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一夏「正直、実の姉と結婚したい」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/20(金) 12:44:07.98 ID:PCLE3sbK0
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俺の名は織斑一夏
世界一の姉をもつ世界一のシスコンだ
正直、最愛の人である千冬姉とあんなことやこんなこともしたいし結ばれたい
だがこの国ではそれは禁忌に当たるらしい
全くもって理不尽かつ腐った世の中だ
千冬姉と結ばれるためにはこいつをどうにかするのが大前提になる
さて、どうしたものか
まずは千冬姉にこの想いを伝えよう
一夏「千冬姉、俺、千冬姉のこと大好きだよ」
千冬姉「いきなり何を言い出すんだ貴様は。オルコットの料理に頭をやられたのか?」
一夏「いやそういうんじゃなくてね。ただ千冬姉に好きだって言いたかっただけ」
千冬「そ、そうか」
一夏「千冬姉は俺のこと嫌い?」
千冬姉「そんなわけあるか!たった一人の大切な弟だ。嫌いなわけないだろう」
一夏「じゃあ、好き?」
千冬「好きだ」
千冬姉に好きだと言って貰えて嬉しいが、この好きは俺の求めるものではないな。
どうしたものか
千冬「何を言い出すんだ!?一夏、お前今日ちょっとおかしいぞ?」
一夏「本当はずっと昔から好きだったんだ。言わないつもりだったけどもう我慢出来なく」
千冬姉「一夏…」
千冬姉「そんなことはない!ただ少し動揺している」
一夏「動揺…?」
千冬姉「う、生まれて初めて異性から告白されたんだ。私だって動揺くらいするさ… 」
一夏「千冬姉…可愛いな」キュン
一夏「千冬姉は可愛いよ。世界一強くて優しくて、世界一可愛い最高の姉さんだもの 」
千冬姉「そっ、そんなことは」
一夏「あるよ!少なくとも俺にとってはそうだ!」
千冬姉「一夏…」
最高だぁ
千冬姉(確かに、料理も旨いし家事は万能。マッサージも最高だな)
千冬姉(うむ、ボーデヴィッヒではないが、嫁にもってこいだ)
千冬姉(最近は鍛えているから、体も引き締まって男らしくなってきたし)
千冬姉(ふむ、客観的に見てこいつがモテるのが少し理解できた気がする)
千冬姉(その私が一夏を迷わせてどうする!心を鬼にするんだ織斑千冬)
千冬姉「なっ、なあ一夏。お前の周りには可愛い子が大勢いるだろう。だというのに何故私なんだ?」
一夏「何でも何も、箒たちに出会った頃にはもう好きだったし」
千冬姉「そっ、そんなに昔からなのか!?」
千冬姉(そんなに想っていてくれたのか…これは素直に嬉しい)
千冬姉(IS操縦者になり忙しくなってからは、あまりかまってもやれなかった…)
千冬姉(それなのにこんなにも想っていてくれたんだな。いかん、ちょっと泣きそうだ)ウルッ
一夏「千冬姉? 」
千冬姉「何でもない。気にするな」グスッ
千冬姉「そんなこと言わずに周りを見てみろ。ボーデヴィッヒなんてどうだ?あいつはあれで尽くす女だぞ?」
一夏「尽くされるより俺が千冬姉に尽くしたい」
千冬姉「で、ではデュノアはどうだ?あいつは気立てもいいし、癒してくれるだろう?」
一夏「癒されるより千冬姉を癒してあげたい。そのためにマッサージを覚えたんだしな 」
千冬姉(これは強敵だな…気を強く持ち続けなければ折れてしまいそうだ)
一夏「俺の憧れは千冬姉だから。それに千冬姉となら金なんかなくても幸せな家庭を築ける自信がある」
千冬姉「ならば、鳳はどうだ?あいつは元気で一緒にいたら楽しくなるだろう?」
一夏「俺が一番楽しいのは千冬姉と一緒にいるときだから。別にワイワイ騒がなくても千冬姉が一緒なら俺は幸せだし楽しい」
千冬姉「で、ではシノノノ」
一夏「千冬姉、なんと言われようと好きなのも、愛しているのも、魅力を感じるのも千冬姉だけだよ!」
千冬姉(もう折れちゃってもいいかな?所詮道徳など日本社会のルールだろ?ここ日本じゃないし、もういいかな?)
千冬姉「すまない一夏、一晩だけ時間をくれないか?正直今の私は冷静な判断が出来ないくらい動揺している」
一夏「ごめん千冬姉・・・俺が変なこと言い出したばっかりに・・・」
(何時もなら学校では織斑先生だ!ってすぐ言ってくるのに終始言ってこなかったくらいだしな)
千冬姉「い、いや気にするな。嬉しかったのは事実だし・・あぁもう何度も言わせるな恥ずかしいだろう!」
千冬姉「とにかく、一晩時間をくれ。その間にちゃんとした答えを出す」
千冬姉「さて、一体どうしたものか。確かにややシスコンの気があるとは思っていたがそこまで想われているとはな」
千冬姉「私はどうしたらいい?一夏のあの言葉は嬉しかった・・・それは事実だ」
千冬姉「・・・だが私たちは姉弟だ。結婚なんて出来るはずがない」
千冬姉「まして、私も一夏も曲がりなりにも世間に名が知られている人間」
千冬姉「世間体だって気にしないわけにはいかないだろう・・・」
千冬姉「自分から見ても、私は女性的な魅力に乏しいだろうに」
千冬姉「無駄に高い身長、常に怒っているような強面、本来あるべき女性的なふくよかさもまるでない」
千冬姉「あいつは束たちと会う以前、私以外の女性を殆ど知らなかったはずだ」
千冬姉「姉であり母親である私へ向けた好意を家族へのモノと異性へ向けるモノを勘違いしてしまったのかもしれんな」」
ピッピッ、プルルルル、プルルルル、カチャ
束「ハイハーイ。ちーちゃん大好き束さんだよー。ちーちゃんから電話してきてくれるなんで珍しいねー」
千冬姉「ん、いやそうか・・・?そうかもな」
束「おかげで私がどれだけの日々、枕を涙で濡らしたかっ。ほんとちーちゃんは罪作りだね!」
千冬姉(ハハッ罪作りか・・・そうだな・・・弟を誑かし、今度は試そうとしている。最低の姉だ・・・)
千冬姉「あぁ。でなければわざわざお前に電話などかけないさ」
束「酷いよちーちゃん!束さん泣いちゃうよ?」
千冬姉「実はな、一夏のことでちょっと相談があるんだ」
束「いっくんがどうかしたの?」
千冬姉「だが、少なからずお前を信用しているから相談するのだ。他言はしないでくれ」
束「うんうん。大丈夫大丈夫。束さんは口堅いよ」
千冬姉「その・・・一夏に告白された」
束「何を?」
千冬姉「好きだと」
束「うんうん。いっくんちーちゃんのこと大好きだもんね」
束「え?異性としても好きだってことじゃないの?」
千冬姉「そういった家族にむけr・・・ってわかるのか!?」
束「そりゃわかるよー。だっていっくん、いつもちーちゃんのこと見てたし」
千冬姉「それは・・・異性としてという意味か?」
束「もちのろんさ。こんな変わり者の私にも優しい男の子なんていっくんだけだしねー」
千冬姉「全く気付かなかった・・・」
束「だと思ったよー。全くちーちゃんは鈍いなぁ」
束「それなのにモテモテなんてずるいよちーちゃん」
千冬姉「その上親友が自分の弟に好意を抱いていたのにも気づかずか」
束「本当にどうしようもないねっ」
千冬姉「本当にな・・・」
千冬姉「どうって・・・一夏の想いに答えるわけにはいかないだろう?」
束「何で?ちーちゃんはいっくんのこと嫌い?」
千冬姉「そっ、そんなわけあるか!可愛い可愛い、大切な弟だ」
束「だよねだよねー。いっくんもシスコンだけど、ちーちゃんも負けないくらいのブラコンだもんね」
千冬姉「ブッ、ブラコンだと!?いや・・・そうだな・・・否定出来ん」
千冬姉「あるだろう。私たちは姉弟なんだぞ?そんなものが認められるわけがないだろう!?」
束「いやいやそれが既におかしいよちーちゃん」
千冬姉「えっ?」
束「法や道徳はその国に生きる人たちが幸せに暮らせるための決まりなんだよ?」
束「それなのに愛し合う二人がそんなもののせいで結ばれないなんておかしいって束さんは思うなー」
束「そういうものなんだよ!」
千冬姉(・・・私が間違っているのか?法や道徳に縛られるのはおかしいことなのか?)
千冬姉「だがしかし・・・私はあいつを、一夏を幸せにしてやりたい。法を犯してあいつを幸せに出来るのか?」
束「うーん、それはどうだろうね。この先次第なんじゃないかな?ただ一つ言えるのはね」
束「いっくんを幸せに出来るのは、ちーちゃんだけ。ってことなんだと束さんは思うよ?」
千冬姉「わかるのか?」
束「わかるよ。だって私もフラれたし」
千冬姉「え?初耳だぞ・・・?」
束「そりゃあ初めて話したからね」
束「でもあのいっくんだからね。普通に俺も束さんの事好きだよ?ってサラって返してきてね」
束「そりゃあ驚いたさ。天にも昇るっていうのはこういう気持ちなんだろうって思ったよ」
束「でもね。ある日気づいちゃったんだ」
束「剣道場で剣を振るちーちゃんに向ける視線と、ニコニコしながら私に話しかけてくれる視線は全然違うものなんだって」
束「でも束さんはね。ちーちゃんも大好きなんだ。だから二人で、幸せになってほしいんだよ」
千冬姉「すまな
束「謝らないで」
束「謝られると・・・悲しくなっちゃうから・・・」
千冬姉「ありがとう。正直ちょっと不安だったんだが、お前に相談してよかった」
千冬姉「私は、いい友人を持った」
束「それでそれで、束さんは一体何をすればちーちゃんたちは幸せになれるのかな?」
千冬姉「いや・・・最初に一つ頼もうかとも考えていたことがあるんだが、それは止めておく」
千冬姉「あいつを好きだと言ってくれたお前に頼むのは酷だ」
束「ここまできたら乗りかかった船だよちーちゃん。泥船に乗った気持ちで束さんにまっかせなさーい」
束「ちーちゃん。さっきも言ったけど、私はね。二人に幸せになってもらいたいんだよ?」
束「二人が幸せになれるなら、1国くらい余裕で敵にまわしちゃうよー?」
千冬姉「ははっ、お前が言うと笑えないな。それじゃあすまない。一つ頼めるか?」
束「はいはいなんなりとー」
千冬姉「私を忘れられるくらい、一夏を誘惑してくれ」
一夏(千冬姉・・・困ってたな・・・)
一夏(やっぱり迷惑だよな。血の繋がった弟から告白されるなんて)
一夏(顔には出さないけど引かれてないだろうか)
一夏(嫌われたらどうすっか・・・)
一夏(まぁそれでも、千冬姉が幸せになってくれるならそれでもいいか・・・)
一夏「寝よう・・・」
一夏「気が重い。せっかくの休みなのに何もする気になれないな。このまま一日寝ていようか」
ピリリリリピリリリリ
一夏「っせーな。誰だよ・・・」
ピリリリリピリリリリ
一夏「はっ、一晩立ったし、もしかしたら千冬姉!?」
一夏「はいもしもし、どちら様でしょうか」
束「いっくんこんばんはー、ってあーもうおはようだね。おはよういっくん」
一夏「束さん?」
束「うんうん、可愛い可愛い箒ちゃんのお姉さんにして、いっくんのもう一人のお姉さん!篠ノ之束さんだよー」
一夏「おはようって、ちゃんと寝てないんですか?」
束「だいじょぶだいじょぶ。いっくんの声聞いたらパワー充電出来たよー」
一夏「それはまぁ、何よりで。で、何か用事ですか?」
一夏「一つだけ、外せない用事がありますがそれ以外なら暇です」
束「じゃー束さんとデートしない?」
一夏「デ、デートですか?」
束「うんうん、楽しい楽しいデート!といっても白式の解析なんだけどね」
一夏(正直今千冬姉に会っても困らせるだけだし、学園外にいる方がいいかもしれないな)
一夏「わかりました。いいですよ。ただ用事が入ってきたらすみませんが・・・」
束「全然それで大丈夫。じゃあいっくんちょっと私のラボにきてくれるかな」
話の都合上、いっくんが束姉のラボ知ってても突っ込まないでね
束「いらっしゃい、いっくん!」
一夏「お、おじゃまします」
一夏(ここって俺が入っていいような場所じゃなくね?シャレにならないレベルの機密だらけだよな)
束「じゃあいっくん、ちょっと白式を展開してもらえるかな?」
一夏「あ、はい。来い!白式!」
一夏「そっ、そうですか?どうも」
束「堅い!堅いよいっくん!」
一夏「えっ?どうしたんですかいきなり」
束「もっと昔みたいに束お姉ちゃん大好き~とか言ってほしいかな~」
一夏「・・・そんな子供の頃の話覚えてないですよ。てか本当に言ったんですかそれ」
一夏「告白!?」
束「告白そのものに気づいてないなんて、ほんといっくんは唐変木だね」
一夏「告白・・・もしかして子供の頃、俺の事好きだって言ってくれたアレですか?」
束「ふふっ、思い出してくれた?」
一夏「おぼろげながら・・・でもてっきり弟として好きだって言われたんだと思ってました・・・」
束「こりゃあ重症だね。箒ちゃんも苦労するわけだよ」
束「ううん、何でもないよ。ごめんね変な話しちゃって。」
一夏「あ、いえ大丈夫です」
束「じゃー早速白式の解析いっちゃおうかー」
一夏「了解です」
束「いっくんおつかれ~。いやーやっぱり白式はすごいね」
一夏「お役に立てたんなら幸いです」
束「お役に立てたなんてもんじゃないよ。白式と紅椿は兄妹機だから、データがすごく役に立つんだ」
一夏「そうなんですか?」
束「そうなんだよ」
一夏「願い事・・・ですか。」
束「うんうん、何でもいいよ。いっくんのためなら束さんなんだってやっちゃうよー」
一夏「・・・千冬姉の力になってあげてください」
束「ちーちゃんの?」
一夏「はい」
一夏「・・・昨日、我慢しきれなくて暴走して千冬姉に変なこと言っちゃったんです」
束「変なことねぇ。愛の告白でもしちゃったの?」
一夏「なっ、何でわかるんですか!?」
束「わかるよ。私だっていっくんのこと好きだって思いながら見てたんだよ?いっくんが誰を好きなのかなんて丸わかりだよ」
束(気づかれてないと思ってる辺りやっぱり姉弟なんだよね)
一夏「で、まぁはい。しちゃったわけです」
束「しちゃったんだね。でもそれはよくないことだよ?」
一夏「わかってます。どうこうしたいわけじゃないんです。ただ・・・伝えたかっただけなんです」
束「本当に好きなんだね」
一夏「はい。世界一の姉ですから」
束「いっくんが本当にちーちゃんの事が好きなら、ちーちゃんの幸せを考えてあげてね」
一夏「はい、わかってます」
束「姉弟で恋人なんて幸せにはなれないよ?」
一夏「それもわかってます。だからどうこうする気はありませんよ」
束「でも、それじゃいっくんが幸せになれないよね?」
一夏「え?」
束「え?じゃないよ。酷いなー。束さん人生で二度目の一世一代の大告白に、え?はないよ」
一夏「え、でも」
束「私はいっくんにも幸せになってもらいたいんだよ」
束「だからね」
束「私が、ちーちゃんのこと、忘れさせてあげるよ」
束「いっくん、私ってそんなに魅力ないかな?昔に比べておっぱいだってこんなに大きくなったんだよ?」ポヨン
束「確かに昔は気づいてすらもらえなかった想いだけど、今はもう気づいてもらえたよね?」
束「もう一回だけ言うよ?」
束「篠ノ之束は織斑一夏を愛してます。私を貴方の物にしてください」
束「いっくんへの想いが詰まったこのおっぱいだって好きにしていいんだよ?」
束「いっくんが欲しいなら子供だって作っちゃうよ?」
束「もっとすごいことだって何だってしてあげる」
束「だからお願い。私を見て」
束「いっくんを想う気持ちなら、ちーちゃんにだって負けるつもりはないんだって教えてあげるから」
一夏「でも、でも俺。それでも千冬姉が好きなんだ。それだけは嘘をつけない」
一夏「嘘をついたまま束さんにそんな真似出来ない」
一夏「・・・傷つけるのはわかってる。だから、その・・・ごめんなさい」
束「だそうだよ、ちーちゃん。ごめんね、私じゃいっくんを振り向かせることは出来なかったよ」
千冬姉「・・・こんな役回りをさせてすまなかったな」
一夏「ちっ、千冬姉!?どうしてここに!?」
千冬姉「お前もすまなかったな。お前を試すために、束に一芝居打ってもらったのだ」
一夏「なっ、どうしてそんなことを」
千冬姉「だからお前が私のことをどれだけ想っているのか見させてもらった」
一夏「納得しきれたわけじゃないけどわかったよ。ちゃんと詳しく説明してくれよな?」
千冬姉「ああ。本当にすまなかったな」
一夏「まぁそれならそれでよかった。束さんも人が悪いなぁ。俺ドキドキしちゃったよ」
束「んふふ~、束さん一世一代、迫真の演技だったからね。すごかった?」
一夏「今日だけで一世一代何回行ってるんですか・・・すごいけど心臓に悪いからもう勘弁してくださいよ?」
束「えへへ、ごめんね?」
千冬姉「さて一夏、すまないが先に帰っていてくれないか?私はこいつと少し話がある」
一夏「ん、了解。じゃあ束さんもまたね」
束「うん、まったね~」
束「本当だよ。束さんの心の中ぐっちゃぐちゃだよ?酷いなぁちーちゃんは」
千冬姉「何か、私に償えることはないか?」
束「うんじゃあ、胸を貸してもらえるかな?でも恥ずかしいからあんまり見ないでね?」
千冬姉「あぁ、わかった。好きにしてくれ」
束「う、グスうん。ごめんね。ちょっとだけよろしくね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
束「はー、泣くだけ泣いたらすっきりしたよー」
千冬姉「おかげで私のスーツはびちょびちょだな」
束「ごめんね?自分でも驚くくらい泣いちゃったから」
千冬姉「・・・すまな
束「だから謝らないでってばー」
千冬姉「あぁ。ありがとう」
千冬姉「あぁ。約束する」
束「よし!じゃあお姫様はさっさと王子様の元へ行った行った!これでも束さんは忙しいのだ!」
千冬姉「ははっ、それじゃあ行ってくる。またな」
束「うん、まったね~」
~~~~~~~~~~~千冬姉退出~~~~~~~~~~~~~~
束「さて、もう一回泣いてこようかな・・・」
束「さようなら、私の初恋。」
束「絶対に幸せになってくれないと束さん許さないぞー」
ぶっちゃけ考えてたのはバットエンドだったんだけど
束さんのおかげでそれだけは回避したくなっちゃったんだぜ
ちょっと時間くれ
一夏「・・・」
千冬姉「・・・」
一夏「あっ、あの
千冬姉「その、な
一夏「千冬姉から・・・」
千冬姉「いや、一夏から・・・」
千冬姉「すまん、そうだったな。そのだな、やはり姉弟で恋人になるのは問題がある。それはわかるな?」
一夏「うん、わかってる・・・ごめんね変な話をしちゃって」
千冬姉「お前はことある事にそう言うな。後悔しているのか?」
一夏「それだけはない。俺は千冬姉が大好きだ!」
千冬姉「こいつめ・・・」キュン
一夏「ち、千冬姉、それって」
千冬姉「最後まで聞け」
一夏「はい」
一夏「うん・・・」
千冬姉「すまない・・・まだ私はどこかで、お前の好意を信じ切れていなかったのかもしれない」
千冬姉「お前の純粋な好意すら踏みにじった私は最低だ」
一夏「そんなことない!!!!!」
千冬姉「!?」ビクッ
一夏「子供の頃、辛くて泣きそうなとき、千冬姉がいつも隣にいてくれた」
一夏「楽しくて笑ってるときも、千冬姉がいつも隣にいてくれた」
一夏「そりゃ確かにISの操縦者になってからは一緒にいられる時間は減ったかもしれない」
一夏「でもずっと千冬姉がいつも一緒にいてくれたから寂しくなんてなかった」
一夏「例え隣にはいられなくなっても、千冬姉の優しさと温もりをいつも隣に感じていられたから俺は今生きていられるんだ」
一夏「いくら千冬姉本人でも、俺の大切な人を悪く言うのは許せない!!」
千冬姉「私は・・・幸せ者だな。こんなにも優しい弟がいて、こんなにも想われているのだから」
一夏「俺が優しくいられるなら、それは千冬姉の教えの賜物だよ。ありがとう千冬姉」
千冬姉「ありがとう一夏。私ももうお前の想いを疑わない。私の心はお前のものだ」
千冬姉「次はその・・・体もお前の物にしてくれないか?」
千冬姉「私だって恥ずかしいんだ。何も言うな!」
一夏「了解です。俺も経験があるわけじゃないから上手く出来るかどうかは自信ないけど・・・」
千冬姉「私とて経験はない・・・上手いか下手かなんて比較出来んさ」
千冬姉「それにだ。お前が私で気持ち良くなってくれるならそれでいい」
一夏「千冬姉・・・大好きだ!」ダキッ
一夏「もう無理です。待てません。こんな可愛い千冬姉を前にしてお預けは不可能です」
千冬姉「シャワーを!せめてシャワーを浴びさせてくれ!このままでは汚いだろう!?」
一夏「千冬姉に汚い場所なんかあるかぁああああ!!!!」
千冬姉「頼むから一旦落ち着け馬鹿者ぉ!!」スパァン!!
千冬姉「耐久力上がり過ぎじゃないか!?どこまでしたいんだお前は!」
一夏「そんなもの言葉にするもの馬鹿馬鹿しいくらい!!」
一夏(ヤバイヤバイヤバイ!千冬姉すんげぇいい匂い!それに鍛えてるはずなのにすごく柔らかい!)
一夏(ハァハァ・・・千冬姉のおっぱい・・・おっぱい・・・おpp
千冬姉「グスッ、待って・・・私だって初めてなんだぞ?」グスリ
一夏「すいませんでした!また暴走してしまった・・・ごめん千冬姉・・・」
(あかん!千冬姉ちょっと泣いてる!どうしたらいい!?どうすればいい!?)
千冬姉「どうせなら綺麗な身体で抱かれたいじゃないか・・・」
一夏「我慢なんか出来るかぁあああああ!!!!!」
一夏(千冬姉のおっぱい、柔らかい。服の上からなのにこんなに柔らかいモノなのか)フニ、モミモミ
千冬姉「ンッ、待って。お願いだからちょっと待って」モミモミ
一夏「ハァ・・・ハァ・・・」
(心なしか先っちょが硬くなってきた・・・千冬姉感じてる?)
一夏「早く、お願い早くっ!」
千冬姉「逃げないから少し待てケダモノ」
シュル シュルリ シュル
一夏「ビューリフォー」
千冬姉「馬鹿なこと言ってないで、続き、するんだろ?」
一夏「千冬姉、案外乙女だね」
千冬姉「あっ、案外ってなんだ!案外って!」
一夏「ごめんごめん、あんまりにも可愛いもんだからつい、ね」
千冬姉「私もだぞ。一夏」
チュッ
一夏「チュ、千冬ねチュパペロ」チュッチュッチュ
千冬姉「いっ、一夏チュだいすチュッチュきだぞ」チュッチュ
なんだろうこれ、自分にセックスの手順暴露してるみたいで何とも言えない気持ちになる・・・
千冬姉「まっ、そこはm」クチュ
一夏(千冬姉・・・濡れてる・・・)クチュクチュ
千冬姉「自分ン、でするのと、はッアアァッ全然違う」クチュクチュ
一夏(こ、これがクリトリスか・・?ちょっと摘まんでみよう)クリッ
千冬姉「ハァン!?」
千冬姉「まっ、そこはアァア!ほんとうンックにまっ」クチュクチュクリクリ
一夏(あの千冬姉がピクンピクン反応してる・・・エロい・・・)
千冬姉「ハァハァ。全く好き勝手にいじり倒してそれか」
一夏「だって、千冬姉が
千冬姉「わかったからもうさっさと来い。ただし、その優しくしろよ?」
一夏「善処させていただきます」
一夏(女性器なんて始めて見た・・・ぬめってて、テカテカしてる)
一夏(ここに入るのか・・?)
千冬姉「マジマジと見るな馬鹿者!はっ、恥ずかしいだろ」
一夏(どうしてこう、うちの姉は一々可愛い反応を返してくるのか)
でももし君たちがセックスするときは彼女のことを気遣ってちゃんと前戯しようね!
一夏「それでは、いかせて頂きます」
千冬姉「こっ、こい」
一夏(さっき見たかぎりだと、この辺でいいのか?くそっ覗き込んでるときと角度が全然違うからさっぱりわからん!)
千冬姉「違う、もうちょっと下だ」
一夏「この辺?」クチュ
千冬姉「そう、そこだ・・・優しく頼むぞ」
千冬姉「痛ッ、思ったより痛いもんなんだな」ピクッ
一夏「大丈夫?まだ先が入っただけだけど、いけそう?」ググッ
千冬姉「ん、大丈夫だ。ゆっくり、ゆっくりな?」
一夏(まだ先っちょしか入ってないのに、千冬姉の体温が伝わってくる・・・暖かい・・・)
ググッズンッ!!
千冬姉「痛ッ!痛い!」
一夏「ごっ、ごめん千冬姉!抜いたほうがいい!?」
千冬姉「だっ、大丈夫だ。ただその、少し・・・怖い。だから手を握ってくれないか?」
一夏(俺の姉がこんなに可愛いはずがありまくるわマジで)
千冬姉「あっ、一夏!チュ一夏!チュッチュ一夏愛してるぞ!」ズンズン
一夏「あ、やばい。もう・・出るっ!」
千冬姉「いいぞ。このまま中に出せ」ギュ
一夏「ちっ、千冬姉!さすがにそれはまずくない!?」
千冬姉「なんだ一夏、お前の覚悟はそんなものなのか?」
一夏「そんなことはない!けど・・・あぁもう我慢できない!」
ビュルル!ビュルルル!!ドビュルル!!
一夏「しょっ、しょうがないだろ?初めてだったし溜まってたんだから!」
千冬姉「ふん、初めてで溜まってたからで、私で気持ち良くなれたからここまで出たわけではないと?」
一夏「最高でした」
千冬姉「最初からそう言え馬鹿者」ニコッ
あかんこれ賢者モードよりくる
一夏「でも千冬姉、現実問題子供出来たらどうするの?」
千冬姉「当然産むさ。お前と私の愛の結晶だぞ?」
一夏「千冬姉・・・ありがとう」
千冬姉「どうしたいきなり」
一夏「俺の想いを受け止めてくれて」
千冬姉「そうか。なら私もありがとうだな」
一夏「ん?」
千冬姉「お前も私の想いを気づかせてくれただろう?」
一夏「千冬姉、まだおぼろげだけどやることが、やらなきゃいけないことが見えてきたよ」
千冬姉「ほぅ、それはいいことだな。で、何をするんだ?どう進もうと私たちの道は茨の道だぞ?」
一夏「まずは強くなるよ、肉体的にも精神的にも。千冬姉を守れるくらい、千冬姉を支えられるくらい」
千冬姉「ふふっ、これでも私は世界最強だぞ?その私よりも強くなりたいのか?」
一夏「なりたいんじゃない。なるんだよ」
千冬姉「意見?」
一夏「法なんてクソ喰らえだ!千冬姉が幸せになれない法なんてぶっ壊してやる!」
千冬姉「思い切ったことを言い出したものだな」クスッ
一夏「笑わないでくれよ。これでも一晩考え抜いたんだからな」
千冬姉「すまんすまん。まぁ時間はたっぷりあるさ。私たちが死ぬまでに何とかしてくれれば問題ない」
一夏「それだけ途方もない話ではあるけど、やらないわけにはいかないしな。死ぬ気でやるよ」
千冬姉「頑張れひよっこ。ちゃんと私を幸せにしてみせろよ?」
一夏「ああ、絶対に幸せにしてみせるさ。愛してるよ、千冬姉」
千冬姉「あぁ、私も愛しているぞ一夏」
~~~~~~~~~~~~Fin~~~~~~~~~~~~~~~
ぶっちゃけ最初は
一夏「でも無理だから今日も千冬姉のパンツでアネニーしまくるぞ!」
で終わるはずだった
バッドエンドは
思い出作りに一回だけセックスするけど
想いは通じず元の姉弟に戻すはずでした
真昼間から保守しつつ付き合ってくれてありがとな!
最高でござった

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