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花子「また櫻子は食べたら食べっぱなしだし……」ブツブツ
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:09:54.88 ID:ZgQWIKi+O
- 花子「片づける身にもなれし」
花子「……使用済みスプーン」
花子「……」ゴクッ
- 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:12:39.15 ID:ZgQWIKi+O
- 花子「あっ! 服まで脱ぎっぱなし!!」
花子「自分で脱いだものくらい片せし……」ブツブツ
花子「……パンツ」
花子「……」ゴクッ - 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:16:49.14 ID:ZgQWIKi+O
- 花子「ん?」
【櫻子の部屋】
花子「……きっと部屋も汚いにきまってるし」
花子「ついでだから掃除してやるし。そうすれば――」
花子『櫻子! 花子が片づけてやったし!!』
櫻子『マジで!? さすが花子、愛する妹だ!』
花子『これからもちょくちょく見てやるし』
櫻子『花子大好きー!!』
花子「よし、お宝発掘だs――え!?」 - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:22:14.31 ID:ZgQWIKi+O
- 花子「なにこの小綺麗なお部屋」
花子「意味わからん。ここまでバカと思わなかったし」
花子「仕方ない、とりあえず適当に荒らして……」ガチヤガチャ
花子「よし、これで櫻子が帰ってくる時間まで掃除してれば――」
櫻子『ただいまー。ん? なにやってんだ花子』
花子『あまりにも汚いから掃除してやってるし』
櫻子『やだ。恋しちゃう』
花子『抱っこさせてやってもいいし』
花子「ふふふ。じゃあ張り切って掃除すr」
向日葵「い……いったいなにを」
花子「ひま姉!?」 - 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:24:54.22 ID:ZgQWIKi+O
- 花子「……どこから?」
向日葵「……ひきだしの中身をまき散らしているところから」
花子「……」
向日葵「……」
花子「……」スッ
向日葵「??」
花子「どうか黙っていてくださいし」
向日葵(なんて美しい土下座ッ! さすがは大室の一族ですわね) - 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:29:49.96 ID:ZgQWIKi+O
- 向日葵「と、とにかく顔をあげて?」
花子「ばれたら櫻子以下になっちゃうし……人間の尊厳が消失しちゃうし」
向日葵「大丈夫、言いませんわ」
花子「ほんと?」
向日葵「ええ、もちろん」
花子「あ、ありがとだし!」
向日葵「だからその左手のバールのようなものを置いて下さいな」 - 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:33:52.94 ID:ZgQWIKi+O
- 向日葵「まぁ……宗教上の理由でしたの」
花子「決して櫻子に可愛がられたいからじゃないし」
向日葵「大変ですわね……ん? このお茶もしかして」
花子「櫻子の下着を煮出したお湯だし」
向日葵「やっぱり。でも私の淹れたときより香りがふくよかな気がしますわ」
花子「たぶん櫻子が入った後の残り湯をつかったから?」
向日葵「なるほど」
花子「でも香りはあるけど甘みがいまいちだし」
向日葵「でしたらこの使用済み割りばしも足しましょうか」
花子「なんでそんなの持ってるし」
向日葵「櫻子、よく箸を忘れますから」 - 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:38:21.57 ID:ZgQWIKi+O
- 花子「ところでひま姉は何しに来たし?」
向日葵「忘れ物取りに来ましたの」
花子「見つかったし?」
向日葵「ええ。このバールのようなもの」
花子「あっ、それ櫻子の部屋にあったし」
向日葵「櫻子の部屋を物色した際、一緒に片づけてしまったようですの」
花子「ああ、だからあんなに整頓されてたし」
向日葵「だから荒らしてもらってプラスマイナスゼロですわね」
花子向日葵「あははははははは」 - 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:40:51.35 ID:CunW8Vae0
- とんでもないスレを開いてしまったようだ...
- 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:44:32.85 ID:ZgQWIKi+O
- 櫻子「ただいまー」
花・向「お帰り(なさい)」
櫻子「あ! 二人だけでお茶してずるい!! 私も!」
向日葵「はいはい」
花子「帰ってくるなりやかましいし」
櫻子「なにー!!」
向日葵「妹をいじめないの! はい、櫻茶」
櫻子「まったく――薄っ! なにこれお湯じゃん!?」
花・向「はぁ」
櫻子「なんだよその『この味音痴』って顔――あれ? なんかねむ……」
向日葵「市販の睡眠薬もバカにできないですわね」
花子「櫻子はバカだからたぶん人一倍効果があるんだし」 - 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:48:29.88 ID:ZgQWIKi+O
- 櫻子「ん?」
向日葵「あら、お目覚めですの?」
櫻子「お前、何飲ませ――え? なにこれ? なんで裸で縛られてんの?」ジャラジャラ
花子「縛るとはちょっと違うし」
櫻子「花子!? なんだお前そのマスク、舞踏会か」
花子「調教するときにはコレをつけるのが礼儀だし」
向日葵「最近ではそうでもないようですわ」
櫻子「いや、調教って漫画じゃあるまいし……」
花子「えっ、じゃあついでに着替えてくるし。この格好動きづらいし」
向日葵「しばしご歓談を」
櫻子「おい、外せよ!!」 - 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:51:43.81 ID:ZgQWIKi+O
- 向日葵「お待たせしましたわ」
花子「逃げなかったのは褒めてやるし」
櫻子「拘束されてて逃げられるわけないだろ」ジャラジャラ
花子「今の花子の服装を見て一言」
櫻子「私があげた服だな」
向日葵「ちょっと嗅がせてくださる?」
櫻子「ひまちゃんこわい」
向日葵「こ、この白いシミは……」ゴクリ
花子「櫻子の恥ずかしいシミだし」
櫻子「お前、牛乳こぼしたろ」 - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 04:57:21.39 ID:ZgQWIKi+O
- 花子「まぁ冗談はこのくらいにして」
櫻子「ようやく解放か」
向日葵「大人の時間ですわ」
櫻子「撫子ねえちゃーん!!」
向日葵「静かになさい!! ほら、これでもくわえてなさいな」
櫻子「ムゴゴ」
花子「ひま姉、なにをねじ込んだし?」
向日葵「キャンディよ。さぁ、静かになった隙に――」
櫻子「ガリガリ」
花子「あ! こいつ噛み砕いたし」
向日葵「大丈夫、キャンディはまだありますわ」
櫻子(早く終わんないかなぁ) - 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 05:01:01.48 ID:ZgQWIKi+O
- 花子「くっ……まさか全部食べられるなんて……」
向日葵「このほしがりさんめ」
櫻子「のどかわいた」
向日葵「お茶ならありますけど」
櫻子「それでいいよ」
花子「ほら、口開けろし」
櫻子「ゴクゴク !? おま……」
向日葵「おやすみなさい」
花子「ほんとに学習しないやつだし」 - 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 05:04:29.69 ID:ZgQWIKi+O
- 櫻子「ん?」
向日葵「あら、お目覚めですの?」
櫻子「お前――あれ? さっきと変わってない」
花子「眠っているやつに手を出すのは卑怯だし」
櫻子「薬を盛るのも十分卑怯だよ」 - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 05:07:36.82 ID:ZgQWIKi+O
- 櫻子「もう満足しただろ? いいかげんコレ外してよ」
向日葵「これからが本番ですわ」
花子「たっぷりなぶってやるし!」
櫻子「そんなに私のこと嫌いなのかよぉ……」
花・向(キュン)
向日葵「ちょっとトイレに」ハァハァ
花子「ちょっと部屋に」ハァハァ
櫻子「なにがしたいんだお前ら」 - 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 05:10:45.46 ID:ZgQWIKi+O
- 櫻子「もう好きにしろよ」
花・向「では遠慮なく」
櫻子(うぅ……きっとおっぱいとかアソコとかいじられるんだろうなぁ……)
櫻子「……」
花子「櫻子の腋、櫻子の腋、櫻子の腋、櫻子の腋、櫻子の腋、櫻子の腋……」ハァハァ
向日葵「櫻子の足、櫻子の足、櫻子の足、櫻子の足、櫻子の足、櫻子の足……」ハァハァ
櫻子「とことん変態だな、お前ら」 - 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 05:14:02.16 ID:ZgQWIKi+O
- 花・向「え?」
櫻子「いや、ふつうこういう状況だったら(ってなんかこれじゃ私が変態じゃん)」
向日葵「……本気で襲っていいんですの?」
櫻子「??」
花子「櫻子が嫌がると思って避けてたし。でも櫻子がそういうなら……」
櫻子「え、いや、待った。やっぱダm」
花・向「もう遅い」
櫻子「ちなつちゃーん!! あかりちゃーん!!」 - 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 05:43:33.03 ID:ZgQWIKi+O
- 櫻子「……」
花子「櫻子のおへそ、櫻子のおへそ、櫻子のおへそ、櫻子のおへそ、櫻子のおへそ……」ハァハァ
向日葵「櫻子のうなじ、櫻子のうなじ、櫻子のうなじ、櫻子のうなじ、櫻子のうなじ、……」ハァハァ
櫻子「救えねぇ」 - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 05:47:38.94 ID:ZgQWIKi+O
- 櫻子「……」
花子「この先、どうするんだし?」
向日葵「櫻子、次はなにすればいいのかしら」
櫻子「教えてあげるから外そうか」
花・向「はーい」 - 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 05:51:32.18 ID:ZgQWIKi+O
- 櫻子「久しぶりの自由だ」
花・向「ワクワク」
櫻子「よし、まずは向日葵を拘束」
向日葵「いやらしい」
櫻子「花子は私の膝の上に座りな」
花子「し、仕方ないし!」
櫻子「さあ、お仕置きの時間だ」 - 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 05:58:33.24 ID:ZgQWIKi+O
- 花子「も、もうやめ……」
櫻子「ん? 違うよね、さっき教えただろ。ココはなんていうんだっけ?」
花子「ク、クリトリあ、や」
櫻子「正解。じゃあご褒美」
花子「や――あ、イ、イ、ぅうあ、やぁっ!」
櫻子「はいストップ」
花子「ッ――え? また……」
櫻子「お仕置きだよ?」
花子「も、もう許し――」
櫻子「スタート」
花子「やぁっ」 - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 06:03:05.25 ID:ZgQWIKi+O
- 櫻子「じゃあ大きい声で言って見ようか」
花子「ハァハァ さ、櫻子……」
櫻子「『さま』は?」
花子「ヒィッ 櫻子さま、大好きだし!!」
櫻子「まぁいいか、ほらイっていいよ」
花子「――ッ ッ!」
櫻子「花子かわいい」 - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 06:06:44.63 ID:ZgQWIKi+O
- 櫻子「おまたせ」
向日葵「ヒギィィィッッッもう許してくださいぃぃぃ」
櫻子「……」
向日葵「も、もうイギだぐないですぅぅぅぅ」
櫻子「いや、まだなにもしてないよね」
向日葵「発声練習を」
櫻子(一気に萎えたなぁ) - 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 06:11:54.80 ID:ZgQWIKi+O
- 櫻子「や、やっと終わった……」
花子「ハァ ハァ」
向日葵「Zzz」
櫻子「もういいや、とりあえず寝よう……」
撫子「ただいまー」
撫子「?? 誰もいな――おお、こりゃまた……」
撫子「櫻子だな、まったく」
撫子「食べたら食べっぱなしなんだから」
おわり - 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 06:13:14.46 ID:ZgQWIKi+O
- 遅くまでありがとう
櫻子受けはまた今度ね
おやすみなさい - 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 06:14:19.54 ID:lqW8EMrX0
- 上手いことオトしやがって
- 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 06:25:11.46 ID:L0WUGRD1O
- 食い散らかし乙
- 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/20(土) 08:02:28.09 ID:rMAV9F8yP
- 乙乙

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