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照「……母さん?」霞「あ、照……」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 01:45:04.96 ID:2SXTR0Ou0
照「やっぱり母さんだ。なにしてるのこんなところで!」

霞「いや~、それはその……」

照「一週間帰省するって言ってなかったけ? それがなんで永水の大将やってるの!」

霞「帰省してたのは本当よ? でも親戚の子達がインターハイに出るっていうから……」

照「自分も出たくなったと?」

霞「……はい」

照「歳を考えなさいよ! 歳を!!」

霞「石戸霞17歳です!」

照「おいおい……ってアンタはアラフォーだろ!」


思いつきで立ててしまった
即興で書くからペースは遅くなると思いますので悪しからず




5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 02:02:33.24 ID:2SXTR0Ou0
照「大体なにさ、石戸って。なんで旧姓名乗ってるの?」

霞「言ったでしょ? 親戚の子達がインターハイに出るって。だから私も旧姓にしてみたの」

照「理由になってない……ん? 親戚?」

霞「ええ、親戚よ」

照「えーと、永水の人達が?」

霞「そうよ」

照「神代小蒔も? 薄墨初美も?」

霞「そう言ってるじゃない、変な子ねえ」

照「……私、そんな話し一度も聞いた事ない」

霞「あれ? 覚えてない? 昔帰省に貴女と咲を連れてった事もあったと思うけど」

照「全然覚えてないんだけど、何歳の時の話し?」

霞「えーと、咲が生まれた報告をしに行った時だから……照は二歳ね」

照「覚えてるワケないでしょ!」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 02:12:43.49 ID:2SXTR0Ou0
照「それ以前に、永水の人達はなんか言ってないの?」

霞「全面的に受け入れてくれてるわよ?」

照「なぜだ……ん? 誰か来た?」

小蒔「あ、おばさま探しました……よ……あ、しまった」

霞「いいのよ小蒔ちゃん。照にはもうバレちゃったから」

小蒔「あ、そうなんですか」

照「え~と、神代さん? 一つお聞きしてもよろしいでしょうか?」

小蒔「はい、なんでしょう?」

照「母を受け入れてくださっているというのは本当でしょうか?」

小蒔「もちろんですよ」ニッコリ

照(なぜ疑問を持ってくれないんだ!)


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 02:25:16.50 ID:2SXTR0Ou0
照「と、兎に角、もうこんなバカげた事はやめてよ? 永水も二回戦で負けたんだし」

霞「え~」

照「え~、じゃないよ! 久しぶり過ぎて咲は母さんだって気が付かなかったみたいだけど、こんな事が他にバレたらどうなる事か……」

霞「いいじゃない少しくらい青春したって。ねえ、小蒔ちゃん?」

小蒔「はい。大会中のおばさまは本当の高校生より青春してました」

照「青春なら他の方法でも楽しめるでしょ! わざわざ高校生だなんて……」

小蒔「まあまあ照さん、少しは多めに見てあげてはくださいませんか?」

照「神代さん?」

小蒔「おばさまは16歳で貴女を産んで、ほとんど高校生活を楽しめていないのです」

照「あ……」

霞「……」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 02:38:02.80 ID:2SXTR0Ou0
小蒔「別に照さんを責めてるワケではありません。そもそも照さんにどうこうできた話しではありませんし……」

小蒔「ですが、少しぐらいはおばさまのワガママを聞いてあげてもいいのではありませんか?」

照「……」

霞「いいのよ小蒔ちゃん。私のワガママが過ぎたのは事実だから」

小蒔「おばさま……」

霞「短い間だったけど、一緒に青春できて楽しかったわ小蒔ちゃん」

霞「でも魔法はいつか解けるものよ。高校生から母親に戻る時間がきたわ」

小蒔「……おばさま」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 02:43:10.73 ID:2SXTR0Ou0
霞「照、ごめんなさいね。母さんがバカだったわ。これからはこんな事はしないわ」

照「……にちだけ」

霞「え?」

照「あと一日だけなら、高校生でいても……いい」

霞「照……」

照「私のせいで高校生活を犠牲にさせてしまったのは、事実だから……」

霞「……ありがとう」ギュッ

照「でも一つだけ条件がある」

霞「なに? 母さん……ううん、今の私ならなんでも聞いちゃうわよ?」

照「簡単な事。咲に教えに行こう」

霞「え、それはちょっと……」

照「対局した相手に挨拶しに行くだけですよ、霞さん」ニッコリ

霞「はい……」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 02:52:31.92 ID:2SXTR0Ou0
~清澄高校 控え室~
コンコン

照「失礼します」ガチャ

霞「……します」

咲「え? お姉ちゃん!? それに永水の大将さん……」

照「咲一人だけ?」

咲「そ、そうだけど……」

照「なら都合がいい。ほら」

霞「……」

咲「え~と、石戸霞さん?」

照「名前、覚えてたんだ」

咲「それはそうだよ。お姉ちゃんだってすぐ覚えられるでしょ?」

咲「『霞』ってお母さんと同じ名前だし、『石戸』ってたしかお母さんの旧姓だし、顔だってどことなく……お母さんに……あれ?」

照「気が付いた?」

咲「お母さんッ!?」

霞「……はい」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 03:01:04.93 ID:2SXTR0Ou0
咲「え? だってさっき対局してたし、あれ? インターハイだし、ん? 高校生選抜だよね? どういう事ッ!?」

照「よかった。咲も驚いてくれて」

咲「よくないよ! どういう事なのお姉ちゃん!? なに、ドッキリ? インハイを利用した壮大なドッキリなの!?」

霞「さ、咲、落ち着いて」

咲「落ち着けないよ! 説明してよ!!」

照「カクカクシカジカ」

霞「判ってくれた?」

咲「……納得いかない」

照「まあ、普通はそうだよね」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 03:09:06.94 ID:2SXTR0Ou0
咲「取り合えず、私のお願いも一つ聞いてもらうよ」

霞「な、なに? お父さんに会いに行こうって言のならダメよ?」

咲「……チッ」ボソ

霞「な、なにか言った?」

咲「なんでもないよ。私のお願いは……そうだなぁ、三人で買い物に行くっていうのはどう?」

霞「あらいいわね。ね、照?」

照「うん。三人で買い物なんて久しぶり」

咲「お姉ちゃん、判ってるよね?」ヒソヒソ

照「お姉ちゃんに任せておけ」ヒソヒソ

霞「?」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 03:26:46.88 ID:2SXTR0Ou0
咲「さあ、さっそく街に繰り出しましょう、霞さん」

照「街案内は私がしますよ、霞さん」

霞「え? ああ、そういえば今日一日は高校生だったわね。ええ、行きましょうか、二人共」

~東京某所~

咲「すご~い。オシャレな服が一杯並んでる」

霞「本当、照もなかなかいいお店知っているのね」

照「喜んでもらえて私も嬉しいです。『霞さん』を連れてきた甲斐があるというものです」

霞「え?」

咲「これ、『霞さん』に似合うと思います!」フリフリイッパイノフク

霞「た、確かに可愛いと思うけど、私にはちょっと……」

照「大丈夫ですよ。『霞さん』にきっと似合いますから。だからほら、試着室行きましょう」

霞「え? ちょ、ちょっと! 貴女達これが目的だったのね!?」

咲「友達の服を見繕うなんて、実に高校生らしいじゃないですか」

照「そうですよ。私『霞さん』に似合いそうな可愛い服持って来ますね?」

霞「いやあああ!!」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 03:40:19.27 ID:2SXTR0Ou0
~一時間後~

霞「うぅ……もうお嫁に行けない……」

咲「ごめんごめん。少し調子に乗り過ぎちゃったよ」

照「でも本当に似合ってたよ?」

霞「……本当、調子のいい事ばっかり言っちゃって。母親にあんな服着せて恥ずかしくないの?」

照「高校生に混じってインハイに出てる時点で、ねえ?」

咲「うん」

霞「因果応報ですか、そうですか……」

咲「もう、そんなに落ち込まないでよ」

霞「だって~」

照「仕方ない。後で渡そうと思ってたけど……はいこれ」

霞「これって、さっきのお店の袋?」

咲「当然中身も入ってるよ」

霞「……貴女達」

照「たまには娘らしい事もしないと、ね?」


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 03:48:13.20 ID:2SXTR0Ou0
霞「ありがとう……」ギュッ

照「どういたしまして」ギュッ

咲「えへへ」ギュッ

霞「それでどんな服を買ってくれたの?」

照「それは帰ってからのお楽しみ」

咲「気に入ってくれればいいけど」

霞「娘達が選んでくれた物だもの、大切にするわ」

咲「絶対だよ?」

霞「ええ、絶対よ」

咲「……」ニヤリ


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 03:59:38.58 ID:2SXTR0Ou0
~夕方~

霞「あら、もうこんな時間? 楽しい時間は早いわね」

照「うん。久しぶりに咲にも会えたし」

咲「私もだよ! でももう帰らないと。先輩達も心配するし」

照「私も、宿泊してるホテルに戻らないと」

霞「今日ぐらい家に寄って行けばいいのに……」

咲「インハイが終わったら必ず行くよ」

霞「ええ。待っているわ」

咲「その時にはさっきプレゼントした服、着てみせてね?」

霞「もちろんよ」

咲「約束だよ。それじゃあ私は行くね」

照「私も」

霞「……いってらっしゃい」

咲&照「いってきます」

カン!


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 04:03:28.72 ID:2SXTR0Ou0
思いつき、即興で書いたので短いですし、中身もありませんでしたね
でもこういうネタは一回やってみたかったのです
それと一応プレゼントの中身は……


~プレゼントの中身~

霞「照と咲はどんな服を買ってくれたのかしら?」

巫女服

霞「」

おわり


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 04:06:28.73 ID:M4lmFNCs0
おつおつ
やはり霞さんは只者ではなかったな


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/02(木) 04:13:12.95 ID:7RmIzKSR0
乙乙





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  1. 2012/08/12(日) 01:32:44

    お母さんはあんなに立派なモノをお持ちだというのにどうして姉妹は……


  2.    2012/08/12(日) 04:25:37

    隔世遺伝じゃ!隔世遺伝の仕業じゃ!


  3.   2012/08/12(日) 10:46:35

    霞さんが実は17歳じゃないみたいな設定はやめろって言ってるだろ!いい加減にしろ!


  4. 2012/08/14(火) 17:27:59

    予想外に良い話だった・・・


    >>1
    子供の分も自分で吸い取ったんじゃね?


  5. 2012/10/04(木) 07:06:02

    おもちが・・・DNAさん仕事して下さい


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