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淡「私、宮永照さんのことが好きで好きで仕方ないんですが?」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:19:49.93 ID:rYhrrMOd0
- 淡「まだ誰もこないね~」
照「みんなHRや委員会で遅れてるんじゃない?」ペラッ
淡「あ~テル、また本読んでるし!」
照「だって、せっかくの空き時間だから…」
淡「ダメ~ テルは今から私と話すの~」
照「…分かった…」パタン
淡「エヘヘ、テルって優しいよね」
照「そう?」
淡「うん、こうやっていっつも私のお願いすぐ聞いてくれるんだもん♪」
- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:21:53.65 ID:rYhrrMOd0
- 淡「テル大好きだよー」
照「ありがとう」
淡「…それだけ?」
照「他に何かあるの?」
淡「そりゃ~『私もー』とかないの?」
照「ああ、私も好きだよ」
淡「じゃあ、私たち両想いだね♪」
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:24:06.73 ID:rYhrrMOd0
-
照「…後輩として、ね」
淡「チェッ……まぁ分かってたんだけどさー」
照「淡だって先輩として私が好きなんだから一緒でしょ?」
淡「えっ、違うよ!私の好きはもちろんラブの方!」
照「ふーん」
淡「あっ!信じてなーい」
照「うん」
淡「えーなんで信じてくれないの~?」
- 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:26:08.29 ID:rYhrrMOd0
- 照「そういうのはただの年上への一時的な憧れだよ、いずれなくなる」
淡「何それ!私のテルへの愛は変わらないよ絶対に!!」
照「…信じない」
淡「ハァ なんか信用されてないなー?」
照「信用はしてる…」
淡「私、宮永照さんのことが好きで好きで仕方ないんですが?」
照「だから先輩として好意をよせてくれてるんでしょ?」
淡「ちがーう!じゃあさーどうしたら私の好きが本物だって信じてくれるの?」
照「う~ん…」
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:29:32.39 ID:rYhrrMOd0
- 照「…じゃあキスしようか?」
淡「へっ?」
照「キスしよう淡」
淡「いやいやいや、ちょーっっっと待ってって!」
照「好きならキスくらいできるよね」
淡「なっなんでそうなるの!?」
淡「てか、そんないきなりっ…んっんぐ…んんっ…」
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:33:34.67 ID:rYhrrMOd0
- 照「ぅん…んんっ…ふっはぁ…どう?」
淡「ハァハァ…どうって…あっ」
照「首は苦手?」ペロッ
淡「ふぅぁっ…」ビクン
照「次は胸」
淡「っ…そこ触っちゃ…」
照「じゃあスカートの中にしようか?」
淡「えっ…ちょっあっ…ダメ!やだ!!」ドン
- 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:37:16.86 ID:rYhrrMOd0
- 淡「あっ…ごめん」
淡「テルったら、冗談キツイよーいきなりびっくりしちゃった」
照「…冗談に見えた?」
淡「えっ?」
照「やっぱり淡は、私の事を好きなわけじゃない」
照「ただ単純に手を繋いだり抱き合ったりしたいだけなんだと思うよ」
淡「そんな、違うよ!」
照「じゃあ、こういうことして嫌だって言うのは何?」
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:39:07.29 ID:rYhrrMOd0
- 淡「それは突然だったし…」
照「付き合うって今みたいなこともするって分かってる?」
淡「…うん」
照「本当に?」ジッ
淡 ビクッ
照「単なる憧れを勘違いして恋愛ごっこに付き合わされるのって迷惑なんだ」
淡「だから違うって!」
照「淡は好きだけど恋愛ごっことか無理だから…」
照「今日はもう帰る。菫に休むって言っておいて」
淡「ちょっとテル!!」
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:41:20.77 ID:rYhrrMOd0
- バタン
淡(なんか分かんないことが起きた)
淡(テルとキスをした、もしかしたらそれ以上も…)
淡(えっ?というか、なんでこうなったの?なんで?)
淡(私が好きって言って→テルが私のこと信じてくれなくて→信じてもらうにはキスが必要で…それ以上も…)
淡(えっ?なんで?分かんない!)
淡(でも…なんでだろう、テルが…テルがすごく怖かった)
淡(それに多分嫌われた)
淡(明日からどうしよう…)
- 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:43:33.23 ID:rYhrrMOd0
-
次の日
照「おはよう」
誠子「先輩、おはようございまーす」
尭深「おはようございます」
淡「…おはよーございます」
菫「照、やっときたか。遅かったな」
照「ごめん」
菫「早速で悪いんだが、今日は全体の底上げも兼ねて2軍の相手をしてもらってから虎姫で打つ形でもいいか?」
照「うん、いいよ」
淡「せーこ~抱っこして~」
誠子「えっ!?抱っこはさすがに無理だよ淡、おっ重いって」
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:45:33.82 ID:rYhrrMOd0
- 淡「じゃあ『ギュッ』で我慢する…」
ギュッ
誠子「う~ん…なんか珍しいな、淡が私に抱き着くなんて」
淡「そんなことないよ~セイコにだってたかみにだって、いっつもギュッってしてる」
誠子「そう?」
淡「…そう」
誠子「あっ、今日部活終わったら甘いものでも食べに行こうか?」
淡「うん!行く行く~セイコ大好き!」
菫「おい、そこの高校100年生!いつまでもそうやってないで、さっさと部活始めるぞ!誠子もな」
誠子「あっ、はい」
淡「…あーあ、せっかくセイコとイチャイチャしてたのに~」
菫「いいから卓につけ!」
淡「分かりましたよ~弘世部長」
- 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:48:37.35 ID:rYhrrMOd0
-
尭深「ロン 32000です」
淡「…ありゃ?」
淡「えーっと、これは大三元ですかね…?」
尭深「はい」
淡「そうだよね~…今日はツイテないなーはい点棒ー」
菫「よし、そろそろ照も帰ってくるからきりもいいし少し休憩しよう」
淡「やった~きゅうけ~い」
尭深「あっ、お茶入れますね」
誠子「それじゃ私はお菓子の準備を」
淡「スミレーどこ行くの~?」
菫「ちょっと二軍の様子を見てくる」
- 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:50:29.38 ID:rYhrrMOd0
- 菫(オーラスか…)
菫「照…それ終わったら準備室に来てくれ」
照「ん…分かった」
バタン
照「菫、終わった」
菫「よし来たな。で、聞きたいことがあるんだが…」
照「聞きたいこと?」
菫「今日、大星が元気がないみたいなんだか何か知らないか?」
照「いや、何も」
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:52:55.92 ID:rYhrrMOd0
- 菫「そうか。じゃあ昨日、大星と何があったか言ってみろ」
照「…特に何も」
菫「分かった。じゃあ聞き方を変える。なんで昨日は突然部活を休んだんだ?あと今日はどうして来るのが遅くなったんだ?」
照「昨日は急に生理になって今日は生理痛が酷くて保健室に薬もらいに行ってた」
菫「生理痛ねぇ…お前今まで痛がるタイプじゃなかったよな?」
照「最近、痛くなってきた」サスサス
- 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:55:04.11 ID:rYhrrMOd0
- 菫「まぁ…何だっていいけど隠したってお前達に何かあったのは分かり切ってるから、とりあえず話せ」
照「知ってるの?」
菫「知らないから聞いているんだろう」
菫「いつも部室に来るなり抱きつくわ離れないわのテルかまってちゃん大星が今日はお前に近づこうともしないし対局中簡単なミスをする」
菫「お前はお前で私が大星に元気がないと言っても心配する素振りがないし、そんなの明らかに不自然だろう」
照「うっ…」
菫「隠したいような何かがあるなら、もっと上手く隠すくらいしろよ」
菫「…と言ってもお前らは似た者同士で隠すの下手くそだからすぐバレるんだけどな」
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:56:16.85 ID:rYhrrMOd0
- 照「ちょっと聞いてほしい」
菫「ああ」
照「昨日、部活の前に淡に好きだと言われた」
菫「それで?なんて答えたんだ?」
照「いつもの調子で言うから本気にとっていなかった。だから『後輩として好き』だとは言った」
照「だけど本気だと返された、信じきれなくてキスして」
照「そのあと胸を揉んでスカートの中に手を入れた」
菫「なんで好きか分からないって思ってる相手と事にまで及ぼうとするのか理解できないんだが…」
照「淡が本気か確かめたくて…」
菫「確かめたくてって、いくらなんでもやりすぎだろう」
照「スカートに手を入れたら嫌だって言われた」
菫「そりゃ当然だな。どんなに好きだって、そういうのには心の準備がいるんだから」
- 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:58:20.36 ID:rYhrrMOd0
- 菫「というか、お前はどうなんだよ実際のところ。なんだか大星の気持ちを試すようなことばかりしているように見えるが…」
照「淡は好きだよ。でも、付き合うなら本気で付き合いたいと思ってる」
照「だけど、せっかく付き合うのに自分は先の事まで考えていて、相手は高校生活の一時の恋みたいな感覚でいたら、それは確実に終りがあるでしょ」
照「そんな終りがくるくらいなら付き合いたくない。無難に先輩として好きでいてもらった方が楽」
菫「だいぶ傲慢な考え方だな」
照「…ただこの好きって思いをダメにしたくないだけ」
菫「それを傲慢って言うんだよ」
- 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 22:59:34.38 ID:rYhrrMOd0
- 菫「たとえ最初は好きが違っていたとしても、付き合っていく過程で変わることだってある」
照「それは変わっていくかのしれないって話で変わるとは言えない…」
菫「恋愛の事になると途端に臆病になるんだな、お前」
照「怖いじゃないか、好きな人に使い捨てカイロみたいに捨てられるなんて…」
菫「また自分勝手なことを」
菫「なんだか話を聞いてると、お前の好きなのは大星じゃなくて自分自身なんじゃないか?」
- 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:03:18.22 ID:rYhrrMOd0
- 照「そんなことない」
菫「そうか?始まってもいない恋愛を勝手に終わりにさせてるのはお前だし、自分だけ本気みたいなこと言ってるのもお前だ…」
菫「大星が何を考えてるか、ちゃんと聞いたか?たとえ告白は成り行きだったとしてもアイツの立場になって考えれば、アイツも好きだって言った以上は本気だと思うけどな」
照「…そう、だね…」
菫「恋愛も麻雀と同じで何が起こるか分からない世界だ。優勝確実と言われた高校が初出場の無名校に敗れるように結婚目前と言われたカップルが破局することだってある。確実な事など何一つないんだ」
菫「終わらせたくないなら終わらない努力をすればいい、捨てられたくなかったら捨てられないよう努力するしかないんだよ」
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:05:10.14 ID:rYhrrMOd0
-
菫「…まぁとりあえず、この話はこれでおしまいだ。キスとかで気持ちを確かめる前に言いたいことあるならちゃんと本人に言えよ、インターハイチャンピオン」
照「こういう時だけチャンプ扱い…」
菫「そりゃそうだろう、一万人の頂点に立つ強い精神力をお持ちなんだからな」
照「菫って、この状況を楽しんでない?」
菫「そんなことないさ。そう睨むなよ、本当の事だろう」
照「ふ~ん」
菫「そろそろ戻ろう、皆も心配する」
照「あ、淡に会う前に…私も『ギュッ』ってしたい」
菫「…はぁ?」
- 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:06:47.48 ID:rYhrrMOd0
- ギュッ
菫「なんでそれを私にするんだ?」
照「う~ん…さっきの憂さ晴らし」スリスリ
菫「私で憂さ晴らしって意味が分からん」
ガチャ
淡「スミレー!テルも一緒にいる…のー……」
照・菫「「あっ!…」」
- 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:10:19.01 ID:rYhrrMOd0
-
淡「あ~、あ…すみません。お取込み中でしたか、終わったら…えーっと、来てください」
バタン
菫「言わんこっちゃない」
照「…終わった」
照「どうしよう菫…誤解された。確実に終わった」
菫「まぁ、反省するんだな」
照「ねぇ、どうしよう~菫~どうにかしてよ~」
菫「泣きつくな、私はお前のドラ○もんかっ!」
照「そんな~」
菫「…まぁ、私も誤解されたままでは心外だから大星と話はしてみるよ」
- 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:11:24.96 ID:rYhrrMOd0
- 菫「じゃあ今日はここまで。片付けと掃除は私と照と大星でするから皆は先に帰ってくれ」
淡「なんで~!?今日はセイコと甘いもの食べに行く予定だったのに~2人でやってよー」
菫「お前は普段から片づけしなさすぎだ」
尭深「でも…」
菫「いいんだ。いつも2年生が率先してやってくれているから今日はゆっくり休んでほしい」
誠子「…そうですか。じゃあ、お言葉に甘えさせて頂きます」
誠子「じゃあ淡、甘いものはまた明日ってことで!」
淡「えぇ~セイコひどい、終わるまで待っててよ~」
誠子「やだよ、淡の片づけなんて待ってたらあっという間に夜になっちゃう。帰ろう尭深」
尭深「あっはい…お疲れ様でした」
淡「冷たいな~あ~あ」
菫「愚痴ってないで始めるぞ。この部屋は私と大星でするから照は隣の準備室を頼む」
照「分かった」
- 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:13:14.85 ID:rYhrrMOd0
-
菫「じゃあ、大星は箒でそこはいてくれ」
淡「分かりました」
ザッザッザッ
淡「片付けなんて建前作って…さっきのことの口止めですか?」
菫「口止めとはいかないが、あまり言いふらされて嬉しいことではないな」
淡「いいじゃないですか、付き合ってるなら。お似合いだと思います」
菫「お似合いねぇ…お前は年がら年中、照や誠子や尭深に抱きついてるのに、なんで照が私に抱きついていただけで付き合ってることになるんだ?」
淡「だって、2人とも普段そういうことする人じゃないから…」
菫「まぁ確かに柄じゃないな、だからって決めつけられるのは心外だ」
淡「じゃあ付き合ってないんですか?」
菫「もちろんだ。今のところ私は誰かと恋愛をしようという気はさらさらない」
淡「…そうですか」
菫「少しは安心したか?」
- 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:16:35.51 ID:rYhrrMOd0
- 淡「なんで私が安心する必要があるんですか?」
菫「だって照が好きなんだろう?」
淡「…ただの憧れです」
菫「質問に対して間を置くということは憧れ以上の物を持ってるってことだな」
淡「ただの憧れですよ、私がどんなに好きでもテルにとっては違うみたいだから」
淡「初めてです。好きな人に好きを信じてもらえないことがこんな辛いなんて…知りませんでした私」
菫「お前は入部した時から照が好きだもんな」
淡「なっ!何で知ってるんですか!?」
菫「なんだ図星か、分かりやすいな」
淡「カマかけたんですか?」
菫「どう思う?」
淡「もういいです」
菫「拗ねるなよ」
淡「…好きってなんなんでしょうね?」
- 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:21:22.74 ID:rYhrrMOd0
- 菫「さぁな、人を好きになったことのない私には全く分からない感情だからな」
菫「でも、そんな私に言わせればお前は照がちゃんと好きだと思うが」
淡「本人に認められなくちゃ意味ないです」
菫「そりゃそうだな」
菫「でも、大丈夫だろう。アイツはお前の事好きだし」
淡「何言ってるんですか?好きだって言って信じてもらえなかったのに」
菫「アイツは他人からの好意を素直に受け止められないんだよ。そのくせ好きな人には理性を失って暴挙にでる」
菫「まさか大星のスカートに手入れちゃうようなバカだとは知らなかったよ」
淡「…ちょっ、なんでスミレがそれ知ってるの!?」
菫「内緒」
- 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:25:16.74 ID:rYhrrMOd0
- 菫「まぁ、お前らは似た者同士だからな。何かあっても大丈夫だろう」
淡「…よく分かんないけど分かった」
菫「じゃあ、ここの掃除はもういいから照のところ手伝ってきてくれないか?」
淡「…うん」
- 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:29:07.38 ID:rYhrrMOd0
- ガチャ
照「淡…むこうはもういいの?」
淡「スミレがこっち手伝えって」
照「そう」
ザッザッザッ
- 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:31:54.43 ID:rYhrrMOd0
- 照「淡…昨日はゴメンね…淡の話も聞かずにあんなことして」
淡「えっ?」
照「淡の言う好きがどこまで本当なのか分からなくて自分とどこまで同じなのか知りたくて。違かったらどうしようって振られるのが怖かったんだ」
淡「振る?私が?」
照「うん。でも、もういいんだ。たとえ違かったとしても私は淡が好きだから」
- 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:35:46.82 ID:rYhrrMOd0
- 淡「…あのね、テルに聞いてほしいことがあるの」
淡「昨日イヤって言ったのは嫌だったわけじゃないの心の準備ができてなかっただけ」
淡「どうすれば信じてもらえるか今もよく分からないけど…」
淡「私はできれば、ずっとテルと一緒にいたい…言ったでしょう?『私のテルへの愛は変わらない絶対に!』って…だから私と付き合ってください!」
照「…うん、私も淡と付き合いたい」
淡「テル…」
照「ねぇ淡…目、閉じて」
淡「…うっうん♪///」
チュッ
- 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:41:59.66 ID:rYhrrMOd0
- ………………
…………
……
帰り道
照「あのさ…さすがに外で腕組まれると恥ずかしいんだけど…」
淡「いいじゃ~ん♪私たち恋人同士なんだし~」
照「誰かに見られたら…」
淡「もう!そんなことばっか言ってる人にはこうだ!」
チュッ
照「!!あっあわい頬っぺたに…!」///
淡「それ以上言ったら今度は口にしちゃうよ~ん」
照「ぐぬぬ…」
淡「でもさ~振られるのが怖かったなんて案外、弱気なチャンピオンだよね~テルって」アハハ
照「あ~…早く帰らないと寮の門限に遅れるんじゃないかな?」
淡「ちょっと~ごまかさなーい」
おわり - 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:42:31.34 ID:COWBH8PQ0
- おつん
- 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:43:59.38 ID:DP5LFMNm0
- もっと見たかったが乙乙
- 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:44:25.36 ID:rYhrrMOd0
- 以上です。
2人の付き合い始め編でした。
支援してくれた方々ありがとうございました。
- 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/30(火) 23:46:29.05 ID:rdhT4DhLi
- 付き合い始め編…とな?
とにかく乙

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