Powered By 画RSS


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

真姫「メールは難しい」

1 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:39:04.51 ID:1M1zv3uY.net
真姫「凛と花陽と連絡先を交換したんだけど、正直メールって良く分からないのよね…」

真姫「あら?凛からメールが来てるわ」

真姫「テレビに映ってるねこちゃんがかわいい…」

真姫「今日の分の勉強は終わったし、見てみようかしら」

真姫「えっと…このチャンネルみたいね」

真姫「ふふっ、かわいらしいわ」

真姫「明日も朝練があるし、この番組が終わったら早く寝ましょう…」




2 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:39:45.19 ID:1M1zv3uY.net
真姫「おはよう。凛、花陽。随分盛り上がってるみたいだけど」

凛「昨日のねこちゃんかわいかったな~って話してたんだよ」

花陽「真姫ちゃんは昨日のテレビ見たの?」

真姫「凛からメール貰ったから見たわよ」

凛「え~~っ!真姫ちゃんも見てたの!?」


3 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:40:44.64 ID:1M1zv3uY.net
真姫「凛がメールをくれたから見たのに、なんで驚いてるのよ…」

凛「それなら返事して欲しかったにゃ…」

真姫「?」

真姫(あのメールになんて返事をすればよかったのよ…)

真姫(教えてくれてありがとう…とかかしら?)

真姫(確かに、あの番組を見て癒されたわけだし、お礼の一つもないなんて失礼よね)


4 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:41:16.25 ID:1M1zv3uY.net
真姫「ありがとう。凛。あの番組面白かったわよ」

凛「も~~っ!そうじゃないにゃ!」

真姫「な…なに怒ってるのよ…」

花陽「あはは…」

花陽「二人とも、そろそろ行かないと朝練に間に合わないよ」

真姫「そ…そうね…」


5 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:41:41.29 ID:1M1zv3uY.net
真姫(な…なによ、凛…あんな事で怒っちゃって…)

真姫(私は、ちゃんとありがとうって言ったのに…)

真姫(はぁ…意味わかんない…)


6 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:42:54.75 ID:1M1zv3uY.net
――夜――

真姫「あの後は普通に接してくれたけど、なんで怒られたのか未だに良く分からないわ…」

真姫「って、また凛からメールが…写真付き?」

真姫「今日は、家族と行きつけのラーメン屋に行ってきた…」

真姫「行きつけってことは、凛はラーメンが好きなのかしら?」

真姫「というよりも、こんな時間にラーメンの写真を見せられたらお腹がすいてくるじゃない…」

真姫「軽く夜食を食べてきましょう…」


7 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:43:23.47 ID:1M1zv3uY.net
真姫「夜食、ちょっと食べ過ぎちゃったかしら…凛がラーメンの写真を送ってくるから…」

真姫「って、またメールが来てるわ」

真姫「えっと…今日はラーメンを食べ過ぎちゃったから、これから運動する…」

真姫「そうね。仮にもスクールアイドルなんだし体型の維持も重要になるわよね」

真姫「私も凛を見習って、軽く運動してきましょう」


8 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:43:56.87 ID:1M1zv3uY.net
真姫「ふぅ…ちょっと疲れたわね…ってまたメールが来てるわ」

真姫「新しい運動靴を買ってもらったから、いつもよりいいトレーニングができた…」

真姫「あら、中々かわいらしい靴じゃない」

真姫「今の靴がダメになったらこういう感じの靴もいいわね」

真姫「さあ、明日はお休みだしそろそろ寝ましょう…」


9 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:44:30.50 ID:1M1zv3uY.net
――翌日――

真姫「今日は日曜日で学校も練習も休みだからか、凛からのメールが凄いわね…」

真姫「でも、凛の趣味とか色々知ることが出来て良かったわ」

真姫「その…友達みたいで…」

真姫「アイドル…始めて良かったかも…」


10 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:44:59.81 ID:1M1zv3uY.net
――翌日――

真姫「おはよう、花陽…凛はいないのね」

花陽「凛ちゃんは先に行くって」

真姫「分かったわ」

花陽「あのね、真姫ちゃん…凛ちゃんと何かあったの?」

真姫「何っていわれても、特には…」


11 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:45:28.60 ID:1M1zv3uY.net
真姫「それに、昨日の凛は家族と出かけてたんでしょ?会う時間なんて無いわよ」

花陽「どうして知ってるの?」

真姫「あれだけ沢山メールが来たら嫌でも分かるわよ」

花陽「…」

花陽「あのね、真姫ちゃん。凛ちゃんのメールに返事した?」


12 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:46:11.23 ID:1M1zv3uY.net
真姫「してないけど」

花陽「な…なんでかな?」

真姫「えっ…だって、凛のメールって報告が多いじゃない」

真姫「今、何をしてるとか食べてるとか」

真姫「だから、凛はこんなものが好きなのねとか、今、家族とお出かけしてるのねとか」

花陽「そ…それだけなの?」

真姫「ええ、色々凛の事が分かって良かったわ」

花陽「あはは…」


13 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:47:20.03 ID:1M1zv3uY.net
真姫「ど…どうしたのよ…」

花陽「あのね、真姫ちゃん。凛ちゃんはただ伝えたかっただけじゃなくてね」

花陽「その…上手く言えないけど、真姫ちゃんとお話ししたかったんだと思うよ?」

真姫「話?それなら電話ですればいいじゃない」

花陽「そ…そうなんだけどね」


14 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:47:50.36 ID:1M1zv3uY.net
花陽「ほら、メールって、好きなタイミングで送れるから電話より気軽だし、後に残るでしょ?」

真姫「確かにそうね…」

花陽「だから、全部とはいわないけど、たまにはお返事してあげてね」

花陽「メールが苦手だと大変だもんね」

真姫「う…うん…」

花陽「凛ちゃん、真姫ちゃんと連絡先を交換できて、もっと仲良くなれるって喜んでたんだ」

花陽「いっぱいメールして仲良くなりたいって」

真姫「凛が…分かったわ。頑張ってみる」

花陽「ふふっ」


15 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:48:16.19 ID:1M1zv3uY.net
真姫「な…何笑ってるのよ…」

花陽「なんでもないよ」クスッ

真姫「意味わかんない…」

花陽「それじゃあ、凛ちゃんの誤解を解きに行こう?」

花陽「凛ちゃん、メールの返事が無いからって落ち込んでたんだ」

真姫「そ…そう…本当に悪い事をしたわね」

真姫「これからはちゃんとメール頑張ってみるから…」


16 : 名無しで叶える物語 2017/09/28(木) 00:49:02.84 ID:1M1zv3uY.net
花陽「ねえ、真姫ちゃん。花陽もたまにメールするからお返事してね?」

真姫「あ…当り前じゃない…花陽も友達なんだから…」

花陽「ふふっ、ありがとう」

真姫「な…なによ…」

花陽「なんでもないよ♪真姫ちゃんってかわいいんだなって」

真姫「ホント、意味わかんない…」



おわり


元スレ:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1506526744/


このエントリーをはてなブックマークに追加

 「ラブライブ!」カテゴリの記事


Powered By 画RSS

コメントする



全ランキングを表示

Template Designed by DW99

アクセスランキング ブログパーツ ブログパーツ 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。