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フナQ「媚薬を手に入れた」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:09:27.93 ID:ThHvYkLP0
- 代行:vSMm0npf0
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:11:59.28 ID:vSMm0npf0
- フナQ「って言うても本物か分からんし」
フナQ「自分で確認するんも嫌やしな」
フナQ「……実験台探すか」
フナQ「取りあえず江口先輩やな」
フナQ「あの人ならまあ死にはせんやろ」
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:13:05.57 ID:8uMp3gqu0
- ほほう
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:13:18.24 ID:vSMm0npf0
- 部活
フナQ(先輩の飲み物に混ぜればええか)
フナQ(えーっと、飲み物百グラムに対して三滴……)
フナQ(面倒やなこれ)
フナQ(でもここで効果出ても困るし、先輩のは推定300……三滴にしとこ)ポチャン
泉「先輩、何してはるんですか?」 - 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:14:34.34 ID:vSMm0npf0
-
フナQ「実験や」
泉「実験?」
フナQ「これ超強力な栄養ドリンクやねん」
泉「へえ。それにしてはえらい小さいですね」
フナQ「貴重やからな。どんくらい強力か見たくて」
泉「黙って入れてええんですか?」
フナQ「どうせ気づかんやろ」 - 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:15:46.60 ID:vSMm0npf0
-
セーラ「あー、あっつー」
泉「あっ」
セーラ「……何や人の飲み物ジロジロ」
フナQ「ちっ」
セーラ「さてはお前ら何か入れたな?」
フナQ「何でもございませんよ」
セーラ「……まあ不味くならなければええけど」 - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:17:30.21 ID:vSMm0npf0
- セーラ「もっと冷房強くするべきやろー。茹で蛸になるわ」ゴクゴク
フナQ(よし!)
セーラ「竜華ぁー、冷房ー!」
竜華「あんたはまず学ラン脱いでからや!
」
竜華「っと浩子ー」
フナQ「はい?」
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:19:41.05 ID:vSMm0npf0
-
竜華「ちょっとこの牌譜なんやけど……」
フナQ「はいはい」
フナQ(経過観察が見れへんのは残念やけど……)
フナQ(即効性では無いしまあええか)
フナQ「ちょっとこれ鞄に戻しといてくれへん?」
泉「あ、はい」 - 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:21:02.88 ID:vSMm0npf0
-
フナQ「……飲んでもええで」
泉「うち栄養ドリンクは飲まないんでー」
泉「えーっと、船久保先輩の鞄……」
怜「何探してんの?」
泉「あれ、先輩今日遅かったですね」
怜「掃除当番やったから……で?」 - 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:25:03.52 ID:vSMm0npf0
- 泉「船久保先輩にこれ鞄に入れといて欲しいって言われたんですよ」
怜「何その瓶」
泉「栄養ドリンクだとか」
怜「へー」
泉「飲みます?」
怜「何か怪しいやん」 - 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:27:48.32 ID:vSMm0npf0
- 泉「でも江口先輩は飲んでたので大丈夫とは思いますよ」
怜「……セーラが先に毒味したんなら平気やな」
怜「夏入って何か私夏バテ気味やし、ちょっとあやかろうかな」
泉「どうぞ」
怜「んー」ゴクッ
怜「……」 - 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:28:49.27 ID:NZpMe55Y0
- 飲み物100gに対して三滴の媚薬をゴクリといったー
- 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:29:09.58 ID:TalDOmaDP
- 三滴で充分なのに……
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:29:39.69 ID:vSMm0npf0
-
泉「先輩?」
怜「めっちゃ濃い。何やこれ」
怜「セーラよく平気やったな」
泉「あー、そういえばお茶に混ぜてたかも」
怜「原液みたいな感じ?うわー、効き目ありそうやな」
泉「効き目あるならええんじゃないですか?」
怜「まあそやな」 - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:32:31.40 ID:vSMm0npf0
-
フナQ(摂取して二時間……)チラッ
セーラ「ほれローン!」
フナQ(変化無し……薄くしすぎたか……)
セーラ「あー……暑い!竜華ー!」
竜華「もう十分冷房効いとるで?うち鳥肌立ってきたし」
セーラ「せやかて暑いねん」
竜華「うちわで扇いどき」 - 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:35:15.16 ID:vSMm0npf0
- セーラ「冷たいなー、扇いでくれへんのかい」
竜華「甘えや」
セーラ「怜はいつも扇いでやっとるやん」
竜華「怜と超健康優良児のあんたを比較するんが間違っとるわ。なー怜ー?」
怜「……うん、そやな」
セーラ「何や何や俺やって繊細なんやでー!」
竜華「えー?」 - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:38:11.84 ID:vSMm0npf0
- フナQ(強いて言うなら暑さを感じるくらいか……)
フナQ(ま、あの薄さならこんなもんか)
怜(めっちゃ体熱い……)
怜(熱出てもうたかな……最近は調子良かったんやけど……)
怜(せやけど……何かザワザワする……) - 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:44:01.34 ID:vSMm0npf0
- 竜華「怜?」
怜「……」
竜華「怜ー?」
怜「……何?」
竜華「めっちゃ顔赤いけど、大丈夫?」ピトッ
怜「……」 - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:47:24.16 ID:vSMm0npf0
- 竜華「……めちゃくちゃ熱出てへん?」
怜「そやな……」
竜華「そやな、やないから!」
竜華「何で体調悪いんの黙ってるんや!」
セーラ「怜熱出したんかー?」 - 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:49:12.91 ID:vSMm0npf0
- 竜華「冷房とかで体壊したんかな……、怜立てる?」
怜「ん」フラフラ
竜華「ちょ……あかんなこれ」
竜華「セーラ部長代理よろしくな。うち怜を家に送るわ」
セーラ「おー怜お大事になー」 - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:51:40.82 ID:vSMm0npf0
- 泉「夏風邪ですかね」
フナQ「夏は体調崩しやすいからな」
泉「部屋と外との温度差激しいですしね」
フナQ「園城寺先輩やなくてもみんな体調崩しそうや」
セーラ「そうかー?」
フナQ「あ、江口先輩はカウントしてないんで」
セーラ「なんやとー!」 - 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:54:29.15 ID:vSMm0npf0
- 竜華「怜、ほんまに大丈夫?」
怜「うん……」
竜華「家やなくて病院行く?」
怜「……平気……」
竜華「……」
竜華(さっきより明らかに悪化しとる……)
竜華「もうちょいかかるから、辛抱やで」
怜「うん……」 - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:57:19.97 ID:vSMm0npf0
- 竜華「着いたでー」
怜「はぁ……はぁ……」
竜華(このまま怜1人にするんは危ないな……)
竜華「怜、鍵借りるで」
怜「うん」 - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:59:20.53 ID:vSMm0npf0
- 竜華「気持ち悪いとかダルいとかない?」
怜「平気……何かボーっとする……」
竜華「まだ初期なんかな……」
竜華「とりあえずうちは怜のお母さんが帰ってくるまで傍におるから」
怜「ごめんな」
竜華「ええよ別に。……濡れタオルとか持ってくるわ」
- 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:01:43.95 ID:vSMm0npf0
- 怜「……」
怜(熱やないな……これ……)
怜(何もしてへんのにゾクゾクする……)
怜(何か肌も過敏になってる気ぃするし……)
竜華「タオル持ってきたでー」
怜「ありがとう」 - 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:04:01.16 ID:vSMm0npf0
- 竜華「あとはベッドで絶対安静やけど……、その前に着替えたほうがええな」
竜華「パジャマどこ?」
怜「あっち」
竜華「んー?あ、これか。はい」
竜華「何なら外出るけど」
怜「別にそんなんしなくてええよ」
竜華「そう?」 - 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:08:31.80 ID:vSMm0npf0
- 怜「」モソモソ
怜「……っ」ビクッ
竜華「怜?」
怜「何でもないっ」
竜華「そやったらええけど」
怜(服…擦れる……) - 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:12:03.76 ID:vSMm0npf0
- 竜華「……」
竜華「あ、体拭かんと」
怜「えっ?」
竜華「汗かいとるやろ?その体でシャワーは危ないやろうし」
竜華「拭いたるわ」
怜「い、いい!自分でやる!」
竜華「ええやんいつも拭いとるんやし」 - 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:14:46.65 ID:vSMm0npf0
- 怜「今日はいい!」
竜華「ほらベッド座って。服めくるでー」
怜(あかん)
竜華「ちょう冷たいかもしれんよー」ピトッ
怜「ひゃぅっ」ビクッ
竜華「あ、冷たかった?」
怜「へ、平気」
竜華「そう?」 - 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:19:41.49 ID:vSMm0npf0
- 怜「んっ……ふっ……」
竜華「……」
怜「ぁっ」
竜華「……」
竜華(怜ってこんな色っぽかったっけ)
竜華「背中拭くで」 - 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:23:20.56 ID:vSMm0npf0
-
怜「っ」ギューッ
竜華「と、怜?どうしたん急に抱きついてきて」
怜「も、さっさと拭いて……っ」
竜華「う、うん」
怜(声抑えられへん……)ゾクゾク
怜「ぁ……やっ……」ギューッ
竜華(あかん) - 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:26:08.75 ID:vSMm0npf0
- 竜華(いけない事してる気分になってきた)
竜華(って何考えとるんや!)
竜華(怜は病気で苦しんどるんやで!)
竜華「お、終わったでー」
怜「はぁ……はぁ……」
竜華(なんなんマジで何でこんな色っぽいんや) - 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:28:31.09 ID:vSMm0npf0
-
竜華「はい布団入って」
怜「んっ……」
竜華「絶対安静やからな?」
怜「うん……」
竜華「じゃっ、うちタオル替えてくるからな」
- 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:30:46.20 ID:vSMm0npf0
- フナQ「先輩大丈夫ですかねー」
セーラ「竜華がついとるから平気やろ」
泉「ほんと急に体調悪くなりましたね」
セーラ「夏バテやろ?俺も何かいつもと比べて調子悪いし」
泉「栄養ドリンクも飲んでたのに……」
フナQ「……栄養ドリンク?」 - 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:33:44.03 ID:vSMm0npf0
- 泉「船久保の持ってたやつです」
セーラ「お前のドリンクのせいじゃねー?」
泉「体調壊す栄養ドリンクなんて聞いたことないですよ」
フナQ「……先輩どのくらい飲んでた?」
泉「一口だけですよ」
- 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:34:30.96 ID:vSMm0npf0
-
フナQ(あかん)
フナQ「あー」
セーラ「なに?」
フナQ「ちょっと席外します」
泉「どうしたんですか?」
フナQ「ちょーっと野暮用で」
フナQ「……非常にまずい」
フナQ「間に合うか分からんけど先輩に電話しとこ」 - 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:36:55.50 ID:vSMm0npf0
- 怜「はぁ……ほんまなんなんこれ……」
怜(さっきの竜華のせいでさっきより体熱いし何か疼くし)
怜(別に何ともないのに涙出てきたし……)
怜(考えたないけど、これ……)
竜華「怜のお母さんいつ帰ってくるんやろ」
携帯「ブーブー」
竜華「浩子から?……もしもしー」 - 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:38:28.09 ID:vSMm0npf0
- フナQ「もしもし?園城寺先輩の調子はどない?」
竜華「あー、学校居た時より悪化しとるみたい。早退して正解やな」
フナQ「先輩、園城寺先輩の家おります?」
竜華「あんな怜1人にしておけへんやん」
フナQ「そうですか……」
竜華「何?部活で何かあった?」
フナQ「そういうんやなくて」 - 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:41:06.61 ID:vSMm0npf0
- フナQ「園城寺先輩のあれは体調不良やないというか……」
竜華「体調不良やない?どゆこと?」
フナQ「健康体ではないけど、病気なわけでもくて……」
竜華「何?」
フナQ「発情といいますか……」
竜華「は?」 - 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:42:31.98 ID:vSMm0npf0
- フナQ「先輩、私の持ってきた媚薬飲んでもうたみたいで」
竜華「……あんた何てもん持ってきとるんや」
フナQ「まあ、それで飲んだ量があれというか」
フナQ「適量ならちょっとそんな気分とかそんなんで済むんですけども」
竜華「……分かった言わんといて」
フナQ「で、あれ遅効性なんですよ。だからこれから本格的に効いてくるというか」
竜華「あれより悪くなるん!?」 - 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:45:39.76 ID:vSMm0npf0
- フナQ「先輩が今どのくらいか知らんけど、まあそうなります」
竜華「いつ治るんや」
フナQ「発情が治まれば」
竜華「どうすれば治まるん?」
フナQ「……」
竜華「……」 - 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:48:00.84 ID:vSMm0npf0
- フナQ「発情が治まれば治まりますよ」
竜華「いや……せやからな、」
フナQ「ほな、あんま長い時間席外せないんで」
竜華「ちょっ、待って浩っ」
ブツッ……ツーッ……ツーッ…
竜華「……」
竜華「ど、どうしよう」
- 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:49:11.02 ID:vSMm0npf0
- 竜華(さっきのは発情しとったんか?)
竜華(で、でもそう言われても、うちにはどうしようもないやん……)
竜華(……恋人とかやったらまだあれやけど、そんなんやないし……)
竜華(……帰る?)
竜華(でもあんな状態をおかんに見られる……ってうちなら死にたくなるし)
竜華「って二十分くらいここでモタモタしとるな。取り敢えず怜んとこ戻ろっ」
- 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:50:51.14 ID:vSMm0npf0
- 怜「……はぁ……」
竜華「と、怜?調子は?」
怜「体火照ってて寝れへん……」
怜(どんどん酷くなってる気がする……)
竜華「そ、そっか」
竜華(目ぇ潤んでるやん……)
竜華(さっきのは全部熱のせいやと思ってたけど、違う思ったらなんかザワザワしてきた)ソワソワ
- 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:52:08.21 ID:vSMm0npf0
- 竜華(ってうちが発情してどないすんねん!これは怜を裏切ることやで!)
怜「はぁ……」
竜華「」ビクッ
竜華(ど、どどどどどどないしよ)
竜華(怜に事情説明して……してどうするんや)
怜「……」
- 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:54:04.83 ID:vSMm0npf0
-
竜華「……」
怜「……なあ竜華」
竜華「な、何?」
怜「何かいつもと違うねん……」
竜華「ん?」
怜「も、もしかしたら私、また新しい病気になってもうたとか、そんなん……」
竜華「そ、そんな訳ないやん!」 - 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:55:26.83 ID:vSMm0npf0
- 怜「せやけど、私何か体変やし……っ」ポロポロ
竜華「泣かんといて、怜……」
竜華「怜のは病気とかやないって。すぐ治まるよ」
怜「そんなん分からんやん……」グスッ
竜華「怜……」
竜華(あかん怜が不安になっとる) - 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:57:34.86 ID:vSMm0npf0
- 竜華(で、でも……)
怜「……っ怖い……」
怜「またみんなと居られへんようになったら、どないしよ……竜華ぁ……」グスッ
竜華「……」
竜華(あああああもう!)
竜華(これで怜に嫌われたら浩子のせいやからなー!)
- 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:00:29.95 ID:vSMm0npf0
-
竜華「怜……」ギュゥッ
怜「竜華……?」
竜華「大丈夫やから、な?」
怜「大丈夫って、でも、体おかしいしっ……」
竜華「これは夢やねん」
怜「え?」 - 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:01:23.08 ID:vSMm0npf0
-
竜華「せやからな、怜は夢見とるんや」
竜華「起きたらまたいつもと一緒やで」
怜「でも……」
竜華「でもは無し。……これからのは全部夢や。ええな?」
怜「う、うん……」
- 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:03:20.10 ID:vSMm0npf0
- 竜華(もう後には退けん……)
竜華(どうにでもなれええええ!)
竜華「怜」
怜「竜華?……んっ」
怜「な、何?何で今キス……」
竜華「うん、ごめんな怜」 - 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:06:17.11 ID:vSMm0npf0
-
竜華「怜の体治す方法、1つだけあるんよ」
怜「なに?」
竜華「内緒」
怜「内緒?……な、何で服脱がすんっ」
竜華「なんでかなぁ」
怜「なっ、ちょっ、ふぁっ」
竜華「下着、外すからな」 - 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:08:07.50 ID:vSMm0npf0
- 怜「な、い、いや、いやや!」ジタバタ
竜華「……」ピタッ
竜華「何で?」
怜「なんでって……こ、こういうんは友達同士じゃ……」
竜華「うちは怜のことただの友達とは思ってへんよ」
怜「えっ」
竜華「好きやで怜。もちろんラブのほうで」
- 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:10:07.45 ID:vSMm0npf0
-
怜「……」
竜華(こんな形で告白とか私ほんまアホやな)
怜「……わ、私も……」
怜「竜華のことが、好き……」
竜華「うん、怜……」 - 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:11:56.80 ID:vSMm0npf0
- ーーーーーーーーー
怜「んっ……ぁっ……」
竜華「怜、声出してええよ?」
怜「やっ……はずか、し……」
竜華「そう?」
怜「ーーっ!やっ、あっ、くぅっ……」ギューッ
竜華「強情やなぁ……」
- 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:13:56.46 ID:vSMm0npf0
- ーーーーーーー
竜華「怜、痛ない?」
怜「ぅ、ん……っ」
竜華「もっと気持ちよくしたるからな……」
怜「ぁっ……りゅっ、かぁ……」
ーーーーー
怜「っふ、ああっ、ゃっ、もっ……」
竜華「イきそう?」
怜「もっ、おかしっ、なるっ、」
竜華「おかしくなったらええんや……」
怜「ぁ、んっ、っ、ふっ、ーーーっ!」
ーーーーーーーー - 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:16:16.75 ID:vSMm0npf0
-
怜「…………」
怜「私……」
竜華「あ、怜大丈夫?」
怜「……竜華、さっきの」
竜華「……あ、あれは夢やで怜」
怜「何で竜華が夢とか言うてんの」
竜華「い、いやー……その、なぁ?」 - 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:18:52.54 ID:vSMm0npf0
- 怜「……」
竜華「……」
竜華「申し訳ありませんでしたあああ」ガバッ
怜「何でこんなことしたん」
竜華「そ、そのぅ、怜の体なんやけども……」
怜「体?そういえば調子戻っとるわ……」
竜華「人為的なものというか……媚薬をな……?」
怜「は?」 - 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:21:16.78 ID:vSMm0npf0
- 怜「竜華、私に媚薬盛ったんか」
竜華「ちゃうし!ただ、さっき浩子から電話来て知らされて……」
怜「何でフナQ?」
竜華「怜が何か部活中に媚薬飲んだって」
怜「……、あー、あの変な栄養ドリンクか」
竜華「怜が調子悪くなったのそれのせいやないかって……」
怜「うん、まぁ、それのせいだったみたいやな」 - 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:24:53.56 ID:vSMm0npf0
- 竜華「それでうちどうすればええか分からんうちに、怜泣き出して……それで……」
怜「……」
怜「それは分かった」
怜「夢って言ったのは?」
竜華「ほ、保険的な?」
竜華「怜がうちのこと好きじゃなかった時は、その、夢で押し通そうって……」
怜「……はぁ」 - 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:28:21.04 ID:vSMm0npf0
- 竜華「ご、ごめんな?」
怜「じゃあ私は竜華のことが好き言うたけど」
怜「うちらの関係はどうなるん?」
竜華「あ、あのー……」
竜華「怜が良いなら……こ、恋人になりたいなー?」
怜「……」
竜華「え、あれ、嫌?」
怜「私の初めて奪ったんやから」
怜「一生責任取ってな?」
竜華「!」
竜華「うん!」
完 - 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:28:58.25 ID:vSMm0npf0
- 最初はギャグのつもりだったんですけども何故こうなったのか
- 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:32:40.35 ID:/+DsAkF50
- ええやん!乙やで!
- 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:37:29.06 ID:kzuUCno8O
- 乙!乙!
怜と竜華可愛いよ - 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:42:53.38 ID:tCCcG9oV0
- 乙です!

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