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桜庭ネク「シンフォギア?」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:26:37.39 ID:NH1ENTQM0
- ネク「また今日もミッションは出ずか」
ヨシュア「それじゃ、また探索に付き合ってもらおうかな」
ネク「ミッションが出たらすぐにそっちに移るからな」
ヨシュア「わかってるって。ほら、行こうか」
宇田川町グラフィティ前
ゼッタイニハナサナイ コノツナイダテハー♪
ネク「歌?路上ライブか?」
ヨシュア「違うよネク君!あそこ、ノイズだ!」
カイホウゼンカイッ~ ドカッバキッ
ネク「コスプレした女が歌いながらノイズと戦ってる!?」
ヨシュア「ひとりじゃ分が悪いみたいだね。どうする、加勢するの?」
ネク「行こう!」ダッ
ヨシュア「ふふ、付き合うよ」
- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:28:14.83 ID:NH1ENTQM0
- ~♪ ピィン
ネク(! なんだ?)
ノイズ「キュルキュル」
響「ひゃっ!?」
ネク「危ない!!(テレポートで…)」ヒュッ
ネク「おい、あんた!大丈夫か?」ザッ
響「は、はい。えーっと……」
ネク「協力する、一緒に戦うぞ」
響「えっ?!そんなの無理だよ!」
ネク「? 問題ないっ!」ビッ
-ShockWave-
響(生身で戦ってる?いや、なんか出てるかも)ガッ
ネク(変身して戦う、そういうバッジもあるのか?)
ノイズ「キュー」ボフン
ネク「これで終わりだ!」ギューン
-StreatLive- - 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:30:08.11 ID:NH1ENTQM0
- 響「すごいよ!ノイズを倒せるなんて!」パアー
ネク(制服になった!?)
ネク「あんた、ゲームの参加者じゃないのか?」
響「えっと!私、立花響!好きな食べ物はご飯とご飯だよ!」
ネク(……また天然)ハァ
ネク「俺は桜庭ネク。それとこっちが
ネク「!」
ネク(ヨシュアがいない?)
響「?」
ネク「あんた、参加者じゃないなら今の変身はいったいなんなんだ?」
響「うぇえ!これは、その。秘密だって師匠たちが……」
特機部二の方々「ガヤガヤ」
ネク「……人が集まってきたな」
ネク「あんた、また戦うなら油断すんなよ」ヒュン
響「あっ……!シンフォギア見られちゃったんだけど、大丈夫かな?」ウーン - 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:31:40.80 ID:NH1ENTQM0
- 【episode × -It's a Wonderful World-】
prrrr
ネク「……ヨシュアか!お前、今どこに?」
ヨシュア『んー、UGとRGの狭間、かな。真っ暗で何もないんだ』
ヨシュア『君こそ今、自分がどこにいるかわかっているかい?たぶんソコ、RGだよ』
ネク「はあ?でもノイズと戦ってる人間が居たんだぞ?」
ヨシュア『RGにもそういうチカラがあるってことかもね』
ネク「……俺は今、生き返ってるってことか」
ヨシュア『そういうことだね、このまま投げ出せばいつもの渋谷いつもの君に戻れるはずだ』
ネク「それでシキはどうなる?!お前は?このまま投げ出す訳にはいかない!!」
ヨシュア『ふふっ、らしくない熱さだね。とはいえここには何もない。囚われの姫である僕を早く助けてほしいものだね』
ネク「……余裕あるなお前、努力する」ブッ - 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:33:26.29 ID:NH1ENTQM0
- 二課本部
弦十郎「ノイズと戦う少年……か」
響「はっはい、師匠」
了子「桜庭音繰、渋谷に住んでいたようだけど……。既に亡くなっているわね。ノイズに殺された怨霊ってやつかしらあ」
弦十郎「名前を盗んだ諸外国の手先か。あるいは本当に亡霊か……」
響「ぅひいっ!?怖いこと言わないでくださいよふたりとも!」
藤「前回の戦闘でその少年を確保できなかったのは痛手ですね。そこから情報漏洩の可能性も……」
友里「でも、響ちゃんを助けてくれたんでしょう?目的はわからないけど悪い人ではないんじゃ」
了子「私達に取り行ってデュランダルを奪いに来るなんてことも考えられるけど」
弦十郎「どちらにせよ、翼不在の現状だ。響君に頑張ってもらう他あるまいて」
響「うーん、責任重大ですね。私呪われてるかも……」ガク - 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:34:59.81 ID:NH1ENTQM0
- ビー!ビー!
藤尭「ノイズの出現を確認」
友里「出現位置特定、座標出ます。……!宇田川町周辺、また渋谷です!」
響「よっし!行ってきます!」ダッ
宇田川町グラフィティ前
南師「美しくないんだよ、このラジアンが!」
ノイズたち「キュルキュル」
ネク「ぐぅ……」
南師「お前、ヤツはどうした?一人で戦おうとは舐めてやがるな、このヘクトパスカルが!」
ネク「ヨシュアは、ここにはいない。でも俺が、消えるわけにはっ」
響「おりゃああああああああああああ」ガンッ
ノイズ「キュウ」ボシュウ
南師「!」 - 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:36:34.26 ID:NH1ENTQM0
- ネク「お前!?どうしてここに」
響「私が!みんなを守るんだ!ネクくん、一緒に戦おう」
ネク「……足引っ張るんじゃねえぞ」
ピキィン
ネク(? この感覚は…)
南師「はっ、1ヨクトグラムが何匹になろうが誤差の範囲だ」
南師「だがな、完璧な計算には誤差すら許されねえ!秒速299,792,458mで消してやる!」バラバラ
ノイズ(大)「キュルキュル」
ネク「いくぞっ!」
響「うんっ!ゼッタイニハナサナイ-♪」ゴッ
ネク「っ!!」ビッ
-LightningAleste-
響「すごい!カミナリとかも出ちゃうんだ!
ネク「別にすごくない。この程度……」キィィィ
ネク(! 羽狛さんに貰ったバッジが共鳴してる!?)
- 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:38:06.22 ID:NH1ENTQM0
- ネク「響っ!いけるか?」
響「ふぇっ?なんだかわっかんないけど、いけちゃうよ!」
ネク「十分だ!」
ネク・響「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」
ノイズ(大)「キャー」ボシュ-
ネク「楽勝だな」
響「ふへぇ」パアー
南師「ちっ、まあこれも計算の内だ。ヤツも不在みたいだしな」ザッ
ネク「野郎!!」タッ
響「ネクくん、待って!」
ネク「逃げられたか……」 - 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:39:59.84 ID:NH1ENTQM0
- 響「はっ、はあっ。ちょっと、焦りすぎじゃない?」
ネク「仲間を、大切な仲間を待たせてるんだ。一刻も早く助けないと」グッ
響「ねえ!お腹空いてない?」
ネク「は?」
響「お腹空いたまま考えてもろくな答えが出ないんだよ!」
ネク「なんだよそれ」
響「前にお好み焼き屋のおばちゃんに言われたんだ!ケダし名言だよね」
ネク「……そうだな。なんか食いに行くか?」
響「うんうん!」
響「ってえへへ、私あんまり渋谷に詳しくないんだ。どこかいいお店知らないかな?」 - 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:41:31.35 ID:NH1ENTQM0
- らあめんどん
土井「おお、いらっしゃい。今日のスープは出来が違うぞ」
土井「!」
土井「坊主、お前この間とは違う女の子を……いや、いい。男にはいろんな事情がある。俺にも経験が--」
響「うえぇっ!?私たち、そういうのじゃないですから!」
ネク「おじさん、冗談はいいから。ラーメン頼むよ」
土井「いつものでいいな、麺固め大盛りにしといてやるよ」
響「私も同じの!三人前!」
土井「ほう、嬢ちゃんできるね」
響「ふふふん、お腹すいてますからね」エッヘン
ネク(マジで食う気なのか…?) - 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:43:05.54 ID:NH1ENTQM0
- ・
・
・
響「っはー食べた食べたぁ」
ネク(完食…。しかも早い)ズルズル
ネク「ふう、ごちそうさま。また来るよ」
土井「おう!いつでも来い、また違う女の子連れてきてもいいぞ!」
ネク「……。行こう」
響「はーい」 - 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:44:46.37 ID:NH1ENTQM0
- ネク「しかし、これからのことも思いつかないな…」
響「あー、だったら私達の本部に来ない?了子さんもいるし何か分かると思うなあ」
ネク「ワカラナイなりに調べていくべき、か」
響「っとそうだ!聞こうと思ってたんだけど…その、ん」モジモジ
ネク「? なんだよ」
響「ネ!ネクくんって幽霊とかじゃないよね?!」
ネク「……いや、俺は幽霊だよ」ボソッ
(死神のゲームの参加者だ、嘘にはならない)
響「うぇっ!?ええええええええええええ!!??」ズザザッ
ネク「……はぁ」ボリボリ
ネク「俺は‥・」カクガクシカジカ - 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:46:22.19 ID:NH1ENTQM0
- 響「そうだったんだぁ」ポロポロ
ネク「! 泣くほどの話はしてないぞ」
響「ううん、私も協力するよ!一緒に、友だちを助けだそうよ!」
ネク「……その、ありがとな」
響「えっへへー、いいんだよ。人助けは私の趣味みたいなもんだから」
ネク「お前、変わってるってよく言われるだろ?」
響「どーうしてわかったの!?ネクくんは幽霊でエスパーだ!」
ネク「フッ…それ、間違ってないよ」
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:47:55.04 ID:NH1ENTQM0
- 二課本部
響「ししょー!ネクくんを連れてきましたあ!」
ネク(女子高の地下、すげえ場所にあるんだな……)
弦十郎「君が、桜庭ネク君か。ようこそ、我が特異災害対策機動部二課へ」
了子「だーい歓迎!なんて、カンタンな話じゃないのよね…」
響「ふたりとも、なんだか雰囲気が怖いですよぉ」オドオド
弦十郎「ノイズに対抗し得る力の存在は大きい。こちらとしては得体が知れなければどう対策していいのかもわからんのだ」
弦十郎「単刀直入に聞こう。桜庭ネク君、君は我々の敵か?それとも味方か?」
- 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:49:26.72 ID:NH1ENTQM0
- ネク「……俺は、この力を誰かを救える力だなんて思っちゃいません」
響「! そんなこと!」
ネク「でも今、俺には助けなきゃならない仲間がいる」
ネク「そのためにも少しでも情報が必要なんです。だから」ギュッ
ネク「俺も、アンタたちに協力したい」
弦十郎「…よし!その心意気を信じよう!歓迎するぞ、今度こそ本当にようこそだ」
了子「なーんて、体の良いこと言っても、要は野放しに出来ないってコトなのよねぇ」
弦十郎「まあ、そういうことになるが…。大人ってのは少なからずそういう打算で動くんだ、スマンな」
ネク「いや、力を借りられるだけでも心強いです」
了子「ギブァンドテイク、ってね」 - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:50:59.72 ID:NH1ENTQM0
- 響「ええっと、ということは?」
弦十郎「問題が解決するまでは、ネク君には我々二課のメンバーとして活動してもらう!」
響「じゃあネクくんとはもう仲間同士ってことですよね!うわぁ、やったあ!」
了子「じゃーあ、お祝いパーリィとでもいっちゃいましょうかしらぁ?」
響「パーティーですか!張り切って食べちゃいますよ!」フスー
ガヤガヤガヤ
ネク(フッ、なんだよ。騒ぐ理由がほしいだけじゃないか)
prrrr
『キーワードをゲット!
【仲間】
仲間 がケータイに登録された!』
ネク「? ミッションでもなくキーワード…?まあ、いいか」 - 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:52:51.86 ID:NH1ENTQM0
- どこかの館
フィーネ(裸)「さあ、クリス。食事にしましょうか」
ガシャーン
南師「アー、RGのロクデナシに告ぐ!テメエはここで4ね!」
フィーネ(鎧)「!」キィン
南師「そいつが完全聖遺物って奴か、悪いが出し惜しみはしねえ!があああああああああああああああ」バサッ
レオ「虚数の大海に溺れろ!」ヒュン
フィーネ「なんなのだ貴様…。先の桜庭音繰といい、つくづく私の邪魔をしてくれる!」キキン
レオ「はっ、ゼタ遅ぇ!」ガッ
-Infinity-
フィーネ「フンっ…。貴様の目的は何だ?」ズザッ
レオ「…力。俺の求める解にはRGでヤツを虚数にできる力が必要だ」
フィーネ「ほう、ならば鎧以上に適した力を知っているぞ。それを奪うといい。そのほうが私も都合が良いからな」
レオ「……」
フィーネ「無限に湧き出る力で次元すら切り裂く魔刀、デュランダル。貴様の求める力とはコレではないのか?」
バシュ
南師「無限。次元を切り裂く。美しい響きだ、そいつこそ俺の方程式に代入するにふさわしい!」 - 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:54:29.36 ID:NH1ENTQM0
- 二課本部
響「はあー、デュランダル移送の護衛、大役だなあ…。私呪われてるかも」ガク
ネク「なに沈んでんだ。俺達にできることをやる、そうだろ」
響「そうだけど、そうなんだけど…」
ネク「?」
響「……私、友達に隠し事してるのが、辛くて」
ネク「シンフォギアのことか」
響「うん。師匠もその子の命に関わるかもしれないって。絶対に秘密だって」
ネク「今を、楽しめ」ボソッ - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:56:00.96 ID:NH1ENTQM0
- 響「?」
ネク「今を楽しめ。俺が大切にしているコトバだ」
ネク「秘密を持つことが苦しいのなら、話してもいいんじゃないか?」
響「でも!未来を危険な目に合わせるわけには…」
ネク「守ればいい、そのための力をお前は持っている」
響「そんな勝手なこと、できないよ」
ネク「俺もついてる、お前の守る力はそんなに弱くないはずだ。そうだろ?」
響「私は……」 - 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:57:34.25 ID:NH1ENTQM0
- 響「まだ、よくわからない。でもどんな状況でも今を楽しめたらそれってとっても楽しいと思う!」
ネク「フッ、なんだよそれ。…いつもの響に戻ったな」
響「ぅええっ、そうかな。今を楽しむ、ほんとに素敵な言葉だと思う」
響「守るんだ私の力で…」グッ
緒川さん「……僕らの仕事を増やすような相談は困るんですけどね、ふふ」
prrrr
『キーワードをゲット!
【デュランダル】
デュランダル がケータイに登録された!』
- 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 00:59:31.64 ID:NH1ENTQM0
- 薬品工場
暴走響「ヴぁあああああああああああああああああ」
クリス「糞がァ!そんな力を見せびらかすな!!」ビッ
ノイズ「キュルキュル」
暴走響「ヴぁあああああああああああああああああああああああ」ズガァァァァァァァ
クリス「ッぐあ!?」ガシャァ
ネク「!!」バッ
南師「ったくゼタ遅ぇっての」
了子「あら、デュランダルの覚醒。素敵な誤算だと思わない?」
南師「はっ、それを言うなら誤差程度だな。有り難く借りていくぜ」ガシャン
了子「…下衆な男だ」 - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:01:03.30 ID:NH1ENTQM0
- どこかのビル
ネク「おい、しっかりしろ」ユサユサ
クリス「う…うーん…。!」バッ
クリス「…てめえはアイツと一緒に居た」
ネク「お前、何者なんだ?ノイズを出したり、死神なのか?」
クリス「はあ?何をメルヘンなこと言ってやがる」
ネク「…今のは忘れてくれ」
クリス「礼は言わねえぞ。こちとら助けろと頼んだ覚えは…」グゥ-
クリス「///」
ネク「フッ、飯でも食いに行くか」 - 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:02:35.04 ID:NH1ENTQM0
- らあめんどん
土井「いらっしゃい!よくきたなあ!」
土井「!」
土井「坊主…お前……。いや、もう何も言わねえ。食え」ドンッ
ネク「…ああ、そうしてくれ」
クリス「?」
・
・
・
クリス「っはー、美味かったあ」ポンポン
土井「当然だ、ウチのラーメンは世界を平和にするラーメンだからな」
クリス「!…無理だな、そんなことじゃ世界はk」モガ
ネク「悪い、また来るよ」
土井「お、おお」 - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:04:06.23 ID:NH1ENTQM0
- 道玄坂
クリス「なにしやがる!あのおっさんが綺麗事抜かしやがるから!」
ネク「ラーメン美味かったろ?」
クリス「……でもそんなんじゃ世界は変えられやしないんだ。アタシが、アタシの力で…」
ネク「お前、俺とよく似てるんだ。一途で、捻くれてて」
クリス「はあ!?てめえみたいなぬるい奴と一緒にされてたまるかよ!」ズザッ
ネク「俺は変われると思う、他人と触れ合って少しだけ世界が広くなった気がしたんだ」
クリス「あぁ!?なに説教垂れてやがる!アタシは馴れ合う気なんて無いんだよ胸くそ悪ぃ、クソッ!」フィイン
ネク「あ…」 - 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:05:38.00 ID:NH1ENTQM0
- 二課本部
弦十郎「デュランダルの覚醒状態での紛失。偶然に不幸が重なったとはいえ事態は深刻だ…」
了子「その上、犯人もデュランダルの在処も依然として不明、と。かなりマズいわね」
藤尭「ネク君が少女を助けていたということは、犯人は別にいるということになりますが」
弦十郎「ならば他に協力者がいるか、あるいは内通者が手を貸したといったところか」
友里「内通者……。どちらにしても手がかりが残されていたガラクタの山だけではどうにもなりませんね」
- 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:07:11.76 ID:NH1ENTQM0
- ネク「…はっ!?今なんて!」
友里「ガラクタの山?」
ネク「……犯人は、オブジェ死神だ」
弦十郎「ノイズを操っていた黒服の男か」
ネク「奴が犯人だとするとこちらから探すのは困難です、死神はUGとRGを自由に行き来できる」
弦十郎「先手を打たれたまま…ということか、クソッ」 - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:08:55.03 ID:NH1ENTQM0
- prrrr
ネク「… メール?」
ネク「!」
『ゲームEX
0の地にてデュランダルを入手
制限時間は600分
未達成なら破壊』
ネク「っぐ」ビシィ
ネク「タイマー、ミッション内容はまた暗号か…」
弦十郎「0とは一体何だ?」
ネク「わかりません、頭の回る仲間に頼ってみるしか…」
了子「ゲームに関わる暗号だとしたら、さすがの私でもお手上げねえ」
弦十郎「…よし!解読は任せよう、頼んだぞ!」 - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:10:29.29 ID:NH1ENTQM0
- prrrr
ヨシュア『やあ、なんだか久しぶりだね。RGは満喫しているかい?』
ネク「ふざけてる場合じゃないだろ、ミッションメールはお前にもきてるはずだ」
ヨシュア『ああ、ネク君は暗号が解けないんだね。それで僕に頼った。その判断は正しいよ』
ネク「いちいち癪に障る野郎だな…。それで?」
ヨシュア『? 何がだい?』
ネク「暗号だ!解けたんだろ?」
ヨシュア『解けたとは言っていないよ。僕も少し引っかかっていてね』
ネク「はあ……」
ヨシュア『まあわからないものは仕方ない、また連絡するよ』
ネク「…」 - 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:12:01.87 ID:NH1ENTQM0
- 屋上
響「よし!私ふらわーのお好み焼きをお持ち帰りしてきますね!」ダッ
翼「! 立花!!」
翼「……」
ヒュン
ネク「…あれ、響がいませんでしたか?」
翼「今の今までここにいたのだが…全く忙しいやつだ」
ネク「フッ、アイツらしい」
翼「さて、お前が桜庭だな。報告書は読んでいる、立花とうまくやっているそうじゃないか」
ネク「そんな、誰かにほめられるようなことじゃないですよ」
翼「お前も聞かせてはくれないか、戦う理由というものをな」 - 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:13:41.88 ID:NH1ENTQM0
- ネク「俺は……。戦うことは俺の目的じゃない」
翼「……」
ネク「誰かを守りたいって意思も、きっとそんなに強くない」
ネク「だけど、今ある繋がりを今を楽しむことを、大切にしたいと思っているんです」
翼「今を楽しむ、か」
(…私が、久しく忘れていたことかもしれないな。いや、剣であるこの身に楽しむことなど許されただろうか…)
翼「ありがとう、桜庭。お前の言葉を聞けて良かった。私も願わくば誰かの今を守れる剣でありたいよ」グッ
ピキィン
ネク「! ……」
- 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:15:13.57 ID:NH1ENTQM0
- prrrr
ネク「ヨシュアか!?暗号、解けたのか?」
ヨシュア『ふふっ、いや、ネク君の声が聞きたくてね』
ネク「切るぞ……」
ヨシュア『ストップ、ストップ!冗談だよ』
ヨシュア『全く、すぐに熱くなるんだから』
ネク「それで、暗号は?」
ヨシュア『説明が面倒だから答えから言うよ、0の地、これは宇田川町だと思う』
ネク「宇田川町か…。わかった」
ヨシュア『期待して待ってるからね』 - 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:16:45.31 ID:NH1ENTQM0
- 二課本部
弦十郎「暗号が解けたか!」
ネク「はい、宇田川町。そこにデュランダルが」
弦十郎「響君と合流し直ちに現場へ向かってくれ!」
翼「私も桜庭と共に向かいます!」
弦十郎「お前はダメだ!万全の体調でないものを行かせる訳にはいかん」
翼「ですが!この緊急時、少しでも戦力が必要なはずです!」
弦十郎「お前では足手まといだと言っているんだ!表へ出ろ翼!どうしても行くというのならこの俺を倒して行け!」
友里「! ちょっと司令!何言ってるんですか?」
翼「…わかりました。この剣、鈍っていないことを証明して見せます」
ネク(!? なんだよコレ、こんなことしてる場合じゃ…) - 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:18:16.74 ID:NH1ENTQM0
- 校庭
弦十郎「……」
翼「おじさま…」ザッ
ネク(! そうだ!インプリント、事態を解決する方法があるはずだ…)キィィ
弦十郎(翼は病み上がりだ、危険な戦場だからこそ行かせるわけには…)
弦十郎(しかし俺を倒せんようでは行く意味などない)
弦十郎(翼もそれくらいはわかっているはずだ)
弦十郎(だからこそ…)
ネク(【仲間】……今、必要なキーワードはコレか?)キン - 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:19:48.30 ID:NH1ENTQM0
- 弦十郎(!)
弦十郎(仲間?)
弦十郎(そうだ、今の翼は独りじゃない)
弦十郎(響君やネク君のためにも剣をふるうべきなんだ…)
弦十郎「……」
弦十郎(それなら)
翼「!」アッメノハバキリー♪
-天ノ逆鱗-
弦十郎「破ァ!!」ドゴォ - 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:21:19.84 ID:NH1ENTQM0
-
弦十郎(強堅な意思、やはり、本気なんだな…)
弦十郎「…翼、無茶はするなよ」
翼「!! じゃあ…」スタッ
弦十郎「行ってこい!そして勝ってくるんだ!」
翼「はい!当然です」
ネク(…なんとかなった、のか)
翼「行こう桜庭、立花のもとへ」 - 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:22:58.34 ID:NH1ENTQM0
- どこかの道路
響「未来ぅ」グスン
未来「響ぃ」シクシク
ネク(…なんだこれ、どういう状況なんだ!?)
翼「立花。取り込み中のようだが急務だ、お前の力が必要なんだ」
響「うぅ、はいっ。がんばります」グシグシ
未来「響、必ず無事で帰ってきてね」
響「うん、約束する」
ネク(纏まった…のか?)
ガサッ
クリス「……」
ネク「!」 - 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:24:34.95 ID:NH1ENTQM0
- ネク(今のは…)
ネク「二人は先に行っててくれ、まだ出来ることがありそうなんだ」ダッ
翼「行こう、立花」
未来「響ぃ」フリフリ
響「未来ぅ」パタパタ
未来「響ぃ」パタパタ
響「未来ぅ」フリフリ
翼「///」 - 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:26:06.74 ID:NH1ENTQM0
- 雑木林
クリス「……なんでだよ」
ネク「?」
クリス「フィーネはアイツを立花響を連れて来いと言った」
クリス「でもそれは、アタシは要らないってことじゃないのか…」
クリス「わっかんねえよ、アタシはどうしたらいいんだよ…」
クリス「……」
ネク(……)キィィ
クリス(そもそもアイツを掻っ攫ってどうする気だったんだよ)
クリス(それもフィーネは答えない…)
クリス(私は何を…)
ネク(…ここは【デュランダル】…なのか?)キン - 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:27:41.19 ID:NH1ENTQM0
- クリス(!)
クリス(デュランダル?)
クリス「そうだ…あの力、アレさえ手に入ればっ!!」
ネク「……おい、もし一緒に来るなら協力しないか?」
クリス「はあ?アタシは誰とも慣れ合う気はねえよ!」
ネク「そうか、ならいいんだ」タッ
クリス「あっ…」タタタ
ネク「…」ヒュッ
クリス「!?」
クリス「…」キョロキョロ
クリス「(´・ω・`)」
ネク「おい」トンッ
クリス「!」
- 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:29:14.81 ID:NH1ENTQM0
- 宇田川町
南師「あ゛あ゛っ、ゼタ遅ぇ!まだ来ねえのかよヘクトパスカルが」
翼「っぐ…我々など眼中に在らずといったところか」ガクッ
響「翼さん、無理しちゃダメですよっ」
ヨシュア「マズいねコレは……げふっ」ボタボタ
「なあんだよ、全滅してんのか?これならデュランダルもアタシのモンだな」スタッ
響「! どうして、ここに!?」
クリス「別に助けに来たわけじゃねえぞ、デュランダルはアタシがいただくんだ」
ネク「遅くなった、でも仲間は多い方がいいだろ」
クリス「だから、仲間になった覚えはねえ!」 - 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:30:51.66 ID:NH1ENTQM0
- 南師「ハハハハっ、ようやく来たか。待ちくたびれたぞ!」グイッ
ヨシュア「ぐっ……。ネク君」
ネク「! ヨシュア!?」
(なんで捕まって…)
南師「あの日、あの時、この場所で!」
南師「狂っちまった計算をここで正す!!があああああああああああああああああ」バサッ
レオ「剰余どもはいらねえ、消えろ」ヒュッ
パァン
ネク(! 電柱が…)
ネク「……なんて切れ味だ、よっ!」スッ
-IceBlow-
レオ「ゼタ遅ぇよ」ヒュン
クリス「そこだァ!」
-NIRVANA GEDON-
レオ「ちっ、剰余が騒ぎやがる」バチィ
クリス「んなっ、片手で!?」 - 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:32:23.39 ID:NH1ENTQM0
- レオ「鬱陶しいな…」ポイッ
ベシャッ
ヨシュア「ぐっ、あ…」
レオ「てめえの始末は後だ、まずは机上の整理といこう」
響「そんなカンタンにはいかないから!りゃあ!」ゴッ
ネク「らあっ!!」ズッ
-ThrustLance-
レオ「はんっ、ベクトルが違うぜ!!」
ネク(! …バッジの共鳴)キィィィ
ネク「翼さんっ!」
翼「ああ、もう臥せってなどいられない」スッ
-千ノ落涙-
ネク「喰らえっ」
-BurstShot- - 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:34:31.55 ID:NH1ENTQM0
- レオ「ちぃっ…こいつで虚数にしてやる!」グググッ
クリス「動きを止めた!おい、馬鹿!出遅れんなよ」
-NIRVANA GEDON-
ネク「俺は馬鹿じゃねえよ!」ビッ
-RageBomber-
レオ「っがああ!だが終わりだ!虚数の大海に沈めぇ!!」ボッ
-Infinity-
ネク「みんなの思いが、力が、響いてる…」キィィィィ
ネク「行くぞ!」
響「誰かのの未来を守るために!」
翼「誰かの大切な今のために!」
クリス「協力すんのは飯の礼ってだけだからな!」
-It's a Wonderful World-
- 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:36:03.99 ID:NH1ENTQM0
-
レオ「ぐあああああああああああああああああ」
ヽ`
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- 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:37:35.68 ID:NH1ENTQM0
- 響「やった…の?」
翼「…いや、どうやら奴は逃げ果せたようだな」
クリス「デュランダルはっ!?」
ヨシュア「…」ガシャッ
ネク「! おい、ヨシュア!何を!」
ヨシュア「この剣…、この剣の力で僕は彼に引きずり出された」ゴホゴホッ
ヨシュア「これだけの力を自由にできるチャンスはきっとそうはない…」
ヨシュア「つまり」
ネク「向こうに戻るには、今しかない…」 - 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:39:16.63 ID:NH1ENTQM0
- 響「そんなっ、急すぎるよ!了子さんに頼めば」
翼「無理だろうな…。持ち出して行使するには強大すぎる力だ」
響「うぅ……」
クリス「御託はいい!さっさとそいつをアタシn」モガッ
ネク「俺、行くよ」
ネク「一刻も早くシキを、仲間を助けだすんだ」
ネク「それに、あのオブジェ死神とも決着を付けなきゃな」
響「…ネクくん、きっと友達を救ってあげて」
翼「桜庭、短い間ではあったがお前は私の同朋だ。強く、生きろ」
クリス「クソッ、なんだよこのしんみりムードは気持ち悪ィ。帰るっ」プイッ
ネク「……ありがとな、みんなと会えてよかったよ」ガシャッ - 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:40:48.11 ID:NH1ENTQM0
- ヨシュア「ふふっ、ケーキ入刀みたいだね」
ネク「やめろ、気色悪い」〈 ̄ヽ
,、____| |____,、
〈 _________ ヽ,
| | | |
ヽ' 〈^ー―――^ 〉 |/
,、二二二二二_、
〈__ _ __〉
| | | |
/ / | | |\
___/ / | |___| ヽ
\__/ ヽ_____)
- 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:43:07.12 ID:pdBizU+m0
- 乙
よく考えたら本編じゃやってないネフシュタンクリスちゃんとの共闘か - 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:46:07.35 ID:z+kImX15O
- おつ、両方わかると熱いな
- 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 01:51:56.18 ID:f08iUckS0
- おつー、どっちも珍しいよな
- 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 02:33:11.32 ID:irylaZK60
- 乙

すばらしきこのせかい
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