スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
哩「はーははーなだーのーはー♪」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:00:33.10 ID:hGYc6GFHO
- 哩「なーは」
哩「な……な……」
哩「…なんも、思いつかん……っ」ポロポロ
姫子「いや泣くことは無かとですよ!?」
美子「いつもの病気」
仁美「」チュー
- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:01:24.56 ID:hGYc6GFHO
- ※方言表現が微妙です
※部長が壊れています - 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:02:32.15 ID:hGYc6GFHO
- 哩「姫子……」
姫子「ど、どうしたとですかぶちょー そんな改まって」ビクッ
哩「……」
哩「主従逆転って……良かね」シミジミ
姫子「」
- 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:05:21.48 ID:hGYc6GFHO
- 姫子「はぁ……ついに頭のネジ全部取れたとですか」ヤレヤレ
哩「な、何ぞその憐れみよる視線!無礼が過ぎるぞ!」プンスコ
姫子「まあ一応話は聞くだけ聞くとですよ」
哩「うう……姫子が厳しか」
美子(自業自得)
仁美(哩がおかしくなったんも政治のせい……!)ゴゴゴゴゴ
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:08:25.22 ID:hGYc6GFHO
- 哩「こないだ、花田をうちに誘う言うとったよな」
姫子「あー言うてましたね」ピク
哩「そんで……その……う~んなんと言いよったら良か……」シドロモドロ
姫子(そりゃ言葉選びよりますわな)
哩「あ、花田が急に生意気ん態度取りよってな、つい手ばあげてしまって」バッ
姫子「ふーん(あんたが花田ん奴に手あげられる訳無かとよ……相変わらず言い訳下手やなぁこの人)」
哩「そんでつい…気絶させよって」
姫子「ば、バイオレンスとですね…(さすがに花田が初めてやったんにぶちょーが激しくしよったからやないですか……とは言えんよなぁ)」
- 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:11:03.65 ID:hGYc6GFHO
- 哩「さすがに反省してな。その日はずっと身の回りの面倒ば見よって」
姫子「そんな支障が出るまでやったとですか!?(動くん辛そうやったとは思ったけども……)」
哩「花田の為にあれやこれやしとる内……なんというか、こう……」
哩「下の相手に良いようにされる、ってなかなかどうしてすばらなことやったと」
姫子「へ、変態やないですか?!」
哩「断じて違う!」キリッ
姫子「言い切りよった!何の自信!?」ガビーン
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:14:02.78 ID:hGYc6GFHO
- 哩「いずれ蒸れた靴下とかで顔踏み付けて欲しいとよ」
姫子「…これ、花田が聞いたら、マジドン引きやろなあ……あいつぶちょーに対して、すげえ憧れよる面あったし」
哩「いいや、花田ならきっとわかってくれるとよ…」
姫子「わかったらわかったでこっちもドン引きなんですけどね」
姫子「というか、なんでこんなこと私に言いよったとですか?(まさか、私にもやって欲しいとか…?)」
哩「美子と仁美は原作でセリフが少なか、消去法ぞ」
姫子「まさかのメッタメタやないですか!!!?」ガビーン
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:16:37.71 ID:hGYc6GFHO
- 哩「にしても花田~花田が遅かよ~っ」ジタバタ
姫子(駄々っ子か)
姫子「しょうがなかとですよ。あいつ、文化祭実行委員やし、今シーズンやけ忙しいのは…」
哩「ふわっ!?」
姫子「なっ、何いきなり大声出しよるとですか!?」ビクッ
哩「麻雀部…出し物決めて無かと……」サー……
姫子「え……ええ―――――ッ!?」ガビーン
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:20:43.59 ID:hGYc6GFHO
- 哩「美子!仁美!何か案は無かと!?」
仁美「昨今の日本の腐りきった政権とその対策ば纏めて」ゴゴゴゴゴ
哩「却下ぞ」スパッ
姫子「仁美先輩、たまに口開くと怖かですね」ハラハラ
美子「お客さんと麻雀でええやないです」
哩「…安直やね」
姫子「まあ……他に案が無かとやった時の最終手段ですかね」
姫子「そういやぶちょーは何か考えとかあるとですか?」
哩「……メイド喫茶!」カッ
姫子「ここ女子校なんですけどねえ!?」
- 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:23:47.81 ID:hGYc6GFHO
- 哩「女子校?ふっ、関係無かとよ。…私は花田のメイド服姿ば見れりゃそれで」
姫子「結局そこに行き着くとですね……いやわかっとる話でしたけど」
哩「やけど……ふむ」ジロジロ
姫子「な、なんですか急にジロジロと」
哩「姫子も、メイド服ば似合いそうやね」
姫子「なっ……」ドキ
姫子「なに、いきなり言いよるですか!」カアアッ
哩「そ、そこまで顔真っ赤にして怒らんでも」
姫子「怒っとらんですよ!!」グイッ
哩「じゅ、十分怒っとるぞ」タジタジ
姫子「だいたい!どうして私がメイド服着なきゃならんとですか!?」
哩「姫子はスタイルええし、顔も可愛か」
姫子「……っ///(ぶちょーに可愛いって、ぶちょーに可愛いって言ってもらえたと……!)」
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:26:03.75 ID:hGYc6GFHO
- 哩「あとニーソ」
姫子「それあんま関係無かとですよ!?」
哩「ふーむ……」(姫子の顔を覗き込む)
姫子「な、なんですかあいきなり……」タジッ
哩「……」(そのまま顔を寄せる)
姫子「ひっ…」(ぶちょー…ちかい、です///)
哩「」(更に近寄る)
姫子(あっ……)ドキ
哩「そん付け睫毛は刺さりそうやけん、外した方が良かね」
姫子「自前ですよ!!!!」ガーッ
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:28:46.95 ID:hGYc6GFHO
- 哩「そういや、姫子は何か考えばもっとる?」
姫子「そうですねえ……麻雀喫茶、とか」
哩「安直やね」
姫子「部長がぶっ飛び過ぎなんです」
煌「おっくれましたあ~!」すばらっ
哩「花田…」ハッ
煌「あ、部長…」
哩「……///」テレテレ
煌「え、えへへ///」
姫子(告白成功したてのカップルか!)
- 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:31:03.58 ID:hGYc6GFHO
- 哩「花田、文化祭での麻雀部の出し物、何か案は無かと?」
煌「そうですねえ、皆さんで楽しくワイワイやれるのが良いですね!」びしっ
哩「花田…物は相談やけど」
煌「はい?なんでしょうか」
哩「メイド服……着てみんか?」キリッ
煌「すばらっ!?」
姫子「まだ諦めて無かったとですか……」
- 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:34:09.70 ID:hGYc6GFHO
- 煌「ええとお、わ、私なんぞがそんな服を着ても、お客さんは喜ばないと思うんですがっ」
哩「関係無かとよ!客が喜ばんなら、私の為だけに着よってくれんか!?」ガシッ
煌「部長の為だけに……」ごくり
姫子「何流されかけよる花田!?お前が首を縦に振りよったらメイド喫茶がほぼ確定して」
煌「部長がお望みとあらば……私はバニーでもウェイトレスでも、メイドにもなりましょう!」すばらっ!
哩「花田ぁ……」ふるふる
姫子「ああ……もうどうにでもすれば良かとですよ」ハァ…
- 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:37:37.28 ID:hGYc6GFHO
- 哩「申請書、提出してきたとよ」
姫子「やっぱメイド喫茶やるとですか?」
哩「皆の意見ば少しずつ参考にしよった結果」
哩「“全国大会出場新道寺女子麻雀部と対局できる!皆で楽しくノーレートなメイド麻雀喫茶”に決定したぞ」
煌(さすが部長!全員の意見を尊重するとは……すばらですっ!)
姫子(突っ込みきれんとです)
美子(メイド…麻雀喫茶…どっかで見たような……?)
仁美(政治…)
- 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:41:07.11 ID:hGYc6GFHO
- 姫子「ぶちょー、仁美先輩の意見はどこに反映されよるとですか?」
哩「教室内に政治新聞ば一面に張り出し、飲料は全部ストローで提供すっとよ」
仁美「」パアァ
美子「卓も汚れんし、良い考えですねっ」
煌「すばらです!」
姫子「いや壁一面政治新聞は麻雀部としておかしくなかとですかね!!?」
- 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:44:43.56 ID:AroTggK40
- わろた
- 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:45:11.47 ID:hGYc6GFHO
- 姫子(そしてあっという間に時は流れてしまい―――。)
姫子(私の憂鬱が形ば成したとです)
哩「花田ぁあああ!!花田が居らんっうああああああ」ドッタンバッタンゴロガッシャァァン
哩「先生質問です!花田が居らんのですが!しぬ!」シヌ!
先生「2年まではクラスん方の出し物があるけん、仕方無かと」
哩「」
美子(こりゃあ、逝ったかな)
仁美(なんもかんも政治が悪いからよ……!)ゴゴゴゴゴ
- 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:48:54.62 ID:hGYc6GFHO
- 美子「とりあえず、今居るメンバーだけでも着替えなきゃ…」
哩「」
美子「ほれ部長!」ガクガク
哩「ほええっ」
哩「美子!何すっとよ!」プンスコ
美子「部長がしっかりせんと、後の皆が戸惑うです。花田が居なくとも部長が仕切らんと…」
哩「…そう、やね」
哩(事前の準備は出来とる。後は、私らが気張るだけぞ……!)
- 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:51:07.23 ID:hGYc6GFHO
- ワーワー
キャーホントニテレビデミタカタガタダワー
哩(う……うう)ビクビク
哩(自分で着てみよったけどかなり恥ずかしか……っ!!)カアアッ
美子「ほら部長、言い出しっぺが出て来なくてどうするね?」
哩「美子ぉ……私にはこん服、似合わなか……っ」
美子「はいはい。部長目当てで来よる人もいるけん、早よしてくださいな」
哩(もう……当たって砕け…よ!)
シャッ
- 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:54:10.82 ID:hGYc6GFHO
- 哩「……っっ///」カアアアアアッ
シーン…………
哩(今まで騒がしか教室が、静まったと…?)
哩(ああ…やっぱり、私がこんな格好しよったら白けるだけなんやね……)
ワアアアアアアアアアア!!
哩「ひっ!?」ビクッ
キャーマイルサーン
カワイー!
マイルサンチュッチュ
コッチミテー
アリガタヤアリガタヤ
ナマアシメイドキタワァーッ
哩「ど……どういうことぞ」
美子「自分の人気に気付いてないとか、どんだけ鈍いとよ?」
仁美(ヤレヤレ)チュー - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 19:57:03.42 ID:hGYc6GFHO
- 哩「え、えーっとじゃあ、これより麻雀喫茶ば始めます…デス」カチコチ
ワアアアアアアアアアア!!
哩(ひ~っ)
部員A「はい、はいありがとうございます。部長ですね?一番卓になります」
部員B「いらっしゃいませ。対局希望ですね?はい。ありがとうございます。希望部員は……部長。はい。一番卓でお待ちください」
美子「開幕から予約殺到しよるね、部長?」ニコッ
哩「あ…あ…?」
- 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:00:50.31 ID:hGYc6GFHO
- 哩「よ、よろしくお願いします」
オネガイシマース
カチャ
タンッ、キュ
カチャ
タン、カチ
哩(うう…皆こっちガン見しよる……恥ずかしか……)タン
ロンデスー
哩「ひゃぁ!?あ、はい……」チャラ
キャーマイルサンカラアガッター
オマエマージャンブハイレヨー
ヤッパリー?
哩(うう…花田ぁ~…)グスッ
- 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:04:01.87 ID:hGYc6GFHO
- 哩「」(レイプ目)
美子「何連敗目?部長…」
哩「十から先は数えて無か……」ガクガク
美子(マズい…部長は完全にリズムの整ったテンションで打つタイプだから)
美子(この状況では…)
先生「哩」
哩「は、はひっ!?」ビクッ
先生「お前全国出といてこの体たらく。恥ずべきことと思わんか?」
哩「はいぃ……」
先生「折角来てもろうたお客さんにも申し訳無か。次から、最下位取る度に一枚ずつ脱いでけ」
哩「…………えっ?」
- 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:07:42.43 ID:hGYc6GFHO
- ざわ……っざわ……っ
美子「ちょ、先生!それはあんまりにもあんまりじゃ…」
先生「これも我が部活が集客数一位を狙うためよ」
先生「なあに勝てば良か…なぁ?部長さんよ」
哩「…は……はい……っ」
美子「部長!」
哩「もとより、私が勝手に推し進めた企画よ」
哩「これくらいせんと……けじめが付かん」
美子「部長…」
仁美(哩……)
- 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:11:32.56 ID:hGYc6GFHO
- ツモ!
哩(親っかぶり…!)
ヒャッハーロンダー!
哩(放銃……ッ)
ホラーヤクソクデスヨー?
ハヨ!ハヨ!
ざわざわ
哩「っく……」(エプロンを脱ぐ)
ワアアアアアアアアアア!!
哩「次の方……どうぞ」
- 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:16:22.76 ID:hGYc6GFHO
- 哩(もう……上はブラウスしか残っとらん)グスッ
哩(これば脱がされたら……ブラだけに……その次はスカートまで……)
哩(やっぱり、バチが当たったと…?)
哩(私が私利私欲ん為に、案ば決めよったから)
哩(皆……ごめんな……)ポロポロ
がらっ
??「皆さんお揃いのようで……」
- 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:20:04.81 ID:hGYc6GFHO
- 煌「すばらですっ!!!」すばらっ
姫子「すんません、遅れましたぁ」
煌「真打ちは後から登場するって!」びしっ
姫子「もうそれはええとよ!天丼もいい加減…に……」ハッ
哩「煌……姫子ぉ……」ポロポロ
煌「部長ッ!?」
姫子「ぶぶぶぶぶちょー!!?」
ざわざわ
アレハセンポウトタイショウダー
ソウイヤミテナカッタナー
ゼンコクグミゼンインソロッタナ
ざわざわ
- 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:24:06.82 ID:hGYc6GFHO
- 姫子「ぶちょー!どうしてこんな…」
哩「良いんよ…私のせいやけん」
煌(部長が二人きりでないのに私を名前で呼ぶなんて、よっぽどの異常事態ですねえ)
煌(これは、私と鶴田さんも一肌脱ぐ他無さそうですっ!)
煌「部長!遅れて申し訳ありませんでしたっ」
姫子「花田?こんな時に何ばしよっと…」
煌「私も今すぐ着替えて来ますんで、少々お待ちくださいっ!」たっ
哩「…花田…」
煌「鶴田さんっ!あなたも早く!」がっ
姫子「わ!?ちょ、引っ張りよるんは無かとよ~っ」ズルズル
哩「花田が着替えて……!?」
- 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:28:51.86 ID:hGYc6GFHO
- 哩(花田が着替えてくる…花田が…花田の着替えが覗けん……っ!?当初の目的の一つがみすみす台無しに……!?)
哩「ッッ!!」バシン!
ざわ……ざわ……
哩「お待たせした。お詫びと言っちゃあ難やけんど、こっからは本気でお相手すっとよ」ピリッ…ピリッ…
美子(一番卓の空気が変わった)
仁美(まったく、寝坊助なんやから)チュー
哩「天和。16000オール」バラッ
ワアアアアアアアアアア!!
- 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:30:50.55 ID:OhQvFR3m0
- 煩悩すげー
- 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:31:01.99 ID:hGYc6GFHO
- 哩「…では、私んとこのお客さんば全部片付けたんで、服ば着直してきます」
先生「最初から本気出しとけタコ助」
哩「…ごもっともです」タタタッ
先生(あのブレが無ければ、文句無しに大将ば任せよるんやけどな…まったく)
- 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:34:09.13 ID:hGYc6GFHO
- 姫子「花田ぁ…私メイド服着るん初めてやし、あちこちわからんのやけど」
煌「はは…わ、私もでしたあ」
姫子「どうすっと!?早く戻らんと、ぶちょーが…」
哩「着方がわからんと?」
煌・姫子「「!!」」
哩「ここの紐を後ろに交差させて…」
姫子(ぶっ、ぶちょーにメイド服着させられとる…!)カアアッ
煌「ふむふむ」
哩「わかるか?花田(ああ…下着姿の花田…眩しかよ)」テキパキ
煌「なんとなくわかってきましたよ~」
- 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:38:17.52 ID:hGYc6GFHO
- 哩「最後にリボンば結んで、終わりと」キュッ
姫子「あ、ありがとございます、ぶちょー…///」
哩「んん、やっぱ様になっとるな」
姫子「ほんとですか!?すげえ嬉しかとですっ!」パアァ
哩「ああ…おそらく、秋葉原でん違和感無かよ!」
姫子「そ、それは褒め言葉なんですかねえ……?」
煌「できました!これで大丈夫ですか?」すばらっ
哩「」
姫子「おー、割と似合いよるなあ」
煌「そ、そうですか?えへへ……それは幸いです」にこ
姫子(うっ……可愛か)
- 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:42:36.18 ID:hGYc6GFHO
- 姫子(こんなん、ぶちょーが受けたら制御出来なくなるんじゃ……)!?
哩「」
煌「ぶ、部長?」あせあせ
姫子(立ったまま気絶しよる……器用やなあ)
姫子(ってそんな冷静に見とる場合じゃ無かとっ!!)
姫子「ぶちょー!」ゆさゆさ
哩「はっ!…いかんいかん」ジュルル
煌「部長、よ、よだれが出てますっ」
哩(あまりの可愛さに、妄想で煌と熱烈な子作りばしよったと)フキフキ
哩「よし、私もちゃちゃっと着直して……っと」チャチャッ
姫子「わぁ……」
煌「部長、すごくすばらですよっ!」
- 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:46:51.96 ID:hGYc6GFHO
- 哩「花田にゃ負けっとよ……」
煌「部長のがすばらしく素敵ですよ」
哩「花田…嬉しかよ…」ギュッ
煌「あっ……だ、ダメですよ部長……ここでは…」どきっ
姫子(ああ、目の前に私が居るってのに…)ドキドキ
哩「花田……」
煌「部長……」
姫子(ぶちょー……)
シャッ
美子「なに後ろで乳繰りあいよっとるです!」
哩・煌・姫子「「「ひゃあああああああっ!!」」」ビクビクビクーッ
- 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:50:22.42 ID:hGYc6GFHO
- 美子「お客さんどんだけ待っとると思います!?はよ出んかーっ!」ガーッ
哩「そ、そいはすまんかった」
煌「申し訳無いです……」どきどき
姫子「い、今行きますんでえ」
美子「まったく……」プンスコ
姫子「こ、怖かでしたあ……」
煌「美子先輩の怒ってるところ、初めて見たような気がします…」
哩「今日はよう喋っとうな、美子」
姫子「余計なことは言わなくて良かとです」
- 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:54:23.43 ID:hGYc6GFHO
- ワイワイガヤガヤ……
煌「私にも指名があるなんて…すばらです!」
ミンナカワイイナー……
マッタクヨネ……
姫子「ふわっ!?私の待ち人数30っておかしくなかとですか!?」
スバラハオレノヨメ…
哩「おい、今口走った奴どこの誰ぞ?」ペキ…パキ…
姫子「落ち着きよってください」
- 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 20:58:32.05 ID:hGYc6GFHO
- 哩「お疲れ様です、次の…花田?もう指名分は終わったと?」
煌「はい、今フリーですね」
哩「…そいじゃ、また指名入るまでこっちの卓に入んな」
煌「えっ…」どき
哩「お客様、花田の奴ば混ぜても構わんとですか?」
ワーワー
カマワンヨー!
マイキラハオレノジャスティス
哩「大丈夫やってさ」
煌「で、ではっ!お邪魔させていただきます」すばらっ
哩「そいじゃ対面に座っとよ」
哩「(対局中、お前だけば見てたいから)」(耳打ち)
煌「~~~っっ///」かああっ
- 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:02:41.07 ID:hGYc6GFHO
- 哩「……」タン
煌「……///」タンッ
姫子(ああっ、花田ん奴ぶちょーと打ちよる……ずるかよ~っ)タンッ
煌「ツモ!8000は4000の2000!」
哩「ようやった、花田」ニコッ
煌「えへへ…すばらですっ!」すばらっ
姫子「ツモ!8000オール(満貫で褒められよる!ぶちょー!こっちは倍満アガったとですよ!ぶちょ~~っ)」
- 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:06:06.01 ID:hGYc6GFHO
- ―――――――――――
哩「皆、おつかれさん」
オツカレサマデシタア~~
哩「今回は、その、……私の半ば強引な取り決めで話ば進めてしまって、申し訳無かとよ」
姫子(ぶちょー……)
煌(強引??)はて
哩「まずそいばここに詫びる。……で、どうやった皆。楽しかとやったか?」
ざわざわ
タノシカッター
ネー
ざわざわ
仁美(疲れたと)チュー
美子(色っ々疲れたと)ハァ
- 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:09:45.69 ID:hGYc6GFHO
- 煌「鶴田さんは、楽しかったですか?」
姫子「え、私?…ん~~……まあ、楽しめたとよ」
煌「それは良かったです!私が見てた中では終始しかめっ面だった気がしたもので……」
姫子「!」ピク
姫子(そ、そんな顔しとったん!?ぶちょーが見てたら、マジ乗り気じゃねえこいつと思われよったかも…)
姫子「ぶちょー!!」ガタタッ
哩「ど、どした?姫子」ビクッ
姫子「私、すげぇ…あ、めっちゃ楽しかったとです!」
哩「それは良かったとよ」ニコ
姫子(あ^~)グッ
- 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:13:18.45 ID:hGYc6GFHO
- 哩「三年はここの撤収作業、二年以下は自分達のクラスの出し物の撤収ば手伝う」
哩「そんで、今回使った制服ば洗ったりクリーニング出すなりして、次の部活で持ってくること!何か質問はあっと?」
シーン
哩「よし。そいじゃあ各自移動すっとよ。お疲れ様でした」ペコリ
オツカレサマデシタア――!
ガヤガヤ
ガヤガヤ
哩「花田」
煌「はい、なんでしょう?」
哩「今日、この後……時間あるか?」
煌「…………///」こく
??「…………」
- 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:17:08.45 ID:hGYc6GFHO
- 哩(ずいぶん着替えが遅くなった……早く着替えんと)
姫子「ぶちょー」
哩「お、姫子。お前も着替えんタイミングば掴み損ねよった口か」脱ぎ脱ぎ
姫子「……ッ」(哩の肩を壁に押し当てそのまま身体を密着させる)
哩「ひ、姫んぐっ」
姫子「」チュ
哩「――――!?」
哩(姫子…!?何、しよって……!?)
姫子(ぶちょー……ぶちょー……っ!!)
- 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:20:52.54 ID:hGYc6GFHO
- 哩(し、舌、入れよったら、ひ、ひいぃッ)ビクッ
姫子(抵抗されなかと……?…っ可愛か、ぶちょー……!!)チュゥゥゥッ
哩(姫子、どうして…お前…!?)
姫子「ッはぁ……はぁ……」
哩「はぁ…は、…っはぁ……」トサ
姫子(私、何てことば……して……)
哩「っひめ、こぉ……?」トロン
姫子「」ズギューン
- 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:24:22.41 ID:hGYc6GFHO
- 姫子「ぶちょー……可愛かですよ」クニクニ
哩「いやッ……そこはッ…」ピクッ
姫子「良かとですかねー?大きな声出して」ニヤ
哩「……?」
姫子「まだ、そこらに花田ば居るかも……」
哩「……!!」ビクッ
- 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:28:40.67 ID:hGYc6GFHO
- 哩「ひっ、んっ、んく…くぅ…っ!!」ガチガチ
姫子「まだ声出てますよ、ぶちょー」クチ
哩「けふッ、こふッ!んんんッ!」ギリリ
姫子「手伝いますね……」チュゥッ
哩「んん!!?」ビクッ
姫子(いかん…ぶちょーが可愛過ぎて…歯止め、利かん……!)
- 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:32:13.73 ID:hGYc6GFHO
- 哩「んん!んッ、んんんッ!」ピクッピクッ
姫子「っぷぁ…ぶちょーの、ココ……すんなり入りよる……」ヌチ
哩「か…は……ぁっ!」ビクビクッ
姫子「いつも弄りよるんですか?一人で」グチッグチッ
哩「そんなッ、ことぉ…ッ!」ビクンッ
姫子(縋り付いて来…っ!?うう……っ可愛か……ッ!!)キュンキュン
- 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:36:19.95 ID:hGYc6GFHO
- 哩「あ、ああッ、ひ、めこぉッ…だめ……も…だめぇ……ッ!」ガクガクッ
姫子「も、イキそうですか…?」グチュッグチュッ
哩「い、イきゅッ、イ、ひくぅッ」ブル…ブルッ
姫子「良かですよ……イッて」ググッ……
哩「あ……あ…………ッッッ!!」ビクッビクビクッ
姫子(う、わ)
姫子(ぶちょーのイキ顔…エロ過ぎ…っ)ジュンッ
- 81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:40:17.40 ID:hGYc6GFHO
- 哩「……」フー…フー……
姫子「…あ、あの、ぶちょ」オドオド
哩「……ろ」ボソッ
姫子「え?」
哩「っとっとと着替えて……失せろ……ッ」
姫子「……!!」
姫子「……」フラ…
哩「……」
哩「ぐすっ…ひっく……」
- 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:45:11.30 ID:hGYc6GFHO
- 哩(姫子ば…強く断れんかった)
哩(煌という奴が居りながら……っ)
哩(姫子に…いや……姫子で……感じよったっ……)ジワッ
哩「うぐっ…ううう……っ」ポロポロ
哩(その腹いせに、姫子に当たってしまった…ッ)
哩「うううっ、うううううっ」ポロポロ
哩(情けなか……情けなか過ぎよ……っ)
哩(最低ぞっ……私)ヒック、ヒック
- 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:47:54.34 ID:hGYc6GFHO
- 姫子「…………」トボトボ…
姫子(……ぶちょー…大丈夫…じゃなかよなぁ)
姫子「…………」
姫子(ぶちょーと花田の内緒話聞いて……抑えきれんかった)
姫子(挙げ句が…犯罪沙汰よ)
姫子「…………」
姫子(あんなこと言われて…嫌われて…当……然)
姫子「…ああ……あああっ」ボロボロ
煌「部長……遅いですねえ……」
カン - 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:49:23.97 ID:RPgeZYzo0
- えっ
- 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:53:27.10 ID:hGYc6GFHO
- おまけ
哩「…………」ポケー
煌「…………」てくてく
哩「…………」ポケー
煌「あ、あの?部長?」てくてく
哩「……ん、あ……すまん、気ぃ抜けよった」テクテク
煌「ど、どうかしたんですか?」
哩「…………」
哩「なんも、無かよ」ニコ…
煌「嘘ですね」
哩「煌……」
- 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 21:54:18.99 ID:rpcVySwy0
- きたー
- 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 22:00:40.70 ID:hGYc6GFHO
- 煌「最近、2人っきりの時に“部長”って呼ぶと機嫌悪くなりますよね?哩さん」
哩「…あっ」
煌「……話したく無いのならば、無理に聞きません。他人のプライバシーにズカズカと干渉する気もありません」
哩「煌……」
煌「ですが……一応恋人同士、でしたよね?大丈夫じゃない時は大丈夫じゃない。そう伝えて欲しいものです」
哩「……伝えて、どうなっとよ」ウル
煌「」(哩の前に先回りして両手を目一杯広げる)
煌「人間、誰かに抱擁されている時はそれはそれは安心するものです。…えと、私で良ければ、ですけども///」すばらっ
哩「ッ……煌ぇえッッ!」ガバッ
- 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 22:07:07.74 ID:hGYc6GFHO
- 哩「うっ……うぐっ……ふぇぇ……っ」
煌「……」なでなで
哩「ご、ごめ、きら、め」エグッヒグッ
煌「どうか謝らないでくださいな。私はただ当然のことを当然のごとくしているだけですから」
哩「ちがっ、ちがう……ちがうんよ……わ、わた、しっ……」ヒック、ヒッ
煌「落ち着いてからで大丈夫ですよ?」なで
哩「こんな……してもろ、資格、無っ」ヒック
煌「なんの資格も要りませんよ?私がこうしたいからこうなってるだけですから」
哩「~~~ッッ」ジワ
哩(明日……決着ばつけよう)
哩(だから今は……今だけ……)
もいっこ、カン - 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 22:19:33.69 ID:hGYc6GFHO
- オーラス
―――――――――――
姫子「…………」
姫子(どんな面ば引っさげて、ぶちょーに顔見せれば……)
煌「鶴田さん」
姫子「…花田」
煌「部長が、お話があるそうで。迎えに参りましたっ」すばらっ
姫子(御指名頂くとは……もう、逃げられんのですね)トボトボ
煌「部長!連れてきましたよっ」がららっ
哩「ご苦労花田。じゃ…」
煌「わかってますって」がららっ、ぱたん
哩「さて、姫子」
姫子「……はい」
哩「…すまんかった」
姫子「……へっ…?」 - 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 22:28:14.31 ID:hGYc6GFHO
- 哩「……お前ば、体の良か言い訳に使ってしまった」
姫子(……?)
哩「更には自分のことば棚に上げて、一方的に当たってしまった」
姫子(あ……この人)
哩「いくら私でも、あんなとこで着替えよったら誘発しかねんよな」
姫子(私の気持ち……気付いて無いとですね……?)クク
哩「な、何かおかしいとこでもあったと?」
姫子「ふふ…はい。すげぇおかしいとこばっかとですよ、ぶちょー」
哩「一体どこがおか」
チュ
哩「!?」
姫子「ニブいぶちょーには教えなかとですよっ!」
哩「……///!!?」
姫子「さぁ、今日も張り切って部活に励むとすっかな!」
三槓子っ! - 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 22:30:55.11 ID:RPgeZYzo0
- 乙乙
新道寺すばらです - 97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 22:31:32.80 ID:MPtarSuR0
- 乙
- 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 22:38:40.02 ID:rpcVySwy0
- 乙!!

「咲-Saki-」カテゴリの記事
-
- 衣「うわぁ、頑張ろう…、ビッグになろう」
- 慕「鳥さんは友達!」哲夫「君はいい子だね、僕は鳥人だよ」
- 久「咲と付き合って1ヶ月…」まこ「ふんふむ」
- 玄「トリック・オア・おもち!」 宥「えっ」
- 照「ミニスカナースがエロイのってなんでだろう」智葉「さあ?」
- 靖子「え、いや、結婚してますけど」
- 照「お願い、咲。今までの事は謝るからもうやめて」
- 淡「おっはよーテルー!」照「…淡?」
- 照「今年の長野代表は龍門渕高校か」
- 竜華「朝マクドでマクドバーガー食べるで!」穏乃「マクド?」
- 恒子「遅れちゃったけどすこやんの誕生日だよ」
- 咲「京ちゃんとはどうなの?優希ちゃん」優希「んー」
- 白望「
- 尭深「とある江崎家の朝」
- 照「…………」
コメントする
全ランキングを表示