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女「好きです!付き合ってください!」男「志望動機は?」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 00:43:06.34 ID:3zec0qYu0
女「えっ」

男「いや、付き合ってください、って、つまり俺の彼女を志望しているということだよね?」

女「え、あ、はぁ……そうですけど」

男「いやそうですけどじゃなくてさ。俺の質問。聞いてた?」

女「えっ、あっ、志望動機ですか」

男「そう、志望動機。だって君履歴書も渡さないからさ」

女「えっ履歴書」

男「学生だから許すけど、これ社会に出たら通用しないよ?わかってる?」

女「あっ、はい」

男「じゃあほら、早く。志望動機」

女「あっ、はい。えーっと、私は、去年の春に先輩に助けてもらって」

男「ふんふん、それで?」

女「え、それで好きになったというか」

男「は?」




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 00:45:49.31 ID:3zec0qYu0
女「えっ」

男「いや、なに?それ?恋愛なめてんの?それで社会に通用すると思ってんの?」

女「いや社会と恋愛って関係ないんじゃ」

男「おおありだよ。恋愛要素の介在しない社会なんて社会として成り立ってると思えないね。
子孫増やすために生きてんだろうが。生物としてさぁ」

女「は、はぁ……」

男「で?それだけなの?志望動機本当にそれだけでいいの?」

女「えっと、ほかにも、物事をはきはき言うところとか、誰にもこびへつらわないところとかが……」

男「物事をはきはき言う処……はいわかりました。で、資格は?」

女「えっ」

男「資格だよ。持ってないの?無資格で来ちゃったの?いまどき中学生でも英検くらい持ってるけどね」

女「え、えっと、漢字検定3級です」

男「あのさぁ」

女「はい」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 00:48:11.79 ID:3zec0qYu0
男「それが、俺の彼女になった時どういうメリットがあるの?」

女「わ、わからない漢字を教えてあげます」

男「はいはい。わからない漢字を教えられる……以上?」

女「えっ」

男「いやだから、ほかに資格とかないの?なければもう特技とかでいいよ!できることないの?」

女「ぴ、ピアノが弾けます」

男「それはどういったメリットがあるの?」

女「BGMになれます」

男「なるほど、BGMね。確かにそれはリラックスしたいときにちょうどいいかもしれないね」

女「ほっ……」

男「では次、自分の長所と短所は?」

女「えっ……えっと」

男「言えないの?自分の長所と短所も理解してないような客観性のない人間うちはいらないからね」

女「ちょ、長所は手先が器用なところで、短所は予想外のトラブルに弱いことです!」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 00:50:35.06 ID:3zec0qYu0
男「手先が器用?どれくらい?」

女「か、簡単な料理くらいなら作れます。あとお裁縫もできます……」

男「たとえば何が作れるの?」

女「肉じゃがとか……」

男「肉じゃがが作れる……と、うんこれはいいな」

女「ほっ……」

男「で?短所に関して、そう思ってるのに、何で改善しないの?」

女「ど、努力はしてます」

男「あのさぁ、努力はしてますって、それ、改善する気はありませんって言ってるのと同じだよ」

女「ええっ」

男「はぁ……まぁいいよ。次行くから」

女「はぁ……」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 00:51:42.46 ID:oA3D0ODs0
この女ちゃん結構根性あんな


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 00:52:36.96 ID:3zec0qYu0
男「えーっと、この学校には他にも男子がいますが、何故俺?」

女「え、それはだから、さっき述べたましたように……」

男「は?そういうことを言ってんじゃないんだよ。つまり何?助けてもらったなら誰でもいいってことなの?」

女「違います!」

男「お、おう……急に大きな声出さないでくれるかな」

女「あ、すみません……」

男「で?なんで俺?」

女「せ、先輩しかいないと思ったので……」

男「は?何それ?直感とでも言いたいの?」

女「そ、そうです」

男「ふーん……まぁ別にいいけど。はいはい。直感ね。直感と……」

女「……」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 00:56:29.20 ID:3zec0qYu0
男「他に告白してるような男性は?」

女「いません!初です!初告白です!」

男「新卒かぁ。若いねぇ」

女「ひとつしか変わらないような」

男「つまり彼氏いない歴=年齢……あっ、ごめん、こういう質問はハラスメントになるね。
今のなしで」

女「えっ……あぁ、はい」

男「もし俺の彼女になったとして、やってみたい事、あとは人生設計を教えてください」

女「じ、人生設計!?」

男「できないなら帰っていいよ」

女「え、ええと……二人で手をつないで、どこかにお散歩に行きたいです」

男「理由は?」

女「り、理由ですか!?」

男「わざわざ理由もない事を俺に言ったの?そういう子だったの?」

女「ち、違います!えーと……た、楽しいかなって」

男「それによるメリットはなんなの?」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:00:19.82 ID:3zec0qYu0
女「ええと……なごみます!」

男「和む……まぁいいか。確かにそうだしな。和む、和む……と……」

女「……」

男「何黙ってんの?ほら早く人生設計。ないの?ないならいいよ帰ってくれて」

女「え、ええと……大学卒業したら先輩と結婚して……子供は二人、庭のある小さな一戸建てがいいです」

男「はいはい可愛らしいね。まぁいいんじゃないかな。結婚、子供二人……庭付きの小さな一戸建て……と」

女「……」

男「照れなくていいから、次の質問だけど」

女「は、はい」

男「もし他の男性から告白されたらどうするの?」

女「え?お、お断りします」

男「理由は?」

女「だ、だって今は先輩の事しか考えられませんし……」

男「はいはい……まぁ別にいいけどね。ただ客観的にみるとね、君は告白してる側だからね?
それが断られたらどういう気持ちになるか自分わからない?」

女「えっ……」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:04:27.95 ID:1NCYeuLV0
男えらそうすぎワロタ


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:04:35.57 ID:3zec0qYu0
男「まぁ別にいいけどね仮定の話だから」

女「は、はぁ……」

男「俺のやってることに関しては知ってる?」

女「弓道ですよね。確か賞も貰ってるって……」

男「ふーん……まぁいいか。だいたい知っている……と」

女「……」ニヘラ

男「……表情」

女「……!?」ビク

男「えーと、残業や休日出勤は大丈夫?」

女「残業や休日出勤!?」

男「いや、デートが遅くなったり休日のことがあるから」

女「だ、大丈夫です!なんなら泊まりでも!」

男「それ、意味わかって言ってる?」

女「えっ」

男「ああいいや。じゃあ最後の質問というか……何か質問は?」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:08:11.73 ID:3zec0qYu0
女「……先輩」

男「ん」

女「他校の不良と喧嘩したって本当ですか」

男「……別に、不良って決めつける気はないよ。それなら俺も殴ったから不良じゃん」

女「だからですか」

男「何が」

女「こんな圧迫面接みたいな事をして、私から諦めさせようと」

男「……まだ合否発表は出てないけど。追って連絡するつもり」

女「折れなければ不採用にするつもりですよね?」

男「……仮に不採用になったとするなら、それは君の実力不足であって」

女「嘘です」

男「……」

女「私を巻き込みたくなかった。違いますか?」

男「……弊社HPを参考にしていただければ」

女「持ってるんですか」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:08:55.29 ID:gXhx4esR0
まさかの超展開


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:09:45.19 ID:3zec0qYu0
男「実はね」

女「あとでURL教えてください」

男「……まぁ、結果はおいおい、電話するということで。ここに電話番号を」

女「……私」

男「……何でしょうか」

女「そういう理由で振られるんなら、嫌ですよ」

男「面接の合否に関する理由などに関しては一切お答えできない事となっておりますので」

女「ふざけないでください!」

男「……」

女「解ってますよ、全部、先輩が本当はこんな事したくないってことも……
私の身を案じてくれてることも。でも、それでも先輩が……私、先輩じゃなきゃ嫌です!」

男「……志望動機の内容からは考えられないほどに深刻だね」

女「急に志望動機とか言われてもわかりません!」

男「だから面接の結果に不正は……」

女「不正がなくたってそれは……うっ」


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:10:54.46 ID:3zec0qYu0
男「どうかした?」

女「いえ、別になんでも……」

男「そう、ならいいんだけど……持病?」

女「あ、それはありません、心身ともに健康です」

男「本当かなぁ」

女「ええ!?」

男「雇用条件を満たさないかもと思って隠してるんじゃなくて?無理はよくないぞ。
あとでわかったら即解雇だからね?」

女「違うんです、これは……う」

ガクッ

男「……おい、本当に大丈夫か?」

女「大丈夫です、ちょっと気分が……」フラッ

男「おいっ!」

バッ


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:14:23.55 ID:3zec0qYu0
ブチッ ボンッ

男「えっ」

女「きゃああっ!?」

男「……」

女「……うう」

男「胸が……爆発」

女「してません!ブラのホックが外れただけです!」

男「ホックが外れるって……サイズあってなかったの?」

女「なかったどころか……」

男「……2サイズくらい、小さいの買ってた?」

女「あ、あんまり見ないで下さい!」

男「ど、どうしてこんなこと……」

女「む、昔から大きな胸でからかわれる事がおおくて……これのせいで、先輩に嫌われたら、やだな、って……」

男「何を言っているんだ」

女「えっ」


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:15:47.36 ID:oA3D0ODs0
どんどん妙な流れに


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:16:29.91 ID:P4DPH07z0
むしろ最初の威厳が皆無


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:16:52.22 ID:3zec0qYu0
男「これは大きな長所じゃないか!!当社に対する素晴らしいメリットだ!これを隠す意味なんてないよ!」

女「え、えーと……」

男「す、少し触らせてもらってもいいかな?はぁはぁいいよね」

女「先輩大丈夫ですか!?も、もちろんいいんですけど」

男「フヒッ!」

女「ちょっと待ってください!その前に!」

男「なんだよ」

女「合否発表を」

男「……こんなものを」

女「……」

男「こんなものを見せられて、不採用なんて言えるかよ!!
採用だ!明日から来てくれ!」

女「えっ!?どこにですか!?」

男「毎朝うちに、味噌汁でも作りにきてくれよ」



                                  Fin


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:18:53.67 ID:5KJ4jOM/0
終わり方www
でもまあこれで安心して眠れるからありがたいといえばありがたい


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:18:56.48 ID:oA3D0ODs0
待てやコラ


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:19:06.97 ID:comxROXN0
いいじゃんスッキリしててさ


64 : ◆ZWAJnJ4q9E 2012/11/20(火) 01:19:36.24 ID:3zec0qYu0
読んでくれてありがとう

どうしてこうなったんだ……


68 : ◆ZWAJnJ4q9E 2012/11/20(火) 01:25:45.37 ID:3zec0qYu0
(実は別の展開もあるなんて言えない)


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:27:51.15 ID:X8efXTiH0
明日また立てろ
おやすみー


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:29:02.22 ID:8wP+cP/b0
結局胸が決めてなのかよ…


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:36:14.45 ID:hcLef7Gs0
これはうざかった、乙


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/20(火) 01:47:09.92 ID:szxJ66G/0
最後で声出して笑ったわwwwww
これはこれで楽しめたからおっぱい





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  1. 2013/03/03(日) 14:35:20

    三人の女に金を渡して、
    使い方で一人を選ぼうと思ったが、
    大いに悩んだ末
    おっぱいの大きい子を選んだ
    というコピペを思い出した


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