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雪歩「プロデューサーと二人」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 23:12:02.69 ID:/DdIjRQ60
- P「なあ、雪歩」
雪歩「何ですか、プロデューサー?」
P「今日はオフだ。知ってるか」
雪歩「はい」
P「オフってのは体を休めるためにあるもんだぞ」
雪歩「それくらい知ってますぅ」
P「ならいいんだが…」ズズッ
P「ふぅ、雪歩の入れるお茶は上手いなあ」
雪歩「ふふっ、ありがとうございます」
- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 23:14:26.49 ID:/DdIjRQ60
- 雪歩「あ、今日はお茶菓子もあるんですよ」
雪歩「とーっても甘い羊羹ですぅ」
P「おお、それはありがたい」
P「ずっとデスクワークしてると糖分が欲しくなるからな」
雪歩「じゃあ、もう少ししたら一緒に休憩にしませんか?」
P「そうだな。今日は俺一人だから早めに終わらせるよ」
P「今日は俺一人だからなあ…」
雪歩「お疲れ様ですぅ」
P「何で雪歩がいるんだろうなあ…」 - 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 23:26:49.14 ID:/DdIjRQ60
- 雪歩「何ででしょうか?」
P「さあ」
雪歩「あ、お茶のおかわり淹れてきますね」
P「ああ、頼む」
P「……まあいいか」
雪歩「はい、どうぞ」コト
P「よし、あとひと踏ん張りするか」
雪歩「じゃあ、私はソファで休んでますから、用があったら言ってください」パタパタ
P(今日の雪歩は元気だなぁ) - 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 23:34:22.04 ID:/DdIjRQ60
- P「」カタカタ
雪歩「」ソワソワ
P「ふう」ッターン
雪歩「…っ!」ガタッ
P「」カタカタ
雪歩「」ショボーン
P(後ろで待たれてると気になる…)
P「なあ、雪歩」
雪歩「はいっ!」
P「お茶、くれるか?」
雪歩「はいですぅ♪」 - 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 23:38:24.11 ID:/DdIjRQ60
- 雪歩「プロデューサー、どうぞ」コト
P「ああ、もうすぐ終わるからな」
P「用があるならもう少し待ってくれ」
雪歩「じゃあ、羊羹の用意しておきますね」
P「悪いな、色々と頼んじゃって」
雪歩「それは言わない約束ですぅ」
P「はは、何か夫婦みたいだな」
雪歩「ぷ、プロデューサーっ!?」
P「はは、ごめんな」
雪歩「もう……プロデューサーのばか」 - 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 23:44:13.06 ID:/DdIjRQ60
- P「さあ、終わったぞ」
雪歩「こっちもちょうど用意できましたぁ」
雪歩「さあ、プロデューサー。どうぞですぅ」
P「お、本当にうまそうだ」
P「とりあえず一口」モグモグ
雪歩「」ジー
P「うん、美味しいよ」
雪歩「そうですか?良かったあ。あんまり自信なかったんです」
雪歩「えへへ」
P「え?これ、手作りなの?」 - 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 23:49:04.29 ID:/DdIjRQ60
- 雪歩「春香ちゃんの真似をしてみましたぁ」
P「そうか。ならもっと大事に食べないとな」
雪歩「気に入ってもらえたのなら、また作ってきますよ?」
P「うーん…次はどら焼きとかどうだ?」
雪歩「わかりました、頑張りますね」
P「で、今日はどうした」
雪歩「えっと…」
P「何か相談でもあるのか?」
雪歩「そういう訳じゃないんですけど…」 - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 23:55:34.27 ID:/DdIjRQ60
- 雪歩「最近プロデューサー、忙しくて…」
雪歩「一緒にお茶が飲めないなって」
P「…あぁ」
P「それは悪いことをしたな」ナデナデ
雪歩「あっ」
P「ごめんな、雪歩」
P「俺はお前を見てなくちゃいけないんだったな」
雪歩「私なんて、プロデューサーがいなきゃダメダメですから」
P「そんなことないさ」
雪歩「…そんなことあるんです」 - 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 00:00:50.97 ID:mdi+Qtx30
- P「まったく、雪歩はもう少し自信ってものをつけた方がいいな」
雪歩「…あなたが見ていてくれれば、いつだって」
P「ん、何か言ったか?」
雪歩「なんでもないですぅ」
P「…俺はいつでも見てるよ」ボソッ
雪歩「き、聞こえてるじゃないですか」
P「雪歩のことならわかるさ」
P「ずっと一緒にやってきてるんだぞ」
雪歩「最近は他の子に一生懸命ですぅ…」
P(涙目の雪歩可愛い) - 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 00:06:29.68 ID:/DdIjRQ60
- P「悪いな。でも俺しかあいつらをプロデュースできないんだよ」
P「律子は竜宮小町で忙しいし」
雪歩「うぅ…私も竜宮小町には負けてません」
P「雪歩は一人でも大丈夫だと俺は信じてるんだけど…」
P「それにあっちは誰かが見てないと不安だと思わないか?」
雪歩「そんなこと…」
P「伊織と亜美がちょっとした喧嘩、あずささんは行方不明」
雪歩「……」
P「な?」 - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 00:15:12.98 ID:GwRd7X+G0
- あずささん、行方不明中みたいじゃないですか
- 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 00:16:35.52 ID:mdi+Qtx30
- 雪歩「でも、私だってお仕事を失敗するときくらいありますぅ」
P「最近は男の人がいても頑張ってるじゃないか」
雪歩「そ、それはプロデューサーのおかげであって、私の力じゃ…」
P「ほらほら自信を持つんだ。雪歩が頑張り屋なのは知ってるから」
P「この間の舞台も先方から褒められてな。俺も鼻が高いよ」
雪歩「ぷ、プロデューサーは話でしか聞いてないからわからないんですよぅ」
雪歩「あれだってたまたま上手くいっただけで」
P「あの練習量だったら、たまたまなんかじゃないって」
P「全部知ってるんだぞ」 - 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 00:26:23.37 ID:mdi+Qtx30
- P「ずっと舞台に残って練習してたじゃないか。あれはなかなかできることじゃない」
雪歩「ええっ!?み、見てたんですか?」
P「仕事の合間に会場の下見に、な」
P「そしたら雪歩がいたから、つい覗き見してた」
雪歩「声くらいかけてくれても…ぅぅ、恥ずかしいです」
P「だから言ったじゃないか。いつでも見てるって」
雪歩「はうぅ…」
P「」モグモグ
P「…本当に上手いな」 - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 00:33:47.54 ID:mdi+Qtx30
- 雪歩「あ、ありがとうございますぅ」
雪歩「本屋でいい本があったから、頑張ってみたんですよ」
雪歩「失敗しないか不安でたまらなかったんですけど」
P「…やっぱり雪歩は頑張り屋だよ」
P「それが雪歩の良いところだ。忘れるなよ」
雪歩「…プロデューサー?」
P「ん、何だ?」
雪歩「そう言ってもらえるのは嬉しいですけど、話をすり替えないでください」
雪歩「私、プロデューサーがいないと不安なのは変わりませんから」 - 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 00:43:41.40 ID:mdi+Qtx30
- 雪歩「それで、どうなんですか?」
P「そういえば、雪歩は意外と頑固だったんだ。忘れてたよ」
雪歩「えへへ」
P「そうだな…たまには一日付きっきりで見てやってもいいか」
雪歩「本当ですか?」
P「ああ。ちょうどこっちも一区切りつきそうなんだ」
P「だが、あくまでも俺は付いていくだけだぞ。もう仕事くらいは一人でこなせるようにならないとな」
雪歩「それくらいわかってますよぅ」
雪歩「プロデューサーには甘えてばかりいられませんから」 - 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 00:52:42.37 ID:mdi+Qtx30
- P「そうだぞ。いつまでもアイドルとプロデューサーじゃいられないんだからな」
雪歩「大丈夫です。私、絶対にトップアイドルになります」
P「そうすれば俺たちの夢も叶うってわけだ」
雪歩「そしたら、思いっきりプロデューサーに我が儘言っちゃいます」
雪歩「今まで言えなかった分も含めてです」
P「それは怖いなあ」
雪歩「だから、待っていてくださいね」
P「もちろんだとも」 - 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 00:59:52.63 ID:mdi+Qtx30
- P「…さて、仕事も終わってるしそろそろ帰るか」
雪歩「わかりましたぁ」
P「今日はどうする?家まで送っていこうか?」
雪歩「いえ、今日は…」
P「そうか。じゃあ事務所閉めるぞ」
P「外は冷えるから気をつけろよ」
雪歩「ちゃんとマフラーとか用意してますから」
P「うん。なら平気だな」 - 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 01:05:05.18 ID:mdi+Qtx30
- P「あとは、周りに気をつけて」
P「今は世間の目を一番気にしなきゃいけない時期なんだからな」
雪歩「はいです」
P「雪歩がトップアイドルになれば、こんなこともしなくて済むんだ」
雪歩「事務所が大きくなれば、ですね」
P「トップアイドルがいる事務所に喧嘩を売るようなところはないはずだ」
P「大体はこっちの言い分が通るさ」 - 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 01:10:38.06 ID:mdi+Qtx30
- P「それにしても、本当に寒い」
雪歩「もうすぐクリスマスですから」
P「雪歩の誕生日もだ」
雪歩「あ、クリスマスの予定はどうなってるんですか?」
P「クリスマス本番は特番の出演が決まってるけど、その前日は空けてあるよ」
P「やっぱり大切な日だからな」
雪歩「えへへ、嬉しいですぅ」 - 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 01:15:48.36 ID:mdi+Qtx30
- P「さ、仕事の話はこれまでにしよう。風邪でもひかれたら困るし」
P「こう寒いと鍋でも食べてあったまりたい気分だよ」
雪歩「ふふ、そういうと思ってました」
P「お、ということは」
雪歩「今日は朝から仕込み済みですぅ」
P「ありがたいな。それでついでに事務所にまで来たのか」
雪歩「はいです♪」
P「楽しみだ、雪歩の料理食べるのも久しぶりだし」
雪歩「今日のは特に自信あるんですよ?」 - 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 01:21:04.88 ID:mdi+Qtx30
- P「それはますます楽しみだな」
雪歩「プロデューサーが寒さに負けないように頑張りましたから」
P「じゃあ、早く帰ってあったまるとしますか」
雪歩「久しぶりに二人でゆっくりしたいですぅ」
P「じゃ、急いで帰ろう、おー!」
雪歩「おー、ですぅ!」
終わる - 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 01:25:04.71 ID:CCXAxgXf0
- おー!つ
- 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 01:29:21.58 ID:oDdFyI8y0
- 乙
- 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/22(木) 01:47:25.86 ID:mnhEV5zD0
- おっつおっつ

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