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バルクホルン「エーゲルよりシャーゲルの方が『通』と言う風潮」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:24:16.43 ID:CO2MU5HF0
バルクホルン「……まったくもってナンセンスだな」

バルクホルン「そもそも何だ?長年共に戦線に立ったハルトマンとコンビを組まされるのはわかるが、何故勝手気ままなリベリアンと?」

バルクホルン「たしかに階級は同じ大尉、まぁ私の方が先任だから僅かに上なんだが」

バルクホルン「それに多少、他の隊員より言い争いがある仲かも知れない」

バルクホルン「だがそれだけだ。『シャーゲル』などと言うコンビを組まされる覚えはない」



バルクホルン「そうだろう、シャーリー?」

シャーリー「えっ……あ、あぁ」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:25:07.18 ID:CO2MU5HF0
みたいなね


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:27:08.97 ID:CO2MU5HF0
人もいないし自分で書くか…


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:27:37.05 ID:+Hsf4+7J0
はやく


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:27:37.79 ID:5UZMeegg0
はよ


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:35:31.60 ID:CO2MU5HF0
バルクホルン「『エーゲル』……まぁ、ハルトマンとは東部戦線からの付き合いだからな。もう5年以上経つか」

バルクホルン「そうだ、ハルトマンがJG52に入隊して初めて出撃したときの話なんだがな!長機であるロスマン軍曹を敵機と見間違えて……」ニコニコ

バルクホルン「……シャーリー、この話前にもしたか?」

シャーリー「あぁ、とっても楽しそうにな」

バルクホルン「そうか、ハルトマンのエピソードは無数にあるからな。つい、どれを話したか……」

シャーリー「無数にね……」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:37:26.68 ID:CO2MU5HF0
バルクホルン「それに501でもロッテを組んでいたし、ロマーニャ基地では同室で過ごしていた事実もある」

バルクホルン「うん、セットで扱われるのも当然と言えるな」

バルクホルン「……」

バルクホルン「シャーリー、おまえとの付き合いはいつからだ?」

シャーリー「そ、そんなの言わなくてもわかってるだろ?501に入ってからだ」

バルクホルン「つまり?」

シャーリー「つまり……あー、2年?3年くらいか?」

バルクホルン「……それで『シャーゲル』とはなぁ、まったく変な輩もいたものだ」



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:40:27.69 ID:CO2MU5HF0
シャーリー「ま、待て待て!別に時間をかけないと深い仲が築けないってわけじゃないだろ!?」アタフタ

バルクホルン「それは当然だ。そもそもおまえと一緒にいた時間が短いとは言ってないだろう」

バルクホルン「ガリア、ロマーニャ……おまえたちと戦場に立った時間は私の中で大きな存在だ」

シャーリー「あぁ、あたしも501での時間が一番長いよ」

バルクホルン「今回、カールスラントに新たなネウロイが現れたことで501が再結成される……」

バルクホルン「恥じるべき気持ちだが、またおまえたちと集まることができて嬉しいのも本音だ」

シャーリー「あ、あたしも!あたしも、その、おまえと///」



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:42:31.55 ID:5UZMeegg0
シャーリーかわいい


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:44:28.06 ID:CO2MU5HF0
バルクホルン「だが、それなら501の誰とでもコンビを組んでいいはずだろう?」

バルクホルン「つ、つまり、その……『芳ゲル』や『ゲルーニャ』と呼ばれてもいいはずじゃないか?///」モジモジ

シャーリー「……ゲルーニャ?」

バルクホルン「あー、『サーゲル』のほうがよかっただろうか?ラジオでは『エイラーニャ』などと呼ばれているらしいからソレを意識したんだが……///」

シャーリー「……」ジー

バルクホルン「ま、まぁ、それは置いとくとしてだ!」ゴホン

バルクホルン「やはり、501で組んだだけの私たちが『シャーゲル』と呼ばれるのは理解に苦しむ……そうだろう?」

シャーリー「うっ……何だよ」

シャーリー「『シャーゲル』って呼ばれるの、そんなに嫌かよ」プイ


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:48:06.22 ID:CO2MU5HF0
バルクホルン「……?別に今はそんな話を」

シャーリー「だから、あたしとセットがそんなにイヤかって聞いてるんだよ!」バン

バルクホルン「はぁ……話にならんな。私は何故『シャーゲル』などと呼ばれるのかを議論しているのであって……」

シャーリー「……じゃあ『エーゲル』」ボソッ

バルクホルン「?」

シャーリー「『エーゲル』って呼ばれるのは嫌じゃないのか」

バルクホルン「だから、実際に長く組んできた私たちに呼び名がついていても当然で」

シャーリー「そうじゃなくて!おまえはハルトマンとカップリングされてどう思うのかって聞いてるんだ!」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:51:38.43 ID:CO2MU5HF0
バルクホルン「……カップリング?」

シャーリー「あっ///……そ、そうだよ!カップリング(夫婦)だよ!何か間違ってるか!?///」カァァ

バルクホルン「ふぅむ……まぁ、航空歩兵がコンビと言うとどうしても長機と僚機になるからな。カップリング(組み合わせ)でいいか」

シャーリー「おう」ドキドキ

シャーリー「そ、それで!ハルトマンとのカップリングはどうなんだよ!」

バルクホルン「ハルトマンとのカップリング……ミーナが言うように私たち501は家族だと思っている」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:55:17.78 ID:CO2MU5HF0
バルクホルン「だがハルトマンはその中でも特別と言うか……」

バルクホルン「私はあいつの姉のような気持ちで面倒を見てきたし、ハルトマンもそれをわかっていて敢えて甘えてきてくれていると思う」

バルクホルン「私にとってハルトマンは他とは違うパートナーで」

バルクホルン「ううむ、つまり『エーゲル』と呼ばれるのは嫌じゃないということだな。むしろ嬉しいかも知れん」

シャーリー「……で?」

バルクホルン「で?」

シャーリー「それで『シャーゲル』はどうなんだよ」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/02(土) 23:57:40.46 ID:CO2MU5HF0
バルクホルン「あぁ、そうだったな」

バルクホルン「ううむ……」ムムム

バルクホルン「もちろんシャーリーのことも大事だと思っているし、実力も認めている」

バルクホルン「だが、そもそも私はおまえのようなだらしない奴が大嫌いだし……」

シャーリー「……」ズーン

バルクホルン「おまえも私のような堅物は苦手だっていつも言ってるだろう?」

シャーリー「あ……あー、それはそうなんだけど」

バルクホルン「ほら、見ろ。お互い苦手だと言ってるのにカップリングするとはどういうことだ?」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/03(日) 00:06:05.36 ID:CO2MU5HF0
シャーリー「えっと、でも!ホラ!おまえはいつもあたしに注意するし」

バルクホルン「おまえに注意する3倍はハルトマンを叱っているな」

シャーリー「ジェットストライカーの故障の時はあたしが助けにきただろ!?」

バルクホルン「ガリアでは宮藤に命を助けてもらった」

シャーリー「……あたしの胸に抱きついてた癖に」ボソッ

バルクホルン「記憶に無いな」

シャーリー「あとは、その……ジャガイモ!あたしとおまえはジャガイモを争う仲だろ!?」

バルクホルン「何だ、そこまでジャガイモが欲しかったのか。ならば次からは譲ることにするよ」

シャーリー「うぅぅぅぅ」プルプル

バルクホルン「うむ!つまり結論としては『シャーゲル』は通どころか存在しないってことだな!」ドーン

シャーリー「あぁ、そうだな……」グスン


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/03(日) 00:15:32.80 ID:THp33+7E0
バルクホルン「うむ!久しぶりに面白いことを議論できた!休日は有意義に過ごさねばな!」

シャーリー「はぁ、『シャーゲル』はナシかぁ……」

シャーリー「おっ、もうすぐ夕食の時間じゃないか。食事前にフロなんてどうです、大尉どの♪」

バルクホルン「フロか、明るいうちに入るのも風情があるな。今日は私が洗う番だったか?」

シャーリー「あれ?あたしの髪を洗って『おまえの髪は長くてキレイだな』って言ったの昨日じゃなかったか?」

バルクホルン「何だそれは!?昨日はおまえが私の身体を洗って『締まった腹筋が羨ましい』とぼやいていたじゃないか!」

バルクホルン「つまり今日は私がおまえを洗う順番と言うことだ!」

シャーリー「えーっ?あたしそんなこと言ったかなぁ?」

バルクホルン「おまえと言う奴は!いつもそうだ、自分の言ったことに……」


エイラ「まーた『シャーゲル』が痴話喧嘩してるんダナ」ニヤニヤ

サーニャ「いくら本当のことでも笑っちゃダメよ、エイラ」

おわる


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/03(日) 00:17:06.95 ID:RK9Anwrb0
お疲れさま
でももう少し続けてもいいんだよ


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/03(日) 00:17:54.14 ID:axblkb5a0
乙!
芳ゲルも書いてくれ


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/03(日) 00:17:54.80 ID:THp33+7E0
ストーリーなんて始めからなかった
むしゃくしゃしてやった、今は反省している


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/03(日) 00:19:33.52 ID:rHIZcSrD0
おつおつ
素晴らしいので他のカプも見てみたい


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  1. 2012/06/07(木) 23:34:07

    シャーゲルはもっと浸透して欲しい


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