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P「伊織ちゃんぷりちー」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:09:10.81 ID:1FakUwS1O
――765プロ事務所
――10:50

P「伊織ちゃんぷりちー」ギュー

伊織「な、なにするのよ!?」ジタバタ、ジタバタ

P「伊織ちゃんぷりちー」ナデナデ

伊織「ちょっ!ちょっと!いっ、いきなりなにするのよ!」アタフタ、アタフタ

P「仕方がないじゃないか、伊織…」

伊織「な、なにがよ?」

P「はぁ…いいか?伊織」ジッ

伊織「な、なによ…?(そ、そんなに見つめられると恥ずかしいじゃない…)」ドキドキ、ドキドキ

P「伊織、お前はな?」

伊織「…う、うん…///」ドキドキ、ドキドキ

P「俺の嫁なんだ」キリッ




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:10:38.33 ID:1FakUwS1O
伊織「…」

伊織「……はっ?」ポカーン

P「お嬢様で、気が強くて、誰にも頼ろうとしなくて…だけど、弱い部分もちゃんとあって…」

伊織「…」

P「そして、俺にだけちらりと見せる弱い伊織…」

P「そんな伊織がぷりちーじゃなくてどうする。俺の嫁じゃなくてどうする」

伊織「…」

P「うん?どうした?伊織」ナデナデ

伊織「言いたい事は…それだけかしら?」

P「うん?そうだけど?」

伊織「なら、」

P「なら?」

伊織「とっとと仕事に行ってきなさい!この変態大人!」ゲシッ、ゲシッ

P「いつっ!」

伊織「えっ?」


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:12:40.40 ID:1FakUwS1O
P「いてて…持病の腰痛が…」スリスリ、スリスリ

伊織「だっ…だいじょうぶ?その…い、痛かった?」

P「ははっ。だ、大丈夫だって…。だから、伊織は気にすんな?」ナデナデ

伊織「う、うん…」シュン

P(信じてる伊織ちゃんぷりちー)

P「じゃあ俺は、千早たちを迎えに言ってくるよ。また後でな?」ナデナデ

伊織「ん…」コクリ

――ガチャッ、バタン

伊織「はぁ…どうして素直になれないのかしら…」ハァ...

伊織「でも…素直になれたら…どうなっちゃいんだろ。悩んじゃうわね…」

小鳥「うふふ~。おなやみですか~?」トテトテトテ


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:13:59.16 ID:1FakUwS1O
伊織「こっ、小鳥!?」

伊織「…って、何よ?そのカッコ…」

マジカルことりん「うふふ~。あたしは愛の魔法事務員・マジカルことりん~」シャララン

伊織「はぁ…大丈夫なのかしら。この事務所」

マジカルことりん「それよりも、伊織ちゃん?」

伊織「な、なによ?」

マジカルことりん「おなやみですか~?」

伊織「はっ?」

マジカルことりん「おなやみですか~?」

伊織「えっ?」

マジカルことりん「お・な・や・み!で・す・か~?」ジリッ

伊織「ひっ!そっ、そうね!な、悩んでるかも!」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:16:28.83 ID:K1iuadIJ0
この人何歳だっけ()


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:17:17.64 ID:1FakUwS1O
マジカルことりん「そんな時は、あたしにおまかせ~!」ピョンピョン

伊織「何よ?何かいい案でもあるの?それと、無理にジャンプしようとするの止めなさいよ…」

マジカルことりん「…伊織ちゃんは、素直になりたいのよね?」

伊織「ま、まぁ…そうね。そうなるかも」

マジカルことりん「うふふ~。それなら、愛の魔法事務員・マジカルことりんこと、このあたしが力になってあげる」

伊織「小鳥が?」

マジカルことりん「小鳥?だれのことですか~?あたしはマジカルことり~ん」

マジカルことりん「それよりも、素直になりたい時にはこれを使えば楽勝~!」ゴソゴソ、ゴソゴソ


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:17:44.42 ID:2Ri7GD8M0
処女こじらせるとこうなるのか


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:18:31.45 ID:1FakUwS1O
マジカルことりん「魔法の漢方!」

伊織「はっ?」

マジカルことりん「魔法の漢方~♪」ニッコリ


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:20:24.83 ID:1FakUwS1O
マジカルことりん「この粉末をね?お茶に混ぜて飲むの。そうすれば、伊織ちゃんは素直になれるわよ?」ニコニコ

伊織「ま、魔法じゃないのね…」

マジカルことりん「うふふ。もちろん漢方だから、安心だし安全よ?そ~れ、伊織ちゃんのカップにさらさらさら~」

伊織「い、いや、何も使うって決めたわけじゃ…」

マジカルことりん「口答えはご法度よ~?切腹よ~?」ガシッ

伊織「んむっ!?んっ…んっ…んっ…」コクッ...コクッ...

伊織「ぷぁっ!」ハァ...ハァ...

マジカルことりん「…」ニヤッ

マジカルことりん「うふふ~。伊織ちゃん?気分はどうかしら?」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:22:22.51 ID:1FakUwS1O
伊織「…ふぅ」

伊織「ふふっ。何だか、晴れ晴れとした気分ですわ」クスクス

マジカルことりん「…」ニヤリ

マジカルことりん「そう。それなら良かったわ。なら、あなたの好きな人はだぁれ?」

伊織「ッ!///」カァァァァァ

マジカルことりん「うふふ~」

マジカルことりん「これで、私のお仕事はおしまいね~。そぉれ、ぴよぴ~」キラキラキラ

―――
――


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:24:07.68 ID:1FakUwS1O
――765プロ事務所
――12:40

P「ただいま帰りました~」

P「はぁ…腹が、減った…」

伊織「ふふっ。お帰りなさいませ。プロデューサー様」スタスタスタ

P「おう!ただいま。いお…り?」

伊織「?」キョトン

伊織「如何…なさいました?プロデューサー様…」

P「お前…伊織か?」

伊織「ふふっ。嫌ですわ、プロデューサー様。わたくしは、正真正銘の水瀬伊織でございますよ?」クスクス

P「う、うん?」ジー

伊織「あ、あの…プロデューサー…様?…そ、そんなに見つめられると…あの…その…///」カァァァァァ


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:28:07.56 ID:1FakUwS1O
伊織「恥ずかしゅう…ございます…///」モジモジ、モジモジ

伊織「…///」チラッ

P「いっ…伊織がお嬢様になった…いや、元からお嬢様だけど」

伊織「そ、それでですね?ぷ、プロデューサー様はもうお昼をお召し上がりになってしまいました…か?」モジモジ、モジモジ

P「い、いやまだだけど…」

伊織「やった!」パシッ

P「えっ?」

伊織「あっ!その…はしたない所をお見せしてしまいました…お、お恥ずかしぃ…」

P「い、いや、それは大丈夫だけど…」

伊織「…ふふっ。やはり、わたくしのプロデューサー様はお優しいのですね…」ウットリ

P「い、伊織?」

伊織「そ、そうですわ!忘れてしまう所でした!ぷ、プロデューサー様!」バッ

P「はっ、はい!なんでしょう!?」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:31:19.14 ID:1FakUwS1O
伊織「先程、お台所をお借り致しまして…あの…その…///」モジモジ、モジモジ

P「伊織?」

伊織「頑張りなさい…わたくし…」ボソッ

伊織「い、いきますわよ…」グッ

P「?」

伊織「あの!お、お弁当を作ってみました!」

伊織「の…ですが…食べて…くださいます…か?」チラリ

P「…」フルフル、フルフル

伊織「ぷ…プロデューサー様?」

P「伊織ちゃんぷりちー!」ギュー

伊織「きゃあっ!><」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:34:49.04 ID:1FakUwS1O
P「可愛いなぁ!伊織!どうしたんだ?イメチェンか?」ワシャワシャ

伊織「わっ…わしゃわしゃしないでくださいまし…///」テレテレ、テレテレ

P「いいぞ~?伊織の作ったものなら、何でも大歓迎だ!腹も減ってるしな!」

伊織「ほっ、ほんとですかっ!?うふふ…良かった…」

伊織「なら、さっそく準備してまいりますね?プロデューサー様」トテトテトテ

P「…」

P「でも…どうしたんだ?伊織のヤツ…」

―――
――


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:39:45.90 ID:1FakUwS1O
伊織「お待たせ致しました。プロデューサー様♪」ヨタヨタ、ヨタヨタ

P「だ、大丈夫か?そんなに大きなお弁当箱持って…」

伊織「うふふ。プロデューサー様に、あれも食べてもらおう、これも食べてもらおう、と思って作っていましたら…」ストン

伊織「こんなにいっぱいになってしまいました…///」

P「お、おぉ。これは食べ応えのある…」

伊織「その…お料理、というものは余りした事がなかったので…プロデューサー様のお口に合うかどうか…」

P「いいんだって。伊織が作ってくれたんだから」

伊織「…」

伊織「プロデューサー様…」

伊織「♪」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:42:18.58 ID:1FakUwS1O
―――
――


P「ふぅ。食った食った…」

伊織「ふふっ。さすが殿方ですね…あっという間に無くなってしまいました」クスクス

P「…」ジッ

伊織「?」

P「……」ジー

伊織「あ、あの…プロデューサー様?そんなにじっと見つめられると…わたくし…きゃっ///」ポッ

P「ちがう」

伊織「…」

伊織「えっ?」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:46:37.79 ID:1FakUwS1O
P「俺の知ってる、俺の可愛い伊織じゃない」

伊織「えっ?あの…プロデューサー…様?」

P「いつもの伊織はどうしたんだ?」

伊織「…素直な…わたくしは…お嫌い…ですか?」

P「好きだよ?だけど、何か違う。デレデレな伊織も好きだけど、やっぱりツンツンな伊織じゃなきゃ…」

P「ぷりちーじゃない」キリッ

伊織「…」

伊織「ふふっ。プロデューサー様らしいです」クスクス

P「そうかな」

伊織「えぇ。とっても」クスクス

伊織「安心してください。今のわたくしは所詮は仮初め。じき、元のわたくしに戻りますから安心なさってくださいまし」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:49:03.46 ID:1FakUwS1O
伊織「あの…プロデューサー様?」

P「なんだ?」

伊織「少々、肩を御借りしてもよろしいでしょうか…」

P「そうだな。美味しい昼のお礼だ。好きなだけ使えばいいさ」

伊織「ふふっ。ありがとうございます…」

伊織「んっ…(わたくしは、どうなってしまうのでしょうか…)」

―――
――


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:51:52.06 ID:1FakUwS1O
伊織「んっ…んん…」パチッ

P「おっ?伊織、起きたか?」

伊織「…へっ?」

P「うん?」

伊織「ななな、なんでアンタが!?」

P「いやぁ、伊織が眠そうだったからなぁ。つい肩を貸したという事実」

伊織「へんたい!ヘンタイ!変態大人!」ジタバタ、ジタバタ

P「ははっ。ジタバタする伊織はぷりちーだなぁ…」ナデナデ

伊織「…む~っ」ジロッ

P「…」ニヤニヤ


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:54:30.23 ID:1FakUwS1O
伊織「はぁ…まぁ…いいわ。今だけ、そうしてなさい」

P「おっ?マジ?」ギュー

伊織「いっ、今だけ!今だけなんだからね!」

P「はいはい。分かりましたよっと」

伊織「はぁ…なんでこんなヤツの事気になってるのかしら…私」

P「ん?何か言ったか?」

伊織「何でもないわよ!バカ!」ポカッ

P「伊織ちゃんマジぷりちー」

おわり


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:55:29.29 ID:K1iuadIJ0
伊織ちゃんマジぷりちー乙


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:55:31.33 ID:sTtWkqZY0


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:57:49.24 ID:1FakUwS1O
はい。ここまでありがとうございました


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