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憧「ラーメン食べたい?」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:42:46.38 ID:AX02hSM70
インチキ関西弁の予定


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:47:18.36 ID:AX02hSM70
穏乃「だからさ、今日こそラーメンだよ!ラーメン!!」

憧「ハイハイわかったわよ、もぅ… 皆も本当にラーメンでいい?」

宥「私は暖かい物ならなんでもいいよぉ」

玄「お姉ちゃんさえいいなら私は全然構わないけど、灼ちゃんは?」

灼「皆がラーメンでいいって言うなら私も構わない」

穏乃「いやっふぅ!やっぱみんな話がわかるね~ さ、そうと決まれば早く行こ、早く!」




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:49:28.37 ID:AX02hSM70
憧「しず、慌てないの… 折角食べるなら有名なとこ行きたいでしょ」

玄「あ、ガイドブック! さすが憧ちゃん準備がいいねぇ」

灼「どんなお店でも構わないけど明日の予定もあるからそんな遠くへは行けない…」

宥「そうねぇ、迷子になっちゃったら大変だし近いお店がいいかも」

憧「ん~近場で有名なお店ねぇ… さすが東京、けっこうあるわ」

穏乃「あ、このお店知ってる!ここからだと結構近いじゃん。ここにしよ、ここに!」

憧「ここ? …JRだと隣の隣か。お薦めの星もたくさんついてるしいいんじゃない」

穏乃「よっしゃ、決まりィ! 待ってろ、東京ラーメンッ!!」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:51:12.41 ID:AX02hSM70
セーラ「東京ノ地下鉄ハワヤヤコシイナァ」

泉「東京の人からしたらウチらの地下鉄の方が分かりにくいらしいですよ」

フナQ「自分はエスカレーターの立つ方、ほんま逆なことに驚きましたわ」

怜「…お腹すいた。もう自分倒れそうやわ」

竜華「もう少しの辛抱やから我慢やで。フナQ、道順はわかってるん?」

フナQ「お任せください、ちゃんと調べてますから。ええっと、この出口を出て…」

泉「お、あそこが大学ちゃいます? 確か地図やとあそこの隣やったはず」

セーラ「オ、ナンカギョウサン人ガ並ンデルデ」

竜華「あー、たぶんあそこがそのお店やろ。怜、もう着いたで」

怜「うん、なんか美味しそうな匂いがしてるで。 …って、あれ?」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:53:12.12 ID:AX02hSM70
憧「…あ」

セーラ「・・・オ?」

泉「阿知賀女子!?」

穏乃「あ~、千里山!?」

怜「…なんで自分らこんなとこにいるん?」

灼「…それは私たちが聞きたい。そっちこそ何でこんなとこに?」

竜華「ここ、ウチら泊まってる所から結構近いからやけど玄ちゃん達は?」

玄「あ、私たちも比較的近い所に宿泊してまして。奇遇ですね」

フナQ「…なぁ、もしかして自分ら日比谷辺りに泊まってへん?」

宥「ええっと、確か一番近い駅は有楽町って名前だった気がしますけどぉ…」

フナQ「あー、やっぱセーラが見かけた朝っぱらから黒いジャージ一丁で走ってる娘って…」

憧「…間違いなく穏乃だと思います」

セーラ「ヘェ、コナイ偶然アルモンヤナァ!」

?「…お前たち観光客か? 並ぶのなら少しは大人しくしていろ」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:55:32.07 ID:AX02hSM70
穏乃「あ、ごめんなさい」ペコリ

竜華「すんませんでした」ペコリ

??「おいおい、大会中なんだから面倒は止してくれよ」

?「…ああ、わかっている。だが本店はホームだからな、私がいる時はあんな輩は許さん」

泉「あ、あ、あ……」ガクガク

玄「み、み、み……」ブルブル

「「「宮永照!!??」」」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:57:18.24 ID:AX02hSM70
菫「ほら見ろ、余計な真似をするから気づかれたぞ」

照「しかしな、私は親父から本店を任されてるロティストとして注意する義務があってだな…」

菫「だからロットだホームだってのはお前が勝手に言ってるだけだろうが!」

セーラ「騒グナ言ウトイテ自分ラカテ騒イドルヤンカ コレダカラ東京モンハ」

照「……」ギロッ

セーラ「ナンヤ、ホンマノコト言ワレタカラッテガントバサンドイテーナw」

怜「…セーラ止めぇな アンタがラーメン食べたい、言うから来たんやで。大人しくしておき」

照「……」ピクッ

セーラ「ヘェヘェ ラーメン食ベルノニモ東京ハオ上品デゴザイマスネ」

照「…おい、そこの関西弁」

菫「照ッ!」

セーラ「ナンヤ、マダイチャモンツケルカイ?」

照「さっきから黙って聞いていればラーメン、ラーメンと。いい加減にしろ!」

セーラ「ア" コレガラーメンチャウンヤッタラ一体何ナン? マサカウドントカヌカスン?w」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:59:43.12 ID:AX02hSM70
照「ここはラーメンを食べる場所ではない… 次郎を食べる場所だッ!!」

千里山・阿知賀「「 」」

菫「……阿呆」

千里山・阿知賀「「wwwwww」」

照「ナッ、何がおかしい!!」///

憧「い、いやだって次郎ってこのお店の名前でしょ? ここはどう見たってラーメン屋じゃないですかw」プッ

竜華「なんや宮永さん、真面目な顔してボケるの卑怯やわぁw」

照「……」プルプル

玄「チャンピオン、もっと真面目な人だと思っていましたけど案外面白い人なんですねw」

セーラ「済マン済マン、自分ツマラン奴思ウテタケド、ソンナオモロイコト言エルナンテ誤解シテタワw」

照「……貴様等そこに座れ。ロットバトルだ」ワナワナ


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:02:44.50 ID:AX02hSM70
フナQ「…ロットバトル?」

泉「先輩、なんですのそれ?」

フナQ「東京のラーメン屋にはそんな名前の早食い大会みたいなんやる店がある、ちゅう話を聞いたことあるで」

灼「じゃあここがその早食いのお店だったんだ」

穏乃「あ、それなら私やるッ! すっごくお腹空いてるし、誰にも負ける気しないよ」

セーラ「早食イナラ自分モ自信アルデ 宮永ニハ秋季大会ノ借リモアルシ、ヘコマシタルワw」

竜華「…もぅ、面倒は止めておき。普通に食べてさっさと帰ろ」

照「…秋季大会? ただの観光客だとばかり思っていたが、どこかで会ったことあったのか?」

菫「…ふむ、言われてみたらどこかで見たような気もするな」

宥「やっぱり私たちのことなんて全然興味ないんですねぇ…」

竜華「カッチーン …セーラ、いけすかない東京もんなんかに絶対負けるんやないで!」

怜「…竜華?」

憧「いい、しず? 早食いだろうと何だろうとこれは勝負なんだから負けたら駄目よ!」

玄「…あ、憧ちゃん?」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:04:35.50 ID:AX02hSM70
照「決まりだな… では大豚Wマシカラメ、こいつらも同じ物を……」ゴッ

穏乃「~ッ!? な、何今の呪文みたいの!?」

セーラ「ハ、ハッ ドウセコケオドシヤ」

 ハイ大豚wマシカラメ3ツオ待チ

憧「な、何この量!? 野菜… いや、もやしばっかで麺がないじゃない!!」

泉「こ、これほんまラーメンなん? ただの野菜炒めちゃうん!?」

菫「何だお前たち、ここがどういう店か知らなかったのか」

穏乃「……大丈夫、私ならこのぐらい全然余裕だよ!!」

セーラ「…ナカナカオモロイ店ヤンカ、気ニ入ッタデ!!」

照「……では開始だ」ヒョイ


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:07:56.16 ID:AX02hSM70
灼「穏乃は一度に口に入れる量は普通。でも、口に運ぶ回数が誰よりも多い…」

穏乃(よし、いいペースだ。 私がトップ、このまま行けば私が勝つ!)

フナQ「なかなかやるやん、あの阿知賀の子。もう野菜半分くらいは食べとる」

竜華「…けどセーラには適わんな。体も暖まった頃やしそろそろ出るで」

セーラ(走ッテンナ …ケド、チマチマ喰ウヨリ一度ニギョウサン喰ウ方ガ好キヤネン!)

憧「あの体力馬鹿、一口で食べる量が増えた!?」

玄「凄い、あの人一気に穏乃ちゃんに追いついた!!」

怜(…二人ともええペースで食べとる。それに比べて宮永はすいぶん大人しいなぁ)


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:10:49.12 ID:AX02hSM70
穏乃「~~ッ!?」

セーラ「ンッ……!?」

灼「二人とも、箸が止まった…」

穏乃(な、何今の感覚? 後ろに誰かいたような…)

セーラ(コノ感覚 秋季大会デ宮永ト打ッタ時ト同ジ!?)

照「……」モソッ

怜(なんや、一瞬変な感じがしたけど宮永には何の変化もない。気のせいやったん?)

フナQ「…さすがにあの二人も麺に入ってからペースが落ちとるな」

セーラ(ナンヤコノ麺ノ太サ… マルデウドンヤ、コレ全部喰ウンハ結構シンドイデ)

穏乃(もやしで時間がかかった分、麺がのびちゃって更に食べ難い…)

憧「けどチャンピオンはまだ野菜の半分もいってない。このままいけば楽勝…」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:14:14.14 ID:AX02hSM70

照「…」パクッ        キュル

菫「……終わりだな」

泉「えっ?」

照「……」パクパク      キュルキュル

宥「ねぇ玄ちゃん、なんだかチャンピオンの食べる量が増えてる気がしない?」

玄「…うん、一口ごとに食べる量がどんどん増えてる気がするよぅ」

照「………」ムシャッ    キュルキュルルッ

竜華「気のせいちゃう? だって普通は食べれば食べるほどお腹いっぱいになるやん」

憧「うん、満腹感から食べる量もスピードも落ちる、はず…」

灼「…でも現にあれだけ差が開いてた二人の量よりもいつの間にか同じくらいに」

怜「勘違いちゃうで… 宮永は食べる毎に量がホンマ増えるタイプなんや!!」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:17:17.68 ID:AX02hSM70
 ガッ ギュルルル

照「 」

千里山・阿知賀「「 」」

照「……ごちそうさま」

セーラ「ツ、ツユマデ全部飲ムナンテ…有リ得…ヘン」ガタン

竜華「セーラ!!」

穏乃「と、東京のラーメン… 甘く見ていた…よ…」ドタッ

憧「しずッッ?!」

照「ギルティ… 頼んだ物を完食すらできないとは嘆かわしい奴らだ…」

フナQ「こ、これが噂に聞くジロリアン… そしてその頂点、宮永…照ッ……」


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:20:06.46 ID:AX02hSM70

赤土「ねぇ、アンタたち昨日一体何を食べたの? この部屋、すっごいニンニク臭いわよ」

穏乃「憧ぉ~ そんなに私そんなに臭い?」プーン

憧「あんだけニンニクきついの馬鹿食いしたんだからそんな簡単に取れる訳ないでしょ!」


竜華「なぁセーラ、ホンマちゃんと歯磨いたりしたんやろな? まだ臭うで…」

セーラ「ソナイ臭イ臭イ言ウナヤ… 自分カテマダ食ベ過ギテ気持チ悪インヤカラ」モアッ

フナQ「セーラもまだこない臭うちゅうことはあっちも相当臭いんやろうなぁ…」


照「…ツモ、6200オール」プワァア

玄「…こっちに来ればあの臭い、かがないで済むと思ったのにぃ」

怜「あかん、ニンニク臭くて集中できへん…」

先輩「すばらッ?!」



おしまい


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:26:49.98 ID:0cZW0EhYi

西東京だと立川あたりの二郎に通ってるんだろうか照さん


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:27:32.33 ID:NIrfg06V0
乙乙


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:27:57.31 ID:efznHAUz0
ラーメンで嫌な予感はしていた


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  1.   2012/06/15(金) 10:45:26

    ラーメンがスレタイにあるだけで次郎が思い浮かぶってのはすごいと思うわ


  2. 2012/08/10(金) 21:45:19

    次郎は きのこたけのこと並んで鉄板ネタですからね~


  3. 名無しさん 2012/10/18(木) 14:37:04

    ギルティだのロットだのってほんとにあるの?


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