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京子「・・・!!もぉ!!ほんっとにばか!!千鶴ばか!!」
- 1 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2013/03/10(日) 20:51:45.82 ID:coNNJrBH0
- ――――昼休み・学校廊下――――
千鶴「・・・」スタスタ
京子(千鶴発見!よし、今日はこっそり近づいてみようっと・・・)コソコソ
千鶴「・・・」スタスタ
京子(よし、バレてないバレてない・・・にひひ、驚かしてやろうっと)スッ
京子「ちっづるーーーー!!」ドンッ
千鶴「うっ!?」ズシャアッ
京子(あ、やば!力入れ過ぎた!)アセアセ
千鶴「~~~~・・・!!」ブルブル
京子「ご、ごめん千鶴・・・悪かったよ・・・」オロオロ
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 21:41:38.63 ID:GNtFQk8j0
- 千鶴「・・・ぅうっ、い、いた、痛い、痛い・・・!」ウルッ
京子「ご、ごめんね・・・」
千鶴「ぐ、ぅ、・・・!はぁっ!はぁっ!」ウルウル
京子(・・・!)キュンッ
京子(ち、千鶴、かわいい・・・!)ゾクゾク
千鶴「~~~~・・・・・・!!」ウルウル
京子(千鶴、いじめたい・・・!)ゾクゾク
京子「・・・」
京子「・・・千鶴!!」バッ
千鶴「・・・!!」ビクッ
京子「・・・」ニヤニヤ
千鶴「・・・」ビクビク - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 21:46:05.95 ID:GNtFQk8j0
- 京子「千鶴、膝打ったの?血、出てるよ?」ニコッ
千鶴「・・・」ズキズキ
京子「・・・保健室、行こうか?立てる?肩貸すよ」スッ
千鶴「・・・」
――――保健室――――
京子「あれ?先生いないね、千鶴」
千鶴「・・・」
京子「・・・なんか喋ってよ」スッ
千鶴「・・・!」ビクッ
京子「・・・叩くよ?」
千鶴「・・・!う、と、歳納、お、お前・・・!」
京子「なに、千鶴?事故だよ、事故。しょうがないよ」ニコッ - 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 21:50:46.47 ID:GNtFQk8j0
- 京子「それに・・・普段千鶴、私のこと叩いてるのに、何で私が叩いたらダメなの?」
千鶴「そ、それはお前が!!」
京子「・・・大声出すと膝に響くよ?」サワッ
千鶴「う、うぐあぁぁぁ!い、痛い痛い痛い痛いぃ!!」ズキィッ
京子「あはは・・・千鶴、ケガしてるんなら大人しくしてなよ」クスクス
千鶴「っっ・・・!!」ズキズキ
京子「そうだ・・・そのケガじゃ一人で動けないでしょ?今日は私の家で看病してあげるよ・・・一緒に早退しよ?」 - 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 21:55:55.85 ID:GNtFQk8j0
- 千鶴「こ、この程度のケガで早退とかしなくていい!そ、それになんでお前と・・・!」
京子「・・・この程度のケガ、ねぇ?」サワッ
千鶴「!!??っっっっっ・・・!!!!」ズキズキィッ
京子「先生には、私が言っとくからさ・・・じゃあ、私と千鶴のカバン持ってくるから、大人しく寝ててね・・・?」
千鶴「~~~~」ズキズキ・・・
京子「約束だよ・・・?」ボソッ
千鶴「・・・!」ビクッ
京子「ふふっ、じゃあね、千鶴・・・」トコトコ
千鶴「・・・」ビクビク - 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 22:03:10.95 ID:GNtFQk8j0
- ――――――――――
千鶴(今日の歳納、何か変だ・・・)
千鶴(抵抗にしようにも、膝痛くてまともに動けないし・・・肩貸してもらわないと、まともに歩けない)ズキズキ
千鶴(・・・表面のキズは大きいけど、骨が折れてるって感じじゃないな・・・良かった・・・)
千鶴(・・・でも、動かしたらかなり痛い・・・寝てたら治るんだろうけど・・・)
千鶴(アイツ、今から私と一緒に早退するつもりらしいし・・・うぅ、ずっと寝てたい・・・)
京子「ちーづる、何考えてんのー??」サワッ
千鶴「っっっっ!?うぐっっ!ぁ、ぁああぁぁぁああ!!!!」ズキズキズキズキ
京子「大きい声出さないで・・・」サッ
千鶴「・・・むぐ、ぐ、ぐぅぅ」ウルッ
京子「ボーッとしてるからついイジめたくなっちゃうじゃん、千鶴ったらぁ」クスクス
千鶴「・・・!と、歳納、お、おぉ、お前、膝治ったら、覚えてろよ・・・!」キッ
京子「まだ、そんなこと言うのかな、千鶴ちゃん?」スッ
千鶴「っ・・・!わ、分かった!た、頼むから、キズ口触るのは止めてくれ!」 - 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 22:09:27.06 ID:GNtFQk8j0
- 千鶴「それに・・・お前、さっきキズ口触った時にお前の指についた血、消えてるし、洗ったのか?」
京子「あはは、そんなことするわけないじゃん・・・指をね、こうやったんだよ」ペロッ
千鶴「・・・!!」ゾクッ
京子「千鶴の血、おいしかったな~。そうだ!もうキズ口触らないからさ、その代わり、後で直舐めしたいな?」ペロペロ
千鶴「!・・・へ・・・変態・・・!!」ブルブル
京子「・・・ありがとう」ニヤァ
千鶴「うっ・・・!お、お前・・・!」
京子「それで?どうするの?キズ口触られるのと、直舐めされるの、どっちがいい?」ニヤニヤ - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 22:14:50.59 ID:GNtFQk8j0
- 京子「触るとばい菌入っちゃうし、京子ちゃん的には、直舐めをオススメしたいんだけどね?」ニヤニヤ
千鶴(クッ・・・!どっちも嫌だけど、舐めると消毒になるっていうし・・・)
千鶴「・・・じ、直舐めで、いいよ・・・」ボソッ
京子「え?何?なんて言ったの?触っていいって?」スッ
千鶴「・・・!い、いいいやいやいや、じ、直に舐めて!!お、お願いだから・・・!」ビクッ
京子「あはは、どっちが変態だか・・・それじゃあ、とりあえず私の家に行こう?じゃ、ゆっくり立って・・・?」
千鶴「う、うぅ・・・」 - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 22:21:47.83 ID:GNtFQk8j0
- ――――京子の家――――
京子「さ、上がって上がって。あんまり体曲げると、膝痛いでしょ。靴、脱がせてあげるよ」スッ
千鶴「・・・」
京子「・・・千鶴のかわいいお膝が私の目の前に・・・!ああ、もう、舐めてもいいよね・・・っ!?」ハァハァ
千鶴「・・・!ま、待て!まだいいだろ!?ゆっくりしてからで!」アセアセ
京子「ちぇー・・・まぁ、楽しみは後にとっとく方がいいよね~」
千鶴(ホッ・・・)
京子「それに・・・もうちょっと待ったら膿が出てくる頃だよね・・・千鶴の膿、どんな味だろうなぁ・・・」ニヤニヤ
千鶴(・・・!コ、コイツ、本気で言ってるのか・・・!)ゾクッ
京子「やーん、そんな顔で見ないでよ、ち、づ、る?」フーッ
千鶴「!!っっっぃたぁっっっっ・・・!」ズキィッ
京子「ごめんごめん、『偶然』、息がキズ口に当たっちゃったね、ごめんね」クスクス
千鶴(も、もう嫌だぁ・・・!逃げたい!!) - 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 22:26:52.45 ID:GNtFQk8j0
- ――――京子の部屋――――
京子「さ、入って入って、看病しないとねっ」ニコニコ
千鶴(・・・こ、これが歳納の部屋か、アニメグッズがいっぱい・・・)
京子「あ、ミラくるんが気になる?かわいいでしょ?」
千鶴「・・・アニメのことはよく知らない」
京子「えー?千鶴、本好きだから素質あると思うんだけどなー?」
千鶴「どういう理屈だ・・・それになんだ素質って」
京子「ふふっ、千鶴ってやっぱり、いい返しするよね~」クスクス - 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 22:33:01.33 ID:GNtFQk8j0
- 千鶴「う、うるさいな・・・お前に褒められても嬉しくないっ」
京子「・・・素直じゃないなぁ千鶴は・・・ま、とりあえずベッドに座って?」
千鶴「あ、ああ・・・」ポフッ
千鶴(ふぅっ・・・やっと一息つける・・・)ホッ
京子「・・・ふふ、そのベッド、私がいっつも寝てるベッドなんだよ?」ニコニコ
千鶴「・・・お前の部屋のベッドだから当たり前だろう」
京子「私のニオイとか、体温とか、髪の毛とか、フケとかがあるベッドなんだよ?」ニコニコ - 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 22:38:46.86 ID:GNtFQk8j0
- 千鶴(ほ・・・ほんとに何言ってんだコイツ・・・前からおかしい奴だとは思ってたけど・・・)
京子「まぁたそんな顔してぇ・・・今日はね、千鶴と仲良くなるためにおうちに誘ったんだよ?」ダキッ
千鶴「!お、おぅ・・・」ビクッ
京子「千鶴、いっつも私を避けてるから、二人っきりになれてすっごい、嬉しいの・・・」ギューッ
千鶴「・・・」
京子「千鶴、私いっつも千鶴と仲良くなりたくて近づいてるのに・・・なんで避けるの・・・?」フーッ
千鶴「ひゃっ・・・!!み、耳はやめろ・・・!」ブルッ
京子「いいから教えて・・・?私のこと嫌いなの・・・?なんで・・・?」
千鶴「・・・しょ、初対面であんなことされたら、好きになるわけがないだろっ!」ツンッ - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 22:44:46.62 ID:GNtFQk8j0
- 京子「ごめんね、あの時は千歳と間違えちゃったんだよ・・・どうしたら許してくれる・・・?」
千鶴「き、急に言われてもな・・・でも、そもそもなんでお前、そんなに私と仲良くなりたいんだ?」
千鶴「私が言うのもなんだけど、話しかけても嫌がる相手と仲良くなりたいって、普通思わないだろ」
京子「それはね・・・私が普通じゃないからかな?あはははっ・・・」
千鶴「・・・!」イラッ
千鶴「誤魔化すなって!歳納、お前のそういうところがなぁ・・・!」イライラ
千鶴(ん・・・?何で今私、イラついてるんだ・・・?)ハッ
千鶴(こいつが私のことどう思ってるのか知りたいのに、はぐらかされたから・・・?)
千鶴(ち、違う!こ、こんな奴にどう思われてるかなんて、気になるわけない!気のせいだ、気のせい!)ブンブン
京子「ど、どうしたの、千鶴・・・?顔赤いよ?熱も出てきちゃったの?」オロオロ
千鶴「い、いや!大丈夫!大丈夫だから!」アセアセ
京子「良かった・・・でも、千鶴今、『お前のそういうところが』の後、なんて言おうとしたの・・・?」ジッ - 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 22:51:30.06 ID:GNtFQk8j0
- 千鶴「っ!、え、えーと、そ、それはぁ・・・」タジッ
京子「・・・き、嫌いって、言おうとしたの・・・?」
千鶴「う、うぅ・・・」オロオロ
京子「・・・あはは、ごめんね、困らせちゃって・・・そうだよね、やっぱり千鶴、私のこと、嫌いなんだよね・・・」シュン・・・
千鶴(・・・!)
京子「いくら私でも、普段の反応見てたら、千鶴がどう思ってるのかくらい、分かるよ・・・」
千鶴(歳納・・・)
京子「どうしても、千鶴と仲良くなりたくて・・・無理矢理こんなことして・・・千鶴は嫌なの、分かってるのに・・・」
京子「それなのに、早退させて、家にまで連れてきちゃって、ほんとに、いい迷惑・・・だよね」
千鶴(・・・) - 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 22:57:49.21 ID:GNtFQk8j0
- 千鶴(・・・迷惑・・・迷惑、か。どうなんだろう)
千鶴(確かに歳納には色々なことされてきたけど・・・それは、私と仲良くなりたいから、か・・・)
千鶴(私はあんまり友達いないから、正直、構われること自体は・・・少し嬉しい)
千鶴(それに、歳納にはぐらかされた時のあの気持ち・・・あれは本当に気のせいか?)
千鶴(あれは・・・)
京子「・・・ち、千鶴?」オドオド
千鶴「・・・」
千鶴「・・・ああ、お前の言う通りだ。いい迷惑だよ、ほんとに」
京子「・・・っっ!うう、ごめんね、私、千鶴のこと、ぜんぜん考えずに、、勝手なことばっかり・・・!」ウルッ
千鶴「違う、そうじゃない、そんなこと言ってるんじゃない」
京子「え、で、でも、ち、千鶴は、私のこと・・・」メソメソ
千鶴「・・・そんな風に悲しい顔されるのが、迷惑だって言ってるんだよ・・・」ダキッ - 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 23:01:51.01 ID:GNtFQk8j0
- 京子「!・・・ち、千鶴・・・!!」ドキッ
千鶴「・・・ごめんな・・・悲しいよなぁ、話しかけても嫌がられるのは・・・ごめんな・・・」ナデナデ
京子「ち、ちづるぅ・・・!」ドキドキ
千鶴「私も、意地になってたのかもな・・・相手のこと考えられずに、勝手なことばっかりしてるのは私の方だよ」ナデナデ
京子「・・・っっ!!う、ううん!そんなことない!千鶴は、優しいよ!だ、だって!!」
京子「さっきまであんなひどいことしてた私に、こんなに優しく、してくれるんだから・・・優しいよ・・・あったかいよ・・・」ギュッ
千鶴「・・・いや、あれは、今までお前にひどいことしてきた私への罰だよ、これでおあいこだ」ニコッ
京子「・・・!」キュンッ
京子「も、もぉ!千鶴、優しすぎるよぉ・・・ばかぁっ・・・」ギューッ
千鶴「あはは、なんで誉めながら怒るんだ?よく分からないヤツだな」ナデナデ
京子「も、もう!千鶴ぅ!」フルフル
千鶴「ごめんごめん、でも、これからお前のこと、分かっていきたいって思ってるよ?」 - 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 23:07:53.19 ID:GNtFQk8j0
- 京子「・・・!!///も、もう!ばかぁ!」カァッ
千鶴「ふふっ・・・あ、そろそろ、キズの手当てしてくれないか?このままってわけにはいかないだろ」
京子「あ!ごめんっ!じゃ、今救急箱持ってくるねっ!」バッ
千鶴「いや、ちょっと待て、歳納!」ガシッ
京子「え・・・?でも、救急箱がないと手当てなんて・・・」
千鶴「ふふっ、もう忘れたのか?私のキズ、直舐めしてくれるんだろ?」ニヤッ
京子「え、えぇ!?ち、千鶴ぅ・・・」モジモジ
千鶴「お前が提案してくれたんだろ?舐めたら消毒になるっていうし・・・あ、でも、ちょっと膿出てきちゃってる・・・」
千鶴「・・・さすがに汚いよな、ごめん、救急箱取ってきてくれ」
京子「ち、千鶴の膿なら汚くない!!」
千鶴「えっ・・・」 - 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 23:13:53.26 ID:GNtFQk8j0
- 京子「汚くないっていうか・・・む、むしろ舐めたい・・・!」
千鶴(うっ・・・コイツ、さっき言ってたこと本気だったのか・・・)
京子「だ、だめかな・・・千鶴・・・やっぱり、イヤ・・・?」ジッ
千鶴「い、嫌っていうか・・・こ、こういうのもなんだけど、あんまり美味しいもんじゃないと思うぞ」
京子「ううん、千鶴のならおいしいよ、きっと・・・」
千鶴「う、うーん・・・」
京子「ちづるぅ・・・」ジッ
千鶴「うん、うん・・・いいぞ、じゃあ、舐めてくれ・・・痛くしないでくれよ?」
京子「うん、頑張るねっ・・・よいしょ」スッ
千鶴(な、なんか緊張するなぁ・・・)ドキドキ
京子「じゃあいくね・・・?」ペロッ
千鶴「ん・・・」ピクッ - 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 23:20:07.37 ID:GNtFQk8j0
- 京子「っ!ご、ごめん!痛かった!?」パッ
千鶴「いや、大丈夫だ。続けてくれ」
京子「ほんと・・・?無理しちゃダメだよ・・・?」
千鶴「いや、いい、早くしないとキズ塞がっちゃうよ」
京子「っ!ご、ごめん!・・・んっ・・・」ペロペロ
千鶴「ん・・・ああ、いいぞ、歳納・・・そんな感じだ・・・」
京子「あむっ・・・ふっ・・・はふ・・・」ペロペロ
千鶴「・・・その・・・ど、どうだ?私の・・・味は?」
京子「んむっ・・・お、おいひぃ・・・んっ・・・///」ペロペロ
千鶴「そ、そうか・・・なら、良かった・・・///」
京子「う、うんっ・・・はぁっ・・・ん・・・///」ペロペロ - 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 23:27:37.80 ID:GNtFQk8j0
- 千鶴「・・・ふ、ふふ、ちょっとくすぐったいな、あははっ」
京子「ら、らいじょうぶ・・・?」ペロペロ
千鶴「うん、大丈夫大丈夫・・・それにしても、やっぱりお前ってよく分からないよ」
京子「な、なんでぇ・・・?はむっ・・・ん・・・」ペロペロ
千鶴「ついさっきまで強気に私を引っ張ってたのに、急にしおらしくなっちゃうんだからな」
京子「そ、それはぁ・・・ち、ちづるがぁ・・・んっ・・・ふっ・・・」ペロペロ
千鶴「それと、さっきの質問の答えをまだ聞いてなかったな」
京子「・・・?」ペロペロ
千鶴「なんでお前は、私と仲良くなりたかったんだ?教えてくれよ」
京子「・・・!ち、千鶴のばか!」ピタッ
千鶴「へ・・・?な、なんで・・・?」
京子「そんなの、す、す、す・・・」フルフル
千鶴「す・・・?酢?お酢か?」 - 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 23:35:15.49 ID:GNtFQk8j0
- 京子「・・・!!もぉ!!ほんっとにばか!!千鶴ばか!!」カァッ
京子「す、好きだからに決まってんじゃん!!好きだから仲良くなりたかったのぉ!!!!」
京子「・・・はぁっ・・・はぁっ・・・!」フルフル
千鶴「・・・へ・・・?い、今・・・な、なんて・・・?」
京子「はっっ・・・!!///」カァァーッ
京子「・・・ばかーーーー!!!!」ポカポカ
千鶴「い、痛い痛いって・・・はは、そうか、好き・・・かぁ、私のことを・・・お前がなぁ・・・」
京子「当たり前じゃん!!好きじゃない人のキズ口舐めたりするわけないじゃん!ほんっとばか!」プンプン
京子「本ばっか読んでるから、そんなに無神経になるんだよ!もう、本禁止ぃ!!」 - 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 23:44:11.26 ID:GNtFQk8j0
- 千鶴「でも、お前だって、この部屋の様子じゃアニメばっかり見てるんだろ?一緒じゃないか」
京子「・・・!!ばかーー!!千鶴ってほんっっとにばか!!!!」
千鶴「はははは・・・さっきからバカしか言ってないぞ、歳納」
京子「!!うぅっ・・・!ち、千鶴のいじわるぅっ・・・」メソメソ
千鶴「ごめんごめん・・・あ、お前が舐めてくれたから、大分痛み引いてきたよ」
京子「ほ、ほんと!?良かったぁ・・・!!」キラキラ
千鶴「ああ、本当だ。ありがとうな・・・」ナデナデ
京子「ん・・・ちづるぅ・・・」 - 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 23:54:03.44 ID:GNtFQk8j0
- 千鶴「歳納・・・それともう一つ、ありがとうって言いたいことがある」ナデナデ
京子「な、なにぃ・・・?」ポーッ
千鶴「・・・勇気出して告白してくれて、ありがとうな」ニコッ
京子「っっ!!う、うんっ!!・・・そ、それで、千鶴は・・・その、ど、どう・・・?」モジモジ
千鶴「うーん・・・そうだなぁ・・・」
京子「・・・」ドキドキ
千鶴「・・・い、今のところは保留・・・ってことで・・・」
京子「・・・!!だめーーーー!!それだめ!!絶対にだめーーーー!!!!」ポカポカ
千鶴「あはは、い、痛いって・・・いきなり過ぎてまだ心の整理がついてないんだよ」
千鶴「・・・それに、さっきも言ったように、これからお前のこと、分かっていくつもりなんだ・・・ゆっくりとね」
千鶴「お前のこと・・・ちゃんと分かってから、返事したいんだ・・・それまで、待っててほしい」
京子「う、うぅ・・・そ、そういうことなら・・・」 - 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/11(月) 00:02:29.04 ID:p0XxbLR20
- 京子「で、でも!そんなのってずるいよ!私は勇気出したのにぃ・・・」モジモジ
千鶴「うーん、それもそうだな・・・じゃあ、何か一つ、お前が条件付けていいぞ」
京子「!う、うん!分かった・・・じゃあ、えっと・・・うーん・・・」
京子「・・・そうだ!じゃあ、さっきなでなでしてくれたのが気持ちよかったからぁ・・・」
京子「そ、そのぉ・・・こ、これから、私がなでなでしてもらいたい時に、なでなで、してくれる・・・?」ジッ
千鶴「え、な、なでなでぇ・・・?」キョトン
京子「うん!なでなで!さっきなでなでしてくれたの、すっごい気持ちよかったのっ」
京子「だから、私がなでなでしてほしい時に、千鶴がなでなでしてくれたらぁ・・・」モジモジ
京子「千鶴が返事してくれるまでガマンできる気がするの・・・だめ?」ジッ
千鶴「うーん、そっかぁ・・・まあ、そのくらいなら・・・」
京子「っっ!ほんとっ!?わーい!じゃあ、早速、なでなで~~!」ダキッ
千鶴「い、いきなりかあ?・・・しょうがないなぁ・・・」ナデナデ
京子「んっ・・・えへへ、きもちいい・・・ちづる、だいすきぃ・・・」ギュッ
千鶴「ふふっ・・・」ナデナデ - 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/11(月) 00:09:16.13 ID:p0XxbLR20
- 千鶴(歳納・・・こんなに私のこと想ってくれてたんだな・・・何で今まで気付いてやれなかったんだろう)
千鶴(ふふっ、歳納の言う通り、読書ばっかりしてて頭でっかちになってたかな。本読んでるだけじゃ分からないことだらけだ)
千鶴(これから先、もっと色んな人・・・例えば、こいつとかと・・・)
千鶴(もっと色んな話をして、色んなことして・・・色んな経験していきたいな)
千鶴(でも、いきなりは無理かな・・・ゆっくり・・・ゆっくり、お前と過ごして、お前のこと、分かっていきたいから・・・)
千鶴「私を置いていかないでくれよ、歳納・・・?」ナデナデ
京子「へ・・・?なにぃ・・・?」キョトン
千鶴「いや、なんでもない、なんでもないよ・・・ふふっ」ナデナデ
京子「んっ・・・ちづるぅ・・・」ギュッ
――――――――――― - 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/11(月) 00:15:58.21 ID:p0XxbLR20
- ――――翌朝・学校――――
京子「あ、おっはよーー!千歳と・・・千鶴ぅ・・・///」カァッ
千鶴「お、おはよう・・・歳納・・・///」カァッ
結衣(ん・・・?なんかこの二人いつもと様子が・・・)
千歳(っ!!うちの百合センサーが反応しとる・・・!?)
結衣(それに千鶴さん、膝どうしたんだろ?大きい絆創膏貼ってるけど・・・)
京子「ち、千鶴ぅ・・・そのぉ・・・なでなで、して・・・?」モジモジ
千鶴「!!だ、だめだって・・・皆が見てるし・・・!」アセアセ
京子「そんなの、関係ないよ・・・ほら、昨日、私の家でやってくれたみたいに、やさしく・・・ね?」モジモジ
結衣「え、昨日・・・?そういや昨日、二人とも早退してたよね、それに、京子の家・・・?」キョトン - 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/11(月) 00:21:59.63 ID:p0XxbLR20
- 千鶴「え、そ、それは、その・・・廊下で転んじゃって膝擦りむいて・・・歳納の家で・・・あの、その・・・」オロオロ
千歳(!千鶴、昨日、膝のケガのこと聞いても何も言ってくれへんかったのに・・・)
千歳(そういうことやったんやなぁ、ふふっ、恥ずかしがり屋さんやなぁ、ほんまに)クスッ
千鶴(や、やばい・・・!冷静になって考えてみると、昨日、私はなんて恥ずかしいことを・・・!///)カァッ
京子「千鶴ぅ・・・?いいでしょ、昨日みたいにさ、ねぇ、な・で・な・で・・・?」ジリッ
千鶴「!!う、うわああああ!うるさいうるさいうるさーーい!!」ダッ
京子「あっ!ちづるぅーーーー!待ってよぉーー!!約束したじゃーーーーん!!!!」ダッ
千鶴「お、大声で言うなーーーー!!!!」タッタッタッ
京子「なでなでーー!!つ、つかまえた!!」ガシッ
千鶴「ええい、離せ!!離せ離せ離せーーーー!!!!」ドゴッ
京子「ぶほっ!!や、やだ!!ぜっっっったいに離さない!!大好きなんだもん!!!!」ギュッ
千鶴「っ!?///お、お前、こんなところで何を・・・!!///」カァーッ
千歳「うふふふっ!あの二人、えらい仲ようなったなぁ、何があったんかなぁ」クスクス
結衣(そ、そうか・・・?やっぱり、いつも通りにしか見えない・・・)
終わり - 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/11(月) 00:31:21.45 ID:lqvgvFpCO
- おつやで
- 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/11(月) 00:47:17.56 ID:d1hRBTua0
- おつおつ
- 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/11(月) 00:47:24.97 ID:N2KFb5KB0
- 鬼畜かと思ったらいちゃいちゃしやがって!
ええやん

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