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バルクホルン「私のベッドで何をしているんだ?リベリアン」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/09(月) 23:18:25.81 ID:GduUcMXz0
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シャーリー「何って、昼寝だけど?」
バルクホルン「それは見ればわかる。何故私のベッドにいるのか訊いているんだ」
シャーリー「ほい」ポイッ
バルクホルン「あ」
シャーリー「自主訓練の後だろ?汗拭けよ」
バルクホルン「ああ、タオルをすまんな…いやそうではないだろ」
シャーリー「タオルがダメなら風呂に汗を流しに行ってきたらどうだ?」
バルクホルン「あ。ああ、それもそうだな…私が戻るまでには自分の寝床に帰るんだぞ?」
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/09(月) 23:22:44.87 ID:GduUcMXz0
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30分後…
バルクホルン「ふぅ…」フキフキ
シャーリー「おかえりー」
バルクホルン「ああ、ただいま…大尉?」
シャーリー「何だ?」
バルクホルン「だから何故私のベッドにいるんだ?」
シャーリー「昼寝するためだ」
バルクホルン「…質問を変えよう。自室のベッドを使えない理由でもあるのか?」
シャーリー「それがさ、聞いてくれよ!」
バルクホルン「ふむ」
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6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/09(月) 23:29:21.08 ID:GduUcMXz0
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シャーリー「食事の後昼寝しようと思って部屋に戻ったさ、私のベッドにルッキーニが寝てたんだよ」
バルクホルン「ほう、ルッキーニがちゃんとした場所で寝るのは珍しいな。…待て。お前は普段から彼女とは一緒のベッドで寝たりしているだろ?一緒に寝ればいいじゃないか」
シャーリー「アイツだけだったらそうするんだけどさー。もう一人寝てたのよ、私のベッドで」
バルクホルン「誰だ?」
シャーリー「ハルトマン」
バルクホルン「…フラウのヤツ、訓練に付き合えと言っておいたのにそんな場所に…」
シャーリー「二人ともちっこいとはいえベッドに三人は無理だろ?」
バルクホルン「そうだな…あの無軌道二人と同じベッドでは寝てる間に何が起こるかわからん」
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7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/09(月) 23:36:18.84 ID:GduUcMXz0
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シャーリー「だろ?だからここに来た。ハルトマンが私のベッドにいるんなら私だってハルトマンのベッドを使っていいだろ?」
バルクホルン「ふむ、一応の筋は通っているがそれなら何故ハルトマンでなく私のベッドに……」(横目)
シャーリー「語るに落ちたか?」
バルクホルン「ああ…愚問だった、この惨状で寝られるのは本人以外にはおらんだろう」
シャーリー「そゆこと。ルームメイトとしてどうにかしろよな?まさに惨状って感じのゴミの山じゃないか」
バルクホルン「何度も注意はしてるんだが全く効果がない。私が片付けようにもどれがゴミでどれが必要なものか区別がつかんしな」
シャーリー「違いない」
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8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/09(月) 23:44:02.39 ID:GduUcMXz0
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バルクホルン「ハルトマンのゴミ山は置いておくとして、そちらの事情はわかった。しかし…」
シャーリー「他の用事があるなら戻るまで貸しといてくれよ。戻ったらすぐ起きるからさ」
バルクホルン「問題は、私も今から少し休息したいという点だ」
シャーリー「それなら、ほれ」ポンポン
バルクホルン「な…」
シャーリー「隣、ほら、来いよ」ポンポン
バルクホルン「た、大尉!その…///そこは私のベッドだぞ!何を我が物顔で…」
シャーリー「私の隣は嫌か?」
バルクホルン「う!嫌、ではないが…その」
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9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/09(月) 23:51:11.26 ID:GduUcMXz0
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シャーリー「嫌ならしょうがないなぁ、私は別の場所で寝るよ」スクッ
バルクホルン「あ、待て!うーん…」
シャーリー「?」
バルクホルン「…し、仕方ない。お前もこれから寝床を探すのも大変だろうし、私も新たな寝床のアテはないし、いいだろう、二人でこのベッドを使おう」
シャーリー「そうか、サンキュー!」ボフッ
バルクホルン「私より先にベッドに飛び込むな!!」
シャーリー「細かい事は気にすんなよ」
バルクホルン「これだからリベリアンは…」
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11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/09(月) 23:56:07.87 ID:GduUcMXz0
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シャーリー「ほれ、場所あけるのはこんなもんでいいか?」
バルクホルン「…それは本来私の台詞だと思うのだが。うむ、そのくらいでいい」ベッドイン
シャーリー「…」
バルクホルン「…」
シャーリー「…」
バルクホルン「…おい?」
シャーリー「うん?」
バルクホルン「何か違和感があると思ったらそれか。無許可で私の枕を占有するんじゃない」
シャーリー「あ、ゴメン」
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13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 00:02:09.18 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン「いや、いい。私はフラウ枕のを使う…のは無理だったんだ…」
シャーリー「あの中から探したら夜になっちまうな。じゃあ、ほれ、頭ずらしたから、もっとこっち来いよ」
バルクホルン「!!!」
シャーリー「目ぇ見開いてどうしたんだよ?」
バルクホルン「た、大尉…私はルッキーニではないんだぞ?///」
シャーリー「見ればわかる」
バルクホルン「その、もう少し。お互いの距離感というのをだな」
シャーリー「ごちゃごちゃ言ってないで来いったら」
バルクホルン「……う、うむ」ピタッ
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14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 00:09:35.55 ID:qIv7NUv50
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シャーリー「これで寝れそうか?」
バルクホルン「///…だ、大丈夫だ、問題ない」
シャーリー「そうか、なら良かった」
バルクホルン「…」
シャーリー「…」
バルクホルン「(人とこんなに身を寄せ合って寝るのは何時ぶりだ?クリス以外には初めてではないだろうか)」
シャーリー「そういえばさ」
バルクホルン「な、何だ?寝るんじゃないのか?」
シャーリー「寝るけどその前にだよ。カールスラントの料理でさ」
バルクホルン「ふむ?」
シャーリー「酸っぱいキャベツの料理の名前なんだっけ?」
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16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 00:14:58.30 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン「ああ、それはザ…」
シャーリー「待て、頭文字がザで思い出した、ザ…ザッハトルテだな?」
バルクホルン「全然違う」
シャーリー「ありゃ?」
バルクホルン「正しくはザワークラウトだ」
シャーリー「ああ、そうだったか」
バルクホルン「そちらの言葉ではサワークラウトかな」
シャーリー「そうそれだ。あれってさ、この前宮藤が夕飯に作ってたヤツだよな?」
バルクホルン「あれは別物だ」
シャーリー「そうなのか?」
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17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 00:22:10.88 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン「あれは湯がいたキャベツを酢で味付けしただけものだ。ザワークラウトは酢は一切使わないんだ」
シャーリー「へー、酸っぱいのに?」
バルクホルン「あの酸味は酢由来のものではない。塩漬けされたキャベツが発酵して酸っぱくなるんだ」
シャーリー「そうだったのか…じゃあ本場カールスラントからしてみたら酢を使った酸っぱいキャベツなど言語道断!!って感じだったのか」
バルクホルン「そ、そんなことはない!」
シャーリー「お、おお?」
バルクホルン「あ…み、宮藤の料理いや、扶桑流のやり方もあるだろうからな、アレはアレで、とても旨かったぞ?」
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19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 00:28:19.63 ID:qIv7NUv50
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シャーリー「…それは直接宮藤に言ってやれよ。私に宣言されてもな」
バルクホルン「う、うむ」
シャーリー「というかさ、お前宮藤の話題になると何か雰囲気変わるよな?」
バルクホルン「そ、そうか?」
シャーリー「そうだ。何か肩の力が抜けるっていうか、雰囲気が弛緩するっていうか…いつもそうしてたらもっとかわいいのにな…」
バルクホルン「何か言ったか?」
シャーリー「いんや、何にも」
バルクホルン「…」
シャーリー「…」
バルクホルン「ときに大尉」
シャーリー「寝るんじゃないのか?」
バルクホルン「寝る前にだ」
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22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 00:38:06.47 ID:qIv7NUv50
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シャーリー「何だ?」
バルクホルン「ルッキーニのことだが、一番近しいであろうお前の目から見て、最近の彼女はどうだ?成長しているか?」
シャーリー「うーん、どういう方面で?」
バルクホルン「何でもいいぞ。生活の中でここが大人びてきたとか、戦闘中に新たな技能が身に付いてきたとか」
シャーリー「そうさなー…あ、最近なら、歯かな?」
バルクホルン「は?」
シャーリー「そう、歯。口の中にある歯だ」
バルクホルン「…流石に噛み付きでネウロイを攻撃するというのは無茶じゃないか?」
シャーリー「だーっはっはっはっはっ!!!!」
バルクホルン「!!いきなり何だ!!」
シャーリー「それはこっちのセリフだよバルクホルン、いきなり笑わせるなよ」
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24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 00:46:44.87 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン「な、何だ?私の認識がおかしいのか?噛み付きは危険だろ、色々と」
シャーリー「くくく、そうじゃないって…歯が成長って言ったらアレだろ、生えかわりだよ」
バルクホルン「な…///」
シャーリー「驚く事じゃないだろ、あの年頃なら乳歯があってもおかしくないさ。まぁ、この間の一本で最後だったみたいだが」
バルクホルン「うぐぐ、こ、こっちを見るな///」プイッ
シャーリー「バルクホルンは本当にアレだよなー、真面目過ぎるっつーかそのせいで斜め上っつーか。もっと冗談とか言えばいいと思うな、私は」
バルクホルン「トゥルーデでいい」
シャーリー「え?」
-
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 00:51:40.92 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン「私の呼び名だ。今度からトゥルーデでいい。二人の時は」
シャーリー「え?ええ??バルクホルン?」
バルクホルン「だから…」
シャーリー「!!(向き直った…顔、近いな///)」
バルクホルン「トゥルーデで、いい」
シャーリー「~~~ッ!!(と、吐息が///)」
バルクホルン「ほら、呼んでみろ」
シャーリー「は、あ、うん…///と、とぅるー」
バルクホルン「今のは冗談だ」
シャーリー「」
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28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 01:00:00.30 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン「お望み通り、冗談を言ったじゃないか…どうした?」
シャーリー「うう、一本取られたぁ…」
バルクホルン「ふふん、いつぞやの電撃戦の続きだ。今回は情報戦だがな」
シャーリー「情報戦っておい…今のは冗談には聞こえなかったぞ?」
バルクホルン「言い慣れてないのでな」
シャーリー「そういう問題かよ…今のは質が悪いよ…ほ、ホントにトゥルーデって呼んじゃうぞこの野郎」
バルクホルン「!!あ、いや、おい…///」
シャーリー「…そんな過剰反応するくらいなら冗談でも言うなよなー」
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30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 01:05:55.03 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン「お、おほん。まぁいい。お前の提案も最もだ。冗談という情報戦の形態は勉強しておこう」
シャーリー「仲間内で情報戦も何も無いと思うけどな…」
バルクホルン「…」
シャーリー「…」
バルクホルン&シャーリー「「ところで」」
バルクホルン「あ…」
シャーリー「う…」
バルクホルン「お前からいいぞ?」
シャーリー「あ、うん。」
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33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 01:17:52.07 ID:qIv7NUv50
-
シャーリー「ジャガイモってさー」
バルクホルン「また食べ物の話題か」
シャーリー「いいじゃんか。ジャガイモってさ、カールスラントでもよく食べるよな?」
バルクホルン「ああ。カールスラントの食文化では欠かせないな。他国人のイメージだと後二つはソーセージと、ビールか?」
シャーリー「こっちも似たようなもんさ、ジャガイモ、ベーコン、フライドチキン…実際イメージ通りだからなー。それでさ、リベリオンとカールスラントってさ、ネウロイが現れる前まではは敵同士だったじゃん?」
バルクホルン「清算したい過去ではあるが、その通りだな」
シャーリー「私らがケンカしてた原因ってさ、実はジャガイモなんじゃないか?」
バルクホルン「……は?」
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38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 01:29:26.38 ID:qIv7NUv50
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シャーリー「だから、どちらがジャガイモをより多く獲得するかっていうケンカだったんじゃないか、って話」
バルクホルン「…ずるずると話を伸ばしたようで悪かったな。寝た方がいいぞ」プイッ
シャーリー「なーんだーよー!!もっとリアクション大きくたっていいだろー?」
バルクホルン「休むんだ大尉、仮にも軍人とあろう者がその発想とは、相当お疲れのようだからな」
シャーリー「私なりに真剣に考えた結果なんだぞー、3秒くらい」
バルクホルン「それは真剣に考えたとは言わん…しかし」
シャーリー「しかし?」
バルクホルン「仮にそのような理由でいがみ合っていたのなら、夕飯の席でジャガイモを取り合う私とお前の構図は、何と皮肉なものだろうか」
シャーリー「あ…」
-
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 01:44:39.28 ID:qIv7NUv50
-
シャーリー「何か、せっけんのにおいがする。あとなんか」
バルクホルン「わー!わー!」バッ
シャーリー「おい!いきなり枕を引き抜くな!!びっくりするだろ!!」
バルクホルン「びっくりしたのはこっちだ!あ、あまり人の香りをどうこう言うものではないぞ、うむ」
シャーリー「せっかく褒めてるのにさー」
バルクホルン「余計な気遣いだ!…枕置くから頭、載せろ」
シャーリー「ほーい」ギュッ
バルクホルン「うつぶせ禁止だ!!」
シャーリー「ちぇっ」
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42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 01:36:17.94 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン「…真剣な顔して驚かないでくれ。というかさっきからなんだ?普段の大尉より発想が変というか、どうした?」
シャーリー「それは、そうだな…」ガバッ
バルクホルン「う?」
シャーリー「普段とは違うこの枕がそうさせているのかもなー」グリグリ
バルクホルン「な…!!うつぶせで顔を押し付けるんじゃない///」
シャーリー「なんだよー、減るもんじゃないしいいじゃんかー」グリグリ
バルクホルン「そういう問題じゃない!!そ、その、気になるだろ、に、においとか」
シャーリー「え?いいにおいじゃん」
バルクホルン「うぇ!?」
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47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 01:54:38.92 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン「さて…そろそろ眠くなってきたな」
シャーリー「私のおかげか?」
バルクホルン「お前のおかげで今まで寝付けなかったんだろうが…まぁいい、大尉もゆっくり休むといい」
シャーリー「ああ、私もさっきからかなり瞼が重い、よ…」
バルクホルン「…」
シャーリー「…」
バルクホルン「…」ウトウト
シャーリー「…」
バルクホルン「…」zzz
シャーリー「…(寝ちゃったか…このまま寝ちゃうのもつまんないなぁ、よし)」
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50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 02:04:19.20 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン(zzz…うーん、なんか、妙に暖かいなあ…)
バルクホルン(それに柔らかい…私の枕はこんなに柔らかかったかな…)
バルクホルン(それに、音、これは…心音。心音?)
バルクホルン「ん…って、な!!!!」
シャーリー「zzz」
バルクホルン「~~~~ッ!!(何故私は大尉の胸に顔埋めて寝てたんだーーー!!!)」
シャーリー「zzz」
バルクホルン(…私は寝相は悪くないから、これは大尉の仕業だな。大方、私の反応を見るつもりがそのまま寝てしまたんだろう。全く…元の姿勢で寝直すか…)
シャーリー「zzz」
バルクホルン(………それにしても)フニュン
バルクホルン(ルッキーニが執心するのも頷ける…いや何を考えてるんだ私は!!)
-
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 02:12:57.00 ID:qIv7NUv50
-
シャーリー「…んぅ」
バルクホルン(起きたか!?今ので起きたか?)
シャーリー「あふ…zzz」
バルクホルン(…よし。今のうちに戻るか……こいつめ、結局枕を占有してるじゃないか。頭をずらしてやるか…)
シャーリー「…ん、んう…」
バルクホルン(ダメだ、頭を動かすと起きてしまう!!…だからといって枕無しで寝るのは嫌だ。どうする…?…あ、考えてるうちに、瞼が、重い…)
シャーリー「ふ、あ…zzz」
バルクホルン(………何だ)
バルクホルン(…ここに、あるじゃないか)
バルクホルン(いいにおいの、枕が)
フニュン
シャーリー「あう」
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56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 02:24:10.75 ID:qIv7NUv50
-
~数時間後~
エーリカ「ふああ…」
ルッキーニ「うーん、よく寝たー!!」
宮藤「二人とも、今起きたんですか?」
リーネ「丁度良かった、今から夕ご飯ですよ♪」
ルッキーニ「やたー!!」
宮藤「あ、バルクホルンさんとシャーリーさん」
バルクホルン「…ああ、おはよう宮藤…」ゲッソリ
シャーリー「何だ…もう夕飯か…」
宮藤「お二人も今まで寝てたんですか?」
リーネ「ルッキーニちゃん達と比べたら何か、顔色悪いですよ?よく眠れなかったんですか?」
バルクホルン「ああ、私は首を寝違えてしまってな…いつもと枕が違うと、いかんな」ジー
宮藤「?」
シャーリー「私は変な夢でうなされてしまったんだ…胸の上にモノが乗っかっていると悪夢を見ると言うが、ホントだったようだ」ジー
リーネ「お二人とも、にらみ合ってどうしちゃったんですか…?」
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60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 02:44:26.70 ID:qIv7NUv50
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エーリカ「今日のメニューはー?」
宮藤「美味しいお魚が獲れたので煮魚です。あと、フライドポテトもありますよ」
バルクホルン「…ほう、聞いたか大尉?」
シャーリー「…聞いたぞ」
リーネ「あ、あの…」
バルクホルン「やるか?」
シャーリー「望むところだ!!!」
宮藤「ええー!?またですかーー!?」
~夕食後~
バルクホルン「痛たた…もっと優しく揉む事は出来ないのか?」
シャーリー「寝違えた時って揉んでよくなるのか?」
バルクホルン「わからん。だが責任はとってもらうぞ」
シャーリー「せ、責任だなんて///やだ///」
バルクホルン「…大尉?」
シャーリー「ごめん」
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62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 02:56:06.17 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン「全く…しかし」
シャーリー「ん?」
バルクホルン「寝てしまう前に言いかけたことだが…その、改めて、この間は迷惑をかけてすまなかった」
シャーリー「この間って?」
バルクホルン「私が新型ストライカーに振り回されて、結局大尉に助けてもらった時だ」
シャーリー「ああ、あれか…気にすんなって。もう済んだことじゃないか。あの時の貸しは、今日そっちで昼寝させてもらったからさ、それでチャラ」
バルクホルン「そうか?うーむ、それじゃ納得がいかんなぁ…」
シャーリー「律儀なヤツだなぁ…じゃあ、もう一個くらい何かしてもらっちゃおうかなー」
バルクホルン「何でも言ってくれ」
シャーリー「ジャガイモ料理が出たら無条件で私に全部譲る」
バルクホルン「ふざけるな、それは却下だ」
シャーリー「何でもじゃないじゃん…」
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63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 03:01:01.19 ID:qIv7NUv50
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バルクホルン「他に何か無いのか?」
シャーリー「えーと、じゃあ、そうだなー…うーん、あー、これはダメかなー?」
バルクホルン「何だ?」
シャーリー「いや、やっぱいいわ」
バルクホルン「気になるじゃないか。言うだけ言ってみろ」
シャーリー「えー、じゃ、じゃあ」
バルクホルン「ああ」
シャーリー「…また、そっちに昼寝しに行っても、いいか…?」
-
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 03:06:44.30 ID:qIv7NUv50
-
バルクホルン「…何を言い出すかと思えば、また私の首を寝違えさせたいのか?」
シャーリー「だ、だよなー?やっぱ無いよなー?」
バルクホルン「いいだろう」
シャーリー「へ?」
バルクホルン「あ、う…た、ただし条件付きだぞ!どうしても自室のベッドが使えない時に限りだぞ!わかったな」
シャーリー「わ、わかった……じゃあしばらく私のベッドはルッキーニとハルトマンに貸そうかな……」
バルクホルン「何か言ったか?」
シャーリー「何でもない」
おわり
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66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 03:09:09.52 ID:bWlttWBdP
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乙、幸せになれたわ
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67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 03:12:22.59 ID:Z+RseyuPO
-
ありがとう
英気が養われたよ
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69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 03:15:02.90 ID:qIv7NUv50
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読んでくれた人は本当にありがとう。もっと二人に下らない話させたかったけど結局甘々に落ちついてしまった…。一期と二期を見直して充電しなければ。
シャーリーとゲルトはホントに可愛い。シャーゲル最高。
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71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/10(火) 03:25:47.15 ID:c5r5+qr30
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おつ
ホンワカした!

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