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マミ「暁美さんがデレた」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 22:36:48.49 ID:A9lOdDWD0
- マミほむ
- 2 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2012/05/03(木) 22:37:13.59 ID:49IVMT7r0
- 続けたまえ
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 22:45:23.27 ID:mDzwqYGf0
- ほむら「マミさん…」
マミ「…!?」
ほむら「私だって、マミさんって呼びたかったんだよ」
マミ「? いやぁ、その…… よ、呼べばいいんじゃないかしら」
マミ(え、なに!? なんで急になついてきたの!?)
ほむら「初めて会った時からずっと…」
マミ「…私たち、まだ会ったばかりよね?」
- 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 22:48:37.89 ID:qKh7Yah80
- はよ
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 22:50:18.33 ID:mDzwqYGf0
- ほむら「でも私は魔法でずっとこの一ヶ月を繰り返して来たの」
マミ「だから私たちのこととか、よく知ってたのね」
ほむら「うん、何度もまどかやマミさんに出会って、何度もお別れして…」クスン
ほむら「もう誰にも頼らないって決めてたのに… やっぱり、一人じゃ何もできなかった」
マミ「一人じゃないわ」
マミ「あなたは一人じゃない。私たちは一つよ!」ビシッ
マミ(うっわ、マミさんカッコいい~!)
ほむら「フフッ いつものマミさんだ」
マミ「だから泣くのはもうよしなさい」 - 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 22:59:14.66 ID:mDzwqYGf0
- ほむら「マミさんマミさん~」グイグイ
マミ「ちょっと離れて。苦しいわ」
ほむら「ごめんね、久しぶりにマミさんと仲良くなれたら、嬉しくって」
マミ(ふぅ… 暁美さん、見た目以上に細いのね…)
マミ「暁美さん、一人暮らしよね?」
ほむら「そうだよ」
マミ「ちゃんと食べてるの?」
ほむら「……それが…」
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:02:17.00 ID:mDzwqYGf0
- マミ「いけないわ、そんな食生活をしていたら」
ほむら「魔法で強化してるから平気だよ!」
マミ「そんなドーピングみたいなの、不健全よ」
マミ「私みたいに、健康的なカラダにしてあげるわ!」
ほむら(えぇ~)
マミ「…イヤそうな顔しないの!」 - 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:12:44.79 ID:mDzwqYGf0
- マミ「というわけで、今日はクリームパスタを作るわよ」
ほむら「はぁ~い」
マミ「まずは麺から作りましょうか」
ほむら「そんなのできるの?」
マミ「このパスタ用のデュラムセモリナを使います」ドサッ
マミ「適量をボールにあけて、水を三回くらいにわけながら注いで、こねていきます」
ほむら「でもその粉、一般家庭にはあんまりないよね? そういう場合は?」
マミ「普通の薄力粉と強力粉を3:2くらいの割合で混ぜたものに、生卵を入れるといいわ」
ほむら「すると色も同じようになるね!」
マミ「好みの硬さになるように、水を入れて調整してね!」
ほむら「この時点では「ちょっと硬いかな?」くらいがベストだよ!」 - 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:17:46.76 ID:mDzwqYGf0
- マミ「作った生地は丸めてラップをかけて、一時間くらい冷蔵庫で休ませます」
ほむら「こねるのに疲れちゃったから、私たちも休憩しようか」
・
・
・
マミ「そろそろかしら。麺を作る機械を出して…」
ほむら「マミさん、そんなものまで」
マミ「安いのは3000円くらいで買えるもの。パスタ好きなら持ってて損はないわよ」
ほむら「できたて生麺を食べられていいね!」
マミ「冷蔵庫から出した生地を、麺棒でのばして」
マミ「ある程度のばしたら、あとは機械でやっちゃいましょう」
ほむら「カットするだけじゃなくて、のばす機能もあるんだね」
マミ「ちょうどいい薄さに、均一に仕上がるから便利よ」 - 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:22:40.25 ID:mDzwqYGf0
- マミ「それでのばした生地をカットします」
マミ「生地をセットしてハンドルを回すと」
カタカタカタ
ほむら「ほぉ~… シュレッダーみたいになってるんだ」
マミ「できた麺は、パスタラックにかけておきましょう」
ほむら「これ、けっこう置く場所とっちゃうね」
マミ「そうなのよ。でも、生麺は少し干して乾かしておくといいのよ」 - 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:28:47.10 ID:mDzwqYGf0
- マミ「次はソースを作るわよ!」
ほむら「材料は牛乳とバターに鶏肉と… え、味覇!?」
ほむら「本格的に行くかと思ったら、こんないかにも化学調味料なのを…?」
マミ「化学調味料=マズいと思ったら、意外とそうでもないのよ。適量なら簡単においしくなるわ」
ほむら「そういうものなんだ…」
マミ「まずはフライパンにお湯をはって、お茶葉を入れます」
ほむら「フライパンでお茶を淹れるの?」
マミ「茶葉料理というやつよ」
ほむら(…だんだん怪しくなってきた……) - 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:37:52.72 ID:mDzwqYGf0
- マミ「鶏肉は小さめに切って、お茶にひたるようにね」
ほむら「この葉っぱ、いつもの紅茶のと違う?」
マミ「お料理に使うのは烏龍茶よ。紅茶は出しすぎると苦くなるもの」
ほむら「じゃあルイボスティーも使えるね!」
マミ「ええ、でも後で出す時のため、パックに入れて使うといいわね」
マミ「沸騰したらフタをして、お茶を出しつつ蒸し焼きにします」
ほむら「その間に、牛乳に小麦粉を溶いておくね」
ほむら(マグカップ一杯に、スプーン二、三杯くらいの薄力粉を)
- 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:44:13.25 ID:mDzwqYGf0
- マミ「…うっかり牛乳のとこまで書いちゃったけど」
ほむら「え、まだ早かった?」
マミ「茹でた鶏肉からダシがとれるの。ここでまたしばらく休んでてもいいわ」
ほむら「適当にフライパンの中を覗いて、水が足りなくなって来たら火を止めてね!」
・
・ 40分経過
・
マミ「そろそろ再開しましょうか」
ほむら「フライパンのフタ開けるよ~」
パカッ フワリ
ほむら「ああ… お茶と鶏肉のいい匂い…」
マミ「では牛乳を足す前に、お茶葉を抜いちゃいましょう」ヒョイヒョイ
ほむら「色がつくと見つけにくくなるからね」ヒョイヒョイヒョイ - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:47:37.14 ID:mDzwqYGf0
- マミ「ここでバターを溶かします」
ほむら「どのくらい入れたらいいの?」
マミ「それが難しいのよ… 入れれば入れるほどおいしくなるわ」
ほむら( マミ「あ、今何を考えようとしたかは大体わかるわ」
マミ「でもこればっかりは仕方ないの… おいしいクリームパスタを作るためだもの」
マミ「とはいえ、今日はちょっと少なめにします」
ほむら「じゃあパンに載せて食べるのと同じくらいでいいかな」
マミ「それより気持ち少なめでもいいくらいよ」 - 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:51:45.28 ID:mDzwqYGf0
- マミ「味覇も小さじ一杯くらい入れて、よく混ぜます」
ほむら「これでやっと牛乳の出番かな!」
マミ「一度に全部入れないようにね」
ほむら「麺を作る時と同じくように、三回くらいにわけて入れるんだね」
マミ「そうよ。弱火で水分を飛ばしながら、ソースの硬さを調整するの」
トポトポトポ
ほむら「おわぁ… カフェオレみたいな色になっていくよ」 - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:52:11.77 ID:T856gcjU0
- なんかフラッシュバックしたんだが前にもこういう料理系のSS書いてなかったか?
- 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:58:42.94 ID:mDzwqYGf0
- クトクトクト
マミ「チーズを入れるならこのタイミングね」
ほむら「本格的なチーズは高いけど、普通の粉チーズでもおいしいよ!」
マミ「よ~く混ぜて様子をみながら」
ほむら「水分が減ったら牛乳を足す、と」
マミ「その間に質問に答えましょうか」
ほむら「…あの、それはやめといた方が……」
マミ「どうして? 前にもこういうの書いてなかったかって」
ほむら「…あんまり見ない方がいいと思うの/// ほら、これからお食事なんだし、特に」
マミ「一体何を作ったのよ……」 - 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/03(木) 23:58:53.05 ID:Z4xR2KcD0
- 百合SSだと思って開いたらお料理教室だった
何を言ってるのか(ry - 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/04(金) 00:02:56.11 ID:FbxOqZFw0
- マミ「カップの牛乳が尽きたら、お楽しみの味見タイムよ!」グッ
ほむら「待ってました!」グッ
マミ「お小皿にとって」
ほむら「ではいただきます」ペロッ
ほむら「……ちょっと薄いかな」
マミ「この時点で多少薄いくらいがちょうどいいわ。調味料は後でも足せるんだから」
ほむら「特に味覇使う時は入れすぎに注意してね!」 - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/04(金) 00:12:11.80 ID:FbxOqZFw0
- マミ「さて、ソースがちょうどいいとろみになってきました」
ほむら「ここでお鍋にお湯をわかして、スパゲッティを茹でます!」
マミ「その間、ソースの火を止めて、休んでてもらいましょう」
ほむら「さっき干したスパゲッティが硬くなってる」
マミ「干すとうまいことソースが絡みやすくなるのよ」
ほむら「お鍋に塩を… 今度はどのくらい?」
マミ「お湯の量も多いし、適当に入れちゃっても大丈夫よ」
ほむら「入れちゃうよ~」バッサバッサ
マミ「生麺は茹で時間短いから、タイマーをセットしましょう。二分でいいわ」
ほむら「は~い」ポチポチ - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/04(金) 00:16:15.74 ID:FbxOqZFw0
- ほむら「あっという間に二分経過!」
マミ「火を止めて、麺を茹でたお湯を捨てます」
マミ「さっき牛乳を入れてたマグカップに、このお湯を少し取っておきましょう」
ほむら「残りは捨てちゃうよ」ザパー
マミ「ではまずソースを弱火で暖めて、オリーブオイルを死ぬほど入れます」
ほむら「死ぬの!?」
マミ「そのためにさっきバターを少なめにしたのよ」
マミ「それにオリーブオイルなら太らないから気後れする必要ないわ!」
ほむら「体に良さそうだもんね」ドバドバ
マミ「ちなみにソースは私よ」
ほむら「」キュッ - 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/04(金) 00:20:04.22 ID:G9FcqQ1T0
- 腹減ってきた支援
- 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/04(金) 00:21:30.38 ID:FbxOqZFw0
- マミ「ちょっと少ないわね… まあいいわ。そしたらさっきとっておいた麺の残り湯を入れて混ぜます」
ほむら「これもちょっとずつね?」
マミ「そう。乳化といって、ソースとオリーブオイルを混ぜて、麺と絡みやすくするの」
マミ「麺から出た小麦粉のナントカ成分のおかげで、オイルの油分が分離しないで混ざるのよ」
ほむら「残り湯で食器を洗うと油汚れが落ちるのと同じ仕組みだね」 - 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/04(金) 00:30:56.83 ID:FbxOqZFw0
- マミ「混ざったら麺を入れて絡めます」
ほむら「こういうことするから、市販の乾麺を使う時も、袋に書いてる時間よりちょっと短めに茹でてね!」
マミ「これで出来上がりよ! お皿によそって、いただきましょう!」
ほむら「今回は鶏肉を使ったけど、おダシのとれそうなものなら何でも合うよ!」
マミ「でもタラコを入れる時は気をつけてね」
ほむら「タラコだけ特別なの?」
マミ「なるべく火にかけない方がおいしいの。あらかじめほぐしておいて、お皿によそる時に入れるといいわ」
ほむら「なるほど… ではいただきま~す!」
完 - 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/04(金) 00:33:21.22 ID:L32fSEGX0
- 美味しいパスタの作り方が学べた乙
- 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/04(金) 00:33:52.16 ID:FbxOqZFw0
- 本編ほむらは戦い慣れてる&「誰にも頼らない」だからアレだけど、
中身メガほむだから素に戻るとこんなのかな と思ったりする - 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/04(金) 00:34:22.73 ID:yvWdMM6CP
- え?せめて一緒にお片づけくらいしようよ、
- 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/04(金) 00:34:48.50 ID:xOAJ+hKx0
- 乙乙
もっと続け - 44 : 忍法帖【Lv=20,xxxPT】 2012/05/04(金) 00:35:00.56 ID:Y8VBV4nb0
- 片付けるまでが料理だよ

魔法少女まどか☆マギカ 巴マミ (1/8スケール PVC塗装済み完成品)

魔法少女まどか☆マギカ 暁美ほむら (1/8スケール PVC塗装済み完成品)

「まどかマギカ」カテゴリの記事
- 2012/05/05(土) 21:39:55
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ほむら「僕たちは天使だった」
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