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淡「温泉!?」 尭深「うん」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 21:51:35.30 ID:LV3Jpxop0
- ~とあるローカル線の車内~
ガタンゴトン ガタンゴトン
淡「いや~ やっぱり都会と違って空気がおいしいなあ!」ガバッ
尭深「そんなに窓から体を出すと危ないよ! 淡ちゃん!」
淡「大丈夫 すぐ終わるから!」
尭深「そう…? ならいいんだけど…」
淡「もう少しで到着だね! タカミ」
尭深「そうだね 淡ちゃん」
淡「あっ! 駅が見えて来たよ!」
尭深(私たち二人は今 電車で地方の温泉街に向かっている)
尭深(1泊2日の小旅行 私自身もとても楽しみにしていた)
尭深(温泉はあるし お茶も美味しいらしい)
尭深(それにしてもなぜ こんな事になったかというと…)
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 21:56:37.15 ID:LV3Jpxop0
- 1週間前
白糸台高校 麻雀部 部室
菫「渋谷 ちょっといいか?」
尭深「は… はい 弘瀬先輩 何か御用ですか?」
菫「実は一週間後の麻雀部の慰安旅行の件なんだがな… 私と照は行けなくなってしまった」
尭深「えっ!? 一体何でですか?」
菫「それが 3年生の修学旅行が訳あって延期になってしまってな…」
菫「本当は今週行くはずだったんだが… 延期のせいで丁度麻雀部の旅行の日と被ってしまった」 - 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 22:00:31.10 ID:LV3Jpxop0
- 尭深「そうですか… それは残念ですね」
菫「せっかくの旅行だ 亦野と大星と3人で行って来い 良い息抜きになるだろう」
尭深「えっ? 良いんですか?」
菫「構わん 楽しんでくるといい」
尭深「分かりました 楽しんできます!」 - 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 22:05:36.78 ID:LV3Jpxop0
- 麻雀部前 廊下
尭深(そうか…先輩方2人は来れないのか… 残念だなぁ)
亦野「おはよう 尭深」ガチャガチャ
尭深「あっ 誠子ちゃんおはよう… ってどうしたのその大量の荷物!?」
亦野「いや… ちょっと一週間ばかり用事で出かける事になって… 私も旅行は無理そう」
尭深「そうか…それなら仕方がないね」 - 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 22:11:32.12 ID:LV3Jpxop0
- 亦野「そうだ! 電話とメールはしない方がいい 海外だし料金が高くなる」
尭深「海外? 事情は分からないけど… 行ってらっしゃい」
亦野「ありがとう 頑張って来る! 生きて帰ったらまた会おう!」タッタッタッ…
尭深「あっ! ちょっ… ……行っちゃった」
尭深(生きて帰ったら…って 一体どこに行くつもりなんだろう?)
尭深(よく見るとライフルみたいな物がリュックから見えていたし…)
尭深(本当 誠子ちゃんは良く分からないな…) - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 22:18:38.05 ID:LV3Jpxop0
- 尭深(これで二人っきりになっちゃったか)
??「だ~れだ! タカミ」ギュッ
尭深「ひゃあっ!?」ビクッ
尭深(ま…前が見えない…)
尭深「あ… 淡ちゃん?」
淡「大当たり! ビックリした?」
尭深「もう 心臓が止まるかと思ったよ…」
淡「ゴメンね タカミ~」
淡「そういえば… さっき亦野先輩と話してたけど何かあったの?」
尭深「実はね… かくかくしかじか」 - 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 22:25:18.87 ID:LV3Jpxop0
- 淡「へえ~ て事は…」
尭深「うん… 私達2人だけでの旅行だね」
淡「タカミと二人っきりか~ 凄い楽しみだなぁ!」
尭深「そうだね! 淡ちゃん!」
淡「早く一週間後にならないかな~」
尭深「もう淡ちゃんったら 気が早いんだから…//」
淡「エヘヘ…///」 - 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 22:31:25.35 ID:LV3Jpxop0
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
某所 とある温泉街近くの駅
淡「ふぅー 着いた着いた!」
尭深「いや~割と早かったね 淡ちゃん」
淡「そうだね~ ところでここは何で有名なんだろう?」
尭深「えー…と ここはどうやら温泉で有名みたいだね あと…」
淡「温泉!? そうと分かればのんびりしてられないね! 行くよ!タカミ!」タッタッタッ…
尭深「あ ちょっと淡ちゃん! 待ってよ~」 - 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 22:35:44.96 ID:LV3Jpxop0
- 温泉旅館前
淡「地図によるとこの旅館だね」
尭深「うん それにしても大きくて歴史のありそうな旅館だね…」
淡「早く入ろうよ タカミ!」
尭深「そうだね 入ろっか」
淡「すいませーん」ガラッ
従業員「は~い!」 - 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 22:42:51.74 ID:LV3Jpxop0
- 従業員「本日はようこそお越し下さいました!」
尭深「本日予約した者ですが…」
従業員「少々お待ち下さい…」
従業員「白糸台高校 麻雀部様ですね?」
淡「あっ はい」
従業員「5名様と伺っておりましたが…」
尭深「その… 他の3名は事情により来れなくて…」
従業員「そうでしたか…では お部屋にご案内致します」
- 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:33:23.95 ID:M+c1mtQN0
- >>18
事前に来れない分かってるならその事を伝えるもんじゃないのか…? - 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:41:16.81 ID:LV3Jpxop0
- >>36
確かにその通りですね…
間違っていたことをお詫びします - 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 22:47:19.44 ID:LV3Jpxop0
- 従業員「こちらがお部屋になります」ガラッ
淡 尭深「「うわあ~~~~!!」」
淡「タカミ見て! 窓から富士山が見えるよ!」
尭深「どれどれ? 本当だ! 凄く綺麗!」
従業員「ご満足いただけたようで何よりです」
従業員「お食事は7時からとなりますので… では ごゆっくり」バタン - 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 22:52:02.47 ID:LV3Jpxop0
- 淡「いや~ 疲れた疲れた」
淡「それにしても 凄くいい所だね!」
尭深「そうだね… 空気も美味しいし 旅館も綺麗だし」
淡「さて 荷物も降ろしたし 早速温泉行こっか!」
尭深「うん そうしようか」 - 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 22:57:04.95 ID:LV3Jpxop0
- 旅館内 大浴場 脱衣所
尭深「この旅館は露天風呂もあるみたいだね」
淡「本当!? 嬉しいな~」
淡「そうと分かれば… 早く入ろっと!!」ヌギヌギ
尭深「」ヌギヌギ
淡「?」チラッ
淡「!!」
尭深「…どうしたの? 淡ちゃん」 - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:02:17.78 ID:LV3Jpxop0
- 淡「タカミって結構良いスタイルしてるよね…」
尭深「えっ!? そ…そんな…照れるなぁ////」
尭深(淡ちゃんに褒められちゃった…)
淡「特にこのおもちが… 羨ましい!!」モニュモニュ
尭深「あっ…ふあぁっ!! あ…淡ちゃん!」ビクビクッ
淡「~♪」モミモミ
尭深「あ……あ……っ!!」
淡「……な~んて ゴメンね! 驚いた?」
尭深「はあっ…はあっ… もう 淡ちゃんったら…///」 - 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:06:40.47 ID:LV3Jpxop0
- 淡「うわー! 凄く広い! しかも貸切状態!」ダッ
尭深「待って 淡ちゃん!」
淡「何 どうかしたの?」
尭深「温泉に入る前に まずは体を洗わないと…」
淡「そういえば… すっかり忘れてたよ~」 - 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:10:41.79 ID:LV3Jpxop0
- 淡「そうだ! タカミ!」
尭深「何?」
淡「背中洗ってあげよっか?」
尭深「えっ///」
淡「だってせっかく二人っきりなんだからさ~ ね? お願い//」
尭深「う…うん じゃあ お願いします…///」 - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:14:06.31 ID:LV3Jpxop0
- 淡「じゃあ まずはタカミーから洗ってあげるね!」
淡「」ゴシゴシ
尭深「あっ…///」
尭深(淡ちゃんが私の背中を…)
尭深(何でだろう 凄い落ち着くなぁ…)
尭深(それに気持ちいい… 癖になりそう…///)
淡「はい 終わったよタカミ! じゃあ今度は私をよろしくね!」
尭深「あ… うん」 - 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:18:55.20 ID:LV3Jpxop0
- 尭深「」ゴシゴシ
尭深(これが淡ちゃんの背中…)
尭深(透き通ったような白い肌 華奢な体つき きちんと手入れされた髪…)
尭深(淡ちゃん 凄く綺麗……)
尭深「」ゴシゴシ
淡「♪~」
尭深「…はい 終わったよ」
淡「ありがと~ タカミ 気持ち良かったよ!」
尭深「ど… どういたしまして///」 - 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:24:46.65 ID:LV3Jpxop0
- ~~~~~~~~~~~~~~~~
淡「はぁ~…」カポーン
尭深「ふぅ~…」カポーン
淡「やっぱり温泉は気持ちいいね~」
尭深「そうだね……」
尭深「…あのね 淡ちゃん」
淡「どうしたの? タカミ」
尭深「その… 淡ちゃんの体… 凄く綺麗だったよ…」
淡「えっ!?」
尭深「う…ううん 何でもないの! 気にしないで!」
尭深(わ… 私ったら 何言ってるんだろう…///) - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:30:44.89 ID:LV3Jpxop0
- 淡「ふふっ タカミ… 顔真っ赤だよ?」
尭深「…これは …その! ……すこしのぼせただけで…///」カアア…
淡「あははっ! やっぱりいつものタカミだね~!」
淡「…でも 嬉しかったな タカミに褒めてもらえて」
尭深「淡ちゃん…///」
淡「…さっ! そろそろお風呂出ようか!」
淡「あんまり入ってると本当にのぼせちゃうよ?」
尭深「う…うん///」 - 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:38:07.21 ID:LV3Jpxop0
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
淡「ふう~ 温泉気持ち良かったぁ~」
尭深「気持ち良かったね…」
淡「まだ夕食まで時間あるね… どうしよっか?」
尭深「う~ん そうだね…」
尭深「じゃあ この辺りを散歩でもしない?」
淡「それがいいね! 少し涼みたい気分だし…」 - 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:44:08.34 ID:LV3Jpxop0
- 旅館前
淡「この辺りは木や田んぼがいっぱいで静かだね タカミ」
尭深「東京は自然が少ないからね… 自然が多い所はとっても新鮮だね」
淡「はぁ~ 風が気持ちいいよ~」
尭深「そうだね~」
淡「……」トコトコ
尭深「……」トコトコ - 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:47:46.94 ID:LV3Jpxop0
- 淡「あっ! あのお店 お土産屋さんだってさ!」
尭深「ホントだ!」
淡「ちょっと見ていかない?」
尭深「まだ時間はあるし… ちょっと位なら大丈夫だよ」
淡「じゃあ 早速寄ってみようかな~」 - 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:52:17.48 ID:LV3Jpxop0
- お土産屋 店内
尭深「凄い商品の数だね…」
淡「見てタカミ! 「ニワカは相手にならない辛さ20倍カレー」だってさ! 一つ買っていかない?」
尭深「う~ん… 私辛い物苦手だからちょっと…」
淡「そう? じゃあ「はやりん☆のおっぱいプリン」! コレはどうかな?」
尭深「ちょっと… 恥ずかしい…かな///」
淡「これもダメかぁ~…」 - 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 23:58:34.79 ID:LV3Jpxop0
- 淡「う~ん それだと… あっ! これならどう?」
尭深「今度は何?」
淡「このペアの湯飲み! 大きい方が私用で 小さい方がタカミ用!」
淡「これなら部室でお茶飲むとき 一緒に使えるよ!」
尭深「えっ…/// でもこの湯飲み…///」 - 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:00:01.43 ID:BX5IWvg70
- 淡「ダメ…かな…?///」
尭深「い…いや… 凄くいいと思うよ 淡ちゃん!」
淡「やったぁ! じゃあこれに決定だね!」
淡「すいませ~ん このペアの湯飲みをセットで下さ~い!」
尭深(これって夫婦湯飲み…/// 淡ちゃん…知らないのかな…///)
- 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:02:58.26 ID:BX5IWvg70
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~
淡「いや~ いいお土産が買えたね! タカミ」
尭深「う…うん 私もそう思う…///」
尭深(どうしよう… 淡ちゃんやっぱり知らないのかな…)
尭深(今 淡ちゃんにこれだけは聞いておかないと…!)
- 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:08:16.20 ID:BX5IWvg70
- 尭深「………ねぇ 淡ちゃん」
淡「何? タカミ」
尭深「その… こんな事聞くのは失礼だけど……」
尭深「淡ちゃんは… 好きな人っている?」
淡「え~ 凄い事聞くね タカミ~」
尭深「ご… ゴメンね…」
淡「いいの いいの! 女の子はこういう事気になるよね!」 - 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:12:23.34 ID:BX5IWvg70
- 淡「う~ん………… 気になってる人なら一人いるかな?」
尭深「そ… それってどんな人!?」
淡「誰かは言えないけど… 大人しくて 泣き虫だけど 凄く優しい人」
淡「その人はね、誰よりも私の事を大切に思ってくれていて…」
尭深「そ… そうなんだ…」
尭深(その人と相思相愛…って事なのかな…)
尭深(はぁ…) - 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:14:47.67 ID:BX5IWvg70
- 淡「タカミ?」
尭深「………あっ ごめんね…」
淡「どうしたの? ボーっとして」
尭深「ゴメンね ちょっと考え事をしてて…」
淡「そう… でもタカミが元気そうで安心したよ!」
尭深「あ… ありがとう 淡ちゃん…」
淡「日も暮れてきたし そろそろ旅館に戻ろ?」
尭深「そう…だね…」 - 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:18:03.19 ID:BX5IWvg70
- ~~~~~~~~~~~~~~~~
旅館内 淡と尭深の部屋
淡「いや~ ご飯美味しかったね!」
尭深「う…うん そうだね!」
淡「流石 温泉旅館というか… ええと…とにかく凄かったね!」
尭深「ははは……」 - 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:21:06.81 ID:BX5IWvg70
- 淡「明日は早いし… もう寝ちゃう?」
尭深「そうだね… 寝ちゃおっか」
淡「じゃあ お布団を敷かないと…」
淡「えー…とシーツに枕に掛け布団に…」ガサゴソ
淡「……はい! これがタカミの分!」ドサッ
尭深「あ… ありがと 淡ちゃん」
5分後
淡「さて! 布団も敷いたことだし… おやすみ~ タカミ」
尭深「う…うん おやすみなさい… 淡ちゃん」 - 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:24:02.63 ID:BX5IWvg70
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
尭深(眠れない…)
尭深(胸の奥が痛いよ…)
尭深(私は淡ちゃんの事が好き… だけど…)
尭深(淡ちゃんは私以外の人の事が好きで…)
尭深(そんなの絶対…嫌だ…)
尭深(でも… これで淡ちゃんが幸せになれるなら…)
尭深「ううっ… 淡ちゃん… グスッ」 - 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:27:32.54 ID:BX5IWvg70
- 淡「……タカミ 大丈夫?」
尭深「淡ちゃん…」
淡「怖くて眠れないの?」
尭深「……うん 怖いというか… 寂しいというか…グスッ」
淡「…じゃあ こうすれば寂しくないよ」ギュッ
尭深「あっ…///」 - 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:30:35.74 ID:BX5IWvg70
- 尭深(あっ…淡ちゃんが…私に…抱き着いて…)
尭深(淡ちゃんの体が…こんな近くに…)
尭深(でも 淡ちゃん…とてもあったかい…)
尭深(凄く… 安心するな…) - 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:34:17.63 ID:BX5IWvg70
- 淡「大丈夫? 震え止まった?」ギュッ
尭深「う…うん 大…丈夫だよ…///」
淡「辛いことがあったなら… 私にいつでも相談して」
淡「タカミは…私の…大切な人なんだから…」
尭深「あわ…い…ちゃん…!」
淡「タカミ…」
尭深「私ね… 淡ちゃんの事…」
- 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:38:09.48 ID:BX5IWvg70
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
翌朝
尭深「ふぁ~あ…」
尭深(何だろう… このあたたかい感覚…)チラッ
淡「スー…スー…」
尭深(淡ちゃん… そうだ… あのまま私寝ちゃったんだっけ)
尭深「淡ちゃんは… まだ寝てるのかな」
尭深「なら もう少しだけ… この幸せな時間を…」 - 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:42:53.12 ID:BX5IWvg70
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
淡「さぁ 荷物もまとめたし 忘れ物もなし!」
淡「そろそろ行くよ タカミ!」
尭深「待って! 淡ちゃん」
淡「どうしたの?」
尭深「帰る前に一つだけ… どうしても寄っていきたい場所があるんだけど…」
尭深「ダメ… かな?///」
淡「いいよ! でも一体…どこに行きたいの?」 - 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:47:17.10 ID:BX5IWvg70
- 某温泉街近く 神社
淡「神社?」
尭深「そう! 帰る前にここにお参りしていきたくて…」
尭深「凄く由緒正しい神社なんだって」
淡「へぇ~ じゃあ早速…」
淡 尭深「」チャリン パンッ パンッ
淡「……」
尭深「……」 - 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 00:57:26.68 ID:BX5IWvg70
- 淡「ふ~ お参り終わり! タカミは何をお願いしたの?」
尭深「私は… 淡ちゃんとずっと一緒にいられますようにって…」
淡「えっ…」
尭深「昨日の夜… 淡ちゃんは私を優しく抱きしめてくれた…」
尭深「私…凄く 嬉しかった…」
淡「タカミ…」
尭深「今だから言えます。 私 淡ちゃんの事が大好きです。」
尭深「楽しい時も辛い時もいつも隣にいてくれた そんな淡ちゃんが大好きです。」 - 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 01:02:54.87 ID:BX5IWvg70
- 淡「私も…」
淡「私も…タカミの事が大好き…だよ」
尭深「えっ!?」
淡「タカミからこの言葉が聞けて… 凄く嬉しい」
尭深「淡ちゃん…」
淡「これからもずっと一緒だよ タカミ!」
尭深「淡ちゃん… ありがとう…!」 - 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 01:08:25.45 ID:BX5IWvg70
- ~~~~~~~~~~~~~~~
10年後
淡「ただいま~」
尭深「おかえりなさい 淡ちゃん!」
尭深「疲れたでしょう? 少し横になってて…」
尭深「今お茶を淹れるからね」
淡「ありがとう タカミ~」
- 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 01:14:16.84 ID:BX5IWvg70
- 尭深「おまたせ 淡ちゃん~ はい どうぞ」コトッ
淡「ありがと~ …ってあれっ? その湯飲み…」
尭深「あれ 気がついちゃった?」
淡「あの時買った夫婦湯飲み…」
淡「あれからもう10年か…」 - 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 01:20:33.96 ID:BX5IWvg70
- 尭深「あれから10年経ったけれど… 私は淡ちゃんの事が大好きだよ」
尭深「これまでも… そして…これからも」
淡「私もタカミと同じ気持ちだよ…」
淡「これからもずっと一緒だね!」
尭深「うん!」
カン - 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 01:26:01.41 ID:uNv+nTt60
- おつ
- 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 01:27:44.17 ID:BX5IWvg70
- 最後まで見てくれた方 本当にありがとうございました
- 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 01:29:51.94 ID:aUygS5Xm0
- 乙乙!
しあわせやー - 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/16(日) 01:29:55.38 ID:6zWZcY110
- 乙乙

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