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恒一「見崎の抱き枕カバーが届いた」
- 1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 19:03:20.44 ID:TJRQiwsF0
- 恒一「まだかな…」
ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ
恒一「来たか…！」ｶﾞﾀｯ
恒一「はーい。佐川さん御苦労さまで――」
鳴「…」
恒一「って、見崎か。どうしたの？」
鳴「抱き枕お届けに来ました」
恒一「へ？ 何も持ってないじゃない」
鳴「私」
恒一「ん？」
鳴「私、今日から榊原君の抱き枕」
恒一「ファッ！？」
- 2 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 19:11:50.85 ID:TJRQiwsF0
- 恒一「えっと…カバー？」
鳴「私が枕抱いて、私を榊原君が抱いて、これで完璧」
恒一「いや…ごめんちょと意味が…」
鳴「榊原君は、私を抱き枕にして寝るの嫌？」
恒一「…嫌じゃないけど」
鳴「じゃあいいよね。お邪魔します」ｽﾀｽﾀ
恒一「ちょっ、見崎！」 - 4 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 19:18:07.54 ID:TJRQiwsF0
- 恒一「お茶でいい？」
鳴「うん」ｷｮﾛｷｮﾛ
恒一「あんまり見ないでくれると嬉しいんだけど…」
鳴「ここが榊原君の部屋？」ｽｽﾞｰ
恒一「そうだよ」
鳴「ふぅん…」ｷｮﾛｷｮﾛ
恒一「別に珍しいものもないよ？」
鳴「榊原君の匂いがする…」
恒一「そりゃあ僕の部屋だし」 - 8 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 19:26:25.99 ID:TJRQiwsF0
- 鳴「じゃあ寝よっか」
恒一「寝よって…まだ昼間だよ？」
鳴「お昼寝」
恒一「…」
鳴「お布団も敷いてあるし、ほら」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
恒一「ああもう…」 - 9 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 19:32:40.10 ID:TJRQiwsF0
- 鳴「…この枕ちゃんと洗ってる？」ｸﾝｶｸﾝｶ
恒一「たまに干したりはしてるけど…」
鳴「ふぅん」ｸﾝｶｸﾝｶｽｰﾊｰｽｰﾊｰ
恒一「…」
鳴「…」ｸﾝｶｸﾝｶ
恒一「…じゃ、じゃあおやすみ」
鳴「おやすみ」ﾋﾟﾄｯ
恒一「！？」ﾋﾞｸｯ - 10 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 19:38:25.42 ID:TJRQiwsF0
- 恒一「みみ見崎…！？///」
鳴「…？ 抱き枕だって言ったじゃない」
恒一「い…いや、でもその…///」
鳴「使っていいよ。さ・か・き・ば・ら・君」ｷﾞｭｯ
恒一(い、いいのかな…いいんだよな、本人がそう言うなら…)ﾄﾞｷﾄﾞｷ
恒一「…///」ｷﾞｭｯ
鳴「んっ…」 - 12 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 19:44:30.37 ID:TJRQiwsF0
- 恒一(い、意外と柔らかい…)ｷﾞｭ-
鳴「…」ｽﾘｽﾘ
恒一(いい匂いするし…肌とかスベスベだ)ﾓｿﾞﾓｿﾞ
鳴「んっ…」ﾋﾟｸｯ
恒一「あ…ご、ごめ」
鳴「気にしなくていいよ。抱き枕なんだし」
恒一「…」ｺﾞｸﾘ
鳴「ん」ｷﾞｭｯ
恒一「ん…///」ｷﾞｭｰ - 13 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 19:51:13.44 ID:TJRQiwsF0
- 恒一「も、もう少しこっち来てもらっていい？」
鳴「ん」ﾓｿﾞ
恒一「えっと、こっち向いて頭上げて？」
鳴「こう？」
恒一「そうそう。ちょっと頭の下ごめんね」ｽｯ
鳴「腕枕…」
恒一「見崎もこっちのが楽かなって」
鳴「…うん」ｽﾘｽﾘ - 14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 19:56:50.86 ID:TJRQiwsF0
- 恒一「…」ｼﾞｰ
鳴「…寝ないの？」ｼﾞｰ
恒一「見崎が寝たらね」
鳴「私も、榊原君が寝てから寝るよ」ｸｽｯ
恒一「それどっちも寝れないじゃないか」ｸｽｸｽ
鳴「…じゃあ一緒に目を瞑ればいいんじゃない？」
恒一「そうしようか」
鳴「おやすみ榊原君」ｷﾞｭｯ
恒一「うん。おやすみ見崎」ｷﾞｭｰ - 17 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 20:03:05.03 ID:TJRQiwsF0
- 恒一(…とか言ったのはいいけど寝れないや。見崎近いし、柔いし、いい匂いだし)
恒一(見崎もう寝たかな？ 寝顔とか見れたり…)
鳴「ん…」ｽﾘｽﾘ
恒一(寝てる…のかな？ てか何だろうこの状況…幸せ過ぎる)ﾆﾔﾆﾔ
鳴「んゅ…さかきばら、く…」ｽﾋﾟｰ
恒一(…寝顔、見てもいいよね。抱き枕だし、ちょっと見るだけ)ﾁﾗｯ
鳴「…」ｼﾞｰ
恒一「！？」 - 22 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 20:07:53.04 ID:TJRQiwsF0
- 恒一「えっ…と？」
鳴「おはよ」
恒一「あ、あれ？ 見崎寝てたんじゃ…」
鳴「ごめん寝たフリ」
恒一「…ずっと見てたの？」
鳴「うん。表情がコロコロ変わって可愛かったよ」ｸｽｯ
恒一「寝るんじゃなかったのかよ…」ﾊｧ
鳴「だってああでも言わないと、榊原君の寝顔見れそうになかったから」 - 24 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 20:16:09.85 ID:TJRQiwsF0
- 鳴「寝言、それっぽかった？」
恒一「まぁ…うん」
鳴「反応も良かったしね。あと足絡めたりしたかったんだけど…」ｽﾘ
恒一「ちょっ…！？ そ、それは流石にマズイから…」ｸﾞｲｯ
鳴「む…残念」ｽﾘｽﾘ
恒一「…とか言いながら足触らないでよ」
鳴「いいでしょこれくらい」ｽﾘｽﾘ - 29 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 20:26:26.52 ID:TJRQiwsF0
- 鳴「抱き枕どんな具合？」
恒一「どう…って」
鳴「良く寝れそう？」ｷﾞｭｯ
恒一「…まぁ、えっと…抱き心地は良い、かな」ｷﾞｭｯ
鳴「…///」
恒一「何か言ってよ」
鳴「…寝よっか」ｽﾘｽﾘ
恒一「今度は寝たふり無しだよ？」
鳴「はいはい」 - 34 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 20:35:16.14 ID:TJRQiwsF0
- 鳴「Zzz…」ｽﾋﾟｰ
恒一(とか言ったは良いけど寝れるわけないじゃん…)ｼﾞｰ
鳴「んむ…」ｽﾘｽﾘ
恒一(丸まって赤ちゃんみたいだ…。睫毛長いなー)ﾂﾝﾂﾝ
鳴「ん…んっ」ﾊﾟｸｯ
恒一「！？///」ﾋﾞｸｯ
鳴「んー…うまうま…Zzz」ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ
恒一「ど、どんな夢見てるんだよ…」ﾁｭﾎﾟﾝ - 37 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 20:45:20.16 ID:TJRQiwsF0
- 恒一(あ、頭撫でてもいいかな…いいよね、寝てるし。い、いやいっそもっと――)ｳｽﾞｳｽﾞ
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
恒一「…？ 誰だろ」
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
鳴「ん…」ﾋﾟｸｯ
恒一「やば…とりあえず出よう」ﾓｿﾞﾓｿﾞ
恒一「佐川かな…」 - 41 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 20:49:04.27 ID:TJRQiwsF0
- ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
恒一「もう何だよ…はーい」ｶﾞﾗｯ
赤沢「…」
恒一「赤沢さん！？ どうしたのいきなり――」
赤沢「恒一君、抱き枕カバー頼んだでしょ？」
恒一「え…？ あ、うん」
赤沢「中身、私」
恒一「え？」
赤沢「私、今日から恒一君の抱き枕」
恒一「ファッ！？」
お わ り - 42 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 20:51:48.76 ID:eDl2lMVo0
- 最後が見えない
- 44 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 20:56:44.17 ID:TJRQiwsF0
- 僕アルバイトォォォォォ！！！
思い付きだったしこれで
続き書いてくれる人いるなら好きにしてくれ - 45 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 20:57:11.13 ID:tBz0uND80
- おい
まあ乙 - 47 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 21:06:19.37 ID:4elmKu6G0
- 大層乙であった
- 49 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/21(木) 21:10:13.35 ID:Kdvi1kP70
- 恒一爆発しろ
乙
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