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P「お邪魔しまーす」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 21:16:04.23 ID:L0sk82fsi
小鳥「はい、どうぞ~」


P「おお、エプロン姿でお出迎えとは」

小鳥「どうです、似合いますか?」

P「ばっちりですよ」

小鳥「ふふ、ありがとうございます」




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 21:20:20.01 ID:L0sk82fsi
P「…となると、うーん」

小鳥「どうしました?」

P「せっかくエプロン姿で迎えてくれたのに」

P「『お邪魔します』だと変に余所余所しく感じますね」

小鳥「確かに、そうですね」

P「仕切り直しましょう」


P「ただいま」

小鳥「はい、お帰りなさい」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 21:26:11.26 ID:L0sk82fsi
小鳥「ご飯にします?お風呂にします?」

P「…あれ?」

小鳥「はい?」

P「『それとも私?』が選択肢にない…」

小鳥「せっかくご飯もお風呂も用意したんですから」

小鳥「どっちも冷めちゃいますよ」

P「そうですね…がっつき過ぎました」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 21:32:11.01 ID:L0sk82fsi
小鳥「それに…」

P「私の気持ちは冷める事はない」

P「でしょう?」

小鳥「…!!」

小鳥「よく分かりましたね」

P「わかりますよ、そのくらい」

小鳥「やっぱり、敵いませんね…」

P「一番近くで貴女を見て来ましたから」

小鳥「ふふ、そうですね」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 21:38:12.65 ID:L0sk82fsi
P「そういえば、さっきから良い匂いがしますね」

小鳥「ふふふ、今日はリクエストに応えてハンバーグを作ってみました」

P「おお!」

P「じゃあ、先にご飯を頂きます」

小鳥「わかりました」

小鳥「準備しちゃうので、ソファでくつろいでて下さいね?」

P「はい」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 21:43:50.25 ID:L0sk82fsi
P「…ん?このシミ」

小鳥「あぁ、懐かしいですね」

P「付き合って間もない頃でしたっけ」

小鳥「ええ、確か…」

P「今みたいにおもてなしされてる時に、思い切りカレーをこぼしたんでしたね」

小鳥「あ、あの時は貴方が悪いんですよ?」

小鳥「『まるで新婚さんみたいだ』なんて言うから」

P「そうでしたっけ?」

小鳥「そうですっ!」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 21:51:37.07 ID:L0sk82fsi
小鳥「……はい、出来上がりましたよ」

P「では頂きましょうか」

小鳥「はい」

P•小鳥「「いただきます!」」


P「んんっ!?」

小鳥「どうです?」

P「とっっても美味いです!」

小鳥「そう言って貰えるのが、何より嬉しいです」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 21:59:08.88 ID:L0sk82fsi
P「昔から料理は得意だったんですか?」

小鳥「いいえ、ちっとも」

P「…なんだか意外です」

小鳥「思い人の胃袋を掴む為に、頑張って練習してたんですから」

小鳥「ふふ、大成功だったみたい」

P「確かに、もう虜ですよ」

P「おかわり、ありますか?」

小鳥「はい、待ってて下さい」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 22:06:54.38 ID:L0sk82fsi
小鳥「~♪」

P「甲斐甲斐しいなぁ…」

P「きっといいお嫁さんになるな、うん」

小鳥「聞こえてますよ?」

P「うわっ!?びっくりした…」

小鳥「ふふっ、前と立場が逆ですね?」

P「…耳、赤いですよ?」

小鳥「うぅ…触れないで下さい」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 22:15:45.40 ID:L0sk82fsi
P「照れてる小鳥さんを見てるだけで米がすすみますよ」

小鳥「私じゃなくてハンバーグをおかずにして下さいよっ」

P「はは」

P「…にしても本当に美味しいな」


P「……ご馳走様でした」

小鳥「お粗末さまでした」

P「是非、また作って下さい」

小鳥「はい、喜んで」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 22:22:20.66 ID:L0sk82fsi
小鳥「お風呂、沸かしてありますけど」

小鳥「入りますか?」

P「ええ、入りましょうか」

小鳥「その間に食器でも……はい?」

P「うん?」

小鳥「……一緒にですか?」

P「……そりゃあ勿論」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 22:29:06.02 ID:L0sk82fsi
小鳥「えっと、じゃあ食器を片付けちゃうので」

小鳥「先に入って待ってて下さい」

P「片付け、手伝いますよ」

小鳥「いいえ、片付けるまでが料理ですから」

小鳥「お気になさらず」

P「そうですか…では先に入って待ってますから」

小鳥「はい」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 22:37:02.58 ID:L0sk82fsi
~台所~

小鳥「全部残さず食べてくれた…」

小鳥「気に入ってくれたみたいだし」

小鳥「本当に、頑張った甲斐があったな…」

小鳥「ふふっ」


~風呂~

P「美味しいご飯に温かいお風呂」

P「至れり尽くせりだ」

P「やっぱり、一緒に居て癒されるなぁ」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 22:46:15.93 ID:L0sk82fsi
小鳥「失礼します」

P「あ、どうぞ…」

小鳥「そんなに凝視されると、恥ずかしいですよ…」

P「いつ見ても、綺麗です」

小鳥「……これも努力の賜物です」

小鳥「事務所の娘達の方が、ずっと魅力的ですけどね」

P「……」

小鳥「ささっ、お背中流しますよ?」

P「お願いします」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 22:52:53.55 ID:L0sk82fsi
小鳥「…加減はどうですか?」

P「もう少し強めでも大丈夫ですよ」

小鳥「…こうですか?」

P「ええ、気持ちいいです」


小鳥「…こうして見ると、逞しいですね」

P「そうですか?」

小鳥「頼りがいのある、大きい背中です」


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 22:59:59.86 ID:L0sk82fsi
P「色々背負ってますからね」

P「少々広くないと皆落っこちちゃいますよ」

小鳥「ふふっ、そうですね」


P「腕、疲れたでしょう?」

P「今度は俺の番です」

小鳥「はい、お願いします」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 23:04:40.81 ID:L0sk82fsi
P「…このくらいでどうでしょう?」

小鳥「ん、ちょうどいい感じです」


P「背中、小さいですね」

小鳥「そうですか?」

P「守ってあげたくなるような、愛おしい背中です」

小鳥「守って下さいね?」

P「誓いましょう」


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 23:10:36.87 ID:L0sk82fsi
P「さて、湯船に浸かりましょうか」

小鳥「はい」

P「向かい合わせにします?」

小鳥「うーん、背中を預けてもいいですか?」

P「ええ、いいですよ」

小鳥「では失礼します…」


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 23:16:20.22 ID:L0sk82fsi
小鳥「私、重くないですか?」

P「ちっとも」

ギュ

小鳥「……ん」

P「たまにはこういう抱きしめ方も」

小鳥「あすなろ抱き、でしたっけ」

P「これはまた懐かしいフレーズを」

小鳥「こういうの、されるの夢でしたよ」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 23:22:48.15 ID:L0sk82fsi
P「叶っちゃいましたね」

小鳥「しかも…大好きなひとに抱き締められてますから」

P「……」

小鳥「幸せすぎて、夢みたいですよ」

P「…夢なんかじゃないですよ」

小鳥「…もっと強く、抱き締めて下さい」

ギュ

P「苦しくないですか?」

小鳥「ううん、大丈夫です」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 23:30:12.28 ID:L0sk82fsi
P「そのままでいいので、聞いて下さい」

小鳥「はい」

P「さっき、『事務所の娘達の方がずっと魅力的だ』と言ってましたが」

小鳥「言いました」

P「どんなに魅力的なアイドルに囲まれていても」

P「俺の一番大切な人は小鳥さんです、この気持ちは絶対に変わりません」

小鳥「…!」

P「この先どんな事があっても、どんなに遠くに行っても、必ず貴女の隣に帰って来ますから」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 23:37:20.78 ID:L0sk82fsi
P「だから、信じていて下さい……って」

P「小鳥さん?」


小鳥「ふふっ」

小鳥「今更だけど、向かい合わせじゃなくて良かったです」

小鳥「こんな酷い顔、見られたくないもの」

P「……」


小鳥「本当に…女性を泣かせるのが上手なひと、ですね」


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 23:43:47.03 ID:L0sk82fsi
P「…すいません」

小鳥「でも…これはうれし涙だから、ふふっ、許してあげます」

P「はい……」

小鳥「信じてますから……」

P「絶対に、裏切りませんよ」




小鳥「…そろそろ上がりましょうか」

P「ええ、のぼせちゃいますからね」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 23:48:53.72 ID:L0sk82fsi
小鳥「少し、飲みませんか?」

P「いいですね、付き合いますよ」

小鳥「ビールと日本酒がありますけど…」

P「うーん、日本酒を貰います」

小鳥「じゃあ、お酌しますね」


P「っとと、どうも」

小鳥「では」

P「ええ」

P・小鳥「「乾杯」」


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 23:53:37.57 ID:L0sk82fsi
P「うん、これは飲みやすいですね」

小鳥「ええ、のどごしが爽やかなんで日本酒の中でも比較的飲みやすいと思いますよ」

小鳥「でも、調子に乗って飲み過ぎるとキツいですよ」

P「その辺はばっちり日本酒なんですね」

小鳥「アルコール度数自体は低くないですから」

P「ま、ちびちび飲みましょう」

小鳥「はい」


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/22(金) 23:59:50.20 ID:L0sk82fsi
小鳥「確か…」

小鳥「あった!少し待ってて下さい」

P「…?」


小鳥「はい、これを入れて飲んでみて下さい」

P「これは…?」

小鳥「炙ったフグのヒレです」

P「いわゆる、ひれ酒って奴ですか」


46 :1 2012/06/23(土) 00:04:59.96 ID:8xgv3CgNi
小鳥「飲んだ事ないですか?」

P「フグ自体縁がないですよ…」

小鳥「たまに乾燥させたヒレだけ売ってるんです」

P「なるほど」

P「…ん、これは」

小鳥「どうですか?」

P「何ともいえない、クセになる味ですね」


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 00:10:24.90 ID:8xgv3CgNi
小鳥「いつも同じ味だと飽きるので」

P「たまにこうして飲むという訳ですね」

小鳥「ええ」

P「今度やってみようかな」

小鳥「意外と簡単に出来るから、オススメですよ」


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 00:15:40.17 ID:8xgv3CgNi


P「…さすが日本酒、少し酔って来た」

小鳥「私も、少し酔っちゃったかな」

コツン

P「…!」

小鳥「肩、お借りしますね」

P「どうぞ…」

小鳥「……」

P「……」


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 00:22:53.80 ID:8xgv3CgNi
小鳥「……今日は、その」

P「ええ、しないでおきましょう」

小鳥「…いいんですか?」

P「それだけが、愛を確かめ合う術ではないですし」

小鳥「そうですね…何だか今夜は、貴方とゆっくりと過ごしたいんです」

P「ええ、そうしましょう」


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 00:27:07.96 ID:8xgv3CgNi
小鳥「手、繋いで良いですか?」

P「もちろん」

ギュ

小鳥「暖かい…」

P「小鳥さんも、暖かいですね」

小鳥「ふふっ」

P「どうしました?」

小鳥「いいえ、何も」


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 00:35:05.89 ID:8xgv3CgNi
P「…静かですね」

小鳥「そうですね」

P「何だか心地いいです」


P「…いい夜ですね」

小鳥「ええ、本当に」

小鳥「…少し、こっちを向いて下さい」


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 00:38:43.93 ID:8xgv3CgNi
P「はい」



チュ


小鳥「……ん」

小鳥「大好きです」

P「………俺も、大好きですよ」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 00:42:32.69 ID:8xgv3CgNi
P「このまま、寝ちゃいましょうか」

小鳥「そうしましょうか」



P「はい、腕枕ですよ」

小鳥「ん、お邪魔します」

P「寝心地はどうです?」

小鳥「ばっちりですよ」

P「それは良かった」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 00:48:37.49 ID:8xgv3CgNi
小鳥「明日も、お仕事ですね」

P「ええ」

小鳥「次はいつ、こうして会えますかね」

P「だいぶ先になるかも知れません」

小鳥「…私は大丈夫です」

小鳥「だから、貴方の信じた道を進んで下さい」

P「小鳥さん…」

小鳥「私は、貴方の帰る場所であり続けますから」

小鳥「いつまでも、待っていますから」


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 00:52:48.66 ID:8xgv3CgNi
P「ありがとう…ございます」

P「本当に貴女を好きになって良かったです」

小鳥「ふふっ、彼女冥利に尽きますね」


小鳥「ふぁ……」

P「さ、そろそろ寝ますか」

小鳥「はい、お休みなさい…」

P「お休みなさい……」


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 00:57:17.61 ID:8xgv3CgNi


小鳥「…さい!…起きて下さい!」

P「…お早うございます」

小鳥「お早うございます、お仕事遅刻しちゃいますよ」

小鳥「朝食が出来てますから、冷めないうちに食べちゃって下さいね」

P「しっかり者……ははっ、でもないみたいですね」

小鳥「む、何ですか?」

P「寝癖、ついてますよ?」

小鳥「あっ!?」


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 01:03:31.33 ID:8xgv3CgNi
小鳥「実は私もついさっき起きたんです」

P「やっぱり……貴女相当やり手だ」

小鳥「何がですか?」

P「短時間でご飯に味噌汁に卵焼きに焼き鮭にウインナーに昼の弁当まで」

小鳥「その、時間が無かったから手の込んだのは作れませんでしたが」

小鳥「ささ、早く食べて向かいますよ」

P「はい、いただきます!」

小鳥「髪セットしなきゃ…」


68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 01:08:10.40 ID:8xgv3CgNi


P「ご馳走様でした」

小鳥「はい、コーヒーです」

P「ありがとうございます」

P「…何だかんだでゆとりはありましたね」

小鳥「そんなに急がなくても良さそうですよ」

P「では、これを飲んだら出発しましょうか」

小鳥「はい」


72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 01:11:18.67 ID:8xgv3CgNi


P「…よし、行きましょう」

小鳥「あ、待って下さい」

P「どうしました?」

小鳥「もう、ネクタイ曲がってますよ?」

P「あぁ、すいません」

小鳥「…これで良しと!」

小鳥「行きましょう」

P「はい、『行って来ます!』」

小鳥「行って来ます!」


END


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 01:19:25.59 ID:K5goI93q0
乙であった
小鳥さんはいいお嫁さんになるよね


75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 01:22:25.36 ID:eFGeVe6V0
乙でした
ピヨ子はやはりいいな


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/23(土) 01:23:47.61 ID:8vW7Ndh90
ピヨちゃん最高乙乙





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 「アイマス」カテゴリの記事


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  1. 名無しさん 2012/07/01(日) 02:49:33

    もうほんと小鳥さんは最高だなぁ


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