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宥「いっぽんのマフラーのむこうに」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:18:12.70 ID:MPPEuoIH0
ID:60npUAHD0の代行っす


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:19:53.45 ID:60npUAHD0
>>1
ありがとうございます


ちなみにかなり短いです


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:21:05.24 ID:60npUAHD0
宥「このマフラー」

宥「玄ちゃんが買ってくれたマフラー」

宥「あったかぁい」


宥「今日はどこへお出かけしようかなぁ」

宥「♪~」




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:22:14.05 ID:60npUAHD0
彼の名前は、須賀京太郎さん。先ほどの松実宥さんの妹、松実玄さんがマフラーを買ったお店でバイトをしています。

京太郎「ええ。最近オンラインでの販売も始めたんですよ。結構評判がいいもので」

彼は部活で雑用をこなすうち裁縫の腕を身に着け、そのうち趣味としてバイト先で手製の衣料品の販売を始めたのだとか。

京太郎「あくまで趣味の一環なんで……学業や部活のほうには支障がない程度なんですけど」

京太郎「買ってくれたお客さんの笑顔っていうか…そういうのを目にすると、嬉しくなりますよね」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:24:05.36 ID:60npUAHD0
言葉通り、彼は普段の部活もしっかりとこなす。

京太郎「ただいま戻りましたー」

久「おかえりなさい。あとテラスの補修もよろしくね」

京太郎「はい」

優希「それロンだじぇ!」

まこ「あーらら」

京太郎「まずは養生テープっと」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:25:22.16 ID:60npUAHD0
彼が帰路につくのは9時をまわることもあるという。

京太郎「大変ですけど…やりがいはありますよね」

京太郎「縁の下の力持ちっていうか」

京太郎「みんなが安心して麻雀にいそしめる環境を守っているというか」


京太郎「これからは男が港で女が船っていうのもアリなんじゃないでしょうか」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:27:04.87 ID:60npUAHD0
学業も部活もこなすハードなスケジュール。

老朽化の進んだ旧校舎での活動は、決して安全ではない。

京太郎「った…木のトゲが」

京太郎「はは、このくらい平気ですよ」

京太郎「屋根から落ちそうになった時はもうダメかと思いましたけどね」

友人の片岡さんは京太郎さんについてこう語る。

優希「犬の作るタコスはなかなかのものだじぇ!これからも精進してほしいじょ」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:28:38.75 ID:60npUAHD0
彼女は、渋谷尭深さん。マフラーの原料である羊毛を産出している畜産農家のお嬢さんです。

尭深「動物や作物たちは、手をかけた分だけそのお返しをくれるんです」

名門白糸台の麻雀部レギュラーを務める傍ら、実家の手伝いにも精力を注いでいます。

尭深「もちろん、手を抜いてしまえばそれだけのしっぺがえしが待っているんですけど」

渋谷さんの眼差しに熱がこもる。

尭深「ここにあるのは、全部わたしの子供みたいなものです」

水やりをする渋谷さんの表情は、なんとも愛おしげだ。


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:30:10.54 ID:60npUAHD0
尭深「きっかけ…ですか。…小学生の時の、野菜を育てる授業だったと思います」

尭深「初めてミニトマトを収穫した時に、ああ、楽しいって思ったんです」

尭深「昔は家の中で本を読んでばかりいるのが好きでした」

かつてを振り返る渋谷さんに、すこし影が差した気がした。

尭深「でも今は、泥だらけになりながら大地と触れ合っているのが好きだと、胸を張って言えますね」

もちろん、苛烈なレギュラー争いとの両立は並大抵のことではない。


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:31:57.79 ID:60npUAHD0
菫「よろしくお願いします!」

白糸台部員達「よろしくお願いしますッ!!」

最強と呼ばれる白糸台では、猛者たちが鎬を削る毎日だ。

尭深「ツモ。8000-16000です」


折りしもこの日、台風が接近していた。

尭深「くっ」

懸命に作物に防風対策を施していく尭深さん。


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:33:05.21 ID:60npUAHD0
尭深「風邪をひいてしまうわけにはいきません。明日も部活がありますから」

尭深「熱に浮かされたままで勝てるほど白糸台の部員たちは甘くないです」

尭深「でも……限界までやります」

渋谷さんの目つきが鋭くなる。

尭深「だって、母親が諦めてしまったら、子供たちが不安になってしまうでしょう?」ニコ


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:35:04.84 ID:60npUAHD0
部長で、渋谷さんの理解者でもある菫さんはこう語る。

菫「尭深はよくやっていますよ。レギュラーでありながらお茶くみという雑務まで進んでやってくれる」

菫「ああ。このあいだ尭深が育てた野菜でパーティをやったんですよ」

菫「あの時の尭深の笑顔は何よりも輝いていて、誇らしげでしたね」

菫「普段は自信がなさそうな感じですが、とんでもない」

菫「彼女ほど芯のしっかりした女性はそういないでしょう」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:37:06.07 ID:60npUAHD0
これは、エザキヒトミ。マフラーの原料となった羊です。

仁美「いや、うち人間……」

柔らかな牧草を食んで育った、健康的な体をしています。

仁美「そんなもん食べとらんけんな!?」

この羊の毛は、刈り取られた後紡績工場に……

仁美「おい、カメラとめろ」

仁美「あ?おいきさんナメとうやろ?」

仁美「のおっちゃ。返事せぇよ」

仁美「ぼてくりこかすぞアホンダラー!」


カン


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:29:10.62 ID:5K8OevWw0
一本のえんぴつがどうたら・・・とかいう小4位の国語の教科書の話が元ネタか?


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:38:38.82 ID:60npUAHD0
片づけしてたら教科書が出てきたので

カッコイイ渋谷さん書きたかっただけのSS


>>13の言うとおり「いっぽんの鉛筆のむこうに」が元ネタです

じゃあの


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:39:32.28 ID:D+w4G9PSi

羊先輩ワロタ


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/31(木) 00:48:05.11 ID:pOQzlqNl0
乙乙!


28 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】(1+0:15) 2013/01/31(木) 01:14:35.47 ID:3CFGTSIV0
ポデイマハッタヤさん懐かしい





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