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淡「おっはよーテルー!」照「…淡?」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 02:33:11.51 ID:RJ+zoQ/G0
いつもよりずっと早く部室に行くとお目当ての人物がホントにいた。
テル、こんなに朝早くから部室で本読んでるんだ。

照「珍しい、淡がこんなに早く来るなんて。菫に罰当番でも食らった?」

淡「ひどいなー私だってたまには早起きするんだよー?」

いや、しないけど。テルと二人きりになるためにいつもより早く寝ただけだけど。
そう、事の発端はいつものように寝坊して練習に遅れてしまったときのこと―――




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 02:37:05.40 ID:RJ+zoQ/G0
菫『また遅刻か大星…』

淡『ごめんなさーい』ムニャムニャ

菫『毎回毎回お前は……ああもう、とりあえず顔洗って来い』

淡『そうしまーす』

菫『まったく少しは照の奴を見習ったらどうだ…。
  あいつなんていつも練習の1時間前には来てるっていうのに…』

淡『…ほほう?』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

照「…?」


ふっふっふ、貴重な情報をありがとうスミレ!おかげでこうしてテルと二人きりになれたよ!
この機会に―――


照「??」アワイ?

淡(テルともっと仲良しさんになってみせる!)ムフンッ


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 02:45:16.37 ID:RJ+zoQ/G0
照「…実は先生に呼び出し食らったとか?」

淡「どんどんひどい発想になってるよ!?」

照「だって遅刻常習犯の淡がこんなに早く来るなんて…」

淡「むむ…ねぇ、テルー私ねー」

照「何?」…ペラ


淡「実はテルと二人っきりになるために早起きしてきたんだよ!」

照「…ぇ」


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 02:59:38.31 ID:RJ+zoQ/G0
…言っちゃった。

言っちゃったぜ私ー。

いぇーい。


照「そうなんだ」…ペラ

淡「すごい淡白!?」ガンッ

照「…」

淡「…」ムムム


まさか、まさかながされてしまうとは。
なんというかそんなの考慮してないよというか。


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 03:05:50.43 ID:RJ+zoQ/G0
淡「…ん?」

照「…」ペラ

淡「…んん?」

照「…」

淡「テルー、照れてる?」

照「照れてない」

淡「…」

照「…」

淡「…と見せかけて実は!?」

照「照れてない」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 03:13:50.02 ID:RJ+zoQ/G0
むう。スミレがいればホントに照れてるかどうか分かるんだけど、
私ではまだテルの表情の変化を見て取るのはむずかしい。

淡「テル!とりあえず隣座るね!」

照「まあ、構わないけど」ペラ…

淡「…」

照「…」ペラ

淡「…」

照「…」…ペラ

淡(テル、完全に本に夢中だ…)

いや、本に夢中な横顔もステキでずっと見てたい気分になるけどそれじゃあ休憩時間とかと変わらない。
二人きりの時間も限られてるし、なにか、なにかしないと…!


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 03:19:44.34 ID:RJ+zoQ/G0
淡「テ、テルー!」

照「ん」

淡「せっかく二人いるんだしなにかしよーよ!二人麻雀とか!」

照「サンマとかはあんまり好きじゃない」パラ

淡「うぐ」

淡(取り付く島もない…!)

照「…」ペラ

淡「…」

淡(でもやっぱりかっこいーなー)ポー


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 03:26:38.53 ID:RJ+zoQ/G0
たまに思う。どうして私が1年生でこの人は3年生なんだろうって。

テルはかっこよくて、やさしくて、麻雀も強い。憧れのセンパイだ。できるならずっといっしょにいたい。


照「…」ペラ


だけどテルはもう3年生、今回の大会が終わったらいなくなってしまう。

せめてテルが2年生だったらあと1年はいっしょにいられるのに。

私にできるのは少しでも長くいっしょにいられるようにしっかり大将をつとめることぐらいで、

それすらもテルには必要ないんじゃないかって思ってしまうんだけど…


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 03:32:22.16 ID:RJ+zoQ/G0
淡(ってダメダメ会話を絶やしたら負けだ)

淡「テルっていつも本読んでるよねー。そんなに面白いの?」

照「うん、面白い」

淡「ふーん…そうだ!何かオススメの本あったら私に貸してよ!」

照「え?」

淡「テルがどんな本読んでるのか気になるし!」

照「…」

照(…淡が?読むの?本を?)


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 03:38:55.83 ID:RJ+zoQ/G0
…なんだろう。なんだか分からないけど失礼なことを思われてる気がするよテル。
というか顔が「え?淡って本読むの?マンガじゃなくて?」って言ってるよ。私でも分かっちゃうよ。

照「…えっと」

淡「ダメー?」

照「自分で言うのも何だけど結構難しいというかややこしい本が多いからあんまりお勧めできない」

淡「まあまあものはためしって言うじゃん」

照「んー…昨日読み終わったこれなら大丈夫かな」ゴソゴソ

淡「わーい!」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 03:45:15.20 ID:RJ+zoQ/G0
淡「ふむふむ…『六連続和了事件』?推理物かな」

照「うん、未来を見ることのできる病弱な探偵が二人の仲間と犯人を追い詰める話」

照「大詰めの展開が色々予想外で面白かった」

淡「なんかおもしろそう!早速読んでみるね!」パラッ

照「ん」

淡「~♪」ペラッ


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 03:52:24.95 ID:RJ+zoQ/G0
よしよしうまくいった。こうやってテルと共通の話題があればこれからも


淡『テルー!この間の本、すっごくおもしろかったよ!助手が自分の身を危険に晒して
  犯人を誘い出すとことか――』

照『うん、そこはこの作品でも屈指の名シーンだと思う。あとヒロインが――』

淡『影の薄かったヒロインが最後に活躍するとこはすごかったよね!あのシーンだけで――』


うんうん、こんな感じで本の感想を言い合ったりして、そのうちいっしょに本をかいにいくようになっちゃったりして


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 03:58:54.89 ID:RJ+zoQ/G0
淡『てる、このほんもうよんだ?いままであんまりよんだことのないたいぷのはなしだったけど――』

照『へえ、わたしもよんでみようかな』

淡『おもしろいからよんでみてよ!』


こんなふうに、たいかいがおわっちゃったあとでもずっといっしょで――


照『じゃああわいはこれとか――』


ずっとずっと――


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 04:04:38.69 ID:RJ+zoQ/G0
淡「」スー…スー…

照「…」

淡「ん…」グラッ

ポフン

照「…まったく」クス

照(そういえばあの小説の主人公も膝枕が好きだったな)

淡「んー…」スースー


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 04:11:44.71 ID:RJ+zoQ/G0
淡「まけない…」ムニャ

淡「まけないよー…まだおわらせないんだから…」ムニャムニャ

照「…そうだね」

照「勝とうね、淡。優勝は今年も白糸台のものだ」ナデナデ

淡「ん…ふふ…」グー






淡「ふへへ…」ムニャムニャ

照(それはそれとしてよだれ垂らさないだろうな…)

カン!


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 04:17:34.60 ID:Zx7tBbjk0
おつー


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 04:20:44.05 ID:yPmO4gJf0
ほのぼのしてて良いSSだった


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 05:40:24.35 ID:CagU7XKQO
おつおつ
いい淡照だった


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 06:23:00.08 ID:E3TqwS4uO
照淡かわいい!乙乙





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