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ロギンズ「お前は、エシディシ!!」エシディシ「ほほーう?」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 22:37:10.81 ID:fmHA7wm00
- ロギンズ「ジョジョやシーザーから柱の男達の特徴は聞いているぞ。お前がその1人、エシディシだな!」
エシディシ「ほほう、貴様も波紋使いか...」
ロギンズ(なぜこの島が!この島に赤石がある事が奴らに知られたのだッ!)
ロギンズ(だが、こうなった今!そんな事はどうでもいい!今すべき事は!)
ロギンズ「俺がお前を倒し、リサリサ様へは近づけないッッ!」
エシディシ「ははーん」ニヤニヤ
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 22:41:41.77 ID:fmHA7wm00
- エシディシ(愚かな男よ...)
グワッ!
ロギンズ「!!蹴りか!?」
エシディシ「波紋使いの弱点はズバリ肺!そこを蹴りで撃ち抜けば、貴様は一発でおしまいよぉぉ!」ドドドドド
ロギンズ「うおお!」
エシディシ「無理だなぁ!腕のガードは間に合わない!ははぁ~!」
ドグシャァァァアア! - 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 22:46:54.80 ID:fmHA7wm00
- ロギンズ「う!息が...出来ない...
エシディシ「!?」
ロギンズ「...と?思ったか?このマヌケがあああ!」
エシディシ「なんだこれは!足が!足が溶けているッ?!」ドドドドド
ロギンズ「お前のその躊躇ない一撃、それは認めよう。波紋使いの弱点は確かに肺ッ!そしてそれは同じ波紋使いが一番よく知っている」
ロギンズ「ジョジョとの最終試練、あの抜け目のない小僧が俺の肺を狙ってくるのは至極当然ッ!対策を打つ事もこれまた当然ッ!」
エシディシ「うぬぬ...、油を塗った鉄板を胸に仕込み、波紋を流していただとぉぉ?」
ロギンズ「俺の名はロギンズ!師範代である!」 - 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 22:53:57.51 ID:fmHA7wm00
- エシディシ「ほう...、弱点を攻撃に転じさせる。貴様、中々の波紋使いのようだな」
ロギンズ「ふん!」スッ
エシディシ(あの構え!今の攻撃ですでに仕込みの鉄板は地面へ落ちたため、肺は継続して弱点!その肺を両腕で隠しつつ、指先を伸ばし効率の良い波紋伝道を狙っているのか...)
エシディシ「ふふん。これは存外楽しめそうだなぁ」
ロギンズ「いくぞ、エシディシ!!」バッ - 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 22:58:29.38 ID:fmHA7wm00
- ※※※
ーー5時間前
メッシーナ「最終試練、ですか?」
リサリサ「そう。メッシーナ、あなたはシーザー。ロギンズはジョジョと。戦って、その実力を見極めるのです」
ロギンズ「なるほどなあ。これまでも模擬戦はこなしたが、本気の戦いという訳か」
メッシーナ「しかしリサリサ様!どうやったらどちらが勝ちなのですか?」
ロギンズ「メッシーナ!これは男と男の戦いだ。拳で語り合えば見える実力がある」
リサリサ「そう。あなた達が認める事があの2人の合格となるのよ。重要なのは勝敗ではない」 - 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:03:14.80 ID:fmHA7wm00
- ロギンズ「しかし俺の相手はジョジョかぁ~。あの生意気な小僧、ぶちのめしてくれるわ」
リサリサ「もちろん、手加減は無しよ」
メッシーナ「は!」
ロギンズ(だが。ジョジョ、奴には才能がある。減らず口だが根性も少しはある。あいつを一人前の波紋使いに育てる事が、俺の役目ッ!)
ロギンズ(ひいては、リサリサ様と赤石を守り、柱の男達を倒す事に繋がるのだ!)
ロギンズ(この最終試練、俺からジョジョに伝えなくちゃあならないな...)
※※※ - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:07:08.86 ID:fmHA7wm00
- エシディシ「さぁて、どう来る?」ニヤニヤ
ロギンズ(俺の仕込みは鉄板だけじゃあない!植物油を塗った糸もある。だが、最初から奥の手を見せる訳にはいかないな)
ロギンズ(今のジョジョは!連日の修行とあのマスクのおかげで万全ではないッ!あいつがここに着く前に!俺がこいつを倒す!)
ロギンズ「はああああ!」 - 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:11:15.57 ID:fmHA7wm00
- バッ!
エシディシ「ふん!こんな拳程度、造作もないわ!」スッ
ロギンズ「はぁ!ふん!」
バッ! スッ!スッ!
エシディシ「その蹴りも!拳もッ!決してぇ、速くはないぞロギンズとやら!」ニヤニヤ
ロギンズ「 ...見えないよなあ、お前には 」
ロギンズ「波紋ッ!」コォォォォ! - 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:15:11.81 ID:fmHA7wm00
- ドドドド!
エシディシ「ぐわあああ!全身にぃぃ、波紋がぁああ!なぜだ!奴は今俺に触れてもいないッ!」
ロギンズ「俺の身体にはッ!全身に植物性の油をあらかじめ塗ってある。それもただの油じゃあない。特性の調合油よ!」
エシディシ(は!!これは!...糸!?糸が身体中に巻かれ、ロギンズまで繋がっている!)
ロギンズ「そう!粘り気のある特性の油だッ!その油を塗った拳は!綿あめを構成する糸のように俺の拳の軌跡を辿るッ!」 - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:20:57.80 ID:fmHA7wm00
- エシディシ(ぐうう!奴め、あのノロマな拳は俺を攻撃するためのものではない!奴の腕に塗った油が衝撃で粘り、糸のように分離し、俺の身体へ巻きついていたのかぁぁ~!!)
エシディシ「だが!俺のモードは!!」ドドドド
ロギンズ「は!!」バッ
エシディシ「今!咄嗟に油の糸を切った判断!やはり貴様はただの波紋使いではなぁい!そう、俺は炎の使い手!俺のモードは炎ッ!」ゴゴゴゴ
エシディシ「油を炎が伝うのは容易いぞロギンズぅ!」 - 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:27:14.32 ID:fmHA7wm00
- ロギンズ「ほお。お前、体内にそんな熱を宿しているのか...」
エシディシ「血液を加熱する事によって炎を生み出す!ははあ、ロギンズ!油と炎とは貴様の命運も尽きたなぁ!」
ロギンズ「それはどうかな!」ズリュウウウウ! フッ!
エシディシ「!!」
エシディシ(奴が消えたッ!?)
ロギンズ「炎を操る、それならば油の糸を使わなければ良いだけの事に過ぎぬッ!この拳でその阿呆顔を直接殴り抜いてみせよう!!」
エシディシ(後ろ!!何時の間にッ!)
ロギンズ「言ったぞエシディシ!俺の身体は全身油まみれ!足裏の油で滑る事なぞ造作も無い事よぉ!くらえ、この拳をぉぉ!」ドドドド
エシディシ「ぐぅぅおおおおお!」 - 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:34:38.24 ID:fmHA7wm00
- ーー瞬間ッ!ロギンズの拳はエシディシの顔面を目の前にして静止した!!
エシディシ「...そう!そう!そうだロギンズ!お前は殴れないよなあ!俺のこの顔を!鼻のピアスをッ!ジョジョとやらを救う唯一の方法をぉぉ!」
ロギンズ(波紋で奴の身体を溶かせばおそらくあのピアスは残るだろう。だが!この拳の物理的な攻撃にあのピアスは耐えきれない...)
エシディシ「俺の顔を狙った貴様の敗北だぁ!ロギンズぅぅぅ!」ドドド
ーーほんの一瞬!エシディシは勝利を確信し脚を振り上げた!ロギンズは庇わなかった、いや、もはや庇えなかった!彼の攻撃に転じた姿勢ではガードは不可能!
ロギンズ(...甘いなあ、俺も...)
ドグシャアアアアア!!! - 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:40:11.24 ID:fmHA7wm00
- ロギンズ「!! かはっ...」
エシディシ「鉄板なぞはもう無ぁぁい!!これが正真正銘、肺への一撃必殺よぉ!」
ロギンズ「 ジョ...ジョ...、リサリサ...様... 」
エシディシ「ロギンズ、貴様の技と力、そして度胸、戦士として俺は貴様を認めよう。だがッ!これで終わりよ!この島のどこかにいる女から赤石を奪い取り、俺たちは更なる力を手に入れるッ!」
ロギンズ(...息が出来ない。そうか、息が出来ないという事は、こんなにも辛い事か)
ロギンズ( 後は頼んだぞ、ジョジョ ) - 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:46:03.03 ID:fmHA7wm00
- ジョセフ「......シゴキの恨みだ。ぶちのめしてくれるぜッ!」スタスタ
ロギンズ( 来た、か...。ジョジョ... )
ロギンズ( お前は強くなった。戦え。戦って、リサリサ様と赤石を守るんだ... )
ロギンズ( 頼んだ ぞ )
ジョジョ「ん?ロギンズ師範代...か?」
← to be continued - 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:47:26.58 ID:jOhGA8Nk0
- 泣いた
乙 - 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:48:09.75 ID:h1u7aJVj0
- グラッチェ、ロギンズ
乙 - 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/14(木) 23:52:55.36 ID:TPTOgHzh0
- ディ・モールト・乙

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