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フナQ「媚薬を手に入れた」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:09:27.93 ID:ThHvYkLP0
代行:vSMm0npf0



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:11:59.28 ID:vSMm0npf0
フナQ「って言うても本物か分からんし」

フナQ「自分で確認するんも嫌やしな」

フナQ「……実験台探すか」

フナQ「取りあえず江口先輩やな」

フナQ「あの人ならまあ死にはせんやろ」




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:13:05.57 ID:8uMp3gqu0
ほほう


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:13:18.24 ID:vSMm0npf0
部活

フナQ(先輩の飲み物に混ぜればええか)

フナQ(えーっと、飲み物百グラムに対して三滴……)

フナQ(面倒やなこれ)

フナQ(でもここで効果出ても困るし、先輩のは推定300……三滴にしとこ)ポチャン

泉「先輩、何してはるんですか?」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:14:34.34 ID:vSMm0npf0


フナQ「実験や」

泉「実験?」

フナQ「これ超強力な栄養ドリンクやねん」

泉「へえ。それにしてはえらい小さいですね」

フナQ「貴重やからな。どんくらい強力か見たくて」

泉「黙って入れてええんですか?」

フナQ「どうせ気づかんやろ」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:15:46.60 ID:vSMm0npf0

セーラ「あー、あっつー」

泉「あっ」


セーラ「……何や人の飲み物ジロジロ」

フナQ「ちっ」

セーラ「さてはお前ら何か入れたな?」

フナQ「何でもございませんよ」

セーラ「……まあ不味くならなければええけど」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:17:30.21 ID:vSMm0npf0
セーラ「もっと冷房強くするべきやろー。茹で蛸になるわ」ゴクゴク

フナQ(よし!)

セーラ「竜華ぁー、冷房ー!」

竜華「あんたはまず学ラン脱いでからや!


竜華「っと浩子ー」

フナQ「はい?」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:19:41.05 ID:vSMm0npf0

竜華「ちょっとこの牌譜なんやけど……」

フナQ「はいはい」

フナQ(経過観察が見れへんのは残念やけど……)

フナQ(即効性では無いしまあええか)

フナQ「ちょっとこれ鞄に戻しといてくれへん?」

泉「あ、はい」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:21:02.88 ID:vSMm0npf0

フナQ「……飲んでもええで」

泉「うち栄養ドリンクは飲まないんでー」



泉「えーっと、船久保先輩の鞄……」

怜「何探してんの?」

泉「あれ、先輩今日遅かったですね」

怜「掃除当番やったから……で?」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:25:03.52 ID:vSMm0npf0
泉「船久保先輩にこれ鞄に入れといて欲しいって言われたんですよ」

怜「何その瓶」

泉「栄養ドリンクだとか」

怜「へー」

泉「飲みます?」

怜「何か怪しいやん」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:27:48.32 ID:vSMm0npf0
泉「でも江口先輩は飲んでたので大丈夫とは思いますよ」

怜「……セーラが先に毒味したんなら平気やな」

怜「夏入って何か私夏バテ気味やし、ちょっとあやかろうかな」

泉「どうぞ」

怜「んー」ゴクッ

怜「……」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:28:49.27 ID:NZpMe55Y0
飲み物100gに対して三滴の媚薬をゴクリといったー


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:29:09.58 ID:TalDOmaDP
三滴で充分なのに……


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:29:39.69 ID:vSMm0npf0

泉「先輩?」

怜「めっちゃ濃い。何やこれ」

怜「セーラよく平気やったな」

泉「あー、そういえばお茶に混ぜてたかも」
怜「原液みたいな感じ?うわー、効き目ありそうやな」

泉「効き目あるならええんじゃないですか?」

怜「まあそやな」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:32:31.40 ID:vSMm0npf0

フナQ(摂取して二時間……)チラッ

セーラ「ほれローン!」

フナQ(変化無し……薄くしすぎたか……)

セーラ「あー……暑い!竜華ー!」

竜華「もう十分冷房効いとるで?うち鳥肌立ってきたし」

セーラ「せやかて暑いねん」

竜華「うちわで扇いどき」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:35:15.16 ID:vSMm0npf0
セーラ「冷たいなー、扇いでくれへんのかい」

竜華「甘えや」

セーラ「怜はいつも扇いでやっとるやん」

竜華「怜と超健康優良児のあんたを比較するんが間違っとるわ。なー怜ー?」

怜「……うん、そやな」

セーラ「何や何や俺やって繊細なんやでー!」

竜華「えー?」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:38:11.84 ID:vSMm0npf0
フナQ(強いて言うなら暑さを感じるくらいか……)

フナQ(ま、あの薄さならこんなもんか)



怜(めっちゃ体熱い……)

怜(熱出てもうたかな……最近は調子良かったんやけど……)

怜(せやけど……何かザワザワする……)


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:44:01.34 ID:vSMm0npf0
竜華「怜?」

怜「……」

竜華「怜ー?」

怜「……何?」

竜華「めっちゃ顔赤いけど、大丈夫?」ピトッ

怜「……」


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:47:24.16 ID:vSMm0npf0
竜華「……めちゃくちゃ熱出てへん?」

怜「そやな……」

竜華「そやな、やないから!」

竜華「何で体調悪いんの黙ってるんや!」

セーラ「怜熱出したんかー?」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:49:12.91 ID:vSMm0npf0
竜華「冷房とかで体壊したんかな……、怜立てる?」

怜「ん」フラフラ

竜華「ちょ……あかんなこれ」

竜華「セーラ部長代理よろしくな。うち怜を家に送るわ」

セーラ「おー怜お大事になー」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:51:40.82 ID:vSMm0npf0
泉「夏風邪ですかね」

フナQ「夏は体調崩しやすいからな」

泉「部屋と外との温度差激しいですしね」

フナQ「園城寺先輩やなくてもみんな体調崩しそうや」

セーラ「そうかー?」

フナQ「あ、江口先輩はカウントしてないんで」

セーラ「なんやとー!」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:54:29.15 ID:vSMm0npf0
竜華「怜、ほんまに大丈夫?」

怜「うん……」

竜華「家やなくて病院行く?」

怜「……平気……」

竜華「……」

竜華(さっきより明らかに悪化しとる……)

竜華「もうちょいかかるから、辛抱やで」

怜「うん……」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:57:19.97 ID:vSMm0npf0
竜華「着いたでー」

怜「はぁ……はぁ……」

竜華(このまま怜1人にするんは危ないな……)

竜華「怜、鍵借りるで」

怜「うん」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 20:59:20.53 ID:vSMm0npf0
竜華「気持ち悪いとかダルいとかない?」

怜「平気……何かボーっとする……」

竜華「まだ初期なんかな……」

竜華「とりあえずうちは怜のお母さんが帰ってくるまで傍におるから」

怜「ごめんな」

竜華「ええよ別に。……濡れタオルとか持ってくるわ」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:01:43.95 ID:vSMm0npf0
怜「……」

怜(熱やないな……これ……)

怜(何もしてへんのにゾクゾクする……)

怜(何か肌も過敏になってる気ぃするし……)

竜華「タオル持ってきたでー」

怜「ありがとう」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:04:01.16 ID:vSMm0npf0
竜華「あとはベッドで絶対安静やけど……、その前に着替えたほうがええな」

竜華「パジャマどこ?」

怜「あっち」

竜華「んー?あ、これか。はい」

竜華「何なら外出るけど」

怜「別にそんなんしなくてええよ」

竜華「そう?」


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:08:31.80 ID:vSMm0npf0
怜「」モソモソ

怜「……っ」ビクッ

竜華「怜?」

怜「何でもないっ」

竜華「そやったらええけど」

怜(服…擦れる……)


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:12:03.76 ID:vSMm0npf0
竜華「……」

竜華「あ、体拭かんと」

怜「えっ?」

竜華「汗かいとるやろ?その体でシャワーは危ないやろうし」

竜華「拭いたるわ」

怜「い、いい!自分でやる!」

竜華「ええやんいつも拭いとるんやし」


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:14:46.65 ID:vSMm0npf0
怜「今日はいい!」

竜華「ほらベッド座って。服めくるでー」

怜(あかん)

竜華「ちょう冷たいかもしれんよー」ピトッ

怜「ひゃぅっ」ビクッ

竜華「あ、冷たかった?」

怜「へ、平気」

竜華「そう?」


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:19:41.49 ID:vSMm0npf0
怜「んっ……ふっ……」

竜華「……」

怜「ぁっ」

竜華「……」

竜華(怜ってこんな色っぽかったっけ)

竜華「背中拭くで」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:23:20.56 ID:vSMm0npf0

怜「っ」ギューッ

竜華「と、怜?どうしたん急に抱きついてきて」

怜「も、さっさと拭いて……っ」

竜華「う、うん」

怜(声抑えられへん……)ゾクゾク

怜「ぁ……やっ……」ギューッ

竜華(あかん)


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:26:08.75 ID:vSMm0npf0
竜華(いけない事してる気分になってきた)

竜華(って何考えとるんや!)

竜華(怜は病気で苦しんどるんやで!)

竜華「お、終わったでー」

怜「はぁ……はぁ……」

竜華(なんなんマジで何でこんな色っぽいんや)


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:28:31.09 ID:vSMm0npf0

竜華「はい布団入って」

怜「んっ……」

竜華「絶対安静やからな?」

怜「うん……」

竜華「じゃっ、うちタオル替えてくるからな」


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:30:46.20 ID:vSMm0npf0
フナQ「先輩大丈夫ですかねー」

セーラ「竜華がついとるから平気やろ」

泉「ほんと急に体調悪くなりましたね」

セーラ「夏バテやろ?俺も何かいつもと比べて調子悪いし」

泉「栄養ドリンクも飲んでたのに……」

フナQ「……栄養ドリンク?」


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:33:44.03 ID:vSMm0npf0
泉「船久保の持ってたやつです」

セーラ「お前のドリンクのせいじゃねー?」

泉「体調壊す栄養ドリンクなんて聞いたことないですよ」

フナQ「……先輩どのくらい飲んでた?」

泉「一口だけですよ」


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:34:30.96 ID:vSMm0npf0

フナQ(あかん)

フナQ「あー」

セーラ「なに?」

フナQ「ちょっと席外します」

泉「どうしたんですか?」

フナQ「ちょーっと野暮用で」





フナQ「……非常にまずい」

フナQ「間に合うか分からんけど先輩に電話しとこ」


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:36:55.50 ID:vSMm0npf0
怜「はぁ……ほんまなんなんこれ……」

怜(さっきの竜華のせいでさっきより体熱いし何か疼くし)

怜(別に何ともないのに涙出てきたし……)

怜(考えたないけど、これ……)




竜華「怜のお母さんいつ帰ってくるんやろ」

携帯「ブーブー」

竜華「浩子から?……もしもしー」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:38:28.09 ID:vSMm0npf0
フナQ「もしもし?園城寺先輩の調子はどない?」

竜華「あー、学校居た時より悪化しとるみたい。早退して正解やな」

フナQ「先輩、園城寺先輩の家おります?」

竜華「あんな怜1人にしておけへんやん」

フナQ「そうですか……」

竜華「何?部活で何かあった?」

フナQ「そういうんやなくて」


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:41:06.61 ID:vSMm0npf0
フナQ「園城寺先輩のあれは体調不良やないというか……」

竜華「体調不良やない?どゆこと?」

フナQ「健康体ではないけど、病気なわけでもくて……」

竜華「何?」

フナQ「発情といいますか……」

竜華「は?」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:42:31.98 ID:vSMm0npf0
フナQ「先輩、私の持ってきた媚薬飲んでもうたみたいで」

竜華「……あんた何てもん持ってきとるんや」

フナQ「まあ、それで飲んだ量があれというか」

フナQ「適量ならちょっとそんな気分とかそんなんで済むんですけども」

竜華「……分かった言わんといて」

フナQ「で、あれ遅効性なんですよ。だからこれから本格的に効いてくるというか」

竜華「あれより悪くなるん!?」


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:45:39.76 ID:vSMm0npf0
フナQ「先輩が今どのくらいか知らんけど、まあそうなります」

竜華「いつ治るんや」

フナQ「発情が治まれば」

竜華「どうすれば治まるん?」

フナQ「……」

竜華「……」


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:48:00.84 ID:vSMm0npf0
フナQ「発情が治まれば治まりますよ」

竜華「いや……せやからな、」

フナQ「ほな、あんま長い時間席外せないんで」

竜華「ちょっ、待って浩っ」

ブツッ……ツーッ……ツーッ…

竜華「……」

竜華「ど、どうしよう」


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:49:11.02 ID:vSMm0npf0
竜華(さっきのは発情しとったんか?)

竜華(で、でもそう言われても、うちにはどうしようもないやん……)

竜華(……恋人とかやったらまだあれやけど、そんなんやないし……)

竜華(……帰る?)

竜華(でもあんな状態をおかんに見られる……ってうちなら死にたくなるし)

竜華「って二十分くらいここでモタモタしとるな。取り敢えず怜んとこ戻ろっ」


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:50:51.14 ID:vSMm0npf0
怜「……はぁ……」

竜華「と、怜?調子は?」

怜「体火照ってて寝れへん……」

怜(どんどん酷くなってる気がする……)

竜華「そ、そっか」

竜華(目ぇ潤んでるやん……)

竜華(さっきのは全部熱のせいやと思ってたけど、違う思ったらなんかザワザワしてきた)ソワソワ


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:52:08.21 ID:vSMm0npf0
竜華(ってうちが発情してどないすんねん!これは怜を裏切ることやで!)

怜「はぁ……」

竜華「」ビクッ

竜華(ど、どどどどどどないしよ)

竜華(怜に事情説明して……してどうするんや)

怜「……」


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:54:04.83 ID:vSMm0npf0

竜華「……」

怜「……なあ竜華」

竜華「な、何?」

怜「何かいつもと違うねん……」

竜華「ん?」

怜「も、もしかしたら私、また新しい病気になってもうたとか、そんなん……」

竜華「そ、そんな訳ないやん!」


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:55:26.83 ID:vSMm0npf0
怜「せやけど、私何か体変やし……っ」ポロポロ

竜華「泣かんといて、怜……」

竜華「怜のは病気とかやないって。すぐ治まるよ」

怜「そんなん分からんやん……」グスッ

竜華「怜……」

竜華(あかん怜が不安になっとる)


73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 21:57:34.86 ID:vSMm0npf0
竜華(で、でも……)

怜「……っ怖い……」

怜「またみんなと居られへんようになったら、どないしよ……竜華ぁ……」グスッ

竜華「……」

竜華(あああああもう!)

竜華(これで怜に嫌われたら浩子のせいやからなー!)


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:00:29.95 ID:vSMm0npf0

竜華「怜……」ギュゥッ

怜「竜華……?」

竜華「大丈夫やから、な?」

怜「大丈夫って、でも、体おかしいしっ……」

竜華「これは夢やねん」

怜「え?」


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:01:23.08 ID:vSMm0npf0


竜華「せやからな、怜は夢見とるんや」

竜華「起きたらまたいつもと一緒やで」 

怜「でも……」

竜華「でもは無し。……これからのは全部夢や。ええな?」

怜「う、うん……」



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:03:20.10 ID:vSMm0npf0
竜華(もう後には退けん……)

竜華(どうにでもなれええええ!)

竜華「怜」

怜「竜華?……んっ」




怜「な、何?何で今キス……」

竜華「うん、ごめんな怜」


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:06:17.11 ID:vSMm0npf0


竜華「怜の体治す方法、1つだけあるんよ」
怜「なに?」

竜華「内緒」

怜「内緒?……な、何で服脱がすんっ」

竜華「なんでかなぁ」

怜「なっ、ちょっ、ふぁっ」

竜華「下着、外すからな」


83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:08:07.50 ID:vSMm0npf0
怜「な、い、いや、いやや!」ジタバタ

竜華「……」ピタッ

竜華「何で?」

怜「なんでって……こ、こういうんは友達同士じゃ……」

竜華「うちは怜のことただの友達とは思ってへんよ」

怜「えっ」

竜華「好きやで怜。もちろんラブのほうで」


84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:10:07.45 ID:vSMm0npf0

怜「……」

竜華(こんな形で告白とか私ほんまアホやな)

怜「……わ、私も……」

怜「竜華のことが、好き……」

竜華「うん、怜……」


86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:11:56.80 ID:vSMm0npf0
ーーーーーーーーー

怜「んっ……ぁっ……」

竜華「怜、声出してええよ?」

怜「やっ……はずか、し……」

竜華「そう?」

怜「ーーっ!やっ、あっ、くぅっ……」ギューッ

竜華「強情やなぁ……」



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:13:56.46 ID:vSMm0npf0
ーーーーーーー

竜華「怜、痛ない?」

怜「ぅ、ん……っ」

竜華「もっと気持ちよくしたるからな……」

怜「ぁっ……りゅっ、かぁ……」

ーーーーー
怜「っふ、ああっ、ゃっ、もっ……」

竜華「イきそう?」

怜「もっ、おかしっ、なるっ、」

竜華「おかしくなったらええんや……」

怜「ぁ、んっ、っ、ふっ、ーーーっ!」

ーーーーーーーー


91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:16:16.75 ID:vSMm0npf0

怜「…………」

怜「私……」

竜華「あ、怜大丈夫?」

怜「……竜華、さっきの」

竜華「……あ、あれは夢やで怜」

怜「何で竜華が夢とか言うてんの」

竜華「い、いやー……その、なぁ?」


92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:18:52.54 ID:vSMm0npf0
怜「……」

竜華「……」

竜華「申し訳ありませんでしたあああ」ガバッ

怜「何でこんなことしたん」

竜華「そ、そのぅ、怜の体なんやけども……」

怜「体?そういえば調子戻っとるわ……」

竜華「人為的なものというか……媚薬をな……?」

怜「は?」


93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:21:16.78 ID:vSMm0npf0
怜「竜華、私に媚薬盛ったんか」

竜華「ちゃうし!ただ、さっき浩子から電話来て知らされて……」

怜「何でフナQ?」

竜華「怜が何か部活中に媚薬飲んだって」

怜「……、あー、あの変な栄養ドリンクか」

竜華「怜が調子悪くなったのそれのせいやないかって……」

怜「うん、まぁ、それのせいだったみたいやな」


94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:24:53.56 ID:vSMm0npf0
竜華「それでうちどうすればええか分からんうちに、怜泣き出して……それで……」

怜「……」

怜「それは分かった」

怜「夢って言ったのは?」

竜華「ほ、保険的な?」

竜華「怜がうちのこと好きじゃなかった時は、その、夢で押し通そうって……」

怜「……はぁ」


95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:28:21.04 ID:vSMm0npf0
竜華「ご、ごめんな?」

怜「じゃあ私は竜華のことが好き言うたけど」

怜「うちらの関係はどうなるん?」

竜華「あ、あのー……」

竜華「怜が良いなら……こ、恋人になりたいなー?」

怜「……」

竜華「え、あれ、嫌?」

怜「私の初めて奪ったんやから」

怜「一生責任取ってな?」

竜華「!」

竜華「うん!」




96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:28:58.25 ID:vSMm0npf0
最初はギャグのつもりだったんですけども何故こうなったのか


99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:32:40.35 ID:/+DsAkF50
ええやん!乙やで!


102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:37:29.06 ID:kzuUCno8O
乙!乙!
怜と竜華可愛いよ


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:42:53.38 ID:tCCcG9oV0
乙です!





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