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後輩「えへへ~♪先輩の背中あったかーい♪」
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35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 00:13:38.47 ID:rXvBBHrWO
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後輩「先輩! 先輩先輩先輩っ!」ギューッ
先輩「ん……ちょっと、加減はしてくれなきゃ……」
後輩「あ! えっと、すんませんした……」ギュッ
後輩(や、ヤバいな、この感覚……! 何だか、体じゅうが残らずあったかくなる感じ……)ドキドキ
後輩(先輩の柔らかさとか、顔の近さ以上に……もっと嬉しいことが 俺の中に入り込んで来てる……)
後輩(………今まであんだけ勝手に抱きついておきながら、すっごく今さらだけど……)
後輩「先輩……」パッ
先輩「……あら、もういいの?」
後輩「あの、先輩……俺……」
後輩「俺は……その、何て言ったらいいか……」
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37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 00:23:27.75 ID:rXvBBHrWO
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先輩「私はね、後輩くんが好きよ」
後輩「うぇ!?」ビクッ
先輩「好きでもない男の子に、抱きつくことなんて許したりしない。普通はそういうものよ?」
後輩「あ、そっすよね、普通は……」
先輩「もしかして、私を軽い女だと思ってたのかしら?」
後輩「い、いえいえ! 滅相もありません!」ブンブン
先輩「ならいいわ……次は、後輩くんの番よ」
後輩「あ、お、おお俺の?」
先輩「後輩くんは……私のこと、どう思ってる?」
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40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 00:43:27.33 ID:rXvBBHrWO
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後輩「お、俺は、俺は、その……!」
後輩「あ……えっと、先輩が……! 俺は、あの……!」
後輩(い、言うことは決まってんだけど、なんか、声が出てこない……!)ドキドキ
先輩「ちゃんと言ってくれなきゃ、分からないわよ?」
後輩「いや、そんなわけないじゃないっすか! 絶対分かってんでしょ!」
後輩(! 声が出た!)
先輩「なら、言ってくれるわよね?」
後輩「あ、はい。その……」コホン
後輩「……俺、先輩が大好きです!」
先輩「そう。ありがとう」ニコッ
後輩「先輩……!」
後輩(よかった……先輩に言えて、本当によかった……!)
先輩「これからは、遠慮なく抱きついていいのよ」
後輩「いや、それ今までと変わりませんって!」
先輩「それもそうね……じゃあ、何を許可したら後輩くんは喜ぶかしら?」
後輩「え!?」ビクッ
先輩「後輩くんの好きなこと……私に求めていいのよ?」
後輩「あ、えっと、その……!」アタフタ
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44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 00:59:23.86 ID:rXvBBHrWO
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――数日後――
後輩「……あの、先輩」ギュッ
先輩「なぁに?」ギュッ
後輩「その……いつまでこのままなんすかね? 放課後から、かれこれ1時間は……」ギュッ
先輩「あら、『先輩の方から抱きしめて欲しい』なんて言ったのは誰かしら?」ギュッ
後輩「いや、確かに自分から言い出しといて、あれなんすけど……その……」ギュッ
先輩「嫌なら離してくれていいのよ?」
後輩「そ、そんなことしませんよ! 先輩のこと、離したくなんて!」ギューッ
先輩「ならいいじゃない」ギュッ
後輩「……そっすね」ギュッ
後輩(あの日以来、放課後はこうして過ごすのが普通になって……あー、恥ずかしっ!)
先輩「私だってそうよ?」ギュッ
後輩「え、あ、何がです!?」
先輩「……私だって、後輩くんのこと 離したくなんかないわ」ギューッ
後輩「あ、そりゃどうも……」ギュッ
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45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/17(火) 01:02:11.31 ID:rXvBBHrWO
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以上で終わりです。即興だったけど、読んでくれた人 ありがとう
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48: 忍法帖【Lv=26,xxxPT】 :2011/05/17(火) 02:16:17.38 ID:LSruNPF/0
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>>45
乙
すごく好きなシチュエーションだったあなたはよく分かっている

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