スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
京子「結衣の弱みを握りたい」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:10:37.70 ID:jdlaUHRm0
- 京子「結衣ー、愛してるぞ!」
結衣「はいはい、寝言は布団で言おうな」
京子「む……私は本気だよ、いつもそうやって流すんだもん」ギュッ
京子「結衣はいつも逃げてばかりじゃん」グスッ
結衣「……京子」
結衣「口が緩んでるぞ、もう少し演技の練習しような」ツネッ
京子「いはははっはっ、ほっぺいひゃいです……」
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:12:20.83 ID:jdlaUHRm0
- 京子「ねぇねぇ、もう少し慌てるとかないの?」 ツンツン
結衣「ただの冗談に慌てるもなにもないでしょ」
結衣「もう慣れっこだよ、毎回毎回……」
京子「そういやそうだね、あはは」
京子「……でもさ、もう少し隙を見せてほしいかな私は」
結衣「隙ねぇ、京子にだけは絶対ムリだな」
結衣「一回でも見せたら、延々とそれについて言われそうだし」
京子「むむ……」
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:14:22.60 ID:jdlaUHRm0
- 京子「例えばだよ、私がいつも通り泊まるとするじゃん?」
結衣「泊まるのが当たり前っていうのがなぁ……」
結衣「ちょっと近すぎるんじゃないか、私たち」
京子「……距離感が?」ズイッ
結衣「あーもう、物理的にひっつくな暑苦しい」
京子「えへへ、別にいいじゃんいいじゃん?」スリスリ
結衣「恥ずかしいとかないのかよ……」
京子「うんっ?」
結衣「べつに、なんでもない」
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:16:33.54 ID:jdlaUHRm0
- 京子「えっと、話しを元に戻すね」
京子「私が起きるころには、結衣は身だしなみ整えてるし」
京子「エプロンに身を包んで、新妻のように朝ご飯を……」 ポッ
結衣「いきなりなに言ってるんだよ!」
京子「お、いま新妻に反応したよね~」
結衣「……ねーよ」
結衣「そもそも、アンタが起きるの遅すぎるっていう考えはないの?」
結衣「学校ない日はお昼まで居間ですやすやと……」
京子「……ぐうの音も出ない」
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:18:11.59 ID:jdlaUHRm0
- 京子「あのね、私としては無防備で寝起きの結衣を見たいの!」
京子「髪が寝ぐせでぼさぼさ、寝間着がはだけてむふふな結衣が!!」
結衣「そ、そんな恥ずかしいところ見せられるワケないだろ……」
京子「うん?」
結衣「なんでもない、それじゃ早起き頑張ろうな」
京子「そ、それだけは絶対無理……」
京子「早起きなんて私不可能だよ~」グスッ
結衣「涙ぐむまでのことか……」
京子「結衣の油断してるところ見たいのに……」
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:19:12.68 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「というか、私の隙がないんじゃなくてね」
結衣「……京子が隙を見せすぎなんだよ」フッ
京子「んなっ!」
京子「そ、その勝ち誇った顔はなに!?」
結衣「なんというかさ、もう少し恥じらいを持った方がいいよ」
結衣「お風呂上りに薄着でウロウロ……」
結衣「無防備に丈の短いミニスカ穿いてウロウロ……」
結衣「こっちの身にもなってみろよ、ったく」ブツブツ
京子「そ、それは、えっと、あはは……」
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:20:10.64 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「いい?他にもまだまだあるよ」
結衣「この際だからはっきりと言わせもらうな」ズイッ
京子「うぅぅ……」
結衣「お昼寝するときわざわざ寄り添ってきたりもするよね」
結衣「挙句の果てに、私のひざまで占領するし……」
京子「だ、だって、結衣の匂い好きなんだもん!」
結衣「またそういうこと言う……」
京子「……そもそも私がここまでだらけるのは、結衣の前だけだし」
結衣「うん?」
京子「なんでもなーい……えへへ」
- 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:22:46.97 ID:jdlaUHRm0
- 京子「と、とにかく私の話しはいいの……」
京子「さっさとだらけろ、もっと油断しろ!!」
京子「そんな可愛い私服じゃなくて、ジャージでもいいんだよ!」
結衣「べ、べつに可愛い私服なんて……」
京子「その可愛いスカート余所行きのオシャレ着じゃん……」
結衣「気のせいだろ、京子の考えすぎ」
結衣「私だって一応女の子だし、可愛い服も着るよそりゃ」
京子「むむむ……」 プクー
- 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:25:47.80 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「……」
京子「綺麗な顔ね……」ジッ
結衣「あーもう、さっきから人の顔見てなんだよ」
京子「ん、それよりお風呂湧いたから行っておいで」ニコッ
京子「私がさっき準備したの、偉いでしょ!」
結衣「へぇ、気が利くじゃないか、ありがとね」
京子「ゆーっくりだらけておいで、油断してきておいで」
結衣「うーん、なんかその言葉が引っかかる」
京子「くふふ……」
- 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:29:11.76 ID:jdlaUHRm0
- 京子「まぁさすがの堅物な結衣でも、風呂ならだらけるだろ」 ニコニコ
京子「その油断しきった顔をこの目に焼き付けてやる」
京子「というわけで、突撃我が家のお風呂!」
京子「むふふ、結衣ー」ガラッ
結衣「……」
京子「な、なんで脱衣所でまだ服を着てるの……」ビクッ
結衣「来ると思ったよ、ゲンコツがいい?それともほっぺつねる?」
京子「の、濃厚なチューで……」
結衣「さっさと出ていけ!」ゲシッ
- 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:30:17.07 ID:jdlaUHRm0
- 京子「結衣のバカ……」グスッ
結衣「ご、ごめん、ちょっと強く叩きすぎた……」
京子「いいもん、明日結衣より早起きするから」
京子「寝起きでだらけた結衣を堪能しちゃうもん……」
京子「写真に撮っちゃうよ、ムービーにも保存しなきゃ」ニコッ
京子「くふふ、ぜーったいに結衣の恥ずかしいとこみちゃうから」
京子「おやすみ……♪」
結衣「……はぁ、せっかくの休日なのに早起き確定か」
結衣「……おやすみ」
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:31:38.64 ID:jdlaUHRm0
- ピピピピピ……
結衣「うっ……ん、ふぁ~、ねむ」
結衣「まだ8時なのにね、もっと寝てたいよ」
京子「んへへへ、早起き成功……」zzz
京子「ゆいぃ……」ギュッ
結衣「いや、早起き失敗だから京子」
結衣「……好きな人には恥ずかしいところ見せられるワケないだろ」
結衣「京子は恥ずかしくないの、私に見られて?」ツン
京子「むにゅ……」zzz
結衣「京子の好きな人は私ではないんだろうね……」
- 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:34:01.99 ID:jdlaUHRm0
- 京子「……なんで起こしてくれなかったの」
結衣「いや、私より早起きするのが目的じゃないの?」
京子「それはそうだけどさぁ!」
京子「……結衣のエプロン姿も見られなかった」グスッ
結衣「物好きだね、そんなのなにがいいんだか」
京子「……今日はショックであまり食べられないかも」モクモク
結衣「京子、そこまで……」
京子「結衣、ご飯おかわり!」ニコッ
結衣「おいコラ」
- 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:34:55.59 ID:jdlaUHRm0
- 京子「……ん!?」
結衣「どうしたの、ベーコンエッグ美味しくなかったとか……」
京子「うふふ、ははは、あっはははははははは!」
京子「いいこと考えちゃった、くふふ」ガツガツ
結衣「良かった、お料理が不味いとかではなさそうだね」
京子「うんうん、結衣の朝ご飯は世界一だよ」
結衣「そ、そっか……ふふ」
京子(部室の押入れに入って、結衣を観察しよう)
京子(それなら油断の一つ、弱みの二つでも出てくるよね!) - 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:37:41.24 ID:jdlaUHRm0
- 京子「ふふん、明日が年貢の納め時かな」
結衣「また変なこと考えてる……」
京子「1人きりの時って結構無防備だからね~」ニコニコ
京子「でもね安心して、私はどんな結衣でも愛するから!」
京子「だから結衣の全部を見せて!!」
結衣「ダメだ、何言ってるのか全然分からん」
京子「今日も元気だ、ご飯が美味い♪」ガツガツ
結衣「ま、幸せそうだしいいか……」 - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:38:35.49 ID:jdlaUHRm0
- ~翌日~
結衣「京子、私は教室の掃除があるから先に行ってて」
京子「くふふ、それが命取りとなるのだよ結衣」
結衣「……はぁ?」
結衣「というかさ、一年の子たちは校外学習らしいし……」
結衣「べつに部室に集まる必要ないんじゃないの?」
京子「むむっ、絶対にダメだそんなの!」
京子「毎日活動するのがごらく部のいいところだもん」 ニコッ
結衣「そんなの初耳だけど……」
- 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:39:45.82 ID:jdlaUHRm0
- 京子「1人でいる時って何するか分からないよね~」
京子「鼻歌を歌ったり、枝毛探したり、あくびしたり……」
京子「いやぁ楽しみだな、結衣がどんな行動をするのか」
京子「へへへ、案外私の名前を呼んだりしてね」
京子「京子、可愛いよ京子……」クネクネ
京子「ぷっ、あはははは、結衣に限ってないかそんなの」
京子「……そ、それはそれで美味しい展開だけど」
ガララッ
京子「う~ん、あまり空気は良くなさそうだな、押入れだし」
京子「……まぁ四の五の言ってられないか」モソモソ - 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:42:34.31 ID:jdlaUHRm0
- ガララー
結衣「京子ー、今日はどっちがお茶淹れる……って」
結衣「なんだよ、また油売ってるのか」
結衣「……せっかく2人きりになれると思ったのに」
結衣「京子は人気者だから、部室くらいは私だけの京子でいてほしかったな」
<んなぁ!?
結衣「な、なに!?」ビクッ
<にゃぉ~ん……
結衣「ふぅ、野良ネコかあまりびっくりさせないでよ」
- 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:44:30.53 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「あーあ、他の子のお茶が飲みたかったな」コポポ
結衣「ちなつちゃんは言わずもがな完璧な腕前……」
結衣「うん、あかりも丁寧で繊細なお茶を淹れてくれるね」
結衣「……」ズズッ
結衣「ま、まぁ京子のお茶もなんだかんだ言って好きだけど」
結衣「というか、京子のことが好きだったり……えへへ」
<ぐはぁっ!!
結衣「な、なんだよさっきから!?」ビクッ - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:49:53.61 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「その押入れから物音が聞こえるな……」
結衣「うーん、なんか怪しい」ジロッ
<……
結衣「でも最近あかりがネズミさん見たよぉ、って言ってたからな」
結衣「うーん、ネズミと虫はちょっとなぁ……」
結衣「ま、今日の献立でも考えるかな」
結衣「京子が喜んでくれるような組み合わせにしないとね」
結衣「ふふ~ん♪」 - 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:52:50.91 ID:jdlaUHRm0
- ~押入れ~
京子「ぶはっ、はぁ、ひぃ……」
京子「……」スッ
京子「うっわ、顔が火照ってる、まったく……」
京子「はぁ、結衣のやつあんなこと考えてたのか」
京子「もう弱みってレベルじゃないよな、ほんと……」
京子「くふふ、やばっ、頬のニヤケが止まらない」ピクピク
京子「嬉しいに決まってるじゃん、こんなの……」 - 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:55:09.85 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「うーん、オムライスとカレーくらいしか作れないもんな私……」
結衣「あとはかろうじて麻婆豆腐、か」
結衣「むむむ、これじゃ献立も考えようがない!」
結衣「……お料理の練習しないとなぁ」グダッ
結衣「でも京子ってどんな子がタイプなんだろう」
結衣「……ダメだ、全然見当がつかない」
結衣「とにかく私ではないことは確かなんだよね……」
結衣「はぁ、片思いか……」グスッ - 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 19:58:29.04 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「いや、ウジウジするのはもっとだめだな」スッ
結衣「……こ、告白の練習でもしておくか」
<ガタッ!!
結衣「また物音か、一回バル○ンでも炊いたほうがいいかも……」
結衣「……こほん」
結衣「き、京子のことがずーっと大好きだったんだ!」
結衣「あ、うあぁぁぁ……」カァー
結衣「こんなの面と向かって言えるか!恥ずかしすぎる!!」ジタバタ
結衣「はぁっ、はぁ……」 - 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 20:01:51.51 ID:jdlaUHRm0
- ~押入れ~
京子「んー、結衣ってば本当に気づいてないのかな」
京子「もしかしたら私がいるのを知って、おちょくってるとか……?」
京子「はぁ、なんかあり得るな結衣なら」
京子「ったくもう、ぬか喜びしちゃったよ……」
京子「いやいや、喜ぶのはおかしいだろ私!」ビシッ
京子「結衣とはただの幼なじみ、ただそれだけだもん」
<……こ、告白の練習でもしておくか
京子「んなっ!?」 - 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 20:07:31.61 ID:jdlaUHRm0
- <き、京子のことがずーっと大好きだったんだ!
京子「こ、これも演技でしょ……」
<こんなの面と向かって言えるか!恥ずかしすぎる!!
京子「うわ、結衣のやつ耳まで真っ赤にしてる……」
京子「あーあ、座布団で顔隠しちゃった」
京子「あれ……」
京子「こ、これってもしかしたらシラフの結衣なのかな?」
京子「あはは、結衣ってば私のこと好きなんだ」
京子「あ、うあぁぁぁ……」カァー - 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 20:23:02.12 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「はぁ、ふっ……」
結衣「あーあ、こんな調子じゃ告白なんて無理だよ」
結衣「……うわ、髪の毛跳ねちゃってるよ」
結衣「ちょっと学校のほうでも行ってみるかな、京子がいるかもしれないし」スッ
ガララー
京子「ぶはっ!」
京子「あぁ、息苦しかった……」
京子「うぅぅ、これからまともに結衣の顔見れるかなぁ」
京子「えへへ……」 - 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 20:29:04.92 ID:jdlaUHRm0
- ガラッ
結衣「あ、京子いつの間に来てたんだよ」
結衣「もー、いつまでも来ないから学校中探したんだからな」スッ
京子「あ、あの、あのさ」
結衣「な、なんだよその反応」
京子「ど、どうして向かい合って座るのかな、って思った!」
結衣「なんかカタコトになってるけど……」
京子「カタコトなんか、なってない、よ!」
結衣「……?」 - 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 20:35:46.32 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「いや、普通は向かい合って座るでしょ、2人きりなら」
京子「はず、恥ずかしい、結衣の顔見るの恥ずかしい……」
結衣「……はぁ?」
京子「いいから隣に座って、お願いだから!」
結衣「分かったから落ち着きなよ、変だよさっきから」スッ
京子「だ、誰のせいだと思ってるんだよ……」
結衣「余裕がないと言うか、らしくないかな」ストン
結衣「と、隣り合って座るってなんか恥ずかしいな」
京子「う、うぐぁぁぁぁ……」カァー
- 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 20:40:01.20 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「……」
京子「……」
結衣「ねぇ、無言だけは止めてくれないかな」
京子「あ、えっと、それじゃ、えっとね」
京子「結衣は女の子同士の恋愛ってどう思う……?」
結衣「ぶはっ!」
結衣「い、いきなりなんだよその話題は!?」
京子「あ、あれ……」 - 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 20:47:20.70 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「……京子はどうなんだよ」
京子「わた、私はいいと思うよっ!」
結衣「とりあえず落ち着いて、ほら深呼吸してみて」ポンポン
京子「んっ、すーはー……すーはー……」
京子「えへへ、お互い好きなら関係ないでしょ!」ニコッ
結衣「そ、そっか……」
京子「だからさ、結衣と私が付き合ってもおかしくないよね?」
結衣「な、なんでそうなるんだよ!?」 - 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 20:55:01.68 ID:jdlaUHRm0
- 京子「だってさっき言ってたじゃん、京子大好きだーって」
結衣「し、知らない、そんなの知らないよ……」
京子「ふふ、だってさちゃんとムービーに収めたよ」
京子「……」ゴソゴソ
『き、京子のことがずーっと大好きだったんだ!』
結衣「な、なぁぁぁぁ……」
『こんなの面と向かって言えるか!恥ずかしすぎる!!』ジタバタ
結衣「も、もうやめてくれぇぇぇ……」 - 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 21:05:06.09 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「……も、もう終わりだ、生きていけないよ」グスッ
京子「こ、これ他の子に見せたらどうなるかな」
結衣「えっ……」
結衣「ちょ、ちょっと冗談は止めてよ京子!」
京子「冗談なんかじゃないよ、私はいま結衣の弱みを握ってるの」
結衣「ひっ……」
京子「ね、結衣が私の言うこと一つ聞いたらコレ消してあげる」ニコッ
結衣「聞くよ、何でも聞くから……」
京子「あ、えっと、私のお願いっていうのはね……」
京子「その、私の恋人になってほしい、かな」モジモジ
- 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 21:13:06.51 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「……えっ?」
京子「な、何回も言うようなセリフじゃないからもう言ーわない」
結衣「お、お金とかむしり取るんじゃないの?」
京子「結衣は私をどんな人間だと思ってるの……」
結衣「だって京子はいつも私に対してだらしないというか……」
結衣「油断しきってる姿を見せるし」
京子「それはまぁ、結衣にだからこそ見せられるワケで……」
京子「信頼の証ってコト!」ニコッ
結衣「あ、そうなんだ……」 - 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 21:19:20.04 ID:jdlaUHRm0
- 京子「結衣だってさ、私に対しては隙がないよね?」
京子「昨日も言ったけど、私と一緒にいてリラックスできてないというか」
京子「なんか肩の力張っちゃってる感じがして……」
結衣「それは、まぁ……」
結衣「好きな人にはそういう恥ずかしい恰好見せたくないの、私は」
結衣「寝起きとか、ジャージ姿とか……」
結衣「ただでさえか、可愛くないと思うし……」
京子「ふふ~ん」ニコニコ
京子「ま、結衣は可愛いけどね、どんな結衣でも」
結衣「そういうこと言うなよあまり……」
- 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 21:26:04.50 ID:jdlaUHRm0
- 京子「ん、えへへ……」
結衣「……」
京子「なんか幸せだよね、こうやってくっ肩と肩をくっ付けてるだけなのに」ピトッ
結衣「ふふ、そうだな」
結衣「……でも実感湧かないなぁ、京子とそういう仲になるって」
京子「逆に今までがもう恋人みたいな感じだったんじゃない?」
結衣「あー、それもそうなのかもな」
結衣「特に変わりはしないのか、今まで通りってことかな」
京子「あ、でもキスとか……」
結衣「うっ……」
- 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 21:27:32.01 ID:Z5MqYauX0
- キマ……
- 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 21:28:14.95 ID:qrI02L7hi
- キマシ…キマシ…
- 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 21:31:37.85 ID:jdlaUHRm0
- 京子「だって恋人なんだからキスくらい!」
結衣「……ちょ、ちょっと手を貸してくれるかな」
京子「へっ、あぁうん」スッ
結衣「……」ギュッ
京子「あ……えへへ」
結衣「わ、私はまだ京子と手を握るだけで心臓バクバクなんだけど」
京子「じ、実を言うと私も一杯一杯で……」カァー
京子「あの、手汗とかかいてないよね!?」
結衣「た、たぶん……」 - 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 21:38:04.83 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「だから、その、京子とキスなんかしたら……」
京子「もうすでに顔真っ赤だもんね、私たち」
結衣「き、キスなんてまだ無理だよ、な……」
京子「えへへ、まぁ焦らなくても恋人繋ぎはクリア出来たもんね」ギュッ
結衣「……ふふ」
京子「明日はハグしたり、しちゃうの……?」
結衣「は、ハグ!?」
結衣「……す、するよ、明日はハグだ」
京子「そっか、約束だからね」ニコッ
- 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 21:47:59.21 ID:jdlaUHRm0
- 結衣「~♪」ギュッ
京子「もー、結衣ってば私の手そんなに気に入ったの?」
結衣「あ、ゴメン、嫌なら離すけど……」
京子「あはは、いつもの結衣なら否定するのにね」
結衣「……だよな、なんかおかしいなホント」
京子「そんなことないよ、それが本心なんでしょ?」
結衣「うん、今はずーっと手を繋いでいたいかな」ギュッ
京子「……ま、まぁ私もなんだけど」ギュッ
結京「……幸せ」
結衣「同じセリフ言うなよ、京子」
京子「くふふ、いいじゃんいいじゃん!」 - 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 21:57:36.24 ID:jdlaUHRm0
- 京子「いやー、まさか結衣があんなに私にゾッコンだったとはね」ニコッ
結衣「……京子、絶対にあの動画消せよ」
京子「ふふ、結衣の嫌がることはしたくないからね」
京子「目の前で消しておくよ、SDカードも無いし」
京子「……」ピッ
京子「はい、これで大丈夫だよね」
結衣「ん、まぁ京子は優しいからばら撒くなんてしないと思うけど」
京子「べた褒めですな~、えへへ」 - 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 22:03:22.38 ID:jdlaUHRm0
- 京子「結衣、結衣ぃ~……」スリスリ
結衣「ちょ、ちょっとハグに近いだろそのスリスリは……」
京子「えへへ、だって好きだからしょうがないじゃん!」
結衣「もー、京子がしたいなら別にいいけどさ」
京子「ん~♪」
結衣「……というかさ、どうやってあの動画撮ったんだ?」
京子「ん……!」ピクッ
結衣「なぁ、おかしいよな京子、あの時私しかいなかったよね」ニコッ
京子「う、これはやばいっ!」ダッ
結衣「おいコラ京子ぉぉぉぉぉ!!」
おしまい! - 97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 22:04:05.78 ID:qrI02L7hi
- 甘々素晴らし
乙乙 - 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 22:04:32.31 ID:F5Iegeic0
- あ、あれ?ハグは?キスは?その先は…?
- 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/29(火) 22:05:48.51 ID:OzeAOPdyO
- 甘々最高だった
乙
ゆるゆり マシュモストラップ B 歳納京子&船見結衣 | |
![]() | Amazonで詳しく見る by AZlink |

「ゆるゆり」カテゴリの記事
コメントする
全ランキングを表示