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京子「こうしてほしかったんだろ、綾乃」 綾乃「やめっ…!」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 01:53:50.02 ID:6HJJafum0
- みたいな
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:39:55.02 ID:hgalTbhu0
- 京子「綺麗だよ?綾乃・・・」スッ
綾乃「きゃっ・・・ぁ、こらっ、やめっ・・・・・・」パタパタ
京子「綾乃、今日たくさん走ったもんね・・・甘い」
綾乃「ちょ、ちょっとやめ・・・、!」
京子「下はどうなってるのかな・・・?」ツツー
綾乃「!?」
パァン
- 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:42:04.38 ID:OwaBRTO+0
- wktk
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:42:32.98 ID:hgalTbhu0
- 京子「・・・え」
綾乃「・・・っ」ギュウウウ
綾乃「・・・・・・・・・っ!」ポロポロ
京子「あ、綾乃・・・?」
綾乃「わ、私は・・・こんな、こん、なのしたかった訳じゃない・・・」プルプル
京子「・・・綾乃!」
綾乃「・・・・・・バカっ!!!」ダッ
タッタッタッ
京子「・・・綾乃」 - 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:44:50.14 ID:hgalTbhu0
- ~旅館・廊下~
結衣「いーお湯だったなー」
千歳「ほんまやねー・・・ずっと浸かっていたいくらいやわぁ」
タッタッタッ
タッタッタッ
千歳「ん?」
綾乃「・・・っ!」ポロポロ
千歳「!」
結衣「ない、てた・・・?」 - 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:46:25.94 ID:hgalTbhu0
- 酒が回ってきた故眠るスマヌ
京綾書きたかったけど、無念
それでは皆、よい夢を!ドロン! - 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:46:57.92 ID:1nBDcrzA0
- なんだと
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 02:47:39.56 ID:vwlmLkC80
- は?ふざけるな責任取れ
- 17 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 02:50:27.73 ID:hgalTbhu0
- ・・・責任で御座るか。では朝に残ってたら続きをば
でも無理せず寝た方が良いで御座るよ落としてもらっても構わないで御座る
朝用に新しい酉 - 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 03:29:38.05 ID:eI9a9pUQ0
- 続きを早く!
- 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 03:40:51.15 ID:04fTf/kW0
- 待ってます
- 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 06:21:27.85 ID:Mu+pPzoR0
- ほ
- 38 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 07:28:56.83 ID:FYlT+/2V0
- ~京子逹の部屋~
京子「・・・あや、の?」ペタン
京子「・・・・・・もう、なんだよ」
タッタッタッ
バターン!
結衣「京子っ!」
京子「・・・!、ゆ、結衣?」
結衣「今、綾乃が泣きながら走ってったんだけど、何か知らない?千歳が追い掛けてるところだけど・・・」
京子「・・・あ」
結衣「・・・その顔、何か知ってるな」
京子「・・・・・・っ」 - 39 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 07:35:02.97 ID:FYlT+/2V0
- 結衣「おい、京子。吐けほら」ガクガク
京子「エ、エチケット袋がいるなー・・・」
結衣「ざっけんな、人が泣いてるときに!」
京子「ひぅ・・・」ビクッ
結衣「お前・・・・・・綾乃に何かしたのか?」
京子「・・・・・・・・・」
結衣「京子」
京子「・・・・・・・・・った」
結衣「・・・は?」
京子「襲ったの!綾乃を!・・・まさか、こんなことになるかと思わなくて・・・」
パァン
京子「うっ」バタン
結衣「・・・ちょっと京子、お前が何を言ってるのかよく、分からないや・・・」 - 41 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 07:42:27.20 ID:FYlT+/2V0
- 結衣「・・・襲ったってどういう意味?」
京子「・・・言葉通りの意味だよ結衣と千歳がいない間に、綾乃と・・・」
京子「エッチしようとしたの」
結衣「・・・・・・!」
京子「綾乃は私が好きな筈だから、きっと喜んでくれるかなって・・・そう、思って」
結衣「お前・・・っ!」グィ
京子「・・・けほっ。結衣は、喜んでくれたじゃないか・・・」
結衣「!」 - 42 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 07:46:29.13 ID:FYlT+/2V0
- 京子「あはは・・・なんなら今、する?結衣、しばらく誰も帰って来ないだろうしさー・・・」ツー
結衣「・・・・・・っ」
京子「あはは、可愛い・・・。結衣、太股が感じやs」
ドンッ
京子「っ」
結衣「・・・はぁ、はぁ」
京子「・・・・・・・・・結衣?」
結衣「・・・やっぱ最低だよ、京子は」ポロポロ
京子「・・・・・・」
タッタッタッ
京子「・・・・・・」 - 45 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 08:01:07.66 ID:FYlT+/2V0
- ゴゥン ゴゥン
ゴゥン ゴゥン
~ボイラー室~
千歳「あ、綾乃ちゃー・・・ん」
綾乃「ひっく・・・ぐすっ」
千歳「あ、いた・・・。もー、どないしたの綾乃ちゃん、私びっくりしたよ?」
綾乃「・・・千歳?」
千歳「ひゃー・・・ここあっついなぁー・・・、あ、隣いい?」ペタン
千歳「えへへ、またお風呂入らなね」
綾乃「う、うぅぅ・・・」ポロポロ - 46 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 08:05:26.91 ID:FYlT+/2V0
- 千歳「・・・歳納さんと何かあったん?」
綾乃「なんで・・・そう、思う、の?」
千歳「綾乃ちゃんが涙を見せるのは、歳納さんの事くらいやもん」
千歳「そんなつよーいつよーい綾乃ちゃんがぽろぽろ泣いてる、そんなの親友のうちにはほっとけんもん」
千歳「・・・理由、言いたくない?」
綾乃「・・・」
千歳「そっか」
綾乃「・・・あの、さ」
千歳「?」
綾乃「千歳は、さ。好きな人に、え、エッチ・・・迫られたらどうするの?」 - 47 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 08:09:32.24 ID:FYlT+/2V0
- 千歳「えぇ!?いぅ、うーん・・・そんなの、分からんよ。だってうちそんな人・・・・・・えと、いない、もん」
綾乃「私は・・・断っちゃった」キュウ
綾乃「・・・好きなのに、ね」
千歳「・・・歳納さん?」
綾乃「・・・うん」
綾乃「こうしてほしかったんだろ?って・・・さっき、言われて。怖くなって突き飛ばして出てきちゃった」
千歳「・・・」
綾乃「嫌な訳じゃないのにね、でも、私は、私は・・・」ポロポロ - 52 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 08:18:19.83 ID:FYlT+/2V0
- 綾乃「私は、もっと歳納京子とはあの違う・・・でも、それが普通、なの、かな」ポロポロ
綾乃「私がおかしいのかな・・・堅い女・・・なのかな」ポロポロ
千歳「綾乃ちゃん・・・」
綾乃「あはは、ごめんね千歳。折角の修学旅行なのに・・・」
千歳「・・・」
綾乃「気にしないでお風呂行ってきて、私も・・・汗かいちゃったから後で行くわ」
千歳「いいよ、綾乃ちゃん」
綾乃「?」
千歳「そんな顔じゃ、旅館の中歩けないでしょ?だからも少し人が少なくなるまで一緒にいよ?」ナデナデ
綾乃「・・・ありがと、千歳」 - 55 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 08:25:35.45 ID:FYlT+/2V0
- ~京子逹の部屋~
シャッ
結衣「はぁ・・・はぁ・・・、ちっ」
京子「あ・・・・・・結衣・・・あ、綾乃は?」
結衣「さぁね、見つからない。ホントに何処に行ったんだか・・・」テクテク
ガタンッ プシュ
結衣「・・・んく、んく。ぷは」
結衣「誰かさんが変な気起こさなきゃ、こんなことにはならなかったのにな」
京子「・・・・・・ごめん」
結衣「私に謝るなよ」
京子「さっきの事・・・ごめん」
結衣「・・・・・・・・・」んくんく - 56 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 08:33:35.94 ID:FYlT+/2V0
- 京子「あの・・・」
ピト
京子「ひゃっ・・・!」ビクッ
結衣「・・・ズルいよ京子は」
京子「え・・・」
結衣「そんな謝られたらあんまり責められないじゃないか・・・」プィ
京子「あ、えへへ・・・頂きます・・・」プシュ
結衣「でも、許さないからな京子。私ならともかく、綾乃にまで迷惑かけるなんて絶対にしちゃいけないことだ」
京子「・・・・・・んく、んく」
結衣「・・・お前、おかしいよ。ホント」 - 60 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 08:39:11.45 ID:FYlT+/2V0
- 京子「・・・・・・ごめん」
京子「・・・ねぇ、結衣」
結衣「ん?」
京子「結衣も・・・嫌だった・・・?」
結衣「・・・・・・まぁ、ね」んく
京子「・・・・・・」
結衣「でも、私はいいんだよ。それでもさ、昔から・・・そういう関係だったじゃないか」
京子「・・・うん」
結衣「なぁ、京子に取って綾乃ってなんなんだ?私と同じ、遊び相手か?」
京子「結衣が遊び相手だなんて・・・」
結衣「だって、そうだろ?・・・私も正直お前はそうだったよ」んく
京子「・・・え」 - 62 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 08:45:20.98 ID:FYlT+/2V0
- 結衣「都合のいい遊び相手。・・・幼馴染みなんてぴったりじゃんか」
結衣「・・・な?京子もそう、思ってるんだろ?」
京子「違う!私はそれでも・・・」
結衣「綾乃を襲ったのが他でもない証拠だよ、心の奥底ではそう思ってるんだよ、京子も 」
京子「なんで、そんなこと言うの・・・?」ジワ
結衣「・・・・・・さぁね」
結衣「もう、別れよっか、京子。関係も、切ろう?良い機会良い機会」
京子「・・・え、やだ、やだよぅっ」ガシッ
結衣「・・・」バッ
京子「・・・あっ」 - 65 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 08:49:52.88 ID:FYlT+/2V0
- 結衣「いちいち甘えんな、癪に触るなぁ」
京子「・・・え」
結衣「ホントは一人でなんでも出来る癖に、そうやって私に逐一助けを求めるのはやめてくれよ・・・」
結衣「虚しくなるんだ・・・自分が。何をどう頑張っても京子には敵わないから。泣きたくなる」
結衣「だから、そういうのも・・・やめよう?」
京子「・・・あ」ポロポロ
結衣「私に構う前に、もっと構う相手がいるだろ」
京子「やだ・・・やだぁ・・・結衣ぃ・・・・・・」ポロポロ
結衣「・・・」 - 67 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 08:57:22.20 ID:FYlT+/2V0
- 京子「なんでそんなこと言うの・・・?私が綾乃に迫ったから・・・?いつも勝手に結衣の家のお菓子食べるから・・・?私が、可愛くないから・・・?」ガシッ
結衣「・・・違うよ」
京子「じゃあっなんでっ・・・私、結衣がいないと生きていけないよぉ・・・」ポロポロ
結衣「・・・」
結衣「・・・このままじゃ、京子がダメになっちゃうから」ボソッ
京子「・・・え?」
結衣「あーーーもうっ!!」
ギュッ
京子「ふぁ・・・結衣?」
結衣「京子が可愛くない訳ないだろ!ばかっ!この~~~~っ」ワシワシ - 68 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 09:00:41.79 ID:FYlT+/2V0
- 京子「あわわっ・・・や、やめてよぉ・・・」
結衣「うっさい!馬鹿京子!ちょっと気のすむまでさせろ!」ワシワシ
京子「う、うぅ・・・」
ワシワシ
ワシワシ
ナデナデ
ナデナデ
ギュウ
結衣「・・・私達はもう中学生だよ。・・・子供じゃない」
京子「・・・」
結衣「だからお互いに・・・依存、するの、やめよう?」 - 71 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 09:06:25.76 ID:FYlT+/2V0
- 結衣「私は今でも京子が好き。それは変わらない」
京子「・・・」
結衣「でも、だからって。京子の隣にいるのは私じゃ、ない」
京子「・・・なんで」
結衣「なぁ、京子。綾乃の事は、好き?」
京子「・・・うん、大好き」
結衣「私の事は?」
京子「・・・大好き」
結衣「ふふ、そっか。でも、私達の好きはきっと本当の好きじゃない」
京子「・・・わかんない」
結衣「私達の好きは、依存して依存して、依存した後にくる好き、なんだよ。変なフィルターがかかってる」 - 72 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 09:10:01.82 ID:FYlT+/2V0
- 京子「フィルター・・・?」
結衣「うん」
京子「やっぱよくわかんないよ」ギュッ
結衣「実は、私も」
京子「・・・なにそれ、結衣、変」
結衣「でも間違ったことは言ってない、と思う」
京子「・・・・・・依存?」
結衣「きっと、綾乃は京子を幸せにしてくれるよ」
結衣「私よりもたくさん、たくさん好きで包み込んでくれる」
結衣「・・・なぁ、京子」
京子「・・・・・・」 - 73 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 09:13:51.61 ID:FYlT+/2V0
- 結衣「綾乃・・・待ってるよ。京子のこと」
京子「・・・」ギュッ
結衣「早く謝らなきゃ、駄目だよ。泣いてるよ」
京子「・・・・・・」
結衣「・・・魔法の時間は今日でおしまい。な?」
京子「・・・・・・・・・」
結衣「・・・・・・京子」
スッ
結衣「・・・・・・あ」 - 74 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 09:19:14.26 ID:FYlT+/2V0
- 京子「・・・結衣」
結衣「・・・」
京子「私、ホントにこれで良いのかな・・・」
結衣「あぁ」
京子「・・・今、この手掴んでくれないと・・・ホントに、行っちゃうよ・・・」スッ
結衣「掴まないよ」
京子「・・・・・・」
京子「・・・そっ、か」
京子「ねぇ、結衣」
結衣「ん?」 - 76 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 09:23:35.56 ID:FYlT+/2V0
- 京子「・・・・・・・・・」
結衣「なんだよ、改まって」
京子「・・・綾乃怒ってるかな」
結衣「角出てるぞ多分。モミアゲで死ぬな、京子は」
京子「・・・えへへ、怖いな」
結衣「怖いさ、関係を壊す時と作るときはいつだって怖い。ただ、いっぺんに来ただけだよ。気にすんな」
京子「結衣は・・・強いね」
結衣「一人暮らししてるからね」
京子「ふふ、羨ましいなぁ」 - 79 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 09:27:15.00 ID:FYlT+/2V0
- 京子「・・・・・・じゃあ、さよ、なら。結衣」
結衣「うん、また会うときは良い友達でいような」
京子「・・・あははっ、どうせこのあとすぐ会うのに」
結衣「雰囲気は大事だよ」
京子「・・・じゃあ行ってくるね」
結衣「ん」
タッタッタッ...
結衣「・・・」
結衣「・・・」ポロ...ポロ - 82 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 09:32:55.17 ID:FYlT+/2V0
- 結衣「ちゃんと、出来たかなー・・・」
結衣「あははっ、似合わない事やったなぁ・・・」ポロポロ
結衣「何が一人暮らししてるからね、だよ。馬鹿じゃないの?」ポロポロ
結衣「ホントに依存してたのは、私の方だよ・・・馬鹿」ポロポロ
結衣「・・・なぁ、京子。上手く、やれよ?」
結衣「後はお前次第なんだからな・・・?」ポロポロ
結衣「・・・ぐすっ、ひっく」
結衣「京子ぉ・・・」 - 89 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 10:05:24.16 ID:FYlT+/2V0
- ゴゥン ゴゥン
ゴゥン ゴゥン
カチャッ キィ
綾乃「ありがとね、千歳。元気出たわ」
千歳「ふふ、ええよええよー」
綾乃「はぁ、汗びしょびしょ・・・お風呂行きましょ」
千歳「うんっ」
京子「綾乃っ!」
綾乃「!」
千歳「・・・っ」バッ - 92 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 10:10:56.33 ID:FYlT+/2V0
- 綾乃「歳納・・・京子・・・」
京子「綾乃っ・・・さっきの事で話が・・・あるんだ」
綾乃「さっきの事・・・」ブルッ
千歳「歳納さん、綾乃ちゃんに酷いことしておいて。先ずは謝るのが先やないの?」スッ
京子「千歳・・・」
千歳「よう、そんなので綾乃ちゃんの前に顔出せたね」
京子「・・・綾乃、さっきはごめん」
綾乃「・・・・・・」スッ
千歳「・・・・・・」 - 94 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 10:15:51.44 ID:FYlT+/2V0
- 千歳「どういうつもりなん?こんな、綾乃ちゃんを傷付けるような事を・・・」
京子「・・・ごめん」
千歳「さっきまで綾乃ちゃん、泣いてたんよ?・・・好きだった歳納さんにいきなり・・・襲われて・・・」
京子「・・・ほんとに、ごめん」
千歳「・・・・・・っ」
スッ
綾乃「千歳・・・」
千歳「早く部屋に戻って。この修学旅行中はうちが綾乃ちゃんの側にいる。歳納さんなんか近付けさせない」
京子「・・・・・・」
千歳「・・・いこ、綾乃ちゃん」キュ - 99 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 10:22:39.72 ID:FYlT+/2V0
- グッ
綾乃「・・・・・・」
千歳「あや、の・・・ちゃん・・・?」
綾乃「・・・ごめん、千歳。先、行ってて・・・」
千歳「・・・え」
千歳「な、なんで!?歳納さんは綾乃ちゃんにあんなに酷いことしようとしたんよ!?それなのに・・・っ!」
綾乃「・・・・・・だからこそ、ちゃんと理由を。彼女の言い訳を聞きたいの。千歳、ほんとにごめん」
千歳「そんな・・・・・・」
千歳「・・・わかった」
千歳「歳納さん」
京子「・・・・・・」
千歳「次に綾乃ちゃんを傷付けたら、流石にうちでも、許さないから」 - 101 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 10:29:19.63 ID:FYlT+/2V0
- 京子「・・・うん」
千歳「じゃあ、先に入ってるから・・・」
綾乃「ごめんね」
千歳「ふふ、ええよ」
京子「・・・・・・」
綾乃「・・・・・・」 - 102 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 10:34:30.55 ID:FYlT+/2V0
- 京子「あの・・・・・・」
綾乃「なんで、あんなことしたの・・・?」
京子「・・・」
綾乃「・・・ねぇ」
京子「それは・・・」
綾乃「・・・まって。廊下の真ん中じゃ、迷惑だから、少し座れるところに行きましょ」
京子「・・・あ」
綾乃「エントランスのソファーなんかよさそう、ほら」キュッ
京子「・・・・・・!」
綾乃「ね?」
京子「・・・うん」 - 105 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 10:39:32.39 ID:FYlT+/2V0
- ~エントランスホール・隅~
綾乃「わ、ふわふわ・・・来たときに座ってみたいなー・・・とは思ってたのよね」ポフ
綾乃「・・・誰もいない、静か」
京子「・・・」
綾乃「・・・なんで、立ってるの?座ればいいじゃ」
京子「・・・ごめんなさい」
綾乃「・・・」
京子「言い訳は無い、です。ほんとにごめんなさい」 - 107 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 10:47:04.70 ID:FYlT+/2V0
- 綾乃「・・・そう」
京子「・・・・・・」
綾乃「ほらっ、座りなさいよ。足、疲れるでしょ」ポンポン
京子「でも・・・」
綾乃「ほーらっ」
京子「・・・うん」ポフッ
京子「わわっ」
綾乃「ふふ、ね?想像以上にふかふかでしょ?」
京子「び、びっくりした・・・よい、しょ」ポフン
綾乃「良くできました」
京子「あの・・・」
綾乃「うるさい」ベシッ - 110 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 10:51:54.00 ID:FYlT+/2V0
- 京子「・・・!?・・・!?」アタフタ
綾乃「謝られるこっちの身にもなってみなさいよ・・・それに、ごめんなさいの価値が下がるわよ」
綾乃「あ、お菓子がある・・・」ヒョィ
ピリリ パクッ
綾乃「んー♪歳納京子も食べる?」スッ
京子「いや、私は・・・」
綾乃「・・・む」ピリリ
ギュボッ
京子「むぐっ!?」
綾乃「仕返し」 - 112 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 10:55:51.17 ID:FYlT+/2V0
- ギュボッ
ピリリ
ギュボッ
ギュボボッッ
京子「~~~~~~~っ!?」バタバタ
綾乃「あ、まだたくさんあるわよ、このお菓子。うふふ」
京子「~~~~~~っ!~~~~~~っ!」
綾乃「・・・もう、しょうがないわね。はい、お茶」
京子「!」
ゴキュゴキュゴキュッ
ゴクンッ!
京子「っぷはぁ!!・・・し、死ぬかと・・・」ジワ
綾乃「こんてぃにゅー?」
京子「―――っ!?むぐぐーっ!?」 - 113 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 11:01:42.49 ID:FYlT+/2V0
-
京子「ぜぃ・・・はぁ・・・・・・げふっ・・・・・・はぁ・・・・・・」
綾乃「・・・あ、お菓子無くなっちゃった。30個以上あったのに・・・」
京子「あ、綾乃さん・・・あの・・・」
綾乃「仕方ない、おかわりを・・・」
京子「~~~~~~っ」フルフル
綾乃「・・・反省してる?」
京子「!」コクコクコクッ
綾乃「もう、しない?」
京子「」コクコクコクッ
綾乃「・・・はぁ、じゃあ今回だけ特別、許してあげるわ」
京子「」ブワッ - 115 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 11:07:48.45 ID:FYlT+/2V0
- 京子「・・・うぅ」ポロポロ
綾乃「ほら、泣かない泣かない」ナデナデ
京子「」グシグシ
京子「・・・」コクッ
綾乃「偉い偉い」ナデナデ
京子「・・・・・あの、さ」
綾乃「ん?」
京子「なんで、そんな簡単に許す、の?」
京子「・・・誰がどう見たって私は最低なのに」
綾乃「・・・」
綾乃「だって、一人ぼっちじゃ辛いでしょ?」
京子「・・・え」 - 117 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 11:14:56.99 ID:FYlT+/2V0
- 綾乃「貴女は誰も許されない事を、確かにしたわ・・・ほんとに最低の最低」
京子「・・・・・・うん」
綾乃「誰も、貴女を許さない。許すはずがない」
綾乃「・・・千歳はね、貴女が大切なお友逹だからあんなに怒ってるんだと思うな。他人だったら、あんなに前に出てくる娘じゃ、ないもの。だから許さない」
綾乃「貴女に庇ってくれる味方なんて、いない」
京子「・・・うん」
綾乃「・・・」
綾乃「だから、私は貴女を許すの」キュッ - 119 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 11:19:42.64 ID:FYlT+/2V0
- 綾乃「一年の時・・・私が一人ぼっちの時に、そこから救ってくれたのは他でもない、歳納京子だから」
京子「・・・・・・」ポロポロ
綾乃「あの時・・・ほんとに嬉しかったから・・・」ギュッ
京子「あ、やの・・・」
綾乃「それに、私が許せば皆も許してくれると思うしね」
京子「優しすぎるよ・・・甘すぎるよ・・・いつか、壊れちゃうよ・・・・・・」ポロポロ
綾乃「そう、かな」
京子「私みたいな人につけこまれちゃうよ・・・」ポロポロ
綾乃「・・・」 - 122 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 11:27:28.82 ID:FYlT+/2V0
- 綾乃「かも、ね・・・」
京子「だからっ・・・」
綾乃「・・・なら、歳納京子が私を守ってよ」ギュッ
京子「・・・無理だよ、私なんかじゃ」
綾乃「過ちを犯した人は、繰り返すか、二度とやらないか。二種類いるんだって」
綾乃「歳納京子は繰り返す人なの?」
京子「違うっ・・・もう・・・!」
綾乃「なら、責任とって守って、よ」
京子「・・・・・・だからっ!」
綾乃「・・・・・・お願い」ギュウ - 125 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 11:32:22.82 ID:FYlT+/2V0
- 京子「・・・・・・・・・」
綾乃「・・・・・・・・・」カァァ
京子「いい、の?」
綾乃「・・・・・・」ギュウ
京子「ほんとに・・・いい、の・・・?私、私なんか・・・」
綾乃「しつこいのは・・・罰金バッキンガムだから・・・」
京子「・・・・・・っ」
ギュウ
京子「・・・うん」
綾乃「・・・えへへ」 - 126 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 11:37:43.34 ID:FYlT+/2V0
- ~京子達の部屋~
シャッ
千歳「・・・あ、船見さん」
結衣「・・・ちと、せ?・・・あっ」グシグシ
千歳「・・・歳納さんの事?」
結衣「・・・まぁね」
千歳「許せない・・・船見さんまでっ!」クルッ
結衣「千歳が思ってるのとは違うと思うな」
千歳「・・・え」
結衣「・・・・・・千歳なら良いかな。丁度、誰かに愚痴りたいとこだったし・・・良かったら付き合ってよ」
千歳「・・・うん」 - 127 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 11:44:51.11 ID:FYlT+/2V0
-
千歳「そんな関係やったんか・・・二人とも」
結衣「まぁ、お遊びの延長戦上みたいな感じでズルズル、とね」
千歳「・・・なんや、あまりの重さに鼻血も出ぇへん。うぅ、血抜きをせぇへんと死ぬ・・・」
結衣(貧血ならぬ富血・・・?)
千歳「でも、そんな事があったんならうちもあまり心配しなくてもええんかなぁ・・・腑には落ちひんけど」
結衣「京子を信じてあげてよ、あいつ・・・少し子供なだけだから、さ」
千歳「・・・ふふ、うちらだってまだ子供だと思うよ?」
結衣「そ、そう、かな」 - 129 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 11:49:46.06 ID:FYlT+/2V0
- 千歳「そうそう、船見さんは一人暮らししてるから少しだけ早く、誰よりも大人になってるんだと思うわ」
結衣「う、うーむ・・・」
千歳「まぁ!綾乃ちゃんを襲おうとしたことは許さへんけどね!・・・今後は自重せずに妄想させてもらうわ・・・じゅるっ」
結衣「じ、自重してたんだ・・・モザイクかかってたけど・・・」
千歳「ふぇ?」
結衣「い、いや!なんでもないよ!」 - 133 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 11:56:05.65 ID:FYlT+/2V0
- 千歳「・・・上手くいくとええなぁ」
結衣「うん、そだね・・・」
千歳「歳納さんに、謝らなきゃ、かな」
結衣「千歳は何も悪いことしてないよ、だから謝らなくても大丈夫」
千歳「でも、うち・・・歳納さんと気まずくなるの・・・いややわ」
結衣「大丈夫、ならないから」
千歳「・・・根拠とか、あるん?」
結衣「ないさ・・・でも、なんとなく分かるよ。私は」
結衣「あいつの幼馴染みだから」
- 134 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 11:58:39.50 ID:FYlT+/2V0
- ~おわり~
- 135 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:15) 2012/09/12(水) 12:02:27.58 ID:aHHG/IbVi
- んほ?
- 136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 12:05:39.24 ID:e6PUeRwC0
- >>134が見えないんだけど俺のLvが低いから?
- 137 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 12:06:30.07 ID:FYlT+/2V0
- ~after~
- 138 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 12:13:17.41 ID:FYlT+/2V0
- タッタッタッ
タッタッタッ
「はぁ・・・はぁっ・・・!」
タッタッタッ
タッタッタッ
~カフェ~
綾乃「・・・はぁ、遅いなぁ」チュルー
綾乃「・・・まったく、大体初デートどいきなり遅刻する?普通?」
綾乃「・・・もう、三十分だし」
綾乃「はぁ・・・」 - 141 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 12:16:17.51 ID:FYlT+/2V0
- タッタッタッ
京子「っとと、ごめん綾乃っ!遅れた!」
綾乃「遅い!」バァン
京子「ひぅぅっ」
綾乃「あー・・・もー・・・、ほらぁ、映画始まっちゃったじゃない」
京子「うぅ・・・」
綾乃「ほら、いつまでも立ってないで座る。丁度良いからここで食べてきましょ」
京子「は、はい」ヨソヨソ
綾乃「すみませーん・・・この、季節のパスタとー・・・」 - 143 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 12:21:58.44 ID:FYlT+/2V0
- 京子「」もくもく
綾乃「あぁ、ほら口にソースが・・・」
京子「むぐ・・・、ありがと、綾乃」
綾乃「どういたしまして」もく
京子「これからどうしよっか?」
綾乃「今頃映画見てたしねー・・・あー、見たかったなぁ・・・恋のバッキンガム宮殿・・・」
京子「そ、それさ・・・面白いのかな?」
綾乃「B級の臭いはプンプンするわね」もく
京子「B級なら面白くないんじゃん・・・」
綾乃「!?」ガタッ - 145 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 12:27:40.18 ID:FYlT+/2V0
- 綾乃「と、歳納京子・・・?」
京子「むぐ・・・ん?ひぅっ!?」ビクッ
綾乃「うふふ・・・B級にはね、メジャーな物と違って監督や脚本のエゴがふんだんに詰められててね・・・!」
京子「す、杉浦さん・・・?あの、ここ、一応静かなカフェ・・・」
綾乃「あら、じゃあ家に行きましょう?たくさんたーくさん見せてあげるわ・・・うふ、うふふふ」
京子「え、あ・・・あの・・・そ、そだっこの後ゲームセンターにでも行かn」
綾乃「最近ね・・・あの旅館のお菓子取り寄せたの・・・たーくさんあるから食べながら一緒に観ましょう? 朝 ま で 」
京子「」カシャーン - 146 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 12:32:09.05 ID:FYlT+/2V0
- 綾乃「ちょっと・・・持ってきてあるのよ、ほら・・・」ピリリ
京子「あ、あはははははっ・・・ウ、ウェイトレスさん、これお金・・・」
綾乃「ほら・・・歳納京子・・・?美味しいよ?食べたかったんでしょう?」
京子「やめっ・・・!」
ガターン
綾乃「あっ、待ちなさい歳納京子ーっ!!!」
京子「うわぁぁぁぁんっ!綾乃ー、それだけは、それだけはやだぁぁぁぁっ!!」ダッ
綾乃「初デートで逃げるなー!!!」
京子「たーすーけーてーっ!!」
~綾京after:おわり~ - 149 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 12:38:48.03 ID:FYlT+/2V0
- 京綾から綾京へリバーシブル!
罪を犯した京子とそれを許した綾乃、立場は変われど二人の仲に変わりはないで御座るよニンニン!
ただ少しいつもと関係が変わった二人も・・・?
最近京子ちゃん優遇してたので少し悪い面を出してみたで御座る、綾乃ちゃんは可愛いで御座るな!ニンニン!
夜から朝にかけ、昼まで読んでくれて感謝感謝で御座るニンニン!
それでは!ドロン! - 150 : ◆hYbjxn2Lso 2012/09/12(水) 12:39:50.61 ID:FYlT+/2V0
- つ 今回の酉:ナモリタン
ではではほんとにドロン! - 151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 12:50:04.37 ID:YKZUKCMC0
- おつおつ
- 152 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】(1+0:15) 2012/09/12(水) 13:18:32.15 ID:1k5079bj0
- よかった
乙 - 154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/12(水) 13:50:27.54 ID:6rhBT3rAO
- おつ
しかし中学生とは思えん会話だなw

ゆるゆり 京子&綾乃 フタつきマグカップ

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