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結衣「なんか腋がくすぐったい……」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:21:00.78 ID:GnYB1H9Z0
結衣「まさか、虫が入ったとかじゃないよな……?」バッ

ソヨソヨ

結衣「って、ワケギ生えてる!?」

あかり「わぁい、ワケギ! あかり、ワケギだぁいすき」

みたいな




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:26:54.25 ID:GnYB1H9Z0
結衣「ど、どうすればいいんだろ、これ……。ていうか何でこんなものが腋から……」

京子「ワキゲとワケギの語感似てるからうっかり間違えて生えてきちゃったんじゃないの?」

ちなつ「結衣先輩のワケギ……はぁはぁ……」トロン




みたいな


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:31:47.65 ID:GnYB1H9Z0
結衣「あの、誰か剃刀かなんか持ってない……?」

ちなつ「えぇ!? 剃っちゃうんですかぁ!?」

結衣「だって、くすぐったいしビジュアル的にもこれはちょっと……」ソヨソヨ

京子「私は意外とイけてると思うよ!」

結衣「お前は黙ってろ。あかり、なんかワケギを剃れそうな物持ってないかな?」

あかり「あるよぉ」ヒョイ


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:33:00.22 ID:krhyAo9n0
支援やな


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:43:07.12 ID:GnYB1H9Z0
結衣「随分ゴツイ剃刀だなぁ……」

ちなつ(あかりちゃんどうしてこんな物持ってるの……?」

結衣「とにかくありがとう、あかり。ちょっと剃ってくる」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:46:47.06 ID:GnYB1H9Z0
10分後

結衣「ただいま」

京子「収穫できた?」

結衣「収穫っておい……。まぁ、結構豊作だったけどさ」ドッサリ

あかり「わぁ、凄い結衣ちゃん! 大量だね!」

ちなつ「綺麗になった腋を是非見せてください!」

結衣「え……。なんか恥ずかしいけど、ほら」チラ

ちなつ「はぁはぁ」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:50:13.11 ID:GnYB1H9Z0
京子「しかし、このワケギ達はどう処分すべきなのか。食べ物だし食べてみる?」

結衣「き、汚いだろ、そんなの! 責任とって私が処理するよ」

京子「独り占めか結衣! ずるい!」

ちなつ「そうですよ! 皆で食べましょうよ! 私は生で良いですから」

あかり「あはは……ちなつちゃんがっつきすぎだよぉ……」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 17:55:03.98 ID:GnYB1H9Z0
京子「ワケギ料理って何があるんだろう……」

ちなつ「卵と一緒に炒めたりすればいいんじゃないですか?」

京子「ああ、卵とじ的な」

ちなつ「そうです。まぁ結衣先輩のワケギなら、どんな調理をしても不味くなる事はないですよ」

結衣「なんかノリノリだなぁ、皆……」

あかり「私も結衣ちゃんのワキゲ食べたいよぉ」

結衣「あかりまで……」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:03:01.13 ID:GnYB1H9Z0
京子「今日はこんな事もあろうかとホットプレートを用意してあるんだ」

結衣「……なんで予測できてるんだよ。普通はこんな事は起こらねーよ」

ちなつ「調理するんですね! 結局何にするんですか?」

京子「さっき言った通り、ワケギの卵とじで良いんじゃない?」

あかり「こんな事もあろうかと既に卵はといてあるよぉ」

結衣「いや、だからなんで予測できてんの」

ちなつ「じゃあ、早速作りましょう! 私がワケギを細かくしておきます!」

京子「おー頼むよ、ちなつちゃん」

ちなつ「任せてください……うへへ」ジュルリ


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:08:22.85 ID:GnYB1H9Z0
ちなつ(結衣先輩のワケギ……くんかくんかくんか)

10分後

あかり「わぁい、完成!」

結衣「…………」

京子「娯楽部風、結衣のワケギ卵とじ!」

結衣「やめろ。なんか辱めを受けてるように思えるんだけど」

ちなつ「大丈夫ですよ! 結衣先輩! 美味しいに決まってますから!」

結衣「いや、そういう事を言ってるんじゃなくて」

京子「さぁて……お味のほどは……」パクリ


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:13:04.53 ID:GnYB1H9Z0
京子「うめぇ! まさに腋の産業革命や~!」

結衣「どういう意味だ、それは」

ちなつ「どれどれ、私も一口……結衣先輩の体の一部……いただきます!」パクッ

ちなつ「ん~!! 舌の上で結衣先輩のかほりがとろけて……んっ、ぁんっ」ビクンビクン

結衣「ち、ちなつちゃん……」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:19:12.95 ID:GnYB1H9Z0
あかり「私も食べるね、結衣ちゃん!」パクッ

あかり「……! 美味しい! 凄く美味しいよぉ、結衣ちゃん!」パァァ

結衣「皆、大好評だな……。そこまで言うなら私も一口……」モグ

結衣(これは……! こくのある甘い卵とワケギの苦味が絶妙にマッチしている……!?)

結衣(美味い……! なんだこれ……! 三食ワケギでも飽きる気がしない程美味!)

結衣「……まぁ、なかなか美味しかったな」

京子「だろ! 二口目いきまーす!」

ちなつ「あ、ズルイです京子先輩! 私も!」

あかり「あかりもあかりも!」

結衣「……私のワケギを皆が奪い合うようにして食べている……」

結衣「確かにこれはある種の革命かもしれないな……」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:20:58.05 ID:iLl/doI30
引くわァ…


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:23:05.17 ID:zwr6dyQp0
どういう発想だ


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:24:41.97 ID:GnYB1H9Z0
――翌日

あかり「おはよー、櫻子ちゃん、向日葵ちゃん!」

櫻子「あかりちゃん、おはよ……って臭っ!」

向日葵「いきなりなんですの、櫻子は……。赤座さん、おはようですの……って、なんか匂いますわ!?」

あかり「え? え? どうしたの二人共?」

櫻子「なんか、あかりちゃんから変な匂いが……」

あかり「え、ええ? あかりから変な匂い……? どの辺から……?」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:27:59.30 ID:GnYB1H9Z0
向日葵「その、腋の下の方から……」

櫻子「もしかして! あかりちゃんワキガ!?」

向日葵「櫻子!」

櫻子「なんだおっぱい魔人!」

向日葵「言って良い事と悪い事がありますの」

向日葵「赤座さんがワキガだったとしても遠回しに言ってあげた方が本人もダメージが少ないと思いますの」

櫻子「そっか!」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:31:07.19 ID:GnYB1H9Z0
櫻子「ねぇねぇ、ワキガ魔人……じゃなかった、あかりちゃん!」

あかり「二人共、こしょこしょ話してたけど何はなしてたの?」

櫻子「そんな事より、ワキガちゃん、じゃなかったあかりちゃん!」

あかり「なにかな?」

櫻子「腋臭いよ」

あかり「え?」

向日葵「櫻子に任せたわたくしが馬鹿でしたわ……」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:33:49.96 ID:GnYB1H9Z0
あかり「あかりの腋の下が……? そういえばなんだか朝から腋の下がムズムズしてくすぐったかったけど……」バッ

フッサァー

櫻子&向日葵「!!?」

あかり「って、ワケギ!?」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:34:02.71 ID:ieRb3pO40
なんだこれww


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 18:36:12.04 ID:GnYB1H9Z0
娯楽部部室

あかり「っていう事があったんだけど……」

京子「そうだったのか、あかり……」

ちなつ「そんな事があったの、あかりちゃん……」

京子&ちなつ「良かった、仲間がいて」バッ

ファサァー

結衣「おい」

あかり「二人共、腋の下からワケギが!!?」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 19:17:31.75 ID:GnYB1H9Z0
結衣「三人とも、一体どうしたんだよ……」

京子「多分、昨晩の間に生えたんだと思う。朝の時点では気付かなかったけどね」

京子「いやー、ワケギ特有の匂いが半端ないし、袖から若干出てくるしで今日は大変だったよwww」

ちなつ「笑い事じゃないですよ! こんな腋から草生やしてる無様な姿、これ以上結衣先輩に見せられません!」

結衣「まぁ、確かに仮にも女子中学生が腋からワキゲぶら下げてるとか……。絵的にキツイよな……」

京子「匂いもキツイしな! という事で、あかり!」

あかり「なぁに? 京子ちゃん」

京子「昨日の剃刀、プリーズ!」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 19:21:35.80 ID:GnYB1H9Z0
十数分後

京子「すげー採れた!」ドッサリ

ちなつ「私もです……うぅ、だらしない……」コンモリ

あかり「わぁい、ワケギ! あかりワケギだぁいすき」モッサリ

結衣「うわぁ……。なんか三菜採りから帰ってきたみたいだな……」

京子「よーし、今日はワケギパーティーだな!」

結衣「……女子中学生がノリノリでやるパーティーではないな」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 19:26:50.90 ID:GnYB1H9Z0
京子「パーティーの概要を説明しよう!」

京子「今回は皆が手塩にかけて育て上げたワケギを使って料理対決をしたいと思います!」

結衣「育てたのかよ」

京子「審査員は結衣。誰が審査員の舌を満足させられるのか……? それでは……調理開始!」

結衣「あれ、ちょっと……審査員私かよ」

ちなつ「結衣先輩だけワケギ生えてませんからね! 今回は審査員でお願いします!」

結衣「っていうか皆は自分の腋からワケギ生えてるこの状況がおかしいとは思わないの?」

結衣「暢気に料理なんかしてるけど……」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 19:33:09.07 ID:GnYB1H9Z0
あかり「よぉし、腕によりをかけて創っちゃうよぉ!」

アッカリーン

あかり「完成!」

京子「早い……!? い、いつの間に!?」

ちなつ「凄いあかりちゃん……。存在感のなさを利用して誰にも気付かれずワケギ料理を作り上げた……」

京子「馬鹿な……。しかも超美味そうだし! くっそー、負けるかぁ!」

ちなつ「京子先輩流石です……。あっという間にワケギを切り刻んでしまいましたね」

京子「私にかかればワケギなんてこんな物よ……。ふはは!」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 19:38:41.97 ID:GnYB1H9Z0
京子「どうだ! ワケギ入り焼き餃子! 京子ちゃんの愛情仕立て完成だッ!」

あかり「わぁ、凄いよ京子ちゃん! とっても美味しそう!」

ちなつ「やりますね、京子先輩……。でも愛情の度合いなら負けません!結衣先輩を満足させるのは私です!」

結衣「ちなつちゃん……」

ちなつ「はぁ……はぁ……結衣先輩……楽しみに待っててくださいね……」

ちなつ「きっと結衣先輩の舌をとろけさせてみせますから……!」

ギャァァァ

京子「ワ、ワケギの悲鳴が聞こえるようだ……」

あかり「怖い! 怖いよちなつちゃん!」

結衣「ちなつちゃん……」


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 19:46:55.40 ID:GnYB1H9Z0
ちなつ「できました! チーナ特製ワケギ入りお味噌汁~結衣先輩へ愛をこめて~の完成です!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

京子「ぎゃあああああああああああああっ!!」

あかり「いやああああああああああああああああ!!」

結衣「ち、ちなつちゃん……。こ、これが、お、味噌、汁?」

ちなつ「はい! ありきたりだけど、やっぱり愛情をこめるならお味噌汁かなぁ、と思ったんです」エヘヘ

結衣「これは確かに舌がとろける……というか溶ける……」

ちなつ「結衣先輩……。まさか、お味噌汁嫌いでしたか……?」ウルウル

結衣「そ、そんな事ないよ! わ、わぁい、結衣お味噌汁だぁいすき」

京子「結衣が壊れた……」

あかり「」(失神)



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 19:51:46.42 ID:GnYB1H9Z0
京子「それでは気を取り直して……料理もできた事だし審査に移りたいと思います」

結衣「いや滞りなく再開すんなよ! 審査員死ぬよ!」

京子「結衣、声がでかい。ちなつちゃんが聞いたら悲しむだろ……」ヒソヒソ

結衣「だ、だからって……そんな……」

ちなつ「どうしたんですか? 二人共」

京子「な、なんでもないよ! で、では審査タイムと参りましょう! 審査員の結衣さん、まずは無難にあかりの料理から食べちゃってください!」

結衣「う、うん……」パクリ


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 19:56:26.61 ID:GnYB1H9Z0
京子「感想はどうでしょう」

結衣「美味しい……。ワケギとワケギが絡まって、まるで舌の上でドラマが始まったかのようだ」

京子「好評みたいですね! あかりさん、審査員の感想を聞いてどう思いましたか?」

あかり「ぁ……うぁ……怖い……よ」(失神中)

京子「……だそうです! あかりさんも喜んでますね!」

結衣「それでいいのか」

京子「では続いては司会者の私の料理、召し上がってください!」

結衣「おう……。んむ」パクリ


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 20:02:40.51 ID:GnYB1H9Z0
結衣「……あ、結構美味しい」

京子「おお! これは意外な評価です! テキトーに皮に包んで焼いただけの餃子なのですが」

結衣「おい。しれっととんでもないこと言うな」

結衣「でも……手抜き料理のわりには美味しいな。ワケギが肉汁の味をより深めてる……」

京子「ふはは。まぁ、京子ちゃんにかかればこんなもんさ!」

ちなつ「うふふ……。次は私の料理ですね……」

結衣「…………」

京子「そうですね。次のちなちゅの料理で最後です……。それではどうぞ結衣さん」


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 20:10:02.87 ID:GnYB1H9Z0
結衣「……ここまで来たら……食べるしかないよな……」

ちなつ「♪」ドキドキ

結衣「ちなつちゃんも見てるし……。ここでギブアップなんてしたら悲しませてしまう」

京子「……結衣、死ぬなよ」ボソッ

あかり「」

結衣「……よし。食べるよ、ちなつちゃんのワケギ味噌汁」

結衣「なんか泡出てるけど」ボソッ

ちなつ「結衣先輩……私を食べてください!」キャー///

結衣「…………」パクリ


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 20:14:58.75 ID:GnYB1H9Z0
ドロドロとした汁をすくい、口の中に含んだ途端……。

私の脳内には走馬灯が駆け巡った。

あかりや京子と遊んだ幼少時代、小学校を卒業して、京子と娯楽部をつくり、

そしてちなつちゃんと出会い、娯楽部や生徒会の皆とワイワイ賑やかに過ごした日々の記憶が……。

ほんの二、三秒の間に凝縮されて再現されていた。

あぁ、私、死ぬのかな……。

あかり……京子……ワケギ……ちなつちゃん……。

ワケギパーティー……楽し、かった……よ


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 20:19:49.47 ID:GnYB1H9Z0
結衣「いや死んでたまるか」ガバッ

京子「お、おお……。今、一瞬意識飛んでなかったか、結衣? 白目むいてたよな」

ちなつ「美味しすぎて気絶しかけるだなんて……結衣先輩ったらお・茶・目・☆」

結衣「あ、あぁ……。本当にもう天国が見えたよ……。あ、良い意味でね!」

ちなつ「天国が見えるほど美味しかったんですか! ちーな、今最高の気分です!」


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 20:20:55.25 ID:ieRb3pO40
ちなつ…


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 20:24:06.03 ID:GnYB1H9Z0
京子「というわけで、審査はこれにて終了です!」

ちなつ「結衣せんぱぁい♪」ベタベタ

結衣「ち、ちなつちゃん、苦しい……」

あかり「」

京子「それでは結果発表と移りたいと思います! 審査員の結衣さん、それぞれの料理に評価をお願いします!」

結衣「えっと……評価っていうと☆の数? それとも点数で言った方がいいのかな」

京子「あー、いや、なんでもいいよ。そのへんは結衣に任せるわ」

結衣「急に口調戻ったな。じゃあ……星の数で評価するね」


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 20:33:02.70 ID:GnYB1H9Z0
結衣「まずは、あかりの料理から……」

あかり「」

結衣「……えーっと、素材を上手く活かした料理でした。星の数は五つです」

京子「さらっと出ました、いきなりの最高得点! 星五つです!」

ちなつ「ぐぬぬ」

あかり「」

結衣「次は京子の餃子。肉汁の旨みとワケギがマッチしてる料理でした。星の数は五つです」

京子「やった! やりましたよ皆さん! あかりをいないものと考えると暫定トップです!」

結衣「いないものと考えるな。……最後はちなつちゃん」

ちなつ「結衣先輩……。私信じてますから!」ドキドキ

結衣「ちなつちゃんのお味噌汁は……」


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 20:41:32.10 ID:GnYB1H9Z0
結衣「ちなつちゃんのお味噌汁は私の味覚では表現できないほどの味がしました」

結衣「言うなれば、人知を超えた食べ物、悪魅蘇死瑠といったところでしょうか」

ちなつ「んもう、結衣先輩ったらぁ! 褒めすぎですってば!」デレデレ

結衣「そして……この料理には、私の全てが詰まっていました」

結衣「走馬灯的な意味で」ボソッ

結衣「この料理を食べたおかげで、私は娯楽部の皆と過ごした楽しい日々を思い出すことができました」

結衣「走馬灯的な意味で」ボソッ

結衣「なので、ちなつちゃんのお味噌汁には……星五つを贈りたいと思います」

京子「散々口弁たれといて結局、皆と同じ評価かよっ!」


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 20:45:23.65 ID:GnYB1H9Z0
結衣「いや、そうなんだけどさ。折角料理ご馳走になっておいて番付なんておこがましい真似、私にはできないよ」

結衣「だから、卑怯かもしれないけど皆同率一位という評価をするにいたったんだ」

京子「なんか、納得いかないなぁ……。なぁ、あかり」

あかり「」

京子「ほら、あかりも星五つじゃ不満足だって訴えてるよ」

結衣「でたらめ言うな」

ちなつ「結衣先輩……」

結衣「ちなつちゃん? もしかして、ちなつちゃんもこの結果に不満足?」


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 20:54:41.95 ID:GnYB1H9Z0
ちなつ「違います……。私、感動して……」ウルッ

結衣「ち、ちなつちゃん……?」ドキッ

ちなつ「あんな素敵な評価をしてもらった私は幸せ者です……!」

結衣「そ、そんな大袈裟な……」

ちなつ「いえ、大袈裟なんかじゃありません! 私、決めました!」

結衣「えっと、なにを?」

ちなつ「私、これから毎日結衣先輩にワケギと愛情たっぷりのお味噌汁を作ります!」

結衣「……!?」

ちなつ「結衣先輩があんなに喜んでくれるとは思いませんでした」

ちなつ「だから、これからも私の味噌汁で喜んでもらおうと思って!」

結衣「…………い、いや、ちょっとそれは……」


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 20:59:59.31 ID:GnYB1H9Z0
ちなつ「そしていつかは……結衣先輩の愛妻となって毎日お味噌汁を……」ゴニョゴニョ

ちなつ「あ、なんでもないです! 今のは気にしないで下さい!」

ちなつ「明日を楽しみにしててくださいね、結衣先輩! きっときっと今日より美味しいお味噌汁を作って持ってきますから!」

結衣「……そ、それは楽しみだなぁ! で、でも私はもう十分堪能したし、私だけが独り占めしていい味じゃないと思うんだ!」

結衣「だから、明日は京子にお味噌汁を作ってあげてよ!」

京子「はあ!?」

結衣「はぁ、とはなんだ。ちなつちゃんの悪魅蘇死瑠をいただけるんだぞ! 喜べ!」

京子「ゆ、結衣が壊れたぁ……」


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 21:02:55.57 ID:GnYB1H9Z0
ちなつ「分かりました……。結衣先輩がそう言うなら明日は多めに作って京子先輩の分まで用意しておきますね!」

結衣「え。私の分もあるの?」

ちなつ「はい! 私の日課は、結衣先輩にお味噌汁を作ってあげる事ですから!」

結衣「そ、そっか。ありがと、ちなつちゃん。ははっ、明日が楽しみだなぁー」

京子「結衣の馬鹿野郎……。私まで巻き込みやがって……!」

結衣「ごめん、京子。死ぬ時は一緒だな」ニコッ

京子「おのれぇ……」


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 21:10:24.39 ID:GnYB1H9Z0
その日を境に娯楽部の活動は二名の女子中学生の断末魔から始まるようになったのだった













結衣「ていうか、結局ワケギはなんだったんだよ! もう全然関係ない事になってるけど!」

京子「あひゃひゃ……悪魅蘇死瑠うめぇ……うひゃひゃ……」ケラケラ

ちなつ「結衣せんぱぁい。今日の味噌汁は自分の中でもかなり良い出来なんですよ!」

結衣「そ、そうなんだ……。今日はちょっとお腹の調子が優れなくて……」

ちなつ「今、温めますから待っててくださいね!」ルンルン

結衣「……終わった。あぁ……」

結衣「死なない事を祈るしか、もう私にはできない……」

結衣「…………ワケギ、お前の所為で……」


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 21:15:54.57 ID:GnYB1H9Z0
数分後。

結衣「ぐあああああああああああああっ!!」

ちなつ「やだもう、結衣先輩ったら美味しさのあまりに鼻血が噴き出てますよー」キャッキャ

結衣「誰か……助けて……」

ちなつ「明日も楽しみにしていてくださいね! 結衣先輩♪」

京子「うへへェ……あひひ……ミラクるんだぁ……本物のミラクるんが見えるよぉ……うひひ」

結衣「…………ぐ、ふっ」


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 21:19:17.01 ID:GnYB1H9Z0
ワッケギーン

ワケギ「ワキ☆ゲリ! はっじまるよぉー」

ちょっちまっち、ちゅ~がくせい……♪


あかり「」

あかり「」

あかり「」

あかり「」











あかり「あれ、出番は?」


おしまい


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 21:21:52.70 ID:GnYB1H9Z0
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じていま す。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にあり がとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお 願いします! ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 21:22:48.27 ID:ieRb3pO40
面白かった乙


73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 21:24:40.77 ID:b1J6es29O
おつおつ
ワケギぱねぇな…


75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/17(水) 21:30:32.81 ID:al6jN4JE0

なんで最近コピペで〆る人が多いんですかね…


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 「ゆるゆり」カテゴリの記事


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  1. 2012/10/18(木) 17:18:30

    ひどい


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