:o8JPT99Q.net
トワイライトタイガー衣装公開記念
G's、ドラマCD、アニメとキャラごっちゃだけど勘弁


3 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:19:55.48 ID:o8JPT99Q.net
梨子曜善子鞠莉ルビィ「デュオトリオ?」

ダイヤ「そうですわ!今度のスクールアイドルフェスは3人以下での出場と決まってますの」

鞠莉「だから少人数に分けて出場しようって訳ね!」

曜「あれ?でもだったら、いつものユニットでいいんじゃない?」

ダイヤ「それは・・・ですね」

花丸「ダイヤさん、オラから説明するずら」




4 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:22:05.31 ID:o8JPT99Q.net
花丸「じ、実は・・・か、果南さんの練習メニューに付いていけないことがあって・・・」

果南「・・・」ズーン

ダイヤ「か、果南さん!?あからさまに落ち込まないでくださる!?」

ルビィ「果南さん、体力だけは天下一品ですもんね。あ...すみません...」

果南「そうなんだ...私はただの体力バカなんだ・・・」ドヨーン

ダイヤ「ちょ、ルビィ!口のきき方にお気をつけなさい!」

ルビィ「ピギィ!?か、果南ちゃん、ごめんなさい」

果南「あ、うん、気にしてないよ(棒)」ニコッ

善子(め、目が笑ってない・・・)


5 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:23:14.94 ID:o8JPT99Q.net
千歌「アハハ・・・ってことでダイヤさんと相談してたんだ♪それにいつもと違うメンバーでやることでまたAqoursの可能性も広がるかなって♪」

曜「ヨーソロー!賛成であります!」

善子「でも、分けるなら新しく3人3組で作ればいいんじゃないの」


鞠莉「そうね。作詞と作曲、衣装の負担も増えるわよ?」


梨子「わ、私は3・2・2・2の方がいいかなって思うんだけど」

鞠莉「Why?リリー、作曲は大丈夫なの?」

梨子「えっと、私は曲のストックはあるので大丈夫なのですが...ユニットが3人3組だから2人グループを作った方が新鮮味があるんじゃないかって。千歌ちゃんと曜ちゃんが良ければだけど...」

千歌「うん!私も詩のストックあるから何とかなると思う!」

梨子「あはは...ありがとう」

梨子(デュオがあった方が妄想が捗るからとか言えない・・・)


6 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:25:50.45 ID:o8JPT99Q.net
曜「私も衣装はまだいろいろ考えてるし、ルビィちゃんも最近手伝ってくれるようになったから大丈夫だよ。ルビィちゃん、すごく出際が良くて♪」

ルビィ「えへへ、曜ちゃん、ありがとう♪」

ダイヤ「では、決まりですわね。公平にクジで決めましょう。あまりに学年やユニットが被ってたら調整しますわ」

------------------------------------------------------------------

千歌「クジ箱完成!じゃぁ引いていこう♪」

善子「ククク、これが魔界のブラックボックス...」

花丸「ただのティッシュ箱ずら」

善子「ちょっと!雰囲気壊さないでよ!」

曜「てか、大事なクジ引きなのに箱がティッシュって...」アハハ

ダイヤ「こ、細かいことは気にしないでください!」

千歌「紙にアルファベットが書いてるから、同じ人と組んでねー」


7 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:28:42.85 ID:o8JPT99Q.net
鞠莉「マリーはAよ♪私のパートナーは誰かしら?」

梨子「あ、私Aです」

花丸「オラもAずら」

鞠莉「Oh!リリーとはユニット被ってるけど学年はバラバラでいい感じじゃない♪」

花丸(このメンツなら練習メニューは大丈夫そうずら」

梨子「は、花丸ちゃん?本音漏れてるよ・・・」

果南(B。マルと被ってなくて良かった...のかな。でも誰と一緒になっても練習メニューはちょっと控えめにしよう...曜ちゃんくらいだよね、私と体力同じくらいなのって)


10 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:30:33.05 ID:o8JPT99Q.net
ダイヤ「ハイ、わたくしはCですわ」

ルビィ「あ、おねえちゃん。ルビィもCだったよ!」キラキラ

ダイヤ「な!?す、す、素晴らしいですわー!」ダキッ

ルビィ「えへへ♪おねえちゃん、ルビィも嬉しいよ♪」ニコニコ


善子「ヨハネはダークネスのD...ククク、これは覇権を頂いたわね」

曜「はい!私もDだったよ!善子ちゃんかー、沼津コンビだね!」

善子「だからヨハネよっ!」ドンッ

果南(曜ちゃんも違う・・・あれっ?てことは?)


11 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:34:38.76 ID:o8JPT99Q.net
ダイヤ「これで揃いましたか?」

千歌「あ、私くじ引いてなかったよー」テヘペロ

ダイヤ「もう、千歌さんったら」クスッ

果南(千歌と...かな。これは楽しくなりそうだね)ウキウキ

千歌「って、あと相手がいないのって...か、果南ちゃん!?」

果南(あれ?いま、何か嫌そうな反応しなかった・・・?)


12 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:36:25.76 ID:o8JPT99Q.net
千歌「えへへ、やったー!果南ちゃんとだ♪よろしくね♪」ダキッ

果南「うわっ!?あ、うん。よろしく千歌♪」

千歌「お手柔らかにお願いします」ペコッ

果南「アハハ・・・まぁ程ほどにね・・・」

果南(社交辞令だよね、これは)

ダイヤ「1度のクジでいい感じに分かれたようですわね。皆さんこれでよろしいでしょうか?」

8人「はーい」


13 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:37:45.66 ID:o8JPT99Q.net
~その日の夜~

果南(しばらくの間Aqoursの練習日を少し削って、その日にデュオトリオの方針を各自決めるということになった)

果南(ということで今日は千歌の家に打ち合わせという体で泊まりに来ている)

果南(千歌の家にお泊りなんて何年ぶりかな。高校に入って色々あって・・・でもそれを千歌に悟られたくなくて...私から距離を置いちゃってたのかな)

果南(こうやって千歌とまた一緒にいられること何か一緒にやれること、本当に幸せに思う)

千歌「果南ちゃーん、お茶入れたよー」ガラッ

果南「ありがと♪じゃぁ、打ち合わせはじめよっか」

千歌「うん!」


14 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:42:22.59 ID:o8JPT99Q.net
千歌「うーん、どんな雰囲気にしようか...果南ちゃんなら海!って感じなんだけど」

果南「あはは...千歌は泳ぐってより走るって感じだもんね」

千歌「でも、果南ちゃんも早朝に走ってるよね!獣のように駆け抜けるような、そんな感じってどうかな?」

果南「うん、それいいかも♪そんな感じで歌詞書けそう?私も手伝うよ」

千歌「えへへ、実はそんな感じの詩も考えてたんだ!」

果南「おお、準備がいいね!見直したよ、千歌」ナデナデ

千歌「やったー♪果南ちゃんに褒められた」ニコニコ

千歌「あと、衣装はこんなイメージで...」ワイワイ


15 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:48:35.23 ID:o8JPT99Q.net
果南「じゃぁ、そろそろ寝ようか。明日も学校だからね」

千歌「うん!えへへ、果南ちゃんと一緒に学校行けるなんて新鮮だ♪」

果南「じゃぁ、私は床で寝るから。おやすみなさい」

千歌「え?ダメだよ、風邪引いちゃうよ!前みたいに一緒に寝ようよ!」

果南「前って相当昔だと思うんだけど...狭くないかな?あれから大きくなってるし」

千歌「大丈夫!この前曜ちゃんとも梨子ちゃんとも一緒に寝たから」

果南「あ、そうなんだ。じゃぁお言葉に甘えてお邪魔します♪」ファサッ

千歌「いらっしゃいなのだ♪えへへ、あったかい」ギュッ

果南「えへへ♪じゃぁおやすみなさい」パチッ


16 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:51:42.76 ID:o8JPT99Q.net
千歌「...すぅ...すぅ...」

果南(千歌、寝顔も可愛いなぁ。つい頭撫でたくなっちゃう)ナデナデ

果南(さっき曜ちゃんと梨子ちゃんが泊まりに来たって言ってたよね...なんか私が高校に入ってからなんだか疎遠になっちゃったなぁ)

果南(いつも曜ちゃん、梨子ちゃんばっかりで嫉妬しちゃいそう)

果南(って、それは私も同じことだよね。千歌に何も言わずにダイヤと鞠莉とスクールアイドルやってて...今は千歌と一緒にスクールアイドルやれてるだけでも幸せなんだから。高望みしちゃだめだよ...)

果南(千歌、いつもありがとう。一緒にデュオ、頑張ろうね。練習、キツくなりすぎないように気を付けるから)ナデナデ

果南(大好きだよ、千歌)ギュッ


17 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 22:56:41.72 ID:o8JPT99Q.net
千歌(ん、あれなんか早く起きちゃった?ってまだ真っ暗じゃん!)

果南「...すぅ...すぅ...」

千歌(果南ちゃん、ぐっすり寝てる...えへへ♪果南ちゃんの寝顔なんかレアだよ)

千歌(果南ちゃんと2人組か♪ちょっと驚いたけどすごい楽しみだな)ウキウキ

千歌(いつからかな、すこしずつ果南ちゃんと疎遠になちゃって...高校でスクールアイドルやってたなんてびっくりしちゃったよ)

千歌(そんな大事なことを知らなかったのがちょっと悔しかった...かな)

千歌(今はこうして一緒にスクールアイドルやれてることがすごく嬉しい)

千歌(いつもありがとね、果南ちゃん。大好きだよ♪)ギュッ


20 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 23:01:19.62 ID:o8JPT99Q.net
~数日後 Aqours全体練習~

果南「ワン、ツー、スリー、フォー、ワン、ツー、スリー、フォー、」パンパン

果南「曜ちゃん、ちょっとステップ早いよ」

曜「ハ、ハイ!」

果南「善子ちゃんはちょっと遅れてるよ」

善子「ヨッ、ヨハネよっ」

果南「千歌、もっと笑顔で」

千歌「...あっ、うん!」

果南「よし、ストップ!じゃぁ今日の練習はここまで!」

8人「お疲れ様でしたー」


21 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 23:07:01.85 ID:o8JPT99Q.net
~数日後・放課後~

果南(今日はAqoursの練習はお休みで各自デュオトリオの打ち合わせをするってことになってたけど)

果南(この前の小テストの結果が悪くて補修が入ってしまった。千歌にあんなこと言ったのに示しがつかないや)

果南(ダイヤと鞠莉はそれぞれ生徒会と理事長の仕事に行った。全く、私だけ何やってるんだろう)

果南(この後はまた、千歌の家でデュオの打ち合わせをする予定。明日は休みだからまたお泊りだよっ♪)


22 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 23:10:50.98 ID:o8JPT99Q.net
順番間違えた
↓を>>20>>21の間に

果南「千歌、ちょっといい?」

千歌「あ、果南ちゃんお疲れ様!」

果南「千歌、なんか疲れてるようだったけど調子は大丈夫?ちゃんと眠れてる?」

千歌「あ、うん!授業中寝てるから大丈夫~♪」

果南「いや、それ大丈夫じゃないでしょ・・・」

千歌「アハハ...また梨子ちゃんに教えてもらって頑張るから」テヘッ

梨子「え?もう千歌ちゃん、自分でもちゃんとやってよ~」プクー

果南「全く...でも体調管理はしっかりね、まだまだ暑いんだから」

千歌「はーい、来週からはデュオの練習も始まるから気を付けるね♪」

梨子「・・・・」


23 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 23:13:02.37 ID:o8JPT99Q.net
~数日後・放課後~

果南(今日はAqoursの練習はお休みで各自デュオトリオの打ち合わせをするってことになってたけど)

果南(この前の小テストの結果が悪くて補修が入ってしまった。千歌にあんなこと言ったのに示しがつかないや)

果南(ダイヤと鞠莉はそれぞれ生徒会と理事長の仕事に行った。全く、私だけ何やってるんだろう)

果南(この後はまた、千歌の家でデュオの打ち合わせをする予定。明日は休みだからまたお泊りだよっ♪)


24 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 23:13:30.43 ID:o8JPT99Q.net
果南「あれ?梨子ちゃん?」

梨子「あ、果南さんお疲れ様です」ニコッ

果南「トリオ曲の打ち合わせしてたのかな?マルは?」

梨子「花丸ちゃんは図書委員の仕事がちょっと残ってるみたいで...先に1人で帰ろうかなって」

果南「お、ちょうどよかった。私も補修終って今から帰るところなんだ。って言ってもこのまま千歌の家にお泊りだけど♪」ニコニコ

梨子「じゃぁ、一緒に帰りましょうか♪うふふ、果南さんとっても嬉しそうですね」

果南「そうかな?ふふふ、昔はよく行ってたんだけど千歌の家って最近泊まりに行ってなかったからね♪」


25 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 23:22:25.64 ID:o8JPT99Q.net
果南「トリオ組は上手く進んでるかな?」

梨子「そうですね、衣装と曲のイメージは決まったのであとは振付っていったとこなんですけど」

果南「鞠莉はちゃんとやってる?あの子結構お調子者だから」

梨子「そうですね...今日も「花が咲き荒れるようなイメージがいいわね♪」と漠然としたコメントだけ残して理事長室に行っちゃいました」アハハ

果南「もう、そういうとこあの子は適当なんだから」

梨子「アハハ...あ、着きましたよ。降りましょうか」スクッ

果南「うん♪」トコトコ


26 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 23:23:02.24 ID:o8JPT99Q.net
~十千万前~

梨子「あれ、あそこに座り込んでるのって...」

果南「ち、千歌!?」ダッ

梨子「あ、果南さん、待って!」ダッ

果南「千歌!」

千歌「あれ、か、かなんちゃん...?りこちゃんも...」

梨子「...っ...」


27 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 23:37:30.69 ID:o8JPT99Q.net
果南「千歌!?大丈夫?なんか気分悪そうだよ!?」アセアセ

千歌「だいじょー...ぶ...」フラッ

果南「千歌!」バッ

果南「千歌!どうしたの!?なんで練習着なの!?ねぇ!?」

梨子「か、果南さん落ち着いてください!と、とりあえず部屋に連れて行きましょう!」ハァハァ

果南「あ、ご、ごめん、梨子ちゃん」

梨子「家の前で丁度よかったです。ちょっと志満さん呼んできますので、果南さんは千歌ちゃんを支えてあげてください」

果南「あ、ありがとう...」

果南(千歌...どうして...)


28 : 名無しで叶える物語 2017/06/04(日) 23:38:13.30 ID:o8JPT99Q.net
~千歌room~

果南「これでひとまず大丈夫...かな」

梨子「そうですね、しばらく寝かせておきましょう」

果南「軽い熱中症みたいな感じ...かな。まさか千歌が1人で練習してたなんて、全然知らなかったよ」

果南「ごめんね、梨子ちゃん。私、なんだか取り乱しちゃって。梨子ちゃんのおかげだよ」

梨子「いえ、いいんです。その、果南さん...ごめんなさい!」


29 : 名無しで叶える物語 2017/06/05(月) 00:03:28.85 ID:hU+5iiA7.net
果南「え?どうして梨子ちゃんが謝るの?」

梨子「その、千歌ちゃん、果南さんと2人組になって...嬉しそうな半面不安だったみたいなんです」

梨子「「果南ちゃんの足引っ張らないように私も体力つけなきゃ!」ってずいぶん張り切ってて」

梨子「ここ最近、夕方と、たまに朝方にも走ってたんです。果南さんに見つからないようなルートもわざわざ考えてたみたいで・・・今日もホントは果南さんが来る前に帰ろうとしていたんでしょうけど...」

果南「そう...だったんだ...」

梨子「ただ、果南さんには内緒にするように言われてて...」

果南「...」


30 : 名無しで叶える物語 2017/06/05(月) 00:06:55.87 ID:hU+5iiA7.net
梨子「最近授業中に寝ることも増えてきたから、曜ちゃんと一緒に何度か止めたんですけど...果南さんとのデュオを楽しみにしてる千歌ちゃん見てたらなかなか止められなくて...」

果南「そうだったんだね。梨子ちゃん、教えてくれてありがとう。」

志満「梨子ちゃーん?お母さんが帰ってきなさいだってよー?」ガラッ

梨子「あ、ありがとうございます!あ、あの、果南さん...」

果南「千歌のことは任せて!私が面倒見ておくよ」

梨子「あ、あの、千歌ちゃんのこと怒らないであげてください!果南さんに迷惑かけまいと思って頑張ってたんです!」

果南「うん、大丈夫。でも無理はしないようにはちゃんと言っておくからね。」

梨子「ありがとうございます!」ペコッ

果南「じゃぁね、梨子ちゃん」

果南(怒らないでって、私どんなイメージ持たれてるんだろう・・・)シュン

果南(そんな話聞いたら...怒れるわけないじゃん・・・)


32 : 名無しで叶える物語 2017/06/05(月) 06:43:31.98 ID:hU+5iiA7.net
志満「果南ちゃん?千歌ちゃん、まだ目覚めそうにない?」

果南「そうですね、体はだいぶ冷えてきたのでちょっとはマシになってると思うんですけど」

志満「折角遊びに来てくれたのにごめんなさいね。」

果南「いえ、いいんです。むしろ泊めさせていただいてありがとうございます。」

志満「それにしても最近になってまた千歌ちゃんと親密になったみたいね」

果南「はい、夏から一緒にスクールアイドルやるようになって」

志満「千歌ちゃんね、それからずっと幸せそうにしてたのよ♪「また果南ちゃんと一緒に過ごせてうれしー!」って」ウフフ

果南「そう、なんですね」アハハ

志満「いつも千歌ちゃんの面倒見てくれてありがとうね♪」

美渡「しま姉~ちょっと手伝ってー!」

志満「はーい、今行くわよー」

志満「じゃぁ、果南ちゃん申し訳ないけどちょっと千歌ちゃんの看病お願いしてもいいかしら?」

果南「はい、大丈夫です!」


33 : 名無しで叶える物語 2017/06/05(月) 06:45:30.83 ID:hU+5iiA7.net
果南(千歌、昔から1度決めたってことにはほんと暴走しちゃうんだから・・・)

果南(ただ、この前千歌の様子がちょっとおかしかったことに私は大して大事に思ってなかった)

果南「千歌...手握ってもいいかな...?」ギュッ

千歌「...すぅ...すぅ...」

果南(千歌が倒れた時、ものすごく取り乱しちゃった。このまま練習できなくなったらどうしよう、入院なんかしちゃったらどうしようって)

果南(梨子ちゃんの方がよっぽど大人だったね)

果南(自分で言うのもなんだけど小さいころはいつも千歌の方から私を頼ってくれて、それが嬉しかった)

果南(しばらく疎遠になってた反動なのかな、今は私の方が千歌に依存してるかも)

果南(そうだよね、自分でスクールアイドルというやりたいこと見つけて、8人もメンバーを集めた)

果南(千歌からすれば私はその1/8でしかないんだよね)ウルッ

果南(あ、あれ?なんか泣けてきちゃった...そんなつもり無かったのに・・・)グスン


34 : 名無しで叶える物語 2017/06/05(月) 06:47:46.80 ID:hU+5iiA7.net
千歌「...う・・・ん...」

果南「ち、千歌!?」

千歌「あ、あれ果南ちゃん?あれ、私・・・」

果南「千歌!」ハグッ

千歌「う、うわ果南ちゃん!?」

果南「ぅ...ひっく...ちか...ちかぁ...」ギュー

千歌「か、果南ちゃん?い、痛いよ...」

果南「う、うぁあああああ...!」


41 : 名無しで叶える物語 2017/06/05(月) 23:19:38.87 ID:hU+5iiA7.net
千歌「果南ちゃん、落ち着いた?」

果南「う...ごめんなさい///」

千歌「果南ちゃんがあんなに取り乱すなんてびっくりしたけど...私のせい・・・だよね。私こそごめんなさい」シュン

果南「千歌、そ、その、倒れる前に梨子ちゃんいたの覚えてる?梨子ちゃんから全部話聞いたんだ。一人で走り込みしてたこと。私に合わせようとした事。」

千歌「...」

果南「過ぎたことにはもう何も言わない。でもね、Aqours9人として活動してる以上千歌の問題はみんなの問題だからね?」

千歌「う、うん」

果南「そ、その...私もユニット練習の時にマルの体力を考えずに練習メニューを作っちゃったことは反省...してるから...千歌が同じようにならないようにしようって思ってたから」

千歌「で、でも...夏の予備予選の時も初めは曜ちゃんにステップ合わせてもらって...なんだか自分が足引っ張ってるように感じちゃって...」

果南「そんなこと気にしなくていいよ。例え体力が劣ってるとしても千歌には千歌にしか無い魅力があるんだから」


43 : 名無しで叶える物語 2017/06/05(月) 23:24:44.37 ID:hU+5iiA7.net
千歌「えっ...私にそんなのないよー」

果南「あるの!」

千歌「え、なになにー?」

果南「い、言わない!///」

千歌「ぶー、果南ちゃんのケチ!」

果南「ふふふ、そんなこと言う元気があるならもう大丈夫かな?」ニコッ

千歌「うん!」

果南「でも今日の方針決めは中止だよ。明日は休みだからそれまで療養すること」

千歌「はーい。あ、晩御飯まだだよね。食べよー♪」

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果南「じゃぁ、寝ようか。今日はちゃんと寝なよ?」

千歌「うん!明日方針決めしようね!」

果南「千歌が元気になったらね♪」

千歌「はーい♪じゃぁおやすみなさい」パチッ


44 : 名無しで叶える物語 2017/06/05(月) 23:45:05.92 ID:hU+5iiA7.net
千歌(うーん、とは言ったもののさっき眠ってたから正直眠くないんだよね...)

果南「...すぅ...すぅ」

千歌(果南ちゃん、昔っからお世話になりっぱなしだね。私のもう一人のお姉さんだよ♪)

千歌(果南ちゃん、心配してくれてありがとう。)ギュッ

果南「ん...ちかぁ...」

千歌(あっ、ヤバッ。起こしちゃったかな?)アセアセ

果南「ん...すぅ..」

千歌(なんだー寝言かー ふふふ、私の名前寝言で言ってくれるなんて嬉しい♪)

千歌(いつもはかっこいい果南ちゃんだけど寝てるときは可愛いなぁ)

千歌(果南ちゃんは...鞠莉さんと2年前いろいろあって...でも和解した後にAqoursに入ってくれた)

千歌(もし私が...スクールアイドル始めるって決めた時に本気で誘ってたら果南ちゃんは一緒にやってくれたのかな)

千歌(あの時はもう3年生だしって言ってたけど・・・)

千歌(今の果南ちゃんの原動力は鞠莉さんとダイヤさんだよね...2年前に出来なかったことをもう一度!って気持ちで...年齢の壁ってこんなに大きいと思わなかったよ)シュン

千歌(こんな事思っちゃダメなのに...鞠莉さんもダイヤさんも大事なAqoursの仲間なのに...果南ちゃんを取られたくないよ・・・)


45 : 名無しで叶える物語 2017/06/06(火) 00:16:39.19 ID:VxyE8lqU.net
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

千歌「果南ちゃん、私たち幼馴染だよね?」

果南「どうしたの?千歌、もちろんだよ♪」

千歌「で、でも果南ちゃん高校の事とかお話してくれないし...もう千歌の事どうでもよくなったのかなって」

果南「ち、千歌!?そ、そんなことないよ」

千歌「じゃぁ、最近元気無さそうなのはなんで?もう10年以上の付き合いなんだよ?私が何も感じないと思った?高校で何かあった?」

果南「そ、そんな...大したことじゃないよ・・・」

千歌「大したことじゃないなら聞かせてよ!」

果南「そ、それは・・・」

千歌「ほら、やっぱり!私の事なんてどうでもいいんだ!もういい!曜ちゃんと遊んでくる!」

果南「千歌!待って...そ、そんな・・・」

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56 : 名無しで叶える物語 2017/06/07(水) 21:28:09.69 ID:av+7poVw.net
果南「...っ...」バッ

果南「・・・夢、だよね...ビックリした」

千歌「...すぅ...すぅ...」

果南(ごめんね千歌、私夢の中で千歌を嫌な子にしちゃった)

果南(ううん、嫌な子って私の方だよね。千歌に鞠莉やダイヤと揉めた事を悟られたくなくて...避けてたのは事実だし)

果南(変に意地張っちゃって...ほんとバカみたいだね。もっと素直になってもいいのかな)ギュッ

果南(まだ起きる時間じゃないね、もう少し寝よう...)


57 : 名無しで叶える物語 2017/06/07(水) 21:29:00.14 ID:av+7poVw.net
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千歌「...んん・・・」パチッ

果南「...すぅ...すぅ」

千歌「あれ、果南ちゃんまだ寝てる...ってなんで私抱きつかれてるの!?」ドキドキ

果南「...ん...」パチッ

千歌「か、果南ちゃん...おはよう」

果南「あ、ごっごめん///」バッ

千歌「えへへ、ちょっとビックリしちゃったよ♪果南ちゃんが私に抱き着いて寝てたなんて///」

果南「///」


58 : 名無しで叶える物語 2017/06/07(水) 21:34:33.31 ID:av+7poVw.net
千歌「昨日の夜、私の名前寝言で言ってたよ、「ちかぁ」って」ニシシ

果南「もう!それ以上からからかわないで///」

千歌「ごめんごめん、でも嬉しかったなぁって♪」

千歌「果南ちゃんさ、Aqoursとして活動してるとはいえ鞠莉さんとダイヤさんと2年前の忘れ物をって気持ちでスクールアイドルやってるでしょ?」

千歌「なんかね、一緒にいるようでそうじゃない気がして...だから今回2人でデュオで歌えるって決まって嬉しかったんだ///」

果南「千歌・・・」

千歌「いつも3人でいるから、私がそこに割って入るのはやっぱり遠慮しちゃってね」

果南「ふふふ、私たちを怒鳴りつける度胸はあったのにね」ニヤッ

千歌「もう!その話は忘れてよ!」プクー

果南「ごめんごめん、でもね私も...同じようなこと考えてたんだ///」

千歌「え?」ドキッ


59 : 名無しで叶える物語 2017/06/07(水) 21:36:11.26 ID:av+7poVw.net
果南「千歌」ハグッ

千歌「うわっ、か、果南ちゃん...?」

果南「私もね、いつからか曜ちゃんにべったりになってたり、梨子ちゃんが来てからは3人でいつもいる千歌を見て...ちょっと寂しさみたいなの感じてたんだ。この前お泊りに来たなんて言ってたし」

千歌「果南ちゃん...」

果南「でも、なんか変な意地張っちゃってさ。私がお姉さんなんだからしっかりしなきゃなんて。2年前鞠莉やダイヤと揉めたことも千歌に悟られるのが怖かったんだ」

果南「だから、千歌がスクールアイドル始めるって聞いたとき...素直に頑張ってって言えなかった」シュン

果南「それでころか曜ちゃんや梨子ちゃんに嫉妬しちゃって...悪い子だよ私・・・」

千歌「...」


60 : 名無しで叶える物語 2017/06/07(水) 21:40:19.41 ID:av+7poVw.net
果南「でもね、私が思ってた以上に千歌は大人になっててさ」

果南「初めは3人、6人、そして私たちを含めて9人。みんな千歌のおかげで集まってこうしてスクールアイドルをやってる」

果南「それが昨日言おうとした千歌の魅力だよ。こ、これは他の誰にも出来ないことだと思う///」

千歌「ちょ、は、恥ずかしいよー///」

果南「ねぇ、千歌///そ、そのこれからもっと...一緒に居ても...私の方からもたまに甘えてもいい...かな?///」ウワメヅカイ

千歌「わ、え、ええっと」ドキッ


61 : 名無しで叶える物語 2017/06/07(水) 21:46:24.64 ID:av+7poVw.net
千歌「あぁっ、あれでしょ?い、い、い、今のは疑問の「かな?」と、か、か、か、果南しゃんの「かな」をか、か、か、掛け...た///」

果南「もぅ、なんでいまそういうこと言うかなー」ホッペムニー

千歌「い、いたたた///ええと、ちょっとドキッとしちゃって///」

果南「ってことだから///いい...よね?///」

千歌「う、うん!私も...もっと果南ちゃんと一緒にいたいって思ってたから///」

果南「えへへ、ありがとう♪じゃぁ改めてこれからもよろしくね♪」

千歌「うん!こちらこそ」ダキッ

果南「・・・」ナデナデ


62 : 名無しで叶える物語 2017/06/07(水) 21:52:51.98 ID:av+7poVw.net
千歌「ねぇ、果南ちゃん」
果南「ねぇ、千歌」

千歌「あ...果南ちゃんからいいよ?」

果南「いやいや、千歌から...あ、でも言いたいこと同じな気がする///」

千歌「そ、そうかな?じゃぁ一緒に言う?」

果南「うん、いいよ♪じゃぁ...せーの!」






ちかなん「大好きだよ♪」


63 : 名無しで叶える物語 2017/06/07(水) 21:54:48.87 ID:av+7poVw.net
以上で終わりです!
スレ保守、コメントありがとうございました!

伏線をいくつか回収できてなかったのはまだまだ未熟な点やけど勘弁
ちかなん流行れうぇえええ


元スレ:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1496582303/


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