Powered By 画RSS


一夏「シャルここ支払っとけよ、じゃあ俺達は行こっかセシリア」

5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 08:55:36.44 ID:Az5yUV8Z0
シャル『えっ』

セシリア『ちょっと一夏さん!それはあんまりですわ!』

一夏『いいんだ、シャルには何回もおごってるし。』

シャル『うん…わかった』




64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 13:28:39.19 ID:Az5yUV8Z0
セシリア『先程のはその、少しひどかったのではありませんか?』

一夏『ああ。確かにひどかったな…』

セシリア『わざとでしたの?それとも、何か理由があって?』

一夏『いや、…しかしセシリアにも見苦しいところを見せちゃったな。』

セシリア『いえ……ですがなにか想うところがあるのなら、なんでもおっしゃってください。何か…なにか理由があるのでしょう?』

一夏『…なんでそう思ったんだ?もしかしたら俺が実はひどいやつだったって可能性もあるだろ?』


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 13:42:18.77 ID:Az5yUV8Z0
セシリア『それはありえませんわ。どれほど一夏さんとも、皆さんとも同じ時間を過ごしていると思いますの?それは…確かに箒さんや鈴さんよりも少ない時間ですが、一夏さんがどういう方なのかは分かっているつもりですわ。』

一夏『俺って、セシリアから見てどんなやつなんだ?』

セシリア『それは…その。女性に対して配慮に欠けるところが少しあると思いますが、先程のようなただ傷つけるだけの行為などをする方ではない…はずですわ。』にこり

一夏(っ!)

一夏『だから…なんだよ』

セシリア『え?』

一夏『いや、なんでもない。すまない、今日は少し具合悪いから部屋に戻るわ。』

セシリア『ちょ、ちょっと待ってください!一夏さん!』


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 14:00:22.38 ID:Az5yUV8Z0
次の日。

シャル『あ、一夏。おはよう。』ニコッ

一夏(シャル…目が腫れてる)

一夏『シャル、昨日はすまなかった。突然あんなこと言って』

シャル『気にしないで一夏。確かに最近僕、奢ってもらってばっかだったもんね。それに…』

一夏『それに?』

シャル『一夏が何も理由なくあんなこと言うとは思えないから、何かあったのかなって心配で。』

一夏(っ!また…)


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 14:16:50.93 ID:Az5yUV8Z0
シャル『なにかあったら遠慮なく言ってね!それじゃまた後で。』タッタッタッ

一夏(たくさん泣いたんだろうな)




箒・鈴・ラウラ『いーーちーーかーー!!!』部分展開済み

一夏『お…おおおおおっ!!?』

ドーン!

鈴『あんたねぇ!昨日の光景私たち見たわよ!ちょっとあれどういうつもりよ!ひき肉にして麻婆豆腐にするわよ!』

ラウラ『私のルームメイトを泣かせるとはいい度胸だな。』

箒『日本男児としてあるまじき振る舞いだぞ一夏!その腐った性根、叩き直してやる!』


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 14:28:54.92 ID:Az5yUV8Z0
一夏『お・おまえら見てたのか!?』

鈴『バッチリ見てたわよ!セシリアと一緒に出ていく所もね!』

ラウラ『まさか、奴が一夏をたぶらかす為に仕掛けさせたのか?』

箒『ほう、あのたれ目淫乱女が色仕掛けでもしてきたか』

鈴『何があったか説明しなさいよ!一夏!』


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 14:40:22.30 ID:Az5yUV8Z0
一夏『おまえらさ、セシリアの悪口言うのは止めろよな。』

鈴(あれ、私言ってなくね?)

一夏『というよりそもそもその場にいない人間の悪口言う時点であり得ないよな。』

鈴((´・ω・`)ショボーン)

一夏『あれは俺が思ったことを言ったまでで、セシリアは関係ない。というより、シャルのこともおまえらには関係ないだろ?シャルには今までにたくさん奢ったから支払いさせただけだ。後セシリアと話したかったしな。』

箒『それにしても言い方というものがあるだろう。豊富な日本語を使いこなせてない証拠だな。』

ラウラ『私は関係あるぞ!昨日泣いていたあいつを一晩中慰めていたのだからな。添い寝もしたぞ。』

鈴(やばい、泣きそうで何も言えない)


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 14:46:35.80 ID:Az5yUV8Z0
一夏『おまえらの言えたセリフかよ。毎回毎回凶器持って突っ込んできて。時間が圧縮したあの感覚を味あわせるのもいい加減にしろよ。

一夏『言い方だって?おまえらはやり方を少し考えろよ。セシリアはそんなことしたことなかったぞ。』

3人娘(ファンネル飛ばしてなかったっけ?)


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 14:54:15.92 ID:Az5yUV8Z0
一夏『とにかく、お前たちには少々うんざりしてるんだ。これからは気をつけてくれ。それじゃあ。』スッ

3人『…』

セシリア『…』じーっ





81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 15:10:34.62 ID:Az5yUV8Z0
後日。

セシリア『あっ』
ばったり
一夏『あっ』

セシリア『お久しぶり、とはいっても一週間も経っていませんですわね。』

一夏『そうだな、それよりセシリア。今日ちょっと話があるんだけど、放課後時間あるか?』

セシリア『ええ、もちろんよろしいですわ。わたくしも一夏さんに聞きたいことがあったんですの。』

放課後。

セシリア『それでお話というのは?』

一夏『いや、ここはレディーファーストにセシリアから言ってくれ。聞きたいことってなんだ?』

セシリア『………この前の、鈴さん達との会話、恥ずかしながら盗み聞きさせてもらいましたわ。』


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 15:23:54.53 ID:Az5yUV8Z0
一夏『!?な、聞いてたのか?』

セシリア『ええ、初めはもちろんそんなつもりはなかったのですけど、大きな音がしたので近くに行ってみたら…』

一夏『俺達がいたって訳か。』

セシリア『ええ。』

一夏『そっか。それじゃあもう終わりかな。セシリア、俺のこと軽蔑してるよな?』

セシリア『ええ、ショックでした。確かに、その…わたくしの悪口を止めていただいたのは嬉しかったのですが…あのような言い草は断じて認められるものではありませんわ。』

一夏『そうだな。俺みたいに普段は皆に愛想良く振舞っていても実は腹黒いやつなんて世の中にはたくさんいるからな。セシリアもいい勉強になったんじゃないか?』

セシリア『いいえ!』ギュっ

一夏『え?


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 15:34:06.21 ID:Az5yUV8Z0
セシリア『確かにその時は正直いって幻滅しましたし、距離を置こうとも考えていました。ですが、以前にも言いましたように、一夏さんには何か意図があってのことだとわたくしは信じますわ!』

一夏『セシリア…』

セシリア『ですから今日はその真意を聞きにきました。すべてを知るまでは私はここを動くつもりもありませんし、一夏さんを逃がすわけにもありませんわ。』

一夏『…』


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 15:47:33.58 ID:Az5yUV8Z0
セシリア『ゆっくり、少しづつでもいいんです。皆さんもですけど、わたくしも心配してますの。』

一夏『セシリアはさ、今好きな人とかいるのか?』

セシリア『!!?な…なな…なにを突然おっしゃるんですの?』アセアセ

一夏『ははっ。セシリアは分かりやすいなぁ。自分で言うのもあれだと思うが、俺のこと、好きとはいわなくても好意的には思っているだろう?』

セシリア『!?し…知っていらしたんですの?…あっ』

一夏『やっぱりな。』

セシリア(なにこれ死ぬほど恥ずかしい///)


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:00:52.09 ID:Az5yUV8Z0
一夏『そして多分なんだが、他の皆、シャルたちもそうだと思う。といっても、自分がモテてるとは思っていないぞ?IS学園は男が俺一人しかいないからな。千冬ねえからも何度かほのめかされたこともあるし。』

セシリア『そうだったんですの。』

一夏『ああ。後セシリア、この前俺のことを聞いた時に、配慮に欠けるって言ったの覚えてるか?』

セシリア『え、ええ。』

一夏『箒たちも同じことを思っているはずだ。それはセシリアもわかるだろう?皆いろんなアクションを起こして俺の気を引こうとしていたんだからな。』


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:13:51.29 ID:Az5yUV8Z0
セシリア『な…気づいて…わたくしはてっきり…』

一夏『そこなんだ。そう、俺は気づいていなかったんじゃない。気づかないフリをしていただけなんだよ!』

セシリア『!?』

一夏『優柔不断だったんだ。みんな根は良い奴ばかりだし、毎日楽しかったし、このままでもいいかって。』

一夏『結局俺はみんなが努力しているのに甘えてたんだ。いつかは答えを出さなくちゃいけないのに、いつまでも先延ばしにしようとして。』

一夏『ただな、最近そんな自分に引け目を感じてきて、ほら、ここって男もいないから気軽に相談できる相手もいなくて…少し精神的に不安定になってきちゃって。この鈍感さが天然だったらよかったんでけどな、ははっ。』


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:34:27.67 ID:Az5yUV8Z0
セシリア『それで皆さんにあのようなひどい仕打ちを…?』

一夏『いや、あれは精神的な苛立ちからやったわけじゃない。その…嫌ってほしかったんだ。もしくは俺は嫌いなんだっていうのを認識してほしかったんだ。』

セシリア『どうして…』

一夏『皆を傷つけたくなかったんだよ。皆が俺に幻滅すれば、俺がこの先誰と付き合うことになっても、ダメージが少なくて済むだろう?といっても、この騒ぎが広がればこの学園ってのは無理だろうけどな。』

セシリア『ですが…今現在思いを馳せている方がいるからこのような行動に出たのでしょう?一夏さんに想い人がいないのであれば、そんなに自分を卑下する必要はないでしょうし。』


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:08:57.96 ID:Az5yUV8Z0
一夏『セシリアには敵わないな。ああ、好きな人はいるが…でも到底言える立場じゃないだろうな。他の皆には散々傷つけておいて、仮に上手くいったとしても喜べない。』

セシリア(わたくし達以外で一夏さんが好きな方がいたなんて…学外の方かしら?そうですわよね、この学園じゃなくても一夏さんなら人気もありそうですし、中学校からの友達ってことだって十分考えられますわ。結局、実らぬ恋でしたのね。ですが…)

セシリア『それでも…それでもやはり気持ちだけでも伝えておくべきではなくて?わたくしは、その一夏さんのことが…そ…その…す…好きということがバレてしまう形ではありましたが、気持ちが伝わっただけでも良かったと思っていますし。一夏さんも…』

一夏『………セシリアにか?』ボソッ

セシリア『ならば、せめてお相手の名前だけでも教えていただけますか?もちろん、他言はしませんし、わたくしの知らない方なら意味ないでしょうけど。え?…いま…何と仰いましたの?』

一夏『え?あれ?…』

セシリア『一夏さん?どうかしまして?』


98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:25:14.02 ID:Az5yUV8Z0
一夏『もしかしてさ、セシリアって鈍いって言われたことあるか?』

セシリア『!どうしてそのことを…メイドのチェルシーからはよく注意するようにと言われていますが…』

一夏(あーここに天然がいた。でも言うしかないか、後悔なら後でしよう。)

一夏『セシリア、よく聞いてほしい。俺が好きなのはセシリアなんだ。』

セシリア『???』

セシリア『また嘘をつくんですの?自分が嫌われるために。』

一夏『嘘なんかじゃない。付き合いたいなんて、言えた立場じゃないが、俺が好きなのは、セシリアなんだ。セシリア=オルコットなんだ!』

セシリア『!!』

・シーン



100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:38:18.61 ID:Az5yUV8Z0
セシリア『そう…でしたの。しかし、どうしてでしょう。日々想っていた願いが叶ったというのに、現実感がないというか。』

一夏『そうだよな。今まで皆と仲良く一緒に遊んできたのに、突然好きだーって言われてもな。』

セシリア『それもありますけど、やはり素直には喜べないですわね。あっ、もちろん嬉しい、とても嬉しいのですけど。』

一夏『ああ、気持ちだけ受け取ってもらえればいい。』

セシリア(一夏さん…)





一夏『それじゃあ、俺そろそろ戻るな。話聞いてくれて、ありがとうな。』タッ


103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 18:00:30.42 ID:Az5yUV8Z0
セシリア『お待ちになって!』

一夏『!?』ビクッ

セシリア『このままじゃ…ダメ…いけませんわ!』

セシリア『このままでは、すべてがバラバラのまま、それで終わってしまいます。わたくし達の関係も、皆さんとの関係も、全部…全部消えてしまうっ…グスッ』

セシリア『わたくしは感謝しているんです。例え一夏さんが故意に振舞っていたにしろ、そのおかげで一夏さんとも、みんなとも仲良くなれたのですから。』

一夏『セシリア…』

セシリア『イギリス本国から単身よその国へ来たわたくしにとって、それはなによりも価値のあるものでした。』

セシリア『それを無かったことにするなんて…できません…グスッ』

一夏『!?』

一夏(そうか、箒と鈴を除けば皆日本は初めて…さらに5人は専用機持ち。俺がきっかけであいつらが疎遠になってしまうと、学園で孤立してしまう奴もいるかもしれない。くそっ!)

一夏『しかし、今更もとになど…』


106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 18:18:10.34 ID:Az5yUV8Z0
セシリア『ええ、元通りには無理かもしれません。しかし、何もしないで終わるのだけはごめんですわ。』

セシリア『謝りましょう、皆さんに。わたくしも一夏さんを手伝います。わたくしは一夏さんに恩がある。イギリスでも日本でも恩は返すのが常識ですわ。』

一夏『…そうだな。すまない、ありがとう。』

セシリア『そ・れ・に。一夏さんの自分を卑下にする性格、わたくし達で治してさしあげますわ。異性と仲良くなるために多少自分を誤魔化す。よろしいではありませんか。むしろ健全なほうだと思いましてよ?』


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 18:27:19.51 ID:Az5yUV8Z0
一夏『そ、そうなのか?』

セシリア『まぁ、周りに男子生徒や紳士な方がいない環境ですから。無理もないとは思いますが。』

一夏『そうか、しかし詳しいな。いや、変な意味じゃなく。』

セシリア『!?』ギクッ

セシリア(言えない!一夏さんのことをよく知りたくて女性雑誌・男性雑誌構わず読み込んでいたなんて言えない!)

セシリア『そ・そ・それはですね一夏さん!えーっと、そ、そう!チェルシー!メイドのチェルシーが詳しくて!教えてもらいましたの!』アセアセ

一夏『なるほど。それでか。あ、後。』

一夏『謝るのは俺ひとりでやるよ。まいた種は自分だしな。』

セシリア『そうですか』ニコッ


110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 18:53:24.91 ID:Az5yUV8Z0
セシリア『あっ、私たちの関係は、これまで通りでいきましょう。今回ほどのチャンスは見逃すべきではないのでしょうが、フェアな感じはしませんもの。』

一夏『ああ、わかった。』




後日。


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:00:28.96 ID:Az5yUV8Z0
俺はセシリアと約束した通り、皆にこれまでのことを謝った。一番初めに謝ったのは今回一番ひどいことをしてしまったシャル。
(スレタイがひどすぎたため)大きく傷つけてしまったはずのシャルだったが、一片の曇りもないいつもの笑顔で、許してくれた。
本人曰くすべて分かっていた、とのこと。

ラウラは厳しい表情をしていたが、シャルが途中で仲裁してくれ、今では以前と同じように接してくれている。

箒と鈴は、予想通り、顔にすぐ表れこれまた予想通りだが、口撃も散々受けた。ただ、二人とも付き合いが長いためか、関係修復に時間はあまりかからなかった。

そして、ラウラと箒は思わずとはいえセシリアの悪口を言ってしまったことを謝り、事なきを得た。

唯一まったくの想定外だったことといえば、セシリアとの関係。

これまで通りのつもりではあったのだが、皆からの支援…シャルは純粋なもの、3人は脅迫に近い…もあり、セシリアと付き合うこととなった。ただ、4人とも

『隙があればいつでも奪う』

とセシリアに宣言しており、基本的にはいつもと変わらぬ日常となった。





112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:03:20.14 ID:Az5yUV8Z0

セシリア『一夏さん?』

一夏『ん?』

セシリア『今日も、料理を教えてもらえます?』

----end----


116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:14:36.27 ID:oc+GJZfu0
乙でした
おもしろかったよ





このエントリーをはてなブックマークに追加

 「IS」カテゴリの記事


Powered By 画RSS
  1. 2012/01/01(日) 14:05:45

    ちょっとわかんなかった


コメントする



全ランキングを表示

Template Designed by DW99

アクセスランキング ブログパーツ ブログパーツ