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クレーマー「今日もクレームしまくってやるぜ……」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 20:31:16.12 ID:T1WHpCUK0
<家>

クレーマー「ん……」

クレーマー(朝か……)

クレーマー(退屈な一週間の勤めを終え……いよいよ待ちに待った休日だ)

クレーマー(普段の会社員は世を忍ぶ仮の姿──)

クレーマー(俺の真の姿は……この地域で恐れられるクレーマー!)

クレーマー(さあて、行くか……)バサッ

クレーマー「今日もクレームしまくってやるぜ……」ニヤッ




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 20:32:11.79 ID:5eknEDUA0
ただの迷惑人間じゃねえか


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 20:33:32.73 ID:7CKxRDzOO
ニートじゃないのか


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 20:38:12.19 ID:T1WHpCUK0
クレーマー(さてと、まずどこに行くか……?)

クレーマー(あのでかいスーパーに行ってみるとするか)

クレーマー(最近は俺の来る時間帯を察知するようになって)

クレーマー(その時間はあまり店員が店内をうろついていないからな)

クレーマー(うまく避けてるつもりだろうが……甘いんだよ)

クレーマー(ライバル店よりも、上司よりも、ヤツらが恐れているのは……)

クレーマー(俺のクレームだ!)

クレーマー(この俺の恐ろしさを思い知らせてやる!)


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 20:43:55.24 ID:T1WHpCUK0
<スーパー>

従業員「店長……アイツが開店前から並んでます!」

店長「なんだって!?」

従業員「どうしますか?」

店長「ううむ……」

店長(午後にやってきてグチグチと難癖をつけてくるのがいつものパターンだが……)

店長(いったいなにを考えてるんだ……?)

店長(まさか俺たちがヤツを避けていることがバレたのか……?)

店長「追い返すワケにもいかないし、放っておけ」

店長「ただし、くれぐれも気をつけろよ」

従業員「……分かりました」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 20:50:38.79 ID:T1WHpCUK0
開店時刻になった。

従業員「お待たせいたしました、ただいまより開店いたします!」

クレーマー「オイ」

従業員「はいっ!?」ビクッ

クレーマー「──ん?」

クレーマー「なんで今、ビクッてなったんだよ」

クレーマー「まさか客に話しかけられるのがイヤなのか?」

クレーマー「そんなことで、客商売やってけると思ってるのか?」

従業員「いや、そんなことは……すみませんでした」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 20:54:24.62 ID:T1WHpCUK0
クレーマー「謝ったな? 謝るってことは認めるんだな?」

従業員「え、なにをですか?」

クレーマー「自分は客に話しかけられるのが嫌いな店員だってことをだよ」

従業員「いや、そんなことは……」

クレーマー「じゃあ、なんで謝ったんだよ」

従業員「え?」

クレーマー「なんで謝ったんだって聞いてるんだよ。答えろよ」

従業員「いや、それは……その……」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 20:56:39.90 ID:N8fpXZ/E0
めんどくせEEEEE


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 20:59:16.03 ID:T1WHpCUK0
クレーマー「答えられないのか」

従業員「…………」

クレーマー「まあいいや、後で店長さんに報告しとくから」

クレーマー「教育がなってない、ってな」

従業員「は、はい……」

クレーマー「──で、話を戻す」

従業員(ま、まだあるのか……!)

クレーマー(バカめ、この程度で解放されると思ったか!)


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:06:12.85 ID:T1WHpCUK0
クレーマー「分かっていただろうが」

クレーマー「俺は開店30分前から、ずっと入り口に立っていた」

従業員「ありがとうございます」

クレーマー「にもかかわらず、お前たちは時間きっかりに店を開けやがった」

クレーマー「なんでだ?」

従業員「え、なんでって……開店時刻は決まってますから」

クレーマー「はぁ~?」

クレーマー「お前、本気でいってるのか」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:12:19.54 ID:T1WHpCUK0
クレーマー「お客様が開店を今か今かと待ちわびて立ってるんだぜ?」

クレーマー「少しくらい早く開けてやるのが人情ってもんじゃないのか?」

クレーマー「それともお前さんは、人を待たせたりしてもなにも思わないタイプか?」

クレーマー「待たせるのは当然だと、待つのが当然だと」

従業員「そんなことはありませんよ……!」

クレーマー「じゃあなんで時間前に開店しなかった?」

従業員「いや、だって……決まりですから」

クレーマー「ほぉ~、決まりだったらなんでも守るか」

クレーマー「親を殺せって法律ができたら、親でも殺すのかお前は」

従業員「そんなことはしませんよ!」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:17:51.14 ID:T1WHpCUK0
従業員「店の準備とかもありますし……店長でもないし……勝手に開けられませんよ」

クレーマー「店の準備ったって、なにも開店時刻ちょうどに終わるワケじゃないだろ」

クレーマー「少し早く店を開ける余裕ぐらいあるハズだ」

クレーマー「しかも店長でもないって、お前は店長がいないとなにもできないのか」

クレーマー「あれか? 指示待ち人間か? ラジコンか、お前は」

従業員「いや……」

クレーマー「店長がいないと反論もできないのか。これも報告しておくからな」

従業員「…………」

クレーマー(青ざめてやがる……クックック)


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:25:33.17 ID:T1WHpCUK0
クレーマー「まあ、店を早く開けなかった点は置いといてやる」

従業員「は、はい」

クレーマー「だが、店の前で待ってた俺に対し」

クレーマー「お前さんは“お待たせいたしました”しかいわなかった」

クレーマー「30分も待たせておいてそれだけか」

従業員「え……」

クレーマー「お前さんはおそらくバイトだろう」

クレーマー「時給はそうだな……800円から900円くらいはするんだろう」

クレーマー「つまり俺は4、500円分稼げる時間を開店待ちに使ったんだ」

クレーマー「そんな俺に対し、お前は“お待たせいたしました”としかいわなかった」

クレーマー「これがどういうことが分かるか?」

従業員「どういうこと……といわれても……」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:29:17.49 ID:T1WHpCUK0
クレーマー「はぁ~……ホント近頃の若者はってヤツだな」

クレーマー「まさか、お前は自分の“お待たせいたしました”に」

クレーマー「4、500円もの価値があると思っているのか?」

クレーマー「“お待たせいたしました”だけで缶ジュースを4本飲めると」

従業員「そ、そんなことは……」

クレーマー「まったく思い上がりもここまでくると清々しいな」

従業員「す、すみません……」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:33:49.26 ID:T1WHpCUK0
クレーマー「ハァ……」

クレーマー「もういい」

従業員「!」

クレーマー「こんな店で物を買う気は失せた」

クレーマー「売り上げが一人分落ちたな。紛れもなくお前さんのせいだ」

クレーマー「後で投書するから覚悟しておけよ」スタスタ

従業員「ぐっ……!」

従業員(くそう……! 最初から買う気なんてなかったクセに!)

従業員(なんで朝っぱらからこんな目にあわなきゃならないんだ……!)ググッ


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:37:18.21 ID:pbWMWsFT0
こらアカンわ


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:38:59.62 ID:EnZmod2LO
ゲスめ


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:40:34.04 ID:T1WHpCUK0
クレーマー(ふははは、スカッとしたぜ)

クレーマー(やっぱりクレームは最高だな!)

クレーマー(あの若造も、少しは世の中の厳しさってもんを味わっただろ)

クレーマー(世の中ってのは理不尽なんだ)

クレーマー(その理不尽を一方的に叩き込むのが、クレームの醍醐味なんだ!)

クレーマー(さてと、次はメシ屋でも狙うか……)

クレーマー(おっ、あのラーメン屋なんかがいいな……)


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:44:21.56 ID:T1WHpCUK0
<ラーメン屋>

店員「お待たせしました、味噌ラーメンです」コトッ

店員「ごゆっくりどうぞ~」

クレーマー「オイ」

店員「はい?」

クレーマー「今……どんぶりに指が入ってただろう」

店員「えっ……」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:51:18.47 ID:T1WHpCUK0
店員「いや、入ってないですよ」

クレーマー「いいや、入ってた。この目でちゃんと見ていた」

店員「入ってないですって」

クレーマー「証拠は?」

店員「証拠といわれましても……」

クレーマー「ふうん」

クレーマー「入ってなかったことを証明できないのか、じゃあ入ってたんだな」

店員「ちょ、ちょっと待って下さい、お客さん!」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:56:10.82 ID:T1WHpCUK0
店員「ほら、今どんぶりを持ってた右手親指です」

店員「濡れてないでしょう?」

クレーマー「拭いたんだろ?」

店員「え?」

クレーマー「潔白なら、俺が指摘した瞬間に指が濡れてないと主張すれば済んだはず」

クレーマー「だが濡れてたから、押し問答してる隙に拭いたんだろ?」

クレーマー「証拠隠滅か……こすいマネしやがって」

店員「拭いてませんよ!」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 21:56:14.82 ID:iwrYHceX0
イラッとくるな


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:00:09.85 ID:T1WHpCUK0
店員「お客さんこそ、私の親指が入っていたことを証明できないでしょう?」

クレーマー「お、そんなこというんだ?」

店員「え?」

クレーマー「この店は客を信用しないというワケだ」

クレーマー「客はウソつきだと、自分たちだけが正しいんだと」

店員「いや、そんなことは……」

クレーマー「まあ、君の手汚いんだよね」

クレーマー「生命線も短いし」

クレーマー「その手じゃ、スープどころかどんぶりさわるのだってマズイだろ」


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:09:33.04 ID:T1WHpCUK0
店員「ちゃんと洗ってますよ!」

店員「もしスープに入ったって平気です!」

クレーマー「お、そうやって清潔にしてると居直る気か?」

クレーマー「つまり、やっぱり指が入ってたってことだ」

店員「そうじゃなくて……!」

クレーマー「悪いけど、俺はこれにクチつける気にはならない」

クレーマー「食中毒なんかになったら、たまらないしな」

クレーマー「じゃあな」ガタッ

店員「そ、そんな……」


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:12:14.11 ID:T1WHpCUK0
クレーマー(ふぅ、スッキリしたぜ)

クレーマー(これであの店員、これからはもうどんぶりを気楽に持てなくなるだろうな)

クレーマー(本当に指が入っていたかどうかは問題じゃない)

クレーマー(クレームをつけるという行為自体に意味があるんだ)

クレーマー(クレームは客に許された権利なんだからな)

クレーマー(権利は行使しなければ意味がない)

クレーマー(どうせなら多少味わってからタダにさせてもよかったが)

クレーマー(ラーメン自体さほど好きじゃないしな)


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:19:26.15 ID:T1WHpCUK0
その後も、クレーマーは猛威をふるった。

<本屋>

クレーマー「オイ」

クレーマー「この本棚、なんで石田の方が石井より前に来てるんだ!」

クレーマー「あいうえお順になってないぞ!」

<ファーストフード店>

クレーマー「オイ」

クレーマー「遅すぎる! 何十秒待たせるんだ!」

クレーマー「なんだこの店は、どこがファーストなんだ、どこが!」

<洋服屋>

クレーマー「オイ」

クレーマー「なんでも似合う似合うっていってりゃ買うと思ってんだろ」

クレーマー「こっちはそんな単純じゃないんだよ! お前らとちがってな!」


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:23:42.95 ID:T1WHpCUK0
クレーマー(ふん、そろそろ俺の顔が浸透し始めたようだな)

クレーマー(俺が来るたび、店のヤツらビクビクしやがる)

クレーマー(俺が近くにいると、過剰に気を遣うようになる)

クレーマー(今の時代、ネットとかでなに書かれるか分かったもんじゃないから)

クレーマー(うかつな対応はできないしな)

クレーマー(クックック、店のオーナーかなんかにでもなった気分だぜ)

クレーマー(これでいいんだ)

クレーマー(やはり俺は正しいんだ……!)


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:30:31.64 ID:T1WHpCUK0
クレーマー(さて今日のところは、次をラストにするか……)

クレーマー「ん?」

通行人A「最近、駅前にコンビニできたな」

通行人B「ああ、店長の人がすげー美人なんだよな」

通行人A「ったく、おまえの頭は女だけかよ」

通行人B「へへへ」

クレーマー「…………」

クレーマー(新しいコンビニか……いわばよそ者だな、面白い)

クレーマー(今のうちに俺の恐ろしさを味わわせてやる!)


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:35:23.36 ID:T1WHpCUK0
<コンビニ>

クレーマー(ふん、けっこう繁盛してるようだな)チラ…

クレーマー(清潔だし、店員たちの態度もいい)

クレーマー(だが、真のクレーマーはどんな店からでも)

クレーマー(叩く材料を見つけ出す!)

クレーマー(俺が徒歩で来れる距離にコンビニを開店させたこと)

クレーマー(後悔させてやるぜ!)


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:40:24.37 ID:T1WHpCUK0
女店長「ありがとうございました!」

クレーマー「…………」

クレーマー(たしかに美人だ)

クレーマー(店がこんなに繁盛してるのにもかかわらず)

クレーマー(得意げでないのもまたいい)

クレーマー(だが!)

クレーマー(相手の容姿など、俺にとっちゃハッキリいってどうでもいい)

クレーマー(俺にとって店とは敵──いや、ただの標的に過ぎない)


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:47:37.93 ID:T1WHpCUK0
クレーマー「オイ」

女店長「はい、お客様」

クレーマー「ここ……汚れてるんだけど」

女店長「!」

クレーマー「いわれて気づいたか」

クレーマー「たしかに数秒間目を凝らさないと分からない程度の汚れだけどさ」

クレーマー「そういうところで手抜きする店って信用できないんだよね」

クレーマー「見えないところでどんな不正をやってるか分からないってことなんだし」

クレーマー「まったくなにを──」

女店長「申し訳ありません、すぐ拭きますので」フキフキ

クレーマー「…………!」


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:50:08.91 ID:T1WHpCUK0
クレーマー(生意気な……イヤな顔ひとつせずに)

クレーマー(まぁいい、この程度の相手は今までにもいくらでもいた)

クレーマー(どの店も最初はこんなもんだった)

クレーマー(すぐに化けの皮がはがれるさ……)

クレーマー(他に何かないか……)キョロキョロ

クレーマー「このカップ麺の並べ方さぁ」

クレーマー「これだけ数ミリほどズレてるんだけど」

クレーマー「数ミリといってもズレはズレ──」

女店長「申し訳ありません、すぐ直しますので」スッ

クレーマー「ぐうっ……!」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:56:07.78 ID:T1WHpCUK0
クレーマー(くそっ、どうも調子が狂うぜ)

クレーマー(出したパンチを届く前に止められてるような感じだ)

クレーマー「──もういい!」

クレーマー「なにも買わずに帰るからな!」

女店長「ありがとうございました」

クレーマー「なにも買ってないのに、礼なんかいうな! 不愉快だ!」

女店長「いえ、私が礼をいったのは──」

クレーマー「ん?」

女店長「いえ、なんでもありません」

クレーマー「ふんっ!」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 22:59:13.02 ID:T1WHpCUK0
<家>

クレーマー(くそっ、なんなんだあの女店長は!?)

クレーマー(クレームとは──)

クレーマー(圧倒的強者である客からの、店側への一方的攻撃!)

クレーマー(ヤツらの発散しようのない怒り、悔しさ、怯えだけが俺を癒やしてくれる!)

クレーマー(なのに、あの女店長からはそれが感じられなかった!)

クレーマー(こんな屈辱は初めてだ!)

クレーマー(まあいい、今日はあくまで下見だ)

クレーマー(来週はこうはいかないからな!)


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:07:20.78 ID:T1WHpCUK0
翌週──

<コンビニ>

女店長「いらっしゃいませ」

クレーマー「声が小さい」

女店長「えっ」

クレーマー「声が小さいんだよ! 耳がよくない人のことも考えて──」

女店長「これは失礼いたしました」コホン

女店長「いらっしゃいませっ!」

女店長「……どうですか?」ニコッ

クレーマー(ぐっ、またもイヤな顔ひとつせずに……コイツ、なんなんだ!?)

クレーマー「声がでかい!」

女店長「失礼しました。最初と二回目の中間の大きさくらいがちょうどいいんですね?」

クレーマー(知るか! こっちは適当にいってるだけなんだ!)


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:12:04.00 ID:T1WHpCUK0
クレーマー(だったら……)

クレーマー「あの雑誌、立ち読みされたせいでちょっと汚いぞ」

クレーマー「あんなのを売る気か? あぁ~やだやだ──」

女店長「あら!」

クレーマー「えっ」ビクッ

女店長「たしかにこれは汚いですね」

女店長「注意書き、場合によっては立ち読みのお客様に」

女店長「口頭で注意させていただく方がよろしいかもしれません」

女店長「ご指摘、ありがとうございます!」

クレーマー「くっ……!」ピクッ


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:14:24.12 ID:T1WHpCUK0
10分後──

クレーマー「ハァハァ……」

クレーマー「もういい!」

女店長「えっ」

クレーマー「帰る」

女店長「そうですか……」

クレーマー「ふん、お前の魂胆は分かってるんだ」

クレーマー「クレームをにこやかに受け入れることで、俺を懐柔しようってんだろ」

クレーマー「で、なにか買うことを期待してるワケだ」

クレーマー「だが、俺はなにも買わない。一円の儲けにもならなかったな」

女店長「いえいえ、かまいませんよ」

女店長「なにも買わなくていいので、また来て下さいね」

クレーマー「…………!」


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:21:19.71 ID:T1WHpCUK0
クレーマー(完敗だ!)

クレーマー(なんか知らんが、完全に俺の負けな気分だ!)

クレーマー(どんなに表面を取り繕っても)

クレーマー(どんなにポーカーフェイスなヤツでも)

クレーマー(クレームをしたら俺への拒否反応がどこかに出るハズなのに)

クレーマー(あの女にはそれがないっ!)

クレーマー(なぜだ!?)

クレーマー(こうなったら休みの日だけじゃなく、平日も通うようにして)

クレーマー(クレームの恐ろしさを思い知らせてやる!)

クレーマー(俺を見るだけで胃がキリキリするようにさせてやる!)


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:30:16.76 ID:T1WHpCUK0
それからというもの、クレーマーは毎日のようにコンビニに足を運んだ。
もちろん女店長がいる時間帯、曜日を狙って──

クレーマー「オイ」

クレーマー「なんだこの段ボールは! ちゃんと片付けておけ!」

女店長「はいっ!」



クレーマー「オイ」

クレーマー「ここが少し汚れているぞ!」

女店長「すいませんっ!」



クレーマー「オイ」

クレーマー「レジ打ちが遅いっ!」

女店長「もっと早くします!」


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:34:44.10 ID:T1WHpCUK0
<スーパー>

店長「…………」

従業員「…………」

店長「最近……アイツ来ないな」

従業員「来ませんね」

店長「来ないでくれるとすごく嬉しいんだが……なんかこう、な」

従業員「なんかこう、ですよね」

店長「刺激が足りない、というか」

従業員「平和すぎる、というか」


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:38:36.75 ID:T1WHpCUK0
店長「お前、なんか知ってるか?」

従業員「新しくできたコンビニに、よく出没してるみたいですよ」

店長「出没って、クマかなにかみたいだな」

従業員「この近辺の店は、みんなアイツに戦々恐々としてますからね」

従業員「アイツの情報はすぐ伝わってくるんですよ」

従業員「急に来なくなって、どこの店も戸惑ってるみたいですよ」

店長「…………」

店長「ウチにはもう来ないのかな」

従業員「どうなんでしょうね」


72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:45:17.79 ID:T1WHpCUK0
<家>

クレーマー(くっそぉ~! 今日もダメだった!)

クレーマー(なんでだ!)

クレーマー(なんでだ!?)

クレーマー(なぜあの女は俺に不快感を向けてこないんだ!?)

クレーマー(それとも頭がおかしいのか!?)

クレーマー(まるでのれんに腕押しだ!)

クレーマー(おかげで、今までクレームで発散してたストレスが)

クレーマー(全然発散できないじゃないか!)


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:48:13.84 ID:T1WHpCUK0
クレーマー「…………」

クレーマー(……いや、それだけじゃないな、このイラつきは)

クレーマー(なんとなく……思い出しちまうんだ)

クレーマー(あの女店長を見てると……)

クレーマー(あの人のことを……)

クレーマー「……くそっ」グスッ


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:51:12.98 ID:T1WHpCUK0
しばらくして──

<コンビニ>

女店長「いらっしゃいませ!」

クレーマー「…………」キョロキョロ

女店長「どうかしましたか?」

クレーマー「……他に客もバイトもいないようだな、ちょうどいい」

クレーマー「アンタに話がある」


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:54:57.48 ID:T1WHpCUK0
クレーマー「まぁ、まずは……アレだ」

クレーマー「俺の負けだ」

女店長「え?」

クレーマー「大したもんだ」

クレーマー「俺のクレームに怒ることも怯えることもなく」

クレーマー「文句のひとつもいわずに聞き続けてきたんだからな」

クレーマー「アンタみたいな人間を見るのは初めて──」

クレーマー「いや、二人目だよ」

女店長「……一人目、というのは?」


82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/09(月) 23:59:46.05 ID:T1WHpCUK0
クレーマー「俺のお袋だ」

女店長「お母さん……ですか」

クレーマー「……あの人は優しかった」

クレーマー「いや、優しいを通り越してた」

クレーマー「酒ばっかかっくらって仕事もしねぇオヤジに文句もいわず」

クレーマー「ひたすら笑顔で接し続けた」

クレーマー「家庭がメチャメチャな俺たちを蔑んだ表情で見る近所のヤツらや」

クレーマー「みすぼらしい俺たちだけをぞんざいに扱う店のヤツら」

クレーマー「金がないからって明らかに治療で手を抜いた医者にも」

クレーマー「文句ひとついわなかった」

クレーマー「そして……優しいまんまくたばっちまった」


83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 00:06:53.43 ID:ZvaSGiq+0
クレーマー「俺は悟った」

クレーマー「相手になにもいわないことは、なにも生まない」

クレーマー「いやむしろ、なんでもいいから文句のひとつもつけなきゃ損だと」

クレーマー「徹底したクレームで相手に恐れられる存在にならねばならないと」

クレーマー「恐れられればそれだけサービスもよくなるからな」

クレーマー「事実、この地区の店はみんな俺を恐れている」

クレーマー「俺が店に入ると、とたんに緊張が走る」

クレーマー「頼んでもないのに過剰にサービスするようになる」

クレーマー「俺の顔色をうかがうヤツらを見るたび」

クレーマー「ああ俺はやっぱり正しかったんだ……と思った」

クレーマー「だが、そんな時だった」


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 00:11:06.87 ID:ZvaSGiq+0
クレーマー「だが、アンタはちがった」

クレーマー「俺のムチャなクレームに対し」

クレーマー「アンタは不快感を一ミリも表さずに、応じ続けた」

クレーマー「なんだか次々とカウンターパンチを受けるような気分だった」

クレーマー「……あんなこと、普通できない」

クレーマー「そう、お袋みたいな人じゃなければな」


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 00:15:57.18 ID:ZvaSGiq+0
女店長「いえ、それはちがいます」

クレーマー「え?」

女店長「私はこの地区に開店する前に、小耳にはさんでいたんです」

女店長「この地域のお店は、他地区に比べて非常に接客が丁寧だと」

女店長「私はあなたと出会った瞬間、すぐに分かりました」

女店長「この人が原因なのだなと」

女店長「やっていることは決して褒められたことではないかもしれませんがね……」

女店長「私は事前にそれを知っていたんです」

女店長「私があなたに対し、不快感を持たず接せられたのはそれが理由です」

女店長「実に打算的で……あなたの亡くなったお母さんにはとてもかないません……」


91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 00:21:25.25 ID:ZvaSGiq+0
クレーマー「いつだったか、『クレーム』の意味ってのを調べたことがある」

クレーマー「損害賠償請求、の他に苦情をいうって意味もあった」

クレーマー「俺のやってきたことは、この苦情の方だろう」

クレーマー「だが……俺のやってきたことは苦情なんかじゃなかった」

クレーマー「店を改善させるため、なんて気持ちはこれっぽっちもない」

クレーマー「ただの八つ当たり、いいがかり、嫌がらせ……」

クレーマー「もし『クレーム』って言葉に意志があるとしたら」

クレーマー「“お前みたいなのがクレーマーなんて名乗ってるんじゃねえ!”」

クレーマー「──と大いに怒ることだろうさ」


93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 00:29:13.95 ID:ZvaSGiq+0
クレーマー「だが、アンタは……」

クレーマー「俺のただの駄々を受け入れることで」

クレーマー「クレームという高次元のものに変えてくれたんだ」

クレーマー「……ありがとう」

女店長「い、いえっ、私はそんな!」

客A「あのぉ~……」

クレーマー&女店長「え!?」

客A「さっきから待ってるんですけど……」

女店長「これは申し訳ございません!」

クレーマー「そ、それじゃ!」スタタタ


97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 00:34:06.04 ID:ZvaSGiq+0
<家>

クレーマー(全部話したら、なんだかスッキリしちまったな)

クレーマー(なにがクレーマーだ)

クレーマー(しょせん俺は自分やお袋の不幸を、勝手に世の中のせいにして)

クレーマー(周囲に当たり散らしている間抜けに過ぎなかった)

クレーマー(今日で……終わりだ)

クレーマー(俺のクレーマーごっこは今日限りだ……)


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 00:38:08.95 ID:ZvaSGiq+0
<スーパー>

店長「最近どうだ、あのクレーマーは」

従業員「なにもいわなくなりましたね」

従業員「なんだか顔つきも前のようなトゲトゲしさがなくなりましたし……」

従業員「やたらと物を買っていくようになったんですよね」

従業員「他の店でもこんな感じみたいです」

店長「……そうか」

従業員「なにかあったんですかね?」

店長「分からんが、あったんだろうな」


99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 00:43:20.94 ID:ZvaSGiq+0
そして──

<コンビニ>

クレーマー「こんにち──」

クレーマー「!」

チンピラ「おうおうおう、姉ちゃん!」

チンピラ「おでんの汁がかかったじゃねえか!」

女店長「申し訳ございませんっ!」

チンピラ「どうすんだよ、この汚れ! おうっ!?」

客B「今、自分から当たりに行ってたよな……」ボソッ

客C「ひっでぇ……」ボソッ


100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 00:47:03.28 ID:ZvaSGiq+0
チンピラ「どうすんだこの一張羅!」

チンピラ「台無しじゃねえか、あぁ!?」

チンピラ「弁償しろよ、弁償!」

チンピラ「百万だ百万!」

女店長「そ、そんな……」

客B「千円もしねーだろ、あんなボロ着」ボソッ

客C「なんか酔っ払ってるし、八つ当たりだろ、ただの」ボソッ

客B「触らぬ神にたたりなし、だ」ボソッ

客C「……だな。あの女の人もプロだ、なんとかするだろ」ボソッ

クレーマー「…………」


101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 00:50:59.55 ID:ZvaSGiq+0
クレーマー(ど、どうする……)

クレーマー(あのチンピラ、腕すっげぇ太いし)

クレーマー(どう見ても話が通じる相手じゃない……)

クレーマー(まあ放っておいたって、そのうち警察とかが来るだろうし……)

クレーマー「!」

チンピラ「レジ開けろよ、レジ! 金よこせぇっ!」

女店長「お客様、やめて下さい!」

チンピラ「うるせぇっ!」バシッ

女店長「う……っ!」


103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 00:54:19.88 ID:ZvaSGiq+0
クレーマー(なにをためらってる……)

クレーマー(本来クレームってのはこういう時に行うもんじゃないのか)

クレーマー(問題点に気づいていない当事者のため──)

クレーマー(あるいは未来に当事者に接するであろう人のため──)

クレーマー(今ある現実に対して、間違っていることを指摘するのが)

クレーマー(クレームってもんじゃないのか!)

クレーマー(だとするなら──)

クレーマー(紛い物だったとはいえ、クレーマーを名乗っていた俺には)

クレーマー(今、クレームを行う義務がある!)

クレーマー(人生最初の……クレームを!)


104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 01:00:23.84 ID:ZvaSGiq+0
クレーマー「オイ」

チンピラ「あ?」

女店長「あ、あなたは……!」

クレーマー「アンタの上着……どう勘定しても、さすがに百万円には見えない」

クレーマー「それにアンタのやっていることはハッキリいって強盗だ」

クレーマー「今なら金も取ってないし、まだ間に合う」

クレーマー「さっさと店から出て行くんだ」

クレーマー「ちょっと頭を冷やせば、自分がどれだけバカなことをしてるか分かるハズだ」

クレーマー(かつての俺のように……)

チンピラ「んだとォ……!?」


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 01:05:20.75 ID:ZvaSGiq+0
チンピラ「殺されたくなかったら、とっとと失せろ!」

クレーマー「失せない」

クレーマー「クレームってのは、気軽な気分でやるもんじゃない」

クレーマー「信念を持ってやるものだ」

クレーマー「だから退かない!」

チンピラ「気取ってんじゃねえっ! ──このっ!」

ボカッ!

クレーマー「ぐあっ!」ドサッ


108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 01:10:38.15 ID:ZvaSGiq+0
女店長「暴力はやめて下さい、お願いしますっ!」ガシッ

チンピラ「るせぇっ! テメェは後だ!」ブンッ

女店長「きゃあっ!」ドサッ

チンピラ「このヤロウ……! まだ俺にガン飛ばすってか」

チンピラ「これ以上殴られたくなきゃ、引っ込んでやがれ!」

クレーマー「ひ、引っ込まない!」

クレーマー「さぁ、バカなことはやめ──」

ドカッ! バキッ! ドスッ!

チンピラ「いい加減にしろってんだよ……なんなんだよ、テメェは!?」

クレーマー「げほっ、ごほっ、ぐっ……!」

クレーマー「俺は……クレーマーだ!」

チンピラ「ハァ~?」

チンピラ「なにがクレーマーだ、ブッ殺してやる!」ブオンッ

女店長「や、やめてぇっ!」


109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 01:16:16.97 ID:ZvaSGiq+0
ザワザワ…… ガヤガヤ……

「なんか、あのクレーマーが久々にクレームやってるってよ」

「え、マジで!?」

「あのチンピラにクレームつけてんの?」

「あ、ホントだ」

「頑張れ、クレーマー!」

「殴られてるじゃん!」

店長「たまにはウチの店にもクレームしに来い!」

従業員「いや、それはどうかと……」

ワイワイ…… ドヨドヨ……


113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 01:19:49.14 ID:ZvaSGiq+0
チンピラ「げ!」

チンピラ(なんでいつの間にか、こんなに野次馬が!?)

チンピラ(コイツ……そんなに有名人なのか!?)

チンピラ(もしかして……俺はとんでもないことを……)ゾクッ

チンピラ「ひぃぃぃぃっ!」ダダダッ

「あっ、逃げたぞ!」 「逃がすな!」 「捕まえろーっ!」

クレーマー「うぅ……」

女店長「大丈夫ですか!?」

クレーマー「ああ、なんとかね……」


115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 01:26:44.71 ID:ZvaSGiq+0
女店長「本当に……ありがとうございました」

女店長「私のせいで殴られてしまって……ごめんなさい……!」

クレーマー「ハ、ハハ……き、気にしないで……」

クレーマー「と、ところで、俺さ……」

女店長「?」

クレーマー「やっとクレーマーってやつに……なれ、たかな……?」

女店長「……はいっ!」

女店長「あなたは立派なクレーマーです!」



本日をもって、ようやくクレーマーはクレーマーとなることができた──





<おわり>


116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 01:27:17.86 ID:ZvaSGiq+0
以上です!


119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 01:35:50.08 ID:/IcTNhTKO
見入った


122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/10(火) 01:43:56.44 ID:j2Bw57mP0

面白かった


となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ)
となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ)




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  1. 2012/07/10(火) 22:07:26

    横浜の新ピッチャーかと


  2. 2015/09/02(水) 17:10:39

    クレーマーでもなんでもないな。ただのかまちょ。


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