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向日葵「櫻子櫻子櫻子櫻子櫻子櫻子櫻子櫻子櫻子櫻子櫻子櫻子櫻子櫻」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 07:53:24.14 ID:z7uKm4fb0
 


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 08:34:34.29 ID:uekvN1Ho0
向日葵「ふぅ・・・今日もノート丸1ページ櫻子で埋まってしまいましたわ」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 08:40:25.18 ID:u9mgyOHV0
はよ


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 09:47:13.76 ID:uekvN1Ho0
向日葵「はぁ・・・またノート1枚無駄にしちゃいましたわ・・・私なにやってるんだろう・・・」

ヒマワリーッイルカー?

向日葵「あら、櫻子が来ましたわ。…また1人だけ課題でも出たのかしら」




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 09:58:47.09 ID:uekvN1Ho0
ヒマワリー!イルナラハヨコーイ!

向日葵「はいはい」

トットットッ

櫻子「遅いぞ向日葵!おっぱ」

向日葵「いが重いせいではないですわ」

櫻子「って!向日葵のくせに先読みするな!」

向日葵「あなたの単純な行動パターンなら誰でも読めますわよ」

櫻子「ぐぬぬ・・・このおっぱい魔神ガー!」ブン
ススッ スカッ

櫻子「うおっ!?避けられた!?」

向日葵「だから単純だと言ってますの」

櫻子「くそぅ・・・」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 10:07:10.07 ID:uekvN1Ho0
櫻子「ああ、んでちょっと手伝っ」

向日葵「て欲しいんですの?課題を」

櫻子「…本当に読まれてるな…この天才櫻子様の行動を読むとは…向日葵のくせになかなかやるな!」フンゾリ

向日葵「なんであなたが偉そうなんですの…あなたの本当に馬鹿なところは時々予想できませんけど」

向日葵「まぁいいですわ。じゃあさっさと終わらせましょうか」

櫻子「おう、それでこそあたしの下僕だ!」

向日葵「イラッ」

櫻子「自分の口で言うなよ」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 10:18:04.68 ID:uekvN1Ho0
―向日葵の部屋―

向日葵「…で、ここがこうなってこう」

櫻子「………」

向日葵「さらにここがこうなって」

櫻子「………」グラッ

ドガッ

向日葵「きゃあっ」

向日葵「ちょっと!頭から机にダイブしないでくれます?…ってか人が教えてるのに寝てるんじゃねーですわ!」

櫻子「んあ?ね寝てないよ!」

向日葵「はぁ!?じゃあ今教えたこと言ってみなさい」

櫻子「聞いてるよ!つくしがなんだって!?」

向日葵「今やってるのは数学だー!ですわ!」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 10:25:04.45 ID:uekvN1Ho0
向日葵「はぁ…ちょっとトイレに行ってきますわ」スッ

トットットッ

櫻子「………はぁ」

櫻子「やっぱ勉強ってつまんないなー…特に数学わけわかんないし」

櫻子「…これ向日葵のノートか」

櫻子「これ見れば少しは分かるかな?」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 10:28:46.59 ID:uekvN1Ho0
櫻子「どれどれ…」パラパラ

櫻子「綺麗な字だな…それにわかりやすい」

パラ

櫻子「!?」

櫻子「…え?これ何…?」



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 10:33:56.28 ID:uekvN1Ho0
サクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコ

櫻子「………」

櫻子「なんで…あたしの名前が…?」

向日葵「見ましたわね」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 10:39:04.76 ID:uekvN1Ho0
櫻子「!?」ビクウッ

向日葵「………」

櫻子「………」

向日葵「………」

櫻子「………?」

向日葵(どうしよう…優位に立つために櫻子を驚かせたはいいですけど…なんて取り繕えば…)

櫻子「…なんで黙ってんの?」

向日葵「………」タラー


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 10:47:00.89 ID:uekvN1Ho0
向日葵(うかつでしたわ…あんなものを残したノートをそのままにしておくなんて)

向日葵(じゃなくて…今どうやって切り抜けるかですわ…)

向日葵「ええっと…そのノートは」

向日葵「漢字練習してたのですわ」

櫻子「かんじれんしゅう?」

向日葵「そう、漢字練習」

櫻子「なんであたしの名前なんだよ」

向日葵「そ、それは…ちょっと“櫻”っていう字をド忘れしちゃいまして」

櫻子「じゃあ“子”って書かなくてよくない?」


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 10:58:26.42 ID:uekvN1Ho0
向日葵(くっ…なんでこんな時に限って中途半端に鋭いんですの!)

向日葵「え~っと…ちょっと“子”っていう字もド忘れしちゃいまして…何度も書いてるうちにゲシュタルト崩壊っていうか、はは…ですわ」

櫻子「ふーん?“子”も書けないなんて向日葵は馬鹿だなあ!」

向日葵「………」ピキッ

向日葵(紫も橙色も緑も書けないのは誰ですの!)

向日葵(…けど、これで何とか誤魔化せましたわ)ホッ

櫻子「しょうがないなぁ…漢字も書けない向日葵のために、今日は漢字の勉強しよっか?ん?ん?」

向日葵「イラッ」



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 11:07:55.53 ID:uekvN1Ho0



櫻子「だぁー!やっと終わったぁー」

向日葵「ふぅ…教える相手が馬鹿な櫻子だとこっちも疲れますわ」

櫻子「なんだとー!?」

櫻子「…でも、いつもありがとうな、向日葵」

向日葵「えっ?急になんですの」ドキッ

櫻子「いやーおっぱいが重くて疲れるだろうに勉強教えてくれるからさっ」

向日葵「………」

向日葵(意味がわからない…)


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 11:22:20.92 ID:uekvN1Ho0
向日葵「じゃ、また明日ですわ」

櫻子「おう」

ガラッ

向日葵「………」

向日葵「ふぅ…しかしヒヤヒヤしましたわ」

向日葵「バレて…ないですわよね…」

楓「なにが―?」

向日葵「ヒイッ!?…なんでもないですわ、独り言」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 11:23:32.34 ID:uekvN1Ho0
―櫻子の部屋―

櫻子「………」

櫻子(…向日葵が今さら“櫻子”を書けなくなるなんておかしいよな…)

櫻子「やっぱり、そういうことなのかな…」

花子「どういうことだし」

櫻子「ヒイッ!?お前ノックしろよ!つかいつの間にいたんだし!」

花子「真似すんなし!つーか櫻子夕飯の当番だし」

櫻子「あ」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 11:40:58.27 ID:uekvN1Ho0
―学校―

キーンコーンカーン

先生「えーでは先週言ってたようにノートを回収します。1番後ろの席の人はその列のノートを回収して下さい」

櫻子「えー!?自分の課題で手一杯でノートちゃんと書いてないよ―!」ガーン

あかり「ど、どんまいだよ櫻子ちゃん!でもノートは日頃からちゃんととろうね…」

向日葵「赤座さんの言う通りですわ。毎日コツコツやらないのが悪いんですわ」

櫻子「んなこと言ったってさー…授業眠いんだもん」

向日葵「おいこら、ですわ」


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 11:51:38.35 ID:uekvN1Ho0
櫻子「…ねえ」

向日葵「…なんですの?」

櫻子「ノート写させてくんない?」

向日葵「ちょっと!そうしたら私まで提出が遅れますわ」

櫻子「頼む!音速でバーッと写すからさ」

向日葵「…まぁ提出期限は今日中ですし、一応間に合いますわね…わかりましたわ」

櫻子「やた!それじゃさっそk―」

向日葵「ただし!」

櫻子「えっ?」

向日葵「約束してもらいますわ」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 12:01:04.84 ID:uekvN1Ho0
櫻子「ナ、何ヲデゴザイマショウ」

向日葵「今後は授業中に絶対眠らないこと!」

櫻子「…ぜ、善処いたします…」

向日葵「善処じゃ駄目ですわ!次寝てたら叩き起こしますわよ」

櫻子「へーい…」

向日葵「それに」

櫻子「ん?」

向日葵「授業中ずっと寝てたらあなたのためになりませんもの」

櫻子「向日葵…」ジーン

あかり「なんだか櫻子ちゃん達の周りがキラキラしてるよぉ!」


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 12:07:32.38 ID:uekvN1Ho0
―五時間目―

アルカリトリトマスガドーノコーノ

櫻子「………」カリカリカリ

櫻子(速く向日葵のノート写さなきゃ…)カリカリカリ

カリカリカリ

ペラッ

櫻子「!?」ギョッ



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 12:11:08.79 ID:uekvN1Ho0
サクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコサクラコ

櫻子(ま、また…?)

櫻子(どんだけ書いてんだよ…)

櫻子(…いや、今は速く写さないと…)

櫻子(…向日葵に迷惑かかるしな)

カリカリカリカリカリカリ


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 12:21:13.62 ID:uekvN1Ho0
―放課後―

櫻子「…ふぅ!やっと終わった!」

向日葵「全く!櫻子のせいで私まで居残りさせられて…皆もう帰ってしまいましたわ」

櫻子「わりーわりー」

向日葵「…微塵も反省の念が感じられないんですけど」

櫻子「いやいや感謝してるって!これからはちゃんと自分でノート取るしさ」

向日葵「…本当ですわよね?」

櫻子「で、はい。ノートさんきゅ」スッ

向日葵「どういたしまして」

ヒョイ スカッ


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 12:26:11.65 ID:uekvN1Ho0
向日葵「…ちょっと。下らないことしないで早く返してくれません?」

櫻子「…これ、何?」

ペラッ

サクラコサクラコサクラコサクラコ以下略

向日葵「!!」

向日葵(ま、また…消し忘れてたんですの…?)

向日葵(もう…これ以上誤魔化す方法は…)

向日葵「………」

櫻子「…何か言ってよ」


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 12:34:41.23 ID:uekvN1Ho0
向日葵「え、ええっとですね、これはですね…」

櫻子「………」

向日葵「はは………」

櫻子「………」

櫻子「………漢字」

向日葵「え?」

櫻子「また漢字が書けなかったんだろ?」



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 12:38:56.54 ID:uekvN1Ho0
向日葵「え?え、ええそう、そう漢字がまた、ですわ」

櫻子「………」

向日葵「………櫻子?」

櫻子「…なんで」

櫻子「なんで違うって言ってくれないんだよ!!」

向日葵「!?」



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 12:46:50.96 ID:uekvN1Ho0
向日葵「櫻子…それってどういう…」

櫻子「こんなにあたしの名前書いてあったら!どういうことか大体わかるよ!」

櫻子「だからさ…ちゃんと言ってよ」

櫻子「向日葵の気持ちを」

向日葵「櫻子…」

向日葵(は、恥ずかしい…恥ずかし過ぎる…!)


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 12:57:48.17 ID:uekvN1Ho0
向日葵(………もう)

向日葵(後戻りはできないんですのね…)

向日葵「………わたし、あなたのこと」

向日葵「バカでアホで自己中でニワトリ頭で鈍感で食いしん坊で意地っ張りで生徒会副会長に全然ふさわしくなくて漢字も覚えられないバカで毎回宿題忘れるバカで自分でノートも取れないバカで」

櫻子「いやそれあたしをバカって言いたいだけじゃね?」

向日葵「茶化さないでくれます!?…そんなバカなあなただけど、私は」

向日葵「あなたのことが、好き」


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 13:05:43.73 ID:uekvN1Ho0
向日葵「………ですわ」カアア

櫻子「向日葵…」

ダギュッ

向日葵「櫻子!?」

櫻子「向日葵の気持ち、聴かせてくれてありがとう」

櫻子「あたしも言うよ、自分の気持ち」

櫻子「あたしもね、向日葵のこと」

櫻子「好き…だよ」

向日葵「櫻子…」ウルッ

櫻子「………」

ムギュ

向日葵「ほへ?」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 13:15:44.15 ID:uekvN1Ho0
櫻子「なーんて言うとでも思ったか?」

向日葵「へ?」

櫻子「プックク!向日葵はあたしのこと好きか―!あっははは」

向日葵「ひゃ…ひゃふりゃほ…?」

櫻子「いやー向日葵もようやくあたしの偉大さに気付いたんだな!ちょっと遅すぎる気もするけど!」

向日葵「ひょ…ひゃふらほそれどういう…」

櫻子「あたしの偉大さに惚れすぎてついあたしの名前をあんなに書いちゃったんだよな!わかるわかる!」ウムウム



60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 13:21:57.51 ID:uekvN1Ho0
櫻子「しょうがないから、そんな向日葵はあたしの正式な下僕に任命してやる!感謝しろぉ!」

向日葵「………」

櫻子「…おい、どした?嬉し過ぎて言葉がでないか」

向日葵「………」

向日葵「さぁーくーらーこぉー!!!」


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 13:31:57.04 ID:uekvN1Ho0
櫻子「ヒイッ!?どうした向日葵!」

向日葵「ゆ、ゆゆゆ許しませんわ!今日という今日は許しませんわよオオオ!!」

櫻子「お、お落ち着け。落ち着け向日葵!話せば」

向日葵「わかりませんわよオオオオオオ!!」

櫻子「うわああああああ」ダッ

向日葵「待ちなさい櫻子オオオ!」

ダダダッ

櫻子(ごめん向日葵…だってまだそういうのよく分からないし…恥ずかしいんだもん)

櫻子(でもいつか…今度はあたしから言うよ)



フィン


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 13:37:09.15 ID:+uqd/2E60
おつ


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 13:48:27.45 ID:pceORRdIP
乙乙


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07(水) 13:49:13.81 ID:Spc3BfHAO
おつおつ


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