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櫻子「短編集だって!」 向日葵「ぱーと3ですわ!」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 19:37:42.30 ID:xusfaAK40
- 『ひまたろう』
むかしむかし、あるところに、あかりちゃんとちなつちゃんがいました。
ちなつちゃんは山へ芝刈りに、
あかりちゃんは川へ洗濯にいきました。
ちなつ(なんで私がこんなことやらなきゃいけないのかしら……)ザッザッ
ちなつ(そもそも芝刈りって何!? この芝何かに使うのかな? それすらもわからないのに私は芝を刈り続けるしかない……それが物語の登場人物の運命なのね……)ザッザッ
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 19:45:12.95 ID:xusfaAK40
- ~
あかり「お洗濯きもちいいよぉ」ざぷざぷ
あかり「あれ、これちなつちゃんのパンツかな? うわー結構ここ細くない……?/// 大丈夫?」
あかり「あっ、こ、こんなことしちゃいけないよね。人のパンツまじまじと見ちゃうなんて、そんな……」
あかり「ちゃんとお洗濯しなきゃ。早く帰ってちなつちゃんの分のご飯もつくらなきゃだし」
あかり「あれぇ? またあかりのパンツ無いよお……どこにいっちゃったのかなぁ」
- 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 19:49:18.11 ID:xusfaAK40
- ~
ちなつ「あー、山のおじいさんなんて全然私に似合わない役なのになんでやらされてるのかしら!」
ちなつ「早く帰ってあかりちゃんのご飯食べたいな~」
ちなつ「……ん?」
ちなつ「うわっ! なんだこのヒマワリ! でかっ!」でーん
ちなつ(ここまででかいと少し怖いな……どうしようこれ)
ちなつ「これあかりちゃんに見せたら面白そうだから刈ってってあげよう」 - 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 19:52:56.22 ID:xusfaAK40
- ~
ちなつ「ただいまー」
あかり「あっ、ちなつちゃんおかえり~。ご飯できたよ~」
ちなつ「あかりちゃん見てこれ」ドン
あかり「うわっ! なにこのヒマワリでかっ!」
ちなつ「面白そうだから持ってきたよ。これどっかに飾ろうよ」
あかり「いやこれを立てて飾るほどの花瓶も器もないよ……どうすればいいのかなぁ」
キラキラ……
あかり「ん? ちなつちゃん、このヒマワリなんか光りだしたよ!」
ちなつ「な、なんなの!? 眩し――――」
ぼーん! - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 19:56:28.19 ID:xusfaAK40
- もくもく……
ちなつ「うっ、けほけほ……なにこれ……」
あかり「あっ、ちなつちゃん見て!」
なんということでしょう。突然ヒマワリが爆発したと思ったら、そこには女の子がいたのです!
あかり「かわいい! この子どしたのかなぁ」
ちなつ「きっとこのヒマワリの中に宿っていた子供だわ! 私たちの子供にしましょう!」
ちなあかの二人は子供が欲しかったのですが、女同士なので子供ができなかったので、ちょうど現れたこの子を子供として育てていくことに決めました。
あかり「お名前考えなきゃだね」
ちなつ「じゃあ、ヒマワリの花から産まれてきたから、 "ひまたろう" ね!」
あかり「ひまたろう!? 女の子なのに!?」
ちなつ「細かいことは気にしちゃダメよあかりちゃん!」 - 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 19:59:45.44 ID:xusfaAK40
- ひまたろうは、あかりちゃんの作ったご飯を食べてすくすく育ちました。気づけばあかりちゃんとちなつちゃんの背を追い越し、胸も豊満に育ち、村一番の美人になりました。
ちなつ「ひまたろうはなんでこんなに美しいのかね……名前に似合わず」
ひまたろう「お父様……なんでこんな名前にしてしまったのですか?」
ちなつ「こうしないと物語的にはだめだったのよ! 私だって女なのにお父さん役やってるんだから、ひまたろうも我慢しなさい」
ひまたろう「納得いきませんわ……」
あかり「ご飯できたよ~」 - 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:02:47.63 ID:xusfaAK40
- ――――――
平和に暮らしていたある日、村にはある噂が立ちました。「近頃、わがままな鬼が暴れまわっていて、女を片っ端からさらっていく」という……
あかり「どうしようちなつちゃん! ひまたろうは可愛いから、もしかしたらさらわれちゃうかもしれないよぉ!」
ちなつ「でも、だからって私たちに何かできるわけでもないし……どうしたら……」
ひまたろう「そんなの、さらわれる前にこっちから出向いてやればいいんですわ!」
あかり「ひ、ひまたろう……!」
ちなつ「そんなのダメだよ! もし危ない目にあったら……私たちはどうすれば……」
ひまたろう「心配いりませんわお父様。必ず、必ず帰ってきますから……」
ちなつ「…………」
- 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:07:35.43 ID:xusfaAK40
- ~
そして、旅立つ日がきました。
ちなつ「気をつけてね、ひまたろう!」
ひまたろう「ありがとうございます。お父様」
あかり「これを持って行って?」
ひまたろう「これは……」
あかり「きびだんごだよぉ。きっと役にたつときがくるはずだよ~」
ひまたろう「…………」じーっ
あかり「あ、頭のおだんごとはなんの関係もないよぉ!」
ひまたろう「……まあいいですわ。それじゃ、いってきますわね」
あかり「気をつけてね~」
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:11:21.66 ID:xusfaAK40
- ――――――
ひまたろうは、鬼の住むといわれる鬼ヶ島へ向けて歩を進めました。
ひまたろう(鬼……いったいどんなものなのかしら)
ひまたろう(威勢良く家を出てはきたものの、ちょっと自信ありませんわ)
「ひまたろうさん、ひまたろうさん、お腰につけたきびだんご、ひとつわたしにくださいな」
ひまたろう「誰?」
撫子「どうも、犬役の大室撫子です」
ひまたろう「ちょっと! ちゃんと役に徹してくださいよ! 本名明かしちゃダメでしょう!」
撫子「なんかもう面倒なんだよ。この犬耳に免じてはやく団子をおくれよ」
ひまたろう「撫子さん犬耳も似合いますわね……まあいいですわ。だんごをひとつあげましょう」
撫子「じゃあお礼に私もあなたの旅にお供するよ。前線はまかせてね」
ひまたろう(二足歩行の犬……まあかなりの戦力になりそうだから連れていきましょう) - 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:15:30.28 ID:xusfaAK40
- ――――――
撫子「鬼ヶ島ってのはあとどれくらいなわけ?」
ひまたろう「さあ……私もいったことないからよくわかりませんわ」
「ひまたろうさん、ひまたろうさん、お腰につけたきびだんご、ひとつわたしにくださいな」
ひまたろう「?」
撫子「あ、花子だ」
花子「花子花子だけど今日は花子じゃないし! 今日は猿だし!」
撫子「ずいぶんと髪の長い猿だねー」
花子「二足歩行の犬に言われたくないし!」 - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:19:49.45 ID:xusfaAK40
- ひまたろう「あ、あの……」
花子「あっ、ひまたろうさん。はやく団子をくださいし」
ひまたろう「ええ……」
花子「ありがとう。お礼に花子もひまたろうさんの旅にお供するし」
ひまたろう(なんか可愛いから連れていきましょう)
ひまたろう「よろしくお願いしますね、花子ちゃん」
撫子「足引っ張んじゃないよ?」
花子「大丈夫だし!」
- 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:23:05.96 ID:xusfaAK40
- ――――――
撫子「こっから船にのらなきゃいけないのか」
花子「ちょ、ちょっとこわいし……」
ひまたろう「いきましょう」
すいすい……
「ひまたろうさん、ひまたろうさん、お腰につけたきびだんご、ひとつわたしにくださいな」
ひまたろう「あっ」
花子「楓!」
楓「おねえちゃんたち、お久しぶりなの!」
花子「すごい! 飛んでる!」
楓「楓はキジだから飛ぶのは朝飯前なの」
撫子「いいなー私もキジがよかった」
花子「あ、あんまり物語を壊すようなこと言うなし……」
- 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:28:13.25 ID:xusfaAK40
- 楓「あらためて、お団子ちょうだいなの!」
ひまたろう「これは最後のひとつなんですけど……まあ、あげましょう」
楓「ありがとうなの! お礼に楓もひまたろうさんの旅にお供するの!」
こうしてひまたろうは、犬の撫子と、猿の花子と、キジの楓を仲間にして鬼ヶ島へいよいよ上陸することとなりました。
撫子「ここが鬼ヶ島か」
花子「さっさと鬼をこらしめて帰るし」
楓「ゆだんたいてきなの!」
ひまたろう「そうですわね。まだ鬼がどんなものかもわかっていませんし……」
撫子「いやもう鬼が誰かはわかってるけどね」 - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:31:59.57 ID:xusfaAK40
- ???「む、誰だ誰だ!」ずんずん
楓「あっ、誰かくるの!」
花子「ついにくるか……!」
櫻子「ややっ! 人の子一人にその他もろもろの獣がおる! 私に殺されにきたか!」
撫子「やっぱりアンタか」
花子「櫻子鬼のくせに身長変わってないとか……すげー弱そうだし」
ひまたろう(確かに私より小さいですわ……)
櫻子「して、何用だ? 貴様らを殺す前に話くらいは聞いてやろう」
ひまたろう「殺されに来たわけではありませんわ! 村の女の子をさらっていくという噂を聞いて、あなたをこらしめにきたのです」
櫻子「ふはは、そんなどこぞの昔話のようなことをする輩がいるとはな。面白い! どこからでもかかってこい!」 - 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:35:12.49 ID:xusfaAK40
- 撫子「ところでこんなものが落ちてたよ」
櫻子「ああっ、私の金棒を! 返せこら!」
花子「隙あり!」げしっ
櫻子「ぐはっ」
楓「櫻子おねえちゃんは脇が弱いの。そこを重点的にいじめてあげるの!」
櫻子「いやああっ! だめぇぇ///」
ひまたろう「全然強くないですのねあなた」
櫻子「な、なんということだ……まさかこれほどまでに強いとは」ハァハァ
ひまたろう「降伏しなさい。そうすれば脇を責めるのをやめてあげましょう」
櫻子「降伏する! なんでも言うこと聞くから! だからその手を離してええええ!」
撫子「めちゃくちゃあっさり終わったな」 - 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:40:00.44 ID:xusfaAK40
- ひまたろう「なんでもすると言いましたわね?」
櫻子「鬼に二言は……ない!」
ひまたろう「それじゃあ、あなたは私といっしょに来なさい」
櫻子「……え?」
ひまたろう「なんだかあなたを見ていると放っておけないんですの。私の元に置いておきますから、一緒にきなさい」
櫻子「そ、それって……」
撫子「うちの大将がアンタに惚れたんだってさ。わずらわしいことしてないでさっさと帰るよ」
ひまたろう「まだ惚れたなんて言ってませんわ!///」
楓「まだ、って言ってる時点で……」 - 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:44:31.71 ID:xusfaAK40
- こうしてなんやかんやで、ひまたろうは鬼をおとなしくさせることに成功しました。
そして、村にはまた噂が立ちました。
ひまたろうは、鬼と、犬と、猿と、キジを連れた村一番の美女だと。
~
撫子「…………」
撫子「なにこれ、誰が書いたの?」
櫻子「知らないよ。なんかノートが落ちてたから拾ったら書いてあった」 - 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:51:07.99 ID:xusfaAK40
- 向日葵「私が主人公ということでいいんですの……?」
花子「へったくそな文章だし……」
楓「お話としても短いの!」
撫子「オチも弱いなぁ……なんなんだこれは。でも私たちのことを知ってる奴が書いてるのは間違いないね」
櫻子「この中に書いた犯人がいるんじゃないの~?」ニヤニヤ
向日葵「あなたが一番書いてそうなのですけれど」
花子「櫻子にはこんなお話はかけないよ」
櫻子「私はこれ以下だって言うのか!?」 - 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:54:43.00 ID:xusfaAK40
- 『寝起きドッキリ』
櫻子「えー、みなさんおはようございます……」ヒソヒソ
櫻子「本日は日曜日。ただいま朝の6時でございます」
櫻子「今日は、古谷向日葵さんのお部屋にきておりまーす……!」
櫻子「そして今日は、私と一緒にエンジョイしてくれるゲストの方もいまーす。おーい、楓ー」
楓「おはようなの、櫻子おねえちゃん」コソコソ
櫻子「はい、向日葵さんの妹の楓さんに起こしいただきましたー。おはようございます」
楓「誰に喋ってるの? それ撮ってるの?」
櫻子「これはねーちゃんが片付けてたら出てきた、今は使ってないビデオカメラでーす。ではさっそくドッキリの方に取り掛かりたいと思います!」 - 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 20:59:04.68 ID:xusfaAK40
- そーっ……
櫻子「おはようございまーす……」ソロソロ
向日葵「zzz…………」
櫻子「わー完全に寝てますねー」
楓「おねえちゃん寝方が綺麗なの。楓は一回寝て起きたら向きが反対側になってることがよくあるの」
櫻子「私もベッドから落ちることはよくあるな。その点はさすが向日葵さんといったところでしょうか」
櫻子「さあさっそくいろいろやりましょう」
櫻子「まずはほっぺをぷにぷにしまーす」
楓「おねえちゃんはていけつあつだから、なかなかおきないとおもうの」
櫻子「それは好都合。ではいきます……」 - 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:02:46.17 ID:xusfaAK40
- ふに
櫻子「ひまわりさーん……おきてますかー」つんつん
楓「か、楓もやりたいのっ」
櫻子「よし、いけいけ」
楓「…………」ふにふに
楓「あったかいの!」
櫻子「さすが中学一年生ですねー。お肌もぴちぴちです」
向日葵「ん……」
櫻子・楓「!」
向日葵「……………」ムニャムニャ
櫻子「わー起きたかと思った……」
楓「セーフなの」
- 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:06:19.67 ID:xusfaAK40
- 櫻子「それじゃあ次は鼻を塞ぎたいとおもいまーす」
楓「これはもしかしたら起きちゃうかもしれないの」
櫻子「えい」ツマミッ
「…………」
櫻子「うわっ!」ハナシッ
楓「動きがないと逆にこっちの方が怖いの……」
櫻子「ちょっと今のはあぶなかったな……鼻をつまむのはマジで危ないからやめよう」
櫻子「次はくすぐり作業にはいります」
楓「いいものがあるの」ガサガサ
- 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:09:07.51 ID:xusfaAK40
- 楓「じゃーん! 絵筆!」
櫻子「うわー楓さんガチですね。どこから取り出したんですかそんなの」
楓「花子おねえちゃんにもらったの。楓は絵の具持ってないからこういうときにしか使えないの!」
櫻子「じゃあ私は足行きたいと思います」
楓「楓は顔をいくの」
櫻子「えっ? 向日葵靴下履いてる!」
楓「あー。おねえちゃん夜冷えないように、寝るときも靴下履いてるみたいなの」
櫻子「これだと効果が薄いな……ここは楓ちゃんに全任しましょう」 - 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:12:41.62 ID:xusfaAK40
- 楓「まずはあごからいくの」こしょこしょ
櫻子「ひゃー……見てるこっちがむずがゆくなりますね」
楓「結構おねえちゃんにこういうことしてみたかったの……///」
櫻子「でも寝てるときってこれぐらいのくすぐりなんとも思わないのかな」
楓「じゃあ耳いくの!」
こしょこしょ……
向日葵「…………」ごろん
楓「!」
向日葵「…………んん」
櫻子「あー布団かぶっちゃいましたねー」
楓「なかなか起きないの……」 - 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:16:29.99 ID:xusfaAK40
- 櫻子「それではそろそろ最終手段です。楓、向日葵のおっぱいを揉め!」
楓「えーっ」
櫻子「もう起こしてもいいから、とにかく好きなだけ揉んでやってください! 溜まった性欲をぶつけちゃえ!」
楓「楓はまだ性欲とかないの……でも前からいっぱい触ってみたいとは思ってたの! こんなチャンス滅多にないからやっちゃうの!」
櫻子「やっちゃえー!」
楓「よいしょ」
櫻子「馬乗りとは本格的ですね楓さん」
楓「お、おねえちゃん……///」もみもみ
櫻子「これはいけない姉妹の図ですね」
楓「すごい柔らかいのおねえちゃん!」
櫻子「わ、私も少々……///」
もみゅもみゅ
櫻子「あ、これはやわらかいですね……! しかもあったかい! まあいつも触ってるからわかってたんですけど」
- 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:20:48.33 ID:xusfaAK40
- 楓「な、なんか変な気分になってきたの……///」
櫻子「楓さんもムラムラしてきたところで、直いっちゃいましょう! 楓、ブラの下から滑りこます感じでゴー!」
楓「おねえちゃんのおっぱい……!」ゴソゴソ
櫻子(楓って意外とこういうの積極的なんだな……姉に似たのか)
向日葵「っ!?」びくっ
楓「あ、起きたの……」
櫻子「おはようございます」ニヤニヤ
向日葵「な、なに……??」
櫻子「おはようございます」
向日葵「いやおはようじゃなくて……え? 楓、なんでそんなところに……」 - 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:24:17.85 ID:xusfaAK40
- 櫻子「私が楓さんにおねがいして、今あなたのおっぱいを揉んでいたところなんですよ」
向日葵「おっぱ……きゃあっ!///」
楓「わー」ごろん
櫻子「いやーいい顔が見れましたね。寝ながら感じちゃってたんじゃないですか?」
向日葵「そ、そんなわけないでしょう! というか寝てるときにイタズラするなんてずるいですわ!」
櫻子「寝起きドッキリにずるいもなにもないでしょう? はい! ということで、今回は古谷向日葵さんをお伝えしましたー! 古谷さん今日はどうもありがとうございました」
向日葵「お伝えっていったい誰にしてるんですの……」
- 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:27:00.46 ID:xusfaAK40
- ――――――
<深夜12時>
向日葵「この前は櫻子にしてやられたから、今日は私が櫻子に寝起きドッキリをしかけてやりすわ!」
向日葵「さすがにこの時間帯なら起きている心配はないでしょう。ぱぱっといって全裸にしてイタズラしてやりますわ」ムフフ
楓「おねえちゃんそれは寝起きドッキリじゃなくって夜這いっていうの」
向日葵「楓はもう寝なさい? ここからは大人の時間ですわ」
楓「自分だってまだ中学生なの……」
~
向日葵「…………」コソコソ
向日葵(い、いきますわよ……)ゴクリ
そーっ……
向日葵「え」
櫻子「え」 - 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:31:25.99 ID:xusfaAK40
- 向日葵「な、なんで起きてるんですの!?」
櫻子「な、なんで来たの!?」
向日葵「先に私の質問に答えてくださる!?」
櫻子「逆だろ!」
櫻子「今日の寝起きドッキリのターゲットはねーちゃんなの! だからねーちゃんが寝るまで待ってたってわけ」
向日葵「…………」
櫻子「……で、そっちはなんで来たの? こんな時間にさ」
向日葵「わ、私もちょうど撫子さんに仕掛けてみようと思ったんですわ!」
櫻子「うそつけ」
向日葵「くっ……///」 - 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:34:29.79 ID:xusfaAK40
- 櫻子「まあいいや。私だけじゃつまんないから、向日葵にもドッキリを手伝ってもらうからね!」
向日葵「なんだかんだで撫子さんに色々やってみたいって気持ちはありましたし、協力しますわ」
櫻子「よし、じゃあ行こう。予めねーちゃんの飲むお茶に軽い睡眠薬を仕込んでおいたから、もう寝てるはずだ」
向日葵「やり方がえげつないですわね……」
~
櫻子「お邪魔しまーす……」
向日葵「撫子さーん……?」
撫子「…………」スゥスゥ
櫻子「よしよし、ちゃんと寝てるな」
向日葵「撫子さん寝顔も綺麗ですわね……///」
櫻子「私に似たんだな」
向日葵「は?」
- 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:38:50.51 ID:xusfaAK40
- 櫻子「ねーちゃん、起きてますかー……?」ぷにぷに
撫子「…………」
櫻子「大丈夫そうだ。じゃあまずは何からいきますか」
向日葵「思えば私こういういたずら系って全然やったことないから、まず何をすればいいのかもわかりませんわ」
櫻子「とにかく触っときゃいいんだよ。じゃあ向日葵いけ!」
向日葵「な、撫子さーん……?」さわさわ
櫻子「こういう向日葵をはたから見てるのは楽しいな」
向日葵「撫子さん綺麗な肌してますわね……」
櫻子「早くもっとエロいとこ触れよ」
向日葵「身も蓋もないこと言いましたわねあなた……じゃあいきますわ」
櫻子「む、尻からいくか!」
向日葵「起きにくそうなところからやらないとですからね」 - 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:42:48.18 ID:xusfaAK40
- さわさわ……
向日葵「……?」
櫻子「どした?」
向日葵「柔らかい」
櫻子「なるほど。でも18歳の女の尻は柔らかくて当然なんじゃないの?」
向日葵「いや予想以上に柔らかいんですわ。撫子さんってすご」
櫻子「ん?」
向日葵「…………///」ごそごそ
櫻子「今度は何?」
向日葵「……はいてない」
櫻子「え!?」
- 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:47:31.42 ID:xusfaAK40
- 向日葵「なっ、撫子さん何も履いてませんわ! 下着さえも付けてませんわ!///」
櫻子「こ、これは予想外の事態ですっ! まさか我が姉ながら……なんとはしたない」
向日葵「ちょ、ちょっと私撫子さんのお尻触っちゃいましたわ! ああどうしましょ……///」
櫻子「何感動してんだよ! 割と由々しき問題だぞ!」
向日葵「つ、次は何をすればいいんですの!?」
櫻子「しーっ! 落ち着くんだ声がでかいぞ向日葵さん……落ち着いて尻を揉め」
向日葵「履いてないのに!?」
櫻子「履いてないからこそだ! こんなチャンス滅多にないぞ!」
向日葵「そ、そうですわよね。撫子さんのお尻を触る機会なんて一生にあるかないかですもんね」 - 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:50:59.30 ID:xusfaAK40
- もみもみ
向日葵「これやばいですわ……手の感触が直接脳に渡って思考回路をかき乱す……///」
櫻子「よくわかりませんが向日葵さんは今ねーちゃんの尻に夢中なようです。見てくださいこの恍惚の表情を」
向日葵「これを枕にして寝たいですわ……」
櫻子「じゃあ寝ればいいじゃないですか。 さあどうぞ」
向日葵「わーあったかい……///」
櫻子「みなさん、あの向日葵がねーちゃんの尻に顔をあてがって喜んでおります。この映像は後でコピーして永久保存しよう」
向日葵「櫻子も、ほら」
櫻子「む。では私も少し……」
むにゅ
櫻子「こ、これは! 向日葵の胸と同等もしくはそれ以上……!!///」
向日葵「天国はここにあったんですのね……」
- 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:54:17.23 ID:xusfaAK40
- ~
櫻子「さて、向日葵さん」
向日葵「なんでしょう」
櫻子「なぜあなたはさっきから尻にしかいかないのでしょうか。なぜ前にいこうとは思わないのでしょうか」
向日葵「いやいやそれは流石に! 人として!」
櫻子「何を今更! 尻に顔をあてがって喜んでいた者に人としての尊厳が残っているとでも!?」
向日葵「で、でもそっちは流石に大事な部分ですし……///」
櫻子「妹である私が許可します。さあ早くそっちの部分を」
「いい加減にしな」
櫻子「うわあああああああ!!!」
向日葵「な、撫子さん起きてたんですの!?」
撫子「あのね、人に尻揉まれながら寝続けることのできるやつなんて乙女失格だからね」 - 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 21:58:56.68 ID:xusfaAK40
- 櫻子「く、くそ~……寝起きドッキリのつもりが逆にこっちが驚かされるとは……」
撫子「くだらないことしてんじゃないよ。ほらもうこんな時間だし。帰れ帰れ」シッシッ
パタン
~
櫻子「むーさすがねーちゃんだ」
向日葵「私的には撫子さんのお尻が堪能できて満足でしたわ」
櫻子「変態め! 早く自分の家に帰るがよい!」
向日葵「はいはいわかりましたわよ……あなた明日も学校ですしちゃんと起きるんですのよ?」
櫻子「わかってるわ! そっちこそおねしょすんなよ?」
向日葵「しませんわよ!」 - 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 22:03:16.06 ID:xusfaAK40
- ~
向日葵(まったく櫻子は……)
向日葵(はあ、何で私はこんなくだらないことしてたんでしょうか。夜中に他人の家に乗り込んで……まあ撫子さんのお尻が触れましたし成果は充分でしたけど)
向日葵(あ、そういえば撫子さんに何で履いてなかったか聞くの忘れましたわ……) - 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 22:08:18.71 ID:xusfaAK40
- ――――――
櫻子「寝起きドッキリ第三弾ー!!」
楓「わーい」
撫子「わーい」
向日葵「……なんで今日はこんなメンバーが多いんですの?」
櫻子「今回のターゲットは花子なのですが、花子にいたずらしたいという不届きな輩が多かったので、どうせならみんなで行こうという結論に」
向日葵「まったくもう……」
櫻子「というわけで、さっそく花子の部屋に行きましょう!」
- 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 22:16:06.12 ID:xusfaAK40
- ~
櫻子「お邪魔しまーす……」ガチャ
花子「zzz………」スヤスヤ
櫻子「順調に寝ているようです」
撫子「いつきてもここは甘い匂いがするね」
向日葵「ほんとですわね……」
楓「花子おねえちゃんいいにおいなの……///」
櫻子「さあ、いったい花子は変態の束にどう料理されてしまうのでしょうか!」
- 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 22:19:49.97 ID:xusfaAK40
- 撫子「よし、私から行こう」
櫻子「あーっと一番の危険人物が行ったあ!」
撫子「…………花子ー」ツンツン
ぴくっ
撫子「あ」
櫻子・向日葵・楓「あ……」
花子「す……すー……」
『(起きてる……)』
- 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 22:36:22.74 ID:xusfaAK40
- 櫻子「……帰ろうか」
撫子「起きてるとわかったら魅力が半減したね」
向日葵「花子ちゃんもドッキリの対象にされることを楽しみにしてたんですのね」
楓「ばいばい花子おねえちゃん」
パタン
花子(……なんで花子だけ……)シクシク
- 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 22:43:54.03 ID:xusfaAK40
-
『おんなのこ』
撫子「…………」サラサラ
花子「…………」カキカキ
櫻子「~♪ あ! この服かわいい!」ポリポリ
花子「もー櫻子うるさいしー……」
撫子「うんうん。雑誌ぐらい部屋で見なよ」
櫻子「えーいいじゃん。私はこうやって姉妹間のコミュニケーションをできるだけとろうと……」
花子「うそつけし」
櫻子「はいはい、じゃあ上行きますよ……あれ?」
花子「?」
- 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 22:48:12.38 ID:xusfaAK40
- 櫻子「ほぉー……///」ニヤニヤ
花子「な、なにニヤニヤしてんだし」
櫻子「花子ってさー……女の子だよね」
花子「………はぁ?」
櫻子「いやーうんうん。結構女の子だ」
花子「当たり前だし……櫻子頭大丈夫?」
櫻子「いやいや、あ、ねーちゃんは私の言ってる意味わかるよね?」
撫子「うん分かる。花子すごい女の子」
花子「ねっ、ねーちゃんまで何言ってんだし!?///」
櫻子「だってさー、それ」チョイチョイ
花子「?」
櫻子「私があげた筆箱とかちゃんと使ってくれてるんだなーって」
花子「っ!?///」
- 81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 22:56:43.26 ID:xusfaAK40
- 櫻子「すごくない? これいつあげたんだっけ……ほら、こんなに使い込んであるのに新しいのに替えないとこがもうすごいよね」
花子「そ、それは……!///」
櫻子「この鉛筆もあげたやつだ。こんなに短くなるまで使ってさ……あ、この定規もだよね?」
花子「あゎ……ぁぅ……///」
撫子「その服も私のおさがりなんだよ。それ週一は必ず着てくれてるんだ」
櫻子「超偉いよ花子……ありがとね」
花子「うっ……うるさいしー!!///」ダッ
櫻子「あれ、どっか行っちゃった」
撫子「女の子だなー」
- 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 23:06:04.93 ID:xusfaAK40
- ~
花子(櫻子のバカ櫻子のバカ櫻子のバカ!)
花子「たまーに鋭いんだから……///」
花子「貰ったものを大切にするなんて普通だし!」
花子「女の子とか関係無いし」
花子「……櫻子がくれたからとかじゃないし……///」
花子「……さくらこ」
花子(こんなみじめな想いしてるとこも、もしかしたら女の子なのかもしれない……)
花子「あーあ、櫻子みたいに何も考えてない人になりたいなー」
櫻子「失礼なこと言うな!」ガチャ
花子「えっ……」 - 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 23:09:53.33 ID:xusfaAK40
- 花子「きっ、聴いてた!?」
櫻子「……聴いてた」
花子「違うから! さっき言ってたこと全部嘘!」
櫻子「花子は嘘なんて滅多につかないくらい良い子だってことは私知ってるから大丈夫だよ。うんうん」
花子「ほんとに違うからー!///」
櫻子「あー、私も花子みたいな可愛い女の子になりたいなー」
花子(櫻子の方が可愛いし……///)
櫻子「もしかして今、『花子より櫻子の方が可愛いし!』とか思った?」
花子「なっ!?///」
櫻子「わー当たったー!」
花子「当たってないから! そんなこと考えてないから!」
櫻子「花子は嘘が下手だなー」ニヤニヤ
花子「ほ、本当に違うから……///」
- 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 23:22:52.45 ID:xusfaAK40
- 櫻子「花子」
花子「な、なに?」
櫻子「好き」
花子「えっ!?///」
櫻子「私、花子が大好き。花子は私のこと好き?」
花子「す……」
花子「好き! 花子も櫻子のこと大好きー!!」
櫻子「わーい」 - 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 23:26:38.66 ID:xusfaAK40
- 花子「え……反応薄くない!?」
櫻子「え? いや嬉しいよ」
花子「そうじゃなくて、両想いなんだからもっとこう……!」
櫻子「両想い!? 私普通に妹として好きって言ったんだけど」
花子「え……」
櫻子「な、なるほど花子はそんなに私のことが好きだったのか……///」ポリポリ
花子「あっ、ち、違う! 花子も普通に姉として好きというかなんというか……!」
櫻子「あ、嘘ついてる時の目だ」
花子「くっ……///」 - 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 23:37:53.97 ID:xusfaAK40
- 櫻子「おっと今日はこの辺にしとこう。あんまりいじると泣いちゃうからね」
花子「泣かないしー!!」
櫻子「じゃーねー♪」
櫻子「あ、言い忘れてた」
花子「今度は何だし!?」
櫻子「私たち、両想いだったね!」
花子「……は!?」
櫻子「じゃねっ!」
花子「わー待てー!///」
- 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 23:42:12.46 ID:xusfaAK40
- 『まいごのまいごのあかりちゃんー
きょーうのぶたいはおおむろけー』
あかり「どうしよう、あかり猫さん追いかけてたら迷子になっちゃったよぉ……」
ぴょこっ
あかり「あっ、あそこの曲がり角にさっきの猫さんらしき尻尾が! 」
あかり「猫さーん♪」ぎゅっ
あかり「えっ」
撫子「…………」フリフリ
あかり「ごっ、ごめんなさい! まさか人の尻尾だとは思わなくて……!」
撫子「あー、いいよ。よくあるからこういうの」
あかり(なんでこの人尻尾と猫耳付けてるんだろう……) - 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 23:45:59.27 ID:xusfaAK40
- あかり「えっと、私ちょっと迷子になっちゃったみたいなんですけど、ここがどこだか教えてもらえますか?」
撫子「えーっとね……言葉で説明するのは難しいなぁ。私の家ここからちょっと行ったとこなんだけどさ、寄りなよ」
あかり「えっ、いいんですか??」
撫子「いいよいいよ。見たところ良い子っぽいし」
あかり(親切な人でよかったよぉ)
撫子「…………」スタスタ
あかり「…………」
- 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 23:50:09.16 ID:xusfaAK40
- 撫子「……ん、なに?」
あかり「いやあの、なんで猫みたいな格好してるんですか……?」
撫子「話すと長くなるんだよねー」
あかり「へぇ……」
撫子「まあでも一言で言っちゃうとね」
あかり「言っちゃうと?」
撫子「趣味、かな」
あかり「…………」
撫子「…………」スタスタ
あかり(短くまとまった!?)ガーン - 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 23:54:29.35 ID:xusfaAK40
- 撫子「ここだよ」
あかり「あれ!? ここ櫻子ちゃんのお家じゃ……」
撫子「え、櫻子の友達なの?」
あかり「はい、同じクラスで……あ、遅れました。私赤座あかりです」
撫子「あー君が噂のあかりちゃんか」
あかり「噂!? 櫻子ちゃん私のこと何て言ってるんですか……?///」
撫子「良い子だーって」
あかり「うんうん」
あかり「……他には?」
撫子「いやもう、とにかく。とにかく良い子だって」
あかり(褒められてるはずなのに……そんなに嬉しくないよぉ)
- 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 23:59:25.37 ID:xusfaAK40
- 撫子「なんだ櫻子の友達なら話が早いや。私櫻子の姉の撫子です」
あかり「あー撫子さん。私一回櫻子ちゃんのお家来たことあるんですよ。その時はちょっと会えなかったみたいですけど」
撫子「あーそうだったんだ。中に櫻子いると思うからさ、ちょっと遊んできなよ」
あかり「わぁい、お邪魔しまーす……」
撫子「あれ、櫻子の靴無いや」
あかり「え?」
花子「ねーちゃんおかえり」
撫子「花子、櫻子は?」
花子「知らんし」
あかり「…………」 - 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:03:07.98 ID:3pdEGi650
- 花子「……どちらさまですか?」
あかり「初めまして、赤座あかりです」
花子「あーあの噂の……良い子の人」
あかり(櫻子ちゃんもうちょっと別の説明してよぉ……)
撫子「まあいいや。すぐに帰ってくると思うから上がって待ってて?」
あかり「えっとあの、ここからなら私一人でも帰れるから大丈夫なんですけど……」
撫子「いいんだよ折角会ったんだからさ。こういう時は黙ってもてなされときな」
あかり「はぁ……」
- 103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:08:05.88 ID:3pdEGi650
- 花子「お茶ですし」コトン
あかり「あ、ありがとうございます♪」
花子「…………」
あかり「…………」
花子「ノータッチ?」
あかり「えっ!?」
花子「この耳と尻尾にはノータッチですか?」
あかり(気にかけてほしかったのか……) - 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:13:40.97 ID:3pdEGi650
- あかり「えっと、その耳と尻尾可愛いね♪ なんで付けてるの?」
花子「えーなんでって聞かれるとちょっと話長くなるし……///」フリフリ
花子「まあでも一言で言うなら」
あかり「言うなら?」
花子「おしゃれ」
あかり(四文字でまとまってるよぉ……)
- 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:23:40.90 ID:3pdEGi650
- あかり「ここのお家は猫さんみたいにするのが好きなのかなっ♪ 櫻子ちゃんとかも普段つけてたり?」
花子「つけてるというかつけさせられてるというか……まあ付けてるし」
あかり(ちょっと見てみたい……///)
花子「あ、余ってるのがあるし。あげるし!」
あかり「えーっ?」
スチャ
花子「なかなかいけてるし!」
あかり(あかり何やってるんだろ……) - 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:27:35.80 ID:3pdEGi650
- 「ただいまーっ」ガチャ
花子「あ、きたし」
あかり「えっ!?」
櫻子「ただいまー、あのさ花子……って」
あかり「あ、あはははは……///」
櫻子「…………」
花子「おかえりし」
櫻子「あ、牛乳とフロスティ買ってきたよ。ほら」
花子「ありがとうし」
あかり「ちょっとは触れてよぉ!!」 - 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:31:21.60 ID:3pdEGi650
- 櫻子「ごめんごめん。あかりちゃん何やってんの?」
あかり「ちょっと迷子になっちゃって……そしたら撫子お姉さんが見つけてくれて、今に至るの」
櫻子「あれ? でもあかりちゃんここからなら帰れるんじゃないの?」
あかり「そ、それはそうだけど、お姉さんが櫻子ちゃん来るまで待ってなーって言うから……」
櫻子「なるほど。……で、その耳と尻尾は何?」
あかり「え!? いやこれは、なんというかこのお家のしきたりなんでしょ……?」
櫻子「なにそれ、そんなしきたりないけど」
あかり「えー!? だって花子ちゃんも今つけて……」
花子「?」
あかり「外してるー!?」
- 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:35:17.93 ID:3pdEGi650
- 櫻子「あかりちゃんそういう趣味あったんだねー。まあでも、うん。かわいいかわいい」
あかり「めちゃくちゃだよぉ……」
櫻子「あ、私向日葵に呼ばれてるからもういくね? あかりちゃんお腹減ったら適当にその辺のもの食べていいからね。じゃあねー」
あかり「ええぇぇ~!? あかりなんのために待ってたの……??」
花子「どうしますし?」
あかり「すみません、帰らさせて頂きます……」
花子「一名様お帰りですしー」 - 113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:41:39.58 ID:3pdEGi650
- ~
あかり(櫻子ちゃんのお家疲れちゃうよぉ……)
あかり「ただいま~」
あかね「あら、おかえりあか……っ!?///」
あかり「? どうしたの?」
あかね「…………」
パシャパシャパシャ!
あかり「な、なんで写真撮るのー!?」
あかね「あかり、猫耳なんて洒落てるわね。でもお姉ちゃん、そういうあかりもいいと思うわ♪」ニコッ
あかり「わぁ!? 外すの忘れてたー!!」
~fin~ - 114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:49:56.67 ID:bv5bNmNK0
- 乙!
長い間お疲れさん - 117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 00:54:17.98 ID:v8G84e+8P
- 乙ですわー
- 122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 01:11:09.32 ID:yTPQTXhxI
- オッツリーン 楽しかったよぉ

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