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花子「櫻子だいすきだし!」 櫻子「私も花子だいすきだ」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 14:30:45.26 ID:37KQK0CMO
- 花子「いつもひどいこと言ってごめんだし……」
櫻子「傷ついてる」
花子「えっ!?」
櫻子「だからこれからは仲良くしような」
花子「……櫻子ぉ!」ギュッ
櫻子「甘えんぼめ」
-----------------------
花子「――ッ!?」
花子「ハァハァ 夢……か」
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 14:37:46.63 ID:37KQK0CMO
- 花子「……いや、ないし」
花子「ただの夢だし!」
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花子「櫻子お、お、お……」
櫻子「どうした?」
花子「さ、櫻子お姉ちゃん!」
櫻子「バカだなあ、いつも通り『櫻子』でいいよ」
花子「さ、櫻子」
櫻子「花子ちゃん」
花子「い、いつも通り『花子』がいいし!」
櫻子「かわいいなぁ」
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花子「――うぉッ!?」
花子「ハァハァ ……あぶなかったし」 - 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 14:46:06.77 ID:37KQK0CMO
- 花子「まだ……まだ慌てる時間じゃないし」
花子「三度目の正直だし」
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花子「櫻子なんていらないし」
向日葵「じゃぁ私がいただきますわ」
楓「楓もほしいの!」
撫子「いや、櫻子は私のだから」
花子「!? それなら花子が」
向・楓・撫「どうぞどうぞ」
花子「ちょっと待つし!?」
櫻子「大切にしてくれ」
-----------------------
花子「――ぁあ!?」
花子「ハァハァ ……お風呂入って落ち着くし」 - 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 14:57:26.82 ID:37KQK0CMO
- 花子「……よし」
花子「悪夢はシャワーで流したから大丈夫!」
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花子「櫻子、背中流させてやるし」
櫻子「ありがとうございます、花子さま」
花子「もっと丁寧にやるし」
櫻子「……」
花子「さ、櫻子? ソコは自分で洗うからもういいし」
櫻子「……ええやんか、ええやんか」
花子「らめぇ」
櫻子「舐めるようにきれいにしましょう」
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花子「……」
花子「……ヒック ヒック」 - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 15:15:05.03 ID:37KQK0CMO
- 撫子(……ん? 花子の部屋から声?)
撫子「花子、どうした――」
花子「夢で……襲われるし……」
撫子(エルム街?)
-----------------------撫子「――なるほど」
花子「もう眠れないし」
撫子「じゃあ、私がついててあげるから安心しな」
花子「……本当だし?」
撫子「かわいい妹のためだ」
花子「ありがとう、櫻子お姉ちゃん」
櫻子「いいってことよ」
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花子「――うわぁぁぁあん!!」
撫子「!? えっ、また悪夢?」
- 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 15:36:46.07 ID:37KQK0CMO
- 撫子「あったかい牛乳飲む?」
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撫子「花子、胸大きくなったなぁ」
向日葵「私と変わりませんわ」
撫子「乳製品かな?」
花子「たぶん、それもあるし。あと――」
向日葵「あと?」
花子「す、好きな人にマッサージしてもらってるし」
櫻子「花子ー、時間だぞー」
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花子「……涙も枯れ果てたし」 - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 15:45:24.97 ID:37KQK0CMO
- 撫子「……次の方法考えようか」
花子「……もう大丈夫だし。ありがとう撫子お姉ちゃん」
花子(もう容赦しないし……しょせん夢だし……) - 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 15:56:21.16 ID:37KQK0CMO
- 花子「……おやすみだし」
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花子「どこに隠れたし……」
楓「は、花子お姉ちゃん……怖いn」
花子「そこかぁ?」
ザクッ
向日葵「かえでー!!」
楓「ひ、向日葵お姉ちゃん……花子お姉ちゃんを許して、あ……げ」
向日葵「楓、かえ――嫌ァァァァァァ」
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花子「――出てこいし!!」 - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 16:07:08.68 ID:37KQK0CMO
- 花子「……このまま出てくるなし」
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櫻子「昆布」
花子「だし」
櫻子「鰹」
花子「だし」
櫻子「一番」
花子「だし」
櫻子「中」
花子「だし」
櫻・花「Ha Ha Ha」
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花子「――なAあCやTkTNやJpaあま」 - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 16:08:18.02 ID:AvdJbvuy0
- 会社なのに噴いた
- 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 16:29:23.46 ID:37KQK0CMO
- 花子(なんでこんなに櫻子の夢ばっか――そういえば昔ひま姉が)
向日葵『夢には好きな人が出るんですの』
花子『??』
向日葵『まず櫻子を夢にだそうと思ってからはイメージ修行でしたわ。最初は実際n』
花子(……まさか花子は)
櫻子『正しい発音はタメィゴゥがゆだぞ?』ドヤァ
花子「いや、ないし」 - 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 16:46:04.47 ID:37KQK0CMO
- 花子「もう気にするだけ無駄だし!」
花子「羊が一匹、羊が二匹……」
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花子「櫻子が一匹」
櫻子A「よっこいしょ」
花子「櫻子が二匹」
櫻子B「疲れたー」
花子「櫻子が三匹」
櫻子A「残念、私は一匹目だ」
花子「えっ? じゃあこいつで櫻子が三匹……」
櫻子B「それは残像だ」
花子「しまった、囲まれたし!」
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花子「も、もう限界だし……」フラフラ - 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 16:49:29.48 ID:dnKhHWAW0
- 実質2匹しかいねぇwwwwww
- 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 16:54:14.20 ID:37KQK0CMO
- 撫子(花子、大丈夫かな?)
花子「あ、撫子お姉ちゃん……」
撫子「ちょっ――あんた大丈夫!?」
花子「お、思い出したし……昔から眠れないときはどうしてたか……」フラフラ
撫子「あっ、花子――」 - 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 16:58:45.64 ID:37KQK0CMO
- 花子(こ、これでゆっくり眠れ――)
~翌朝~
花子「Zzz」
櫻子(……なんで花子が私のベッドに?)
花子「ムニャ ムニャ 櫻子ぉ」ギュッ
櫻子「甘えんぼめ」
おわり - 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 17:01:19.02 ID:NN1WM3pN0
- おつ
- 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 17:32:10.06 ID:UahCgxXJO
- 乙

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