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P「知らぬ間に俺が春香と付き合ってることになってた」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:23:03.13 ID:A5+1dJz40
- P「どういうことなんだ」
小鳥「知りませんよ、すっかりラブラブじゃないですか」
P「知ってますか小鳥さん、ラブラブって死語なんですよ」
小鳥「はい」
P「ああ、どうしよう……プロデューサーとして俺はどうしたらいいんだ」
小鳥「うーん……これは完全にプロデューサーさんの自業自得ですから」
P「そうですよね、分かっては居るんですけども、本当のこと言うにしても春香を傷つけてしまうかもしれないし、だからと言ってこのままですと……いずれ大変なことになるような気がするんです」
小鳥「女心踏みにじる野郎は下衆ですからね~」
P「なるほど、今まさに踏まれたような感覚です」
小鳥「ここはプロデューサーさんが男として!きちんとわきまえないと!」
P「ああ~どうしよう……」
小鳥「誰かに聞いてみるとか、どうですか?」
P「誰かに?」
小鳥「対処方法を」
P「なるほど!それじゃあ>>10に聞いてみよう!」
※アイマスキャラでお願いします、DS組は口調とかが酷くなるかもです。
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:27:51.77 ID:rJjUAOGCO
- 亜美
- 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:27:57.12 ID:4XVK8NYm0
- ひびきん
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:28:24.34 ID:hYe2BLOZ0
- ひびか
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:33:02.60 ID:A5+1dJz40
- P「……ということなんだよ、響どうすればいい?」
響「なんだ、プロデューサーは付き合ってるつもりじゃなかったのか、自分がっかりだぞ」
P「そう言わずに、な?」
響「そうだなぁ……他に好きな人が出来たとかどうだ!?」
P「うーん、それも考えたけど……」
響「ダメなのか?」
P「良いにしたって、誰を好きになったって言うんだ?」
響「そ、それは!!…………じ、自分、と、か?」
P「……え?」
響「じ、自分なら、あ、プロデューサーに合わせるぞ……」
P「そ、そうか……つまり、響のことが好きになってしまったからーってことか」
響「そうだぞ!」
P「うーん、でもそのあとに俺と響は付き合ってるってことになるんだから、それなりに対処しないといけないし、響と春香の関係が気まずくならないか?」
響「それは……な、なんとかするぞ!」 - 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:36:07.69 ID:A5+1dJz40
- P「なんとかって……厳しいな」
響「でも自分以外には難しいと思うぞ」
P「そうか?」
響「う、うん」
P「まぁ……響、ありがたいけど最終手段にするよ」
響「わ、分かったぞ。また困ったことあったら聞いてくれ!」
P「ああ!ありがとな!!」
P「……なんか響顔赤くなってたな」
P「さて、次は>>23に聞いてみるかな」
※響以外のアイマスキャラで! - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:40:34.47 ID:1jcTdQvPP
- 春香
- 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:40:39.20 ID:4XVK8NYm0
- 社長
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:40:41.89 ID:wpy0m4ZY0
- 鬼ヶ島羅刹
- 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:46:38.69 ID:A5+1dJz40
- 冬馬「で、わざわざ呼び出してきて聞いてくる内容がそれかよ」
P「困ってるんだ、ほら765プロって女性ばっかだろ?男の意見も聞きたくてな……だから鬼ヶ島の意見を聞こうと」
冬馬「天ヶ瀬だ!!!!!」
P「そ、そうだったな、ピピン板橋」
冬馬「帰って良いか」
P「ま、待て。悪かった、天ヶ瀬」
冬馬「ふん……そうだな、直球で『俺は付き合ってるつもりなかったんだ』でいいじゃねぇか」
P「だからそれだと春香を傷つけてしまうだろ」
冬馬「天海がどう思ってオマエと付き合ってると思ってんだ、時間がたてばたつほど、ショックは大きいだろ。弄ばれてるって思われて」
P「……一理あるな」
冬馬「当たり前だ。俺ならさっさと言う。と言うか、オマエは天海の事どう思ってるんだよ?」
P「俺は……春香はアイドルとしてしか見てなくてだな」
冬馬「恋愛対象じゃないと」
P「そういうことだな」
冬馬「男の俺から見てもお前最低だな……」 - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:48:35.90 ID:A5+1dJz40
- P「自分でも分かってるつもりなんだけどな……」
冬馬「俺の意見はそれだけだ、じゃあな。この後仕事あるから」
P「え?ピピン板橋は今何やってんの?」
冬馬「天ヶ瀬冬馬だ!!!ば、バイトだよ……貯金しようと思ってな。またアイドルに戻るんだ」
P「そうか、頑張れよ」
冬馬「互いにな」
P「やっぱりさっさと言うべき、か……」
P「次は>>35に聞いてみよう」
※ - 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:51:57.10 ID:D4vAhlLvO
- 春香
- 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:52:05.81 ID:4XVK8NYm0
- 千早
- 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:52:18.39 ID:LSzA/r5x0
- 春香
- 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:53:15.21 ID:Q+gkBmJ+i
- え、本人?
- 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:54:21.69 ID:A5+1dJz40
- P「春香に……って、春香に聞いたらダメな気がするけども」
P「……春香」
春香「はい!」
P「うおぉぉぉ!?」
春香「えへへ、プロデューサーさんに呼ばれたら飛び出ますよ!」
P「さ、流石だな~」
春香「プロデューサーさんのこと大好きですから!」
P「あ、あはは……」
春香「? どうしたんですか?プロデューサーさんなんか変ですよ」
P「い、いや、そうでもないぞ?」
春香「そうですか?」
P「なぁ、春香」
春香「はい?」
P「お、俺達って付き合ってるん、だよ、な?」
春香「そうですよ?」 - 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 15:57:35.81 ID:A5+1dJz40
- P(無理だ、無理だ!!こんな笑顔を崩すなんて、俺には出来ない!!)
春香「え、えっと……どうしてそんな質問するんですか?」
P「い、いや!悪い悪い、ごめんな」ナデナデ
春香「ふぁ……プロデューサーさんに撫でられると安心します」
P「そうか?」
春香「眠くなっちゃいますね……」
P「あははは……」
春香「えへへ」
P「お、俺らっていつ頃から付き合ってたんだっけ?」
春香「……む、プロデューサーさん記念日忘れるなんて、ダメじゃないですかー」
P「ご、ごめん!ほら、プロデュースでスケジュールとかでごっちゃになってさ」
春香「6ヶ月くらい前からですよね?確か」
P「」
春香「あの時私思い切って『付き合ってください』って言ったんですよね~……懐かしいなー」
P「」 - 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:02:00.30 ID:3XDDu8J40
- メインヒロインは格が違った
- 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:03:08.47 ID:A5+1dJz40
- 春香「ふふ!あっさりオーケーしてくれたんですよね!」
P「あ、ああ、そうだった、かも、な」
P(多分……付き合ってくださいの意味を違う意味で捉えたんだろうな)
P(まさか6ヶ月も付き合っていることになっているなんて)
P(最近になって気づいたしな、俺も……)
春香「あ、もうこんな時間!!そろそろ行かないとですよね」
P「え?あ、ああ!!レッスンだよな!!」
春香「はい!プロデューサーさんの腕名残惜しいんですけど……お仕事も恋人ですから!行ってきますね!」
P「ああ!頑張れよ!!」
春香「はい!!」
P「……」
P「……行ったか」
P「そういえば、半年なのに俺らまだ何もしてないってことになるよな……」
P「……しょうがない、また誰かに相談するか」
P「次は、>>50に聞こう……」 - 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:06:56.45 ID:G9bmzSAO0
- あみまみ
- 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:07:19.19 ID:3L31l7Ch0
- 黒井
- 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:07:19.30 ID:s/96V7oF0
- 雪歩
- 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:10:45.58 ID:A5+1dJz40
- 雪歩「え……そ、そうだったんですか?」
P「ああ、そうだったんだ」
雪歩「そんな……プロデューサーも春香ちゃんも凄い仲良さそうだったのに、春香ちゃんかわいそうです……」
P「そうなんだよ、でも俺も悪意があったわけじゃないんだ」
雪歩「うぅ……ぐすっ……春香ちゃん……」
P「ゆ、雪歩が泣くなよ!?」
雪歩「だって……だって……」
P「だ、だからな、春香がなるべく傷つかないでって方法を考えて欲しいんだ」
雪歩「そ、そんなの、一つしかありません」
P「おお!?どんなのだ!?」
雪歩「春香ちゃんを!好きになることですぅー!!」
P「……えっと」
雪歩「ここまで来たなら、もうきちんとお付き合いをするべきだと思うんです」
雪歩「お見合いから発展して、結婚に至るとかもありえるんですから」
雪歩「これからどんどん春香ちゃんの良い所を見つけて、どんどん好きになってください!」 - 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:11:56.99 ID:Bc9m1NKe0
- さすが雪歩
- 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:14:20.19 ID:eNC8s0efO
- ああ雪歩はかわいいなぁ
- 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:15:06.54 ID:A5+1dJz40
- P「おおおお!落ち着け雪歩!!」(こんなに熱くなってる雪歩を初めて見たな)
雪歩「……ハッ!?」
P「お茶淹れるからまっててくれ……」
雪歩「わ、私、穴掘って埋まってますね……」
P「座っててくれ!」
雪歩「ふー……落ち着きますね、プロデューサーのお茶」
P「そうか?何の知識も無いけどな」
雪歩「そういうお茶のほうが、こういう時は良かったりするんですぅ」
P「そういうものなのか」
雪歩「……さっきは熱くなっちゃったんですけど、私はやっぱりきちんとお付き合いするべきだと思います」
P「そ、そうか……」
雪歩「春香ちゃん……本当にプロデューサーのこと好きみたいですから」
P「……そうだよな、ありがとう雪歩。しっかり考えてみるよ」
雪歩「はい!しっかり考えてくださいー!」
P「……次は>>60に聞くかな」 - 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:18:18.49 ID:zcS3WyJR0
- 社長
- 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:18:28.15 ID:4XVK8NYm0
- あずさ
- 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:18:50.66 ID:G9bmzSAO0
- 真美
- 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:24:40.72 ID:A5+1dJz40
- 真美「兄ちゃんちょっと目つぶって」
P「え、こうか?」
バチーン
P「ぎゃっ!?」
真美「兄ちゃん最低だよ→!最低!はるるんどんだけ兄ちゃん好きか知らないの!?」
P「わ、分かってるよ……」
真美「わかってないよ!」
P「ぐぬぬ……」
真美「あのね!兄ちゃん!女心を踏みにじる奴は!」
P「そ、それはさっき小鳥さんから聞いた」
真美「そうなんだ、まぁ真美もピヨちゃんからの受け売りだけど」
P「だよな……」
真美「もーこれは死刑でしょ、死刑」
P「死刑!?そんなにか!?」
真美「あったりゃっしょ→!」 - 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:30:13.22 ID:A5+1dJz40
- P「し、死刑は春香ときちんと向きあってからじゃダメか!?」
真美「む→……そうだよね、そうだね。そうだった、はるるんをどうにかしないと」
P「あ、ああ……」
真美「う→む、難しいですな」
P「そうだよな、だからいろんな人に聞いてるんだけど」
真美「ちょっと亜美にも聞いてみるね」
P「え、ちょ!?」
真美「携帯取り出しぽぱぴぷぺ→→→→→!!!」
亜美「亜美参上!!」
P「どこから出てきた!?」
亜美「んふふ~!」
真美「こまけぇこったぁ良いじゃないのさ」
P「そ、そうだな。今は春香のことだな」
亜美「話は聞かせてもらった!」
真美「亜美→どうしたらいいと思う→?」 - 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:33:47.62 ID:A5+1dJz40
- 亜美「そうだなぁ……やっぱり、兄ちゃん土下座するっきゃ無いっしょ→」
真美「う→ん、それではるるんの傷は癒えるのかなぁ」
亜美「あ、そうか。確かに土下座されてもスカッとするかもしれないケド、もやもやはするもんね→」
真美「そうそう。あ、そういえば亜美この前分かれた子の話聞いた?」
亜美「聞いた聞いた!なんだっけ?」
真美「忘れてんじゃ→ん!ほら、ケンくんがのやつだよ→!」
亜美「あ→!!!そうだそうだ、一方的にってやつ?」
真美「そうそう!だからデジャビュを感じてたわけですな→」
亜美「なるへそ」
P「そ、その話はどうなったんだ?」
真美「なんかね、マユちゃんって子がケンって子と付き合ってたんけど、ケンくんが一方的に拒否しちゃって→」
亜美「だから最近はマユちゃんを必死にケアしてるって訳ですよ」
真美「女心を回復させるのにゃぁ、時間がかかるのさぁ」
亜美「難しい!」
真美「厳しい!」 - 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:43:02.36 ID:A5+1dJz40
- P「やっぱりさっさと言うべきだと思うか?」
亜美「だと思うけど、言い方が問題だよね→」
真美「そうそう、言い方が大切!てきと→にことを片付けたら、はるるんアイドルやめちゃうかも!?」
P「そ、それだけは阻止したいな!」
亜美「ん→となるとさ、アイドルって基本的に恋愛禁止!みたいな風潮があるっしょ?」
P「そうだな、だからスクープとかになるし」
真美「ましてや、10代の女子高生アイドルなわけっしょ?」
亜美「だったら、それを理由にするのは?」
P「あー……」
真美「『10年後……また付き合おう』とかってセリフを言っちゃったり~?」
亜美「『今の君は愛せない……すまない、でも!きっと君が大人になったら迎えに行く!』とかとか?」
P「恥ずかしいセリフ禁止しろ!」
真美「それぐらいの勢いで!ってこと!」
亜美「そうだよ→!」
P「そ、そうか……」 - 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:47:10.80 ID:A5+1dJz40
- 真美「ま、はるるん傷つけたら、お天道さまが許しても!」
亜美「この双海姉妹が許しやせん!」
P「もちろんだ!最善は尽くす!ありがとな、二人とも」
真美「お安いご用じゃん!」
亜美「はるるんの為じゃん!」
P「よし!ちょっと整理してみるか」
響→響と付き合っていることにして、別れる
冬馬→さっさと誤解を解く。長々と隠していると逆効果
雪歩→ちゃんとお付き合いする、春香のことを好きになる
亜美真美→言い方に気をつけて誤解を解く
P「……どれもキツそうだな。次に聞く人にはこれを踏まえた上で話そう」
P「えっと、じゃあ……>>80に聞いてみようかな」 - 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:48:53.17 ID:4XVK8NYm0
- 美希
- 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:49:02.87 ID:H1lBILrG0
- ちーちゃん
- 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:49:04.94 ID:eRg0t8xM0
- おひめちん!
- 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 16:55:06.51 ID:A5+1dJz40
- P「貴音、実はこれこれこういうことがあってな」
貴音「なんと……そのようなことになっていたのですね」
P「そうなんだ。貴音だったらどうしたらいいと思う?」
貴音「非常に難しい問題ではあります。しかし、プロデューサー、雪歩の言う通り大切なのはプロデューサーの気持ちなのではないでしょうか」
P「俺の気持ち、か……」
貴音「はい、確かに些細な誤解から生まれたお付き合いというものですが、二人の仲はそれほど悪いようには思えないのです」
P「そうか?」
貴音「もちろんです。プロデューサーの中に多少なりとも、春香のことを想う気持ちがあるのならば……それに素直になってみてはどうでしょうか?」
P「素直に……俺の気持ち、か……」
貴音「響や、亜美、真美の意見では必ずしも傷がついてしまうのは明確です」
P「……そうだよな」
貴音「乙女心というものは、まこと、面妖なもの……。壊すことは簡単でも、修復するのは難しい。そういうものです」
P「ああ、それは亜美真美からも聞いた……」
貴音「それが分かっているのならば、ただ単に『アイドルだから』という理由で邪険にはせず、きちんと向きあってみるのが吉です」
P「……春香、か」 - 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:00:10.19 ID:A5+1dJz40
- 貴音「何故プロデューサーは、春香を支えてきたのでしょうか」
P「それは、俺がプロデューサーで、春香がアイドルだからだ」
貴音「――――本当にそれだけですか?」
P「ッ……」
貴音「今の胸の高なり、覚えていたほうが良いでしょう。私が話すことが出来るのはここまでです。あとはプロデューサー、自分自身で考えなければいけません」
P「……ああ、大分参考になった。ありがとう、貴音」
貴音「はい……それと」
P「……?それと?」
貴音「今夜は、月が綺麗な夜になりそうです」
P「……?」
貴音「それでは」
P「あ、ああ……」
P「……俺は、何故春香をここまで育てたのか……」
P「今まで考えたこと無かった、ただ我武者羅に春香をトップアイドルにしたくて……」
P「な、なんでしたかったんだ……俺がプロデューサーだからか?違う、そしたら何故俺はプロデューサーをやっているんだ?」 - 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:03:54.29 ID:A5+1dJz40
- P「……これで聞くのは、最後にしよう」
P「最後、最後だ。聞く内容は……また今までのことを踏まえた上でだ」
P「そうだな、一人に聞いてもしょうがないし」
P「二人に聞いてみよう。同時にな」
P「>>95と>>105に聞いてみようかな」 - 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:06:00.13 ID:4XVK8NYm0
- 社長
- 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:06:08.88 ID:i9Czou1s0
- 美希
- 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:07:19.92 ID:4XVK8NYm0
- 律子
- 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:07:57.27 ID:H1lBILrG0
- >>100
- 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:14:51.89 ID:A5+1dJz40
- P「美希と、律子に……」
美希「へぇ、そうなんだ」
律子「プロデューサー……もう答えは出てるじゃないですか」
P「へ?」
美希「美希もそう思うな、傷つけたくないってだけでもう選択肢は一つしかないと思う」
P「それは……」
律子「プロデューサーは、春香のことが好きなんですよ」
P「俺が、春香を好き?」
美希「美希、正直嫉妬するくらいプロデューサーと春香が仲良い事知ってるし」
律子「765プロのみんなもプロデューサーは春香のこと凄い愛してるなって伝わってきましたよ?」
P「だ、だけどな!それは恋愛感情じゃなくてだな!」
美希「なんだっていうの?好きっていう感情は一つで良いんじゃない?それが恋愛感情じゃないなら、恋愛感情にしちゃえばいいと思うな」
P「ぐっ……」
律子「美希の言う通りよ。アイドルとプロデューサーっていう立場だから厳しいっていうのも凄いわかりますよ。でも、それで春香が傷つくなら……傷つけないようにするのもプロデュースの一環じゃないんですか?」
P「……!」 - 117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:19:32.69 ID:A5+1dJz40
- 美希「もう美希たちに聞くこと無いと思うの、それになんでプロデューサーはここに居るの?」
律子「春香、今レッスン行ってますよね?」
P「それは……」
美希「美希幻滅したな、プロデューサーと春香の仲が凄い良かったから、羨ましかったのに。こんなのじゃ最悪だよ」
P「……」
律子「み、美希、言い過ぎよ!でも、否定は出来ません。今プロデューサーがするべきことはなんですか?」
P「―――ありがとうございます。もう聞くことはないです、感謝してます……」
バタンッ
美希「ふーんだ……………ハニーのバカ」
律子「まぁまぁ……おにぎりでも作ろうかしら」
美希「律子!……さん!」
律子「こーゆー時は律子でいいわよ、あ!小鳥さーん!今日プロデューサーこのまま直帰みたいでーす!」
小鳥「はーい!」
美希「それから!今日はおにぎりパーティなのー!」
貴音「なんと、それは、どんなパーティなのですか?」 - 122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:24:57.21 ID:A5+1dJz40
- 雪歩「じゃあ私はお茶を淹れます!」
亜美「じゃああまとう呼んでくるね」
真美「え、なんで?」
亜美「なんか呼ばないといけない気がしてさ→!」
律子「こらこら、相手の都合も考えなさい!」
亜美「は→い!」
貴音「おにぎりパーティ……具にらあめんを入れるのはどうでしょうか」
美希「斬新なアイデアなの!」
律子「入れないわよ!」
響「……」
貴音「響」
響「な、なんだ、貴音」
貴音「」ぎゅっ
響「な、なんだ!?なんだー!?」
貴音「今はこうしていたほうが良いのですよ」 - 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:26:48.42 ID:A5+1dJz40
- 響「じ、自分、落ち込んでなんか、ないぞ」
貴音「では何故プロデューサーが出ていった後に下を向いたのでしょうか?」
響「それは……」
貴音「……今日はおにぎりパーティを楽しみましょう。恋愛というものは、まこと……面妖なものです」
響「……ぐすっ、貴音、貴音ぇ……」
貴音「」ナデナデ
美希「ほんっと、ハニーって女泣かせなの」 - 126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:31:13.07 ID:A5+1dJz40
- ボイスレッスン場
P「……春香!」
春香「ぷ、プロデューサーさん!?きょ、今日って終わったら私帰りのはずじゃ……あ、あれ?」
P「ごめん……」
春香「な、なんで謝ってるんですか?汗びっしょりですよ、た、タオルで……」
P「ごめん、すまない、悪かった……俺が悪かった……」
春香「……」
P「春香……」
春香「」ギュッ
P「春香?」
春香「……大丈夫ですよ、私はプロデューサーさんのことが大好きですから」
P「……すまん」
春香「えへへ……ゆっくり何があったか話してください」
P「実はな……」
春香「はい……」 - 128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:34:25.67 ID:A5+1dJz40
- P「俺……春香と恋愛的な意味で付き合っていると思ってなかったんだ」
春香「ッ……」
P「すまない……だからさっきみたいな質問をしたんだ」
春香「は、はい……」
P「6ヶ月前に『付き合う』って意味を履き違えていたんだよ。だから、ごめん……」
春香「……じゃあ、私も謝らないとですよね」
P「……え?」
春香「実は」
P「……?」
春香「分かっては、いたんです……」
P「ッ!?」
春香「最初は本気にしてました……でも、段々段々なんか違うなぁ、って」
P「……」
春香「だから、こうして言ってくれるのを待ってたんです。ひ、卑怯ですよね私も。ごめんなさい」
P「卑怯なんかじゃない!卑怯なのは俺だ!!春香の気持ちを踏みにじって……」 - 130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:39:30.16 ID:A5+1dJz40
- 春香「……えへへ」
P「……?」
春香「踏みにじってなんかないですよ、今こうして謝ってくれたじゃないですか」
P「そ、それは……でもいろんな人に相談して分かったんだ……」
春香「そうなんですか?じゃあ、みんなにも感謝しないとダメですね!」
P「あ、ああ……春香?」
春香「はい?」
P「お、怒ってないのか?」
春香「怒るわけないじゃないですか」
P「え……」
春香「だって……私はプロデューサーさんのこと大好きなんですよ?」
P「……」
春香「でも、勘違いだったなら、プロデューサーさんが私のこと好きかどうか分かりません。それでもいいんです」
P「春香……」
春香「私が、プロデューサーさんのこと好きっていう思いがプロデューサーさんに届いていれば……」 - 134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:46:51.77 ID:A5+1dJz40
- P「……いや、違うんだ、春香」
春香「はい」
P「俺は今まで何かが引っかかっていたんだ。春香を初めてプロデュースして、オーディションに初めて受かって、テレビ出演するようになって、CDを販売するようになって、今こうして春香をアイドルにすることが出来た」
春香「……はい」
P「俺はプロデューサー、春香はアイドル。俺はプロデューサーとして、アイドルをトップアイドルにしようとした」
春香「そうですね、プロデューサーさんが居なかったら今私はここに居ませんから」
P「何故ここまで必死になれたか考えたんだ……なんで『春香』をトップアイドルにしたかったのか」
春香「……」
P「これはヒミツなんだけどな……俺入社した時にアイドル名簿を貰ったんだ。写真付きで」
春香「そうだったんですか」
P「社長にどの子をプロデュースしたいかって言われた、そして俺は春香を選んだんだ」
春香「……ッ」
P「……なんで選んだのか、分からなかった。多分直感だと思うんだけども、でも今なら……それが分かる」
P「俺は、天海春香のプロデューサーは……」
P「天海春香が好きだから、ここまで必死にこれて、今こうしてアイドルに育てることができたんだ」 - 138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:51:46.23 ID:A5+1dJz40
- 春香「……ッ……」ジワッ
P「は、春香?な、泣いてるのか?」
春香「だ、だって……プロデューサー、さん……好きって……」
P「ああ、すまない……本当ごめん、遅くなった。言うのが遅すぎた、気づくのも遅すぎた。バカだな俺は」
春香「えへへ……そんなプロデューサーさんが私は好きなんですよ?」
P「……ああ、本当にバカだな俺は」
春香「じゃあー、許してあげるんで」
P「?」
春香「キス、してください……」
P「ッ!?」
春香「ダメですか……?私……付き合ってると思ってもう6ヶ月なのにキスもしてないんですよ?」
P「それは……すまなかった、いくら分かってなかったとはいえ、苦しかったよな」
春香「でも、今キスしてくれれば。全部消えちゃいますよ!ふふ……」
P「じゃ、じゃあ……」
春香「……」 - 140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:54:07.54 ID:A5+1dJz40
- P「」
春香「ッ」
P「こ、これで、いいか?」
春香「」ギュッ
P「の、のわ!?春香!?」
春香「えへ!キスはプロデューサーさんからしてくれたので、ぎゅっは私がします!」
P「あ、あはは……」ナデナデ
春香「ふぁ……やっぱりプロデューサーさんに撫でてもらえると凄い安心します」
P「そ、そうか」
春香「今はいっぱいいっぱい、安心します……」
P「……そうか」 - 145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 17:58:47.40 ID:A5+1dJz40
- 春香「あ、もうこんな時間!!そ、そろそろ出ないと!鍵も返さないといけないし!」
P「あ、ああ!?そ、そうだな!」
春香「あーーーーー!!!!こ、更衣室鍵しまってる……着替えはあるけど」
P「え……」
春香「じゃ、ジャージで帰るのは嫌だし……」
P「こ、ここで着替えたらダメなのか?」
春香「でも、いつ管理人さんが来るか分かりませんし」
P「そ、そうだよな……じゃあ監視してるよ」
春香「……でもここドア二つありますし」
P「じゃ、じゃあトイレで着替えるとか」
春香「それは絶対嫌です!!」
P「ど、どうするんだ!?」
春香「……プロデューサーさんの影で着替えます」 - 146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 18:00:29.69 ID:A5+1dJz40
- P「いやいやいや!?そ、それはだな!?」
春香「私プロデューサーさんになら見られても良いですし……」
P「あ、あのなぁ!?」
春香「み、見たくないんですか!?」
P「そ、そうじゃなくて!!」
春香「……」
P「……見たいです、はい」
春香「えへへ」
P「ど、どうしてこうなった……」 - 149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 18:02:35.50 ID:A5+1dJz40
- 春香「でもあんまりジロジロ見られるのはダメですよ?」
P「難しいな、それ」
春香「明るい所ですから……それに汗もかいてるし」
P「うーん……やっぱり見はって」
春香「だーめーでーすー、私の下着姿他の人に見られても良いんですか!?」
P「断固拒否」
春香「えへ、じゃあそうしてくださいね」
P「ぐぬぬ……」
春香「……」
P「……」
春香「着替え下において……じゃ、じゃあ脱ぎ、ますね」
P「お、おお……」
春香「プロデューサーさん鼻の下伸びてますね」
P「伸ばすなっていうほうが無理な話だ」
シュルッ - 151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 18:04:29.53 ID:A5+1dJz40
- P(すげー綺麗な肌だなぁ……)
春香「す、凄い恥ずかしいですね……」
P「俺も恥ずかしいぞ」
春香「えへへ……」
シュル……
P(パンツ、ピンク……ブラもか……)
春香「……」
P「……」
春香「プロデューサーさん?」
P「え?」
春香「好きです!」
P「ぐっ……さては、春香、お前……」
春香「あ、バレちゃいましたか?」
P「……バレバレだ!誘惑してるな!?」
春香「」のヮの - 152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 18:05:24.38 ID:i9Czou1s0
- うらやまけしからん
- 154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 18:06:26.98 ID:1jcTdQvPP
- あざといあざとすぎる
- 155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 18:06:46.08 ID:A5+1dJz40
- P「ぐおおお!!その手にのるかぁ!!!」
春香「きゃー」
P「まったく……」
春香「……ま、プロデューサーさんなら耐えられちゃうんですよね」
P「まぁな」
春香「そんなプロデューサーさんが好きなんですもん、私……紳士な所が」
P「……そうか、嬉しいぞ」
春香「えへへ、はい!着替え終わりました!」
P「そろそろ行くかー!今日は、あーこんな時間じゃ直帰だな。送るよ」
春香「はーい」
- 158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 18:10:55.23 ID:A5+1dJz40
- P「おー……」
春香「え?どうしたんですか?」
P「本当に月が綺麗だなんてな」
春香「あ、本当だ……で、なんで感心してたんですか?」
P「今日貴音に相談している時に、月が綺麗になりますよって言われてな」
春香「予知ってことですか!?凄いですね」
P「ほんっと、面妖な、だな」
春香「ふふ!……あ、月が綺麗ですね、かぁ」
P「え?」
春香「どういう意味だか知ってますか?」
P「そのままの意味じゃないのか?」
春香「知らないんですかー!?ふふ……夏目漱石が『I love you』を和訳したものなんですよ!」
P「お、おお!?そうなのか?!」
春香「だから……つまり!」
P&春香「今日もこれからも、月が綺麗ですってことだな(ってことです!)」
終わり - 161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 18:13:52.27 ID:A5+1dJz40
- 読んでくれた方ありがとうございます
本当は春香をふるつもりだったんですけど、やっぱり無理でした。おかしいな
春香さんはPと仲良しなので、失恋しちゃったひびきんと飯でも食うかな - 164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 18:16:08.66 ID:3EOjhXSM0
- 乙
しかし響は渡さん - 165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 18:22:59.49 ID:5j4jldPyI
- 乙
とりあえず亜美は貰っていきますね。必ず幸せにしちゃる。 - 167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 18:28:08.68 ID:WTdzPpyc0
- 乙。
メインヒロインって本当にいいものですね

アイドルマスター キューポッシュ 天海春香

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