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小鳥「結果オーライ……なのかしら?」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:24:35.41 ID:A9nuO8Xs0
- 春香(今日はプロデューサーさんとレッスン……お昼ご飯も一緒に食べられるかな)
春香(私が一番早いかも……って誰か居るみたい。この声は……小鳥さんと)
P「――――、――――――ですからね。後は――――って感じもしますよね」
小鳥「なるほど。じゃあ、もし―――――――――――――」
春香(プロデューサーさんだ。何の話してるんだろ?)
P「―――はるか、最高じゃないですか」
春香(えっ? 今、プロデューサーさん……春香、最高って言った……?)
- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:25:27.26 ID:aPszxrsH0
- 小鳥スレ?
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:25:33.00 ID:A9nuO8Xs0
-
小鳥「毎日幸せな気分で過ごせそうですよね」
P「ええ、きっと幸せでしょうね」
春香(幸せ、過ごせる……も、もしかして、結婚するなら誰かって話?)
春香(それで春香、最高……つまり、結婚するなら私が一番って事!?)
春香(プロデューサーさん、そこまで私の事を……えへへ)
春香(……うん、プロデューサーさんに相応しい人になるためにも頑張らないと!) - 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:27:03.26 ID:A9nuO8Xs0
- 春香「プロデューサーさん! おはようございます!」
P「おはよう春香。今日は一段と元気だな」
春香「もちろんですよ! プロデューサーさん、私……頑張ります!」
P「おっ、元気なだけじゃなくてやる気も十分って事か。よし、早速歌のレッスンから始めるか」
春香「はい、よろしくお願いします!」 - 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:27:41.37 ID:5zYqlAze0
- これははるるんssの予感!
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:29:06.22 ID:A9nuO8Xs0
- 次の日
美希(今日はハニーと二人っきりでレッスン……楽しみなの!)
美希(もうハニーは……あっ、話し声がする。ハニーと、小鳥かな?)
小鳥「――――ですよね」
P「――に。まあ、みきがしっかりしていれば――綺麗に――――――――ですか」
美希(えっ? ハニー、今……ミキがしっかりしていればって言った?) - 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:31:03.60 ID:A9nuO8Xs0
- 小鳥「なるほど」
P「みきは大事ですよ。大きく育つためには必要不可欠ですね」
小鳥「しっかりしていれば、それだけ頼りがいがありますよね」
P「ええ、俺もそう思います」
美希(ミキが大事? 大きく育つ……会社の事かな?)
美希(しっかりしていれば、頼りがいがある……あっ、分かったの!)
美希(つまり、765プロを大きくするためには、ミキの力が必要って事なの!)
美希(だから、美希にしっかりして頼りがいのある人になって欲しい、ってハニーは思ってる……)
美希(ハニー、そこまでミキの事を……よーし! 今日から気合を入れて頑張るの!) - 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:33:06.13 ID:A9nuO8Xs0
- 美希(そういえば、キレイとか言ってたけどあれもミキの事だよね)
美希(……もう、ハニーったら、恥ずかしがらずに直接言って欲しいの)
美希「ハニー!」
P「おっ、時間通りに来たな。偉いぞ、美希」
美希「当然なの。ハニー、今日は頑張ろうね!」
P「どうした、今日はずいぶんとやる気じゃないか」
美希「今までのミキとは違うの。期待しててね、ハニー!」 - 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:35:06.61 ID:A9nuO8Xs0
- 次の日
響(今日はプロデューサーと二人かー。レッスン頑張って、仕事たくさんもらえるようにならないとな)
響(さーて、時間通り着いたさー。ん? ……誰か話してる、これは)
P「――――実力――――――ありますよね」
小鳥「――――――――――です――――伸びが―――――良くて」
響(プロデューサーとぴよ子か、何の話してるんだろ?)
P「――ひびきが良いですよね。やっぱりそこら辺のアイドルとは違いますよね」
響(えっ? 今、自分が良いって……そこら辺のアイドルとは違うって言った?) - 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:37:08.04 ID:A9nuO8Xs0
- 小鳥「うんうん、完璧って言っても良いかもしれませんね」
P「ええ、765プロのみんなも積極的に見習うべきでしょうね」
響(か、完璧って……確かにそうやって言ってるけど、二人もそう思ってくれてるとは思わなかったぞ)
響(でも、見習うべきって事は自分がお手本になるって事だから……)
響(よーし! 今まで以上に頑張らないと!)
小鳥「とか言って、実は顔が好みだったりとかするんじゃないですか?」
P「うっ……鋭いですね。……まあ、実際そうなんですけど」
響(なっ!? 顔が好みって言われても……照れるさー) - 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:39:05.14 ID:A9nuO8Xs0
- 響「はいさーい! 自分、今日も遅れずに着いたぞ!」
P「おっ、さすが響だな。自称、完璧ってだけはあるな」
響「ふっふー、今日からはさらに完璧を目指すって決めたんだぞ! プロデューサー、よろしくね!」
P「頼もしいな。よし、早速始めるか!」 - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:41:11.88 ID:A9nuO8Xs0
- それから三週間後
小鳥「そういえば、最近あの三人頑張ってますよね」
P「春香と美希と響の事ですか?」
小鳥「はい、やる気に満ち溢れているのが伝わってきますよ」
P「ええ、今まで以上にやる気になっていて俺も驚いてるんです」
小鳥「でも、急にそんな感じになりましたよね……何かあったのかしら?」
P「うーん……何かきっかけがあったのは間違いないと思うんですが」
小鳥「少しのきっかけでも、女の子は急に成長しますからね」
P「確かに、十代の女の子は特にそうですよね」
小鳥「……二十代の女の子はどう思いますか?」
P「ノーコメントで」
小鳥「うっ……少しは気を遣ってくれても良いじゃないですかー!」 - 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:41:50.92 ID:gM4McjbC0
- そうだそうだ!
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:43:04.14 ID:A9nuO8Xs0
- 小鳥(プロデューサーさんも分からないって言ってたし、ますます気になるわね……)
小鳥(三人に直接聞いてみようかな。えーっと……あっ、丁度いいところに)
小鳥「春香ちゃん、ちょっといいかしら」
春香「小鳥さん? 大丈夫ですよ、何かありましたか」
小鳥「うん、春香ちゃんに聞きたい事があるんだけど」
春香「聞きたい事? 何ですか?」
小鳥「えっと、最近とっても頑張ってるけど、何か頑張る理由でもできたの?」
春香「頑張る理由……はい、その通りですよ」
小鳥「やっぱりそうだったのね。もし良かったら、教えてもらえる?」
春香「実は……私、プロデューサーさんと小鳥さんが話しているのを聞いちゃったんです」
小鳥「私達の話?」 - 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:45:04.44 ID:A9nuO8Xs0
- 春香「ごめんなさい、盗み聞きするつもりは無かったんですけど……」
小鳥「い、いいのよ謝らなくても。その話って、どんな話だったの?」
春香「えっと……プロデューサーさんが、私の事を最高だって言ってくれて」
小鳥(……? そんな話したかしら……)
春香「一緒に居れば毎日最高な気分になるだろうって言ってくれて……それが本当に嬉しかったんです!」
小鳥(うーん……思い当たるものが無い……)
春香「だから、プロデューサーさんに相応しい女性になるためにも今は頑張ろうって思って……」
小鳥「な、なるほどね。ちなみに……それっていつの話?」
春香「えっと、確か三週間位前だったと思います」
小鳥(三週間前……あっ。も、もしかして……あの時の事!?) - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:47:05.71 ID:A9nuO8Xs0
- 三週間前
P「季節の中でどれが一番、ですか? うーん……やっぱり春ですね」
小鳥「春、ときましたか。どうしてですか?」
P「暖かいし、過ごしやすいですからね。後はスタートって感じもしますよね」
小鳥「なるほど。じゃあ、もし一年中春だったらどうします?」
P「一年中春か、最高じゃないですか」
小鳥「毎日幸せな気分で過ごせそうですよね」
P「ええ、きっと幸せでしょうね」
―――――――――
小鳥(――って話をしたけど、春香ちゃんが最高っていうのはどこから……はっ! まさか……)
小鳥(『一年中春か』って言ったのが中途半端に聞こえて、『春香』に聞こえたんじゃ……)
小鳥(という事は……つまり、春香ちゃんには『春香、最高じゃないですか』って聞こえたのね) - 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:49:17.14 ID:A9nuO8Xs0
- 春香「……小鳥さん? 急に黙ってどうしたんですか?」
小鳥「えっ? ちょ、ちょっと考え事を……」
春香「えっと、私そろそろレッスンの時間なので……」
小鳥「あ、あら、それなのに呼び止めちゃって……ごめんなさいね」
春香「い、いえ、大丈夫ですよ。では、行ってきまーす!」
小鳥「いってらっしゃーい」
小鳥(……まさか、やる気になったきっかけが勘違いだなんて)
小鳥(ま、まぁ、春香ちゃんらしいと言えばらしいわね。……黙っておいた方が良いかな)
小鳥(……あれ? もしかして、残りの二人も……)
小鳥(嫌な予感がするわね……聞いてみようかしら) - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:51:03.00 ID:A9nuO8Xs0
- 小鳥「美希ちゃん、今時間ある?」
美希「小鳥? 何か用なの?」
小鳥「えっと、最近頑張ってるみたいだけど、何かきっかけでもあったの?」
美希「うん! ミキはハニーの言葉で変わったの!」
小鳥「プロデューサーさんの言葉? ……聞かせてもらっても良い?」
美希「いいよ、実はね……765プロの未来はミキにかかってるんだよ!」
小鳥「765プロの……未来?」 - 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:53:05.61 ID:A9nuO8Xs0
- 美希「ミキね、ハニーが小鳥と話してるのを聞いたの」
小鳥「それって、いつの話?」
美希「えっと、三週間くらい前かな?」
小鳥「三週間前……どんな話をしていたのか聞いても良い?」
美希「自分の話を聞きたいって事?」
小鳥「う、うん……そういう事になるわね」
美希「変な小鳥。えっと、ミキがしっかりしていれば765プロは大きくなる、ってハニーが言ってたの」
小鳥(……そんな話した覚えが無いのよね)
美希「ハニーが期待してくれてるから、ミキも頑張りたいって思ったの」
小鳥(美希ちゃんがしっかりしていれば? ……はっ! ……あの時の事ね) - 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:55:12.24 ID:A9nuO8Xs0
- 三週間前
小鳥「桜が咲いてたと思ったら、あっという間に五月ですね……」
P「早いですよね……」
小鳥「でも、あんなに綺麗に咲くなんて、よくよく考えると不思議ですよね」
P「そうですね。普段は何の木か分からなくて、気付いたらつぼみがついてたりして」
小鳥「結構大きい木からあんなに小さな花が咲くってのも、面白いですよね」
P「確かに。まあ、幹がしっかりしていればそれだけ綺麗に咲くんじゃないですか」
小鳥「なるほど」
P「幹は大事ですよ。大きく育つためには必要不可欠ですね」
小鳥「しっかりしていれば、それだけ頼りがいがありますよね」
P「ええ、俺もそう思います」 - 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:57:10.43 ID:A9nuO8Xs0
- 小鳥(『幹』を『美希』って勘違いしたのね……そうすると、プロデューサーさんの言葉は)
小鳥(なるほど、美希ちゃんに期待してるって意味になるわね。……納得)
美希「小鳥、ミキそろそろレッスンの時間なの。だからもう行くね」
小鳥「えっ? え、ええ、行ってらっしゃい」
美希「うん! いってきまーす!」
小鳥(……後は響ちゃんね) - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 01:59:04.52 ID:A9nuO8Xs0
- 小鳥「響ちゃん、ちょっと良いかしら」
響「今なら時間あるし大丈夫だぞー、自分に何か用?」
小鳥「えっと、最近頑張ってるみたいだけど、何かあったの?」
響「えっ? え、えっと……うん」
小鳥「それって、プロデューサーさんの話を聞いたから……とかだったりする?」
響「な、何で分かったんだ!?」
小鳥「響ちゃん、いつ、どんな話をしてたのを聞いたのか教えてくれるかしら」
響「えっと、三週間くらい前にぴよ子とプロデューサーが話してて……その時に」
小鳥「その時に?」
響「じ、自分が良い、とか……見習うべき、とか話してるのを聞いたんだ」
小鳥(……自分が良い? 響ちゃんが良い……響が良い……はっ!) - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:01:05.99 ID:A9nuO8Xs0
- またまた三週間前
小鳥「あれ? プロデューサーさん、それってもしかして、あの歌手のアルバムですか」
P「ええ、実力派って言われるだけはありますよね」
小鳥「私もその歌手好きなんですよ。声に伸びがあって、曲も良くて」
P「声の響きがいいですよね。やっぱりそこら辺のアイドルとは違いますね」
小鳥「うんうん、完璧って言っても良いかもしれませんね」
P「ええ、765プロのみんなも積極的に見習うべきでしょうね」
小鳥「とか言って、実は顔が好みだったりとかするんじゃないですか?」
P「うっ……鋭いですね。……まあ、実際そうなんですけど」 - 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:01:49.30 ID:6QUgKAo30
- 小鳥さんよく3週間も前の会話覚えてられるな
- 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:03:23.89 ID:A9nuO8Xs0
- 小鳥(うん、これね。完璧とか見習うべきとか……しかも顔が好みとかも言っちゃってるわね)
響「ま、まぁ、プロデューサーに言われなくても自分頑張るけどね!」
小鳥(響ちゃん……それは勘違いなのよ、とは言えない……)
響「あっ、もう時間だ。ごめんなぴよ子、行ってくるさー」
小鳥「え、ええ、行ってらっしゃい」
小鳥(……これは、内緒にしておこう。きっと、それでみんな幸せになるはず……) - 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:05:06.81 ID:A9nuO8Xs0
- それから数日
小鳥(あの三人を中心にみんなモチベーションが上がってきている……)
小鳥(本当は勘違いなんだけど……結果オーライとはまさにこの事ね)
小鳥(今日も三人はお仕事、スケジュールも良い感じに埋まって来てる)
小鳥(……このまま真実は闇の中、それが一番よね。さて、そろそろ三人が帰ってくる頃かしら)
小鳥(お菓子でも出してあげ……って何も無い)
小鳥「プロデューサーさん、ちょっと買い出しに行ってきますね」
P「分かりました。そのままサボっちゃ駄目ですよ?」
小鳥「……本当にさぼっちゃおうかなー」
P「じょ、冗談ですって。いってらっしゃい、気を付けてくださいね」 - 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:07:09.91 ID:A9nuO8Xs0
- 春香「あっ、美希に響ちゃん。二人ともお仕事終わったの?」
響「うん、春香も帰ってきたところ?」
春香「そうだよ。プロデューサーさん、事務所に居るかな?」
美希「今日も頑張ったから、ハニーに褒めてもらうの!」
響「じ、自分も頑張ったぞ! プロデューサー、居るかな……?」
美希「……ハニーの声がするの! 誰かと話してるみたい」
春香「何の話してるのかなぁ?」
美希「あはっ、きっとミキの事なの! ミキの頑張りについて話してるんだよ」
響「ち、違うかもしれないぞ。……ちょっと聞いてみれば分かるさー」 - 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:09:01.90 ID:A9nuO8Xs0
-
あずさ「――、――――ですか――――――――――?」
P「――――――よ。最近――――――――――」
美希「話してるのはハニーとあずさみたいなの。……うーん、よく聞こえない」
春香「も、もうちょっと近づいてみれば……」
あずさ「――――――――。―――可愛―――――ですか?」
P「―――――小鳥が可愛くて仕方ないんですよ」
三人「……えっ?」 - 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:11:04.89 ID:A9nuO8Xs0
- 春香「い、今……プロデューサーさん、小鳥さんが可愛いって……可愛くて仕方ないって」
美希「き、聞き間違いなの! ハニーがそんな事言うわけないってミキ思うな!」
響「そ、そうだぞ! プロデューサーはぴよ子じゃなくて自分の事を……」
春香「静かに……また話し始めたみたいだよ」
あずさ「ふふっ、プロデューサーさん、夢中ですね」
P「ええ、そうですね。朝も小鳥が起こしてくれて、一日を良い気分で始められてる気がしますよ」
あずさ「まあ、素敵ですね~」
春香「ええっ!? あ、朝……起こしてくれるって……」
美希「ウソ……嘘だよ! そんな事有り得ないの! ハニーはミキの事が大好きなんだよ!?」
響「で、でも……プロデューサー本人が言ってたぞ……」 - 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:13:07.10 ID:A9nuO8Xs0
- 小鳥「あら? みんな中に入らないでどうしたの?」
三人「……っ!」
小鳥「えっ? な、なんだかみんな目が怖いけど……何かあったのかしら?」
春香「小鳥さん……!」 美希「小鳥ぃ……!」 響「ぴよ子ぉ……!」
小鳥「は、はい!」
響「ぴよ子! 自分は認めないぞ! プロデューサーは渡さないからな!」
美希「ミキ、こればかりは許せないの! ハニーを返して!」
春香「泥棒ですよ、泥棒! 小鳥さん……詳しく聞かせてもらいますからね」
小鳥「ええっ!? ど、どうなってるのよー!?」 - 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:15:06.24 ID:A9nuO8Xs0
- 小鳥「はぁ……酷い目に遭ったわ……」
あずさ「お疲れみたいですね、どうかしたんですか?」
小鳥「ええ……実は、私とプロデューサーさんが同棲してるのかどうか聞かれたんです」
あずさ「えっ……? あ、あの……それ、本当なんですか?」
小鳥「……そんな訳ないじゃないですかー。あの子達もどうして勘違いしたのかしら……」
あずさ「あらあら……詳しく聞いても良いですか?」
小鳥「ええ、私に朝起こされてる、ってプロデューサーさんが言ったらしくて……」
あずさ「そ、それはどちらなんですか……? 本当なのか嘘なのか……」
小鳥「もちろん違いますよ! むしろそうなってくれればこっちも願ったり叶ったりですけどね!」 - 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:17:05.89 ID:A9nuO8Xs0
- あずさ「でも、どうしてそんな勘違いを……」
小鳥「あずささんとプロデューサーさんの話を聞いた、って三人は言ってましたけど……はっ!」
あずさ「どうしました?」
小鳥「……あずささん、プロデューサーさんとさっきしてたお話の内容、教えてくれませんか?」
あずさ「さっきのですか? ええ、良いですけど……」 - 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:19:02.56 ID:A9nuO8Xs0
- ちょっと前の会話
あずさ「それ、本当なんですかプロデューサーさん?」
P「そうなんですよ。最近の楽しみの一つですね」
あずさ「小鳥が部屋のベランダに……巣でもあるのかしら?」
P「巣は無いんですけど、どうやら羽休めにはぴったりの場所みたいで」
あずさ「そうなんですか~。小さくて可愛かったりするんですか?」
P「ええ、その小鳥が可愛くて仕方ないんですよ」
あずさ「ふふっ、プロデューサーさん、夢中ですね」
P「ええ、そうですね。朝も小鳥が起こしてくれて、一日を良い気分で始められてる気がしますよ」
あずさ「まあ、素敵ですね~」 - 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:22:59.82 ID:A9nuO8Xs0
- あずさ「――という話はしました。でも、それがどうして……」
小鳥「なるほど……分かりました。結局また勘違いなのね……」
あずさ「勘違い、ですか?」
小鳥「ええ、小鳥を私の事と勘違いたんですね」
小鳥「毎朝、鳥が鳴き声で起こしてくれてるってだけなのに、そういう意味だと思ったんでしょうね……」
あずさ「ああ、なるほど……災難でしたね」
小鳥「本当ですよ……まぁ、あの三人の視線に怯えなくて済むだけマシよね」
小鳥(……まったく、そんな言葉の断片だけで判断しちゃうからこんな事に。……あれ? という事は、もしかして……)
, -二二- 、
/,ィ=-:: ̄ ̄::`ミ、:\
//´:::::::::::::::i::::::::::::::::ヾ、ヽ
//::::::∧::::::::ハ:::::::::ト、::::::ヽ:'.
l::{:::、/ レヘ/ uゞ‐┘N::::::::!:|
|::|:::| ● ● |::::::|::l (これは……使える!)
'、|:::| .:::::::::::::::::. |::::::|::|
l:::|、 、_,_, l:::::.;:/
ヽ:::}ト _・ _,..ィ´|:://
`iLf圭)ス_人-w从リ (
,. イr ぅヽ/ヽ、
/ |: :ヽ爪Y: : : }ヽ、 - 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:25:14.52 ID:u+2l0nuci
- 黒小鳥さんが目覚めた!!!
- 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:25:29.43 ID:A9nuO8Xs0
- あずさ「プロデューサーさん、さっきの小鳥のお話、もう少し聞かせていただいても良いですか?」
P「ええ、良いですよ。あずささんも動物がお好きなんですね」
あずさ「はい、そうなんですよ~。プロデューサーさんはその小鳥に夢中なんですよね?」カチッ
P「はい、小鳥が可愛くて仕方ないんですよ。正直、夢中になってますね」
あずさ「あらあら~。ペットとして、一緒に暮らすってのはどうですか?」
P「小鳥と一緒に暮らす……悪くないですね。まあ、難しいでしょうけど」
あずさ「でも、一緒に暮らしたら楽しいでしょうね。鳥も犬みたいに人間の顔へ何かしたりするのかしら?」
P「どうなんでしょうね? でも、小鳥にキスされるってのも悪くは無い気もしますね」
あずさ「あらあら~。自分からしちゃったりもするんじゃないですか?」
P「有り得ますね、それ位可愛いんですよ!」 - 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:27:14.21 ID:A9nuO8Xs0
- あずさ「うふふ、もう十分かしら?」カチッ
P「十分? 何の事ですか?」
あずさ「何でもありませんよ~」
P「あっ、もうこんな時間か……すいません。俺、そろそろ行きますね」
あずさ「ええ、いってらっしゃーい」
あずさ「さて……終わりました、もう出てきても良いですよ~」
小鳥「ありがとうございます……さーて、高性能レコーダーの実力、見せてちょうだいね」カチッ - 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:29:35.79 ID:A9nuO8Xs0
-
P『はい、小鳥が可愛くて仕方ないんですよ。正直、夢中になってますね』
P『どうなんでしょうね? でも、小鳥にキスされるってのも悪くは無い気もしますね』
小鳥「……! あずささん!」
あずさ「はい?」
小鳥「ありがとうございます! 完璧ですよ! これで一か月は戦えます!」
あずさ「そ、そうですか……それは良かったです」
小鳥「さーて! 早速編集して無限リピート再生しないと!」
あずさ(もしかして、私……とんでもない事をしてしまったのかしら……)
小鳥「結果オーライとはこの事ね! みなぎってきたわー!」
終わり - 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 02:31:54.31 ID:LCRUa9qW0
- おもしろかったです
- 58 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2012/05/10(木) 02:32:05.68 ID:tnVSm9V80
- 乙
やはり小鳥さんは可愛い - 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/10(木) 03:52:35.27 ID:plpetQhD0
- 乙
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