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闇ユウキ「なぁ、ゲームしようぜ」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:40:31.37 ID:FIF9Dnns0
立神「…何だと?」

闇ユウキ「ゲームだよ、ゲーム」

立神「くだらんな、失せろ」

闇ユウキ「このゲームに勝ったらお前にサジタリウススイッチをやろう」

立神「」ピクッ

闇ユウキ「ほーら」

立神「なんと…!それをどこで!」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:41:47.02 ID:FIF9Dnns0
闇ユウキ「俺に勝ったら教えてやるよ」

立神「…フ、よかろう
で、ゲームとは何だ?」

闇ユウキ「ドミノ倒しさ」

立神「…ほう」


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:43:55.93 ID:FIF9Dnns0
闇ユウキ「ドミノ倒しと言ってもただ並べて倒せばいいってもんじゃない
きちんと並べないと倒れないし、集中力を極限まで高める必要がある」

立神「そんなことは分かっている
さぁ、ドミノをよこせ」

闇ユウキ「ケケケ…お前の使うドミノはこれだ」

立神「!」



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:45:33.08 ID:FIF9Dnns0
立神「これは…我望様の顔のついたドミノ!」

闇ユウキ「さぁ、ゲームスタートだ」

……………………
……………

立神「ふん、やはりくだらん
順調に並べられてるぞ」

闇ユウキ「……………」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:46:49.68 ID:FIF9Dnns0
立神「そっちはどうだ…おっと、何だ?まだ全然じゃないか」

闇ユウキ「…………」

立神「これは早くも俺の勝ちかな?」

闇ユウキ「…………」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:48:42.37 ID:FIF9Dnns0
闇ユウキ「……手元を見てみな」

立神「!!?」

立神(何だこれは…ドミノを持つ手が震えている!?)

立神「くっ!静まれ!静まれ!」

闇ユウキ「どうした?早くドミノを置けよ」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:51:12.24 ID:FIF9Dnns0
立神(まさか…このドミノに描かれた我望様の顔が!?)

闇ユウキ「盲信と呼ぶべきまでの忠誠心、見事だよ
だが、それが仇となる時もある」

立神「こ、この震えた手のまま置けば、確実にドミノが崩れる…」

闇ユウキ「ほらほら、どうした?俺のほうはもう中盤を越えたぜ?」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:52:49.00 ID:FIF9Dnns0
立神「ぐっ…!落ち着け…!落ち着け…!これはただのドミノだ…!ただのドミノ…!」

チラッ

立神「う…が、我望様…」

ガタガタガタガタ

闇ユウキ「手こずっているようだな?手を貸してやろうか?」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:55:14.40 ID:FIF9Dnns0
立神「な、何?」

闇ユウキ「その手の震えを止めてやろう
これは俺の闇のゲームだからな」

立神「そ、そうか、これは貴様の仕業か…!」

闇ユウキ「勘違いするな
これは闇のゲームだ、自分の本心・欲望が増幅される
その手の震えは紛れもなくお前自身が産み出したものだよ」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:57:42.76 ID:FIF9Dnns0
立神(こいつ…何者だ?)

立神「な、なら…今すぐこの手の震えを止めろ」

闇ユウキ「誰がタダで、と言った」

立神「!?」

闇ユウキ「それに、止めるのは俺じゃない、お前自身だ」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:00:05.55 ID:FIF9Dnns0
闇ユウキ「我望への忠誠心を捨てろ
そうすりゃすぐにでも止まるだろうよ」

立神「バカな!誰が!!」

闇ユウキ「ならそのままドミノを置けよ
また一から並べればいいだろう?
まぁ俺に追い付けるかどうかはお前次第だがな」

立神「!!」

闇ユウキ「言い忘れていたが、負ければお前には闇の罰ゲームを受けてもらう」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:01:58.32 ID:FIF9Dnns0
闇ユウキ「決断するのはお前だ、俺は勝手にやってるぜ」

立神「………!」

ガタガタガタガタ

立神「くっ…!」

落ち着け、これはただのドミノだ
忠誠心を捨てれば震えは止まる
落ち着け、これはただのドミノだ
忠誠心を捨てれば震えをは止まる
これはただのドミノだ
忠誠心を捨てれば
これはただのドミノだ


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:03:13.33 ID:FIF9Dnns0
立神「が、我望様…は…た、だのドミノ…だ…!」

ガタガタガタガタ

立神「や、やはり我望様への忠誠を捨てるなどできーん!」

ガタガタガタガタ

ガッシャーン


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:05:14.36 ID:FIF9Dnns0
立神「ハァ…ハァ…」

闇ユウキ「」もくもく

立神「………は、そうだ……
ヤツのも崩してしまえば…そうだ…
ヤツは我望様を愚弄した…ただのドミノなどと…!」カチッバシュウン

レオ「ヤツは…我望様の敵!!」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:06:38.08 ID:FIF9Dnns0
立神「うおおおおお!!!」

ガラガラガッシャーン!

立神「ハハハハハハ!!ど、どうだ!これで貴様も一から…」

闇ユウキ「いいのか?」

立神「あ?……こ、これは!」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:09:40.21 ID:FIF9Dnns0
立神(こ…これは!我望様の顔のドミノ!?)バァーン

闇ユウキ「俺がこのドミノを使わないなんて一言も言ってないぜ?
せっかく忠誠心を貫いたのに、最後に裏切るとはな
いや、最初からか?」

立神「あ、が、我望…様…お許し…を…」

闇ユウキ「何故お前は報酬のサジタリウススイッチに釣られた?
お前、本当は我望を尊敬なんかしてないんじゃないのか?」

立神「だ…黙れ!!」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:12:06.26 ID:FIF9Dnns0
闇ユウキ「お前は我望を表面上は尊敬しつつ、腹の奥底では我望の座を奪ってやろうと画策していた」

立神「だ、黙れ!!黙れ!!黙れ!!」

闇ユウキ「ククク…まぁ、今となってはどうでもいいがな
お前は相手のドミノを倒すというルール違反をした
ルールを破ったからには、当然受けてもらうぜ
罰をな」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:14:22.73 ID:FIF9Dnns0
闇ユウキ「罰 ゲ ー ム !!」ドン☆

立神「う…うぁぁぁぁぁぁ…!!」

立神「……はっ!こ、ここは!」

我望「やぁ、レオ」

立神「はっ!我望様!い、いや、違います!あれはヤツの戯れ言で…!」

レオ「我望様、こやつが我望様に御無礼を働いた輩ですか?」

立神「…………は?」


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:16:31.10 ID:FIF9Dnns0
我望「ああ、よくきてくれたね
そうだ、彼が裏切り者だよ」

レオ「そうですか、後は私にお任せを」

立神「な…何がどうなって…」

レオ「貴様……許さんぞ…」

立神「な、何だお前…何故私のスイッチを…!
はっ!そ、そうだ!変身を…!」

立神「…………無い!?」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:18:17.65 ID:FIF9Dnns0
レオ「我望様への裏切り行為!万死に値する!」ドズゥッ!

立神「ガハッ!?」

レオ「すぐには殺さん…じわじわと痛め付けて首を全校生徒の晒し者にしてやる…!」

立神「あ……が、我望…様…!!」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:21:39.12 ID:FIF9Dnns0
立神「あ……ああ…我望様ぁ…お許しををを……」

闇ユウキ「裏切り者には死を…テメェのルールだ
テメェで味わってみるのも乙なもんだぜ」

――――――
――――

ユウキ「弦ちゃ~ん!おっはよ~!」





34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:24:49.09 ID:FIF9Dnns0
弦太朗「おお、ユウキ!……何か眠そうだな?」

ユウキ「うん…何かこれ手にいれてからあんま眠れなくなって…ふあーあ」

弦太朗「千年スイッチだっけか?」

ユウキ「うん…」

立神「………」フラフラ


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:26:15.36 ID:FIF9Dnns0
立神「…………」

速水「立神、ちょっと聞きたいことが」

立神「………速水」

速水「どうした?何か調子悪そうだな」

立神「……何でもない、用件は何だ」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:28:15.87 ID:FIF9Dnns0
速水「この間はすまなかった…我望様を疑って…」

立神「…………」

速水「だから、その…もう私を無視するのはやめてくれ…」

立神「………我望……?何故我望を疑ったぐらいで俺が怒らなければならん」

速水「は?」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:30:35.23 ID:FIF9Dnns0
立神「我望は何を企んでいるかわからん…お前も気を付けろ…」フラフラ

速水「………!?」

速水(立神…?)

――――
――

フォーゼ「よっと」メディカル オン

ユウキ「あーあーあー…きーもーちーいーいー」

フォーゼ「治ったか?」


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:32:34.44 ID:FIF9Dnns0
ユウキ「うーん、微妙…」

フォーゼ「そうか…」

賢吾「原因不明の睡眠不足か…しばらくはライダー部の活動を休んで、家で安静にしていろ」

ユウキ「う…ううん!大丈夫!私、頑張るから!」

JK「ゾゾゾ、ゾディアーツです!」


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:34:28.35 ID:FIF9Dnns0
リブラ「来たかフォーゼ」

フォーゼ「触覚野郎!タイマン張らせてもらうぜ!!」ドカァ!

リブラ「くっ!小賢しい!」

フォーゼ「がはっ!」

ユウキ「弦ちゃん!?」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:36:33.92 ID:FIF9Dnns0
ユウキ「弦ちゃんを助けなきゃ…早く…弦ちゃんを……」

ピカー

ユウキ「千年…スイッチが?」

バシュウ

闇ユウキ「ククク…」ドン☆

リブラ「?
城島ユウキ…?」

闇ユウキ「さぁ…ゲームの時間だ」


ネタ切れです、終わります


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:38:05.45 ID:n4bDoZOl0

一発ネタかとおもったらちょっと面白かったぞ


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:38:35.71 ID:EXXedvKg0
なんという放り投げEND


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 23:44:08.04 ID:RbqNPbgo0

面白かったぞ


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