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女戦士「勇者、結構俺って良い体してるだろ?

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 09:33:03.64 ID:1nUR4V6W0
男戦士「どうだ凄いだろ?何照れてるんだよお前、がはははは」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 10:12:15.47 ID:Am/IBJW40
勇者「分かった!分かったから!はやく上着てよ戦士!」

戦士「男同士なのに真っ赤になっちまってほんとに初心だなガハハ!」

勇者「例え男同士だってと恥ずかしいのは恥ずかしいんだよ‥・・・・」

戦士「しっかしお前は勇者だってのになまっちょろい体してんよなぁ、優男なせいかこれで髪長くしたら女って言ってもバレないぜヒヒヒ!」

勇者(はぁ……子供の頃からの幼なじみなのになんでまだ女だって気づいてないんだよ、バカ)




7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 10:16:12.45 ID:pZYmgUsS0
タイトル詐欺の罰としてちゃんと書きたまえ


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 10:37:00.41 ID:Am/IBJW40
――ナジミの塔

戦士「昔からここ見て育ったけどよ、なんで島の中に塔が立ってるんだろうな」

勇者「昔はこちらとくっついてて。地殻変動で地面が割れちゃったとか・・・」

戦士「そうかもな、洞窟作ってまでここに塔立てる意味も分からんし――っとあぶねぇ!」

ザシュッ

おおありくい「いてぇwwwwwwwwww」 パタッ

勇者「キャッ!」

戦士「悪い、話し込んでて周りが見えてなかった」

勇者「ううん、大丈夫。僕のほうこそゴメンね」

戦士「ま、俺の手の届く範囲にいたら絶対守ってやるからよ!安心してなガハハ!」

くしゃくしゃ

勇者「も、もう。頭撫でるのはやめてって言っただろ!」 ドキドキ

勇者(大きくてちょっと硬い手が気持ちいい・・・お父さんが生きてたらこんな風だったのかな……)


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 10:45:07.04 ID:Am/IBJW40
―――ナジミの塔・夜

ズバッ

スライム「ピギィwwwwww」 パタッ

戦士「ふぅ・・・結構登ってきたけどまだ半分はありそうだな」

勇者「ヒィ・・・ふぅ・・・はぁ・・・う、うん。そうだ、ね」

戦士「・・・今日はこのへんで野営するか」

勇者「ふぅ、はぁ・・・ごめんね、体力がなくて」

戦士「実は俺の腹減っててよ、さっきのオオアリクイ焼いてくっちまおうぜ!ウィヒ!」

―――ナジミの塔・小部屋

パチパチ……

戦士「そのそろいいか、ほらオオアリクイのもも肉好きだったよな。いい感じに焼き目がついてるぜ」

勇者「うん、ありがと」 むしゃむしゃ

戦士「毛皮も割といい値になりそうだ、帰ったら銅の剣でも買おう」

勇者「うん」 ガツガツ

戦士「焼けたかな、俺はこのアバラのとこが大好きでよ」 ムシャバリッムシャ


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 10:51:39.55 ID:Am/IBJW40
勇者「ふふふ」

戦士「ん?なんだよ」

勇者「骨ごと食べるのも昔から変わらないね」

戦士「オウ、これがこの肉体美のヒケツってやつよ!」 脱ぎっ

勇者「バ、バカ。脱がないでって言ったろ――待って」

戦士「ヒヒヒなんだもっとみたくなったのか?」

勇者「怪我、してるじゃないか。見せて」

戦士「あ?あぁ。こんなもん掠り傷だって」

勇者「いいから」 グイッ

戦士(っと、なんかこいつ妙なとこで力強いんだよなぁ)

―――

勇者「ホイミ……」

戦士「おお、傷が塞がっていくぜ。魔法ってのはホントすげぇな火もおこせるしよ」

勇者「剣の腕じゃ敵わないけど、こっちのほうは役に立てるみたいだね」 ニッコリ

戦士「―ッ、オ、オウ。まぁ俺の剣とお前の魔法がありゃ魔王だって余裕だぜハハッハ!」 ドキッ


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 10:53:46.75 ID:GGJWXkYAO
この戦士の性別はっきりさせてくれ


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 10:59:11.15 ID:Am/IBJW40
戦士 ♂ (18) 割と大男 アリアハン一の戦士 趣味はボディービル
勇者 ♀ (16) 身長160くらい オルテガの息子だってんで勇者にされた 人見知りが激しい

勇者になったものの人見知りが激しく仲間を上手く集められない勇者を見てられなくて、
小さいころから一緒だったお兄ちゃん的な戦士が同行を申し出てふたり旅中

乗っ取りだから設定は思いつきで趣味全開


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 11:11:39.87 ID:Am/IBJW40
―――ナジミの塔頂上・朝

じいさん「よくきたの、勇者殿」

勇者「おじいさん、僕今日はお願いがあって――」

戦士「オイじいさん、なんでこいつが勇者だって知ってんだ」 ズイ

じいさん「長く生きとると色々分かるようになっての、ホレもってけ」 ポイ

戦士「チッ、変な爺さんだな。ま鍵有り難くはもらっていくぜ」

勇者「お、おい、戦士!ごめんねおじいちゃん。」

じいさん「ホッホッホ、よいよい。気をつけてな。魔王は手ごわいぞ可愛い勇者殿」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 11:21:02.28 ID:Am/IBJW40
―――岬の洞窟

勇者「ねぇ聞いた?さっきのおじいちゃん僕のこと可愛いだって?」

戦士「まぁあの歳の爺さんからしたら勇者は可愛いだろうなキヒヒ」

勇者(キリトリ 勇者は可愛い キリトリ)
―心に深く刻み込んだ

勇者「んふふー♪」

戦士「なんだお前、男が可愛いって言われて喜んでどうすんだ」

戦士「男ならこう!逞しい!っていわれないとな!」 脱ぎっ

勇者「バカ!露出狂!」

勇者「それに町の女の子にそんな事言われた事なかったじゃないか」

戦士「あ~アリアハンの女達は見る目がないよなぁ~」

勇者「はいはい、そうですね~」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 11:22:50.45 ID:Am/IBJW40
頭の中じゃイチャイチャしながら冒険してるのに文字にあらわすとめっちゃ硬いなぁ


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 11:41:09.24 ID:Am/IBJW40
―――外

勇者「はー、やっとお日様の下に出られたよ」

戦士「んっ・・・目が眩むな」 シバシバ

勇者「そうだね、今敵に襲われたりしたら――」

さそりばち「おいす」

勇者「ってなんでこんなとこに!」

戦士「勇者!」

ザクッ

勇者「イッ・・・たぁ・・・」

戦士「クソッ!」

ズバッ

さそりばち「コポォwwww」 ポトッ


勇者「ダメ・・・毒があったみたい・・・とても立ってられないよ・・・」 パタッ

戦士「待ってろ!今どくけし草を」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 11:47:27.64 ID:Am/IBJW40
―――――――――
――――――
―――

勇者「うぅ~ん」

勇者(ここは……えっと、私の部屋……?)

勇者「どうしてこんなところに…」

ガチャ

母「あら、勇者ちゃん起きたのね」

勇者「お母さん、なんで私ここにいるの?」

母「戦士君がここまで運んでくれたのよ?後でお礼言っておきなさいね」

勇者「……うん」

勇者(そっか、戦士が……)

勇者「えへへ」

母「な~に、ニタニタ笑っちゃって。さそりばちの毒がまだ残ってるのかしら?」

勇者「えー酷いよ、お母さん」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 11:56:50.98 ID:Am/IBJW40
母「それにしても・・・うふふっ」

勇者「何?なんなの?」

母「戦士君、顔真っ青にしてここに飛び込んできてね『勇者がさそりばちに刺されて!どくけし草は使ったけど全然起きなくて!』って」

母「あの子、いつも落ち着いててオジサンくさいくらいなのに勇者の事になるとまるで別人みたいになっちゃうのね?」

勇者「……」

母「ねぇ、もう戦士君とは付き合ってるの?」

勇者「えぇっ!?ないない!まだわた・・・じゃない僕の事男だと思ってるもん」

母「あらそうなの?でももうその心配はいらなさそうね」

勇者「えっ?」

母「ほら、あそこにあなたの服かかってるでしょ?」

勇者「うん・・・・・・なんか前が全部裂けてる・・・ね」

母「お腹刺されちゃったから上着ぜーんぶ斬っちゃったみたいでね?」

勇者「みら・・・れた?」

母「戦士君何度も謝ってたわぁ、うふふ!」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 12:00:54.64 ID:uEK0DTAj0
よしきたっ!


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 12:08:47.87 ID:Am/IBJW40
勇者「おわたこれは完全におわた、お母さん・・・私明日から勇者休む」 ボフッ

母「あら、なんで?いいじゃな。これで戦士君も女の子として勇者の事見てくれるわよ」

勇者「そうだけど……どんな顔して会えばいいのかわからないよ」 モソモソ

母「戦士君は貴方が女の子だったからって離れて行ったりしないわ、大丈夫」

勇者「そうかなぁ」 モソモソ

母「そうよ、お母さんが保証してあげるわ」

ドドドドドド

母「あら?」

勇者「なんだか騒がしいね」

ドドド バンッ!

戦士「勇者ぁぁぁ!」

母「あら、戦士君いらっしゃい」

戦士「あ、どうもっす・・・あのこれ良かったら勇者と・・・」

母「まぁ、木苺のパウンドケーキ?あらぁ・・・これってレーベ村のお菓子職人さんのところのよね?」

勇者「……」 布団の中


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 12:18:50.39 ID:Am/IBJW40
母「ありがとうねわざわざ、今お茶いれてくるからね、3人で食べましょう。」

戦士「あ、はい……あの、それで勇者はまだ目覚めてませんか?」

勇者(起きてない起きてない起きてない起きてない…!)

母「あら、起きてるわよ」

勇者(お母さああああああん!)

母「戦士君に見られちゃって恥ずかしいんですって、ふふふ!」

戦士「……」 カオマッカ

勇者(酷いよこんなのってあんまりだよ)

母「あ、その椅子にかけててね?ベッドでも構わないけど!それじゃごゆっくり~♪」

パタン

母(後は戦士君に任せるわね)

――――

戦士「……」 ギシッ

勇者(も、もう絶対布団から出るもんか!)


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 12:55:57.75 ID:Am/IBJW40
戦士「こうして布団に閉じこもった勇者の前に座ってると昔を思い出すよな」

勇者「……」

戦士「俺が6歳の時だから、勇者はまだ4歳だったっけ」

勇者(4歳・・・そっかあの時の――)

戦士「一緒に度胸試しに林にいってよ――」

―――アリアハン近辺 林

幼勇者「戦士ちゃん・・・もう帰ろうよぉ」 グスグス

幼戦士「ダメだ、度胸試しの石拾うまでは帰らない!」

幼勇者「僕意気地なしって言われてもいいよ、ここモンスターが出るんでしょう」

幼戦士「大丈夫だって!せいぜいがスライムくらいなんだから俺に倒しちゃうよ!」

幼勇者「うん……あっ」

ガサガサッ


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 13:00:50.88 ID:Am/IBJW40
いっかくうさぎ「ウサーwwwww」

幼戦士「嘘だろ……なんでいっかくうさぎがこんなところに」

幼戦士「チッ勇者、俺の後ろに隠れてろ!」

幼勇者「に、逃げようよ…あんなの勝てっこないよ」

いっかくうさぎ「シャーwwww」 ブンブン

幼戦士「こっこの!この!」 ペチペチ

カキン  バキッ

幼戦士「こ、こんぼうが折れちゃった……」

幼勇者 ガタガタ

幼戦士「くそっ!俺が捕まえとくから早く逃げろ勇者!」

幼勇者「ダ、ダメ腰が抜けちゃって…」

いっかくうさぎ「ウィヒwwwww」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 13:06:42.61 ID:Am/IBJW40
???「大丈夫かッ!二人とも!」

ズバッ

いっかくうさぎ「レイズwwwwww」 ドサドサッ

幼戦士「……オ、オルテガさん」

幼勇者「……パパ?」

―――

戦士「あんときゃオルテガさんには拳骨もらうし、お袋には飯抜きにされるしで最悪だったなハハハッ!」

勇者「……うん」

戦士「ついでに俺達は街中の注目の的でよ、お前は恥ずかしがってずーっとこうやって布団の中に引っ込んでたよな」

勇者「僕は戦士ほど図太くないんだよ」

戦士「あの時から俺、オルテガさんに憧れてさ。絶対オルテガさんみたいな立派な戦士になってやるんだって鍛えだしたんだ」

勇者「パパ、強かったよね」

戦士「それにさ、悔しくてよ」

勇者「くやしい?」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 13:12:46.04 ID:Am/IBJW40
戦士「あの時、俺がもっと強かったら。勇者の前でいいかっこできたのにってさ」

勇者「フフッ、なんだそれバーカ」

勇者「よいしょっと」 ムクッ

戦士「よう、やっと顔見せてくれたなガハハ!」

勇者「なんだか布団に隠れてるのがバカバカしくなっちゃったよ」

戦士「ふぅん」

勇者「ん?なに?」

戦士「やっぱりおばさんの娘なんだなって思ってよ」

勇者「ふふっ、なにそれ当たり前じゃない」

戦士「目とか口とか輪郭とかよく似てるよ、成長したらおばさんみたいな物凄い美人になりそうだハハハ!」

勇者「や、やめろよバカ!」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 13:17:45.80 ID:Am/IBJW40
戦士「ま。しっかり休んでまた一緒に冒険しなきゃな」

勇者「うん、そうだね・・・あっ」

くしゃくしゃ

勇者「また、子供扱いして」 ムー

くしゃくしゃ

戦士「……」

勇者「戦士・・・?」

スッ

勇者(あっ・・・戦士の手が頬に・・・)

勇者「戦士・・・」

戦士「勇者・・・」

勇者(か、顔が・・・そ、そうだ。目とじたほうがいいのかな。い、いま私どんな顔して・・・)


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 13:24:34.06 ID:Am/IBJW40
バーン!

母「おまったせー♪母さん特製のアップルティーよ~♪」

勇者・戦士 ビクッ バッ!

母「あ・・・あら、お邪魔しちゃった?」 ニヤッ

戦士「い、いえ大丈夫です、ちょっと勇者が熱あるか見てただけで!」 ドキドキ

勇者「そ、そうだよお母さん!あー美味しそう!早く食べよっ!」 ドキドキ

母「そーお?いいのよ戦士君、今日泊まっていっても?」

戦士「と……とまっ!?」 ゴクッ

勇者「何いってんだよお母さん!」 カァッ

チラッ

勇者(う、うわぁ……すごい顔になってるよ戦士……)

母「あらあらうふふふふ」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 13:36:41.76 ID:Am/IBJW40
母「さ、どうぞ召し上がれ」

戦士「すみません、いただきます…」 ズズッ カタカタ

母(いいわねぇ若いって、興奮しすぎて震えちゃってるわ!)

母「はい、勇者ちゃんも」

勇者「う、うん、ありがと・・・お母さん」

母(目がウルんじゃってるわ……物凄い殺傷力ね、わが子ながら末恐ろしいわ)

勇者「……ん、美味しい」 モソモソ

戦士「オ、オウ、前それ美味そうに食ってたからな。」 モソモソ

勇者「ありがと、戦士・・・」

戦士「勇者・・・」

母「ゴ、ゴホン!」

母(うぅ、お母さん居づらいわぁ…)


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 13:43:27.68 ID:Am/IBJW40
―――勇者宅 前

「玄関まで送るよ」

「母さんが送るからあなたは寝てなさい」

「そうだ、無理せず休んでろよ!ガハハ!」

ガチャッ

母「本当にありがとうね」

戦士「いや、俺が刺される前にさそりばちを退治できてれば」

母「ううん、そうじゃなくて」

戦士「…?」

母「あの子、ずっと男の子として育てられてきたでしょう?」

母「だけどね、私それでよかったのかなってずーっと考えてたの」

母「もしかしたら人並みの女の子としての幸せを知ることなくあの子は終わっちゃうんじゃないかって」

戦士「おばさん……」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 13:47:37.27 ID:Am/IBJW40
母「でもね、今日のあの子の顔を見て安心したわ」

母「あの子、貴方に恋してるみたい」 ニコニコ

戦士「お……・俺に?」

母「そうよ、私だってあの子の母親だもの、顔見たらすぐ判っちゃうわ」

母「勇者ちゃんの事、よろしくね?あの子あれですっごく傷つきやすくてね。貴方が支えて上げてね」 ペコリ

戦士「……ウス、任されました」 ペコリ


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 13:55:02.96 ID:Am/IBJW40
―――ロマリア 翌朝

戦士「――って感じのが欲しいんだが」

店主「ああ、丁度いいのがあるよ兄さん!ええっと…」

店主「あったあった、どうだい?イシスからの輸入品だよ?」

戦士「見せてくれ…うん、これでいい。いくらだ?」

店主「そうだねぇ、まぁ1500ゴールドってとこかな!」

戦士「いただくよおっちゃん」 チャリン

店主「毎度あり!」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 14:04:02.43 ID:Am/IBJW40
―――勇者宅 昼

勇者「はぁ……暇だよ、話し相手がいないとホント暇、本も飽きちゃったし」 ゴロゴロ

勇者「一緒の冒険してる時は戦士がうるさいくらい話しかけてくれたもんなぁ」

勇者「戦士……どこ行ってるんだよ、バカ」 ボフッ

―――いざないの洞窟

ザシュッ

おばけありくい「うはwwwwwww」 グシャッ

戦士「チッ、斬っても斬っても湧いてきやがる」

戦士「こいつの肉はマズそうだな……」

アルミラージ「ラリホーwwwwww」

戦士「あっ・・・チクショウやべぇ・・・!」

戦士「くたばれっ!」

ズバッ

アルミラージ「おkwwwwww」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 14:17:28.07 ID:Am/IBJW40
―――勇者宅

勇者「そういえばお母さんもいないなぁ」

勇者「そうだお昼ごはん作ろうっと、私とお母さんと……あと、ついでに戦士の分も」

勇者「オオアリクイ肉と薬草の細切り炒め(青椒肉絲)でいいかな」

勇者「早く帰ってこないとご飯冷めちゃうよ、もう」

―――いざないの洞窟

戦士(ヤバいな・・・ここで意識がなくなれば確実に魔物の餌だ)

ズブッ

戦士「ぐっ・・・いてぇ・・・でもこれで少しは歩けそうだ」

戦士「薬草を買い込んどいて良かった」 モシャモシャ

戦士「地上にさえ出れば半分寝ててもどうとでもなるんだけどな……」

戦士「そういやキメラの翼使えばここ通らなくても…いや後の祭りか」

ゴソッ

おばけありくい「ういーっす」


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 14:27:23.15 ID:Am/IBJW40

戦士 Lv13 残りHP30

持ち物 E銅の剣
      Eたびびとのふく
      Eせいどうのたて 
     にアやくそう
       やくそう
       やくそう      
                 』

~モグモグ~

戦士「これでやくそうも後2つか、来いよ化物」 チキッ

おばけありくいA「ゲレゲレwwwwwwwww」

おばけありくいB「プックルwwwwwwwww」

ズバッ

おばけありくいA「イエッタwwwwwww」 ドグシャ

戦士「ハァッ…ハァッ…チッ、一匹後ろにっ!」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 14:31:55.44 ID:Am/IBJW40
ガブリッ  ザシュッ

おばけありくいB「ボロンゴォ……・」 バタッ

戦士「やべぇ・・・文字が黄色く見える」

~モグモグ~

戦士「はー・・・あと1つか」

戦士「勇者がいりゃあな…ホイミかけてもらって…」

―――――――――――――――――――――

勇者「怪我、してるじゃないか。見せて」

戦士「あ?あぁ。こんなもん掠り傷だって」

勇者「いいから」 グイッ

戦士(っと、なんかこいつ妙なとこで力強いんだよなぁ)

―――――――――――――――――――――

戦士「こんなとこでくたばったら末代までの笑いもんだなガハハ!」

戦士「さ、て行きますか。」


62:地の文ないと戦闘シーン意味フwwww:2011/05/17(火) 14:47:36.17 ID:Am/IBJW40
―――いざないの洞窟 出口付近

戦士(もうちょっとで出口だな、地表まで出りゃこっちのもん―――)

キャタピラー「キチキチキチキチwwwwww」

戦士「おいおい、こりゃ倒さなきゃ出られないって奴か」

~モグモグ~

戦士「これでやくそうも食べ切りか」 チキッ

戦士「ツェアッ!」

ブンッ カキンッ

キャタピラー「キチキチ…」

戦士「かっってぇ~・・・ハハハ銅の剣が刃こぼれしてやがる」

戦士「いいねワクワクしてきた!途中の雑魚共はやらわらかすぎてよ!」 チキッ

戦士(狙うは甲殻の間ッ)

ズブッ

戦士「入ったッ!」

――ガチン バギッ


64:確かいざないの洞窟に落ちてたよね:2011/05/17(火) 14:56:57.96 ID:Am/IBJW40
戦士(甲殻で挟んでヘシおりやがったッ・・・!)

キャラピラー「キチキチッ!」

ブォン ドゴォ

戦士「オブッ……ガハッァ」

戦士(肋骨が何本かもってかれたか・・・)

戦士(見た感じ全長3mってとこか……重さも相当ありそうだ、こんな化物に折れた剣しかないとは……)

戦士「いや・・・もう一本あったか。綺麗な短剣だから勇者にやりたかったが――」

キャタピラー「キーチキチキチwwww」

ブオッ ドガッ

戦士「ガハッ!」

戦士(このクソデブが・・・!重てぇだろ!)

キャタピラー「キチ・・キチ・・・キチ…」 ヨダレポタポタ

戦士「腹減ってるのか化物、そんなに食いたきゃ・・・これでも食ってろ!」

  E聖なるナイフ

ザシュッ


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 14:58:38.67 ID:UNQoa5i80
戦士頑張ってえええ


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 15:08:03.09 ID:Am/IBJW40
キャタピラー「キチ‥・キチ…」 ドザッ

戦士「ハァッハァッ…残りHP1ってところかハハハ!でも俺の勝ちだ!」

戦士(ッツゥ…‥おお痛ぇ……そういやこいつの牙はいい値になるはずだけど、そんな場合じゃないか…)


ズリズリズリズリ

戦士「なんとか安全なとこまで行って一晩休めば…」


キチッ…

戦士「おい、嘘だろ」

キャタピラー「キチ…」 ズズズ

戦士「こんなところで、食われて、たまるかよ!」ググッ

???「そうよ、まだ食べられるには早いわ――ベホイミ」

戦士「傷が……みるみる塞がっていく!」

母「やっほ、戦士君」

戦士「……どうしてここに」

母「説明は後でするわ、まずはアレ、やっつけちゃいましょう!」 ザッ


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 15:15:45.66 ID:Am/IBJW40
母「てァ!とびひざげり!」 シュッ

ドゴォ!

キャタピラー「キピィwww」

母「もういっちょ!ばくれつけん!」 シュシュッ

ドドドドドッ!

キャタピラー「キャピッwwww」 グラグラ

戦士(もうおばさん一人でいいんじゃないかな)

母「さぁトドメよ、戦士君!」

戦士「ッ!あ、ああ!」

戦士「これで終わりだ化物!」 E聖なるナイフ

戦士(頭蓋に刺さったままの聖なるナイフでそのままぶった切ってやる!)

戦士「でぇやぁ!」

キャタピラー「カパァwwwwwww」 デロッドザッドザッ

戦士「ハァッ・・・ハァッ・・・」


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 15:20:42.41 ID:Am/IBJW40
母「おつかれさま戦士君、こいつには賞金がかかっててねぇ。3000ゴールドにはなるかな♪」 ルンルン

戦士「ハァハァ……助かりました。でもどうして俺がここにいるって分かったんですか?」

母「なんだか胸騒ぎがしてね、お城に住んでる占いババに見てもらったの」

母「そしたら、いざないの洞窟に一人で入っていってるじゃない?おばさんビックリしちゃったわよ」

戦士「なるほど……しかしおばさんあんな強いんだもんな。教えてくれたら良かったのに」 ニカッ

母「ま、伊達に勇者オルテガの妻はやってないって感じかな?」

母「さぁ帰りましょ、あの子が待ってるわ」

にア キメラのつばさ


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 15:26:24.67 ID:Am/IBJW40
母「ただいま」

勇者「おかえりお母さん・・・って戦士!?どうしたの傷だらけじゃないか!」

戦士「わりぃな、ちっと散歩にヘマしてよガハハ!」

戦士「ッツゥ…」

母「ダメよ、それだけの傷を受けたのだからベホイミじゃまだまだ無理はきかないの」

母「勇者、こっちに来て肩を貸してあげて?」

勇者「う、うん。……ひどい、どうやったら散歩でこんなに傷をこさえるのさ」

戦士「まー色々あってな。そうだ土産置いとくぜ、後で開けてみてくれハハハ!」 ドサッ

勇者「まさかこんなものの為にそんな体になったんじゃないよね?」

戦士「ガハハハ!」

―――


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 15:40:47.65 ID:Am/IBJW40
勇者「うちに地下室なんてあったんだ」

母「あら、そういえばここ入るの始めてだったかしらん?」

勇者「ビーカー、魔方陣、杖、魔道書、魔法使いの部屋みたいだね」

母「そうよ、母さん賢者だったんだから」

戦士(賢者?)

母「その前は武闘家だったの」

戦士(なるほど)

勇者「へぇ~、私全然知らなかったよ」

母「そこの魔方陣の上におろしてあげて」

勇者「うん、戦士おろすよ大丈夫?」

戦士「ああ、大げさだな勇者はハハッハ!」


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 15:53:05.33 ID:Am/IBJW40
母「さ、始めるわよ」 スゥゥ

勇者「お母さんが青い光に包まれていく…」

戦士「綺麗だ・・・」

勇者「・・・」 ゲシッ

戦士「イテッ、なにすんだよ」

母「偉大なる精霊ルピスよ、その大いなる慈しみの心でかの者の傷を癒したまえ…『ベホマ!』」

シュワァァァ

勇者「凄い・・・」

戦士「体中の痛みが一瞬で消えた・・・」

ブゥ・・・ン

母「はい、おしまい!」

戦士「すごいなおばさん!折れた骨まで治っちまいやがったハハハハッ!」

勇者「エェッ!?骨折までしてたの!?」

母「私も前線を退いて長いからね、行使するにはこんな部屋1つ必要になっちゃうのよホホホッ!」

母(もっと褒めて!)


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 16:01:39.89 ID:Am/IBJW40
勇者「そうだ、今日は私がご飯作ったんだよ。」

母「ちゃんと3人分あるの?」

勇者「うん、そのへんは抜かりないよ」

母「そう、じゃあ戦士君も一緒にお夕飯にしましょう!」

戦士「3人って、爺さんいないのか?」

勇者「うん。お爺ちゃんはお城で住み込みで剣術指南してるから」

戦士「そうか、またあの人に稽古付けてもらいたいなハハハ!」


―――夜

戦士(結局爺さんのベッドを借りる事になった、隣には勇者が寝てるのか…) ギンギン

勇者(お爺ちゃんの部屋には戦士がいるんだよね・・・もしかして夜這いなんて・・・) ドキドキ

母(ワクワクテカテカ)




母の使い勝手が良すぎて勇者が空気になってきた


90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 16:08:17.85 ID:Am/IBJW40
―――勇者宅 朝 

チュンチュン

勇者(あんまり眠れなかった…)

ガチャ

「よう」

勇者「えっ、ああ、戦士おはよ」

戦士「ここ、すごい寝ぐせになってるぞ」

くしゃくしゃ

勇者「わっ、もう・・・余計に、ひどくなっちゃよ」

戦士「ガハハハ!」


母「2人ともー!イチャついてないで朝御飯よ降りてらっしゃーい!」

勇者「もう!母さんイチャついてなんかないから!」 パタパタパタ

戦士「だな」 ノシノシノシ


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 16:29:15.83 ID:Am/IBJW40
母「いただきます」

戦士・勇者「いただきます」

母「そういえば昔は食べに来てくれてたわよねぇ」

戦士「おばさんの飯は天下一品ですんでハハハ!」 ガツガツ

勇者「あの時から遠慮せずに3杯目もズイッと出してたよね」

戦士「オウ、だからこんなに立派な体になれたんだ」 脱ぎっ ガシッ

母「食事中の脱衣は禁止よ」

戦士「す、すみません」

勇者「ふふふっ」

母「でもそうしてると新婚さんみたいねぇ」 ニヤニヤ

勇者「ブフォッ!ゲホゲホッ!」

戦士「オ、オイ」 ベットリ

母「あら、汚いわよ勇者ちゃん」

勇者「もう、誰のせいだと思ってるんだよ……」 フキフキ


97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 16:34:48.33 ID:Am/IBJW40
戦士「そういや昨日の土産開けてみたか?」 モッシャモッシャ

勇者「ううん、まだだけど」 モクモク

戦士「そうか、飯食ったら開けてみてくれ・・・あ、おばさん飯おかわり頼んます」

母「はーい」

勇者「うん、分かった…あ、いいよお母さん私が入れる」

ポンポン

勇者「はい」 ズイッ

戦士「お・・・」 パシ

勇者「なに?」

戦士「いや、勇者に飯ついでもらったの始めてだなって思ってなガハハハ!」

勇者「な、なに言ってんだよバカ!・・・ご飯くらいいつだって…」ボソボソ

母「あらあらまぁまぁ」 ニヤニヤ


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 16:40:27.71 ID:Am/IBJW40
―――勇者自室

勇者「戦士からのお土産かぁ、わざわざあんな思いして何買ってきてくれたんだろう・・・」

ガサガサ

勇者「って服・・・?」

勇者「これって着ろって事だよね」

勇者「こんな服着たことないよ……もう」

シュルシュル パサッ ガサゴソ

勇者「うん・・・こんなもんかな。なんだかスースーして恥ずかしいかも」


―――勇者宅 リビング

戦士「―――で、感動した俺はオルテガさんを目指して体を鍛えだしたと、この通り!」 ムキッ

母「あら、結構立派になったわねぇ」 さわさわ

戦士「おばさんくすぐったいよハハハ!」

母「ごめんなさいね、でもあの人に比べたらまだまだかしら!うふふふ!」


101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 16:48:19.85 ID:Am/IBJW40
勇者(何楽しそうにしてるんだよ、こっちは恥ずかしくて死にそうだっていうのに) ジィッ

母「あら?勇者ちゃん、そんなところに隠れてないでこっちにいらっしゃい」

勇者「ん・・・」 スッ

戦士「オウ、土産・・・どう・・・だ・・・た」 ポカーン

勇者 モジモジ
Eきぬのローブ

イメージ画像(こういう服)



母「あら・・・まぁ」

勇者「どう・・・かな、女の子の服なんて始めてだからおかしくない?」

母「ううん素敵よ勇者ちゃん!もっと早くに綺麗な格好させてあげれば良かったかしら」 ウルウル

勇者「戦士は?」

戦士「えっ、あ・・・ええとそうだな、いいんじゃないか」 ドギマギ

トコトコトコ

勇者「こっち見てないじゃないか」 ジトッ

戦士「顔ちけぇよバカ」


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 16:50:47.68 ID:m0sN7H+p0
ニヤニヤ(・∀・)


103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 16:56:29.10 ID:Am/IBJW40
母(いいとこあるじゃない)

母「母さんちょっと出かけてくるわ、あとは2人でよろしくね!」

勇者「うん、いってらっしゃい」

バタン

勇者「ねぇ」

戦士「なんだ?」

勇者「この服、確かにすごく綺麗だけど。女の子の服ならこの町にも沢山あるよね」

戦士「オウ」

勇者「どうして、あんな無茶してまでこんなの・・・」

戦士「えっと・・・そうだな」

戦士「それ、お前が着る最初の女の服だろ?」

戦士「だから、町の子が着てるような特別綺麗なのを着せてやりたかったってとこか」 ポリポリ

勇者「戦士・・・」

戦士「ま、怪我したのは俺のミスだ!Lv13もありゃ往復くらい余裕かと思っててよハハハ!」

勇者「そんで死んじゃったらどうすんだよバカ・・・でもありがと」


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 17:04:27.01 ID:Am/IBJW40
勇者「……あっち向いたままでかっこつけてもしまらないよ?」

戦士「ん・・・ちょっと刺激が強すぎてな慣れるまで待ってくれ」

勇者「ううん、待たないよ」

トコトコ ポスッ

勇者「こんだけ近かったら嫌でも眼に入るよね」

戦士「オ。オイ…」

戦士(膝の上に勇者のお尻が…なんだかやけにいい匂いがするし) クラクラ

勇者「広い胸板だね……記憶の中のパパよりも」 スゥ



勇者「ね、お願い。戦士、私を見て?」


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 17:16:11.91 ID:Am/IBJW40
戦士(俺達には魔王を倒す使命があるんだ…全年齢対象のDQでこんなことしちゃいけない!)

にア 1.深呼吸する
   2.獣になる

ピッ

※戦士は大きく息を吸い込んだ

戦士(ふぅ・・・少し落ち着いた、よし)

戦士「勇者・・・あのなその服で――」

勇者「やっと、こっち向いてくれたね!」 キラキラウルウル

戦士「で・・・で・・・」

戦士(なんつう天然のエロ顔・・・理性が根こそぎもってかれそうだ) クラクラ

勇者「服で・・・なに?」

戦士「俺の嫁に・・・じゃないその服でこれ持ってくれれば」

Eまどうしのつえ

勇者「うん、持った・・・」


112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 17:23:01.07 ID:Am/IBJW40
戦士「――そして」


―――王宮 王座の間

王「なんと、ではお主が勇者の使命を引き継ぐというのか!」

戦士「はい、で勇者はこの通り俺の仲間の賢者ということに」

王「ふむ、形はどうあれ勇者オルテガの娘が旅を続けてくれるなら異存はないがの」

勇者「ッ、戦士にこんな使命負わせるわけには・・・!」

戦士「勇者、黙っててくれ」

王「……ふむ、なるほどな。あい分かった!国中にはお前が勇者であるとお触れを出しておこう!」

戦士「ありがとうございます。王様」


114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 17:30:56.07 ID:Am/IBJW40
―――勇者宅

母「あらまぁ、勇者ちゃんの代わりに?」

戦士「そうっす、これからは俺が勇者ってことでハハハ!」

勇者「なんでだよ!どうしてそんな事する必要あるのさ」

戦士「・・・勇者」

勇者「なんだよ、わた・・・僕は怒ってるんだからな」

勇者(あれだけ勇気だして誘ってみたのにキスもしてくれないし…)

戦士「これでお前は無理をして男として暮らさなくてもいい」

戦士「世界の求める、強い男の勇者には俺がなってやるから」

戦士「だから、好きに生きていいんだ。一人の女の子として」

母「戦士ちゃん…」

勇者「そ、そんなこと僕は頼んでないぞ!」


121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 17:42:00.60 ID:Am/IBJW40
勇者「なんでそんな大事な事一人で決めちゃうんだよ!」

勇者「僕は子供じゃない!女でなくったって構わない!」

勇者「今からでも王様のところにいって」

戦士「お前は女なんだよ!」

勇者「バカにしてっ――えっ」

グイッ

チュッ

戦士「俺が!好いた女を守る勇者になりたいだよ!」

勇者「んっ・・・戦士・・・でも」 トロン

チュッ

戦士「もちろんお前も一緒に行くさ、俺の剣とお前の魔法で無敵なんだからよ」

勇者「……うん、ごめん」




母(青春ねぇ・・・) ポワポワ


125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 17:48:20.14 ID:Am/IBJW40
―――翌朝

勇者「それじゃ行ってきますお母さん!」

母「はい、元気で帰ってくるのよ」

母(幸せそうな顔しちゃってまぁ)

戦士「一発バシッと魔王を倒してすぐ帰ってきますよガハハハ!」

母「ええ、勇者ちゃんの事。頼んだわね」


勇者「ほら、いくよ戦士!」

戦士「ああ」

戦士「それじゃ、行ってきます」

母「はい、行ってらっしゃい」


勇者「そういえばさ、王様に会いに行く時別にこんな服装しなくて良かったんじゃない?」 ピラッ

戦士「俺はな、形から入る主義なんだ」

戦士「その格好、最高にいいぜガハハハ!」

勇者「な、なにいってんだよバカァ!」 パコーン


128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 17:54:27.87 ID:Am/IBJW40
その後

大男の勇者と彼を支える美しい賢者の噂は

世界の希望として瞬く間に人々の間を伝わり、

長くその心を支え続けました。

彼らが本当に魔王を倒せたかって?

彼らの冒険は始まったばかり、

しかしきっと彼らならかの魔王すらもその愛と友情で打ち砕いてくれることでしょう。

            おしまい


そろそろ夕飯作るんで終わりです。
かような駄文にお付き合いくださりありがとうございました。
このお話の続きはきっと皆さんの心のなかに・・・


129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 17:56:42.36 ID:OwT0TnX50
乙乙


130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 17:56:56.36 ID:sLH9XKys0
乙!


132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 17:59:35.32 ID:yoyUFzm50
いいおわりかたw
おつつー





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